197 獣ノ國
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[相違がなければ>>9しばし考え事をした後に再び椅子から身体を離し、店内で咲く花を先客だった青年に作品を作った時と同様に厳選しながら声は彼女に向けて]
孔雀草の開花は8月〜11月なんです。 だから今頃ですね。
[知ってる知識を並べてお客様に説明を。 狭い店内。通常時の会話程度の音量で充分相手の耳に届く。何本か取り揃え、手に収められた花は先客の青年とは別の花。その花を別の作業台の上で一定のリズムを奏でて切断面を揃え始めるが、尚も説明は止まらない。]
白くて可愛い花が咲くんです。 鉢で育てるのが一番な花であっという間に大きくなるのですが…
(20) 2014/10/03(Fri) 02時半頃
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[次に奏でた音はパチリ、パチリと鋏の音。 長かった花の茎は次々に切られて短くなっていく。 そしてもたつくこともなく、花をまとめれば黄色のラッピングペーパーを用意して花を包み、視線を花から離したと思えばお客様である彼女に移り、トーンを僅かに下げた声でこう告げた。]
申し訳ないのですが、今は孔雀草は店には置いてないんです。
[そうなのだ。孔雀草は現在、この店にはおいていない。 花束や花籠を主に置くこの店には鉢で育てる孔雀草は今はない。]
せっかく来ていただいた上にお待たせすることになり申し訳ありません。 お取り寄せも出来ますが如何いたしましょう?
[この時間からなら注文をすれば翌日にはこの店に入荷はする。 いつも花の入荷を頼む店ならば取り扱いもしているだろう。 どうするのかは彼女に任せて、壁に掛けられた時計から鳩が飛び出し店仕舞の時を告げる。]
(22) 2014/10/03(Fri) 02時半頃
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[店内のお客様をお見送り。 挨拶もそこそこに彼女が店を出ようとするとき、注文された小さな花束を彼女に差し出す]
ご注文の品です。 勿忘草と向日葵は主張が強いと花束にした時にお互いの良さを損なわせると思いましたので、勿忘草は控えめにさせていただきました。
[先程から集めていた花は小さなブーケ姿に。 手渡すときに隆々とした手が触れたら、所々に鋏の傷跡が硬い皮膚になっていることがわかるかもしれない。 そして離れた手には一輪の花]
――…失礼します。
[向かって左側の彼女の髪の毛をそっと耳に掛け、手元にある向日葵の花を簪に見立てて添えた。そしてこちらは身長を屈めて露わになった耳元にこう囁くのだ。]
(23) 2014/10/03(Fri) 02時半頃
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またのお越しを"俺は"お待ちしております。 [目が合えば瞳を細めて「はやり向日葵が似合いますね」と笑って見せる。彼女はどんな仕草をしただろうか。だがこちらはそんなことも気にせずに深々と頭を下げてお見送りをしたのだった。]
(24) 2014/10/03(Fri) 02時半頃
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[店内から客がいなくなった。 仕事中は花籠を作れる程、暇だったのが終わった途端に3人の客。 疲れを吐き出すかの如く、大きく息を吐くと店主が使用している灰皿を人差し指に引っ掛けて机の上を移動させた。]
つっかれた。
[ねじ込まれた煙草の箱は更に変形されており、片手では素直に箱から出てきてくれない。]
…ったく。
[一筋縄では出てきてくれない煙草を諦めたのか、もう片方の手で一本取り出すと火を灯して紫煙を作る。無風の空間では紫煙は上空をしばし漂ってやがて姿を消した。この煙草を吸い終わったら友人から頼まれた物を作るために、花の発注作業を行うだろう。そして夜も更けた頃、職場からそう遠くないアパートに戻り、就寝をした**]
(26) 2014/10/03(Fri) 02時半頃
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― 翌日・自室 ―
[この日の起床は普段よりも少し遅めに。 部屋の窓から溢れる日差しが眩しくて眠りから自然に目を覚ました時にはお天道様は天辺よりも傾いていた。のそり、と身体を起こしてみれば寝ぼけ眼で部屋を移動し至極当然の様に換気扇の下へと向かう]
"チリリ―…"
[いつから煙草が生活の一部になったのだろう。 眠りから醒めない脳で昨日の事をぼんやりと思い出す]
あぁ、あいつへ渡す物を作らないと。
[紫色の花で作る花籠を。 帰宅前に花は発注したからもう店には届いているはずだけど。]
(234) 2014/10/04(Sat) 02時半頃
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[次に思い出したのは友人が去ったあと、隠すこともなく悲しげな表情を見せた彼だった。彼の注文に勝手に感じたままの花で作ってしまったあの花束。あれから彼はどうしたのだろう。手渡した花を見つめながら微笑んだ表情は無理をしていなかったのかと。]
(235) 2014/10/04(Sat) 02時半頃
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― 回想・花屋 Lamo ―
こちらこそ。
[花束の代金を受け取り、御礼の言葉>>74をこちらも返す。 彼の口元ははにかんではいたけれど、やはり何処か気になる表情。話をしたくない相手に無理矢理尋ねるつもりはなくて、気になりつつも彼の表情に合わせた。
大丈夫ですか?
そんな言葉をきっと今の彼には掛ける言葉じゃないと思う。 だから敢えて去り際に]
(236) 2014/10/04(Sat) 02時半頃
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…君ならきっと大丈夫。
[花束を渡した時に聞こえた自嘲>>75に返したつもりだ。花を頻繁に買おうをする人は多くはいない。それでも「また来る」と口にした彼が少しばかり心配になりお節介かもしれないが、まるで弟を見守る兄になったかの様な気分]
あぁ、また来い。俺は大半はこの店にいるから。
[客相手に作られた丁寧な台詞ではなく、気づけば友人と会話をしていた時と同じ口調で店を出る彼に言っていた。*]
― 回想 終了 ―
(237) 2014/10/04(Sat) 02時半頃
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[最後は勝手に髪の毛に触れてしまった彼女のこと。 注文を受けた物を作るのは当然だ。だからこちらなりに考えて作って渡した向日葵の花束。花飾りについては何故勝手に作ったのか全く記憶に残っていない。残っているのは
―――失礼します。
と相手の同意も得ずに勝手に触れてしまったことと、彼女の顔。]
………はぁぁ。
[あの時の記憶が鮮明に甦れば、何をしたのかと自らの前髪を乱暴に掻揚た。かき消そうとしても消せない記憶。煙草の先についたままの伸びていく灰を灰皿に落として、低い天井を見やったまま、口に加えて空気を送る。時計の秒針のみが響く自室に煙草の燃える音が加わると、低い天井に溜まった紫煙が換気扇に吸い込まれていく姿がみえた。]
(238) 2014/10/04(Sat) 02時半頃
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― 花屋 Lamo ―
[起床が遅ければ出勤も遅い。 職場につけば発注をしていた花たちが調度届いたところだった。店主たちが運ぶところに自らも加わり、仕事着であるエプロンをつけて友人の為に花籠を作る準備を開始する。]
別に俺はそんなつもりでもないですけど。
…まぁ、相手があいつなんでね。 こちらも手を抜けないんです。
[仕事熱心だ、と声を掛けられ首を傾げて否定する。 自分は仕事を真っ当するだけなんだ、と付け加え会話も適当に終わらせた。そして最近良く見ている掲示板の文字を目で追って、しばらく考え事をしたあとで親指で文字を打つ。]
(239) 2014/10/04(Sat) 02時半頃
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[画面を何度かスクロールをさせて、自分が打ち込んだ文字が書き込まれているのか数度確認。その姿はまるで時代遅れの人のよう。最近変えたばかりの携帯は未だに慣れずに、画面を打つときは眉間に皺が出来てしまうのを本人は気づいてはいなかった。**]
(240) 2014/10/04(Sat) 03時頃
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