44 【game〜ドコカノ町】
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[一人、しばらく居残ってゲーム筐体を眺めていた]
『げーむ』とはこういうものなのでしょうか。 今の私達とは随分違うようですが……
[画面の絵が色々動くのをじいっと眺めつつ。 ボタンを押してみたがコインがなければ動く訳もなかった。 時計の砂が急かすように滑り落ちていく]
ああ、そうでしたね…… 私も行かなければ。
(0) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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[エリア選択メニューを開いて目にした、
『レストラン・Quelque part』
その文字に、ぎくりとしてしまうのは何故か。 折しも、その場所が闇に包まれた頃だろうか――]
いや……
[力なくかぶりを振って、3を押す。 (偶:水族館 奇:雨降り池)]
(6) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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志乃は、エリア移動の出現位置は吉[[omikuji]]、1
2011/02/18(Fri) 00時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 00時半頃
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―雨降り池―
[霧に近い細やかな雨が降る。 傘を持っていないから、仕方なく羽織を被く。
志乃の時計の砂は、驚く程速く流れようとしていた。]
……時間はありませんか。
そうですね。貴方がお望みなのなら、そうでしょう。
(12) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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はい、こちらに。
[ふわりと飛んで来るポプラ>>15に視点を合わせた]
初めまして、でしょうか。私は志乃と申します。
[緩く会釈する動きで、前髪のひと房から小さな雫が落ちる。 砂もまた落ちる]
出会い頭に不躾で申し訳ありませんが……
私にはもう、時間がないのです。
[懐の瑠璃の護り刀に手を添えた。]
(18) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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ポプラ様には砂時計は見えておいででしょうか。 私のは……もうほとんど落ちてしまいました。
[奇襲はない。 霧雨の中でも小さな妖精にはっきり見て取れるよう、 鞘ごと懐から出して、差し出すように抜いた。
真白の刀身が濡れる]
ふっ――!
[柄に鞘を合わせれば、姿を現した薙刀で一息に切り払う]
(24) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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[ふわふわの綿帽子の下に、新芽のようにひかる瞳がある。 小さくても確かな意志に睨まれて、 ほんの少し、また虚の空くこころ]
ですが、戦わなければ何とします。
砂が落ちきった時にこの身がどうなるのか…… ご存知ならば、お教え頂けませんか?
あるいはこれで砂が満ちねば、ただ滑稽なばかりでしょうが。
私は消えたくはないのです。
[ここに居たい。ここにしか居られない――]
(34) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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[雨滴を纏って飛来する棘に目を細める。 5個を落としたが、残りは肩や顔に刺さった。
血が流れても。憂い顔に変化はない]
消えてしまうかも知れませんし、違うかも解りません。 ただ無事ではあるまいと思うのです。 ポプラ様は、奪われる事は恐ろしくはありませんか?
……鷹襲ッ!!
[深く構えを取り、上空に切り上げる対空技を放つ]
(44) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 01時半頃
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[木の根の盾が砕け、破片がこちらにも注ぐ。 それを避けるために大きく距離を取った。
思った以上にポプラの詠唱が速い。 自然の気が満ちたフィールドの特性も働いているか]
……恐ろしいと思うのは同じですね。
[切先を下段まで下げる]
(50) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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[大きく開いた距離から、 小さな妖精が痛みに耐える表情を見て取った。 その度、逆に志乃の表情は静かに失われていく。
流した血と雨による冷えで動きは鈍る。 ポプラが詠唱を終えるまでに追いつけまいと、 飛び道具を払う構えを取ったのが失敗だった]
これは、――く、あぁっ!
[次々に弾ける光を防ぎ切れない。 一輪で負う傷は3程だが、7回集まれば相応に削られる]
(58) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 02時頃
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[立て直し、ぐっと薙刀の握りを改める。 追撃がない事を訝しく思いつつ、一歩距離を詰めた]
…………お優しいのですね。 けれど、これも『げーむ』です、ポプラ様。
[最遠からの一撃を狙って、慎重に間合いを計る]
(63) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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いいえ。
[ふと笑うかのような呼気も、無表情と雨に消える。
容易く流れに呑まれず、根を張り止まる事もまた]
――参ります。
[告げて一挙に踏み込み、大きく刃を振るった]
(67) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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[死角から伸びた蔓草が追撃の手を絡め取る。 柄の長い武器は一度懐に入られると弱く、 ぎりぎりとこちらを締め上げて来た(6)]
……ッ、――!!
[薙刀がくるりと翻り、護り刀に姿を戻す。 それを使ってどうにか蔓を切り落としていった]
……どうやら、多勢に無勢と相成りそうですね。
[他のプレイヤーの気配を感じ取ったらしく、 素早くエリア選択メニューを呼び出し]
私はこれにて。 いずれお会いする事があるか解りませぬが。
(73) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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……ポプラ様、そんな風に、
[痛そうな顔をしないで。
言い差して――唇は引き結ばれたまま。
ひたり、体の芯から動揺が走る]
[小さな妖精から問い返されても、訴えるような視線だけ返し。 転送先も見ずにエリアの移動を行おうとした]
(75) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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志乃は、ポプラの決着を望む言葉に、目を細められたかどうか。
2011/02/18(Fri) 03時半頃
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―レストラン・Quelque part―
[転送エフェクトと共に視界が切り替わる。 選んだのは無意識か、あるいはそこしか表示されなかったのか。 初めに現れたホームステージだった。
1階ホールの中ほどに降り立つが、すぐさま膝が崩れた]
……、……
[寄り掛かるガラスのショーケースは、人の胸の高さほど。 中に切り分けられたケーキが並んでいるけれど、 ほっとする筈の風景も、虚を拡げるだけだ。 子供がぐずるように首を振る。
抱えた時計の砂はまた、多い方から流れ始めていた。]
(79) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 04時頃
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[前ステージの情報が引き継がれたのか、外は雨のようだ。 髪から落ちる水が傷口を洗った。 両手の指を包むように握る。 びっくりするほど痛みはないのだが。
濡れ鼠だ、みっともない]
(84) 2011/02/18(Fri) 04時頃
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志乃は、アシモフの頭を撫でた時のふわもふ感を思い出した。
2011/02/18(Fri) 04時頃
志乃は、目は閉じず、睫を震わせる**
2011/02/18(Fri) 04時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 20時頃
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―レストラン・Quelque part―
[しばらくぼうっとしていると、不意に周囲の人気に気付く。 いつの間にかモブが現れ、店内は営業を始めたようだ。 ケーキのガラス棚の陰にへたり込む志乃に気付かないのか、 モブ達から完全にスルーされていたが。
階段を上がるフードと尻尾がちらっと見える]
……
[もそり。逃げ隠れするように位置を変えた]
(177) 2011/02/18(Fri) 20時半頃
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[雨に濡れた寒さでかたかたしつつ。 お風呂だとか、着替え……と考えてみたものの、 どこで用立てるかと言えば、志乃の自宅(らしい場所) しか思い浮かばず、どこか渋々エリア移動を行う。
本当に私の自宅なら、身の丈に合う着物位あってみなさいと、 謎の自棄っぽさを発揮したりしてみた]
(187) 2011/02/18(Fri) 21時頃
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―志乃の自宅―
[まるで他人の家に上がるように一礼して、一階の和室へ。 それらしい箪笥を探すと浴衣が見つかったので、 一先ず借りる事にした。この時季に浴衣だけは少々寒いか]
『ふろ自動』……、自動…………?
[風呂場でとても訝しげな顔をしつつ、ぽちっ]
(193) 2011/02/18(Fri) 21時半頃
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志乃は、しばし後、風呂がピーピー鳴り出してびっくり。
2011/02/18(Fri) 22時頃
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[帯を解き、濡れた服を脱いで湯につかる。 長い黒髪が色白の肌にゆらゆらと纏わって、 はふー、とご機嫌な息をついた]
(208) 2011/02/18(Fri) 22時頃
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[身を清めて湯から上がると、ばしゃ、と水滴が落ちる。 外見よりは案外、どちらかと言えば華奢な身体。 湯気に曇る鏡には朧げにしか映らず、 肩や背に張り付く髪をまとめて着替えをする]
さて、人心地ついた所で、どうしましょうか。
[知れた事だが一人ごちる。 また砂が落ちて行けば、戦うより他ない。 そうする事で、長らえると解った以上は]
(220) 2011/02/18(Fri) 22時半頃
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[紺の浴衣に山吹色の帯をして、下げて乾かす着物を見る。 しばらくはこのままが良さそうだ。
せめて羽織るものがないと風邪をひくなあ、と、 一時窓の外を見遣る**]
(231) 2011/02/18(Fri) 23時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 23時頃
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―志乃の自宅―
[ゲームをゲームとして使うドナルドや、 ふるふるして自力乾燥出来るアシモフと違い、 再装備などという発想もなく。和服って不便。
瑠璃の拵えの懐剣は帯に差し、 浴衣の上にストールという格好で次のエリアを選ぶ7]
(305) 2011/02/19(Sat) 00時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/19(Sat) 00時半頃
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―ペットショップ床彼―
[わんわん ニャー
ガサガサガサ]
[狭い通路の左右、棚に詰め込まれたペット用品。 ケージの中で動き回る動物達の多さに呆気に取られた]
(317) 2011/02/19(Sat) 01時頃
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志乃は、きょろきょろと忙しなく辺りのケージを覗き込んだ。
2011/02/19(Sat) 01時頃
志乃は、ボストンテリアの仔犬にいたく心惹かれている。
2011/02/19(Sat) 01時頃
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[……ふと我に返った。]
こちらにはいらっしゃらないようですね……どなたも。
[動物の気配は多いが、人の気配は窺えない。 エリア選択メニューを開き、混雑具合を調べる。 その中から、4を選んだ。
1:床彼庭園 2:ジャスカ堂 3:床彼商事 4:床彼水族館]
(329) 2011/02/19(Sat) 01時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/19(Sat) 01時半頃
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―床彼水族館―
[水槽の林の中に立っていた。 人の声は聞こえて来ないが、気配は確かにある。
小さな魚の群れが柱を上って行った]
(345) 2011/02/19(Sat) 01時半頃
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[水の底のような、青く少し暗い空気の中に、 ぷぃーん……と微かな高い音>>#16が耳を掠めた。 軽く手で払うが、柱の影から更に大量の黒い影>>#65]
(354) 2011/02/19(Sat) 02時頃
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志乃は、効果はない。ただの蚊のようだ。
2011/02/19(Sat) 02時頃
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[周囲から聞こえた声に、反射的に顔を向けて]
ポプラ様!? 大丈夫で、……
[自分が上げた声に、はたと口を噤む。 それから、砂時計を確認した。あと少しは余裕があるか――
妖精の高い声のした方へと、懐剣を手に走る]
(358) 2011/02/19(Sat) 02時頃
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ひ、っ……
お、お前は何者です!? ここから去りなさい!!
[走りながら懐剣を薙刀へと変じさせて構えるが、 羽虫を撒き散らす面妖な人型に息を引き攣らせる。
次にポプラ、ナユタの姿を確認。ヴェスパタインもだろうか]
(360) 2011/02/19(Sat) 02時頃
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[小さなポプラが蚊の大群に襲われている!
松村と蚊を追い払おうと薙刀を振り回すも、 本体は途中で逃げて行ったようだ。]
い……一体、今のは何ですか……
[誰に解る筈もない。ぐったり]
(366) 2011/02/19(Sat) 02時半頃
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[黒い人型と共に羽虫も消え、一旦薙刀を懐剣に戻す。 手の甲に出来た虫さされを指で撫でた]
そのようでございますね。
[逃げた、と言うナユタに同意する]
ただの羽虫と限らず、毒や病を持っているかも知れません。 御身にお変わりありませんか?
[特に、虫とのスケール差が近いポプラは気掛かりだ]
(377) 2011/02/19(Sat) 02時半頃
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志乃は、増えた気配に、つと背を伸ばす。
2011/02/19(Sat) 02時半頃
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[ポプラにじーっと見返されて>>372、 近寄ろうとする足を半端な所で止めた。 もう既に、一度切り結んだ間柄なのだから。
その事を思い出すと、痛みのない胸の空虚もまた見える]
……。
[セシルの姿、微笑に緩く目を伏せる会釈で、 瑠璃の懐剣を胸に抱き直した]
(382) 2011/02/19(Sat) 02時半頃
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喉が渇く?
[ポプラの呟き>>380に眉をひそめ、首を傾ぐ。 かの妖精は木の葉を身に纏っているのも相俟って、 草木のように水が必要な存在だと思われた]
お水か何か、必要でしょうか。
[迷って、もう一歩を近付いた]
(384) 2011/02/19(Sat) 03時頃
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違うものと言いますと……花の蜜などですか?
[ポプラの容姿を元に想像を巡らせる。 その状態を注視すると、痛手を受けているのが解った。
しかし、ふらふらと羽を震わせ近付く妖精の、 緑の瞳が不意にぎらりと光って見えて]
……ポプラ様?
[その首元に齧り付いて血を啜ったとて、 訝しげに問うだけで振り払わない。
――志乃はもう『痛み』を得はしないのだから]
(390) 2011/02/19(Sat) 03時頃
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[与り知らぬ内に受ける負傷。 噛み痕から微かに血の香が漂う。 それに気付いて、ポプラの小さな体をそっと押し離す]
っ、何をなさっておいでなのです。
[妖精が飛びついていた首筋を押さえると、 滲み出た赤がぬるりと指についた]
(391) 2011/02/19(Sat) 03時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/19(Sat) 03時半頃
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[新手の攻撃だったのかも知れない。 妖精を見据える眼は僅かに硬質さを増した。 ポプラの言動が再戦を望むものと判断されたなら、 懐の得物を抜くに違いなかった]
[ナユタがエリア外まで吹っ飛ばされるのに目を丸くして。 セシルからの気遣わしげな声に、不思議と、余計に驚いた]
え、わ、私ですか? ええ、何も変わった所は。
[こちらも天使に向け、無事を問う視線を向ける。
羽虫の影響はない。吸血による悪影響は、 これから起こるのかも知れないが、まだ解らない**]
(394) 2011/02/19(Sat) 03時半頃
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―床彼水族館―
[セシルからこちらへと伸びる手>>@59が髪に触れて、 離れるまでを目で追っていた。 最後、紅色の双眸をそっと見詰める]
……はい。
[『ずっとここにいる子なんだから』 その言葉に頷いてしまう事の意味を、一度思い返した]
(449) 2011/02/19(Sat) 14時頃
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[水のある場所特有の涼しさを上書きしたのは吹雪。>>396 彼自身の手に牙を立て、赤く瞳を光らす長身の男性に、 今のポプラの目に似た凶暴さを感じて身構える。 懐剣について言及されれば>>397]
限定品……はい、貴重なものだとは伺って、 !
[続いた甘い、ひやりとした声に目を瞠り、首を振る]
こ、これは来た時から私の物です! 『ぷれぜんと』とやらではありません!
(450) 2011/02/19(Sat) 14時半頃
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[そんな返答は、初めて言葉を交わすヴェスパタインには、 信じて貰えるものではなかったのかも知れない。 顔をしかめる様>>398に、そう思った。 ここで逃げれば、余計に疑われるのでは、とも]
信じては下さいませんか……?
[己が手に食らい付く様の異様さに、こくりと息を呑んだ]
(451) 2011/02/19(Sat) 14時半頃
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[張り詰めた緊張を、氷の術が破った。 咄嗟に懐剣のままで雨矢落としを放つが、 切り付けた氷は弾かれずにそのまま短刀を覆う。 志乃の手ごと巻き込んで飛び、背後の水槽柱に凍り付く]
くっ……
[凍傷の2ダメージよりも拘束に歯噛みした。 自覚は薄いがHPゲージは既に黄色、負傷で動きも鈍る。 ブーツの低く硬い足音に彼を睨むが、 深く合わせた衿が力尽くで暴かれ、顔色は俄然蒼白に変わる]
なっ……嫌あぁっ!!?
(455) 2011/02/19(Sat) 15時頃
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[残る左腕でヴェスパタインを押し返そうともがく。 だが、間近の赤い、吸血鬼の目にぞくりと悪寒が走る]
ひっ……いや、嫌です、放して!!
[ぶちりと皮膚を破られる感覚よりも、 流れる物を啜る感触が酷く恐ろしく、悲鳴を上げていた]
(456) 2011/02/19(Sat) 15時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/19(Sat) 15時半頃
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[ナユタが再び姿を現す>>485と、 ヴェスパタインの唇と指は冷たい感触を残して離れた>>490]
……くっ……!
[効果時間が切れ、氷枷がパキンと音を立て砕けると同時、 逃げざまに吸血鬼の腕目掛けて小さな護り刀を振るった。 当たると当たるまいと距離を取り、乱れた衿を押さえる]
[血を抜かれ、視界がくらりとした。]
(501) 2011/02/19(Sat) 20時頃
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志乃は、ポプラがどうやら元に戻ったらしい事に、安堵のような複雑な心境。
2011/02/19(Sat) 20時頃
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[肌を暴かれた上に生き血を吸われると言うのが、 いたく屈辱だったらしい。 ヴェスパタインを睨み付けている。]
…………
[ナユタ達との会話を耳に、眉を寄せた。 三つの『プレゼント』を持つ者同士が解っているなら、 その三人は、一つめを持っている、だけに留まらず、 倒せば良い者が解っていて有利になる。]
(505) 2011/02/19(Sat) 20時半頃
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[切り付けて返る声>>504。 噛まれ、指に辿られた痕がぞくりとした。 それを振り切りたがるように涙目で息をつく]
はあっ……誰がっ……
(507) 2011/02/19(Sat) 20時半頃
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志乃は、そう言えば、吸血ダメージは2だったようだ。
2011/02/19(Sat) 20時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/19(Sat) 20時半頃
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……喉の渇きは治まったご様子ですね。 先程の羽虫によるものならば、仕方なき所もあるかと。
[ポプラにはそう告げる。 デフォで吸血鬼な上しっかり殿方なヴェスは除外らしい。 ナユタにも視線を流す。 このまま続けると三対一になる気がした。
取り敢えず、エリア選択メニューは開いておく。]
(512) 2011/02/19(Sat) 21時頃
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持っておりません。
[嘘だ。]
ナユタ様も、お持ちではございませんか? ……リンダ様も、そのように尋ねておいででした。
ですが気付いておられない。 もし私が、持っていると答えたのなら――
私を討ちますか。
そして奪い取ったなら、
次にナユタ様が同じ問いを受けた時、どう、お答えになりますか。
(518) 2011/02/19(Sat) 21時頃
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お気になさらず。
[気落ちした様子のポプラに笑顔を向けようとしたが、 内にある空虚に吸い込まれたように、それは出て来ない]
私は他所へ参ります。 また――いずれお会いする事あらば。
[>>#1:4から14の行き先を押そうとした]
(522) 2011/02/19(Sat) 21時頃
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[転送の前、ナユタに答える>>523]
肝要なのは、そこではないのです。
[志乃には『出て行くリアル』すらないのだから]
一人しか出られない事ではなく、 一人の勝者が決まるまで、 セシル様に『げーむ』を止めるおつもりがないらしい事。
勝てば皆様が出てゆかれるとしても、 皆様の内の誰かは殺し合う事になります。
[『ゲーム』の敗者がリアルでどうなるか解らぬ以上、 皆出られるからと、容易に手を掛けられるのだろうか?]
(525) 2011/02/19(Sat) 21時半頃
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[ここにずうっといても、現実をオレらは生きないことになる]
ふふ
[ナユタの言葉に声だけが笑った。 空虚が圧し掛かり、志乃の顔はひたりと無表情になる]
ああ、エリアにいらっしゃる方の名前まで、 調べる方法があったのですね。 存じ上げませんでした…… あのような醜態、二度と晒しはしませんよ。
[ヴェスパタインにはそう返答を。]
(541) 2011/02/19(Sat) 21時半頃
|
志乃は、ナユタ>>547に話の続きを促した。
2011/02/19(Sat) 22時頃
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[名を呼ばれて少しの間続きを待ったが、 ナユタの方も言葉が出ないらしく。 結局そのまま、床彼庭園を目指した。]
(552) 2011/02/19(Sat) 22時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/19(Sat) 22時半頃
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―床彼庭園―
[降り立つと、砂利を踏む音が静と鳴った。
先程ヴェスパタインから聞いた通り、試しに検索を掛ける。 人口密度だけが見えていた志乃のエリア選択メニューと違い、 検索結果には人の名前が表示されている]
こちらのエリアにいらっしゃるのは……タバサ様。
[砂時計を見た。緩んだ速度にきょとりと目を瞬く]
(556) 2011/02/19(Sat) 22時半頃
|
|
[人の姿を探して歩き回っている。 エリアによって広い狭いはあるにしろ限られた空間だ、 どうにか三角帽子の女性を見付ける事が出来た]
あの。タバサ様……で、間違いありませんか?
[そろりと声を掛け、反応を窺う。]
(579) 2011/02/19(Sat) 23時頃
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[タバサに声を掛ける時、諸手は胸元に置く。 なるべく整えたものの一度乱された衿が気になるのが一つ、 もう一つはいつでも得物を抜けるようにするため]
お一人でしょうか。こちらでは何を?
……皆様の所に砂時計が現れたようですが、 タバサ様の時計はあとどれ程残っておいででしょうか。
それから、そうですね。
タバサ様、『ぷれぜんと』はお持ちですか……?
[形式上、投げる問い。指が懐剣をなぞるのは見えたか。]
(597) 2011/02/19(Sat) 23時半頃
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