人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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視点:


【人】 博徒 プリシラ

[何が起こったのかわからなかった。
庇ったはずなのに、覆われた>>8

怪我はないかと問われたが、その声に混ざる血の匂い。
震える指でバーナバスの顔に触れる。]

 え、なんで……おっさん……。

[血の匂いに体が竦む。
それ以上に額に浮かぶ汗>>10に、傷は深いのかと見ることが出来ない。]

(44) okomekome 2014/11/27(Thu) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ

[そこにいるフィリップのことは、もう頭から抜けていた。
何故撃たれたのか、分からない。

ただ目の前のバーナバスのことだけが頭を占める。]

 嫌だ、嫌だ嫌だ。

 手当て。
 手当てすれば、大丈夫だから。
 大丈夫、だから。

[血を止めなければ。
美味そうな匂いがする。
違う。
このままだとバーナバスが死んでしまう。
それは嫌だ。


止血しなければと、抱き締めてくる腕>>16から抜け出ようともがく。]

(45) okomekome 2014/11/27(Thu) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ

[名を呼ばれた>>21
もがくのをやめ、涙を浮かべたままバーナバスの顔を見つめる。
その顔が、涙で滲んでよく見えない。]

 なんだよ、今は、話さすなって。
 手当て、しないと。

[血と共に口付けを受ける>>22
甘い気がした。]

(46) okomekome 2014/11/27(Thu) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ


 やだ、嫌だ。
 なぁ……俺の名前、もっと呼んでよ。
 もっと、おれの。

 ……一人にしないで。
 置いてかないで。

 バーナバス、ってば……。

[合わさる額から、その体温を感じていられるのに。
瞼が落ちるのにあわせて、涙が溢れてきて。

バーナバスの体を抱き締めた。*]

(47) okomekome 2014/11/27(Thu) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ

[抱き締めたバーナバスの体から血と共に熱が失われていく。
止血をしなければ、失ってしまう。

ここ数日で慣れてしまった血の匂い。
でも、バーナバスから流れる血は甘くて。
美味しいと思ってしまった。]

(60) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[横たえた体から、矢を抜く。

更に溢れた血。
傷口に舌を這わせ、舐め取る。]

 な……目、開けろって。

[泣きながら、声を掛けたが反応はあったか。]

(61) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[舐めた傷口に牙を立てたいと思う衝動と。
それ以上に失いたくないと願う。

どれだけ舐めていただろう。]

 ……。

[バーナバスへと口付け、ふらりと立ち上がる。

口を血で汚したまま、居間へと入った。]

(62) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[虚ろな目は、そこに広がる状況>>12は目に入っていないかのようで。

ペチカの傍に立つ。]

 ……バーナバスが、冷たいんだ。
 暖めてやんねーと。

[火かき棒で燃える薪をかき出した。

火のついたままの薪は、じりじりと床を焼き始める。
ゆっくりと、しかし確実に大きくなっていく火。]

(63) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[火に照らされた髪は、常の色より赤く。
そこで漸くノックスに気付いたように、そちらを見た。

火はまだ消すことが出来る程度。
ノックスが消そうとするのなら、止めることはない。

ゆるく笑い、そのままバーナバスの許に戻る。]

 な、バーナバス……寒くねーか?
 大丈夫、もうすぐあったまるからさ。

 だから目、開けろよ。
 もう一回俺の名前、呼んで……。

[そう言いながら口付けを強請っても、応えてくれない。

だから膝に乗せたバーナバスへ自ら口付ける。

火の燃える音が、耳に響いていた。**]

(64) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[物が焦げる臭いがする。

それ以上に辺りを包むのは、バーナバスの甘い血の匂い。

食べたい。
でも食べたらもう、本当に、会えなくなってしまう。
居なくなってしまう。
置いていかれてしまう。

だから、衝動を抑えたくて。
口付けを強請ったのに、叶えてくれない。]

(206) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[離れたくないと何度も口付けて、名前を呼んでも返事がない。
口付ける度にこのまま食い千切りたいと思う衝動が湧くが、体温を失っていくバーナバスの身体が抑えてくれる。
なんて皮肉だろう。
バーナバスの顔が涙で濡れる。

抜いた矢もそれを射った相手>>74も、もう意識の外だ。
肩を叩かれ、涙と血とで汚れた顔で振り返る。]

 なぁ……目、開けてくれないんだ。
 冷たくなってくんだよ……。

[泣いているところを人に見られるのは嫌だ。
でもそれ以上に、バーナバスが居なくなるのは嫌で。

ノックスへと、訴えた。]

(207) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[バーナバスの手首に触れるノックスを眺める。
自分ではどうしたら良いのか分からない。

言われるままに、傷口を押さえる。
失われる血と、体温。
流れる命をそこに留める為に。]

(208) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[握られた手に応えるように握り返すけれど。
綴られた文字>>86に、頷くことも首を振ることも出来ない。
バーナバスがいなければ、生きていけないから。

縫われていく傷口。
その針と糸とで、バーナバスがこの世に繋ぎとめられていくように思えた。
なんて細い。
それでもそれに縋るしかない。

火は、勢いを増してくる。]

(209) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[動かないかった指先が動いた気がした>>133
恐る恐る、血に汚れた手を伸ばす。]

 ……置いてかないで。
 傍にいてよ……。

[握り返された力は、弱いけれど>>136
まだ、そこに居てくれた。
それが嬉しくて、何度も名前を呼んだ。

その指先を口元に運び、自分の指ごと舐める。]

(210) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[血の匂いで、このままバーナバスを食べてしまいたい衝動に駆られる。
その度に、唇を噛んで堪えた。

だって、名前を呼んでくれるのは。
あの、自分だけの名前を呼んでくれるのは。

――呼んで欲しいのは。

バーナバスしかいない。]

(211) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[処置が終わる。
まだ身体が冷たい気がする。
傷口に残っていた血を舐めとってから、着ていたバーナバスの外套を着せた。

出来ることなら、ずっと抱き締めていたかったけれど、ノックスがしてくれたのは応急処置だ。

早く、医者のところに連れて行かなければならないのだ。

早く、抱き締めてもらいたい。
火が回って来ているのに寒い。
だから、早く抱き締めて欲しい。

いつもはそんなこと言えないけれど、今なら直接そう言える。

言うから。叶えて。]

(212) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[ノックスへバーナバスを任せて、急いで使っていた部屋へと戻る。
二人分の荷物を持って、山を下る体力はない。
それは分かっている。

だからこそ、二人の荷物から仕事道具と少しの作品だけを持って戻った。
自分の外套を着てから、バーナバスの身体を支え――ようと思ったが、無理だった。
それが少し悔しい。
でも今はそんなことを言っていられない。

バーナバスはノックスに任せ、代わりにトレイルの身体を預かり、山小屋を後にした。*]

(213) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[ノックスの後をはぐれないように雪道を歩く。
ただでさえ慣れない雪道。
吹雪の後の積もった雪を掻き分けて歩くだけで体力が奪われる。
更に、軽くなったとはいえトレイルの身体を抱えている。
ノックスの後を歩けば、まだ歩きやすい。
トレイルの身体だけは落とさないように抱き締めるように歩いた。]

(294) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[そうして辿りついた、麓。
医者に治療を頼む。]

(295) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[治療が終わってからも、バーナバスの傍を離れなかった。

寝る時も狭い寝台に潜り込んで、体温と心音を確認しながら彼に抱きついて寝た。

傍を離れず寝台の傍の椅子で、黒く参加した指輪を磨いていた。
何かしなければ、嫌な想像をしてしまうから。
早く目を開けて欲しい。

寝ているバーナバスを見つめ、滲む涙を無理やり拭った。]

(296) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[いつの間にか寝てしまっていた。
動く気配>>236に、目を開ける。]

 あ……。

[やっと目を開けた。
やっと。

嬉しくて声を出せない。
抱きついて泣いて。

夢でないことを何度も確認した。
握られた手>>237を握り返し、唇を寄せた。*]

(301) okomekome 2014/11/29(Sat) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[医者に言われたように、バーナバスの看病をする。
包帯を変えるのも、薬を塗るのも慣れてきた。
薬を塗る前、そこへ唇を寄せて舐めたりもしたけれど。


今までどおり、仕事の手伝いもする。
多くはもって凝れなかった荷物。
その中でも真っ先に持ち出したのは、きちんと手入れされたバーナバスの道具。

仕事をしているその姿を見るのは好きだったから。]

(316) okomekome 2014/11/29(Sat) 03時頃

【人】 博徒 プリシラ

[呼ばれ、傍に向かう>>241
取り出された小箱に首を傾げた。]

 俺の髪って、こんな色?

[前髪を摘んで見ても、分からなくて笑った。
隣に座って、続きを聞く>>242。]

 ……壊れるまで?
 ん。分かった。

[その言葉の意味を理解し、顔が赤くなった。
見られないように顔を肩に押し付けて頷く。

壊れないように大事に使って。
それでも壊れたら、また同じものを作ってもらって。
ずっと、一緒に。]

(317) okomekome 2014/11/29(Sat) 03時頃

【人】 博徒 プリシラ

[スプーンを贈り物にする意味は知らない。
問いに首を振る。

でも、それの答え>>245を聞いて。]

 幸せなら……バーナバスも、一緒が良い。

[二つあるのだから、二人一緒にと願う。*]

(318) okomekome 2014/11/29(Sat) 03時頃

【人】 博徒 プリシラ

― いつか ―
[本能を手懐ける手段は、もう一人しかいない。
離れることなど考えたくない。

バーナバスに触れ、その身体に唇を寄せる。
かつて自分を庇って出来た傷の場所へと歯を立てた>>253]。

 ん……ふっ……ぁ……。

[傷つけないようにとしても、それは難しい。
失いかけたことの反動で、求める衝動は結局バーナバスを傷つけてしまう。
それでも、僅かな肉片と血の味だけで衝動は治まる。]

(328) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃

【人】 博徒 プリシラ

[自らの牙で傷つけてしまったところを、血が止まるまで何度も舐める。
唇を離し、呼ばれるまま口づけを受けた>>254。]

 なあ、平気か……?

[傷つけてしまったことを謝罪し、背に手を回して倒れる。
今度は触って欲しいと強請りながら。]

(329) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃

【人】 博徒 プリシラ

[傷が治ってから、もう二度と自分を庇うなんてことをしないで欲しいと願った。
二度と目を開けてくれないのではないかという恐怖は、もう味わいたくない。

一人にしないで。
ずっと一緒に。

何度何度も繰り返し頼む。]

(330) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃

【人】 博徒 プリシラ

[だから。
もし彼の命が終わるのなら。]

 ……約束だからな。

[自分を食べて欲しい。]

(331) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃

【人】 博徒 プリシラ

[バーナバスの欠片を口にする度にその思いは増えていく。
触れられる度に、離れがたくなる。]



 な……名前、呼んで。

[口付けの合間にそう強請って。
今日も呼んでもらうのだ。
彼しか知らない、本当の名前を。**]

(332) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

okomekome 2014/11/29(Sat) 04時半頃


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