145 異世界の祭り
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― 回想:メリーゴーランド前 ― まあ、楽しそうならいいか……
[回転木UMAに乗るポーチュラカやトニーの姿を見れば……UMAの色形はともかく、まあまあ和みつつ眺めていると。 村長からの使いが現れ、状況を説明すると。]
はああああ!?
[素っ頓狂な声は、傍にいたグレッグ>>18と被った。]
(108) 2013/09/18(Wed) 23時頃
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犯人の目星もつかねーのにほとんど初対面のヤツといきなり殴りあうとか、無茶ぶりじゃね? 何か他にカクジツな方法が……
[言いながら使いに詰め寄ったが、差し出されたステッキを見ると表情が変わる。]
(109) 2013/09/18(Wed) 23時頃
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こ、これは……!
[木ぬくもりを感じさせる懐かしい感触。 両手にしっくりと馴染む太さ。 殆ど反射的に、右手を掲げ、叫んだ。]
(110) 2013/09/18(Wed) 23時頃
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ドラマティックを掲げろ!!!!!!
[気持ちよく振り下ろされたドラムスティック――否、マジカルステッキは、グレッグの後頭部に命中して派手な音をたてた。]
(111) 2013/09/18(Wed) 23時頃
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わ、悪ィ、グレッグ! つい反射的に!!……おーい、生きてるか?
[我に返り、グレッグを揺さぶった。いきなり意識を失ったりはしていないようだが。]
(114) 2013/09/18(Wed) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/09/18(Wed) 23時頃
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おっ、いい音がした割に元気じゃねえか! そんなに怒るなって! たまたま偶然お前の頭がそこにあった。 つまり、不幸な事故なんだよ!!
[>>119 グレッグのピンクのステッキが振りぬかれる。 奇数なら命中―― 3]
(128) 2013/09/18(Wed) 23時頃
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――っ、やべ!
[避けようと身を捩るが、思った以上にステッキのスピードが早かった。 避けきれず、直撃を受けてしまう。]
(130) 2013/09/18(Wed) 23時半頃
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へっ――やるじゃねえか!
[目から☆彡が出るかと思った。実際出たかもしれない。 ピンクの星を向けられ、痛みでまだ焦点の合わない視線を向けた。 ステッキの命中した頬がずきずき痛む。]
正当防衛? いやいや、明らかに過剰防衛だろ! お前こそ、取り憑かれたヤツじゃねえの?
[ドラムスティ――マジカルステッキを振ると、ダダンッ♪とどこからとも無くドラムのような音がする。]
よーし、俺がその正体暴いてやる!!
[村長の使いが、白い外套を着た人間にバールのようなものを手渡すのは視界の端にとらえていたが、それよりもこの決着を付けなければいけないという気がしていた。]
(145) 2013/09/18(Wed) 23時半頃
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俺の魂《ロック》、受けてみやがれ!!!!
[ジャーン!!!!!バリバリバリ!!! スティッ…ステッキを振りかぶると、どこからともなくシンバルのような音が鳴った。
空気を裂くような音とともに、スティックを構えたままグレッグへと突進する。 距離を詰めてから殴り倒す所存。]
(148) 2013/09/18(Wed) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/09/18(Wed) 23時半頃
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う、おっとお!?
[下から上へ、ピンクのステッキがドラムスティックを弾き飛ばす。かっこ良く回転しながら空へと飛ばされるスティック。
だが]
がら空きだぜ!!
[その身体に思いっきり体当たりをくらわせて、地面に倒そうと試みる。 弾き飛ばされたスティックは重力に従ってそのうち落ちてくるだろう。]
(171) 2013/09/19(Thu) 00時頃
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ハッ――! スティック無し?バカ言んじゃねえよ!
[タックルを受け流されそうになり、慌ててバックステップ。頭を狙った一撃は、辛うじて直撃を避けられたが、こめかみ辺りを掠めて頭がグラグラした。]
(189) 2013/09/19(Thu) 00時頃
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俺の魂《スティック》はいつも!ここに!あるんだよ!!!
[熱く叫びながら宙に右手を掲げると、跳ね飛ばされたスティックがドラムロールと共にすぽん、と狙ったかのように掌に収まる。 それはとても、運命的で、感動的で、全米が泣く程にドラマティックに思えた。
――が、残念な事に……隙だらけでもあった。]
(191) 2013/09/19(Thu) 00時頃
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ああ……俺は――最高だ……!!!
[>>196 迫り来るキラキラの光はまるでスポットライトのように感じられた。 渾身の演奏が終わった後のような高揚感。 世界が感動に包まれたかのように思えたのは、ほんの一瞬。
ファンシーな音楽と共に頭部に振り下ろされたグレッグのS・R・Aの一撃は、テッドを地面に沈めるのに十分な威力があった。]
(200) 2013/09/19(Thu) 00時半頃
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[意識を失う瞬間に視界に入ったグレッグの顔に、彼に似た親友の顔が重なって見えた。 走馬灯のように脳裏をよぎる、懐かしい思い出。]
グレッグ――また、一緒に世界を目指そうぜ…… 俺達の戦い《セッション》はまだ始まったばかりだ――!
[微かにそんな声を洩らしながら、テッドの意識はここで一旦途切れた**]
(205) 2013/09/19(Thu) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 00時半頃
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