114 bloody's evil Kingdom
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―城内・兵舎― [騎士団員に先程重鎮達と話した事を伝えて、そして、騎士団は自らの直接の配下にあることを伝えた。]
あの女が陛下では、正直信用ならないと思ってる奴もいるだろう。 情報にもあった通り、今回の主犯はまず女王だと思っている…しかし、さっきも言ったとおり共犯者もいるはずだ。
[だから、暫くは泳がせると、俺を信じてついてきて欲しい。 静かにそう告げれば、周りの騎士達も頷いて…。 この後の行動指針は個別に伝えて、その場にフィリップがいない事を指摘されれば、静かに頷いて。]
単独で匿名の任務を与えている…。 ……それと、誰かピッパを見かけなかったか…?
[何故かと問われれば、風の噂でよからぬことを考えてるらしいと答えれば、見つけたら居場所を報告するように伝えて…。]
(43) 2013/02/23(Sat) 19時頃
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やっぱりあの愛してるは嘘くさかったか……。 …犯人探しは騎士団に任せておけばいいのに…。
余分な詮索は……命を縮めるぞ…ピッパ…?
[パタン、戦略用に広げた地図の上、数ある駒から一つを持って、それをもう一方にコツン…と当ててそれを倒した。
2人の騎士が彼女を見つけたと、そう言って入ってくれば、静かに頷いて…。]
よし、分かった。 ………モンスターを狩りに行くぞ…。 裏切り者を始末する……。
[そう告げれば顔を伏せ、知らぬモノには悔やむようにすら見えただろう。]
(53) 2013/02/23(Sat) 19時半頃
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―???― [騎士の報告通り、そこに彼女はいた。 手を軽く挙げれば、静かに頷いて、扉を抑えるように…。]
……俺1人でやる……お前らは手を出すな。
[それだけ呟いて2人の騎士は見守るだけで。]
ピッパ・リシュカ……国家転覆罪で、亡きラルフ王子に変わり…貴様を討つ…! ……余計な言葉は聞かん…。 せめてもの情けだ、騎士らしく逝け。
[そう告げられれば、流石の彼女もなにが起きているのか理解は出来ないだろう。 だから理解できるように、静かに後ろの騎士の1人を見つめ…。]
君の言う通り…俺は少し盲目的に君を信用し過ぎたようだ。 そこにいる騎士ズリエルより報告を受けた……あの日、女騎士達が襲われた時、その犯人は紛れもない君だったと……。
[2人のうち、1人は種無し、当然その言葉に目を丸め3人の姿を見比べるだろう。]
(57) 2013/02/23(Sat) 20時頃
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投降の機会は与えない…真偽のほども考えない…。 王子から頂戴した城内での生殺与奪の権限を持って、……君を私の判断で処刑する…。
[言葉を続けて抜き切るのは、戦闘用の大剣。 常人では両手で持っても振り切れぬソレを軽々と片手で操り…。 地面を蹴って、彼女の全身を薙ぎ払おうと振り抜く。]
……一つだけ…今更ながら君に謝る事がある。 愛してるなどと言う虚言を吐いた事だ。
正直に言う……アレのせいで欲情していただけだ。 自分の行為を正当化させようとした結果にすぎなかった。
[先程の一撃では落ちなかっただろう。 説明しようとするか、無実を主張するか? 或いは、何か糾弾されたかもしれない。 それでも剣戟は留まらず…。]
(63) 2013/02/23(Sat) 20時頃
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だが…思えばアレも嫌にちょうどいいタイミング過ぎた…。 君の企みが、もし俺が君を強姦させることであったとすれば、実に恐ろしい罠だった。
[そう告げて再度距離を置いた。]
俺は1人の男である前に、この国の騎士団長だ。 故に、その責務は常に持ち合わせているつもりだ。
ソラナ王国騎士団長として、民を、騎士団を守る責務が俺にはあるっ!
[再度大地を蹴って、今度は低く、低く…。]
故に…今後は疑わしきは罰せず…ではなく、疑わしきは斬る事にした…。 女王の情報で君を信用したが…よくよく考えればあれだけの事、直ぐに怪しまれるのは当然だったな。
[最期、その大剣は力任せに彼女を分断する事が出来ただろうか…?]
(65) 2013/02/23(Sat) 20時頃
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もし……冤罪であればあの世で殿下と陛下にそう言ってくれ…。
騎士団長は判断を誤り……大切な仲間を斬ったと……。 あの世で俺を恨んでくれればいい……。
今回の件が終わったら…責任をとって、俺は自ら処罰、いや処刑されるつもりだ。
[そのために、今身につけている騎士団長の礼装は、自決を覚悟した時に身に付ける白の礼装。]
この白の礼装に誓って……その時は、俺を好きなだけ罵ってくれ…。
[彼女を分断した大剣は、大きく振って血を弾く…。 彼女が仮に、最後にズリエルを見たのならば、顔を伏せたまま、静かに笑みを浮かべるだろう。 隣にいた騎士もまた、その彼の笑みを見て、不審に思うだろうが……。]
……すまない…。
[最後の言葉は少しばかり態とらしく、騎士達に聞こえるような小声。 …息絶える寸前か、直後か、謝罪した口元は、僅かに歪み…。]
(69) 2013/02/23(Sat) 20時頃
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……2人とも…丁重に弔ってやれ。 せめてもの情けだ……彼女は今回の件の犯人ではなく、モンスターとの戦いに敗れて、名誉の戦死をした……と…。
[そう告げて、もう1人の騎士を見る…部屋の近くには数人の騎士もいたかもしれない。 ズリエルの肩に手を置いて、極小さな言葉で呟いた。]
(御苦労…。)
[あとは後ろを振り向きもせず、その場を後にして…。]
誰か…クラリッサを見つけたら俺の部屋にきて欲しいと伝えてくれ…。 流石に疲れた……。
[それだけ言葉にして、その場を去った。]
(75) 2013/02/23(Sat) 20時半頃
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―城内・廊下― [ふらりと歩きながら、ふと廊下の窓から外を見る。 1人の騎士が、何かと向き合って…その近くにいる相手が誰か分かれば、思わず叫んだ。]
クラリッサ!!
[バンっ!と激しく音を立て、窓を開いた。 2階の窓から飛び降りれば、流石に足に痺れが残る。 迷路のようなその庭の低木を、全て無視して突き進む。
まるでイノシシのように突き進めば、体中の肉が傷付き、浅く抉れはしたけれど、大剣を握ればお構いなしに…。]
しゃがめ!そこの騎士!!
[片手で大きく振り抜いた。 後を追っていた死霊は一刀両断、その場にしゃがみこんだ騎士に、他にいないか探すよう指示を出せば、自らはクラリッサの元へ。]
クラリッサ!無事かっ!
[そう言って、彼女のトラウマを忘れ抱き締めた。]
(87) 2013/02/23(Sat) 21時頃
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そうか…、怪我は、どこか痛む所は無いか?
[大剣を放り出し身体の様子を見ようとして、今の状況に、ハッと察したように少し離れた。]
すまない……、つい…。
遅くなってしまったな。 守ると約束しておいて…不甲斐ない…。
[騎士が周囲にはいなそうだと報告にくれば、わかった。とだけ答えて。]
……何処かに行きたかったのか? 待っててくれれば、一緒に行ったのに…。
(99) 2013/02/23(Sat) 21時半頃
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いや、こんな状況だというのに、1人にした俺にも責任はある。
なんとか守れた…という具合だがな。
[そう言葉にして、彼女から責める言葉を止められれば…。]
火照りが…まだ……? ……あ、あぁそうか……それはそういう事か…。
非常に言いにくいのだが…。
[あたりを気にしながら、耳元で囁く。]
(それは恐らく、媚薬を盛られた…。)
[それだけ告げて顔を離す。]
モンスターはその手の薬が得意だと聞く…。 だから多分それだろう…。 心当たりは?
(112) 2013/02/23(Sat) 22時頃
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そう…だな…。 そうだったな。
[そう告げて頭を撫でれば、そのまま頬に触れて…。]
解消する手立て…は、まあ多くは無いだろう。 どちらにしても部屋に行こうか。
俺が外で見張ってるから、まあその…解消するしか無いだろう。
[解消方法はそれしかないと、静かにソレを口にしながら]
(126) 2013/02/23(Sat) 22時半頃
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死霊くらいであれば、たいしたことはない。 どちらかと言えば……、媚薬の効果とはいえ、紅潮したクラリッサの表情を他の男に見られるのが嫌なだけだ。
[改めて紅潮しているその頬を見て、反応をうかがえば、あぁ、やっぱりかと、嬉しげに…。]
意地悪…?あぁ、少しだけわかっててやった。
[もう一度だけくすりと笑えば、額に口付けをして。**]
(136) 2013/02/23(Sat) 23時頃
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ドナルドは、フィリップに降した命令を思い出せば、あと何人邪魔者がいるかと…
2013/02/24(Sun) 05時頃
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