208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―談話室―
[今は誰もいない部屋に入り、見慣れた絵を見とめる。 誰かを待つということには慣れていない。 ただ一言呼べばよかったのだ。 そうしなかった理由は分からない。赤髪の、纏う空気を思い出す。 何故こうも焦れた気分でいるのか、座ることなく壁に凭れ。
待ち人は程なくして訪れただろうか。 面を向ける]
(209) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
|
|
[>>210 顔を見れば笑みを浮かべる。 まだ焦燥は胸に燻ったままであったが。 距離を取るのに気付けば、何を警戒しているのかを察し] ……そう何度も同じことはしない。 奥に行こう。
[そう謂うなり、歩き出す。 続くドアの向こうはついさっきまで居た部屋。 今は蓋した黒い曲線持つピアノが中央にあるだけの小さな部屋だ。
相手に椅子を指し示し、己は蓋の端へ体重かけ凭れかかる。 シュロが見ればきっと悲しい顔をしただろう]
夢のものとは違うのだが。 まあ随分昔のことのようだからな。
(211) 2014/12/28(Sun) 18時頃
|
|
[用が? との問いには答えず]
色々とは?
[食堂で彼が発した言葉への問いを投げる。 普段なら気に掛けない類のものだが、先に聞いた方が良い気がした]
(212) 2014/12/28(Sun) 18時頃
|
|
…………いや、違うな。 用など無くても呼ぶと決めた。
[少しばかり思案した後、言い放つ]
それと、お前の名だ。 無くて構わんと思ったが、呼ぶときに不便だ。
[今更なことを尋ねる*]
(214) 2014/12/28(Sun) 18時頃
|
|
ヒューか。了解した。 では次からそう呼ぼう。
[初めてその名を口にした後、 恐らく出会って数年どころでは無い時間が流れているだろうことを思い、苦笑する]
言いたくなくば……。
[楽しい話では、との誤魔化しめいた呟きに口を開きかけたが、続く話に耳を傾ける]
夢? お前もか。
[どんな夢なのか。 悪夢の苦痛は己もよく知っている。 民話の内容を思い出すが、それとはまた別のものも抱えているのかもしれない]
それは勘づいていた。 貸借のことももう覚えてはいないのだろう?
(219) 2014/12/28(Sun) 19時頃
|
|
[昨日と今日の表情の差異に、 人よりも記憶が曖昧と謂われれば腑に落ちて]
理解しても、それは、やはり寂しいものだな。
[感情は、表情には乗せないように淡々と述べる。 忘れる方も同様に、或はそれ以上に耐え難いことだ。 其れはクランにいる殆どの者が理解できること]
其れで、俺のことももう忘れたか?
[行為のことではない。 傍にいるだけでいいのかと、何度も確認されたこと。 その時に確かに在った感情のこと]
(220) 2014/12/28(Sun) 19時頃
|
|
此処に来て、楽しい話はそう聞いたことが無いからな。
[苦笑へはそう返し、伏せられていた視線を捉える]
面白くは無いが、聞けてよかった。
[捉えた視線がふ――と外れる。 追えば己の首筋に留まるのが分かり、其処へ手を伸ばす。 むず痒い感覚]
ああ。 気になるか? 先ほど、他の者に吸わせたのだ。
[名は覚えていない。黒髪の若者のことを思い出して、特に隠す立てする様子もなく]
(221) 2014/12/28(Sun) 19時頃
|
|
血が滲んでいる。
[唇を強く噛むのに、眉寄せる。 そうさせているのはこの遣り取りのせいだろうか。 すぐに忘れてしまう記憶だとして、苦痛は、 この傷だらけの身体に澱のように溜まりはしないのだろうかと、 細めた眸を見つめる。 暗赤色が見えなくなったことを残念に思う]
…………言葉でのことではない。 が、分からぬのならよい。
憶えておらぬことを、責めるわけにもいかないからな。
[深く息を吐く。いつもの諦念が擡げる。 この永い時の中で馴れはてたこと。
――であるのに。締め付けられるよう、心臓が痛む]
(226) 2014/12/28(Sun) 19時半頃
|
|
[表情だけでなく、不安気な眸に混乱が走る。 吐息。追い詰めているのだろうか。 己はこの者のことを、殆ど何も知らない]
ただの、悪戯だ。
[口にして、何故このような言い訳めいたことをと、 苦い思い]
謝ることは無い、が。 どうした?
[血滲む唇が覆われ見えなくなる]
――お前も、吸いたいのか?
[この者の夢の内容も”友人”のことも知らず、 首を傾ぐ]
(227) 2014/12/28(Sun) 19時半頃
|
|
[心は読めない。 本当に何も思っていないのか、感情に蓋しているのか。 わかるのは、手を伸ばせば届く位置にいるのに、 只々遠く感じると謂うこと]
謝る必要は無い。 そうか、具合が悪いんだったな。 では、謝るのは俺の方だ。
[荒い呼気雑じりの、途切れ途切れの夢の話を聞いて。 すまなかったと謝罪する。 今は手のひらで見えない滲んだ唇。 この者も、過去に斯様なことがあったのではないかという、推測]
(233) 2014/12/28(Sun) 22時半頃
|
|
用向きは、此処で曲を聞かせようと思っていたのだ。 昨日お前に話した夢の中の……、 このように立派なものではなかったが、
そうして……。
[そして、もう少し、少しでも深く。 この者を理解し、また理解されようと思ったのだ。 忘却するより消え去ってしまうより早く、 幾度も幾度も繰り返し上書きすれば、 積る想いも残るだろうと、数百年に及ぶ空漠の時間を経て尚、 甘い夢を見ていたのだ]
(234) 2014/12/28(Sun) 22時半頃
|
|
何でもない。 時間を取らせてすまなかったな。
戻って、身体を休めるといい。
[僅かの逡巡の後、赤い髪に手を乗せる]
やはり撫でたくなる頭をしている。 [浮かぶ笑みは精彩さを欠いたものかもしれない。 だが、弱々しいものとならないように幾らの努力を要して。 それから、静かに退却を命じた*]
(235) 2014/12/28(Sun) 22時半頃
|
|
[覚えていられるうちに、と謂われれば軽く頷き]
そうか。では俺も。 その誰かが、俺であって良かったと思おう。
[静かに手のひらが下り、 現れた口許が弧を描いていたことに安堵する。 ピアノに意識が向いた様子に、蓋の端から腰を上げ裸足の足のみで立つ。 気づけば、輪郭に沿わす指の動きを追っていた。 どこか物謂いたげな沈黙が下りる]
(242) 2014/12/29(Mon) 00時頃
|
|
曲? ああ……、そうだな。 せっかく此処に来たのだから。 [途切れ途切れに、言葉を紡ぐのを眺めながら、 サボる口実をと聞けば、声出して笑う]
成程。 色々お前に謂い付ける者もいるのだろう。 体調悪い時ぐらいサボりたくなるのも分かる。
[輪郭を辿っていた指先が、今はシャツの裾に懸っている。 昨日の、シーツにガウンを握り締めていた様子が蘇る。 決して繊細とは謂えぬ指だが、己が、表情豊かなその指を見るのを随分好んでいることを知っている]
(243) 2014/12/29(Mon) 00時頃
|
|
元より、そのつもりでいたのだ。 迷惑なことはない。 では少し端に寄せよ。
[背も腕もない平らなピアノ椅子の隣に座り、 鍵盤を覆う黒蓋を上げる] 本当は歌曲なのだ……確か。 俺は歌は不得手なのでやらないが。 あと、特に上手くはない。
[言い置いて、鍵盤に指を置く。 弾かれたのは単調で素朴な音階を持つ古風な形式のもの。 どれだけ正しい音を刻んでいるのかもわからない]
(244) 2014/12/29(Mon) 00時頃
|
|
恐らく故郷のものなのだろう。 憶えてはいないが。
[動く指が目に入れば、思い出すのは嵌められていた手枷。咎人であるならその時のことは思い出せない方が良いのかもしれない。 やがてそれ程長くはない演奏が終わり、 隣の赤髪に視線を戻す]
終わりだ。
[手を解して告げる。 口を開けば未だ胸に積る余計な言葉を零してしまいそうで、静かに笑みを向けるに留めた*]
(245) 2014/12/29(Mon) 00時頃
|
|
―回想:食堂―
[>>241 永い時を過ごしているのだ、 彼の謂う通り、何がしかの変化はあったのだろう。 笑みの意味は深く考えるつもり無くても、 碌な事でなさそうなことは伝わってくる]
さてどうか。 何が現なのかはもう判らん。 [昔の話を問われたらそう応え]
ではお前も、 そのうち望まなくなるかもしれないな。
[それが喜ぶべきことかは兎も角]
(251) 2014/12/29(Mon) 00時半頃
|
|
[部屋を片付けると聞いて、 そう散らかってもいなかったようだがと、 部屋の様子を思い浮かべ。 己の横に素直に納まるのを見届けてから鍵盤を叩く。 揺れる身体の温度を感じるながら、 途中に一度その顔を覗けば緩く眸閉じており、 如何にも寛いでいるように見え、複雑な気分になる]
(258) 2014/12/29(Mon) 01時頃
|
|
たいした出来ではない。 が、そう謂われるとやはり嬉しいものだ。
[己にとっては身体に染み付いた楽曲を、 嫌いではないと評されることは]
そうだな……だが。 満足した。当分弾くことはあるまい。 それでも、また、機会があれば。
[偽りを述べる気はなかった。 訝しく思ったとしても、直ぐに忘れることなのだろうと。 照れたような笑みに微笑みで返しその背を見送る。
聞いたばかりの名は再び呼ばれる事のなく、 やがて痛みと共に忘れていくのだろう**]
(259) 2014/12/29(Mon) 01時頃
|
|
[談話室を抜け、浴室に向かい湯を浴びる。 血痕が模様を描くガウンは、執事に用意させた新しいものへと代わる]
ニコラスが倒れた? 具合が悪い者が多いのだな。
[聞けば写真を見てとの曖昧な返答。 思い返せば、己が丸め捨てた集合の撮画にあった彼は別人のようではなかったか。 既にピントの合わない像となって、確とは思い出せなかったが。 身体の不調であればシュロが看れば問題ないだろう。 そうでなくば――いや、己の知るあの青年は、 常に疵ひとつない仮面を身に付けていた。 気にすることはない筈だった。そう、これ迄は]
(295) 2014/12/29(Mon) 17時半頃
|
|
[風呂を上がればテラスに向かい、煙管を燻らす。 既に虚ろだと思っていたこの身だが、胸の奥で疼く痛みがそうではないことを報せてくる。 しかし、それもまたいつも通り消え去ってしまうのだろうか。 ――写真、ぎこちない主の横顔。若い吸血鬼の、残らない歯の跡。
己に分かるのはそれだけ。 それだけであるのに]
――もう、終わらせても良いのではないか?
[己の心を投影するように揺れる木々。 記憶にない遠い日を思いて、ぽつりと呟く**]
(296) 2014/12/29(Mon) 17時半頃
|
|
―テラス―
[鈴の音が鳴るのを聞いて、顔を上げる。 また少し微睡んでいたらしい。 懐かしい夢を見ていた気がする。 腰を上げて目を凝らすと、 暮れゆく中庭に銀の髪した小柄な影]
もう日が暮れるぞ。
[一声かけて、先に館の中へと戻る]
(329) 2014/12/29(Mon) 23時半頃
|
|
―食堂― 鈴を聞いたと思ったが……。
[食卓には温かい食事は用意されていない。 置いてあるのは、瓶に入った馴染みの錠剤。 厨房を覗けば、準備途中で投げ出された調理器具と食材]
…………シュロ?
[視線は主の部屋の方角へと]
(330) 2014/12/30(Tue) 00時頃
|
|
―主の部屋前―
シュロ、居るか? 入るぞ。
[それでも声かけてから、ドアノブに手を掛けるまで一拍置いて。 返事の有無問わず開けようと]
(331) 2014/12/30(Tue) 00時頃
|
|
[>>334 主の自室を訪れたのは随分久しぶりな気がする。 扉を開けると、吸血鬼は机から顔を上げ]
君も? 誰か此処を出て行くのか? 何故。
[今日の夕食は随分手抜きだなと、皮肉めいた言葉をかけるつもりでいたのに、 不意の尋ねに首を傾げ]
それで。 俺が出て行く――と謂ったら?
[問いを返す]
(336) 2014/12/30(Tue) 00時頃
|
|
嗚呼。――つまり、からくりがばれたと謂うことか。 [推測とはったりを交えて。 チョウスケとジェレミーは気付いたのだろう。何に?]
俺は……俺達は吸血鬼ではない。 ……お前とは違うのだな?
[確認の言葉。 幾度となく見た悲しげな表情に、何も感じないわけはなく]
外とは、人の棲まう場所であろう? 俺は……吸血の徒ではなくとも、 人と謂うには永くを行き過ぎた。
……あちらで生きることはできない。
(339) 2014/12/30(Tue) 00時半頃
|
|
ただ、これ以上永くを此処で……、 生と死ともつかぬ場所で漂っているのも、もう疲れたのだ。
外で生きることはできまいが、 最期に……行きたい場所がある。 [遥か昔。 故郷を追われ罪を犯し、辿りついた古城。 恐らくあの時、己は人の世界の生き物ではなくなったのだ。 あの城が今も在るかはわからない。 だが、終わりの時を迎えるなら、あの場所で終わらせたかった]
(342) 2014/12/30(Tue) 00時半頃
|
|
……独りにはなるまい。 此処には他の者もいる。
[慰めの言葉をどう捉えたろう。 既に綻びはじめた小さな世界は、崩壊を押し留められるようにも思えず]
(344) 2014/12/30(Tue) 00時半頃
|
|
――それか。
[謂いかけて、言葉を噤む。
『共にあの場所へ行かないか』
>>348 差し伸ばされた手には刹那、息を止めて]
朝には発とうと思う。 他の者にも告げる。
[吸血鬼でないことを。 近付くシュロの眸を見返して答え、背を向ける*]
(347) 2014/12/30(Tue) 01時頃
|
|
―食堂―
[食堂に居る者へ、主以外は吸血鬼ではないと謂う事実を告げる。 錠剤は、彼の血だろうこと。 記憶が朧になる作用のあることは、己の聞いた中にはなくそのことには触れまいが、語ったこと、またそれ以上のことに彼らは薄々気付いているのだろう]
ジェレミーとチョウスケは出て行くとのことだ。
[恐らく命令も効力を為さなくなるのだろう。 それは己を身軽な気分にさせる]
(351) 2014/12/30(Tue) 01時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る