259 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア―
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人
狼
墓
少
霊
全
狩人も立ち入らない深い森の奥からやってくる、“人狼”は、ひそかに人間と入れ替わり夜になると人間を襲うという。隣国の出身でありながら戦功名高く、Sirの称号を賜った若き英雄、Cointossと配下の聖貨騎士団は、この魔物の噂を重く見ていた。
恒例になりつつあった臨時徴税を収めた村人たちは、水車小屋で招集の命令を受け、不安を覚えつつも集会所へと集まるのだった……。
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どうせ、殺されるわみんな。…みんな
/* 死ねばいいのに */
(0) 2016/11/30(Wed) 17時半頃
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[なんて。
昨日の夜 わたし、昔の日記を読んで思わず笑ってしまったの。
なんでこんなに、苦しかったんだろうって。
いま、こんなに幸せなのに。 勤務中なのにそのことを思い出したらつい微笑んじゃう。]
(1) 2016/11/30(Wed) 18時頃
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ふふ ……
あっ そろそろあの方にお伝えしなきゃあ
[役所の同僚にも褒められちゃった。 アイリスさん最近明るくなりましたよね、ですって。 雰囲気が柔らかくって素敵ですって。ふふ。 だって、いまのわたしには、あの人がいるもの。 わたしの、あのひとがいるもの。
いつか吸血鬼にしてくれるって約束してくれた、 夜をあんなに怖がってた私を、自由にしてくれた、 あのひとがいるもの!
昔の日記、今朝、燃えるゴミに出してきたわ。 きっと今頃燃やされて、空にのぼってる。 もうわたしにはいらないもの。あんな気持ちも。あんな過去も。]
(2) 2016/11/30(Wed) 18時頃
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[あのひとのためなら何でもしてあげたい。 書類上のことなら、なんでもしてあげられる。 戸籍を少し、いじってみたり。 わたしのともだちを、“紹介”してみたり。
でも……]
(3) 2016/11/30(Wed) 18時頃
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固定資産税、滞納が目立ってきてますよって伝えなきゃ お住まいが差し押さえられちゃう……
何でもしてあげたいんだけど さすがに税金関係は、私じゃどうにもできないんですよぅ
ごめんなさい 吸血鬼様ぁ
(4) 2016/11/30(Wed) 18時頃
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[どうかどうか、怒らないで、
ちゃんと払ってくださいね?
わたしは今日も机に両肘をついて、 あのひとのお傍に立つ日を夢みて微笑むの。 その日まで、お城を残してくださるとうれしいなあ**]
(5) 2016/11/30(Wed) 18時半頃
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受付 アイリスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(受付 アイリスは村を出ました)
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― 古城の一室 ―
[一番日の当たらないその部屋が、古城の主の一室だ。
その部屋に人間が足を踏み入れたことはない。 その古城に足を踏み入れて、無事なものはいない。
古城の敷地、そのどこであろうと人間の血が滴り、 片隅に散らばった白骨の隙間で鼠が踊る。 死の気配が蔓延る古城――血よりもなお紅い薔薇だけが生気に満ちている。]
(6) 2016/11/30(Wed) 18時半頃
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[――というのは、遥か昔の噂話。
いま古城の主は、赤々と燃える暖炉のそばで 揺り椅子の上でうとうととしている。
ぱちりと瞬く薪の音、 城のどこかから聞こえる同居人たちの生活音に、 老いてなお魅了の幻術に長けた老吸血鬼はふしゅうと寝息を立てた。
古城の外では、きらきらと 降り始めた雪の結晶に街の明かりが輝いている。
耳を澄ませれば微かに愉快な音楽も聞こえることだろう。 心温まるようなクリスマスの音楽が、かすかに**]
(7) 2016/11/30(Wed) 18時半頃
|
/*
この村は、ムリスマスムード漂う現代社会に生きる、
しみったれたヴァンパイアの日常を存分にめでたりなんだりしながら綴る【吸血鬼シェアハウス村】です。
映画「シェアハウスウィズバンパイア」が元ネタです。
スピンオフのTVシリーズ決定おめでとう!
wikiはこちら http://jsfun525.gamedb.info...
★☆参加者の皆様は 「王子様」希望でお願いいたします☆★
(#0) 2016/11/30(Wed) 18時半頃
/*
ゆるっとした日常生活村ですので
村建ても大変ゆるっとしています。
なにかあったら遠慮なくおっしゃってください。
吸血鬼のできることや参考のURLはwikiに貼ってありますので
迷ったら確認してみてください。
ですが、ちょっと齟齬が出たりしたら、
魔法の言葉「個人差」でゆるっと行きましょう。気楽に。楽しく。
楽しんだもの勝ちの精神で
クリスマスムードの中のしみったれた生活を存分に楽しんで
かっこよかったりかっこ悪かったり耽美(?)だったりする吸血鬼の日常を
存分に愛で楽しんでくださいね。
(#1) 2016/11/30(Wed) 18時半頃
/*
人数次第ですが、
この後の進行予定
〜12/4 2:00 プロローグ
12/4 〜 12/6 2:00 1日目
12/6 〜 12/8 2:00 2日目
1)12/8 〜 エピローグ(延長使うかも)
or
2)12/8 〜 12/10 2:00 3日目
12/10〜 エピローグ
3日目あるかどうかは人数とログの様子見で決定ですが
王子様入りなので墓下落ちはなく、
3日目あるなしにかかわらず長くとも12/12 2:00にエピ〆できたらと思っています。
では、参加者を心からお待ちしております。
一足先の メリークリスマス! そして 楽しい吸血鬼生活を!**
(#2) 2016/11/30(Wed) 18時半頃
/*
うっかりしていたので
こっそり村のアイコンを性暴に変更しました。へへ……。
こんなうっかりはこれからもたくさんある。
描写の制限を設けない の意味で
エログロを直接書いて積極的にしていこうぜ!ではありません。
匂わせる程度で吸血鬼ぽく お願いしますね
(#3) 2016/11/30(Wed) 19時頃
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―古城・頂辺―
[古城の一番高い場所。 屋根の上のまた上。
月明かりの下で、吸血鬼の女は くふっと、唇を三日月の形に歪める。]
ふふふ、ふふふふ
――― ふははは!!
(8) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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平伏せ、愚かな人間どもよ! 我は最強最悪の吸血鬼、イルマである!
この世は吸血鬼の楽園となるだろう! 滅べ十字架!滅べ銀製品!
吸血鬼の生き様を阻害せし者、全て 我の血肉となるが良い!!
[ふははは!と再び高笑い。 漆黒のマントを靡かせ、鋭く伸びた爪を天に翳す。
ふぅ、と一頻り喋り倒した、のち]
(9) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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― 古城 食堂 ―
…… おい誰だよ!!!!!
飯食う場所に死体おきっぱにしてんじゃねぇよ!!!!!
[年若い吸血鬼は今日もまた大声で騒ぎます。 その腕に抱えているのは、くりくりとした黒目のかわいい、
くろめの、かわいい、 赤ん坊]
(10) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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………。
……。
…。
[眼下に広がる、夜の森。 ぞわぁ、と背筋を駆け抜ける寒気。]
(11) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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めめめ、メーデー!メーデー! ちょ、誰か!
誰か来て!!
降りれない!!!
[この女、実は高所恐怖症だった。 なんで登ったかって? そりゃあ、格好いいからに決まっているでしょう!
喋り倒した内容も嘘半分。というか、ほぼ嘘。 格好いいから言ってみたかっただけ。]
(12) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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ちょっとおおおおお いやああああ、落ちたら死ぬぅぅぅ
誰かああああ!!
[夜の帳に響き渡る、絶叫を 聞きつけてくれる者は、あるだろうか**]
(13) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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ガキにくそったれなもん見せてんじゃねぇよ…… おー 気持ち悪いもんみちまったなぁかわいそうに
おうおう いやだなぁ くそったれな野郎と一緒に住んでると残念だなあ? いいこいいこ
[この赤ん坊、つい昨日からこの古城に増えました。 年若い吸血鬼は昨日の明け方ちかくに 非常にぶすっとした顔で、腕にこの子を抱えて帰ってきました。
曰く 「俺の子だ」だそうです。
ちょっと信用できません。 だって赤ん坊はこんなにくりくり可愛い目をしているのに 抱えている吸血鬼のぶすくれた眼差しは、……いえ、これ以上は口を噤みましょう。]
(14) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/11/30(Wed) 19時半頃
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[はるか頭上から、声が聞こえます。 もしかしたら、シーシャよりも賑やかなイルマの声です。 シーシャは赤ん坊から視線を外して、上を見上げました。 メーデー! 闇夜を切り裂く乙女の悲鳴]
…… お前はあんな女になるなよ
お前は、もっと、 もっとこう……
なんか
(15) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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とりあえず可愛い感じになってくれ
あんなじゃじゃ馬ぽいじゃなくて
[城の中にも響く叫びを、シーシャは 「どうせバカなことをしたんだろう」で片づけました。 きっと誰かほかの人が助けてくれるでしょうし、 シーシャの腕にはすでにかわいらしい子が収まっているのです。]
―― っまあ、 お前はもう十分可愛いもんなぁあ!
[親ばか(?)を発揮してシーシャは死体を踏みつけました**]
(16) 2016/11/30(Wed) 19時半頃
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[布で覆われた、まっくらくらい部屋の隅 綺麗なシーツのベッドで、のそりと起き出す影。
ふあ、と大きくあくびをひとつ。
寝ぼけ眼というには些か……かなり凶悪な、 酷く不機嫌そうな顰めっ面で目元を擦り]
……うっせーな。
[上>>8やら下>>10やら 意味も解らぬ喚き声に、重い頭を軽く振って。 大好きな睡眠を邪魔した同居人たちを思い浮かべ 苛立ち混じりの舌打ちを。
普段は朝から夜まで寝ているものの この騒がしさでは、流石に二度寝ともいかずに。 部屋を出るべく、立ち上がろうとして]
(17) 2016/11/30(Wed) 20時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/11/30(Wed) 20時頃
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── 古城 食堂 ──
ちょっと! やめてよ!!! それ、僕の────、
[ 鼻歌でも歌いだしそうな表情で、 足取り軽く食堂へとやって来た青年・エリアス。
目の前で、踏みつけられる大事なお友達>>16を目にして、 思わず悲鳴を上げて、抱えていたボウルを落としました。
ガシャーン! という音の代わりに、 からんころんと軽い音が響いたのは、 それが安全安心なプラスチック製だったから。
昔、うっかり鉄と銀を間違えて触れてから、 どうにも銀色に光るものは怖いのです。
もっとも、大きな音や割れて飛び散る破片は回避できても、 たっぷりと汲んできたぬるま湯が、 エリアスの足元を水たまりにすることは、避けられず。]
(18) 2016/11/30(Wed) 20時頃
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[ ────がたん!
大きな音を立て、ベッドから転がり落ちた]
づッ…………!
[端正だと自負する顔から床に突っ込み 力無く転げる姿は、何ともみっともない。
棺桶から変えたばかりで、ベッドに慣れていないだとか 寝続けていた所為で、空腹で力が入らなかっただとか。
無様の理由は幾らもあれど、慰めにもなりはせずに。 無言のまま、苛立ち混じりにクッションを掴んで 部屋の扉へと、思い切り叩き付けた。
……そんな八つ当たりすれば、いっそう虚しいもので 幾らもしない内、再び部屋を出るべく立ち上がろうと]
(19) 2016/11/30(Wed) 20時頃
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[ 次の瞬間、ぬるーい水たまりの中に、 ぺしょん とへたり込んだエリアスは、 べそべそぼそぼそと、恨みがましい言葉を紡ぎ出す。]
ひどい、ひどいや…… せっかく、せっかく連れてきたのに、 僕の、僕のお友達に……ぐすっ シーシャは僕のことが嫌いなんだ……
[ ひどく内気で気の小さいこのヴァンパイア。
うじうじうじうじと、泣き言ばかり言うくせに、 寂しさで死んじゃう一人じゃ耐えられない! なーんて、 面倒な性格は、ずーっと、ずうっと前からのもの。
古城にニンゲンの死体を連れ込んで、 一人でお茶会、お友達ごっこ── なんてのも、 一度や二度や三度目ではなく。]
(20) 2016/11/30(Wed) 20時頃
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今から、今からきれいにするはずだったんだ…… ちょっとくらい、置かせてくれたって、 いいじゃないか、ちょっとくらい……
[ べそべそ。めそめそ。
気の小さなヴァンパイアは、 小さな声でそんな不満をこぼしつつも、 床に転がったボウルを拾い上げ、 とぼとぼと食堂を出てゆきます。
ほら、濡らした床はちゃんと拭かなきゃね。 濡れた洋服の替えと、何か拭くものでも探してきます。 それが、共同生活での最低限のマナーでしょうし。**]
(21) 2016/11/30(Wed) 20時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/11/30(Wed) 20時半頃
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―吸血鬼イルマの始まり―
[300年ほど前にさかのぼる。 学校の帰り道だった。と言っても現代の学校とは違い、神学を教える大聖堂からの帰り道。
当時のイルマの家は貴族としてそれなりの地位にあったが、送り迎えの馬車が不調で、短い距離だからと歩いて帰ることにした。
底冷えする夜のこと。 ――その"女吸血鬼"は、現れた。]
…は……
[イルマはその女性に酷く惹かれた。ほぼほぼ一目惚れである。 それから紆余曲折あった末]
私も、あなたと生きてみたい!
[イルマはその吸血鬼から噛まれることを望み、叶えてくれた女性は、誰だったか。*]
(22) 2016/11/30(Wed) 21時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/11/30(Wed) 21時頃
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やっほーやっほー先輩方おっはようございます。 おっと、ピーちゃんはいつも元気だなーまってばさばさしないで落ち着いてピーちゃんんんんん
[若い男性の目の前でばっさばっさと自慢の翼を広げて進行の邪魔をする。 暫くして肩の上に落ち着けば翼を美しく広げて俺は風を感じていた――
俺の名前はピーちゃん。歳は3歳。オウムだ。
コイツは俺の相棒のフィリップ。吸血鬼だ。 吸血鬼歴は49(0..100)x1日。ぴちぴちの新人ってこった。
今コイツが何しているかというと、先輩達への挨拶だ。新人だからな、顔を覚えてもらうにしても大事だ。
相棒の紹介もしていきたいところだが、挨拶ついでに今相棒と暮らしているココ、シェアハウスにいる吸血鬼の先輩達の紹介もしていこうと思う。]
ピーちゃん?綺麗な翼で前見がえないけどピーちゃん!?
[とりあえずは1番近くにいたアイツだな! ピィ!と一声鳴けば、ばっさばっさと俺の後ろで煩い相棒の服を掴み引っ張っていった]
(23) 2016/11/30(Wed) 21時半頃
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―― 古城 廊下 ――
…… いつものことながら、 全く騒々しいわね……。
[>>12>>13闇夜の帳もこれでは堪らないだろう絶叫と、 食堂の方からも響く怒声>>10。 女は気怠そう――実際その通りなのだけれど、溜息をついて 吸血鬼にとっては忌むべき色ともいえる銀の髪を揺らした。]
どうせ、あの悲鳴はイルマでしょうけど。 仕方のない子。300年と少しを生きても、落ち着かなくて じゃじゃ馬なんだから……。
[齢18程度にしか見えない容貌から吐き出される、大人びた口調と子どもを相手にするような言葉は、空気の一部へ。 ]
(24) 2016/11/30(Wed) 21時半頃
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[それも当然といえば当然だ。
――なんせこの女吸血鬼。 若々しい乙女の姿はそのままに、落ち着いた深緑の古めかしい……清廉な信者が纏うようなワンピースを纏ってはいるが。
その年齢、推定1800歳。 本人も「途中から面倒で数えていないわ」と言っているので、 正しい年齢は不明ではあるけれど。]
昔なら助けないところだけれど…… 共同生活をしている以上、助け合いも必要、なのよね。 ええ。理解していてよ、私だって。
[故に古めかしい――よく言えば、長い永い時を生きたが故の。 思考はどこかに置いたまま、 毎度こんなことを言っている。]
(25) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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[幾ら年月を経た吸血鬼でも、 時の流れと共に移り変わるものには抗えないものだ。
別に、生きていた年月=精神年齢や性格の成熟、とならないことは女にもよーく当て嵌まるし。 未だ現代社会にすっかり普及した文明の利器は使いこなせないし。 風の強い日に限って蝙蝠になって外へ出て、 流されてしまいうっかり日の出を迎えかけて死にそうな目にあったこともあったりするけれども。
―― 女の頭からは、物の見事なまでに それらが弾かれているのだった。]
(26) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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[寂れた窓の外に見えるのは、夜に包まれ静寂を守る森。 ――正確に言うなら、静寂を守ろうとはしているが ひとりの吸血鬼が邪魔をしていて迷惑を被っているだろう、森。
女は窓を開ければそのまま身体を宙に浮かせて、 悲鳴の主であり――随分昔に自分に酔狂なことを言ってきた>>22 張本人がいるだろう、古城の頂上へと飛んで行く。]
イルマ。お前、高い所が無理なのでしょう。 どうして此処まで来ようとするの?
[程無くして目的の人物を見つければ、呆れを目いっぱい含んだ表情を浮かべ。 ついでとばかり 溜め息を*]
(27) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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─→ 食堂 ─
[真っ赤になった顔を擦りながら、廊下を歩く。
メーデー>>12だなんだと聞こえたが 仮に落ちても容易く死にはすまい……多分。 助けを呼ぶ声もなんのその、食事を採りに下階へ。
食堂へ行けば、誰かのおこぼれにでも預かれないかと。 少々五月蝿いのは難点だが、背に腹は代えられない。 場合によっては、安眠妨害の一端に文句を言うつもりで]
……っと、
[ひりひりする顔を押さえていた所為か 食堂から出てきた人物>>21と、接触寸前。 既の所で身を引いて、「悪い」なんて軽く謝罪を。 けれど相手の様子を見れば、すぐに呆れ顔で]
(28) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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……何だその格好。
[相手の濡れた服と持たれたボウルを、怪訝そうに。 一体食堂で何があったんだと、 目の前の青年と食堂の扉の方を見比べて]
何があったかは知らないが、 もっとシャンとしろよ。 ……情けない奴だな。
[シャンと、なんて 寝坊助吸血鬼には言われたくないだろうが。 この同居人のうじうじした姿を見ると、 ついつい口煩くしてしまう。 お節介というか、なんというか]
(29) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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[優れた種である筈の吸血鬼が、 どうしてこうも気弱なのか。
もっと自信を持てと、やきもきしつつ]
ほら、背筋を伸ばせよ。
[言いながら、その背を強く叩いてやった]
(30) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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―古城・頂辺―
[頂辺で、ぴー、と半分泣きべそをかきながら 助けを待っていると、ふんわりと姿を現した女吸血鬼。>>27 自らを吸血鬼にしてくれた恩人でもあるし、当時の恋心というか憧れというか、そういった感情は今でも抱いている。]
オーレリアぁぁさぁぁぁん!!
[ひぃん、と涙目で彼女に縋り付くつもり。 尤も高いところが苦手だから、それすら恐ろしい。 飛べなくはないけれど、やっぱり怖いものはこわいし。 一人で何かあって落ちたら死んじゃいそうだし。]
だ、だってー 格好いいでしょ!? 高見から愚かしい者共を見下ろす吸血鬼的なやつ!!
[呆れた視線は気づかない振りで、力説。 彼女の手を借りようと、手を伸ばし、握ってもらえたなら、すぅっと下に降りていくだろう。]
(31) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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はー、死ぬかと思った。
[何処かの窓から、落ち着ける室内に入ってゆけば、にこぉと笑みを浮かべて、両手でオーレリアの手を握って上下にブンブン。]
ありがとうございます! やっぱりオーレリアさんは、す・て・き!
[そんなこんなで約300年。彼女を――いやむしろ長年ここで過ごしているシェアハウスの仲間たちを、振り回してきたのである。*]
(32) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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―― 300年ほど前の話 ――
[その日、女が大聖堂に連なる道を歩いていたのは 単なる偶然なのだった。
人間が嫌う底冷えする夜は、吸血鬼にとって歓迎すべき闇。 黒いローブに身を包み、すこし目深にフードを被る。 馬車が通った痕跡の残る道を踏みつけて、 夜に出歩いていた理由はお察し頂けるだろう。ご飯探しだ。]
(33) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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……こんばんは、お嬢さん。いい夜ね。 おひとり? こんな夜に危ないわ。ましてこんな夜は、 私みたいな吸血鬼に……
[>>22彼女を最初見つけた時は、不用心で簡単そうな 良い獲物というだけの認識だった。 別に味が美味しければ男でも女でも良いのだし、 特別空腹というわけでもないので、過剰に反応されるようなら見逃してやってもいいくらいの気分のなか。
声をかけた のだ、が。]
――― 食べられちゃう、か ら……?
[ どうにも可笑しかった。 怯える素振りも逃げ出す様子も、記憶の限りでは見られなかったように思う。 ]
(34) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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[正直、女にとっては初めての「理解し難い」相手だった。 逃げ出したいのは女の方だった。
そこからのあれやこれやは、まあ割愛するとしよう。 兎にも角にも女は最終的に娘の熱意に負けて、 (これ以上宥めるのも無駄だと諦めの境地に至って)。
望み通り、彼女を噛んでやったのだった*]
(35) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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―― あぁん?
[>>18 からころと軽やかな音と一緒に 少し細めの、でも、シーシャを責める響きのある声が聞こえます。 エリアスです。 シーシャは腕の赤子を少しかばうようにしながら振り向きます。 昨日連れてきたばかりの子です。 まだ知らない相手だったら泣き出すかもしれないし もしかしたら相手から小言をもらうかも。 そう思ったら、エリアス相手でも赤ん坊をちょっと隠してしまいます。
けれど、振り向いて、エリアスを見て、 シーシャはうげっと呻きました。 だって怨嗟の言葉>>20がびしょぬれ吸血鬼から聞こえてくるのです。 そりゃあ、構えるってものでしょう。]
(36) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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いや お前 だって
[もしょっと言葉が口の中で足踏みするのはそのせいです。 ありていに言えば ちょっとびびったからです。 いつも「うじうじしてる野郎だなぁ ああ??」なんて言ってるのに。
言葉を 一度 ごくん と飲み込んでから改めて言います。]
んなこと言ったって、ガキの じょーじょー教育に悪いだろ! いいか、お人形遊びなら、てめぇの部屋だけで……
(37) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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…… いや …… こいつも女の子だし お人形遊びとか興味あんのかな 教育にいいのかな
[自分の体で隠した赤子のことを思えば ちょっとどなる言葉にまごついてしまいます。 結局後半の言葉はもごもご、掃除のために食堂を出るエリアスに 「はやくきれいにしろよ」と声をかけて見送りますが、 眉間の皺の奥では人形遊びで培われる『情操』について考えていました。]
(38) 2016/11/30(Wed) 22時頃
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[刹那、微睡んでいたらしい。私は目を覚まし、辺りを見渡して――眠りの残滓たる霧が頭を去った後――愕然とした。否、より正確に言うならば、呆然とし、自失の奈落に陥ったというのが正しい。 目に映る辺りの光景は、あるいは先程と全く同じであり、 あるいは、先程と、全く変わっていた。 記憶を辿る。眠りが挟まれたせいだろうか、つい小時の昔を思い出すのに、私は随分な時を要した。そしてようやく気が付き、確かな意識を取り戻して、私は、叫んだ。 さにあらず。叫ぼうとして、声に出来なかった。 古城。入り込んだその、一室。そのありさまは酷く古りて、そう、古りて! それは私が長き時を経た事を示していた。 思い出したのだ、私は、先程、 つい先程と思える恐らくは遥かな昔に、私は、この恐ろしき巣のおぞましき主によって、同種とされ、]
(39) 2016/11/30(Wed) 22時半頃
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[かたり。
硝子の台形が倒れ、黒き池が見る間に場に生じた]
(40) 2016/11/30(Wed) 22時半頃
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ああ、騒がしい。
[月の元が賑やかしいのは夜の眷属として喜ばしい事かもしれないが。
それにしてもこの騒々しさは麗しい死の静謐の波紋を見出して余りある。
どうせあの、新参の娘御>>8や坊や>>10であったり、人の臭いも抜け切らぬ>>23小僧や、人の生活に準ずるや何や、伝統ある棺桶からベッドとやらに塒を変えた>>19輩であるのは知れているが。]
茶が欲しいわ。
[生計である、"キーボード"より手を下ろすと、凝った肩を解すように、ぐるり、と首を廻した。]**
(41) 2016/11/30(Wed) 22時半頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2016/11/30(Wed) 22時半頃
|
[ここで腕の中の赤ん坊について、少し説明しておきましょう。 くりくりとした大きな眼がシーシャと似ていないのはすでに言いましたね。 けれど黒々とした瞳孔は、シーシャの二つとそっくりですし、 くるんくるんとふわふわしている髪の毛は、 シーシャのまっすぐなものとおんなじ色です。
素直そうな面差しは明らかに似ていませんが、 ……他は、しいて言えば、鼻が一つに口が一つのところなんかは。まあ。
腕の中におとなしく収まっている赤ん坊は、 まだ口がきけないのでしょう。 小さい親指を口に含んで、まんまるとした目つきで城の中を、 まだ食堂に転がったままの死体を興味深そうに見ているのでした。]
(42) 2016/11/30(Wed) 22時半頃
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―吸血鬼イルマの始まり・蛇足―
[吸血鬼になるには、 其れから血を吸われるのは当然として>>35、彼らの血を飲まねばならなかった。
懇願の末、オーレリアが血を分けてくれた時の 甘美な味は、今でも忘れられない。
そうして、"食事"ではなく、"同族"となった時]
一生、ついていきます!!
[その一生がここまで長く続いているのも 身体的、精神的な成長がなかなかないせいもあり オーレリアのちょっぴりドジな面もまた>>26 親愛の情を深める理由であった。 今時の若い子の言うところの、ギャップ萌え、というやつだ*]
(43) 2016/11/30(Wed) 22時半頃
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いやあーいい夜ですね!おはようございまーす! …って人!?大丈夫ですkって死体か…えっなんで??
[ずりずりと俺に引き摺られながら相棒はすれ違う先輩達に爽やかに挨拶を交わしてゆくと、目の前に倒れている人間が目に入り、即座に駆け出した。
途中すれ違ったのは空のボウルを抱えて重い足取りで通り過ぎた若者。>>21 勿論俺達の先輩だが、内気というか…つまりは静かな奴だな! 目の先に転がっている死体は彼の物らしい。>>18
何に使うかはまだわからんが、死体の血ってうまいのか?隣で首を傾げている相棒にもわからないみたいだな。
もう1人の先輩と幾つか言葉を交わした>>36>>37後、洋服から数滴の水を滴らせながら歩きゆく姿を見送って視線は死体へと戻った]
んんー、これは何に使うんですか?シーシャ先輩?
(44) 2016/11/30(Wed) 22時半頃
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…… あぁ。 また、やってしまった。
[倒れたインク瓶。広がったインク。それによって少なくない部分が黒く染まった哀れな――羊皮紙。その無惨な姿を、呑まれゆく文章を見て、男は溜息を吐いた。 揺れて辺りを仄明るく照らす燭台、飾るようにサイドテーブルに置かれた頭蓋骨、幾つもの書棚、にも入らず山積まれた書物、細く長い造りの黒い柩。そんな一室に、その男はいた。 十九世紀の初頭に生まれ、半ばまで活動をしていた、作家。恐怖小説、怪奇小説を専らとしていた――今では別の名を以てやはり専らを著す活動をしている、その男は]
(45) 2016/11/30(Wed) 23時頃
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―― 古城 頂上 ――
[>>31彼女は半分泣きべそまでかいていた。 ふわんと浮遊時特有の軽さで姿を見せると、翡翠の双眸は 何とも言えない色を。]
もう。幾ら泣いたって、私は慰めませんわよ。 ……ああ、ほら。掴まりなさいな。
[「仕方ない」というのをわざとらしく前面に押し出して、 縋りつこうとする彼女へこちらから手を伸ばした。 高所が怖いのに、なぜ不安定になる体勢を取ろうとするのか。 飛べるということを当然として享受してきた女には、そもそも落下の危機を覚えたことがない。
まあ、日光と銀への筆舌に尽くし難い思いは、 いくらでもあるのだが。]
(46) 2016/11/30(Wed) 23時頃
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そうねえ。 貴方が高所恐怖症を克服出来れば、その意見に賛同してもいいわ。
[はいはい、と格好いい吸血鬼像については華麗に流した。 イルマの手をしっかり握って(そうじゃないと怯えそうなので)、そのまま慣れた様子で下に降りて行く。 エレベーターみたいだな、と誰かに突っ込まれた記憶が蘇ったが、今は置いておこう。 ]
(47) 2016/11/30(Wed) 23時頃
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[開けっ放しの窓を見つければ室内に入り、 軽くスカート裾を払う仕草をして。]
……ありがとう。その言葉もそろそろ聞き飽きたかしら。 次は本当に無いのだからね。 前も、前々回も、更にその前も言った気がするけれど。
[にっこり笑顔は、純真に見えて可愛らしくはある。 ぶんぶんと握られた両手を上下に振られれば、また呆れた様子で既に言い飽きた「次は無い」を告げて。 ]
悲鳴がかなり響いていたようだから、 後で誰かから文句を言われるのを、覚悟した方が良いかもしれなくてよ。
[いつものことだから、最早誰もなにも言わないかもしれないけど。 共同生活メンバーを考えると、 一応の忠告はしておこう*]
(48) 2016/11/30(Wed) 23時頃
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どたばた どたばた うるっせぇな ガキがびびるだろうが もっと気配を消せ、気配を
[腕の中の赤ん坊第一優先となったシーシャが、 新しく食堂に足を踏み入れた吸血鬼ーーフィリップに文句を言います。 大事そうに腕を揺り動かすあたり、父親業1日目の即席パパはなんとなく板についてきているようです]
あぁ? お前まだ見たことなかったか? エリアスのお友達だよ、オトモダチ これ使ってお人形遊びするのが、楽しみなんだってさ 遊んだ後どうすんのか知らないけど
お前のその鳥と似たようなもんなんじゃねぇの [少し意地悪げな笑いを浮かべて、シーシャは鳥を、ぴーちゃんを指さします。 腕の中で赤子も鳥へ向かって手を伸ばしますが、ばっちぃからやめとけ、とシーシャに阻まれました]
(49) 2016/11/30(Wed) 23時頃
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これだからだ、全く。 これだから、私は、この呪われた身になったと言えよう。 呪われた、そう、呪わんなら、己を呪う外あるまい。
[当世風に言うならホラー作家である男は、生来から、それにあまりにも相応しい、というよりは、存在がホラーに親しみ過ぎるような容貌をしていた。 骨と皮のように痩せただ上背ばかりがある体躯、常に見開かれたようなぎょろりとした目、闇の如く黒い髪。 四十路手前でこの身と――吸血鬼となった男は、その末路も、そうして何より今のありようも、極めてホラーに相応しく、ホラーそのものに、なった、なった筈ではある、が]
……まあ、 ひひひ。 いいけれどね。ああ、いいとも。
[肩を揺らし、不気味に笑う、 男はホラーには間違いなく似つかわしくも、 吸血鬼に似つかわしいかどうかは―― 恐らく、*微妙だ*]
(50) 2016/11/30(Wed) 23時頃
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── 古城 食堂 ──
シーシャは シーシャはいいじゃないか! いいなあ いいなあ 赤ちゃん 僕だって 意地悪言わない優しいお友達がほしいよ
でも、夜しか 夜しか出歩けないんじゃ、 街に降りたって、性格の悪そうな大人ばっかりなんだもの……
[ 自分からなにかを守るような仕草>>36に、
昨日、はじめて赤ん坊を見たときと同じく、 じいっと食い入るような視線を、その奥に向け、
ぐすんと鼻をすすったかと思うと、 うじうじ っと、物申したげに、うつむき、]
(51) 2016/11/30(Wed) 23時頃
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……そもそも、 人の形をしたものを踏みつけるほうが、
ぜったいぜったいぜーーーーーったい、 こどもに見せちゃいけないやつじゃないか……
……それに!
[ 気弱だ内気だというわりに、突然、 ビシっと指を突きつけるエリアス。]
じょーじょー、じゃなくて、 じょーそーきょーいく なんですからっ!
[ そこにだけは、自信があったものでして。 きっぱり言い切ると、ぱたぱたぱたっと、 慌ただしく、食堂をあとにしたのでした。*]
(52) 2016/11/30(Wed) 23時頃
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えっ?先輩何抱えてるんですか?
[今コイツが話しかけた銀髪の男、シーシャ先輩だ。いや、ここではシーシャ師匠と呼ぼう。 何故なら俺達が吸血鬼の仲間になったきっかけである。
それは後程詳しく話すとして、今気になるのは師匠が抱えているソレ。 相棒は覗こうとしているが果たして許されているのか、どうやら子供のようだ。]
気配を…消す? もしかして、吸血鬼の技ですか!師匠!!! で、誰ですかその子は!?
[師匠が腕の中の赤子をゆらゆらと揺らしてあやしている>>49のを楽しそうに眺めながらキラリ、と光る瞳で2人を交互に見つめていた。 エリアス先輩の死体遊びの説明を受ければ一瞬驚いた様子を見せるがけろり、と笑って見せて]
お友達か…吸血鬼ならではの遊びなんですかね!俺も今度参加させてもらおうかな? えっ先輩またまたぁ…ピーちゃんは人形じゃなくて生きてる鳥ですって!なっピーちゃ待って羽痛ッッ!!
[そして指さされた俺はばっさばっさと羽根を広げて抗議した。 ついでに赤子にも鳴いて威嚇でもしてやろうかと]
(53) 2016/11/30(Wed) 23時半頃
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── 古城 食堂を出て ──
[ ぱたぱた ぱた…… っと、 廊下へと飛び出そうとして、急ブレーキ。
目前に迫った誰かの身体>>28に、 ば っ と、勢い良く顔を上げて、 金色の髪の、訝しげな表情の男>>29を見上げます。]
な な なに って ……ディーン!! 聞いてよ シーシャが シーシャが〜〜〜!!
[ 哀れディーン。ご愁傷様、といったところか、 泣き出しそうな顔をした残念ヴァンパイア、 ああ 神様! と言わんばかりの勢いで、擦り寄ってくる。]
(54) 2016/11/30(Wed) 23時半頃
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ひどいんだ シーシャのやつ ぼくの 僕のお友達に、乱暴するんだ! やっぱり、子育てなんて、向いてないよ……!
はっ もしかして、 ディーンのその顔も、シーシャに……!?
[ 少々被害妄想の方向に暴走気味なのも、いつものごとく。
一人で慌ただしく騒ぎに騒いで、 ようやく、相手の顔に異常>>28を発見。 斜め上に思考をすっ飛ばしつつ、
情けない、と言われれば、しゅんと肩を落とし、 背筋を伸ばせ、と背に力強い衝撃を感じれば、 シャン! とその一瞬だけは姿勢良く、 見開いた目が、まばたきぱちぱち。]
(55) 2016/11/30(Wed) 23時半頃
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──── うん! うん!
僕もっとがんばるよ! もっと こう ヴァンパイアらしく! 自信と誇りゅっ を…………
[ 実に単純なエリアス!
寂しがりの構われたがりは、 呆れ混じりのおせっかい>>29だろうが、 実にポジティブに受け止め、喜んでいる──!
が、優れた種の風格など、 まだまだ遠くに霞んで見えるのが実情であった。]
(56) 2016/11/30(Wed) 23時半頃
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[さて、ここで師匠もいることだし(?)コイツと吸血鬼の成り立ちについて軽く話そうと思う。
コイツが吸血鬼になる前、49日前の話だ。 いつも通りバードウォッチングにやってきた俺たちは深い森に迷い込んでいた。]
あっ!ピーちゃん!あれ、あれだよあれ!珍しい鳥!!
[珍しい鳥を見つけた相棒は写真を撮ろうとさらに奥深くへ…と気づけば夜も更け、完全に遭難していた。]
なんっ…ピーちゃん空飛んで道案内できる?無理か(即答)。 あー俺が空を飛べたらなーもっと鳥の気持ちになれるのかなー
[なんて呑気なことを言いながら空を見上げたら近くを飛んでいるのは1匹の蝙蝠。実はさっきから周りを飛んでいて鬱陶しかった。俺は我慢できずに羽を広げそいつに思い切り襲いかかっt…と思ったら人間だった。いや、吸血鬼だった。]
……えっ?
[鳥にはなれないが蝙蝠になって空を飛んでみるか?といった世にも珍しい勧誘を受けて二つ返事でコイツは返した。 相変わらず適当に生きている相棒に溜息が出てしまった(ピィ~~)。
今思えば師匠の気まぐれだったのだろうと察するが、コイツもなんだかんだ楽しそうだから結果よかったんだろう。]
(57) 2016/11/30(Wed) 23時半頃
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……とにかく、僕、 着替えと、なにか床を拭くもの、探してこなきゃ
そうだ、ディーン ディーンは、食堂に用事? 床で滑って転ばないように、気をつけて
[ 再び、エリアスはわたわたと。
さっきよりもすこうし背筋を伸ばして、 廊下の奥へと、足音を響かせてゆく。*]
(58) 2016/11/30(Wed) 23時半頃
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[実はちょっと、シーシャは考えていました。 人のかたちをしたものを踏むのは悪いことなのかと。 >>52 "あの"エリアスが強く言うのです。 いつもだったらきっと、んなわけあるかと笑い飛ばすのですが 今は違います。父親業一日目。生まれたてのパパです。 言ってしまえば、吸血鬼になったばかりのフィリップより まだひよっこです。 ぴーちゃんはオウムなのでひよこではありません。
そんな訳なので、シーシャは、 死体の上からそっと降りていたシーシャは、 何事もないように、間違えたことなどないように、言いました。]
そーじょー教育中の俺の子だ 目元の可愛さなんてめちゃくちゃそっくりだろ 女だからな、気安くお前も鳥も、触らせねぇぞ
(59) 2016/11/30(Wed) 23時半頃
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[覗き込むフィリップへ、赤ん坊の顔を見せるように 体を斜めにしますが、ピーちゃんへは微妙に警戒の視線を向けています。]
いや 気配を消すのは人間的なスキルというか
いいやめんどくせ そーだよ吸血鬼様の技術だよすげーやつ もっと成長したら自ずと出来るようになるから今はとりあえず静かに歩け ガキ泣かせたら承知しねぇからな
[ちょっと扱いが雑なのが透けて出ていますが、それでもシーシャなりに気に入っているのです。なんて言ったって、自分の血を分けたのですから。ある意味、自分の子、ですよね。
ピーちゃんが羽をばたつかせるのは、自分の背中を楯にして、それでも肩越しに牙を剥いて威嚇し返します。 争いは同レベルでしか生まれない。いい言葉ですよね。]
その クソ鳥 黙らせられねーなら、 血ィ抜いて 本当に 人形にするぞ [シャーッ。威嚇です*]
(60) 2016/11/30(Wed) 23時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 00時頃
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うう、さらっと流すところも素敵ですっ オーレリアさん!
[捕まっておろおろと降りていく姿は>>46 手と手を取り合うエスコート――というロマンスとは程遠い。 泣きべその娘を連れて行く母のようだ。 言ったら、またつんとされそうなので言わない。]
……。 ……こ、克服?
あっはっは。 そんな方法があればとっくに試してまーす。
[笑い飛ばすことではないが、>>47 彼女も本気でないことはわかっている。]
(61) 2016/12/01(Thu) 00時頃
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……えっ、えええ、えええええ!
[次は無い。>>48 死刑宣告のようにすら聞こえた。]
私、今度こそ死んじゃう……。 そんなこと言って、また助けてくれるに決まってますぅ オーレリアさんは優しいですもーん。
[人によっては鬱陶しいと思われそうな口調でへらへらと笑うが、それはイルマはまだ懲りずに頂上まで登りたい気持ちが表れている。当人にはその自覚こそなかったが。]
……あ、はい…。 ディーンさんとか、起きてたらめっちゃ怒ってそう。
はっはっは。
[今は笑っておこう。 怒られた時に余計凹むのが目に見えているからだ。]
(62) 2016/12/01(Thu) 00時頃
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……さて、そろそろ準備しなきゃ。
[つい最近から、毎日の習慣となったお出かけをしよう。]
行ってきますね!
[オーレリアと別れる時には、手をふりふりして ふと思い出したように、振り向き]
今日も大好きですよ、オーレリアさんっ!
[べたべたスキンシップも取りたいところだが 彼女がそれを許しているか否か。*]
(63) 2016/12/01(Thu) 00時頃
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サーーー!イーーー!モーーー!ンーーー!
……さっ、ん……
[思いっきり大声を出した(先ほどの絶叫ほどではない)せいで、息が苦しくなり、最後の敬称だけ掠れた声。 彼は吸血鬼としては年下っちゃ年下だが、一応吸血鬼になった時に止まった人間年齢は年上だし、敬語を使ってはいる。そもそも、このシェアハウスで、年上も年下も、あんまり関係ないようなあるような……
そんなわけで、やってきましたホラー作家のお部屋前。 コンコンゴンゴン。ノックの音は荒っぽい。]
いますかー!新作できましたかー!
[実は彼の作品の大ファン――の、友人が居る。 イルマ自身は、「ふーんへー、すげー」くらいの感想だ。
友人に彼の新作の情報をいち早くお伝えすべく こうして編集者さながらの態度で、勝手に決めた作品の完成をせっつくのは、いつものこと。*]
(64) 2016/12/01(Thu) 00時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 00時頃
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へー…先輩とはあんまり似てないですね!いやあ、赤ちゃんはいつ見ても可愛いです。
[コイツ…!いつも呑気にへらへらしてるが、ストレートすぎるだろ! 何も気にせず横でニコニコ笑いながら赤ちゃんを眺めているのを横目に俺は師匠を見やる。あれ?もしかして、俺の方が警戒されてる??>>60]
人間的な…?あっ、やっぱり!吸血鬼スキルかぁ〜俺も早く1人前になりたいなあ。今度教えてくれます?師匠! あ、俺赤ちゃんあやすの得意ですよ!やったことないですけど!
[静かに歩きます!と手を挙げる相棒に鳥と赤子を同じように捉えてる時点でダメだよお前…と羽で後頭部を叩く。
赤子を庇って俺に威嚇をしてくる師匠に対してはこちらも対抗せざるを得ない。 明るい羽をぶわわわっと広げて嘴をも鳴らしてやろう。]
ちょっとピーちゃん!? ってまって先輩!ピーちゃんを人形にはしないで…!!
[必死に止めに来る相棒を押し退けピィピィとこちらも暫く対抗していただろう*]
(65) 2016/12/01(Thu) 00時半頃
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っうわ、 ……なんだいきなり。
[擦り寄ってくる体>>54を避けようにも、 ぶつからない為、一歩後退した後では叶わずに。
何事かと目をぱちくりしながらも、 半ば反射でその背中を撫でてやったり。 その後相手の濡れた服に気付いて、やっぱり顰めっ面]
? ……?子育て?あいつが?無理だろ。 ────友達って、お前またやったのか。
[普段から眠たげな頭は、流暢な舌についていけない。 疑問符と、呆れと。それらを強くしながら、 赤ら顔の真相を正直に明かすわけにもいかず、もごり。 「これは良いんだよ」と誤魔化すばかり。一体何が良いのやら]
(66) 2016/12/01(Thu) 00時半頃
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[彼の悪趣味な友達は、幾度か見かけた事もあるけれど。 止めろと指摘出来ないのは、悲しいかな 何とはなしに察せるその行動の意図を、憐れむが故。
せめてそのおどおど病が治れば 普通に友人の一人でも出来るんじゃないかなんて。 そんな優しい事は考えてはいないが 叱咤と共に背を叩く手には、一応の思いやりも含まれたり。
まあ何より、見ていて苛つくというのが一番の理由だが]
ああ、頑張れ頑張れ。 ……あんまり期待出来なさそうだけどな。
[そう、全くもって期待出来ない。 だが素直にそう言えるだけ、 見所があるという事にしておこうか。 ついでに、私みたいになれよなんて、胸を張ってみせ]
(67) 2016/12/01(Thu) 00時半頃
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……そっちこそ、転ばないように気を付けろ。
[伸ばされた背>>58には、寄せた眉を僅かに和らげ 離れていく姿を、引き止めはしない。
会う度指摘すれば、あの性格も治るだろうか。 そんなお節介さは、年寄りだからか*]
(68) 2016/12/01(Thu) 00時半頃
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[……そうだ、男は食堂に用があった筈なのだが。 あの様子を見るに、食堂には彼の友人が居るのだろう。 ただの友人なら良いが、死体だ。 血を吸えもしない人間の死体なんぞ、見たくはない。 それと食堂から漏れ聞こえる騒がしさ>>57>>60が 尚更男の足を食堂から遠退けさせる。
悩んだ末に足を向けたのは、一人の淑女>>41の部屋。 喧騒の原因の一つに、己が入れられているとも知らず。 無遠慮に、その扉をノックしてみせようか]
……おい、居るか。
[女性の部屋を訪れるには、気軽過ぎる声音。 少々不躾かもしれないが、男は気にしない。
もし扉が開いたなら、これまた不躾ながら、 何か摘める物でもないかと尋ねるつもりで]
(69) 2016/12/01(Thu) 00時半頃
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[ほんの少しの気まぐれと、悪意があったのでしょう。
シーシャがその年若そうな子をかぷりとしたのはつい先日のことです。 時折森へやってくるその人間を、シーシャはその運命の日のもっと前から知っていました。
なにが琴線に触れたのか、ここで細かく述べるのはやめましょう。 いたって能天気そうな彼の前に人のかたちで姿を現したのは 空を飛べたら、との空想的な言葉を聞いたからでした。
それまで蝙蝠として近づいたのが煩わしかったのでしょう、 近くにいた鳥は、あとで名前をピーちゃんと知りますが、 その鳥が羽ばたきを大きくし襲い掛かってきましたが 人の形になってしまえば鳥なんて煩いだけです。 きっとこの時から、あまりピーちゃんを仲良く思ってないのです。]
(70) 2016/12/01(Thu) 00時半頃
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[そしてシーシャは、 夜の森に似合いのうっそりとした笑い方で、 底意地のわるい色を乗せて、『空を飛べるぜ』と言いました。
『鳥にはなれねぇけど、些細な違いだ、蝙蝠になって空を飛べるぜ』と。 わらう唇に、妙にてらてら赤く光る舌を載せて、 そう勧誘しました。]
(71) 2016/12/01(Thu) 00時半頃
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[勧誘にはあまりにも単純に頷かれてしまいましたが、やることは変わりありません。 首筋をぱくりとして、たくさんの血を吸い 体の力をなくしたフィルへ、自分の手首から滴る血液を垂らしました。
それから、シーシャは、夜空にふたつ、余計に三日月を浮かべて 人間をやめていくだろう彼を面白そうに見下ろしていましたが 『またな』と別れの言葉を告げて夜の森を後にしました。
夜はまだ長く、シーシャはまだ、おなかが減っていたのです。 その時にはまだ、血を分けた彼の名前を知らないままでした。
そしてフィリップはいま、この古城にやってきて住んでいます。 住んでからのことはきっと、彼自身が語るほうが正確なことがわかるでしょう。シーシャがわかるのは、フィルは、鳥が好きで、空を飛びたがっていた、不思議な青年だったということだけでした*]
(72) 2016/12/01(Thu) 00時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 01時頃
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[フィリップを噛んだ夜、 シーシャは古城の主の部屋へ行きました。
時折、シーシャはティモシーに会いに行きます。 生きたままの鶏を携えて、シーシャはしばらく、 年老いた吸血鬼のそばにいました。
人間を吸血鬼にしたこと、無思慮の行為だったことを呟いて シーシャはその日もぱちぱちと燃えていた暖炉を見ていました。 誰かが聞いていたとしても、その晩のシーシャには与り知らぬことです。 ティモシーは相も変わらず、何も言いませんでした。
それから、シーシャが城を開けることが比較的多くなり そしてついに昨日、赤ん坊を連れて帰ってきたのです。]
(73) 2016/12/01(Thu) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 01時頃
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[そして今。 シーシャは食堂でフィリップと話しています。 シーシャが何を思って何を期待してたのかは、話すほどのことではありません。時折じっと観察するように彼を眺めているのは、いつも彼の近くにいるピーちゃんには気づかれていることでしょうけど。]
節穴かっぴらいてんじゃねぇぞ どこからどう見てもそっくりだろうが [ふん、と鼻息ついたシーシャですが、フィリップが絵描きを生業としていることをぽいと放り出していました。あやすのが得意だというフィリップにも疑わし気な眼差しをむけますが、それはともあれ、ピーちゃんです。 飼い主が止めようとしていましたが、しばらく食堂には姦しい音があふれていたでしょう。]
[その喧騒がようやく収まった時、シーシャはもう一度鼻息をついて]
ま、いつだって教えてやるけどよぉ とりあえず一人で十分な食事できるようになれよ
(74) 2016/12/01(Thu) 01時頃
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それから、お前が一番若いんだから、 ほかのやつらにも今の時代のこと教えてやりゃあ あいつらもいろいろ面倒焼いてくれるって
[そう言ってシーシャは上着のポケットから、最新機器!スマートな携帯を取り出します。シーシャも年若いので、そういった機器を使うことがままあります。が、それは好奇心からのものです。あまり詳しく他人に教えられるというほどではありません。]
――……まあ、いまはとにかく、金を稼ぐほうが大事だなぁ じーちゃんから聞いたろ そろそろ税金払わなきゃまじぃって
[そんなさなかに赤子を連れ帰ってくるシーシャですが 携帯をポケットにしまいつつ、一人頭いくら稼ぐのかなとぼやきました]
(75) 2016/12/01(Thu) 01時頃
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[吸血鬼になってなお、古城が現代社会に認知されている以上 果たさなければならない責任というのが降ってくるのです……。
ちなみにシーシャは、博物館の夜勤警備に入っています。 面倒くさい仕事で、面白みはありませんが いろいろな時代の遺物を眺めるのはなかなかいい暇つぶしになります。
ときおりサイモンの仕事道具をここに並べられるかな、なんて オーレリア自身をここに並べることもできるな、なんて 彫刻を眺めながら思うこともあります。 ひとまず、寝こけているディーンをここに陳列しても しばらく目を覚まさないだろうと今も思っています。
*骨董品のような顔ぶればかりの吸血鬼の城ですよね*]
(76) 2016/12/01(Thu) 01時半頃
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/*
ご参加ありがとうございます!
無事 定員になりましたが、
早めの村建てでしたので、あと2枠ほど開けておこうと思います。
ふた枠埋まろうと埋まらないと一日目を迎える時間の変更はない予定です。
(#4) 2016/12/01(Thu) 02時半頃
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[重傷の原稿をともあれ仮に避難させ、机に床に広がったインクを雑巾で拭き取る。まあ体裁を保った程度まで回復させては、男はそれで良しとした。木で成るそれらからはインクを完全に取り去る事などは出来ない。 そもそもまれによくある事で、元から相当に黒ずんでいた。 真っ黒になった雑巾を手に、それを捨てる事と、手を洗う事を直近の使命と思い並べたところで、]
……おや。
[響き渡る、己の名を呼ぶ、及び、叫ぶ声。先程から遠く聞こえてはいた数多の喧騒の元の一つであるそれ、聞き慣れたそれに、男は背後のドアを振り向いた。 ゆらりと其方に歩み、ドアを開ける。ぎぃ、と軋んだ音。 黒い手で黒い雑巾を持ったまま、もう片手の左手で以て]
…… やあ。 今晩は、今日も元気だね。
[其処に立つ姿、イルマに、男は唇の端を歪めるように吊り上げ笑み、まずたわいもない挨拶などした。 イルマ。実年齢でいえば一回り――百年単位だ――上である、だが見かけは勿論、振る舞いも極めて少女らしい存在。故に男は、彼女が男に敬称と敬語など使うのと同じように、少女に対するように接するのが普通になっていた]
(77) 2016/12/01(Thu) 03時半頃
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[不老たる存在の齢の定義、それはどうあるのが果たして尤も正しいのかとは、男もこの身になってから幾度も思考してみたところだが、結局毎度いわゆる「ケースバイケース」で結論付けられてはいる]
毎夜なる君の催促が功を奏し、 その返礼として相応しき終焉が成った。 私はそれを今此処に捧げよう。
……と、なったなら良かったのだけれどね。 残念ながら…… 完遂どころか、些か退化した有り様だよ。
見ての通りでね。ひひ。 インクを……嗚呼、なんという事だろうか。 零してしまいなどしていた。
……ひひひ。 かなしいよ。
[そんな事をつらつらと述べては、 大仰に肩を*竦めてみせて*]
(78) 2016/12/01(Thu) 04時頃
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―サイモン部屋前―
[ぎぃ。>>77 軋む音を聞くと、この古城もそろそろリフォームして欲しいなと思う。それ以前に固定資産税がどうのという話があるが、まぁそれはそれ、これはこれ。 古びた扉を開けて出てきたのは、目的のホラー作家サイモンだ。]
イルマちゃん、元気でっす!
[びし、と手を上げて挨拶。 [終焉が成った。相変わらずロマンチック!]
……おお、おお!
[と思ったら]
お……おぅ……?
[途中から変調して、残念なお知らせを聞くと>>78、あちゃーと眉を下げる。確かに部屋には黒色が木の家具を汚したであろう痕が見えた]
(79) 2016/12/01(Thu) 13時半頃
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ぁー。どんまい! でも明後日までには仕上げてくださいね。
[何故か担当編集者のように諌めておいた。]
私の友達、サイモン先生の新作を マジ楽しみにしてるんですよ。
なんでも、19世紀のホラー作家さんと 雰囲気が似てるとかで。
[ご本人であることを知ってか知らずか 真顔でそんなことを言ってのけた*]
(80) 2016/12/01(Thu) 13時半頃
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─ 古城 厨房 ─
[厨房がステンレスではなくタイルで出来ているのは、銀色を過剰に恐れる者がいるからだという。 そんな彼が哀れに思えて、セラミック包丁とやらをついこないだ(と言ってもおそらく10年は経っているだろうが)買ってきたが、そんなことは一言も言わないのだから気づいているかどうか。]
お腹を裂きましょ、お魚の〜 腸取り出し草詰めて〜
[調子はずれの歌を歌いながら、鮮魚の腹に香草を入れ オーブンへとぶち込む]
ごーふん焼いたら出来上がり〜 今日のメニューは魚だよ〜
[ちなみに彼の料理はいつも生煮えで有名である。以前牡蠣でそれをやった時にはルームメイトらからこっぴどく怒られたものだ。]
(81) 2016/12/01(Thu) 15時頃
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イッヒッヒ…! あァ…おかしいねぇ…。
[特徴のある笑い声は彼の口癖で、周囲からの評判はよろしくなかったりするけど、本人はお構いなし。]
あ!…ァ、ア…赤ちゃん!! 赤ちゃん…いたねぇ……。 赤ちゃんの食べ物はー…。 はちみつ? そば? かに? んー……。お餅!…は、背負わせるんだっけ、ヒッヒッヒ…。
[包丁を勢いよくまな板に打ち付けながら首を捻っても答えは出ず。]
詳しい人に聞こうかなァ…。
[そう言うとふらり厨房を後にして、女性の声のする方へ*]
(82) 2016/12/01(Thu) 15時半頃
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─ サイモン部屋前 ─
[さて、誰に聞いたものかと歩いているとサイモンの部屋の前で見かけるのはイルマと部屋の主、サイモン。
ここで男は逡巡する。 この二人が、答えを持っているのかどうか。
イルマ、可愛い成りこそしているが長命な仲間だ。昔おばさんと仄めかしたことがあったがあの時は死を見た。 サイモン、背も体格も似てるんだし僕は常々双子コーデしようと誘いを掛けてるが彼が猫耳パーカーやピンクな服を着てくれたことはあっただろうか。
そんな二人を見て出した結論は…]
ヒッヒッヒ…… 二人に聞きたい事があるんだけど……
[面倒臭いからこの二人でいいや、でした。]
(83) 2016/12/01(Thu) 16時半頃
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[実のところ、真夜中より夕暮れが好き。 昼ほど肌を焼かないが、夜にもまして胸を焦がす。 ちょっと前まで身を潜めていた国では、逢魔刻って言葉があるそうな。
なんとも、ろまんちっくじゃあないか!]
ん、んん。 …………はっ。寝過ごした!
[とかなんとかいいつつ、健康的なボクは自力で日のあるうちに起きたり出来ないのである。 いつもなら麗し詐欺師弟――姉妹、とかそれ系で呼ぶのは耽美の無駄遣いだ――とか、食堂とかの騒ぎで目が覚めるんだけどね。 あと、最近は可愛い新入りたちも増えたし。]
(84) 2016/12/01(Thu) 16時半頃
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ディーンか。入れ。
[重い木の扉を叩く音としわぶきの声に>>69、此方も鷹揚に応答を返す。]
先程屋根で騒いでおったのは、またオーレリアの処の小娘か。あやつ、そろそろ弱い三百歳になろう?いい加減空を飛ぶなぞ出来んのか。
[高所恐怖症なのだからそういう問題ではないのかもしれない。 女は先程より続けていた作業に目を向けたまま、腰掛けた背を振り向きもせず言を紡いだ。。
古びた石造りの陰気な城に相応しい、重苦しい赤の天鵞絨のカーテン、燻んだ色合いが重ねられた年月を思わせる彫刻作りのチェストや応接セット、天幕に覆われ薔薇が飾られた棺桶、それらが薄らぼんやりと、少ない明かりに浮かび上がっている――パソコンの、ディスプレイから。
よく見れば、如何にも古色蒼然とした室内の足元は、至る所にコードがのたうっていることだろう。]
(85) 2016/12/01(Thu) 16時半頃
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[すまーとほんには不慣れゆえ、つい時計で時間を確かめるのもいつものこと。 人間社会において、電話は便利だ。 持ち運べて、しかも軽いのはなおいい。 でもな、おばちゃん、電話になんでも搭載するのはどーかと思うぞ。
ボクがベッドを飛び下り身支度を済ませれば、案の定、あちこちでわやわややってる模様。]
……ふふ。 賑やかなのはいいことだよね。 吸血鬼らしいかというと、まぁ、あれだけど。
[お前がいうなは聞き付けぬ。 一応は偉大な先輩である者が多いことだし、今日も楽しく教えを請うとしよう。
今更鳴り出したすまーとほんのアラームを消そうと四苦八苦しながら、のんびりと階下を目指した**]
(86) 2016/12/01(Thu) 17時頃
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私もな、そろそろ茶でも欲しいと思っていたところだった。 生憎、この部屋には茶はないが、酒ならばあるぞ。ほれ酒肴も、腹がくちるものではないが、そらそこに。
[指差したるテーブルには、蓋付きの硝子デカンタに満たされた火酒。その隣の小皿には、薄い、白茶けたちょうど爪の様な…、いや、正真正銘、爪だった。爪の100日干し。紀元前から生きているとs吸血鬼は食うものが渋い。]
ところでな、主、手隙か? 手隙であればちぃと手伝って欲しいのだが。なぁに、簡単じゃ、このな、画面に表示されておるこの"ぐーごる"で、「コルセットベルト」を検索し、上から表示される順に30ほど、画像と価格を集めて欲しいのじゃ。
[ディーンの反応如何に関わらず、とうとうと作業の手順を説明しだす。]
(87) 2016/12/01(Thu) 17時頃
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[ひょっとして今までも、そしてディーンに限らず、この血統古き女吸血鬼に、この手の頼み事をされた者が城内にいるかもしれない。
室内に複数並んだディスプレイとPC。
かって生まれた土地ではストリゲスとも呼ばれ、アウグストゥヌスの治世の夜にも生きた2000の齢を越すこの女吸血鬼は、現在に目覚めるに至り、『真夜中はゴシック★』というゴシックライフとファッションのアフィリエイトサイトで小銭を稼いでいるのである。]**
(88) 2016/12/01(Thu) 17時頃
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( ……ぴいぴい鳴いて、慕って、まるで雛鳥ね )
[>>61冷たく流しても堪える様子の無いイルマに、 女はふとそんなことを思った。 共同生活中といえど、自分が誰かの親鳥だなんて まっぴらごめんもいいところだけど。
落ちると考えるから怖いのよ、と克服法を告げようとしたが。 恐らくそういう問題でも無い。]
ということは貴女、また懲りずに登るつもりかしら? 安眠妨害で恨まれても、私は知らないのだからね。
[へらへらと振りまかれる笑みに、相変わらずな口調。 鬱陶しいと怒ったことこそないけれど、そろそろ齢には合わないだろうとは思う。]
(89) 2016/12/01(Thu) 17時半頃
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……シーシャあたりもよ。 あの子、何をどうしてそうなったのか知らないけれど、 今ではすっかり赤ん坊の父親のようだもの。
[昨日の明け方近く突然彼が連れ帰ってきた、 小さくてやわらかそうな赤ん坊の姿を思い出す。 女からしてみれば年若い吸血鬼が父親に成ったのだから 未だ混乱もいまいち抜け切らぬところ。]
もし外に出るのなら、陽が出る前に帰って来るのよ。 分かってはいるだろうけど。
[こんな言葉が自然に出てくるあたり、 女も絆されているのだった。]
(90) 2016/12/01(Thu) 17時半頃
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[振られた手には小さく振り返しておいた。 それから「行ってらっしゃい」と声をかけようとしたところで]
はいはい、ありがとう。 行ってらっしゃい。
[永い時を生きてきた女は、スキンシップはあまり得意ではない。 べたべたはキッパリ「NO」と言える吸血鬼なのでお断りしているけれど。 ちょっとくらいならまあ、偶に許していた。]
(91) 2016/12/01(Thu) 17時半頃
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[そう。女は吸血鬼なのだ。 それも1800歳はいっている。あのとしm――こほん。 グロリアには及ばずとも、長命の吸血鬼。
なに? 年上に機械の使い方で完敗だ、って? 人には向き不向きがあるものなのだ。人じゃないけど。]
食堂はいい加減落ち着いたかしらね……。
[先ほどの喧騒を思えば、どうだろう。 翡翠を瞬かせ、黒いリボンをひらひらり、 女は優雅(を気取って)歩き始めた。**]
(92) 2016/12/01(Thu) 17時半頃
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ふむ。 それは勿論、誠心誠意、努力をさせて貰おう。
[編集者のようなイルマの口ぶりには、しっかりと頷いて返した。――完成させるとは言っていない。 作家の仇敵たるものの一つにして最大であると言ってもいい、人間を狂気たらしめん暗黒の神々よりも恐ろしく無慈悲なりとも評せる襲撃者、 〆切。男はそれを、どちらかといえば、守らない方だ。元よりそうだったが、不老となり長きを生き、時間の感覚が緩んでからは、一層であり、どちらかといえばどころでなく守らないのが常例だった。 男の今の担当たる編集者は、職務に熱心な手合いである。編集者というものは時代が変われど変わらないな、と男はその彼に一種の感慨など覚えていたりもするのだが、それ故に、彼がこの城に押し掛けて騒ぎになったなんて事も、 一度、二度、 三度くらいあった。二度ある事は三度あるという格言は、けだし真実だと言えよう]
おや、……ひひ。それはそれは。 光栄の至り、かの者が酸とニガヨモギを用いる如く、 その誉れを我がインクに入れさせて頂くとしよう。
[友達が、と切り出される言葉には丸い目を僅か細めて、肩を笑いに震わせつつ返した]
(93) 2016/12/01(Thu) 18時頃
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[と、ふと、近付いてきた足音に]
…… ああ。 ひひひ。今晩は、クシャミ。
[その主があげる笑い声と似た笑い声を伴い、出迎えた。 クシャミ、猫耳の付いた服が特徴的である彼とは、男は恐らく仲が良い方だ。年は近い範囲であるし、変に笑う癖など似ているし、体格も似ているし――尤もその点から寄せられる提案は無期限保留にしているが。 「私が君と同じ装いをしたとしよう。それは多分に深淵の顕現となり、実体を超える恐怖を生じさせるという点で、ホラー作家としても、吸血鬼としても、避けるべき暴挙に外なるまい」――とは、いつか返した断りである]
何かな。
[問いかけを聞けば、先を*促して*]
(94) 2016/12/01(Thu) 18時頃
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はい! って、そういやサイモンさんの担当編集者さん 最近は来てませんね?吸っちゃいました?
[頷きを肯定と取ってしまったのは>>93、編集者として失格であると言わざるを得ない。編集者じゃないから仕方ない。 最近というのは数ヶ月単位か、はたまた数年単位か――時間の感覚が緩んでいるのは此方も同じだったが、二度三度ほどこの古城に押しかけてきた人間は記憶に新しい。 誰かしらが狙って血を吸ったとすれば、犯人は自ずと被害者の関係者となるのが摂理である。]
酸とニガヨモギで綴ったお話は さぞ甘酸っぱくて苦い結末なのでしょうね……。
[ふふ、格好いいこと言ったぞ、私。]
(95) 2016/12/01(Thu) 18時半頃
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…――はっ
[近づく気配は、まるで闇夜から現れる 妖しい魔女にも似た。>>82]
出たな、小僧!
[おばさん扱いをしたことは今でも忘れてません。 むしろあれ以来、クシャミを小僧だの若造だのと貶すようになったものの、それじゃあおばさんであることを否定していないことに気づいていない。そんな青い春、イルマちゃん。
クシャミの、黒に白にアクセントのようにピンクの混ざった格好。そして猫耳。 300年ちょっと生きている女には、 彼の服装は、少々理解が及ばない。 現代を生きる若者(?)として それではいけないと内心焦っている。
蛇足にはなるが―― ティーンエイジ向けのファッション雑誌「リトル♥デビル」なるものを購読しているのは内緒だ。「真夜中はゴシック★」も勿論>>88、携帯電話のブックマークに登録済みである。 ただあのサイト、携帯で見ると表示崩れるんだよなぁ。今度管理人さんに言っておこうかなぁ。]
(96) 2016/12/01(Thu) 18時半頃
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で、なに? ついに料理が生煮えにならない調理時間を 学ぶ気になってくれた!?
[生煮えは、まぁいけなくもないけれど 喉越しがちょっと、ね。 ちょっとぬるんってなるからね。*]
(97) 2016/12/01(Thu) 18時半頃
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失礼。
[聞こえてきた返事>>85に扉を開け、 配線だらけの部屋には、これまた渋い顔。 家具のセンス自体は悪くないと思うのに、 コードはもう少し何とかならないのだろうか。 なんて、ベッドしかない部屋の主が言えた事ではないが。 部屋もそうだが、家主が此方を向かないのも気に食わない。 むすりとしつつ、つかつかと彼女の横まで向かい、 綺麗に結われた頭へ顎を乗せ目の前の箱を覗き込みながら]
だろうな。今頃奴が責任もって救出してるだろ。 飛べるかは知らんが、飛べないのなら どうして屋根に登るのか、甚だ理解出来ないな。
[安眠妨害をされた故、少々苛立ち混じりの声。 けれどそれは相手には関係無いと、一つ咳払いで誤魔化し]
(98) 2016/12/01(Thu) 18時半頃
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なら、少し貰うぞ。 少なくても、無いよりはマシだ。
茶は良いが、今食堂に行くと面倒だからやめとけ。 死体と餓鬼と危ない料理が待ってるからな。
[指差す先>>87に視線を向ける頃には、乗せた顎も下ろし。 酒の満ちたデカンタを手に取りつつ、 相変わらず婆くせえもん食ってるなあと、皿を見たり。 頂いている立場だ、勿論口に出したりはしないが。 爪を見る渋い視線からは、それは察せるかもしれない。
礼とばかりに付け足した情報は、 彼女にとって益となるのかどうか。 少なくとも、コック気取り>>81の料理は回避して欲しい所]
(99) 2016/12/01(Thu) 18時半頃
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[ぽりぽり、何とも言えない食感を味わいつつ、 答えも聞かずに語りだす相手>>87の方を向く。
その頼みには、またかとげっそりして考えた。 せめて食べる前なら拒否も出来たかもしれないが、 変な所で義理堅い男には、もう断る選択肢は存在しない]
……ぐーごるじゃない、ぐーぐるだ。
[示された箱の一つの前に座りながら、訂正を一つ。 かつては男も彼女の言う通りぐーごるだと思っていたが、 他でもそう言って笑われた事は記憶に新しい。
ちゃちな恨みを抱えながら、一本指でキーボードを叩く。 危なげだが、これでも最初よりはずっと良くなった。 初めての時などは、 苛々して板をぶっ叩いたりもしていたのだから。 画像の保存は、今でもちょっともたついたりもするが]
(100) 2016/12/01(Thu) 18時半頃
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それにしても最近の奴らは、 足をこんなに出して端ないとは思わないのか。 こういうのは隠してこそだぞ。
[画面に並ぶ、可愛らしいコルセットベルトの数々。 ついでに出てきた、それを纏う女性達。 膝より上のスカートは、男の趣味には合わないらしかった。 ぐちぐち五月蝿いのは、酒が入った所為もある。
半ば目的を忘れ、作業の手を止め彼女の方を向き 上から下まで、その服装を眺めてから]
……お前もこういうのを着るのか?
[男の頭には、年寄りの冷水という言葉が浮かんでいた]
(101) 2016/12/01(Thu) 18時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 19時頃
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[部屋に入った途端に顰められた顔>>98は、生憎如何な長寿といえど、背中に目は生えていないのでわからない。もっとも、生えていたとて気にしなかったかもしれない。]
無礼ぞ。
[今日の更新を終えて一段落。お茶の前にメールチェックと今日の検索キーワード順位のチェック。ずしり、と頭の天辺に加わる重さに、そう抗議は上げれど、キーボードを叩く指は止まらない。]
偶には夜明け程まで放っておいて、痛い目を見せてみればよいものを、ほほ、オーレリアも彼奴に甘いものよのう。 これ、私の上で咳払いをするでない。髪が乱れる。
さて。なんぞ気晴らしにでもなるのかのう。 主もどうじゃ、最近は人やらで流行っておるベッドやらに寝台を変えたと聞くが。
[寝心地は。]
(102) 2016/12/01(Thu) 19時頃
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餓鬼とは言うようになったものよのう。
[笑い含みで応えるが、幾年生きているやら女にすらわからない城主に比べれば、ディーンは確かに男共の中では最年長であるし、実際、最近増えた住人は、赤子どころか胎児に等しい>>23齢だと聞く。
危ない料理、と聞くと、ディーンに負けない程に眉間に皺を寄せて向き直った。]
あの癖はまだ治らんのか。彼奴の料理>>81を喰った後の腹痛といったら、忌まわしき吸血鬼狩りどもから腹に受けた銀の弾にも劣らぬ程であったぞ? それともそれが目的か?我ら人の食物を食わぬとて死にはせぬものを、何を酔狂にあのような危険物を生成しているなど、…………
[向き直ればクシャミの料理について流れる様な苦言を申し述べるも、ふと、爪を齧る何とも言えない表情>>99に気付いてしげしげと見た。不服が?十代の爪のみを集めて丹念に干した爪の百日干しに何か不服が?クシャミの料理と比べて何か不服が??]
(103) 2016/12/01(Thu) 19時頃
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吸血鬼?空飛べるんですか!?やります!よくわかんないけどやります!!
[ニンマリ笑う師匠>>70>>71にそう返事をして、そこからはあっという間だった。
ぱくり、と噛まれて吸われて今度は血を飲んで…口元に大きな弧を描いた師匠は俺たちを見下ろしながら一言告げて、そのまま次の獲物へと飛び立って行った。>>72
その後はそのまま森に暫く放置されて、ジタバタと苦しんだ後牙が生えて血色が悪くなり…その後また師匠が戻ってきてくれたのか、誰かが助けてくれたのか、コイツもよく覚えてないみたいだが気づけばこの城にいた。 (因みに途中から俺は怖くなって気を失っていた)
49日たった今。未だに師匠のことは詳しく知らない。 他の先輩達よりは話す機会は多いが、師匠は城を開けることも多い。
食事中だったのに何故コイツを吸血鬼にしたのか、本当に気まぐれだったのだろうかなんて、急に赤子を連れてきたような人だ、このピーちゃん様でさえ真意がわかる訳が無い。
しかしまあ、師匠の口は悪いけどコイツのことをよく気にかけてくれるから、きっといい奴なんだろうな。俺には威嚇してくるけどな。*]
(104) 2016/12/01(Thu) 19時半頃
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[そして話は今に戻る。 師匠にそっくりだろうが。>>74と言われて赤子と師匠を交互に見比べている相棒。 俺から見ても似て…ないなと思う。
この赤子の出処はどうやら秘密の様子。 いつか、そのうち、きっとたぶん教えてくれるんじゃないかな。100年後とかにでもな。 相棒もそこまで気にしてないし、1つ1つ気にしてたらこの城で暮らしていくには頭が痛くなるような先輩ばかりだし。]
今度俺にも抱っこさせてくださピーちゃんまっていい加減落ち着いて!!!
[師匠と俺の睨み合いも間に立っているコイツのお陰では勿論ないが暫くすれば落ち着いた。 どうやら相棒は俺様を抑えるのに疲れてぐったりしているようだ。]
(105) 2016/12/01(Thu) 19時半頃
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へびっ……ず、あー
[突然口から飛び出したのは、爬虫類のそれではなく クシャミだ。いや、目の前のクシャミではなく、くしゃみ。
どこかで話題にされているなど露知らず>>85>>98 むしろあれだけ叫んで、迷惑をかけたのだとオーレリアから諫められたのも、いやよいやよも好きのうちだと思って気にしていない。]
風邪……?
[はて、吸血鬼は風邪を引くのだったかどうか。 ここ300年――つまり人間を辞めて以降、その記憶はないのだが、単に体が丈夫だからなのか、○○は風邪をひかないというの俗説の通りかはわからない。*]
(106) 2016/12/01(Thu) 19時半頃
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ぜーはー…っふー…。 ご飯かー毎日食べなくても腹持ちが良いのは嬉しいけど色々制限がつくのが面倒臭いですねぇ… なるほど!自分が得意な事を手伝えば先輩たちも仲良くしてくれるかも!
[>>75師匠…さすがっす!なんて軽快に笑いながら同じく自分のスマートフォンを取り出して師匠と一緒に撮ろうと写真をパシャパシャしてるけど果たして自分等は写ってるのか?
へらへらと呑気に笑っている相棒に突き刺さったのは次いで告げられた言葉。 そう、金だ。金!吸血鬼になったって生きてくには金がいる。 途端に表情は一転してヒュッと息を呑む相棒。]
あ、ああ…お金はやっぱり必要なんですかぁぁ… 絵、描いてこようかな……
(107) 2016/12/01(Thu) 19時半頃
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[相棒の仕事は人間の時から絵描きだ。 それだけで食っていく程ではないが、売れる時は売れるし、インターネットで簡単に依頼を受けたりできるからそこそこ稼げる。 最近は吸血鬼の先輩達から色んな話を聞いたりしてインスピレーションがびしばしらしい。
因みにアルバイトは当時からバーテンで働いているのをまだ続けている。 若いねーちゃんとかもいるし飯には一応困ってないとか。
ともかく今は金だ金! ピーちゃん様が美味しい飯を食っていく為にも稼いでもらうぜ相棒!! ぺしぺし、と優しく彼の頭を叩いた]
んん、そうだねピーちゃん。 新人だからココはきっちり稼がないと…城にいられなくなるかも!! メールの確認してこようかなあ…
[その後いくつか師匠と言葉を交わしただろうか、部屋へと向かう途中すれ違いざまに翼で師匠の背中をぺしっと叩く。 勿論、「いつもありがとな。またコイツに色々教えてやってくれよ。赤子にもよろしくな……次は絶対負けんからな。」という意味を込めて*]
(108) 2016/12/01(Thu) 19時半頃
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[食堂から部屋へと向かう途中。 この騒ぎを聞きつけてか、オーレリア先輩がやってきた。>>92 その姿を見つけるとひらひらと手を振って相棒は先輩へと向かった]
オーレリア先輩おっはようございます。 いや〜今日も優雅ですね先輩!
[落ち着いた容姿で優雅に廊下を歩いているのはオーレリア先輩。 年齢は確か1800だったか。とにかく俺達の大大大先輩だ。
まだ出会って間もない俺達には落ち着いていて大人(?)な先輩の姿しか知らないがどうやらお茶目な一面もあるとかなんとか。]
先輩どうしました?食事ですか?? キッチンからいい香り…がしてますけどクシャミ先輩かな。 ああそうだ、さっきイルマ先輩の叫び声聞こえてましたけど、大丈夫です?
[オーレリア先輩の先輩には俺達と師匠の関係と同じく吸血鬼にした人がいる。 詳しくは後々紹介するとして、一言で表すとうるs…明るい先輩ってとこだな。]
(109) 2016/12/01(Thu) 19時半頃
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おおそうか、そうか、手伝うてくれるか! やはり主は話のわかるやつよな。
ええい、よいではないか細かいことなど。
[手伝ってくれると聴けば現金である。両手を打ちそうな勢いで、サブの端末の前へと引っ張り座らせる。 酒の誘いに応じてしまったことを多少悔いていたとしても気にしないし、ごーごるとぐーぐるの違いもろくに聞いていない。]
しかしなんじゃ、そなたは相変わらず"さみだれ" じゃのう。
[一本ずつ指でキーボードを叩く様子を隣から覗き込み、覚えた"あいてぃー用語"で例えて見せる。感謝の念は何処へやらである。
近頃の服装に苦言を零すのを>>101]
何じゃ。また偉くかたいことを言う。我が故郷では、大会の折りは男子は布も纏わず競技に励んでおったぞ?
(110) 2016/12/01(Thu) 19時半頃
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[古代オリンピックの話はしていない。
些か厳しい目つきでディスプレイを見ていた視線が、此方の上から下へと走らされるのに。]
無論じゃ。実際に装って見ぬ事には真に満ちた記事は作れぬ故に、それに、如何なる時代であっても、装いとは良いものよ。
何処にあっても昼の最中に外に出ずとも買い物が出来るとは、いんたーねっつとは素晴らしいのう。主もそう思わんか。
[然して女のアフィリエイト収入の大半は、記事作成の為という名目でネットショッピングに費やされているのである。固定資産税?何それ?
実際に女が購入するのは、短いペチコートや、見せパン前提の超ミニフリルではなかったが、その辺りは言葉から省かれてしまったのでディーンには勘違いを与えてしまったかもしれない。
ちなみに最近のサイト運営の悩みといえば、どうも機種によって崩れがでるらしい>>96、ということと、記事作成のスピードなのだが、一度書物を生業としているということでサイモンにも頼んでみたが、奴は駄目だ、締切を守れない>>93。インターネットのライティングは、鮮度がモットー、スピードが命なのである。]**
(111) 2016/12/01(Thu) 19時半頃
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[イルマの問いかけ >>97には、スルーで返す。 以前にも同じやりとりをしたことがあるが、男曰く「僕はさ、冒険したいんだよね。死への旅路……尤も途中下車しちゃうんだけどさ、ヒッヒヒ…!」だそうで。]
用事。
ええとね、ヒヒヒ、赤ちゃん。 赤ちゃんは何を食べるのかなァと思って。
[二人にそういうと、先ほどキッチンで呟いたような品目>>82をあげつらう。ちなみにいずれも乳児にはあげない方がいいものだったりする。]
あぁ、でも。
[イタズラを思いついた時の男はにやぁと弓なりを更に強める。そう、ちょうど今のような。]
(112) 2016/12/01(Thu) 20時半頃
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あの子が本当に彼の子か試す方が楽しいかも? 二人はどっちだと思う?
ヒッヒヒ……どっちかなァ…?本物かなぁ…。
[冗談と取れなくもない発言はいつもの事ではあるが、いつでも笑いながら話すので男の発言の真意はいつだって伝わりづらい*]
(113) 2016/12/01(Thu) 20時半頃
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[かつん、かつん。 革靴の音を響かせながら夜の暗い廊下を歩く姿は、 実に吸血鬼らしいだろう。――なお騒々しい住人たちのおかげで 雰囲気はぶち壊されているが]
あら。御機嫌よう、フィリップ達。 ふふ、ありがとう。 貴方は今日も元気ねえ。どうかしら、ここの生活にはもう慣れていて?
[>>109ひらり手を振り此方へ向かってくる姿は、 つい最近吸血鬼になったのだという男と、連れ合いの鳥。 出逢って間もない彼らにはまだ己の失態を見せていないし、 ――というか今後一切誰にも見せる気はないけれど!
にこりと微笑んで、ここの暮らしにはもう慣れたかどうかを尋ねた。]
(114) 2016/12/01(Thu) 20時半頃
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あまりお腹は空いていないけれど、騒々しいものだから。 ……クシャミがキッチンに? あの子、いい加減調理時間を覚えたかしらね……。
[別に生煮えでも生焼けでも食べられないことはないが、 口に入れたいと思うようなものではない。 本人が好んでやっているだけに、オーレリアとしても如何ともしがたいところだ。]
イルマは大丈夫よ。私が連れて降りたから。 ……そういえばフィリップ。 貴方は、ちゃんと空を飛べるのかしら?
[首を傾げてそう問うたのは、 これ以上の安眠妨害者が出ると、ディーンの顔が安らかである時が、一生無くなってしまいそうだからである。*]
(115) 2016/12/01(Thu) 20時半頃
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赤ちゃん……ああ。シーシャの?
[彼が連れてきた赤ちゃんの話は、オーレリアからちらっと聞いていたが、何事かは、昨日の今日で聞けるはずもない。 それどころか、昨日の夜は出かけて今日は屋根の上騒動だ。 赤ちゃんの姿すら見ていなかった。]
何を食べる……?なんだろ? ヤモリとか、イモリとかかなぁ。
[タ……と言いかけた。なんでもない。]
その子が私たちと同じなら、 似たようなものを食べるんだろーけど。
[つまり吸血鬼なら、という話。>>112 尤も吸血鬼であれ、普通に料理をする者もいるし、イルマも食べる。よく食べる。生煮えで文句を言いながら。 クシャミの料理をどう評価するかは、人それぞれではある>>103>>115。食べたら閉口するだろうけど匂いは、まぁ>>109。]
(116) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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……試す?
[ふんふん、と頷きながらも クシャミの"試す"が何を意味しているかはわからない。 ただ、本当かどうかと言われれば]
拾い子かなんかでしょー。どうせ嘘に決まってるよ! 私とオーレリアさんですら!子どもがいないのに!
[相手はいるのに……とぼやく姿は、 夢見る乙女のそれであった。*]
(117) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 21時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 21時頃
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[>>105>>107>>108]
抱かせるくらいは……まァ……いいけどぉ ぜってぇ噛むなよ吸うなよ食うなよ 殺すからな
あと鳥はどっか遠くへやっとけよまじで
[『抱っこさせて』への許しを尊大に言いつつも、 ピーちゃんへの警戒は怠りません。 それは写真を撮っているときもです。 アドバイスへ律儀に感謝しているフィリップへ、 『天才の師匠を敬え』と悪い顔をしながらカメラのなかに写ります。 〜パンク系バンドライブみたいなフィンガーサインを 赤ん坊に添えて〜 はいチーズ。
ちなみに写真にはうつります。 顔色の悪い男たちでしょうけど。 腕の中に納まった赤子だけが血色がよくて美味しそうです。]
(118) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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[来訪者に顔を向けもしない癖、無礼はどちらだ>>102。 そう思ったから、咎められても姿勢はそのまま。 中腰の姿勢は男自身も辛いが、嫌がらせの為我慢我慢]
……流石に、夜明けまでともなると憐れだがな。 乱れても別に良いだろう、誰に見せるわけでもなし。
[うっかり陽の出ている内に外出しようと してしまう事もあるので、そこは少々同情的に。 再びの咎める言葉には唇を尖らせて返すだけで。 けれどベッドの話題を出されれば、幾分表情が和らぎ]
ああ、柔らかくて良い。だがな、気を付けろ。 ベッドは棺桶と違って、落ちるからな。
[大真面目に、馬鹿らしい忠告を]
(119) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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いや。まだしていない。
[編集者を襲ったか否か訊く、イルマに返したのはとりあえずな返答だ。男は今のところ編集者に手を付けてはいないし、今のところはその予定もないけれど、そう、あくまで今のところだ。 男の気がいつどう向くか、それは男にも知れない]
甘酸っぱくて、苦い。…… そういえば、一度、恋愛を主眼に置いたものも、 書いてみても面白いかとは、思っていてね。
[無論、ホラーだが]
その時は君にも、話を聞いてみたいところだ。
[彼女の少女性から思い立った、 そんな事をついでに言ってみたり]
(120) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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[お金の話を真摯に受け止めた様子のフィリップに シーシャも深く、しみじみと頷きます。 赤ん坊だけが楽しそうにピーちゃんに手を伸ばしていました。 見送る際には、]
俺の分まで稼いでくるつもりで頑張れ
[師匠の権力を振りかざすことも忘れずにいたものですから 去り際のピーちゃんの翼アタックは シーシャの理解力では 悪意ある攻撃に分類されました。 推察力って、人徳……個性が出ますよね。
フィルを見送ったシーシャは当初の目的を思い出すのです。 そう、赤ん坊のごはんをどうにかしに来たのでした。]
(121) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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……餓鬼を餓鬼と言って何が悪い。
[和らいだ表情も何処へやら、また不機嫌顔を貼っ付けて。 含み笑い>>103にはいたく不服そうに、ぐちぐち文句を。 桁一つ違うといっても、女性に餓鬼扱いされるのは耐え難い]
治るも治らないも、奴に治す気が無いだろう。 酷い料理だった。腹が減ってももう奴の料理は食わん。
? …………何だ。……何だよ、その目は。 別に婆くさ、いや────旨いぞ。うん。
[婆臭いだなんて思っていない。 口に出しそうになった一言を引っ込め、取り繕う。 ああそうだ、あの料理に比べたらよっぽど良い。 少なくとも、腹を下す心配は無いのだから。 だからそんな目で見てくるな。旨いってば]
(122) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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[現金な様>>110には、不機嫌というより嫌そうに溜息を。 こういう時に断りきれないから、貧乏くじを引くのだ。 解っていても、断れば何を言われるのやら。 ……そもそも、断らせる気など無かっただろうに]
さみだれ?何だそれは。 お前は時々わけの解らない言葉を遣うな。
[男が最新機器に触れるのは、基本的にこの手伝いだけだ。 専門用語なんて解るわけもなく、眉間の皺を深める。 解らない言葉を遣われるのは、何となく面白くない]
…………それは……嫌だな。
[全裸の男共が競技に勤しむのを想像し、ゾッ。 どちらかと言えば、そちらの方が嫌かもしれない]
(123) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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……へえ。何でも良いが、この時期に無理はするなよ。 それに、女は慎み深さが大事なんだからな。
便利は便利だが、よく解らないから好きじゃない。 買い物はやっぱり現物を見てこそだろ。
[何でも良いと言いながらも、何処か複雑そうに。 時折あった下着すら見えそうな服や、透けた服など>>111 あんなのは言語道断だ。何より寒そうだ。
絶対によろしくないと思いつつ、 必要な事と言われれば大っぴらに否定は出来ず。 吸血鬼の体調を気遣う馬鹿馬鹿しさには気付けない。
買い物はと言われても、あまりピンとこない。 男はベッドを買う時にも、知り合い任せにしていたから、 ネットショッピングは親しみのない胡散臭いものだ]
(124) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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[それから、えっちらおっちら作業を再開し。 時折舌打ちをし、時折苛立たしげに体を揺らして 漸く作業を終えたなら、ちょいと指で彼女を呼び。 どうだとばかりに画面を見せたら、どんな反応があったか。
タイトルに変な記号が入ったりしてはいるが、 一応は言われた通りに出来ている筈。 少なくとも、画像は一応用意出来ていた。 こちとら勿論、褒めてもらえるつもりで]
さみだれだか何だか知らないが、 私も捨てたモンじゃないだろ。
[必要以上に偉そうに、一言。 作業の所為で眠くなって、その直後には欠伸していたが]
(125) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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[>>106会話の折に、唐突なクシャミ、いや己のことではなくて、が聞こえると]
明日の予報は雪だったっけ…?
[と、部屋の中にも関わらず空を仰ぐような仕草をして相手の反応を楽しんでみたり。]
(126) 2016/12/01(Thu) 21時頃
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……
少なくとも、君の供する料理以外であるのは確かだろう。 私は子も成さず独り身に窶した身故、 赤子の育て方なるものはまるで知らないが、されども。 それは事実として述べられる推測であるのに相違ない。
[クシャミの応えに、まずはそう真顔で戯れめかし]
あの子供か。あの、「シーシャの」子供。 ……どうなんだろうね。 私はそも、吸血鬼の子の前例などには詳しくないし。
まあ、 ひひ。 どちらにしても、面白いとは思うよ。
(127) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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[城の中を赤子を連れて歩くのは多少の困難があります。 だってここは吸血鬼の古城。 見つかったらオヤツにされてしまうかもしれません。
シーシャは考えます。 エリアスだって羨ましそうにしていました。>>51 あれはちょっと目を離したすきに 赤ん坊を連れていかれ 「ふわふわのお人形にしてみたよ!!」なんて 綿を入れた姿を後日見せられるなんて展開があってもおかしくない。と。 (これはシーシャの想像上のエリアスであり 実際に存在するエリアスとは異なります)
ほかの吸血鬼だって危ないのです。 シーシャは知っています。グロリアのサイトを。 あの類のファッションに理解がないため、 見つかったらきっと黒ミサの生贄にされるに違いないと シーシャは思っております。]
(128) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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── 古城 廊下 ──
[ パタパタパタ。というよりは、ぴちゃぴちゃ。 水を含んだ足音を立てながら、 せっせと自室に向かって歩いていたエリアス、 階段を降りてくる小柄なシルエット>>86とばったり。]
マ、マ、マーガレット!
[ 現れたのは、このシェアハウスの女性陣の中じゃ、 年齢も見た目も、とにかく色んな意味でお若い人。
若い、というよりも幼い容姿に、 エリアス的には、非常に安心感があるというもので、 いつもならば、つっかえつっかえではありつつも、 おはようの挨拶やらお茶のお誘いやら、 多少の会話を試みるのだけれど。]
(129) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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[ 今日のエリアスは一味違う。
鳴り響くアラーム音に、警戒を顕にし、 ぶんぶかぶんと首を横に振る。
ストップ。近づかないで。ストップ。 の、意味である。]
それ ねえ それ! 爆発するよ……!! そういう音だよ……!!
[ エリアス、吸血鬼年齢にしても、肉体年齢にしても、 そこそこ若い部類に入るはずのこのヴァンパイアは、 どうにも保守的で──、というより、機械がてんでダメ。
今日も今日とて、怯えた視線は、 マーガレットの手の中の携帯端末に注がれる。]
(130) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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[ そうそう。
いつだったかしら。 グロリアさんにお茶のお誘いをしに行った際、 オシゴトのお手伝いどころか、 コードまみれの部屋をひと目見て、
「間違ったやつを抜いたら爆発するんだ……!」
なーんて、 半泣きで逃げ出したのは、まだ記憶に新しい。
勿論、ヴァンパイアの基準にて。]
(131) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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ヤモリ、イモリ、タモリ。
[ふんふんと、イルマの助言を復唱しながら、余計なものが混ざった気がする。 サイモンの言葉には>>127]
そうかい?僕に出来ることを探してたんだけどなァ…。赤ちゃんとは気難しい生き物だね。
[と、残念そうに返す。]
(132) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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[イルマが勢いよく返す言葉に、一瞬 前髪の奥の瞳をぱちくりとさせたが、すぐにニヤリと笑うと]
拾い子。そうかぁ、拾い子かァ。 そ、うだよねぇ。僕もそんな気がしていたよ…。
[300歳マイナスしたら、きっと充分乙女たりように。
乙女心に思いを馳せるその姿を横目に
オーレリアと君との間には 一生子どもは出来ないと思うけどね。
と、内心思ったという。]
試す。簡単さ。 彼の子が吸血鬼だと思うならてっぺんから落とす。 人の子だと思うなら夜明け前にテラスに置いとく。
どっちかなぁ、どっちなら楽しいかなァ、ヒヒヒ……。
(133) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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[ そんなわけで、
スマートフォンのアラーム音に震えるのも、 これがはじめてではないんだけれど。]
僕の、僕のやつ、そんな音しないよ……!
[ それおかしいよ、と言わんばかりに、 ユニコーンを象ったシリコンケースに包まれた、 パステルカラーなスマートフォンを印籠が如く見せつける。
ちなみに、このスマートフォンケースは、 裸のままだと銀色だったスマートフォンに散々騒いだ挙句、 親切なヴァンパイア仲間に着せてもらったものである。
そして、不審な音がそのスマートフォンからしないのは、 アラームなどという機能の使い方を、 持ち主がまったくもって知らないから、なのだった。*]
(134) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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[サイモンの返答に、うん。と頷く。>>120 言った。"まだ"って言った。確かに言った。 あの編集者に特に思い入れもないが、姿をチラ見した人物がげっそりと細くなっていく姿は如何様なものだろう。]
……れ…… …――恋愛?
[その単語と一番縁遠い――と、失礼ながら思っている人物からの発想に、サイモンを二度見した。あ、お爺ちゃんの次ね、さすがにそこは、うん。]
なるほど、そうだね、アドバイス出来るならするよ。 ただ、物語の中で恋愛相手を藁で作ったり、呪い殺したりしないなら……?
[つい疑問形にしてしまったが、返答はどうだろう]
(135) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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……
俺が、 ……俺が守ってやるからな ―― !
[シーシャは想像上の吸血鬼たちを、 想像上の赤ん坊のなれの果てを、思い描いて 目頭を押さえました。 ふわふわの赤ん坊。シチュー鍋の中の赤ん坊。 召喚図の中央に赤ん坊。 文字用インクになってしまった赤ん坊!
パパ業一日目は考えることがたくさんあって大変ですね。 食堂からキッチン方面へ向かいながらも シーシャと赤ん坊はにぎやかです。
ちょうど、不穏な会話がどこかで起こっているなんて知らずに。]
(136) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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[天気予報まではチェックしていなかったが>>126 今宵の寒さが続けば、雪が降ってもおかしくない。]
……降るかもねぇ。 話題に詰まった時は、天気の話だよねぇ。
[あるある。と頷いて]
――違う!赤ちゃんの話! もしかして、コウノトリから奪ったのかな?
[また頷く。 子が生まれる経緯は知識としてなくはないが、ここは初心を装っておこう。
―――そりゃね!スマートな携帯電話を使っていれば、いやでも目に付くそういう広告。うっかり興味本位で真剣に読んでいたら、「有料コンテンツのご利用ありがとうございます。ご利用料金の請求書をお送りしますので〜」といった旨の、スパムに華麗に引っかかって、(ティモシー爺が)財布を痛めた経験はちゃんと生かしている。]
(137) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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―或る深夜の森―
なんぞ、腐れか?なり損ないか?
[通販は夜間指定、日課のサイト運用のチェックを済ませれば、深夜の散歩は吸血鬼の嗜み(って昔有名な吸血鬼[ざます]が言ってた)。古城を取り巻く深い森を特に行く目的もなく歩いていれば、若い男の唸り声の様なものが聞こえたのだ。
古城の住人に眷属とされてより>>72、幾日か過ぎていたかは知る由もないが。唸る彼に興味本意で屈み込み、ちらと見える白い牙を>>104、指でぐい、と口を乱暴に押し広げて確認し、次いで頸筋の牙跡まで見れば、古城の住人の食事跡以外の何物でもない。]
ぬしの主は随分非情なものじゃのう。喰うだけ喰って仲間にした後は好きにせよとか。
[屈み込んだまま愉快そうにそう声を落とすが、はたしてフィリップから返事があったかどうかは知らないが、その襟元をむんずと掴むと。]
(138) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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良い良い、ならば私が届けてやろうぞ。今日の私は機嫌が良い。なあに、遠慮はいらぬ、ちょうど羽ペンが尽きたところじゃ、主の連れの羽を、1、2本くれればそれでよい。
[誰が彼の血を吸ったかどうかも知らないし、何故そこに転がして行ったかも知らないが、届けてやろうとしたのは多少の悪戯心と嫌がらせ。
大の大人の首根っこを掴んで軽々と、そしてずるずると森を引き摺ると、古城の中に放り込み、そうしていつかの『またな』>>72が叶う羽目となったのである。]*
(139) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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[クシャミの笑み、悪を極めた魔女の如し。>>133 少しだけ慄きながら]
……はっはっは。
[彼の言うとおり確かめられるのは事実だが、 シーシャが怒るだろうなぁ……笑っておこう。]
まぁでも、赤ん坊の血で、 そそられるものはあるよ。
そういう意味ではさ、てっぺんから突き落としたら 人の子だったらもったいないわけじゃん?
[吸血鬼が集まるこの城で、食糧として供えられるならば、争奪戦になるのは目に見えているが。*]
そこを賭けようって話かね……?
(140) 2016/12/01(Thu) 21時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 22時頃
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人の子だったならば、それは。 頭蓋を砕き、脳漿を撒き散らし、血と臓物の赤に彩られた。 生の終末なる一輪の薔薇が見られるだろう。
人ならざる子だったならば、それは。 焼き爛れ、泣き叫び、破壊と再生を繰り返す。 無限めく地獄が刹那に垣間見られるだろう。
……銀でも与えるという、「穏当な」手段もあるけれどね。
ひひひ。 趣向を言えば、腹を切り開いてみるのも面白いだろうが。 何にしろもれなく、この城内に新鮮な因縁が生まれる事だろう。 シーシャは随分かの子にご執心なようだから。
楽しそうではあれど、ひひ。 不精な私としては、辞したい面倒ではあるかな。
[クシャミが並べる「提案」には、面白がる体で返し]
(141) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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― 古城 キッチン ― [ですが、そんなこんな、顔ぶれの大変賑やかな吸血鬼城ですが、 シーシャにもこの人はまあ大丈夫だろうと思っている人がいます。 そう、オーレリアです。
キッチンについたシーシャは できるだけきれいなケトルに水を入れて火にかけました。 赤ん坊といえばミルク――のイメージです。 でも正解かどうかはわかりません。
タイル張りのキッチン。 作り途中なのでしょうか、>>81>>82 包丁はまな板の上で一点倒立していますし、 すでに熱の冷めかけているオーブンのなかでは 生煮えの汁が滴っている魚が寝ていました。]
(142) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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……ヒヒ。
[赤子の血を賭けた争奪戦、と見たイルマには そんな酷いこと…と、内心戦き。]
僕は、ただ、自分に出来ることを探してるだけサ。
[そんな風に曖昧な返事を返した。]
(143) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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[ちらっと開けたオーブンを無言で閉めます]
[誰に聞くまでもなく、 これらは赤子に食べさせるものではないとわかりました]
(144) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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[実際、誰に頼るべきか考えたら 通常シーシャは一番にティモシーを思い浮かべます。 でもティモシーは赤ん坊を育てたことはないでしょう。
女性陣の中では……とシーシャが考えていくと 自ずと絞られてくるものです。 イルマは、なんか不安。 マーゴは、若すぎてなんか違う。 グロリアは生贄にされる………などなど。 多分に偏見を含んだジャッジです。自覚もあることでしょう。 ともかく、オーレリアなら尋ねても大丈夫そうだろうし 赤ん坊が見つかっても 食べないでくれと言えば聞き届けてくれるだろうと そう、これまた偏見を多分に含んだ印象のもと思うのです。]
(145) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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だ、だいぶ?慣れましたよ! けれどまだまだ知らないことも沢山ありますねぇ。 今度師匠に新しい吸血鬼スキルを教えてもらう予定です。
[吸血鬼達は基本個人主義。 そんな中でもオーレリア先輩は時々こうして俺達のことを気にしてくれたりする。>>114
やっぱりオーレリア先輩は優しい!そして美しい! 纏う空気もなんだかミステリアスで吸血鬼っぽいし。 うんうん…きっと長く生きてるから何でも完璧なんだろうなあ、動作一つ一つに隙がないとか無駄がないとかきっとそんなん。 こんな吸血鬼になら血を吸われるのも吝かではないな。鳥だけどな。
俺は翼をばさーーっと広げてぺこりとお辞儀。ピーちゃん流優雅な挨拶である]
(146) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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[うつくしいものが好きだった。 貧しい生まれで食うにも困っていたから、幻想にそれを見るのが好きだったんだ。
現実は中途半端に生臭くて、暮らしてくのも大変だからね。 昼と夜が交わる黄昏時とか、尽きせぬ怪異とか、麗しい乙女と血生臭い英雄譚とか、そういう現実離れしたのがいい。
だから、その時は思ってたんだ。 永い時を渡る吸血鬼の世界に飛び込んだなら、さだめし完璧なうつくしいものを見られるだろうと――]
(147) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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君が言うとどんなことでも素晴らしい惨劇になるから ……いいよね。
僕、最近、サイモンと生き別れの 兄弟なんじゃないかなって思えてきたんだけど…。 もし双子だったら、絶対似合うよ、ピンク。
……まァその話はさておいて。
銀か、シンプルでいいね。 でも、銀。持ってないんだよね、ヒヒヒ…。
さて、ご飯の話は謎に包まれたままだけど とりあえずキッチンに戻ろうかな。 ありがとねー…。
[と、猫背をさらに曲げて手を振る。 勿論付いてくると言えば止める事はしない。]
(148) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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そうとも、恋愛だ。 君ならばそう、瑞々しい感情がよくわかるかと思ってね。 私より年…… ……私より気持ちが新鮮だろうから。
[私より年上、 イルマにそう言いかけた言葉をすんでで吞み込み]
………… 藁で作りはしないさ。
[呪い殺しはするかもしれない。構想は未定。 恋愛について、男自身がどうかといえば、見かけやらなんやらから想像されるものと比べれば、作家としては人気であった、ある事も含め、女性との関わりは多い。 ただ、恋人となった女性とはすぐに吸血鬼以前からの変人さで逃げられるか、吸血鬼以降は大体食してしまっているので、 精々ナンパ〜ワンナイトまでしかスキルとしてはないのだが]
(149) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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女御に身を凭れさせるとは男の名折れであろう?紳士は女の手を引いてこそのものであろうに。
[嫌がらせの為体重を掛け続ける>>119相手に対し、口では尤もらしく言うものの、こちらも全くディスプレイから目を離さずキーボードを叩く指も止めない。]
東空が明るくなる頃には、観念して屋根から滑り落ちるじゃろうて。
[愉快そうに笑う。実際、陽に当たるのと塔より滑り落ちるのならば、後者の方が無事な可能性は高いように思えるが。多分。恐らく。まあそんな事になるより前に、何だかんだとオーレリアが助けに行くのだろう>>25>>47]
ほう、そうか。私は土の香のする棺桶の方が落ち着くが。こう、
[柔らかくてよい、と、珍しく眉間の皺を和らげて寝台の感想を話すディーンに、ベッドは左右の仕切りがない上高いので、落ちそうでいけない、と続けようとして]
…落ちたのか。
[そうか、あの大きな物音はその音か>>19。]
…無理をしては、いかんぞ?
[憐れみよりも、いっそ可哀想な目でディーンを見た。]
(150) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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―― 廊下 ――
なぜ、押してもダメなんだろうなあ。 スライドで解除……ふんっ。ふんっ、あれ?
[せっせと指で画面を擦り、首を傾げる。 やっぱり多機能は良くない。ワープロや、らくらくガラケーまでは頑張って追い付いたが、アナログなボクにはもう限界だった。 そう。全ては多機能のせい。]
おおっエリアス。おそよう! ……今日も君は難儀だなあ。
爆発は、しないったら。そう。――爆発はね。
[他の(見た目は)若い者たちはディーンでもなければ起き出していようが、ティモシー翁には申し訳ないかも。 鳴り響くアラームの中、エリアスとかち合ったのはそんな頃合い。>>130
怯えた様子にちょっと遠い目をしてから、悪戯っぽく意味深に語尾を濁す。]
(151) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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キッチンから匂っていたのでたぶんクシャミ先輩かな? 誰かキッチンタイマーとかプレゼントしたら良さそうですね……オーレリア先輩は料理作れるんですか?今度教えてあげるとか!
[俺も先輩の料理は食いたいぞ! クシャミ先輩の料理は匂いはいい時も…ある。がなんで全部生なんだろうな。好きなのかな、生。]
ふっふふ、いつもお疲れ様です。 まるでイルマ先輩のお母さんみたいですね先輩!
[来て間もない俺達もイルマ先輩をオーレリア先輩が助けている所や、仲良くじゃれあって(?)いたり、時には窘めたりしているのを度々目撃している。 相棒は俺達もいつか師匠と仲良く…とかちょっと夢見てるけど俺様は師匠とは良きライバル的な関係でいたいと思ってる。これ秘密な。]
…?もっちろん飛べますよ! 空を飛びたくて吸血鬼になったようなものです。 いの一番に練習しましたよぉ! イルマ先輩はたしかー…?
[空を飛べるのかといった問に>>115相棒は俺の飛行術みます?みます?とでもいうような表情でニコニコしている。
空を飛ぶ先輩であるピー様からしてみればコイツはまだまだだが、しかし実際一緒に夜の空を飛ぶのは楽しくて、毎日の日課のようにもなっている。*]
(152) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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嗚呼……君はまだ知らなかったんだね。 すまーとほんは、爆発しない。
しない、けれど――。
[銀を隠すようにしっかり包みこむユニコーン>>134を、真面目な顔でつつく。パステル。君は乙女か。]
いつか、君のユニコーンが危険を知らせたら、気をつけて。 現代の技術は進んでいるからね。君のもいつか、鳴る。
[いくら日進月歩な技術革新についていけないとはいえ、人里で暮らしてたので無駄にしたりがお。 そのうち、彼のすまーとほんにアラーム仕込んだろ。勉強意欲が湧いてきた。
エリアスと初めて会った時は、例の『お友だち』とお茶会をしていたものだっけ。すわ耽美!?吸血鬼っぽい!と一瞬上がったテンションは儚く地に落ちた訳だが、それはそれ。 うつくしくない会話をするのは中々楽しかったりする。]
(153) 2016/12/01(Thu) 22時頃
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─古城 キッチン─
[戻ってみると、渦中の赤子を抱えたシーシャの姿。 オーブンの中身を確認しているので>>144]
食べ頃かい?
[と尋ねてみる。 シーシャではなく、赤子を見つめながら。 赤ちゃんというのは、むちむちでつぶらかで可愛いものだ。 いつもの弓なりの笑みにも、少し穏やかさが混じる(当社比)]
………赤ちゃん……可愛いね。 ヒッヒッヒ、君に似てないね。
[と人が思っても言わないことを平気で言うのがこの男]
(154) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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そうよのう、餓鬼は餓鬼故のう。
[形状記憶合金の様に眉間に刻まれていく皺の反面、此方は上機嫌に揚げ足を取り捲くる。 歳の事を持ち出すと隠しもせずに不機嫌な様子は>>122、女から見れば愛らしいものである。]
冒険は一人でして欲しいものよの。
[ほ、といつかの言>>112を思い出せば、浅い溜息ひとつ。]
ほー。ほー、そうか、ふむ、子どもにはわからぬからのー、そうよのー、お主はこの旨さはわかるよのー。
[唇尖らす様に、声にはされなかった婆臭いという言葉を察して拗ねるように言ってみせる。どちらが大人げないかわかったものではない。]
(155) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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[お互い戦慄を抱いていることは露知らず>>143 クシャミのこういう曖昧なところは、得意ではない。 おばさん扱いしたし。根に持つタイプ。]
……ふーん、まぁ良い心がけなのか何なのか。
[サイモンからの提案には>>141 確かにクシャミよりは穏便だとは思いつつも、言っていることは流石ホラー作家というか。 お耽美な世界に入り込んでいるなぁと、ふんふん。
クシャミは赤ん坊のご飯の話に帰着したらしい。>>148 先ほどの恐ろしい話は、彼の遊びだったのかもと、本気で考えてしまった自分が少々恥ずかしい。
生き別れの兄弟。その件にはどことなく違和感を感じて、それからぽんと手を打った。]
もしかして目、が 似てるの、かな……?
[果たしてそれはOKワードかNGワードか。 クシャミの目を見た者がいるかは知らないが、少なくともイルマは見たことがないので、予想である。予想。]
(156) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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[>>154 生煮えの魚を見なかったことにしたいと、 強く思ったその時。 キッチンの主たるクシャミの声が掛けられます。
シーシャはそちらに視線を走らせて、 彼が何を見ているのか知ると牙を剥きました。威嚇です。]
お前の食べごろってのは、 焼きあがる前のことか ぁあ?
[赤ん坊は何も知らず、 新しく現れた長身痩躯へ手を伸ばすものですから 即席お父さんとしてたまったものではありません。]
(157) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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[だってクシャミは『可愛いね』というのです。 なんだって出来上がる前の“生煮え”を出す料理人、 もしかして食の――血の好みだって、 夜のお相手の好みだって、ドストライクは成人前 の可能性が]
…… あのな、さすがに 250を超えてる野郎が赤ん坊に手を出すのは、本気で止めるぞ
俺のガキだってこと抜きにしたって まじで止めるぞ
[あんまりな可能性を考えたら シーシャの頭から 似てる似てない論争は飛んでいくのです]
(158) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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── 廊下 ──
[ 平気で爆発物(仮)に触れるマーガレットの指先>>151。
ああ、なんと恐ろしい! 思わず、ぎゅっと目を瞑って、両手で耳を塞いだエリアス。
爆発はしない。 その言葉に、おそるおそる、顔をあげて──、]
じゃ、じゃあ、マーガレット、きみは……
[ ユニコーンはつつかれた>>153瞬間に、 ぴゃっと素早く引っ込めた。 爆発が感染すると困るからね。
そんなことよりも、今は彼女の警告だ。 自分のすまーとほんがいつか爆発──じゃなかった、 なんらかの警告の意図を持って鳴り響くとすれば、]
(159) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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どーいたしまして。
[去っていく彼の背中には、ふり、と手を振っておいた。得意ではないといっても、毛嫌いしているわけではないのだ。]
(160) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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[今から59日程前の話。 先程の話>>104の続きにあたるが、実は俺達には師匠の他にもう1人恩人がいる。
当時俺は気を失っていたので相棒から聞いた話になるが、朦朧とした意識の中で自分に話しかける声が聞こえたらしい。>>138]
んぐ…誰ですか……くるしぬっ………んぐっ!?
[ようやく絞り出した声、返答するのはままならなかったが、声の聞こえる方へ草を掴み手を伸ばす。 ようやくその足に触れたかと思えば一気に引き上がる体と締まる首元。 続けてかけられた言葉>>139に聞き取れたのはいくつかの単語。]
(機嫌…羽ペン……連れ…羽……くれ…!?!?)
[回らない脳味噌をフルに回転させて導いた答えはピーちゃんの命の危機。 ジタバタと暴れようにも力が出ずなされるがままに。 しかし愛鳥は守ろうとしっかりと腕の中に納めた。]
(161) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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きみは、今、危険に──!!!
[ とんだ勘違いであったが、 こんなときにも、保身のために咄嗟に後ろへと跳んで、 遠巻きにぶるぶるといっそう大げさに震えているあたり、
このメルヒェン吸血鬼に友だちがいないのは、 ニンゲン時代からだったことが見て取れるだろう。]
そ、そんな そんな悠長にしてちゃ……!!
だ、だ、だれかー!! マーガレットが!! マーガレットがーーーーーー!!
(162) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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[恋愛がどうの、の話に、サイモンに向き直ると>>149]
年……?ああ、新鮮ね! そうだね、私はピッチピチの乙女だからね、仕方ない!
[精神年齢は明らかにサイモンよりは下であろう。イルマ自身は人間を辞めた時から、ひとりの女性を一途に想い続けてはいるので、恋愛についてアドバイスを求められれば良い答えが出せる自信はある。]
……。
[藁以外も否定して欲しかったが、まぁまぁ……サイモンの作品はおどろおどろしいあの作風が売りなのだから仕方ないか。]
って、そーいや私の友達。さっき言ったファンの子。 サイモンさんに会いたいって話だったけど、どーする?
[若い女の子の血もまた魅惑的だが、サイモンに譲るのも、イルマが食らうのも、躊躇われる。友達だからね。 そういえば、彼女がサイモンに惹かれる程なのだから、意外とモテたりするのかな?とチラッと思ってもみる。]
普通のファンサービスなら、サインでも書いてもらえたらいいのかな。
[ふつーに友達想いなイルマちゃん。その友達に関しても、思い起こしておこうか。*]
(163) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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なんと…こんな訳もわからない自分をここまでつれてきてくださったのですか!!
[漸く症状も落ち着いたか。意識をはっきりと取り戻せばフィリップはすべてを理解した。 この城まで連れてきてくれたグロリアそして迎え入れてくれたティモシーに大きな感謝を。
更に自分を吸血鬼に変えてくれたお師匠様との感動の再開はまた別の話。
こういった経緯もあってか、グロリア先輩にはいつまでも頭が上がらない俺達である。 …勿論俺の羽は1本ほど献上させていただいた。*]
(164) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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[ エリアスとしても、マーガレットは、 初見でお友達とのお茶会を馬鹿にしなかった、 なかなかに肝の座った、優しいお仲間>>153で。 なくすには惜しい人材なのだ。
まさかそんな彼女が、 世にも恐ろしい悪戯>>153を企てている、 などとはつゆ知らず、 うわあん とかなんとか、 (エリアスなりに)大きな声で助けを呼んで、 前後左右ぶんぶん見回してみるけれど、 はてさて、ここはマイペースな吸血鬼たちの城。
助けなんて、そんなもの、運が良くなきゃやってこない。*]
(165) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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ああ、それは、ホラー作家としてこれ以上ない賛辞だね。 君の発想もまた、褒めらるるべき闇の絢爛たる故だが。
おお、兄弟よ。 私にピンクが似合うかはともかく、 いずれその相似に身を染める事も有り得るだろう。
[吸血鬼の「いずれ」は本当にいずれであり、半永久だ。 それをわかりつつ軽口半ばに言うなどして]
まあ、ひひ、それはそうだろうさ。 弱点を大事に擁するものなどそうはいない。
[クシャミが場を離れれば、 ひらりと手を、雑巾と共に振って、去る背を見送った]
(166) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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さみだれとはな、こう、指で一本一本打つ様子がな、雨だれがぽとん、ぽとん、と落ちる様子に似ているということからな、ん?さみだれ?あまだれ?ええい、どちらでもよいわ。
[手伝いが得られると聴けば先程ぶーたれたのも何処へやらである。いちいち、どや、とばかりに説明するが>>123、結局褒めてはないし自分でもよくわからない。]
何を言うか、己が研鑽した肉体の美を競うのであるぞ? 先程も誰も見ぬから髪が乱れてもよいと言っておったが、装いの乱れは心の乱れぞ。主も磨けば光ろうものを、どうじゃ、なんぞこれなんか着てみぬか。
[と、自分のディスプレイに表示したゴシック系のショッピングサイトを示してみるものの]
(167) 2016/12/01(Thu) 22時半頃
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まあ、それも道理ではあるがな。私も、"獲物"をいんたーねっとで見繕って注文しようとは思わん。
[現物を見てこそ、との言葉には、うむう、と唸ってそれ以上無理に進めはせず]
ああ、しかし、あれじゃのう、私もあと1500年程若かったならば、こういった装いもしてみたかったのう。
[次に開いた画面は、下着や肌こそ不要に露出してはいなかったが、所謂ファンシーカラーの甘ロリというやつである。]
ほらこれなら、慎み深くあろ?
[脚はぴっちり白とピンクのストライプのタイツに包まれ、首元まで溢れんばかりのフリルにヘッドドレス。露出度は低いが、それはそれで別の問題も抱えていた。]
(168) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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[オーレリア先輩といくつかの言葉を交わしていると近くの廊下から聞こえてきた叫び声。>>162 その声はまるで切迫していて、しかも呼んでいるのはマーガレット先輩の名前。まさか、なんて相棒は振り返ると]
どうしたんでしょう!? マーガレット先輩が大変なことに…??
[相棒は1度オーレリア先輩の方へ振り向けば声の方へと足早にかけだした。 次いで先輩は着いてきたのだろうか。相棒の揺れる肩の上、俺にも確認はできなかった。]
先輩!マーガレット先輩大丈夫ですか?? あっエリアス先輩!どうかしましたか?
[相棒は声の主を見つければ慌てて駆け寄り声をかけた。 エリアス先輩が極度の心配性であることをまだ俺たちは知らなかったのである。 至って真剣に先輩の言葉を聞く姿勢。]
(169) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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まさか。 美味しく食べられる頃合が、食べ頃さ。
[そう、生焼きだろうと生煮えだろうと本人の中では美味しく食べられるのです。素材の味がしてていいじゃない、歯ごたえ十分でいいじゃない。]
イヒヒヒヒヒ、ヤキモチ焼きなパパでちゅねー。
[尻尾があればきっとピンと伸びきっているだろう位に あからさまな威嚇をされて、可笑しくて堪らないといった様子。
手を伸ばす赤子の小さなもみじが開くのを愛しそうに眺めて時折指を一本伸ばす。が、おそらくそれは即席お父さんの手により阻止されたでしょう。]
あ、君、それ食べる?
[と、オーブンの魚に目をやり。 大きいからみんなで分けようかなと思って、なんて付け加える。]
(170) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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[現実は現実。幻想は幻想。よそはよそ、うちはうち。 人より長く吸血鬼にしてはそうでもない年月は、ボクにそんな教示を与えてくれた。]
こーいうところにかけては期待通りだ、これはひどい。
[うすい腹筋がぷるぷるするのを耐えながら、跳びすさるエリアス>>162を眺める。 鳴り響くすまーとほんを胸に抱き、表情だけは深刻そうに取り繕った。]
っふ、フィリップくん。 君とは短い付き合いだったが、たまにはボクを思い出してね。
[可愛い新入りくんその1ことフィリップくんが駆けつけてきたのをよいことに、頭を撫でさせろとばかり手を伸ばして背伸びする。 彼が寄ってきてくれるなら、『アラーム、止めてくれる?』とひとつお願いしてみよう。]
(171) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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[それから暫し、舌打ちや身体を揺する椅子の音に茶々>>125をいれつつ、出来上がった画面に呼ばれてみれば]
おおう、おうおう、最初の頃より随分良うなったのう。上出来じゃ、上出来じゃ。
[若干上から目線ではあるが、両手を打って褒め喜んだ。]
いやあお主、エリアスよりよっぽど見込みがあるぞ? 彼奴、ぱそこんに触るどころか、以前この部屋を覗いただけで逃げて行った>>131からのう。お主よりおおよそ歳若い筈であるのになあ。
ふむ、この調子で今後も頼むぞ?
[作業疲れで眠気を及ぼしている相手に>>125ちゃっかりと以後も作業を依頼するつもりでそんな事を言いながら。
かって茶の誘いに来たエリアスが、「爆発する…!」の言葉と同時に逃げ出して行った話を面白おかしく話題にすれば]
ほれ。言わんことじゃない。
[まるで絹を裂くような叫び声が階下から響いてきた>>162。とうのエリアスだ。]*
(172) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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ん?
[突拍子もないシーシャの発言に、首をがくりと傾げ]
んー?
あ、あァ。その子、女の子なんだ。
[と、斜め上の感想を。]
ヒッヒヒ……、大丈夫。赤ちゃんと夜を楽しむ趣味はないよ。 一応僕、ついこないだまでお付き合いしてた相手いるし。
[たしか居たような気がする、きっと。]
(173) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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[深刻そうな表情でスマートフォンを胸に抱くマーガレット先輩と不安げな表情で震えているエリアス先輩を交互に眺める俺達。 して、何が起きたのかさっぱりわからない状況だ。 相棒も困った様子でそれを眺めていれば、マーガレット先輩の口から紡がれた言葉>>171に思わず俺達もガタッと震えてしまう]
えっ!? マーガレット先輩…ま、まままさか死ぬんですか!?どうしt……えっ?アラーム…?
[わなわなと震える相棒。 マーガレット先輩の背伸びをして伸ばされている手にそのまま収まるよう少し屈んで伝えられた言葉に思わず拍子の抜けた声を零していた。 胸に抱えるスマートフォンを手渡されればすいっすいっと2つ動作でアラームを止めた事だろう]
(174) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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[私より年上にしては、とても若々しい。 そんな言いかけた言葉は吞み込んだまま]
私に? それは、彼女が望むというのなら、喜んで応じよう。 夜に限るというのは前提だけれどね。
[切り出しには、冗談混じりにも返す。男は食事以外でも人間と接する事が多い方であり、 けれどもファン食い(物理)もよくするたちであるので、 特段無事は保証しない、 彼女次第とするような体であったが]
(175) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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[ああ。とシーシャは理解しました。 声を軋ませたように笑う吸血鬼>>170は、 あれを、半生料理たちを美味しいと思っている悪食なのだと。
であれば、小さな、やわこい、ふにふにの赤ん坊なんて まっとうすぎてきっと食指が動かないに違いありません。 それにこんなにかわいい。
赤ん坊が、意味の分からない言葉とよだれとを 小さな口から押し出しながら 伸びてくる指をつかもうとします。が。シーシャによる阻止です。 クシャミの予想通りになっているなんて 思わないシーシャは ふん、と阻止の成功を笑いました。]
は? 食わねーよ 俺、人の食べ物 無理だもん
(176) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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[生焼け魚のご相伴にはあずかれません。 吸血鬼になってからの食生活が悪いのでしょうね、 シーシャは人の食べる類の固形物は食べられないのです。 ―― そのおかげで、半生の何とも言えない喉越しとは無縁です。]
……もうちょっとまともなもんじゃねーと こいつにも食わせないからな
[一応、赤ん坊の喉とお腹も守るための発言のしたところで、 >>173クシャミの『お付き合い情報』です。]
こんだけかわいくて 男なわけがねぇ…… 絶対 美人になるぜ 街一番の、レディだろうなあ
(177) 2016/12/01(Thu) 23時頃
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[シーシャとてあまり興味を持ったようには見せたくありませんが、
この ヒヒヒ と笑う 吸血鬼よりも魔女めいた長身の男が 誰かと付き合えるのか なんて 失礼ながら思ってしまうのです。]
どうせ魔女かそこらだろ 黒猫の使い魔の代わりに首輪でもしてさァ
[なのでちょっと悪乗りです。 赤ん坊もちょうど猫耳パーカーへ 喃語をしゃべりながら手を伸ばします。 この興味の持ちようだと、しっぽがあったらおしゃぶりにされていたでしょうに。 ]
(178) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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あーーあーーーー!! ふぃりっぷくん! まーがれっと が!! ううう…………
[ アラームよりもけたたましいのがこの男である。
びええ と、泣きの入った叫びをあげながら、 更に一歩後ろへと跳んだのは、 万が一彼女が爆発してもいいように──いや、よくないが。
駆けつけてくれた親切な新入りヴァンパイアに、 すべてを、そうすべてを任せる心持ちで、 目を閉じ、丁寧に指を組み、 祈りでも捧げるかのようなポーズを取り、 廊下の片隅で無力にもぷるぷるしている。
そして、着替えを取りに行く道中であったため、 その下半身は未だに濡れているのだった。**]
(179) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[オーレリアが同居人というだけで特に関わりない男を、 気紛れに気に掛けたりするのは。 自分も血を与え、そして噛んだ少女がいるからだ。]
慣れたようなら、良かったわ。 ……吸血鬼スキル? まあ。存外面倒見がいいのね、あの子。
[つい子供が成長したのを目の当たりにしたような。 そんな言葉を紡ぎ、はてさて吸血鬼スキルとは、と。 ふんわり疑問を抱くのだった。 ――女には、現代言葉が良く分からない。
>>146ばさばさ翼をはためかせる鳥には穏やかに笑って、 お辞儀を返しておこう。礼儀は大事ですものね。]
(180) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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キッチン、タイマー……。
[女はエリアス程ではないにしろ、文明の利器が苦手だった。 あのけたたましく鳴る機械達はどうにも好きになれないし、 良く分からない。 それは表に出さず、とりあえず「そうねえ」と言っておいた。]
お料理? ……しようと思えば出来るかしら。 今まで、ほら、食事は血だったから。あまりしたことがないの。 だから教えるのは……もう少し勉強してからね。
[大嘘である。料理など一回もしたことがない。 共同生活における女の役割は掃除や掃除、後掃除だ。 お母さんみたいと言われれば、ちょっとばかり掌を握る。誰がお母さんだ、おねーさんと呼びなさい。]
(181) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[しかしそんな密やかな思いも、 >>152勿論飛べる、と「見ます?」なんて言わんばかりの笑顔で返された言葉に、そうよねと神妙な頷きに変化する。 イルマのことを問う声には、苦く笑って]
まだ、イルマは飛ぶのが上手くないの。 ……フィリップは上手そうだから、今度良ければ 教えてあげてくれるかしら。
[――――と、問うが早いか、どうだったか。 突然廊下を裂いた悲鳴に>>162、訝しげな色を浮かべる。 そして原因はすぐにわかった。 度を超えた心配性のエリアスだ。じゃあいいや。 放っておいてもそのうち治まる。……が、]
あ、フィリップ? 別にこれはいつものこと――――……
(182) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[沈黙。]
…………行ってしまった。
[振り返られても、追い掛ける気は生憎湧かず。 中途半端に伸ばした腕はやがて降ろされて 「……色々知る機会よね」と、ひとり頷いていた。**]
(183) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[さて、意図ならぬ(現在の)師弟の再会に、どのような感動の劇があったかは当人たちに任せるとして>>164、シーシャの想像はあながち間違いではない>>128。 ストリゲス>>88、とは子どもの血を好んで吸う魔女。シーシャが赤子を抱えているのを、寝入りとすれ違いに見たときには、]
おお!ふっくらとしたよい赤子ではないか!
[と、目を輝かせたものである(露骨に食糧的な意味にシーシャが気付いたかどうかは謎であるが、本能的な危険を察知したのかもしれない)。 自分の子どもだと言い出した際は>>14、此れは何の冗談であろうかと大笑いしたものの、どうやら彼の振る舞いからすぐに手を付けてはいけないらしい事がわかると、露骨にがっかりとした様子を見せた。]
(184) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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わあ、ありがとうございます。 きっとあの子も喜ぶなぁ。
もっちろんです! 話を通しておきますね。
[私たちは完全に夜行性だ、という前提だと勘違いし>>175 彼の言う"夜"が、そういった意味合いを含むと気づかない。
だから快諾と思い込み、なんでわざわざ前提を置くかなぁと不思議そうに首を傾げる始末。]
友達と話も通すために、もうちょっとしたら出かけますね。
準備してくるので、また!
[手をふりふり、自室へ戻っていく。サイモンの言葉に友達の嬉しそうな笑顔を想像し、イルマも笑顔になる。勘違いが、どんな展開に広がるかは、これから次第。*]
(185) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[ちなみに、フィリップの先輩呼ばわり>>164には]
主の様な瞬きですら飛ぶよな小童に、センパイ呼ばわりされても何の箔もつかんわ。 ほれ、飛んでみよ、ほれ。
[と、瞬きの風圧で吹き飛んでみせよと無茶ぶりのうえ不評である。羽を1本しかくれなかったせいかもしれない。吝嗇よの、と頬を膨らませた。]*
(186) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[ドヤ顔で掌でブロックを作るシーシャに、前髪に覆われた瞳を細めて。]
ケチだなァ……ヒヒ。
[と笑う。]
ああ……そうか、君食べられないんだっけ? 悪いねぇ、覚えが悪くて。
[無理、と告げる彼には、誠に遺憾であると 同情の念を寄せる。 だって、こんなに美味しいのに食べられないなんて 可哀想以外の何物でもない。]
街一番のレディって……ヒヒヒ 古臭いね、ヒッヒヒ……
[街ってどこだよ、と古城に住まう吸血鬼ながらに 内心思うクシャミであった。]
(187) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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えっ!?えっ???
[エリアス先輩のこの慌て様。>>179 ガタガタと震えるその様子からしてもただ事じゃないだろう。 相棒はマーガレット先輩に言われてアラームを止めながら後退していくエリアス先輩を心配そうにみている。
俺にも何が起きてるのか未だにさっぱりだ…ん?まさか、エリアス先輩……っ!? 相棒はアワアワと2人の間で慌てているが俺の目線はエリアス先輩の下半身に釘付け。いや、アブナイ意味ではなくて。んん?これは危ないのか?]
エリアス先輩!何を祈って…!?
[片隅で震える先輩に声をかける相棒。
ダメだフィリップ!今先輩はそう。おもらしをしている!!!!恥ずかしいんだ!近づくのはよせ! そう思って俺は翼でそっと視界を塞いでやったのであった。]
(188) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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魔女……?
[その言葉を聞いて、何が琴線に触れたのか きっと他人には分からないだろうけど、歯列を見せて肩を震わせる。]
イヒヒヒヒヒ…!!
そうだねぇ、魔女みたいなものかもね。
[頭の中で浮かべる、彼女の言葉。 確か、ストリゲスと言ったか。]
首輪ねぇ、いっそのこと してくれても良かったんだけど……!
[そこまで言って、シーシャの白い視線が突き刺さるのが 容易に想像できて、その可笑しさにくつくつと笑うのだった。]
(189) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[猫耳へと手を伸ばす赤子のために 猫背を屈めてニタリと微笑む。 これは一応微笑みの部類。 前髪に手を伸ばそうとするならばやんわりと避ける。]
街一番のレディちゃんは名前… 何ていうの?
[先程から名を呼んでいただろうかと 尋ねる。よもや、ないはずはないだろうと*]
(190) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[相手の言>>150に、へっと一つ鼻を鳴らす。 何が紳士だ。そういう対応がされたいなら、 せめてそれらしい所作をしたらどうだ。 ……勿論言えない。何倍にもなって帰ってくるのが解る。
笑う様には同調しかねるものの、 滑り落ちるくらいなら何とかなるかとどうでも良さげ。 彼女と同じく、助ける手があると解っているからこそ、 まあ好きにしろと放置のスタンスだ]
…………落ちたよ。文句あるか? 無理なんてしてない! 人が折角忠告してやってるのに、お前って奴は……。
[苛々というか、もう怒っていた。 「憐れむな!」と自棄になって叫び、威嚇する。 こちとら随分痛い目に遭ったというのに、 あまつさえそんな目で見られるなんて、何たる厄日だ!]
(191) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[しかもついでとばかり、この対応だ>>155。 あんまりそうからかってくるのなら、 此方だって目にもの見せてやるぞ。……その内。 愛らしいと思われていると知らないのは、きっと幸運だ。 知ればまた、怒りを露わにしていたのだろうから]
あいつ、自分で食ってるのかな。怪しいものだ。
[まさかちゃんと食べている>>170だなんて、知りもしない]
旨いよ。ほんと、旨いって。 …………どっちが餓鬼だかわかんねえぞ、これじゃ。
[実際旨いと思っているかどうかは別として。 年齢について突っ込むのは流石に失礼だったかと、 そこは反省しておこう。相手は一応、女性だ]
(192) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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……手前でも解らない言葉を遣うな。
[確かにどちらでも良い>>167と、呆れ顔。 とはいえ、覚えた言葉を使いたがる気持ちは解る。 それこそ、愛らしくも思えよう。遣う言葉が正しければ]
競うなら勝手にやってろ、という感じだな。 私は磨かずとも今で充分だ。 ……どうしてもと言うなら、着てやっても良いが。
[何だかんだ言って、ゴシック調のシュッとした服は 気にならないでもないらしい。 華美でなく詰め襟の物が良いと、画面を覗き込んだり。 画像だけではやはり、あまりピンとはこないが]
(193) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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……獲物が注文出来たら楽だな。 デリバリー……だったか?あったら使うぞ、私は。
[食について拘りの無い男は、事も無げに言ってみせた。 向こうから来てくれるのなら、ずっとベッドに居られる]
これは……慎み深いというか、何というか。 若い若くないに限らず、 お前には普段の物が一番似合うだろう。……きっと。
[そも、見た目は充分若い。男より若いくらいじゃないか。 だから着る着ないは、心の持ちようなのだろう>>168。 彼女の外見があと十も若く見えたなら、 もしかしたらこういう物も似合うかもしれない。 だが……中身が変わらないなら、普段通りが一番だ]
(194) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[茶々を入れられたなら>>172、作業はより遅くなったか。 それでもどうにかこうにかやり遂げた男は、満足げ。 褒め言葉には、そうだろうと頷こう。 彼女の多少の上から目線は、反応するだけ無駄だ]
あいつの場合、若いとか若くないじゃないな。 まあ、下手にドジをされないだけマシなんじゃないか。
────……いや、私も今後は遠慮したいものだが。
[酒とツマミの礼でなければ誰がするか。 ……逆を言えば、それがあればやるという事なのだが。 かの臆病な青年を連れて来て無理矢理 此処に座らせる方が、男としては楽かも知れない。
欠伸に次いで、目元を擦り。 少量なれど腹に物を詰めたのだから、 殺風景な部屋へ寝に帰ろうかと思ったのだけれど]
(195) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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……確かに、うるせえな。
[突如聞こえるアラーム>>86と、叫び声>>162。 再び睡魔を邪魔されたと知るや、慣れ親しんだ剣呑な表情。 騒がしい奴は片っ端からぶん殴ってやろうかと 出来もしない事を考えながら、ガタリと席を立ち]
酒はどうも。 ツマミは……次はもっと良い物を期待しておく。
[鉄拳制裁に向かうか、大人しく惰眠を貪るか 未だ結論はつかぬまでも、退席の挨拶…… というより、今後の要求をしておこう。
ついでにひらりと手を振っては、廊下へと出るつもりで*]
(196) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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そんな!ならどう呼べばいいですか? 飛ぶ!?瞬きの風で飛ぶのは流石に無理ですよせんぱ…グロリアさん!(?)
[グロリア様には先輩呼びはダメらしい>>186 コイツはさん付けで呼んでいるが俺の中ではとっくにグロリア様である。
どうやら俺の羽が1本だったのが不服だったようだ。 頬を膨らませ文句を伝えるグロリア様に慌てふためいている相棒。 すまんな、羽抜かれるの痛くて1本で限界だったんだ…
会う度に、とまでは行かないが何度かこういったやりとりは続いていて、そろそろ俺様の羽を献上せねばなるまいと…いや寧ろそれで許してくれるのか。 どうにか御機嫌をとろうと次会った時には取っておきの羽をお渡しすると決めている*]
(197) 2016/12/01(Thu) 23時半頃
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[ディーンへの礼は先程のデカンタをそのまま譲り、眠たげな彼>>125は、そのまま部屋に残り眠ったか酒を飲んだか、それとも自室に戻ったか、そろそろ茶を飲みたいが、どうか、と一言声を掛けると部屋を出る。]
…姦しい。ああ、フィリップとマーゴもおるのか。何を廊下で騒いでおる。
[既にアラームは止められた後であったが>>174、何かを堪えるようなマーゴ>>171、わたついているフィリップ>>188。狼狽するエリアス>>179はまあいつものことである。]
エリアス、ちょうどよい。茶が飲みたい、共にせぬか。
[茶を共にせぬかは通訳すると淹れてくれということだが。声を掛けて視線を、濡れた下衣に視線を―――]
お主らはエリアスに何をしたのじゃ!??
[勘違いの元に頓狂な声をあげる。えっこれがいんたーねっつでよく見る若者の闇だろうか?センパイ弄り??]*
(198) 2016/12/02(Fri) 00時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 00時頃
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―自室―
[そういえばどこぞから悲鳴が聞こえたが>>162 イルマ自身も先程、同じような状態にあったのだから 誰か助けるでしょー、と薄情な思考。]
……さてさて
[イルマの自室は、基本的には黒を基調にしているが、蒼も所々に見受けられる。柩の上には蒼色の天蓋。目覚めて柩をパカッと開けた時に、蒼穹に似た色合いが目に映るのはいつもビビるのだが、10秒経てば大丈夫だとわかる。
それから、古びたドレッサー。ドレッサーには鏡があるが、映らないのだからなんの意味もない。そのドレッサーに置かれているのが、銀色のアクセサリースタンド。ネットショップで注文するとき、金色と銀色の二種類があり、何故かオシャレな感じがして銀色を選んだものの、アルミ製とはいえ、いつも近づくときにはビビる。
家具には拘りたい女。しかしその家具でビビりまくるイルマちゃん。
あとは「月刊 リトル♥デビル」が並んでいる本棚。ロマンス小説や、人間のためのヴァンパイア特集の本、そして申し訳程度にサイモンの著書なども並んでいる。]
(199) 2016/12/02(Fri) 00時頃
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[さて、イルマのお出かけ―― つまり"本職"について、説明しよう!
何を隠そうイルマちゃん、現役の女子高生である。
というのも、数年前に一念発起して、 学校に通ってみたい!とティモシー爺にお願いをしたのだ。 古城の管理費だとか、資金繰りに苦労しているのは知っていたが、心配は要らない。
奨学金という便利なものを使ったのだ。 高校に入学するための身分証明は、役場のあの子が>>3 ちょちょいっといじってくれたのでノープロブレム。
学校は昼間なんじゃないのか?と思われるかもしれないが 現代は夜間学校というものもあり、これで正々堂々、制服を着て学校に通うことが出来ているのである。]
(200) 2016/12/02(Fri) 00時頃
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まあ 食べられないんだけどさァ
[少し言いにくそうにシーシャの声がよどみます。 湯を沸かすケトルと、 ヒヒヒと笑うクシャミ>>187との間で視線が往復します。 眉間に皺が刻まれました。 ケチと言われたからでしょうか? 古臭いといわれたから? いいえ、実は違います]
頼めば、もっと焼いたやつとか出してくれんの? ガキでも食えるくらいにちゃんと、 ……七面鳥、とか、焼いたやつ
[七面鳥! ターキーです、ターキー。 ターキーといえばクリスマス。 一番近い街もクリスマスムードですものね。
お願いする立場とは思えないほど、むすっとした顔のシーシャです。]
(201) 2016/12/02(Fri) 00時頃
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[>>189先ほどよりもいっそう大きく笑うクシャミに シーシャの眉間が険しくなります。ついでに、うげ、とも呟いています。 あからさまに触れたことを後悔するような表情です。]
……お前、それ以上しゃべんじゃねぇぞ 話振ったのぁ俺だけどよ ガキのそーじょー教育に最高に悪い 最低だ
[シーシャは空いている手で赤ん坊の耳をそっと塞ぎますが できれば視界すらも塞いでしまいたいと思っているようです。
しかし、赤ん坊が猫耳を望みますし クシャミだって>>190長身をかがめて触らせてくれるのです。 シーシャはちょびっと複雑そうな顔をしながら 赤ん坊の手にも触りやすいように抱きなおしてやりました。 『噛んだら殺す』と念を押すのも忘れません]
(202) 2016/12/02(Fri) 00時頃
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[学校には、美味しそう――もとい、愛らしい高校生が大勢いる。 サイモンの大ファンである少女も、イルマのクラスメイトだ。 彼女は類友というべきか、おめでたい人物なので イルマになんの疑問も抱かず、友達として接してくれる。
ただ、イルマに疑問を抱く者もいないわけではない。 帰り道が、やけに変なルートであるとか、犬歯のことや 一度は、蝙蝠に化けたところを目撃されてしまった。
そういう時、簡単に口封じ出来るのが吸血鬼の良いところ。 よって、イルマの通う学校では怪死事件が時々起こるのだが 原因不明とされているし、イルマに疑いがかかることはない。
まぁ、制服の上に漆黒のマントを羽織って、 ふはは、と笑っていることもあるので 変人扱いされているのは間違いないのだが*]
(203) 2016/12/02(Fri) 00時頃
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―― なまえ
[赤ん坊の小さな手が 猫耳をしっかりつかんだ瞬間です。 思わず質問を復唱して、 シーシャは眉間の皺を厳しいものにします。
シーシャの側から、一生懸命に猫耳を握る赤ん坊の顔も、 赤ん坊に猫耳を触らせてやるクシャミの表情もわかりません。 きっとクシャミにしても、シーシャの顔は見えないでしょう。]
や、 ……――
[応えに戸惑う時間の分だけ、赤子の喃語が目立ちますが]
とくにない なにも書いてなかった
(204) 2016/12/02(Fri) 00時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 00時頃
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「食べられないんだけどさァ」
[と振られた続きに、一瞬間を置いて]
……その子、肉とか食べれるの?
[と、むくれ顔の相手にもっともな返事を。 こういう変人の類にもっともらしい返しをされると腹が立つのは承知の上で、聞き返す。]
まぁ、不味く作れと言われれば…… 不本意だけど、焼けるよ……?
[そういうと、オーブンの摘みをグリッと勢いよく回します。きっとチンと一度ベルが鳴る頃には、ちょうど良い焼き具合になっていることでしょう。]
それにしても七面鳥かあ。クリスマスだねぇ。
[ミンスパイにシュトーレンに。冷めたハラースレーもいいなぁ、とクリスマスのディナーの構想を練るのに余念がない。]
(205) 2016/12/02(Fri) 00時半頃
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それを言うなら、情操教育だね、シーシャパパ。
[こういう変人の類に、以下略。]
最高に最低って、面白い表現だねぇ、ヒヒヒッ……
[シーシャがあからさまに不機嫌な様子になるのも何のその。 ヒヒヒと笑い飛ばしてそのまま、猫耳を されるがままに赤子の手に収めさせる。
さてはて、男は耳をそちらに向けていた訳なので 勿論赤ちゃんの表情も見えなければ 父親と名乗る彼の顔も見えていませんでした。]
[が、質問を反芻した後 黙りこくる彼の様子が如何でか と思えば横目にその様子を探る。]
(206) 2016/12/02(Fri) 00時半頃
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[あぶあぶ、と忙しくもみじをひらひらさせる 赤子を抱く男の険しい表情に]
……ヒヒヒ。 名前は必要だよ。使い魔の猫にすら名前が必要なようにね。
[と、名前についてそう助言した。]
(207) 2016/12/02(Fri) 00時半頃
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―玄関―
[ちゃらちゃらと色々飾られた学生鞄を持って、玄関へ。 出入りする時、いつも細く扉を開いて 外が夜であることを確認する。
時間的にも皆が起きているわけだし、先程も頂辺で遊んでいたのだし、外は夜に決まっているのだが、それでも外からペカーッと日光が射したりしないかと不安になるのだ。]
よしっ、いってきまーす!
[外に駆け出すと、夜間学校に向かっていく。]
(208) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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ああ、 良い夜を。
[やはり少女性を感じられる、老獪とは対極にあるような、イルマの言動。それに笑み、去っていく姿を見送った]
楽しみにしているよ。
[そう付け加えた言葉は、純粋な楽しみと、 含みも共にありはしたが、 彼女は恐らく気付かなかったのだろう]
[その様を見届けては、男は最寄りの洗面所へと向かい。 黒き雑巾を、黒き水を溢れさし、*洗い始めた*]
(209) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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人間がいつどのくらい何食えるのかもう覚えてねぇけど
[シーシャの顔面はぶすっに進化しました。 クシャミからの指摘>>205じゃなくとも、 シーシャのような手合いは居た堪れない時に 何か聞かれると余計にへそを曲げるのです。 反抗期続行中91才年若い吸血鬼ですから。]
でも、せっかくクリスマスじゃん だからめっちゃクリスマスしてやんの
それに、どうせガキが食えなくとも しっかり焼いてあるならほかのやつらが食うぜ、美 味 そ う に
[オーブンが再稼働するのに、 ぶすくれた表情の中で目を細くしました。 よくやったとでも言いたげな偉そうな笑いが覗きます。 喜んでは、いるようです。]
(210) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[>>206 ]
はぁ? そーじょー教育ってエリアス言ってたぜ 嘘ついてんじゃねぇぞ 猫野郎
[空いている手でお下品なフィンガーサインです。
ここでエリアスの名誉のために弁解します。 エリアスは『じょーそーきょーいく』>>52と言っていました。 エリアスの訂正を微妙に間違って覚えてしまったのです。 お馬鹿なので。お馬鹿なので。ごめんなさいねエリアス。
ヒヒヒと猫笑いの彼よりも死体とお人形遊びの彼を信じたのは 多分きっと、反抗期の一種なんでしょうね。]
(211) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[赤ん坊はそれこそ、それが仕事であるかのように 一生懸命猫耳>>206>>207をもきゅもきゅしました。 それからだんだんと下がっていって おっと、前髪に触ってはいませんよ。 シーシャが抱えなおしたから赤子の手は掠りもしません。
そのかわり、もう一度近づけた際には 猫笑いの浮かんだほっぺに 小さい五指をくっつけて、あぶ、とぺたぺたしました。 クシャミの顔の間近で、くりくりとした黒目で覗き込みながら。]
考えとく
[赤ん坊が瞳を覗き込めたのは長い間ではありません。 すぐにシーシャが抱えなおして、腕の中に完全に収めてしまったのです。 シーシャは言葉少なに、名前への首肯を返して、 もう片方の手でケトルを持ちました。]
(212) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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忘れんじゃねーぞ、七面鳥
でっかいのだから! ガキでも忘れられないくらいの 用意しとけよ
[さらっと用意までを押し付けて、 仏頂面に表情を戻したシーシャはキッチンから出ていくつもりでした*]
(213) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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―道中―
[街の中はなるべく通らないようにしているのだが、 今日は遅刻気味なので最短ルートを選ばざるを得ない。
なるべくショーウィンドウなどに姿が映らないことを、 人間に気づかれないよう早足で駆けていくが、 ふと、何かが目に映り立ち止まる。]
綺麗……。
[つい足を止めてしまったのは、雑貨屋さんのガラス窓の向こう、中に飾られた、蒼色のペンダントだった。硝子細工なのだろうか、遠目ではよくわからないが、淡い色合いが美しいと感じて。]
(214) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[だが、雑貨屋の扉を開くことができない。 招かれないと、入れない。どういう理屈なのかわからないけれど。外からまじまじと見つめるだけである。]
似合うかな……。
[ぽつり、呟いて青色のネイルを施したつけ爪でイルマは唇をなぞった。物欲しそうな子どものような所作だ。
町並みは、すっかりクリスマスの装い。聖誕祭までに――あのペンダントが売り切れませんように。雑貨屋さんに入れるかも不確実なのだけれど、そんな願いを胸に抱きながら、足を進め学校へと向かっていった。**]
(215) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 01時頃
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[おめでとう!シーシャの顔面はぶすっ、に 進化したぞ!>>210]
そうだねぇ、クリスマスだねぇ。 年中行事、くらいしか、楽しみないものねェ ……ヒッヒヒ……確定申告、済んだ?
[ガチガチに焼けきったものを美味いだなんて……気が知れないな。
と、シーシャの憎々しいまでに誇らしげな顔が恨めしくて つい現実に引き戻すような言葉を付け足す。]
(216) 2016/12/02(Fri) 01時半頃
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そう? ヒヒ、エリアスが、ねぇ……。
[さて、エリアスが言い間違えたのか>>211、彼が誤って覚えたのか>>52。それを確認するのはまたの機会として。]
[耳を忙しなく掴むその手が段々に降りてきて、警戒の色を顕にしようかという時に、抱き抱えられて上がる、手。>>212
彼の態度について反抗期のようだと 誰だったか話した人があったが (もしかしたら自分だったかもしれない) こういう気配りができるあたり 洗練された反抗期だと、男は常日頃思っていたという。]
(217) 2016/12/02(Fri) 01時半頃
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ヒヒヒヒ……。 可愛いねェ。
[口元にあぶくを吹きながら、頬に這い寄る手 その見つめる瞳と己の碧眼と紫眼。
それがふいっと離れ、彼の腕にすっぽり収まるのを見届けて
それからシーシャの「考えとく」という言葉を聞いて しまったと後悔したのはヒッヒッヒと 引き攣る魔女の笑みの中に隠すことにした。]
(218) 2016/12/02(Fri) 01時半頃
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え、七面鳥の用意……しなきゃなの?
[立ち去る背中に、今度はこちらがブーたれる番。]
七面倒だなァ…──ヒーッヒッヒ!!
[つまらないジョークを飛ばして、その背を見送って。 足音が聞こえなくなってから]
………テラスに出すまでもないね。
[と呟いた。 それにしても、このしっかりと焼けるだろう魚、どうしたものか。]
(219) 2016/12/02(Fri) 02時頃
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[>>219 『七面倒だなァ』『七面倒だなァ』『七面倒だなァ』 繰り返し聞こえる気がするのはきっと、 赤子の耳を塞いでやりたかったのに 両手がふさがっていた悔しさに由来するのでしょう。 大事なことだから繰り返したわけでは決してありません。
だって大事なことだったらほかにあります。 >>216『確定申告』重要です。重要すぎてますますぶすくれます。 このままではシーシャ(クリスマスの姿)が イコール ぶすくれた顔になってしまいます。]
っと、 おい、おい 俺の顔はだめだ さっき 猫の顔思う存分さわったろ
(220) 2016/12/02(Fri) 02時頃
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[それなのに赤ん坊はきっとご機嫌なのでしょう。 この子のいまの流行は、 人の顔に触ることになってしまったようです。
自分の部屋に向かう途中の階段踊り場から、 夜の闇に溶けていくように>>208 学校へでかけていくイルマの姿が見えます。 いってらっしゃいの声はかけませんが、 赤ん坊にも見えるように少し立ち止まって それを見送りました]
(221) 2016/12/02(Fri) 02時頃
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─ 男の日常 ─
[昼過ぎ、西日を完全防備した分厚い カーテンの覆う自室で目を覚ます。 きっと目を覚ますのは早い方。
顔を洗うと、嫌でも目に入る 忌々しい瞳が嫌で2日置きにしか顔を洗わない。
ノートーストの食パンに、半熟とも呼べない 卵とハムを載せて。白身が染みてデロデロに なったパンを、熱々のコーヒーと食すのが日課。]
(222) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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[月曜は居酒屋でキッチンのバイト。 水曜はお洒落なバーでキッチンのバイト。 金曜にUTubeに演奏動画をあげて、 土日にネット競馬に興じながらまたバイト。 その傍ら、時折作曲の仕事なんかもする。
割に勤勉に働いてはいるけれど 宵越しの金は持たない主義なので 収入があれば豪勢な半生料理を作り なければ誰かに集って生きる。
賄は美味しいけど、自分で作った方が美味しい。 それでも、「食事」も一緒に済ませられるので バイトは本当に便利である。
そう言えば最近、新しく入ったフィリップくんと バイト先が同じであることが判明した。 彼に手料理を振る舞いたい気持ちと 縄張りを主張したい気持ちとでの 脳内綱引きは今も続けられている。]
(223) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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[ここに住み着いたのはいつの話だったか。 そんなに昔の話でもなかった気がするが。 古株と呼ばれる仲間は既にいたように思う。]
[明け方は世界が始まるのが、何となく辛くてアンニュイになる。 自分を置いて世界はまた今日も動くのだから。 それでも寝るには惜しく、持っている楽器を弾いたり、料理を作ったり、何かしらして時間を潰す。]
[夜も明けて、朝のニュースの行ってらっしゃいを 聞いてから毛布に包まり、丸くなって寝る。そんな一日。]
(224) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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― 古城 自室 ― [古城のどこかで起こっている、悲しい惨事 (エリアス下半身びしょぬれからの勘違い事件)には我関せず、 シーシャは自室で粉ミルクを慎重にお湯に溶かします。 消毒? 衛生? 大丈夫です。子供と一緒に育児書やらなにやら、 買ってきていますから。まあたぶん、大丈夫でしょう。 シーシャには先輩方に泣きつく準備ができています。]
おら、飯だぞ 飯 飯 口開けてー はい噛んでぇ はい吸ってぇ
[お食事タイム中の赤ん坊、 黒々とした大きな目には さっき覗き込んで吸い込んだ碧色も紫色ももうありません。 夜の明かりをちらちら吸い取って、笑います。 かわいいでしょう。]
(225) 2016/12/02(Fri) 03時頃
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これで吸血鬼だったら、 血ィ飲ませるだけで済んだのになァ
[指先に傷つけて口に含ませてやるだけできっと、十分でしょう。 吸血鬼の血が飲めるのかって? さあわかりませんけど、ほら、 蝙蝠のなかにはそういう種類もいると聞きます。 自分の吸った分をあげるんでしたっけね。 それに吸血鬼にするときにあげますし。
いっそ、吸血鬼にしたほうが楽なのでしょうか。]
(226) 2016/12/02(Fri) 03時頃
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…… ――
[カーテンは開けてあります。 鬱蒼と生い茂る夜の森の上に星が瞬いています。 冬の空です。澄んでいて、きれいです。 窓を開けていなくてもガラス越しの冷気は少し寒いですね。]
なまえ ねぇ ……
[『ごめんなさい』の一言だけ、*書かれていたんですよね*]
(227) 2016/12/02(Fri) 03時頃
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[食堂へ行けばお腹を空かせた誰かがいるかな、なんて。 こんがりといい匂い(当人に言わせると焦げ臭い)を漂わせる 魚料理を食べてくれる仲間を求めて。 厨房から顔を出して食堂へ向かおうとした その途中の廊下は騒々しい他この上ない。]
………。
[こういうのは、遠目に見てるに限るよね。と、それを眺めようか他の処分先を当たるか、とりあえず見てから決めよう、と陰ながら見守ることにした**]
(228) 2016/12/02(Fri) 04時半頃
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えっ!!?ピーちゃん見えないんだけど!!なんで!?
[そりゃあエリアス先輩がおもらしをしてるからだ相棒!!おもらしだ!!(心の大声)]
ピーちゃnあれっ?その声はグロリアさん…? なんかアラームが大変なことになってるらしいです(?)
[姿は俺の翼で見えないが、かけられた声>>198でわかったらしい。 未だ説明が不十分なこの場の状況はアラームとエリアス先輩が大変ということしか。]
えっ!?今度はエリアス先輩が??
[グロリア様の言葉に相棒は俺の翼を退けようとする。ちがう!ちがうんだ!あぁぁ
あっさり退けられた翼とエリアス先輩の全身を見て静かに息を呑む相棒。 そしてゆっくりと目線をグロリア様の方へ…この様にして勘違いからのあらぬ噂が広まっていくのかもしれない。]
(229) 2016/12/02(Fri) 08時頃
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[廊下の一角に、マーガレットとフィリップ、それからグロリアの姿。少し離れたところで蹲るエリアスの姿。
そこに混じろうか否か、男の中で天秤が傾いていた。 いや、どっちかと言うと立ち去る方の秤に傾いていたはずのに 何故覗いてしまったのか。好奇心は猫をも殺す。]
[よくよく見ると、あられもなく下半身を濡らすエリアス ……と驚いた様子のグロリアと固まるフィリップ。 近くにいたマーガレットは笑いを堪えていただろうか。 既にその時にはアラームは消えていた。>>188
近くに落ちていたプラスチック製の洗面器に 勘が働いてしまうと同時に 二人が何を勘違いしているかまで分かってしまって そこで大きく吹き出してしまう。
いやこれ草不可避でしょ。この現状に吸血鬼とか関係なしに。]
(230) 2016/12/02(Fri) 09時半頃
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[ まさか、あらぬ勘違いが生まれているとも気付かずに、 爆発処理現場じみた部屋の主の登場>>198に、 エリアスはエリアスで、助けを求めるべく声をあげます。]
う、うえ、ぐ グロリアさあん…… マーガレットがあ……
[ ぐすん。えぐえぐ。 両手で顔を覆いながら、 マーガレットとフィリップのいる方を指差す。
勿論、エリアス当人としては、 「マーガレットが危ない」という主張のつもりなのだけれど、 どうにも、みそっかすが告げ口をしているようでいけない。]
(231) 2016/12/02(Fri) 10時頃
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お茶、お茶どころじゃ、ないんですよう……! …………あれ? 警告音は?
[ 気づけばアラーム音は止んでいた。>>188
半べそ顔をあげて、気づけばやたらと人の増えた廊下の片隅、 おそるおそるといった調子で、あたりを見回してみる。
特に。特に、なにも。 何かが爆発する気配も、 ヴァンパイアハンターが突然あらわれる気配も、 なにも、ない。平和な夜だ。]
(232) 2016/12/02(Fri) 10時頃
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ッヒヒヒヒ! 君たち本当に愉快だねェ。 本当に退屈しないところだなぁ。 んー、どうしたもんか。
エリアスくん、おいで。 グロリア、ここは任せたよ。
[とりあえず一番面白そうな彼に手を伸ばす。 さて、彼はその手をとっただろうか。]
あ、フィリップくん。オーブンの中に 君のお客さんがいるから、すきにして、いいよ?
[と自分が食べる気をなくした魚の処分も言いつけて*]
(233) 2016/12/02(Fri) 10時頃
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ま、マーガレット、平気なの……?
[ 下半身を濡らすこれはただのぬるま湯ですからね、ええ。
まさか、皆さんに自分が心配されているなど知らぬまま、 当のエリアスは、深刻そうな顔でマーガレットを見やります。
── と、そこへ、 どうにも場違いな笑い声。>>230]
(234) 2016/12/02(Fri) 10時頃
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わ、笑ってる場合じゃないよ、く、クシャミ。 マーガレットが、マーガレットが…… へ?
[ まだ言うか。 というくらいに、それしか言わないエリアスは、 おいで、と言われて>>233、ぱちくりまばたき。
根が素直な性質なので、 不安げにマーガレットの方を振り返りつつも、 ひょこひょことクシャミの方へと歩み寄る。
もちろん、自分の落としたボウル>>230を拾うのも忘れずに。*]
(235) 2016/12/02(Fri) 10時頃
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マーガレット? マーガレット嬢よりも一番、みっともないのは 他でも無い君に見えるけどね、ヒヒヒ……。
[詳しいことはわからないけれど、とニタリと口角を吊り上げて]
まずは着替えじゃない? あ、折角だから僕の秘蔵の衣装に着替える?
[ボウルを拾うのを見届けたら、また手を引いて。 ついでにいつか忘年会でもらってきた、トナカイ衣装をそれとなく勧めてみようかな、なんて*]
(236) 2016/12/02(Fri) 10時頃
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え、ええ、だって、 マーガレットが、あぶないって……
[ おろおろした態度はやっぱり変わらず、
それでも、以前に比べれば、 その独特の笑い方そのものに驚いて飛び退く、 ということがなくなっただけ、 エリアスにすれば、大いなる進歩である。
そう、あの笑い方に慣れるのに、100年ほどかかった。]
(237) 2016/12/02(Fri) 10時半頃
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そう、そう、着替え。 着替えと、それ と、雑巾! 取りに行くところ だったんだ……!
[ 思い出したぞ! という調子で呟いて、 手を引かれるがままに歩く、ひゃくとごじゅーよんさい。]
え、で、でも、 部屋にかえったら、自分の服、ある……
[ 小さい声で主張してみるけれど、 小さい声で主張してみただけなので、
そのまま手を引かれるならば、 ずるりずるりと流されて、 なんだかよく分からない衣装に袖を通すことになったとしても、
それも、まあ、そう珍しいことではないんじゃないかしら。*]
(238) 2016/12/02(Fri) 10時半頃
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雑巾。
[そう言えばさっき、サイモンも雑巾を持っていたっけ。]
もう大掃除しなくちゃだねぇ。
[二人は、大掃除しているわけではなさそうだったけど。]
え、自分の服? ヒヒヒ……、ヒヒ、ヒ ヒ……。
まぁイイじゃん。細かいことはさ。
[そう言って半ば強引に、自室に連れていき トナカイか他にもあったへんてこりんな服を なんでも面白そうだから似合うと押し切って着せた。 どの服を着たかは彼次第。
まぁ、気弱な彼のことだから、頼み込めばやってくれる なんてのは一度や二度じゃなかったし*]
(239) 2016/12/02(Fri) 10時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 10時半頃
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[正しく頭上で鼻を鳴らされる>>191にも、気分を害した様子もない。相手の心中知ってか否か、寧ろ鼻歌でも歌いそうな雰囲気である。
落ちたのは図星だったらしい。そうか、そうか、と頷いて。]
文句などあろうものか。 私もな、あれは高さがある割に左右に仕切りがのうて危ないと思うておったのじゃ。そうか、やはりのう。落ちたのか…。
それならばあれじゃ、あれはどうじゃ?寝床の柔らかさが良いならば、東洋でいうフトンとかはどうじゃ。あれはな、床に直敷きするらしい故、寝返りをうっても落ちずに良いとこどりだぞ?まあ、床敷きである故、埃が多少気にならんでもないが。 マーガレット…マーゴが以前東洋に居ったらしい故、聞いてみるとよかろう?
[猫ならば、背の毛を逆立てていよう憤慨も柳に腕押しで、何せ此方は心配しているつもりなのである。んん〜?とさながら小さい子を宥めるように、頬に手を当て下から覗き込むが、此れも年嵩故と思って欲しい。]
(240) 2016/12/02(Fri) 12時頃
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悪食よ。
[クシャミの食の趣味に関しては>>192、さぞ痛い目に遭った事があるのか、ぺ、と吐き出すようにそう言い捨てて。
宥めるように、勧めた肴を旨いと繰り返されれば、ころりと笑ってそうであろう、と自慢げである。自分のお気に入りになんぞやの不満が合ったのが気に入らなかったらしい。ちょろい。]
此の美を神々も照覧あれ―! ま、我々には崇める神も今更無かろうが。そういえばあれだ、あれ、なんとかいう童の誕生祭というのももうすぐか。
ほう、そうかそうか、こういうのが好みか。
[オリンピアの大祭を、芝居掛かって模してみるに、すぐ掌返す。同世代に生きた偉人なら童扱いである。
買い物は実物主義、との言葉であったが、存外画面に興味を示す様子に>>193、覗き込んだ際に表示されていた洋服をお気に入りに入れておいた。
勿論、タダで買い与うつもりはない。着たあかつきにはきっちりレビューをして貰うつもりだ。男性衣装のレビューの要望も前からあるし、なんといってもサイトの閲覧層の幅が広がる。]
(241) 2016/12/02(Fri) 12時半頃
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─ どうでも良い男の話 ─
[城の面々が金の為働いているのを尻目に、 この男はといえば、言うなればヒモとやらをしている。
とはいえ、女性にモテる甲斐性も無い男を 養う奇特な人物など、そう居るわけがない。 だから相手は、チャームにかかりやすい 人間ばかりが、数人。
一度に複数人をキープするのは、 毎度毎度殺すのではコスパが悪いからだ。 仕方なしに、普段は死なない程度の食事に収めている。
チャームのお陰で修羅場等に遭った事は無いが、 面倒な時は、さっくり処理して次を探す日々。 何とも吸血鬼らしいだろう]
(242) 2016/12/02(Fri) 12時半頃
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[それとは別に、純粋に人間を襲って腹を満たす事も。 近くの学校で起こる怪死事件>>203が 己の仕業だけではないと、 かの騒がしい小娘は知っているのかどうか。
学校という場は処女がよく居て良いのだとは、男の談。 どうやら好物らしいが、流石に人に言った事は無い。
そんなこんな 人としたらド畜生な男だが─吸血鬼なので許される─ これでいて、同種には無駄に世話焼きだったりもする。
人間は食糧でしかないが、吸血鬼は隣人だ。 城では比較的古参な事も相まって、同居人達に 何かに付けて世話を焼いたり、小言を言ったりもしたろう。 寝坊助野郎の小言を聞く輩が、城に居るかは解らないが]
(243) 2016/12/02(Fri) 12時半頃
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[────寝坊助と言えば、こんな話も。
一日二日、三日、四日。 紀元前から生きる女吸血鬼には劣るものの、 通常の睡眠時間よりずっと長い間寝た後。 いつも通り空腹でむくりと起きた時、 男は何も考えずに外に出ようとしたのだったか。 少し考えれば、いやに静かな城に気付いたろうに。
何が不味いって、その時外では 吸血鬼の弱点である陽が、さんさんと輝いていた事。 既の所で灰になるのを助けてくれたのは、 時折顔を見せる人間の女>>1だった。 この時ばかりは、ちっぽけな餌に心から感謝したのだとか。
それ以外にもちょくちょく同じ失態を犯していたから、 昼に起きているおかしな吸血鬼が居たなら、 そいつの世話になったりしていたかもしれない*]**
(244) 2016/12/02(Fri) 12時半頃
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何じゃ、先程の拘りは何処へ行ったのじゃ? 全く、怠惰な男じゃのう。
[獲物ならばデリバリーを厭わないという男>>194に、目を丸くしてそう言った。大方寝床から出たくないとでも思っているのか。眠り時だけは永久凍土のクレパスが如くの眉間の皺も晴れるのであるから。]
そうか?そうか、うむ…。しかし、愛らしいものよのう。ロココの時代のドレスも愛らしいものではあったが、いやはや、これもまた。長生きはするものよのう。
[似合うと言われれば悪い気はしない。ないが、無い物ねだりが女というものの常である。名残惜しそうに溜息を吐いて画面の中の甘ロリカテゴリをクリックしているうちに、作業は完了したらしい>>196。]
…うむ。彼奴、コードのどれを抜いたら爆発するかと言うておったが、下手に触らせると本当にそうなりかねんな。 やはり主を頼りにするとしよう!
[酒の入った硝子のデカンタを礼とばかりに押し付ける。遠慮したいという後半の言葉はすっかり聞いていない。]
(245) 2016/12/02(Fri) 12時半頃
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ふむ。一仕事も終わった事であるし、茶がてらに様子を見に行ってみるとするか。
[主はどうする?と腰を上げ廊下へ連れ立ったディーンを見上げる>>196。再び剣呑を表した表情を見遣れば]
最も、その顔を見たらエアリスがまたぴー、と泣きよるかもしれんがなあ。 応、応。次は百年カエルの黒肝を用意しておいてやろうのう。
[また婆臭い。しかも苦い(乙な味と言って欲しい)。のは、多少の茶目っ気という悪戯心である。そう言って、ドレスの裾を翻し廊下を進んだ。]*
(246) 2016/12/02(Fri) 12時半頃
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好きに呼べばよい。が、背筋がむず痒うなるような呼び方は許さぬ。 なに?私の瞬きでは足りぬと申すか。小癪なやつじゃのう。
[慌てふためいている様子を見てなお言う>>197。先輩呼ばわりを禁じて好きに呼べと言った挙句のこれである。
齢にして20世紀を隔てるこの出来たての吸血鬼は、長い眠りから醒めた後己が眷属を増やしていない女からは乳臭くも珍しく、こうしてよい日々の肴としているのである。
ちなみに羽ペンは、赤黄緑青の4色の予備も含めた2セットを所望している。頬羽の白まで望む鬼畜では無いことを喜んで欲しい。]*
(247) 2016/12/02(Fri) 13時頃
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―廊下にて―
アラーム?ああ先程まで鳴っていたようじゃが、ええいや、そんなことよりも、主らの歓楽を口挟むつもりはないが、せめて部屋でいたせ?通り掛かる此方の身にもなるがよい。
なんじゃその目は? 私は今通りがかったところであるぞ、ほら、エリアスもあの様に。ええい、主も一端の夜の住人であるならば、そのようにめそめそと泣くでない。ああそうだな、確かにお茶どころではないな。
[フィリップの目線が、その自体にまるで何も知らない>>229とでもいうように此方に向けられたので、不服げにそう漏らすと、当のエリアスはしゃくり上げながら、マーガレットを指差している。告口などでなく、心配から故とはこの混乱した状況下で想像も及ばない。] マーゴ、お主、エリアスに何をしよったのじゃ。虫の居所でも悪いのか、大蒜でも食ったか?クシャミの料理に当たったか?疳の虫でも騒ぐのか? 大体、先程からアラームがどうしたというのじゃ。
[勘違いのまま弄りを疳の虫で済ませようとした。]
(248) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[硝子のデカンタ>>245はちゃっかり受け取りつつ、 どうするとの誘い>>246は、嫌そうな顔で辞退した。 曰く、「面倒事に首を突っ込みたくない」と。
次回の報酬については、ノーコメント。 ……次からは食事を集る相手を考えようと決心するだけ。 他の吸血鬼達なら、まだマシな物を 出してくれるのではないだろうかと、期待しておこう。
廊下を進んでいく彼女を見送るでもなく、 男はそれとは正反対へ足を向けた*]
(249) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[酒を煽りつつ、騒動から逃れるように歩いていれば、 通りかかった洗面所で見掛けた背中>>209に足を止める。
彼の手には、真っ黒な雑巾。 一体何があったんだ、と怪訝みに眉を寄せてから、 そういえば彼の職業は作家であったかと思いだした。 大方インクでも零したに違いない。
それだけなら、可哀想にとスルーしただろう。 彼の文章めいた話し方は、まどろっこしくて面倒臭い。 だが何せ、今は酒が入っていたもので]
────おい。
[洗面所へ向かうその肩にぐいと腕を回し、 酒の入ったデカンタを揺らしながら、横柄に声をかけた。 彼に直立されたらきっと辛い姿勢になるのだろうが、 生憎とそこまで頭が回らずに]
(250) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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何か食い物を持っていないか。
さっきグロリアの所にも行ったんだが、 碌な物も出ない上に仕事を手伝わされてな。 干した爪、食った事あるか?歯触り悪いぞ、アレ。
[彼女の手前旨いと言っておいたが、爪て。干した爪て。 よく考えずとも、かなり悪趣味ではなかろうか。 正直な話、食べ物が欲しいというより、 此方の愚痴を言いたいだけなのかもしれない]
お前なら、まだマシな物も持ってるだろ。 若いんだし。
[最後に付け足す、大いなる偏見。 紛う事なき、酔っぱらいに絡まれる可哀想な人の図だった]
(251) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[廊下に現れたグロリア様に助けを求めるエリアス先輩。>>231 えっ?エリアス先輩はマーガレット先輩にいじめられて…?
隣にいる相棒は3人の間でゆっくりと目線を移動させつつ存在感を最大限消していた(パッパラースキル習得ゥ)]
……警告音? アラームの事ですか?
[相棒は不思議そうにマーガレット先輩のスマートフォンを見つめて首を傾げている。 詳しく問いかけようとすれば後ろからなんとも特徴的な笑い声>>233こりゃあクシャミ先輩だな。]
あっ、クシャミ先輩おはようございますー…
[どうしたものか。とか任せたよ。とか意味深()な事を言いながらさっさとその場を片付けてゆくクシャミ先輩。 俺達がぼーっとしている間にエリアス先輩の手を取れば相棒に言葉を残して颯爽と歩いて行ってしまった。]
(252) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[暫くして落ち着けば、マーガレット先輩から説明を貰えただろうか。 エリアス先輩がおもらししていることは変わらずに勘違いしているかもしれない。]
あっそうだ。オーブンの中にお客さんだってピーちゃん。 クシャミ先輩のご飯は…美味しいのかなあ。
[俺は少し不安げに喉を鳴らして、翼を小さく折りたたむ。
クシャミ先輩の加熱時間が圧倒的に短いことは俺達も既に知っている。 そのため、実はまだ相棒はビビって味見をしていなかったりする。 だってあんなに不評を聞いたら、なあ?(ウンウン)]
えーっと、グロリアさんとマーガレット先輩も食べます…?
[答えはなんとなくわかる気がしなくもないが…相棒がそう問いかけた**]
(253) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[その様に言っていれば、噂をすれば何とやら、当人の笑い声である>>233。]
何じゃ、また奇妙な処に顔を出す。あ、これ、エリアスは私と茶を
[というが、何にせよ着替えなければ茶もなにもないのである。おっかなびっくり、果てはずるずると、クシャミに連れて行かれる>>238>>239エアリスを見送る。後を任されてしまったが、片付ける後とはそもそも一体何であるのか。一頻り、アラームに関する顛末はマーガレットやフィリップから聞けただろうか。
オーブンの中の魚とやらに興味はない(奇跡的に食べられる状態となった事は知る由もない>>205)が、兎も角、いい加減に茶を飲みたい。共にするならば声を掛け、食堂へと脚を向けた。]*
(254) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[さて。何処かで血を吸われたか、それとも元々こういう生物であったのか。その辺りは既にとんと覚えておらぬ。快楽と色欲の都ローマの貴族の娘として記憶が始まり、奔放に夜の生を過ごした。 蓄えた財を浪費しながら時を進んで、まあ財が尽きたなら尽きたで、何処ぞの貴族を魅了し妾となれば生きるに困ることはない。
或る日唐突、「飽いた」、と、夜の眷属には長老格とも言える長寿の城主の元へ辿り、その地下で眠りについた。500年程前の事。
それからまた200〜300年程前時を下って、眠りの前の腹が満ちていなかったか、何かの胸騒ぎか目を覚まし、背ばかりひょろりと高い黒猫を(女曰く)拾った。いやその時代には猫耳パーカーなぞありやしなかったが。]
(255) 2016/12/02(Fri) 14時半頃
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[食の趣味の悪さには閉口したが、その奇矯な言は悦に入り共に過ごして数十年。
さて、女が再び眠りに着いたのは、そも目覚めがほんの泡沫であったか腹が満ちたか、それとも「その目を見た」>>222からか知れぬが(ひょっとしたら恐ろしく物騒な痴話喧嘩だったのかもしれない)、毛頭首輪を着ける趣味などない為、好きにせよ、と棺について、そして現代。
再び居にした古城の住人はすっかり数を増やして、急速な文明の進化をすっ飛ばして目を覚ました女は、その利便性に魅了され、すっかりインターネットジャンキーになっていた。]**
(256) 2016/12/02(Fri) 15時頃
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─少し前の話─ [フィリップに挨拶されれば、へらへら手を振って>>252]
おはようおはよう。
[とでも声を掛けたかもしれないが、目の前の大事件の解決を優先させた結果、それは等閑になったかもしれない。 結局、事件がどう広がったのかは今はまだわからないが、どう広がったってエリアスの事だから酒を酌み交わしながら面白可笑しく聞きたいものである。]
[グロリアから、茶を、という言葉を聞けば 大方小間使いにされかけていたのだろうと つくづくエリアスの星の巡りに同情するのだった。
そういえば、厨房から廊下にくるまでの間 4回ほどクシャミしたのだが、イルマの風邪がうつったのだろうか。なんて。]
(257) 2016/12/02(Fri) 18時頃
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信徒 オーレリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(信徒 オーレリアは村を出ました)
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─昔の話─
[遡ること二百年ほど前の話。 それまで共に生きてきた妻子を捨てて、ふらり手あたり次第に血を求めてさ迷う生活も板についてきたある日。
森の中で、ティモ爺に会ったのだ。今よりもほんの少し若かったけど、あの時から既に同じ話を何度もしていた。
面白いものを見せてやろうと言われて、招待されるがままに入った館の地下で、彼女は眠っていた。 人間の頃に母から聞かされたおとぎ話のように、彼女は深い眠りに就いていた。
その瞼が開くとどんな色をしているのか。 どんな声でどんな話を話すのか。 知りたくて知りたくて、彼女が目を覚ますのを日がな一日眺めていた。
だが、待てど暮らせど彼女は一向に目を覚まさない。
だから、僕は閃いたのだ。 おとぎ話によると、姫は王子のキスで目が覚めるのだと。]
(258) 2016/12/02(Fri) 18時半頃
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[結論から言うと、僕は王子ではなかった。
躍起になって、餌となる人間の身体を まぁ部位様々に棺の周りに並べまくった。
綺麗な遺体から、腕や脚だけのもの 既に食い散らかされているものまで、様々。
いつ起きても餌は十分ありますよ というアピールのつもり。
その時サイモンが見ていれば視覚的ホラーと言い放ったに 違いない。彼女が目を覚ましたのは69(0..100)x1体目の 死体を置いたのち。確か普通に怒られた気がする。
彼女が僕の方を見て、その声で怒鳴るので 怒られたというのに、僕は嬉しくなって ヒッヒッヒと微笑んだのだった。]
(259) 2016/12/02(Fri) 18時半頃
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[彼女は品が良く、きっと高貴な出なのだろうと思った。 悪食には正直世代を感じたが、それを除けば 素敵な女性だった。
彼女にとってそれは、例えば人が夜にトイレに 起きるような、中途覚醒だったのかもしれない。
再び眠りに就くと言った彼女をその時ばかりは みっともなく引き止めた…ような気がする。
彼女を失いたくなかったのだ。 彼女になら、忌まわしい瞳を見られても 構わないとまで思えたのだから。 いや、実際見せたかもしれない。]
(260) 2016/12/02(Fri) 18時半頃
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[いっその事首輪を付けてくれれば、と言った 先刻の言葉。>>189 あれが、その時に出ていれば、もう少し 甲斐甲斐しく待っていたのかとも思うけれど。
今、目覚めた彼女へ、出会った時以上の熱情はなかった。
代りに、また会えたことへの安堵はひしひし募った……が 一人だけ振り回されているのは癪なので 表立って口にすることもなく、全ては奇妙は笑い声の中に。
そうして早20年が経ってしまったという*]
(261) 2016/12/02(Fri) 18時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 19時頃
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ただいまーっ!
[帰宅するのはいつごろか。 早々だったかもしれないし、あるいは夜明け前か 時間なんて定義は得てして曖昧である。]
オーレリアさーん!
[自室に鞄を放り込むと、懐いた彼女のもとへ。 部屋の扉をこつこつノックしたが、返事はない。]
……オーレリアさん?
[どこかに出ているのかな。 小首を傾ぎながら、試しに扉を小さく開くと
室内には淡い月明かりが射し込んでいる。 ぞわりと、嫌な予感がした。]
(262) 2016/12/02(Fri) 20時頃
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……
[薄暗い室内。 カーテンの向こうはまだ夜の帳。 注意深く見回す。銀色もない、灰もない。 ヴァンパイアハンターが乗り込んできたわけでもない。
歩み寄る、彼女の柩のそば。]
――…あれ?な、なぁんだ。 寝てるだけですか。
[柩は少し開いていて、眠るオーレリアの姿が目に映れば 安堵に胸を撫で下ろす。 ちゃんと閉め忘れるほど眠たかったのだな、なんて 少しドジな彼女を思う。]
(263) 2016/12/02(Fri) 20時頃
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……ふふ
[覗き込んで、そっと、頬を撫でた。
人間よりも蒼白いけれど、柔らかな頬も 長い睫毛も、閉ざされた唇も
全部、大好きだ。]
(264) 2016/12/02(Fri) 20時頃
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……ねー、起きましょうよ、まだ夜ですよ。 オーレリアさん。起きてくださいよ。
[冷たい、肌。 死んでいるわけじゃあないのに、 いやむしろ、自分たちは死体にも似た存在だけれど
でも、ちゃんとここに存在して、 触れて、そうして―――]
オーレリ ア、さん……
[その時、本能的に悟ってしまった。 彼女は、長い眠りについたのだと。
グロリアに聞いたこともあったか。 長く眠る習性については、他の吸血鬼にも当然備わっていて。]
(265) 2016/12/02(Fri) 20時頃
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……っ、やだ
[ふる、と頭を振る。 貴女が笑わないことも、怒らないことも、呆れないことも、いやよいやよも好きのうちの態度すら取らないことも、全部いやだ。
眠りについた吸血鬼を起こすのは難しいし>>258、野暮でもある。それを身体が必要としているのならば、むしろ生体活動に支障をきたす可能性すらある。
だから、起こせない。]
……や、だ……
[頭ではわかっていても、寂しくて寂しくて堪らない。 貴女が目覚めるのは、いつなのだろう?100年後?1000年後?それとも十日後くらいにひょこりと目覚めるのかもしれない。]
(266) 2016/12/02(Fri) 20時頃
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―――っ
[唇を噛んで、頬を濡らす暖かい水。 涙というものが滲んでは、落ちていく。 それが何かすら忘れていた。
寂しい、つらい、お話したい、すごく寂しい! 折角、貴女に似合いそうなペンダントを見つけたし>>214 聖誕祭に、それを贈れば>>215 少しは笑ってくれるかなぁ、なんて。
だけれど、]
(267) 2016/12/02(Fri) 20時頃
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―――私は、待ってますから。
[我が儘は、やめよう。]
何年でも、何百年、何千年経っても 起きるのを待ってますからね!
[彼女の柩を、ちゃんと閉めてあげて。]
―――…おやすみなさい。
(268) 2016/12/02(Fri) 20時頃
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[吸血鬼にとって必要な眠り。 我が儘はやめる、もう泣かない。
そう思っていたのに、彼女の部屋で ぺたりと座り込み、嗚咽はやがて声量を上げ]
――――…うわあぁぁん!
[大声で泣いてしまったのは、 貴女を起こしたかったわけじゃあ、ないんだよ。 ほんとうだよ!**]
(269) 2016/12/02(Fri) 20時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 22時頃
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────……うるせえな。
[今宵この言葉を遣うのは、一体幾度目か。 作家の肩に乗せた腕を離し、ぽつり。 勿論これは、目の前の彼に向けたものではない。 無駄に良い耳が、少女の泣き声>>269を拾ってしまった結果。
一体どんな理由かは知れないけれど 小娘の泣き声というのは、どうしてこう耳に障るのか。 ……それでも。普段の騒がしさとは違うものを 確かに感じ取っては、顰めた眉は幾らか和らいで。
今日ばかりはお小言も見逃してやっても良いだろうかと、 ひそり 心のうちだけで溜息を。
慰めるのは下手くそだが 哀しみに鞭打つ程、"鬼"ではないもので*]
(270) 2016/12/02(Fri) 22時頃
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[洗面所の一。男には些か低い高さの設えである洗面台、やや背を屈めつつその蛇口に手を伸ばしたところで、かけられる声があった]
っと、
[同時に肩に回される腕。引き寄せるような動きだったが、けれども男が咄嗟に背を伸ばし振り向いた事で、逆に相手をやや引き上げるような形になったかもしれない]
…… 貴方か。 今晩は。あるいは、おはようと?
一瞬、そう瞬きの合間ばかり、何か襲い来たものかと。 絶対の陥穽たる背後、己にだけ見えない己の影、死角という無限の闇。 其処から何か、捕らう手を伸ばしてきたものかと思った。
[腕の主たる姿に、その内心は知らずとも、丁度疎まれる迂遠の修飾で以て語る。 ディーン。女性陣と比べて平均の若い男衆の中では――長老を除いてだが――最年長である存在。いつもよく眠っている、彼にしては早めの目覚めだろうか、などと思いつつ]
(271) 2016/12/02(Fri) 22時頃
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―食堂へ―
[ぐしぐしと目元を拭いながらも、くぅ、と鳴り響く腹の虫。 こんな時に鳴るのかよ!シリアス台無しだよ!と 自分にツッコミを入れたい気分だ。
ともあれ、学校か、帰り道で食べてくれば好かったな、なんて思いながら、オーレリアの部屋を後にする。
目指すは食堂。 クシャミの生煮え料理でもいいし、自分も作れなくはない。女子力向上に余念がないからだ。]
……あ、グロリアさん! お食事ですか?
[グロリアの姿を見留めれば>>254 にこぉと笑みを浮かべつつ、何かないかと台所を漁る。]
(272) 2016/12/02(Fri) 22時頃
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[グリルを引くと、 程よく焼けた魚が出来上がっていた。>>205]
む。誰が焼いたんだろ。
[クシャミを候補から真っ先に除外した。 普段からあんな料理を食べていれば仕方ない。]
……
[きょろきょろ、と左右を見渡し、作った主っぽい人がいなさそうならば]
いただきまーす!!
[まるごと! 赤い舌を伸ばして、ちゅちゅ、と吸い付くように頂こうか。*]
(273) 2016/12/02(Fri) 22時半頃
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[男とは裏腹、単直に切り出される要件に]
ああ。 ナッツとジャーキーが、確かあるけれど。 いいかな?
[そう答えつつ、その様子を眺める。匂いと気配からするに、彼が手にする瓶の中身はどうやら酒らしい。グロリアの名から始まる愚痴を聞けば、笑い]
あぁ、……ひひひ。 食した事ならばあるけれども、然り。 古の吸血鬼には相応しい格高き品なりとて。 若輩には味わい難く、勿体ないものだった。
[要するにやはりあまり美味しいとは思えなかった。 そんないつかの――ライターの仕事を頼まれた時だったか、あれは結局三件あった内の二件を遅れて出した後、半月程雲隠れした――感想を返し]
ん?
[ぽつり零された何処かへらしき呟きには、 首を傾げなどしただろう]
(274) 2016/12/02(Fri) 22時半頃
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―廊下→食堂―
彼奴は主がご指名であろ。主が食べよ。
[相伴するかとのフィリップの伺い>>253に、露骨に顔を顰めて返す。それで先住人の味に対する感想はお察し。
まずは目覚めの頃が酷かった。夢うつつに甘ったるい匂いがすると棺から身を起こせば、己の棺桶周りに足の踏み場のない程の人間部位のオンパレード>>259。
如何な美味なるケーキとて、相応に皿に乗せねば喰う気も湧くまい!と一頻り声を荒げたものである。怒りの観点は勿体無い、であって、振る舞い自体に不服はなかったらしい。
再び目覚めて暫し、相変わらずの調理が趣味の様であるが、腕は多少はマシ…いや見た目が多少マシになったと思えば>>81生煮え好みである。
かっての食中りを思い出し一人ぷりぷりと、食堂へ向かう廊下を進めば、こんがりと焼けた魚のいい匂いがする>>228。]
ん…?
[扉を開けば、先にイルマの姿があった。>>272]
(275) 2016/12/02(Fri) 22時半頃
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― 古城 自室 ― [シーシャが自室で赤ん坊の面倒を見ていたころ 古城のどこか一室では哀しいことがありました。 いいえ、吸血鬼にしてみれば哀しいことではありません。 ちょっと寝ているだけです。 少しの間、会えないだけですから。]
―― …… ? おうおう、んだよ泣くんじゃねぇよ なんもねぇよ なんもないなんもない
[それでも、人間の一生分より、 シーシャの生きた時間よりも 長く眠っていた先人だっているのですから、 もう赤ん坊には会えないかも、しれないですものね。
とふとふ背中たたいても愚図る赤子のほうがよっぽど、 シーシャよりもそのことを分かっているのかもしれません]
(276) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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おや、目元が赤い気がするが。今夕の騒ぎでは今更なかろ? どうした、抜き打ちの試験とやらがあったか。
[こちらに笑みを浮かべるイルマに対し、己の目元を指し、にぃ、と唇を上げて笑うと牙が覗いた。
ちなみに吸血鬼としての齢は人の世の物語では箔として語られようが、単なるシェアハウスの同居人同士では上も下もない。この女のウエメセは単なる素である。
イルマの姿と時刻を見れば、凡そ「学校」とやらから帰ってきた所なのであろう。今の世は女御も学舎に通うのがそう難しくもないらしい。もの好きも勤勉よの、と思っている。
泣き腫らした様なイルマの目元が何が由来であるかは知らず、そう誂うと、]
(277) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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私は茶じゃ。エリアスに淹れさせようとしたら、クシャミに攫われてもうた。 世が世ならこういう事は奴隷にさせればよいものを、今の世では流行らぬらしいからのう。
[そういいながらケトルを探す。
イルマはイルマで、何かを探してたらしいが>>272、オーブンから焼けた魚を引き出すのを見]
あ、それは…。
[クシャミが言っておった、と警句与うより前に、イルマが口をつけてしまった>>273。ごくり。つい感想を伺う。]*
(278) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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─自室─
[まだエリアスは部屋に居ただろう。 窓の外の星明かりを眺めながら、気弱な男に語りかける。 窓を向こうに目をやったまま、頬杖をついて。]
君は花の苗を貰ったらどうする?
飾って捨てるかい? 鉢に植えて育てる? それとも押し花? それとも…── 生きたまま時を止めるかい?
[質問の意図は彼には伝わるだろうか。]
(279) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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……え、あぁ いやぁ……
[抜き打ち試験か、なんて予想に少し笑い>>277 やっぱりそのことを問われると 寂しくてきゅうと唇を噛む。]
なんでもないのは嘘ですけど、 ……グロリアさんになら、色々聞けるかもしれないな。 おはなし、したい。いつでも、いいので。
[独り言のような、伝えたいような、語感は曖昧な色。]
え? エリアスが、クシャミに、触られた?
[何事かと戦く。 どうやらイルマ、耳は良いのだが 頭の処理能力が残念なようだ。]
(280) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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うっま、まじうっま。
[はふはふ。 長い爪で器用に骨を避けながら、もしゃりと魚を咥えて]
……?
[それは…。と>>278、グロリアが止めるか否かのところで、既にお魚さんは哀れ口の中。香草を、しゃくりと噛み締める音のあとで]
誰が作ったか知りませんが! 自分のものには名前を書く! そうでなければ奪われても仕方ないのがシェアハウス!
[ド正論だとばかり、胸を張ってみせた。*]
(281) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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[赤ん坊はどこか遠くの誰かの声に寄り添うように ぐずぐずと泣いています。 誰かの涙が終わってしまってもまだまだ。 バケツに底がないようです。]
だぁいじょうぶだよ 俺がいるんだから
[とふとふ。腕の中に納まる肉袋はなんて暖かいんでしょう。 触れたところからじわじわ温まるこれは、 不思議ですね、万年反抗期の声もちょっと柔らかくなるってものです。 腹が減るなァなんて思う一方、なんででしょうね、 食べる気にはなれないのです。
それでも ぐじぐじ泣くものですから、 ぐじぐじ泣いてはシーシャの服に擦り付けるものですから、 ちょっと困ってしまって即席パパは先輩方に泣きつく心を固めました。 いざ、探せ先輩。でも小言が返ってきそうな面々を避ける気で満々です。]
(282) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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────む。
[背を伸ばす相手>>271に引き寄せられ、つま先立ち。 それが少しばかり悔しくて、無理な姿勢のまま。 何て事ないみたいな表情を取り繕うつもりが、 ついつい悔しげに顔が歪んだ。 次いで唇を尖らせ、相手へ体重をかけながら口を開く]
おはようだ。相変わらず、無駄にでかいな。 ……そして相変わらず、喋り方がまどろっこしい。 作家ってやつは皆そうなのか?
[挨拶以外は殆ど聞き流し、驚かせたとて謝意は無い。 過度な修飾話し方も、ファンなら喜ぶのかもしれないが 生憎と、男は彼の著作を読んだ事は無い。 というか、持ってはいるけれど読破はしていなかった。 ……字を追っていると、眠くなるじゃないか]
(283) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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[提示された食品名>>274には、キラリと目を輝かせた。 満腹になれるかは別として、 酒のツマミとしては先に出された物よりよっぽど良い]
ああ、良い。有り難い。 何だ、あるのか。 …………、……そうだよな、旨くないよな。 まあ、食えるだけマシって言えばそうなんだが…… 次はカエルの黒肝とか言うんだ、有り得ないだろ?
[一気に親近感が湧いたのは、被害者仲間だからだろう。 もしかしたら自分が子供舌な所為であの味を 理解出来ないのかとも思ったが、そうでもないらしい。 「お前も大変だったな」と、傷の舐め合いめいて。
そも、男が彼女と同じだけ生きていたとして、 それらの食品(?)を好きになったかどうか怪しい所だ]
(284) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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……いや?何でも。 よしよし、さっさとそれを洗って、部屋へ行こう。
[傾げられた首には、珍しく笑みなど浮かべて誤魔化し。 下ろした手はそのまま蛇口へ向き、水を出す。 酔いの所為か加減が効かず派手に飛沫が飛んで、 ついでに汚水も飛んだ気がするが、気にしない。
そうして手伝うでもなく その大きな背に体を預けつつ、酒を煽り]
腹が空かなきゃ、ずっと眠っていられるんだがなあ。
[長い眠りにつく同種が居るとは知るが、 六百と少し生きてきて、男にはその経験が無い。 羨ましいものだと呟き、雑巾が洗い終わるのを待った]
(285) 2016/12/02(Fri) 23時頃
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[いつもの闊達な様子にそぐわず、きゅ、と唇噛みしめるような神妙な様子>>280に、ぱちりとひとつ瞬きをする。]
なんじゃ、エリアスでもあるまいに、主らしゅうもない。 私に聴きたいこと?かって帝政華やかなりし頃の呪いの術か?艶やかな牙を磨く石灰の入手法か?夜は果てるまで尽きぬ故、いつでも、なんでも聞きにくるがよい。
[この城の間借り人の中で己に次いで長寿の吸血鬼は物静かな質であるので、彼女の想い人に何があったのかは未だ女は知ること能わず、えへん、と無駄に胸を張ってみせた。
或いは、その目元の赤みから、幾ばくか、諍いでもしたろうか、との邪推はあったかもしれないが、それもまさか、あのオーレリアと、それにべったり惚れ抜いたようなイルマの間で、とすぐに消えた。]
いや、クシャミに触られたというよりも…
[未だにお洋服汚れていました事件の謎は解決されていない。寧ろより深刻そうに言葉を濁した。]
(286) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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[うまい、と言いながら器用に指で骨をより分けて焼き立ての魚を頬張る様子>>281を、思わず息を飲んで見詰めてしまう。]
いや、それはそうじゃ。それはそうじゃが…。
[偶に名前を書いてあっても奪われるのがシェアハウス。正しくも儚い正論に胸を張る少女(300余歳)に]
美味い、のか?それは。 それは恐らく。先程クシャミが作ったと言うておったものじゃぞ…?
主、何処か身体の具合はおかしゅうなっておらんか。
[恐る恐るそう述べる。あんまりな言い様である。]*
(287) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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エリアス……あぁ、確かに! はっはっは。彼と比べたら私は正反対かもですな!
[なんて虚勢を張るも、長年を生きた彼女の前では、 そんな強がりは見抜かれてしまうかもしれない。]
ありがとうございます。そのときは、お部屋へ伺いますね。
[パソコンのコードだらけの部屋は何度か見たことがあるし スマートフォンのフリック入力は出来る程度の若者力。 でも、パソコンはあんまり得意じゃない。]
……?
[言葉が濁されると、それ以上はつっこむ余地もなく 魚の尾をパリパリと食べておしまい。]
(288) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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それは生憎、縮みもしないもので。 首でも落とされたなら、丈は下がり、 目線など地を這うだろうとはいえ。
作家は皆、このようであるものか。 問うならば、嗚呼、否。
[腕を水平に伸ばし広げつつ、ディーンの怪訝に返す]
……作家の身故、勿論友人知人にも作家は多かったけれどね。 ひひ。 変人も多かったけれども、 口調が類するのは一人二人だったよ。
(289) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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えっ??
…………えっ?
[ク シ ャ ミ が 、 作 っ た ?]
……おのれ小僧!!
[とりあえず言っておきたいやつ。]
…………??? ……でも、うーん、いつもの刺身も美味しいけど これも、ちゃんと焼けて美味しかったです。
[イルマはイルマで、生焼けに文句を言いながらもモリモリ食べるタイプ。だがその前提なしでも、この焼き魚は普通に美味しかった。]
って、念の為に聞いておきますが、 誰が食べる予定だったんです?
[もしかしたらクシャミもやればできるのかもしれないが、何故それをしないかが甚だ不思議でしょうがない、+]
(290) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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そういえばー、さっきは何してた途中だったんだい?
随分、…ヒッヒッ……、楽しそうだったけど。
[食堂にはきっとまだ、シーシャがぐちゃりと踏み潰し たお友達の成れの果てがあるのだろうが。 それをエリアスから伺うことは、できたのか。]
君だってさぁ、オトコノコなんだから。 もっと、こう……ヒヒヒヒヒッ… 男らしく、っ…ヒーッヒッヒ!!……するとか、さ。
[男らしく、という言葉が似合わなさ過ぎて つい過剰に笑ってしまったことはバレているだろうか。]
(291) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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― 古城 オーレリアの部屋へ向かいつつも… ―
[女性の部屋を夜間に尋ねる無作法なんて 吸血鬼になった時点からさよならぽいです。 それでも、ちょっと緊張してしまうのは オーレリアのもつ雰囲気もあることでしょう。 シーシャの思う『大人の女性』というのはオーレリアを指します。 血の子供なのにイルマは大人ぽくならないなぁと シーシャがこっそり思っているのは、内緒のことです。
グロリアは大人の女性というか 老かi いえこれは別の話でしたね。別の話です。別の話。 以前フィルのことでお世話になったけど、それも別の話です。
というわけで、キッチンから持ってきてしまったケトルと 赤ん坊を携えて古城を闊歩する道中に、]
(292) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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おかしなやつよの。 そろそろ落ち着いてもよい頃であろうがの。
[そも人に怯えられるべき夜の眷属が、一体何が怖いというのか神経の野太い女にはわからぬし、ある意味落ち着いてもよいというなら眼の前の少女(300r)もそうかもしれぬ。]
ふむ。ま、よい。話し難い事であれば先に使いの蝙蝠でも寄越すがよい。人払いをしておこうに。
[そも、聞きたい事などその場で聞いてしまいそうな性分の彼女が、場を改めてというのは何か食堂では差し障りがあるのかもしれない、くらいは思い浮かんだ。]
…しかし、ケトルがないな。主、知らぬか?ケトル。
[シーシャが持ち去り済みであった>>212。]
(293) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 23時半頃
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ふむ。 なれば快く、提供させて頂こう。
ああ、前、彼女に…… それこそ同じに、仕事を頼まれた時だった。 ……まあ、その話はともかく、
[あまり掘り起こしたくない事だ]
そう、食べられなくはないが、 まさしくそのようなものに感ぜられたけれども。 蛙の黒肝、……
流石に長命と言うべきか、魔術めいて、 魔女の会合にも紛れられそうな塩梅だ。
[ホラー小説の小道具としては良いし、実際に書いた事も確か幾度はあるけれども、やはり特別食べたくはないな、と率直に思う。絵面だけ見たならば、男なども食べるのは似合うのだろうが]
(294) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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げッ
[小言が返ってきそうな吸血鬼 栄えある第一位 ―― ディーンが、その金髪が、見えました。 シーシャの反抗期は主にこの吸血鬼に向けられています。 だからこそ、赤ん坊をディーンに見浸からないように 昨日から頑張っていました。
近くいるのは、サイモンでしょう。 クシャミと同じような長身、近寄ればいつだってインクの匂いがします。 ただ、近寄ればいつだって 『何言ってんのか分からねェ』という顔を隠しもしないシーシャなので うまいこと意思疎通ができているかどうかは、 サイモンのやさしさ次第なのでしょう。]
(295) 2016/12/02(Fri) 23時半頃
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えっ
[思わず顔を三度見した。]
美味い…?彼奴の料理が…?私が眠っている間に、贅と粋を凝らしたローマの素晴らしき食文化は一片の欠片残さず消えてしまったというのか…?
[大袈裟である。とは言え、イルマはそれなりにいつもクシャミの料理は平らげている。であるから、此の度の料理をぺろりと頂いても不思議は無かったのかもしれないが。焼けている?]
…確かに廊下より香ばしい匂いがしておったが。 ん?フィリップに好きにせよと言うておった気がするが。はて、少なくとも私では無いぞ。
[珍妙な事もあるものだと首を捻った。]*
(296) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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ですよね。 エリアスは、男にしては可愛いなとは思うんですけど 吸血鬼たるもの、もっと闇に生きねば!
フハハハ!我らは闇に住まい、人を喰らう!
[マントをふぁさぁっとして、決めポーズ]
……くらいエリアスにもやってほしい。
[割と無茶ぶりだ。 人払いと聞けば、こくり、頷いて>>293]
そうさせてもらいますね。近いうちに、伺います。
[こくこく。]
え、ケトル? ケトルってなに?ヤカン?
[頭はやっぱり残念であった。]
(297) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[腹もそこそこ膨れたし、 グロリアとの約束もとりつけることができた。
あとは―――することを考えたが 学校疲れが滲む。]
部屋に帰ります!
[毎回意気揚々と出かける先を宣言するのは何故なのか。 ともあれ、たたっと小走りで 自室に戻り、新刊の本なんかをチェックするつもり**]
(298) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/03(Sat) 00時頃
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[何でも、と返事を聞けば、それ以上ディーンの呟きを追求しはしなかった。彼が聞いた泣き声、その原因については、男は今は知る由もなく。ただ、近く知る事にはなるのだろうが。 促されるまま、雑巾を洗いにかかる。ディーンが出した水により黒がシャツに飛んだが、元よりインクでそこここ薄汚れたシャツ、出かけるのでもなければそればかり着ている男だ、特に気にはしなかった]
…… 貴方は本当に眠るのが好きだな。
眠りというのは一日の死、 仮初めの死だとも言うけれども、 我々吸血鬼などというような身にとってなら―― それこそ正しく、仮初めの死と言えるのかもしれない。
[背で零された言葉に、 返したのは彼と同じく半ば独り言めいたか]
(299) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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…… ん?
おや。……ひひひ。 これは、シーシャ。……と、赤子殿。 名を知らない故、名を呼べない非礼を哀しみと共に詫びよう。
今晩は。ご機嫌如何かな?
[丁度雑巾を洗い終わる頃合いだったか、通りかかった姿、二つの姿に、愉快さが混じる笑いで挨拶をした。シーシャと、正体不詳の赤子。つい先程噂を――実に物騒無礼な会話を――していた彼らに]
(300) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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── 古城 クシャミの部屋に連れられて ──
んえ、 ……僕?
[ 問いかけは突然に。
思わず、もたもたと服を取り替えていた手を止めて、 視線は前髪に隠れた瞳のあるであろうあたりに。>>279
もっとも、顔の向きからして、 彼の視線は、エリアスに注がれてはおらず、 数度ゆっくりとまばたきをしてみせたことも、 おそらくは、伝わっちゃいないんだけれど。
そして、その腕が通されかけているのは、 やけに白い面積の大きな衣装── そう、雪だるま 的な、なにか。]
(301) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[ 遡ること、ほんの十分ほど。
一体クシャミが何に使っているのか、 そもそも、彼がこんな格好をしていたことがあったか。
そんな疑問を口にできないまま、 奇妙奇天烈な衣装たち>>239を前にして──、]
(302) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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あ。そう そういえば、 僕、雪だるまつくるの、得意なんですよう
前に、食堂を水浸しにして、 ディーンに叱られてから、あんまり、つくってないけど……
[ なぜ食堂に雪だるまか って? そりゃあ、いきなりお友達を自室に招く勇気なぞ、 この気の小さなヴァンパイアには備わっちゃいないからね。
それに、勝手に溶けていなくなってしまう友達なんて、 どうにも薄情で、切なくなるので、いけない。
── と、まあ。そんな話をしていたんだっけな。 気づけば、何故か自分が雪だるまである。はて。]
(303) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[ そして、今。 謎掛けじみた問いの意味が、 この間の抜けたヴァンパイアに通じたか だったかな。]
お花 お花は好きだよ、きれいだもの それに、なんだか、 自分が面倒を見てやらなくちゃいけないもの も、 なんだか、いいなって 思うよ、特別みたいで
僕に弟分や妹分ができたら、 きっと、うんとやさしくしてやるんだけどな……
[ はてさて。伝わったんでしょうか。
ふふふ、と少し夢見がちな瞳をして、 エリアスの、痩せた指は、白い布地をぎゅっと掴んだ。]
(304) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[ 百と五十四年。 エリアスがニンゲンをお仲間にしたことはありません。
だって、知らない大人 なんて、怖いし、 最近のこどもは、 日が落ちても出歩いているようなこどもは、 どうにも、気が強くて、とても近づけないし、
本当に、エリアスの気の小ささといったら!
ニンゲン時代に、もう少し外の世界に触れておけば、 もしかすると、なにか違ったのか。
まあ、生まれついての気性じゃ、 どうにもならなかったのかも、ね。]
(305) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[ では、話を衣裳部屋── もとい、クシャミの部屋に戻して。]
……え、さ、さっき?
[ すっかり、拭き清め損ねたお友達とか、 お茶会のお供に焼こうと思っていたアイスボックスクッキーとか、
鼻歌混じりに戻った食堂で、 無情にも踏みつけられていた、お友達 とか……
そういう、忘れていた物事が蘇って、 みるみるうちに、エリアスの表情に影が差す。]
さっき、さっきは……ううっ、 シーシャが、シーシャが乱暴するから……
[ 湿っぽい声で、事の顛末を言いつけようとした矢先。]
(306) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[成程、首を落とせば>>289 彼の身長は男のそれを下回る。 気付けばその首元をじぃと見詰めていたが、 物騒過ぎるかとその考えは外に追いやった。 少なくとも、同種と争うつもりはない]
……いや、それでも一人二人は居るのか。 死んでも作家にはなりたくないな。
[なれるかどうかは、別として。 だが端から見ているだけであれば、 そういう奴らの会話は面白いのやも知れぬ。 その中に巻き込まれたくはないが]
(307) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[快諾>>294には、半ば当然と言った様子で。 言い淀むのを見ても特にそれ以上は催促せず、 巻き込まれて大変な目にでもあったかと、同情的。 ……もし彼が〆切を破ったのだと知れればきっと、 それはお前が悪いときっぱり言ったろうが]
魔女。魔女な。……ふん。言い得て妙だ。
………おい。 こんな話をしてた事、あいつには言うなよ。 一体何倍になって返ってくるか解らねえ。
[しぃ、と人差し指を立て口元へ。 相手だって知られたら面倒な筈、断られるまい。
外見だけならば、彼にも黒肝は似合うかもしれない。 だが既にすっかり仲間意識が生まれていたから、 幸か不幸か男の思考にそれは浮かばぬまま]
(308) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[呟きを誤魔化せたのなら>>299、それで良い。 男とて微かに聞こえてきた泣き声の理由は解らないのだ、 それ以上追及されたって困る。
……だが、続けて吐き出した言葉の内容を見るに、 もしかしたら何か、察していたのかもしれない]
好きだよ、大好きだ。 出来れば長く長く眠っていたいものだな。 ……だが それで言ったら、 私は死ぬのが好きって事になるのか。
[六百年も生きていれば、確かに飽いてはくるけれど。 だからといって死にたいと思った事も無いから、 馬鹿らしいと鼻を鳴らすばかりで。
互いに独白めいたやり取りは、何処か心地が良い*]
(309) 2016/12/03(Sat) 00時頃
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[だがそれに水を差した声が一つ>>295。 作家>>300に次いで、苛立たしげに口を開いたものの]
……シーシャ?おい、今げって言ったか? ていうか……、
[その手の中の赤子に、つい言葉を失った。 隣の作家は、どうやらその存在を知っていたらしい。 ……臆病な青年が言っていたのは、これの事か。 いや確かに、子育てなんて奴には無理だと思うけども]
何だそれ、おい、よく見せろ。 …………似て…?似て……ないな。いや、うん。
[折角出会ったのだ、興味の対象を逃すわけもなく、 足早に二人に近付いては赤子を覗き込む]
(310) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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[色的特徴は、似ているような気はするものの。 それ以外は、まあまあ似ていない]
……誰の子だ?育てるのか? お前には無理だろ、食おう。
[若い血肉は、好きだ。 若ければ若い程。清ければ清い程。
……普段なら流石にこうも欲望丸出しにはしないが、 まあ、酔っぱらいだもんで]
(311) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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[これはオーレリアも手を焼くものだ。決めポーズを取るイルマを前に>>297思わず真顔になってしまう。夜の血に己も誇りを持ってはいるが、一体彼女は、何処でこの作法を覚えてきたのだろう…?これも昨今の流行りなのだろうか?いやしかし、彼女より若い吸血鬼はこの様な真似はしないな?彼女が夜に生まれた頃と言えば、自分が眠りに就いていた頃だが、どの時代に一体何が…?そこまで至って、女は考えるのを止めた。]
うむ、主とエリアスを折半するくらいでちょうどよいかもしれんな。どうじゃ、今度お互い血を吸い合ってみれば。
[吸血鬼がお互い血を吸い合ってどうなる羽目になるかわかったものではないが無責任にそう言い。]
よろしきに計らえ。…湯を沸かすものじゃ!
[腹がくちたか部屋に戻ろうとする彼女を見送ると、一頻りケトルを探したが見付からず>>292、茶も飲めぬなら喉が渇いた、と、微かな「餓え」を感じもするが、女は行きずりの狩りは行わない事と決めていた。
代わりに、血を分けたからとて必ずしもその子の様に面倒をみよなどの仕来りはないものの、あの闊達ぶりはどうであろうかと、珍しくオーレリアの部屋を廻ってみることにした。]*
(312) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/03(Sat) 00時半頃
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[ ビクッ と、突然の、そして、盛大な笑い声>>291に、 久々に思い切り肩を震わせて、飛び退りました。]
えっ な、なんで笑って……
[ たとえばコミック誌ならば、 エリアスの背後には《ガーン》という文字でも入ったろうに。
とにかく、なぜか盛大に響く笑い声の意味を、 まったく、これっぽっちも理解できぬまま、 オロオロオロと、ようやく雪だるまの装いになった腕は、 行き場なく、とりあえず、わたわた。]
(313) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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おっ 男らしく なんて! そんな そんなこと言われたって、どうすれば……
ねえ! だからなんでそんな笑って!?
[ 割とまじめに、素直に、アドバイスには耳を傾けるつもり、
だったのだ。だったんだけれど、 さすがに、よく笑うクシャミのこととはいえ、 一体何がおかしい!? と、周囲を見回してみるものの、 当然、愉快なものなど見つからないのであった。*]
(314) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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[せめて片手でも空いていれば、唇の前に立てて 『何も言ってくれるな』と合図を出せたでしょう。 悲しいことに、シーシャの両手は赤子とケトルとでいっぱいです。
ですが、ディーンにバレたくないとフィンガーサインを送ったとしても、 シーシャはすでに潰れた蛙の鳴き声を出しているので無意味でしょう。 つまり、サイモン>>300は悪くないのです。]
くっそ 寝腐れ金髪に見つかった……
ちょーど! たったいま! めちゃくちゃ機嫌悪くなった! 俺が!
こいつは、まあ、…… 眠そうだけど
[それでもじとっとした目になってしまうのは、 若輩者がゆえのことです。 たいして、赤ん坊は、もうぐずぐず泣いてはいませんが 少しうとうとと瞼が下がり始めています]
(315) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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[>>310つかつか近寄るディーンへ 微かにケトルを持ち上げて距離を取ろうとするもうまくいきません。 だって赤子はうとうとしてますもん。]
おい 似てるだろーが! 一人で納得してんじゃねえよ、 めちゃくちゃ似てるぞ、目とか! 髪とか! 俺の血が流れてることメーハクすぎんだろ
[そのうえ、>>311『食おう』発言です。 ぞぞっと顔面をこわばらせたシーシャはディーンを見 なんとかディーンの前にケトルをねじ込もうとします]
(316) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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……だぁら、 一人で、決めるな、っ! 触んな近寄んな 全っっ然ヨユーに 育てられる
なあ、俺だってできるよな、先生、できるよなァ!?
[助けを求めて、常のようにサイモンを『先生』とよばいます]
(317) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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シーシャは、ふと気づいて「……酒くせぇ」と呟きました
2016/12/03(Sat) 00時半頃
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勿論言わないさ。 言わないとも。私はそれ程人でなしではないし、 否、無論人ではないのだが、情ならばある。
…… 彼女にまた怒られる羽目にはなりたくないからね。
[グロリアに内密にというディーンには、 本音を最後に並べて返していた]
それはそれは、悼ましく、不幸なる事だ。 もしかすると、悪い事をしてしまったかな? ……ひひ。
[シーシャの噴き上がるような言葉に、ディーンに見て取られたのを憂うらしきに、返す。付け足された笑い声は悪びれもしないようでもあり、 実際そんなものでもあった。 シーシャには気の毒な事だが、此処に通りかかった時点で見つからないというのは不可能な道であり、仮にシーシャが内緒にしろとのサインを出していたとして、男は気付かぬふりで声をかけていただろう。 理由は単に、その方が面白いからだ]
(318) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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……まあ、似ているかはともかく。 余裕かもともかく、まあ、 私は応援しているよ。
[食おう、と赤子について堂々宣言するディーン、それに対し叫ぶシーシャに、男は――先程のクシャミとの悪い戯れをおくびにも出さず――いかにも訳知りめかして言った]
やあ、そう、まさしくそうでね。 少々酔っているようだ。
[彼は、とディーンを見やって笑い]
……しかれども、 嗚呼、……ひひひ。
君の道は極めて困難、あるいは艱難ではあろう。 外ならず、この城は人外たる者の巣窟なり。 常に死と同乗している如きものだ。 その赤子は、 本来の死を持つ者であるのならば。
[シーシャと赤子に視線を移しては、目を僅か細め]
(319) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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[もし子持ち吸血鬼が男に隠れて やり過ごそうとしていた>>315のを知ったら 男はきっとこれまで通り小言を並べ立てたろう。 とはいえその時点で気付かずとも、 吐き出された言葉を聞けば当然、不服にも思う]
何だお前、何だその言い草は。 私はお前より何百と……いや、それは今は良い。
[普段であれば、楽しげな作家の声>>318に 小言が飛び火してもおかしくは無いが、 幸運にも、赤子の前に小言も萎んでいく。
抵抗>>316も何のその、近付き 覗き込み。 眠たげなその顔を見て、少し眉間の皺を和らげた。 ……旨そうだ、とそう思ったからだ。 だが彼の子だと言われれば、落胆顔で]
(320) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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……チッ。何だ。お前の子か。
いいや、似てないね。絶対似てない。 お前の子だというのも、怪しいものだ。
[正直あまり、似てるだ似てないだに興味は無かったり。 意固地にされると、ついついそれに 反抗したくなるだろう。そういう事だ。 ついでに応援してるなどと言う作家>>319の方は、 余計な事を言うなと睨み付けておいた。 酒の入った赤ら顔だ、迫力も何も無いが]
──……何だ。やらんぞ。 ああいや、サイモンにはやってもいい。
[食い物をくれるらしいからな。 酒自体貰い物の癖して、横柄に言ってみせる]
(321) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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[困難だろうとの作家の言葉には、内心で同意を。 それでも人の子でないのなら、 少なくとも男にとっては拒む理由も食う理由も無い。 ……反抗期野郎の子だというのが少々癪だが]
…………まあ。 本当にお前の子だというのなら、 多少は手助けしてやっても良いぞ。 子育てなんてした事は無いがな。
吸血鬼だというのなら、此処に迎え入れるのも良いだろ。 どう育つのか、見ものではある。
[噛まれた年齢から老いの止まる吸血鬼の血を引いた 赤子は、果たして成長するのだろうか。 成長しないのか……それとも]
(322) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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……というか、相手は誰だ。 この城の中での面倒事は止めろよ。
[まさか同居人の女吸血鬼達ではなかろうと、胡乱な瞳。 色恋は勝手ではあるが、巻き込まない範囲で頼みたい。
そうして叶うなら赤子の口元へ手を伸ばし、 口を開かせ牙を確認しようともしたろうか。 無理にするつもりはないから、 邪魔をされたらそれまでだが]
(323) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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[サイモンが言葉だけ殊勝なことを言います>>318 添えられた笑いへ、いつものシーシャであれば嚙みつくことでしょう。 しかしながら、いままさに噛みつかれる可能性があるのは腕の中の赤ん坊なのです。 がちがちと牙を鳴らす威嚇程度で収まってしまったのも無理はありません。
それでも、>>319サイモンの返事が聞こえれば 一瞬「ん?」とクエスチョンマークを浮かべた後 閃いて、そして勝ち誇った顔をディーンに向けました]
ほら見ろ できるって言ってる! 酔っ払いが寝すぎて脳みそ溶けてんじゃねぇのォ? はん、おんなじ酒飲んだら脳が腐るから いっらねぇ
[ディーンへ>>321ニタニタと得意げに言い放つシーシャですが サイモンはそう言って、いませんよね。 意思の疎通って難しいんですね。でも驚くのはここからです。 シーシャにはサイモンの後半の言葉の半分も、 ――いえ、5分の4も理解が難しいんですから。]
(324) 2016/12/03(Sat) 01時半頃
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カナ、 ……ンナン おう おう……うん、……そう、だな
[なんだそれは。です。 シーシャの顔はまさしくそれです。 腕の中の赤子はまるで子守歌を耳にしたかのように寝ています。 シーシャもきっと、棺桶の中で言葉の意味を考えるだけで 寝つきがずいぶんよくなるでしょう。
それでも大体の文意がとれたように頷いて見せるのは、 だって、ディーンがいるからなのです。 反抗期野郎は、ちょっと見栄を張りました。]
(325) 2016/12/03(Sat) 01時半頃
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[>>322>>323『本当にお前の子だというのなら』 『吸血鬼だというのなら』 おっと、シーシャはそれを聞いてちょっと口元もごもごしました。 なにか口から出かかった言葉を、無理に唇で押し込めたような表情です。
どうしようかな、と言いたげな顔です。 万年反抗期野郎の顔面の雄弁さ、 そのおかげで小言が多めになることも多々あったことでしょう。]
相手、この城の中のやつじゃねぇよ てか ―― ――
[ちょっと迷った分だけ、その時間だけ、 ディーンの指先は赤子の口へ触れたでしょう。 ほんのちょびっと歯の生えかけた、それでも、牙のない平らな唇。
おだやかに寝息のこぼれるそこは、よだれが垂れています。]
(326) 2016/12/03(Sat) 01時半頃
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グロリアは、シーシャに話の続きを促した。
2016/12/03(Sat) 01時半頃
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ていうか触るな ロリコン寝腐れ金髪野郎
[シーシャはとんと、後ろに下がりました。 それから小走りにサイモンの、 ここではまだ味方だと思える吸血鬼の背中へと隠れるようにします。 応援するといった口で、その前には胡乱なこと言っていた吸血鬼の その後ろです。危機管理がなっていません。] いいか、この城の中での恋だの愛だのの乱痴気騒ぎが嫌なら クシャミを警戒しとけよ
あいつ 首輪つけられる趣味のド変態だ
最近別れたらしいから、余計に危ねェぞ
[あわれ。クシャミに飛び火です。]
(327) 2016/12/03(Sat) 01時半頃
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オーレリア。居るか。
[軽いノックに引き続いて声を掛けた後の沈黙。再度声を掛けての不在かと身を翻す前、扉にそっと触れれば、血の凍る己の手よりも冷たい扉の向こう、濃く深い闇の気配がする。まるで今にも扉の隙間から溢れんような。
ああこの静寂は。この身の内深くに沈むような闇を、深淵を、眠りを私は知っている。 そうして先程のイルマの様子と比せれば、恐らくこの部屋の主の「眠り」を肌で感じる事が出来た。この女には珍しく、呑み込まれるのを恐れるようにそっと扉から手を離した。]
主もそろそろいい歳か。 別れの言葉くらい告げてやればよかろうものを。
[さて。己の時は如何ばかりであったろうか。あの猫めには珍しく、ぐずりを見せたかもしれない。
長の眠りが何故起こるであるのかは知れない。不老不死の吸血鬼であれど、その躰は人と同様、少しづつ草臥れていくのか。例外もあろうが、長く齢を重ねる吸血鬼程、その眠りを必要とする者が多く思えた。]
(328) 2016/12/03(Sat) 02時頃
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私の時は猫であったが、主は犬か。目覚めた時は覚悟しているがよいぞ。
[夢の合間の現とて、無聊の慰めとした訳ではない。目覚めてある時、全霊で全てを謳歌するのが女の流儀だ。であるからこそ、眠りに就いた虚ろな躰の傍に縛り付けるなど思いもよらぬ。それでは余りに寝付きが悪い。勿論、去りてある者にそうして未練は持たぬ。
だが再び2人の女吸血鬼が見える日の様子を肴に、酒を煽る事くらいは許されよう。最も、その日までイルマが罷り間違って陽の元に落ちねば、の話だが。
1800年を行きた女吸血鬼に敬意を評す様に、カーテシーにて礼を施すと、くるり、その裾を翻した。]**
(329) 2016/12/03(Sat) 02時頃
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