20 Junky in the Paradise
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おぼえて、ない。 そうだ、みんなおぼえてなく、なれば。
[スティーブンの言葉に操られるように、ヴェラの方へと手を伸ばす。 錯乱し、うずくまる姿は、彼もまた全てを忘れたいと願っているように見えて。]
……忘れちまえっ!!
[椅子を手につかみ、思い切り振り下ろす。……狙うは頭部。]
(3) HISANO 2010/07/15(Thu) 00時頃
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墓荒らし へクターは、メモを貼った。
HISANO 2010/07/15(Thu) 00時半頃
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……。
[倒れたヴェラを見下ろす目は、驚くほど平静。 もう化け物は見えない。気を抜けば飲み込まれそうになるような恐怖も感じない。]
……まだ動いてやがるのか。
[痙攣する体に、もう一発椅子を振り下ろす。彼が笑ったように見えたから、もう一発。さらに一発。
……いつだったろう。こんなことをした覚えがある。椅子よりもっと持ちやすくて、滑りやすかった何かの感触が、手に残っている。先ほどまで感じていた平静は、すぐに揺らぐ。]
……黙れ!
[それは幻聴か、それともスティーブンの声か。笑い声を聞いた気がして、さらにもう一発。
すでに息絶えたであろう男を何度も殴打する、必死な背中は、ひどく無防備。]
(5) HISANO 2010/07/15(Thu) 00時半頃
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[既に目的を忘れ、椅子を振り下ろすために振り下ろしているような。 首をあらぬ方向に曲げ、頭部からどろりと何かを露出させている男は意識の彼方。]
……あ?
[不意に抱きしめられる。汗にまみれているせいで、その肌はひんやりと感じられたけれど…… たとえば解けないパズルのヒントを示してもらったときのように、その腕は心地よかった。]
……スティー、ブン?
[そういえば、こいつもどうにかしなければいけないんだった、そうおもうけれど、"どうにか" の中身が思い出せない。]
なんだよ、お前……
[のろのろと振り返ろうとしたけれど、肩を固定されているせいで首は回りきらず、スティーブンの表情を見ることはできない。]
(11) HISANO 2010/07/15(Thu) 00時半頃
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[──だから、その喉が掻き切られたときも、反応は愚鈍。]
……え?
[ぷしゅ、っと血が吹き出る。椅子を振り下ろしたせいで早くなっている脈拍、どくどくと血を送る心臓が、自身の命を押し出していく。]
おま、え……。
[ああ。こいつも化け物の仲間だったんだっけ? いや、こいつこそが、ばけ、も、の……?]
すてぃー……ぶ……
[最後に悪友の名前を呼んで。かすんだ視界はあっという間になにも映さなくなる。
ひどくあっけない終焉を笑う暇すらなく。
……力の失われた重たい体が、どさり、倒れた。**]
(12) HISANO 2010/07/15(Thu) 01時頃
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[自らの体をすり抜けて、スティーブンが連行されていくのをぼんやりと見守る。 未だ薬の影響下にある、とは言い難いのだけれど、あっさりと死を受け入れてしまったのは、兄や友人を早くに亡くし、死を身近に思っていたせいか。それとも"大人"になった自分を一向に想像できないまま生きていたせいか。]
……あいつ、どうすんだろうなぁ。
[呟いて。女中の声に振り返り、初めて周りに人がいることに気づいた。]
うお? なんだお前らもこっち来てたの? つーか全員?
[友人の顔も、名も知らぬ顔もあったけれど、共通することは乾杯の大広間で見かけたということ。"こちら側"に大勢が集まっている様子はさながら、二次会会場に行く途中でスティーブンのみがはぐれてしまったかのよう。……生前もあった気がする。]
あー。 …………あぁ?
[マーゴ。サイモン。錬金術師。感慨深げに眺めていた視線が、一点で止まる。 先ほど声をかけてきた女中、その姿が……鮮烈なイメージとして残っている針金のエイリアンにだぶった気がして。]
……ちょっと待て?
[もう一人。追いつめられてのこととはいえ、殺意を抱いた記憶はしっかりと残っていて。少しだけ青ざめた。]
(65) HISANO 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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[ぐちゃり、ぐちゃり。 自分が作り出したモノを見て、自分がしたことを思い出す。]
……ぐろ。 俺ってそういう奴だったわけね……。
[保身のために他人を手に掛けた。その事実にため息をつく。因果は巡り、自分もすぐに死んだせいで少しは―いきなり叫び出したりしない程度には―気は楽だけれど。]
……ったく、死んでから自分に幻滅とか馬鹿みてー。
[クスリを使いたい気分になったけれど、手を伸ばして触れられなかったらどうしようと思うと、手は逡巡した。]
(67) HISANO 2010/07/17(Sat) 21時頃
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[話しかけられて、びくりとした。でかい図体に似合わぬ動きはどこか滑稽かもしれない。]
……あー。ハリガネの……ええと。
[ごにょごにょと語尾は口の中へ。何しろ、素面の時に会った覚えがないから、気持ちとしては初対面。]
……悪ぃ。犬に噛まれたとでも思って。
[中途半端に謝罪した。]
(69) HISANO 2010/07/17(Sat) 21時頃
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……おーいサイモン。お前のメイドの趣味ってどうなってんの。
[例えば女がパーティにやって来て。トリップした男達にまわされたとしてもそれは自己責任。そんな仲間内の倫理を拡大解釈している男が、ノーリーンに向ける謝罪の意思は希薄。]
まあ、ありゃ確かに痛そうだったしな。悪かった。これでOK?
[跪くように頭を垂れるその姿は、謝罪というより女王に忠誠を誓う騎士のもの。……本人にそんなつもりはなかったけれど。]
(72) HISANO 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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墓荒らし へクターは、マーゴがえろくなかったら世の中のえろの半分はアウトになると思う。
HISANO 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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[殺した相手。その言葉にひくり、表情に浮かんだのは恐怖。]
あ……。
[彼の場合は女中とは違う。酩酊のうちに破綻したのではなくて、明確な殺意を持って、保身のために腕を振り下ろした相手。 ヘクターにとって、その差は天と地ほどに大きく。抱く罪悪感と、八つ当たりのような怒りは、女中に対する物の比ではなく。]
(79) HISANO 2010/07/17(Sat) 22時頃
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[ヴェラの視線につられ、椅子で殴打され、半壊した"人間だった物"を見てしまう。]
……悪ぃ、あんとき、どうかしてて。
[震える小さな声で呟きつつ後ずさる様子を見れば、彼が何をしたかは一目瞭然だろう。]
(82) HISANO 2010/07/17(Sat) 22時半頃
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[自分が殺した相手が二人、繋がって笑っている。それはさながらバッドトリップの悪夢。──醒めることがないということのみが違うけれど。]
……感想なんて、思い出したくもねぇ。
あんなん気持ちいいなんて、あるはずねえだろ。
[それでも律儀に応えを返すのは、負い目か、それとも性格故か。]
(85) HISANO 2010/07/17(Sat) 22時半頃
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なんで、って……。
[答えられず押し黙ったから、答えなくていいと言われたときはほんの少しほっとした。 よろり。操られるように歩を進める。ヴェラの隣に腰を下ろしてもいいのかと迷い、突っ立ったままでいた。]
(88) HISANO 2010/07/17(Sat) 22時半頃
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[屈めと言われて素直に屈んだ。従う義務があると、言語化して理解していたわけではないけれど、そう思っていたから。……体は小刻みに震えては居たけれど。]
っ! ん……っ!?
[てっきり殴打か、ガラス片の一撃が来ると恐怖していたのに、ヴェラの動きは予想外。]
ぐ……っ!
[ねじ込まれた舌が動けばそれに応える。女相手のものと違って、男相手のキスは舌の力強さが気持ちいいと、どこか場違いなことを考えた。]
(92) HISANO 2010/07/17(Sat) 23時頃
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[楽しければいい、気持ちよければいい、単純な理屈で動いている男は、ヴェラの動きに素直に反応する。逃げられれば追うのは当然、貪欲に追い求めるうちに瞳はとろけ、快楽に没頭し。]
ぐあっ!?
[舌を絡ませている相手に抱いていた感情すら忘れたころの、衝撃は強烈だった。舌を噛まれているせいで、言葉にならないおかしな音が出る。]
……!!!
[反射的に逃げた頭が大きく揺れる。右手で押さえた口元からは血の味がした。]
痛ってぇ、なにすんだ、……ぁ。
[反論しようとしたけれど、自分が殺した相手であることを思い出せば、語尾は小さく消える。]
(97) HISANO 2010/07/17(Sat) 23時半頃
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[口中の粘膜を傷つけられて、酷く痛かった。 けれど同時に、何故か酷く安心した。]
……痛ぇに決まってるだろ。
[言い返す声はどこか力無い。]
……でも、まあ。 お前のほうが痛かったんだろうしな。
[口づけをされたことで、先ほどまでのどうしようもない恐怖は和らいでいた。だからほんの少し、先ほどまでよりも余裕のある声。]
……悪かった。
(109) HISANO 2010/07/17(Sat) 23時半頃
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へ?
[怒っていないと言われて、あからさまにほっとした顔を見せた。 ……怒られないほうがキツイと、気づくのはもう少し後。]
やり残したこと、ねぇ。
[完全に想定外の質問に、ぽりぽりと頭を掻く。]
メジャーデビュー? ビルボード一位? うちのバンドそこまで実力ある気しないしなぁ……。 別に好きな女もいねーし。妹とか半分縁切られてるし。
[思いついたことを適当にあげながら言っていた言葉が途切れる。ふいと目に写したのは、乱暴に扱われながら連行されていく友人の姿。]
……はっ。あの馬鹿心配したってどうにもなんねぇしな。
[それを否定してしまえば、心当たりと言えるほどの心当たりは自覚していない。]
(114) HISANO 2010/07/18(Sun) 00時頃
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いっ……!?
[完全に油断していたところに、踵を落とされて短い悲鳴を上げる。ぐりぐりと動かされれば擦れるのと相まって強い痛み。]
なっ……。
[仕返し。手酷く。長い間。 言葉は断片的にしか拾えなかったけれど、これからどんなことをされるのかはある程度想像がついて。
この現実から目を逸らさせてくれるクスリを探して、無意識に目を彷徨わせた。]
(123) HISANO 2010/07/18(Sun) 00時頃
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[……怯えた瞳の男が、歪んだ笑みを浮かべた男に跪いているのは、もう少し先の未来。]
(124) HISANO 2010/07/18(Sun) 00時頃
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