94 眠る村
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[信じている大切な人と、同じ人を呪う] [左胸の刺青は、その加護を受け入れて]
[恋人の背に、更に呪いの力を上乗せる]
(1) 2012/06/16(Sat) 23時半頃
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――― シメ…、や やめてッ!!!
[>>4 祖父とハナへ近づく青年の行動を見れば慌てて駆ける] [きっ、と彼へきつい視線を向ける]
(6) 2012/06/17(Sun) 00時頃
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ッ!
[怒鳴られるとびくりと身を震わせるけれど][怯まずその場で立ち]
…クリスが、人狼じゃ ない?
[はっきりとそう言い切る事が理解できずはたりと瞬く間]
(15) 2012/06/17(Sun) 00時頃
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判る、って…
[碧の眸は、一度だけ静かにフィルへ向けるがすぐに戻す] [>>19ブローリンの言葉に][碧の眸はゆらりと揺れる]
…、クリス
[青い炎に包まれるクリスを最期まで見ていた恋人の背] [呪った結末は、灰][眉を寄せて唇を横に引いた]
[ハナが祖父の元へと向かうのなら、少し安堵するも束の間]
! ケヴィンッ…! やめ っ
[>>26 手を伸ばして止めようと]
(28) 2012/06/17(Sun) 00時頃
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ローズマリーは、ブローリンが机を蹴ればまた驚いて顔だけ一瞬向けられるがすぐ戻して
2012/06/17(Sun) 00時半頃
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[女の細腕では敵うわけなく][顔から笑顔は消えてばかり]
…、――えっ
[ブローリンの言葉>>31に、明らかに眉が寄った顔を見せた] [唇は何かを模ろうとして、閉ざす]
(35) 2012/06/17(Sun) 00時半頃
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[大切な人が守れなくなってしまう] [ケヴィンの腕を掴んだ手が小さく震え、冷えていく]
[祖父から預かった言葉は結局言えずのまま>>2:107]
(41) 2012/06/17(Sun) 01時頃
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…、うそつき
[ぽつりと小さく囁く声は恋人だけに届ける]
(42) 2012/06/17(Sun) 01時頃
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ケヴィン、お願い。 また、昨日みたいに眠るまで
[いつでも脳裏にある優しい言葉>>1:223]
わたしの手を、離さない、 で
[そう言い終える頃には碧の眸は落ちてやがて、*眠りゆく*]
(44) 2012/06/17(Sun) 01時頃
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[>>45手を繋いだまま囁かれる言葉][碧の眸がゆらめく]
…、っ
[嬉しい、とも返せず][握る手に力を込めて返す返事] [やがて落ちる眠りは彼より早く微睡の中、唇だけは覚えてる>>54]
[この手さえ離れなければ、きっと―――]
(58) 2012/06/17(Sun) 12時半頃
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[――そして朝、目を覚ませば恋人の姿がそこにあって] [こちらから身を寄せるよう抱きしめる]
おはよぉ。
[淡く微笑み、身を起こせば部屋を後に食堂に戻る]
[カウンターに伏せたままの人を見つけると肩をゆする>>50] [食堂でクラリスが眠ってしまったままなら一緒に起こすつもり]
(59) 2012/06/17(Sun) 12時半頃
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やぁね…
[幼馴染と間違い払われる手][ふふ、と淡く微笑む] [ラディの部屋を問われると、クラリスへ更に問い部屋を伝える形]
寝込みを襲っちゃぁ、だめよ。 わたしの大事な幼馴染なんだから。
(61) 2012/06/17(Sun) 12時半頃
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ローズマリーは、ブローリンがラディを起こしに行くなら他の人も起こしに行くと同行を申し出る
2012/06/17(Sun) 12時半頃
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聞かせてあげたい言葉だわァ。
[主語はつけずいつもの軽口に返すゆったりとした口調] [彼がラディの部屋へ向かうなら祖父やフィルたちの部屋の扉を順に叩く]
[>>63猿が足元を早い速度で駆けるのを見れば、 ラディの部屋の扉へ顔を向けて――>>64 声が聞こえた]
[顔から笑みが消えたまま駆け出し幼馴染の部屋へ一歩]
……、ラディ う、そ
(65) 2012/06/17(Sun) 13時頃
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いやよ、 ――、…ラデ ィ
[たいせつが多すぎて][締め付けられる] [どうして][なぜ][わなわなと震える唇]
[赤い血][匂いに思わず口元を手で覆う]
(67) 2012/06/17(Sun) 13時頃
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[クラリスが普段上げる事のないような叫び声が耳を劈く>>69]
クラリスっ!!
[駆けだす彼女を追おうにも膝が震えていてうまく走れず] [鍵を、と言われれば>>70こくりと頷きを返して頭を軽く下げる]
彼女を、お願いするわ…
[見送れば、部屋の中で寝具の上で眠る幼馴染の姿をもう一度見]
(87) 2012/06/17(Sun) 15時頃
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[ギリアンも、ラディも、もう――]
1人にしないでよ、…ラディ
わたし、ラディが ラディだけが たったひとり、の、友達…よ
…、っ 守れなくって
" "
[唇だけが模る言葉は>>2:74恋人に向けたものと同じ] [ゆっくりと扉を閉めると鍵を持ってきて、しっかりと閉めた]
(88) 2012/06/17(Sun) 15時半頃
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ローズマリーは、クラリッサは大丈夫かしら、と食堂に戻りながら思いを*馳せつつ*
2012/06/17(Sun) 16時頃
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[ラディの部屋の鍵を閉めた時>>99シメオンの姿] [笑みも浮かばない顔を向ければ、ゆるく首を振って]
ラディが、…
[あつい唇を震わせ友の名を絞り出す] [祖父と妹がどこに行ったかは気付かずのまま]
(112) 2012/06/17(Sun) 17時半頃
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入っちゃ、…見ちゃ ダメよぉ。
[フィルの姿も見えれば、扉の前で入るを防ぐ]
クラリスは、どこかに…。
でもブローリンが追ったから きっと、大丈夫よォ。
(117) 2012/06/17(Sun) 18時頃
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お茶、淹れるわァ。 落ち着かなきゃ…ね。
[自分にも言い聞かせるよう2人に伝えて] [客間の鍵を持ったまま食堂の方へ歩き出しながら]
[>>122シメオンの言葉が聞こえれば][ぽつりと]
死ななきゃ判らないのも、 辛そうだと…思うわよォ、わたしは。
(123) 2012/06/17(Sun) 18時半頃
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[食堂につけば火を入れ湯を沸かし クリスの持ってきた紅茶>>1:274を淹れる]
何もできないわけじゃァ、ないわ。
[フィルの顔の左側の刺青を見ながら言い] [こちらも左の胸に一度手を宛てて淡く笑む]
だって、まだ… いるんだもの、ね
[人狼とは言えず] [紅茶の香りが食堂に広がっていく]
(127) 2012/06/17(Sun) 19時半頃
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全ての人が正直者だなんて わたしは、思わないわァ。
[僅かに眸を伏せながら静かに言う] [人が"嘘"をつく理由を思いながら]
…、フィルは お爺ちゃんもブローリンも、信じてないのねェ。
[家族を疑うということは、そうなのかと]
…、わたしはこれ以上 大切な人を、失いたくないわァ。
(131) 2012/06/17(Sun) 20時頃
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でも、…
[人の命を奪う嘘と言われれば押し黙る]
…っ
[髪を留める青い羽飾りに触れる碧の眸が揺れる] [いちばん、失いたくない]
(132) 2012/06/17(Sun) 20時頃
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[話しの中心にもなる祖父が姿を見せれば] [いつもと変わらないようにと微笑みつつ]
お爺ちゃん。 …ハナは一緒じゃないの?
[どうして、と碧の眸を瞬かせながら] [>>133話掛けられれば紅茶を置きつつ耳は傾ける]
(134) 2012/06/17(Sun) 20時半頃
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―― 違うッ!!! 違うわ!!!
[ひときわ大きな声をあげて祖父を見る] [碧の眸はゆらゆらと揺れたまま]
ケヴィンはッ、―――っ 違うわ。
(138) 2012/06/17(Sun) 21時頃
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もう、やめ て。 お爺ちゃん、…お願いよ。
[間を置いてから消え入るような声を絞り出す]
(141) 2012/06/17(Sun) 21時頃
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["視える"と問われれば、碧の眸を一寸だけ大きく開いて] [あの時と同じように>>1:105>>1:108 横に唇を引いた顔を向けるだけ]
[視えるわけではない][けれど、――]
…、あ。 ハ…、――。
[>>145彼女が服を1人で着替えて戻ってきている事に言葉が止まる]
(146) 2012/06/17(Sun) 21時頃
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…、ハナ?
[普段とは違う言葉使い、その振る舞い] [この口調をわたしは、知っている]
[身を包む薄紫の服は自分も昔お気に入りだった――母の服だ]
―― 嘘、…。
[信じられないと両手で口を覆う]
(152) 2012/06/17(Sun) 21時半頃
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[信じられない、と][碧の眸はゆらゆらと揺れる] [だけど][この人の前でわたしは泣いてはいけない]
…、 ぁ さん…
[擦れる声は小さすぎる]
(157) 2012/06/17(Sun) 21時半頃
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…、っ
[嬉しいけれど胸が締め付けられる程、切ない] [>>160二の腕を撫ぜてくれる大きな手に縋るよう身を寄せる]
[>>158笑い方も、呼び方も>>162][重なる、重なる]
(164) 2012/06/17(Sun) 22時頃
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[干渉に浸る間もなく、左胸がまた ジリッ、と熱くなる] [また、呪わないと、いけないのだと解る]
[大切な人をまもらないと――]
ケヴィン、
[抱かれるまま、手を繋ごうと手を伸ばして]
わたしはわたしをきっと 赦せなくなってしまうわ。
それでも、…離さないって 言ってくれる?
(166) 2012/06/17(Sun) 22時半頃
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ローズマリーは、ブローリンが叫び立ち上がれば、びくり!と身を震わせた
2012/06/17(Sun) 22時半頃
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[>>170強く握り返される手] [嬉しくて淡く微笑む顔が浮かぶ]
…、…な
[ハナの願いを聞けば][碧の眸はひときわ揺れた] [穏やかな視線が、胸を締め付ける]
[左胸の痣が、じりりと痛い][近いと自然と解る]
(177) 2012/06/17(Sun) 23時頃
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[ おかあさん ] [笑い方も、仕草も、口調も――同じすぎて] [笑わなきゃいけないのに、今は、笑えない]
…いや、よ。
[呪いたくないとあつい唇を震わせながら言う]
(178) 2012/06/17(Sun) 23時頃
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[解っている] [知っている]
[人狼を殺すためのこの呪いは][人も殺せる]
[笑い声をあげるハナを碧の眸はみつめ]
[母を二度も目の前で失うのかと] [それでも、それが母の願いなら]
嫌よ、嫌よ。 だけど…、―――
[ゆるくあつい下唇を噛む]
(183) 2012/06/17(Sun) 23時頃
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[ハナの頬を打つ祖父の姿] [思わずケヴィンの手を引いてでも歩み寄る]
…、――っ
[ハナ、と呼べず悲しくても笑う幼いようで大人びた顔を見つめる]
―― ぁ…さ、ん
[碧の眸は揺れる揺れる] [それでも][ゆっくりと顔に笑顔を浮かべて]
ありがとう。 大好きよォ。
(185) 2012/06/17(Sun) 23時頃
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っ、…ふ
[抱きしめられれば耐え切れなくて] [ぼろっとひと粒涙が零れ落ちた]
幸せ、なんて。
[ゆるゆると頭を振れば赤褐色の髪が揺れる]
…うれしいよ。 うれしくないわけ、ない。
でも、でも もっと一緒に…いたいよ。
(191) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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[少女の身体に抱きしめられたまま]
…っ、
[その相手を、呪う、と―――刺青に祈る] [唇はこれ以上泣かないと横に引いたまま]
(202) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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