204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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― 階上へ ―
[逃げるようにその場を去る途中、声が聞こえた。>>1:431 思わず振り返ったけれど、何を言っていいのかわからなかったら 頷くような小さな会釈を返して、そのまま階段を駆け上った。
一階は寒い。 二階は少し、あたたかい。 三階はやっぱり寒くて。
また、声をかけられた。>>1:441 名前を呼ばれた。 今度は声を返そうと思ったのに、喉が冷たくて音にならない。 そのまま、また、と言われたから 開いていた扉の中に進んで、後ろでに閉めて そのまま、座り込んだ]
(97) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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― 暫くして ―
[瞼をもちあげると、睫毛の先から氷のように冷たい雫が毀れた。 寝てしまっていたことにようやく気づく。 盛大にくしゃみをひとつして、身を震わせた。 着替えも手にもったまま、髪は冷え切って乾き始めている]
さむ……
[顔をあげれば、灯りをつけていないのにぼんやりと室内が見え 傷薬の包みがそのまま置いていかれているのが見えた。 自分の荷物を纏め、それを手にし、扉を開けてから、考える]
どうしようかな
[変な寝方をしたからか、瞼が重い。 湯を浴びてから水も飲んでいないから、喉が渇く。 考えても、思考は纏まらず 身体が求めるまま、暖かい場所へ行こうと足を踏み出す]
(102) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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― 三階、廊下 ―
ええと……フランシス、さん おはよう
[顔が熱いような気がした。 でも、寒い。 すごく、寒い。 声をかけられたことで止まった足が前に進まない。 なんでだろう?と足を見下ろしてみる]
あの ……えっと
[顔をあげて、声はでたけど、続きが出てこずに ぼんやりと顔を見る、なんてことになってしまった]
(108) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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う、ん 大丈夫 だけど
[たぶん、風邪、を引いたのだと思う。 ひきかけかもしれない。 あったかくすればきっと治る。 ふと、誰かの手のひら――冷たい手のひらが額に触れてくれた感触を思い出す。ずっと、ずうっと昔の話。 彼ではないだろう。だって ……]
あの
[後ろにいるラルフと目があった。 じっと此方を見る様子に落ち着かなくて、唾を飲み込んだ]
あの、一緒に居間に、行ってくれ ませんか
[一人で行くのは怖いから。 傷薬の包みに縋るように抱きしめた]
(113) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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うん、大丈夫……だよ? ふらついてないし
[いつものように左足に力が入らないから少しふらついたけど、それは風邪のせいじゃないと思ったから、嘘じゃない。 だから手はいらないけれど……伸ばされた手をとってしまった。 助けてもらうときの手だけは、触れてもいいのだから。 だから、ぎゅ、て握って]
大丈夫だよ えっと ありがとう
[心配してくれたのだと思う。 たぶん、きっと、そう。 だからありがとう、を言った。 間違えてないと思う。
本当は手を離すつもりだったのだけれど、 階段を下りるのが少し大変だったので、 やっぱり、助けてもらうことにした]
(123) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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― 居間へ ―
[扉をあけて、ニコラが見えた。 そして、細い指が見えて――ペン以外も握るんだな、とぼんやりと考えた]
フランシス、さん ラルフ ありがと
[離された手だけがあたたかくて、いっそ寒気がした。 何のために来たのか思い出せない。 手に持っていたはずの荷物も今はもう床に落ちている]
俺、やっぱり寝てくるね
[そう言って、踵を返す。 喉渇いたな、と何故かはっきりと考えた]
(131) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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― 階段 ―
[居間を出て、階段を半分まで下りて、立ち止まる。 足が熱い。 熱い。 右だけ靴を脱げば、その拍子に下に落ちていってしまった。 階段を弾む音が、幽霊の足音みたいに響いた]
あ、れ
[本当は今頃暖かい居間でポトフを飲んでいるはずだったのに。 何故、片方裸足なんて間抜けな格好で、こんなところに座って。
何故あの時、涙が出たのだろう。 暗い部屋で、一人目覚めた時、何故]
(140) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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え、あ
[顔をあげて、慌てて俯いた。 頬をめちゃくちゃに擦ってから、ゆっくり立ち上がる]
うん、俺の ……ありがと
[受け取ろうと一段降りれば、裸足のせいでバランスを崩し 手すりにしがみついて、また座り込む羽目になった]
ごめん ……取りに行くから ちょっと待って
(148) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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[あっという間にやってきた影を 見上げて、そして目元が赤くなっているだろうことを思って俯いた。知らず旋毛を見せることになる]
ありがと
[受け取って、なんとか靴を履こうとする。 無意識に擦った右足首、抉るように凹んで、色が変わっているのが見えたかもしれない]
……ありがと
[普通の声が出た。 よかった、ともう一度口にした]
(155) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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寒い、けど……ずっと此処にいたの?
[ペチカもなくて、布団もない場所。 ようやく履いた靴を慣らすようにとんとん、と叩く]
居間はあったかいよ
[行かないの?って口にしかけたけれど 問い返されたらなんて答えればいいかわからないからやめておいた。
手を借りなければ、降りてもこれなかったし、と悔やんでも遅い。 心配してくれたラルフが出てきてくれたことにも気づけずに、 今は寒さに肩震わせて小さなくしゃみをまたひとつ]
(163) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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狼……?
[首を傾げながら見上げれば、あったかい、が落ちてきた。 被せられた防寒着はフィリップの体温であったかく、 他人の体温に慣れていないから、その温もりにいよいよ戸惑う]
ラルフ
[振り向いた。 冷えるのに、なんで。 わからないことだらけ。 今立ち上がれば、やっぱりまたバランスを崩しそうで 座ったまま、二人の顔を見比べるばかり。 寒さに白くなる頬、擦った雫の痕は未だ赤い]
(175) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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うーんと……うん、ちょっと寒かったけど 倒れるほどじゃないし……
[さっきは間違えなかった。だから、確かこうだ]
ありがと
[見上げて、笑う。口端をあげれば笑顔に見える。 人に触れるのが得意でないのは似たのに 表情を作るのは得意になってしまったのは、何故だろう]
……でも、ちょっとまだ上行きたくないし まだいようかな、って……邪魔かな
[それに防寒着。 どうしよう、と広げて見せる。 またくしゃみが出て、冷たい髪がふわりと揺れた]
(186) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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………うん、じゃあ此処にいる あったかいの、独り占めしてごめん
[中途半端な場所だから、心地いい。 あたたかいのも心地いいから、くるまれたままでいたかった。 何処に行けばいいかわからなくて、でも一人ではいたくないなんて 我侭だけれど、たまにはいいだろう。 前を留めてもらいながら、すぐ近くにある顔を眺める。 金髪だけど、彼とは違う。 言葉は少ないし、まだ表情は読めないけど 怖くない、と思えた]
あ、ノックス……さん
[さっき何か、言いかけていただろうか、と 背けられた顔を、じ、と見つめた]
(199) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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うん ……いいよ
[もう少しはじっこに寄ってスペースを空ける。 一人でいたくない、と思いながら一人になりに飛び出してきたのに いつの間にか人が沢山で 沢山なのは大変だ、と思ったのはついこの間なのに 今は何故だか、暖かかった]
何か、用があるみたいだったけれど…
[誰か、探してたんじゃなかったっけ、と首を傾げた]
(204) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[脚が触れてびくりと震えるが避けはしない。 それでも次の言葉を聞こうと耳を傾けていたけれど]
………何が、できたっていうの
[頭に伸びる手から逃れようと身をよじる。 凪ぎ始めていた心がまたざわめくのを感じた]
俺が無力なのは、知ってる けど ノックスさんに、何が出来たっていうんだ
[何に対して怒っているのかわからない。 もう諦めていたはずなのに、謝罪の言葉に 感情が、溢れて 慌てて俯く。 きっと今は、上手く表情を作れない]
(216) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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しなくていい、そんなこと ………違うんだ、 違う 彼が そうしたかったならいいんだ
[止めて欲しかったかというと、たぶん少し違う。 怒っているのは、自分に対して。 それと、何も望んでないのに、"大人"な顔をするノックスにも少し怒っていたけれど、感情のうちでたいした割合を占めやしない]
ただ ……俺が
[触れたかっただけだった。 触れて欲しかっただけだった。 抱きしめて欲しかった。 頭を撫でて欲しかった。 話でしか知らない――「家族」のように]
(230) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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……だから、なんで謝るの 誰も、俺に謝る必要なんてない
[暖かい防寒具に顔を埋める。 しっかりと前も閉められていて、あったかくて ―――寒くて、震えそうだった**]
(232) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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― 階段の途中、半端な場所で ―
[嘘だ、と思った。 背中に触れた手も、遠すぎて何も伝わってこなくて>>234 顔を隠したまま首を振った。
拒絶したのに、手を伸ばさなかったのに 誰も傍にいなくなって ―――置いてかれた、なんて考える。
我侭な子ども]
………帰りたい
[家なんてないのに。 二階の扉が開くのが聞こえた。 少しだけ、あたたかさも毀れてくる。 耳を塞いで、目を瞑って、口も閉じれば 雪と一緒に消えることができるかもしれない]
(364) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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― 階段を降りて ―
[あったかい防寒着にくるまれて、涙こそ毀れないものの、目からこめかみまでを熱くさせて……のぼせたように、頬が赤くなる。
ようやく歩けそうだ、とまで思えるにはどれくらい必要だったか。 ようやく下まで降りれば、二階の廊下に人影が見えた。 そして、視線を下げれば、もう一人]
……どうしたの
[玄関の扉にかけていた手を離す。 暖かい上着を見下ろす。 外に出るならば、これは必要ないものだ。 這うような姿に、狼、と教えてくれたその声を思い出した]
(374) 2014/11/18(Tue) 22時半頃
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………えっと、フィリップ、だよね
[名を呼ぶのは、きっと初めてだ。 丁寧に上着を留めてくれた手は、今は赤く濡れている。
少し離れた場所で足を止めて、ゆっくりと上着を脱いだ。 襟元の開いたシャツのせいで、首筋が酷く寒い]
これ、返しにきたんだ
[正直、少し怖かった。 怖かったけれど、でも離れようとは思わなかった。 外に出るつもりだったのだ。 だから、その前に。あたたかさを返さなければ]
(381) 2014/11/18(Tue) 23時頃
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シメオンは、フィリップと目をあわせて、近づこうと踏み出した。
2014/11/18(Tue) 23時頃
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[上着を広げ、フィリップにかけようと歩み寄る。 様子がおかしいのはわかっていたけれど 何故だか、一人にしちゃいけない気がして――]
……いっ 、た
[抱きとめようとしたけれど 調子の悪い足、寒い中座り込んでいた膝、 いうことをきくはずもなく、簡単にその場に倒れこんでしまう]
ごめん ……寒かった?
[上着はちゃんと持ち主を包めただろうか。 自分で下敷きにしてしまった右足から なんだか嫌な熱さを感じ、浮かべようとした笑顔がひきつった]
(387) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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……うん、寒い ね
[嘘だ。 今はすごくあったかい。 骨が軋むほど、フィリップの力は強くて なんとか出した声も掠れるほど、息もしづらいのに。
寒くはなかった。 手を伸ばして、フィリップの頭を撫でようとしたけど 腕がちゃんと動いたかはわからなかった]
(395) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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[若草色は春の色。 今は遠い色。 完成しなかった、出会えなかった贈り物だ。
精一杯、手を伸ばして、今は触れられる少し湿った髪をゆっくりと撫でた]
ま …って フィリップ 冷たい、よ
[肌にあたる歯が酷く冷たい。 身体は元より熱を持っている。
食まれている――じゃれつかれている? 確かなのは、人に――"人"に触れられているということ。 熱いのに、あたたかいのに、やはり寒くて、涙が滲んだ]
(406) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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[露になった肌は寒さに震えいっそう白くなる。 薄い皮膚は爪を立てれば簡単に裂かれ、そして熱を流すのだ]
………ふ、
[短い息を吐いた。 痛いな、とどこか他人事のように考える。 春が手に入らないなら、この若草を――髪に絡めたままの指を軽くひいた――食べてしまえれば]
あ、 そっか 食べたい、の
[吐き出された息とともに、いっそ間抜けな声が響く。 痛いし、冷たいし、熱いけど 嫌だとは思わなかった。
だって、人に、触れられているのだもの]
(420) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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[口を開けた皮膚に舌が這う。 癒すのではなく、抉るように。 濡れた音が響いて、目を閉じれば 溢れた雫が頬を滑り降り喉元の窪みに溜まった]
ぃ、…っん
[冷たかった歯が、もはやあたたかく感じられた。 懐かしい感覚―――此処に、留めようとする行為。
外に逃げようとした命を、此処に、置いていけば]
ごめ ……ん
[譫言のように謝罪を口にした。 フィリップのこれは、本能だろうか。衝動だろうか。 それならしょうがない。 否定することなんて、誰にもできやしない]
(431) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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[のぼせていた頭が冷たく、重くなっていく。 眠りに落ちる時と似た感覚。 落ちる。
落ちていく、意識。 濡れた衣服の欠片が張り付いて気持ちが悪い。
早く寝たい、早く――]
ぅあっ ……ん、 フィリ …ップ?
[どうせなら一息に頭から食べて欲しかった。 切り裂いて、割り開いて、無残な自分を見て笑いたかった。
何故抵抗しないのだっけ――諦めてしまったからだ、全部]
(445) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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[だから否定しない。 手も伸ばさない。 自分を出さない。 ただ、笑う。
もしかしたら、この山小屋にいるどの大人よりも 我慢強かったかもしれない。 それくらいの――息をするのと同じくらい、耐えていた、日々だった。
だから拒まない。 人の道に外れることとは知っていても、止めはしない。
もし、フィリップが後悔するようなことになっても―― だから、ごめん、と。 全てを委ねる我侭を、謝ったのだ]
(447) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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[我慢しようとしても、身体はついていかずに ひくり、ひくりと反応を返す。 無意識の脈動、透明な渇望。 てらりと光る命の熱は、諦めることなど知らずに 生への渇望で呼吸をする]
あ ……あ、 ぁ
[息が、足りない。 足りない。
足りない、足りない、もっと欲しい。 愛して、欲しかった。それだけで
右足の傷は、愛された証。 忘れても、覚えていなくても、傷として刻まれた、証]
(460) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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[食べられたい、なんて思ったことはなかったけれど 「愛されたい」と、何が違うのだろう。
ごめんなさい、と声は出ない。 食べられても――真意はどうあれ、愛されても――それでも 心が乾く。 足りないと、足りないと、嘆く。
眠りに落ちるまで、途切れるまで、 記憶の中でずっと一人 孤独なままだったのだ**]
(464) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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