298 終わらない僕らの夏休み!
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[ヒナコの家から戻った、数日後の話――――]
(101) fuku 2019/09/13(Fri) 02時半頃
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― 9月12日 ―
[オレは、この日になるまで待たなくてはならなかった。 何故なら、ソイツはクラスメートをぶん殴って停学になったからだ。 馬鹿なヤツだ。オレみたいに壁ドンで済ませておけばよかったのに。もしかしたら頭もパンツのゴムみたいに弛んでいるのかもしれねェな。 自分の事は棚に上げて笑う。]
(102) fuku 2019/09/13(Fri) 03時頃
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ちょっと悪ィ、2年の鹿崎ってお前でいいのか? 少し時間あるか?
[鹿崎を2年の教室前の廊下で呼び止める。 オレはウソをついた。オレは鹿崎を覚えている。 向こうに警戒されないための、ウソを。]
(103) fuku 2019/09/13(Fri) 03時頃
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ちょっとお前に渡したいもんがあるんだわ。 なに、そんなやべーもんじゃねぇからビビった顔すンなよ。
[カバンの中からオレはお目当てのモノを探す。]
(104) fuku 2019/09/13(Fri) 03時頃
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はい、コレ。
[オレは鹿崎に『パンジー』の栞を手渡す。]
コレさ、『ヒナコ』からの贈り物。 どうするかは、『君次第』だわ。
[無理矢理にでも鹿崎に手に取らすと、オレは踵を返し、その場を去ろうとする。]
(105) fuku 2019/09/13(Fri) 03時頃
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あ、そうそう。『パンジー』の花言葉って知ってるか?
[振り返って鹿崎の眼を見つつ。]
ヒナコの母ちゃんから聞いたんだけど、
(106) fuku 2019/09/13(Fri) 03時頃
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『一人にしないで』、『私を忘れないで』って意味なんだと。 そンだけだ。ほいじゃァな。
[回りに囲まれても、『一人』だったヒナコに寄り添おうとした一人の少年。 彼の思いも、オレは『覚えている』。 今は覚えていないのかもしれないけれど。
忘れさせてはいけない、使命がオレにはある。 オレに『記憶が残ってしまった』のは、きっと女心のわからねぇオレに課せられたヒナコからの『おしおき』なんじゃねぇかなァとか*思ってみたり*]
(107) fuku 2019/09/13(Fri) 03時頃
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『ボール!』
(108) fuku 2019/09/13(Fri) 12時半頃
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― 9月某日 ―
[鹿崎に会ってから数日後、オレは廊下で『アイツ』を呼び止めた。本来ならもうちと前でも良かったンだが。]
(109) fuku 2019/09/13(Fri) 13時頃
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会長。『久しぶり』だな。
[――――『会堂航』。『9月1日』の記憶が無ければ、久しぶりなハズだ。]
(110) fuku 2019/09/13(Fri) 13時頃
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突然申し訳無ェな。ちょっと『貰いモン』したんだが、オレよりも会長にピッタリだと思ってな。
[オレはカバンから会長に差し出したのは、]
(111) fuku 2019/09/13(Fri) 13時頃
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ホラ、コロンとかオレのガラじゃねェだろ? いや、会長なら少しはさ。いい匂いだろ?会長イケメンだしなんとかさ。
[某有名ブランドのコロン。バラの花束に『スイートピー』のベースノートを感じるヤツなんだと。 こっそり岸に教えてもらったから遅くなったの、ここだけの秘密な。]
(112) fuku 2019/09/13(Fri) 13時頃
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ここだけの話、『ヒナコ』から貰ったヤツだからな。 お前大事にしないと『泣かれる』からな。 ま、よろしく頼むわ。
[『スイートピー』の花言葉は、『束の間の幸せ』 彼女の『束の間の幸せ』を埋めてくれた会長を、正直羨ましく思っている。オレは、鈍感過ぎて叶えられなかったから。 女性陣から総スカンだろうな。岸からは呆れられ、安住あたりは狐の面をつけたまんまで『また怒らせたんですか』とか言われても仕方無いな。]
(113) fuku 2019/09/13(Fri) 13時頃
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あ、あと従兄弟の彼にも『よろしく伝えといて』くれよな。ほいじゃ。
[オレは会長に『貰いモン』を半ば押し付けると。 オレは、人気の無くなったプールを見つめる。]
(114) fuku 2019/09/13(Fri) 13時頃
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あとは、颯成(アイツ)だよな…………
[気にかかるのは、宍井と親しげにしていた、少年の姿。 宍井を忘れないでいてあげるのは彼の『使命』だと、オレは思ってるけれど。
せめてキャッチボールくらい出来たら、*なんてナ*]
(115) fuku 2019/09/13(Fri) 13時頃
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『ボール!フォアボール!』
(153) fuku 2019/09/14(Sat) 19時半頃
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[オレは今、タコ焼きを焼いている。]
(154) fuku 2019/09/14(Sat) 19時半頃
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― 7 years afterな9月1日 ―
お待ちどうサン、毎度ありっ!!!
[といっても、ただタコを焼いているわけではない。 大学にいけるほどのアタマがなかったオレは、夏呼から遠く離れた具多川(ぐたかわ)市のショッピングセンターでタコを焼いてる。 いわゆるフードコートってヤツだ。]
(155) fuku 2019/09/14(Sat) 19時半頃
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[社長は女性で野球にはそこまで興味は無いが、『槍!三本槍!』とか言いながらフンスフンス言っている。 どうやらソーシャルゲームのキャラクターに重ねているらしいが。なるほどよくわからん。
たまに同期のがっちりした野郎と並べて楽しんでるみたいだけど、正直そっちの気は無いンだよなァ。]
(156) fuku 2019/09/14(Sat) 19時半頃
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あっ、3時じゃんか。今日はオレ、アレだから早く上がるな!あとはよろしく!
[オレは急いで着替える用意をする。
夏呼の連中とはちょこちょこ連絡は取ってる。 随分と遠くまで来ちまったンでなかなか会えないけど。]
(157) fuku 2019/09/14(Sat) 19時半頃
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[なァ、ヒナコ。お前はあっちで元気してるのか?]
(158) fuku 2019/09/14(Sat) 19時半頃
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[オレは練習場の更衣室のドアを開けると、ユニフォームに袖を通し、スパイクを履く。
バタバタしているうちにロッカーから何かが、落ちた。]
(159) fuku 2019/09/14(Sat) 19時半頃
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センス、センス。出口さんのバッティングセンスはハイセンス。
[朝顔の押し花が施された、扇子。 そうだ。ヒナコの部屋から拝借してきたンだ。 勝手に持ってってゴメンな。 頼むから泣くのは勘弁してくれ。会社の人間に昔話したら『出口くんの萎れバット野郎!』って言われたんだぞ。セクハラだろ。]
(160) fuku 2019/09/14(Sat) 19時半頃
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[それは兎も角、オレは今も野球続けてるぞ、お前のいう通り。
来年、社会人野球の予選に出られるから、来てくれよな。 ま、言われなくても来るよな。お前なら。]
(161) fuku 2019/09/14(Sat) 20時頃
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[くだらねーバッティングするようなら、容赦なくヤジってくれや。そいじゃ、*またな*]
(162) fuku 2019/09/14(Sat) 20時頃
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[きっと、それは、もっともっと先の話で。]
(222) fuku 2019/09/16(Mon) 00時頃
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[けれども、確実にあった話。]
(223) fuku 2019/09/16(Mon) 00時頃
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ずっと、お前のこと、忘れてないぜ。
(224) fuku 2019/09/16(Mon) 00時頃
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[好きだって言えない、オレの負け。]
(225) fuku 2019/09/16(Mon) 00時頃
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『デッドボール!押し出し!*ゲームセット*』
(226) fuku 2019/09/16(Mon) 00時頃
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