197 獣ノ國
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[共にソファへと身を沈めたのなら、寄せられた身体から伝わる温もり>>4:+26に肩の力も抜けようと言うもの。 向けられた微笑みには、少しだけ困ったような笑みを返してしまったけれど――それも、照れ隠しの故なのだが。 少しばかり身体を相手の方へと向けながら、聞こえた言葉には肩を竦めて言うままに。 ――小さく寄せられた眉に、きっと少なからず痛むのだろうとは思ったけれど。 たけれど、絡められた腕にそう力を込められてしまっては…その言葉を信じるフリをする他無い。
…仕方無いではないか、離れ難いのは、自分とて同じ事なのだから。 だからと言って、それに甘えてしまうのも、果たしてどうかとも思うけれど。]
甘い物が好き、か。 それは良かった、好みが合いそうだ。
ホットミルクも、ココアも。 あぁ、後はチャイも好きだな…一番好きなのは珈琲だがね。
[ひとつ、ひとつ。折られていく指>>4:+27をぼんやりと眺めながら、彼の言葉に聞き入るように軽く目を伏せ。初めて知る彼の情報を逃すまいと、その声を拾っていく。 他人を此処まで知りたいと――自分から、誰かを知ろうと思った事など、もしかしたら初めてかもしれない、と。]
(6) ねこんこん 2014/10/11(Sat) 05時半頃
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[そんな事を思っていたのなら、次いだ"舞台が好き"という言葉には小さく、目を見張りはしただろう。 ――そうして、胸へと導かれた手と共にその後に続いた言葉には。胸へと触れたまま、彼の頭を抱き寄せようとしただろうか。]
――……何とも、嬉しいもんだ。 あぁ、本当に……、ヨハン。
[何時もなら、もう少し気の利いた事も言えそうなものだけれども。 そんな余裕も剥がされていることを少々悔しくも思うけれど、相手が彼なのであれば――それも、悪くは無い。]
…殊勝なものだ、が… 悪いが、一番でない奴を傍に置く趣味は無いんだ。
[小さく聞こえた言葉>>4:+28には、態とらしく首を振りながら、そう言って見せて。 布と肌の向こう、トクリトクリと鳴る鼓動に、ジワリと胸に熱を広げながら、僅かに震える指先すらも愛おしく。 そうして抱き寄せた頭を自分の胸に押し当ててみたのなら――年甲斐も無く、そして柄にも無く。少し大きく響くその音は、彼の耳には届いただろうか。]
(7) ねこんこん 2014/10/11(Sat) 05時半頃
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――……要するに、此処に呼んだお前以外は…誰も置くつもりがない。
[震える瞼へと、唇を寄せて。低く告げた言葉には、微かな熱を込めて。 瞼から頬へ、そして耳へと。唇を滑らせたのなら、吐息交じりに何とも切なげに、その耳へと注ぎ込むように、彼の名を呼んではみせただろう。]
しかし、舞台…か。 前にも言ったが、君の立つ舞台は素晴らしかった。
あれをもう見れないと思うと、少々惜しいな……"ジャニス"の名を捨ててくれ、と言ったのは俺なんだが。
[彼の言葉を反芻しながら、思い悩むように眉を寄せ。考える時に指で何かを弄る癖のある男は、無意識のうちに白い手袋で包まれた彼の手を軽く弄り初める。]
(8) ねこんこん 2014/10/11(Sat) 05時半頃
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だが、な。 年甲斐も無いと笑っても構わないが…君が再び"ジャニス"の名で演じるのは、正直な所少し寂しい。 かと言って、"ヨハン"の名で演じられるのも…複雑だ。
……どうしたものかな、ヨハン。
[そうして、困ったように笑って見せながら。この手を離すつもりは無いけれど、あの凛とした演技が見れないのは、やはり少々惜しくて。 コートから覗く細い首筋へと吸い寄せられるように、悪戯に口付けたのは――この歳で初めて覚えた、小さな独占欲だった。]
(9) ねこんこん 2014/10/11(Sat) 05時半頃
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[珈琲は好かない、と小さな声で零された言葉>>13には、何処か考え込むるように眉を上げて。それでもやがては、まぁ無理も無いか、と肩を竦めてみせる。 離れていた間に届いたメール>>3:66を思い返しながら、嗚呼今度、とびきり丁寧に淹れた珈琲を飲ませてみるのも悪くは無いかもしれない、なんて。 ――それでも、最初は苦味に顔を顰めてしまうかもしれないけれど。
見上げる紫紺をひたと見下ろし、仄かに朱の乗った頬へと擽るように触れ。此方の期待通りに彼が困惑の色を浮かべてくれたのなら――意地の悪い事に、内心で少しばかり悦に浸りはしただろう。]
……呑気なものだな。 まだ"離して貰える"とでも…思っているのか?
[胸へと押し付けていたせいで、泣きそうに細まった目元>>14は見えやしなかったけれど。注いだ名に、触れる唇に震える様を見たのなら、その姿はそれはそれは、男の心を満たしていく。]
(31) ねこんこん 2014/10/11(Sat) 21時頃
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しかし、俺が君の名を…か。 それは中々良い案だ。それなら…君の舞台も観れるし、例え舞台に立っていても――
――俺のものだと、感じられる。
[囁くように最後の言葉を紡ぎ、燻る小さな独占欲のままに噛み付いた首筋に揺れた瞳に、口元を歪め。 触れて来る指を見送っていたのなら、開けられた喉元へと触れる吐息にずくりと胸がひとつ、疼く。
だけれど、続いた"愛称"には。 首元の開いたシャツもそのままに、男にしては珍しく…ぽかん、とした表情を、浮かべはしただろうか。]
………、
愛称、…、 誰かにそう呼ばれるのは…何年ぶりかな。
[口元を手で覆い、呼ばれた名を、慣れないその名を綴る声をも頭の中で反芻する。 一度、二度。噛み締めるようにその名を繰り返したのなら、覚えたのは何処とない気恥ずかしさと――えもいわれぬ、歓びと。 まるで初めて彼の気持ちを告げられた時のような、ジワリと広がるこの感情を何と呼ぼう。]
(32) ねこんこん 2014/10/11(Sat) 21時頃
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――……だが、悪くない。 俺をそう呼ぶのは、この世の中ではお前だけだから…余計に、なんだろうが。
[首を傾げる彼>>15に向けて、伺うように言葉を返し。小さく、小さく"もう一度"、と強請ってみたのなら、きっとその願いは叶えられたことだろう。 二度目の名に滲む、先よりも込められた彼の熱を。その呼び名を通して感じながら、握る彼の手袋の先へと指をかける。]
…特別な呼び名…というのも、いいもんだ。 そうやって俺は君のものだ、と…主張してくれればいい。
[手にした手袋の先を、軽く引き。彼のその滑らかな手へと直に触れる事は、果たして許されはしただろうか。 許されたのであれば、触れたその肌をゆるりと撫ぜて。その温もりを逃さんとするように、強く握り込みはしただろう。]
君の名前、是非とも俺に任せて欲しい。 君が捨ててくれた"ジャニス"の名に変わる名を…必ずや、用意しよう。
(33) ねこんこん 2014/10/11(Sat) 21時頃
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――……そうしたら、君はまた舞台に立って…俺を、愉しませてくれるんだろう? 賛辞を捧げないでは、居られんくらいに。
[彼の身を包む、コートの楔へと手をかけて。ひとつ、ふたつとそれを外したなら、やはり見えた白にそっと触れ。 自らの首にかけられたその文字盤を持ち上げたのなら、そっとそれを彼の唇に当てようとしただろう。]
…あぁ、だが…
俺と居る時だけは、何も演じない君を見れると…嬉しいんだがな。 余裕の無い君は…悪くは、なかったから。
[そうして男は摘まんだ文字盤を自らの唇へと押し当てて。再び蝶の元へと辿り着いた蜘蛛に倣うように、美しい蝶の唇を喰らう。 この鎖骨に付けられた印のお返しだ、とでも言うように――その応酬が、もっと続けば良いという期待を、少しだけ胸に抱きながら。]
(34) ねこんこん 2014/10/11(Sat) 21時頃
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……当然だ。 呼ばせんさ、君以外の…誰にも。
――……呼ばせて堪るか。
[赤らんだその頬へとキスを落とし、聞こえてきた何とも可愛らしい我儘>>44には、愉しむような声音で告げて。 そうすればまた呼ばれたその愛称には、やはりまだ少しだけ気恥ずかしさは拭えはしないけれど。
――たかだか、名を呼ばれただけなのに。 彼にだけ許す名を、その愛おしい声で呼ばれるという事は…嗚呼こんなにも幸福を覚えてしまう自分が少々情けなくも…悪くないと、思うてしまうのだから救いようがない。]
君以外の、誰のものになれと? 元々、誰かに所有や束縛をされるのは嫌いでね。 ……それでも君になら、いっそ縛り付けられたいと思ってしまっているわけだが…迷惑だったかな?
[かける言葉は問いの形を成してはいたけれど、声には不安の欠片も見せずに。 彼が、迷惑な筈が無いと――そんな傲慢ですらある考えの元、手を握り込みながら溢れそうになる雫を見つめる。 喰らうように重ね合わせた互いの唇の間からは、仄かに熱を孕んだ吐息が零れ。回された腕>>45に一度だけ眉を寄せたのなら、少しの間を置いて彼の方へと体重をかけてはみただろう。]
(62) ねこんこん 2014/10/12(Sun) 03時頃
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――……俺だって、何よりも君が好きだ。 …何度言っても、足りないくらいには。
あぁ、だが死ぬのはやめてくれ。 折角捕らえた君に死なれたら…俺は、どうすればいい。
[まるて縋るような彼の言葉>>46に、男はくしゃりと顔を歪ませはしただろう。返す言葉には、同じく縋るような色を載せて――きっと、彼もまた自分と同じ心地なのだろうか、なんて。 首筋へと押し当てられた顔をそっと持ち上げ、揺れる瞳で彼の瞳を覗いたのなら…その答えは、そこにはあっただろうか。 ――否。もしも無かったとしても、それでも男はそれを信じて疑いはしなかっただろうけれど。]
俺はもう、君に渡せない物なんて何も無い。 望むなら全てを君にやるさ、俺の持っているものなら全てを…例え、俺自身だって。
[そうして、一つ息を吐き。 抱き寄せた肩へと力を入れて押してみれば、その身体は…ソファ、に沈みはしただろうか。]
(63) ねこんこん 2014/10/12(Sun) 03時頃
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俺は――"お前だけのものだ"。
[キチ、と。小さく小さく爪を鳴らしながら、真っ直ぐに相手を見据え。上へと覆い被さるようにしながら、髪を撫ぜる手は何処までも優しく。 そうしてはらりと解けた糸を、手袋の外れた相手の指へと巻きつけてみただろう。 そのまま戯れに糸を引いて。絡め取られた指を見て、少しだけ満足そうに蜘蛛は笑う。]
――だから君も。 俺に全てをくれると言うのなら…どうか、俺だけのものに。
[糸に捕まった指へと、自らの指を絡めながら。小さく小さく芽生えた独占欲は、触れるたびに徐々に、徐々に膨らんでゆく。
その髪に触れる手は、自分だけに。 その瞳に映るの姿は、自分だけに。 その腕を回されるのも、その身体を抱くのも――その声で、名を呼ばれるのも。 全て、全て自分だけに。]
(64) ねこんこん 2014/10/12(Sun) 03時頃
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俺だけの為に舞台に立ってくれるのなら、俺は必ずそれを観に行こう。 …俺の贈る名で、演じてくれるなら。
――……その調子で、こうして居る時は演技なんぞしてくれるな。 ただし、他ではちゃんと演じてくれよ?
こんなお前を知るのは…俺だけでいい。
[膨らむ欲は、止まる所を知らず。 溢れ出る言葉は、それは何とも子供じみた欲に満ちた言葉だっただろうに。 髪に埋めた手に、僅かに力が篭るのも厭わずに。今迄のように啄ばむようにではなく、荒く唇を重ねた男は、そろそろ味見だけでは飽き足らなくなってはきたのだろう。 触れた唇の間へと舌を差し込み、唇の裏をなぞったのなら。嗚呼その唾液の、何と甘美な事だろうか。
……チャリ、と。首に掛けた時計の鎖の擦れる音を聞きながら。蜘蛛が蝶へと迫る、その針の音を聞きながら。 口付けはまるで――獲物を貪るようなものへと。]
(65) ねこんこん 2014/10/12(Sun) 03時頃
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[腕の中から、身体の下へ。 一層赤らむ彼の頬>>69にクツと口を歪め、嗚呼、位置が変わるだけでこうも見えるものが違ってくるのだろうか、と。 押した肩は、少しだけ強張ったように思えはしたけれど。何度でも、と強請る彼には、男は顔を寄せて一言、"生きて共に居てくれ"、と伝えはしただろう。 合わせられた唇が少しばかり持ち上がったのを感じたのなら、愉快そうに眉を上げてもう少しだけ、深く。]
――……君は誘惑するのが上手だな、ヨハン。 あまり調子に乗られると、間違えて翅を齧ってしまいそうになる。
[緩く絡んだ脚>>71の太腿から脛のあたりまでに、ゆっくりと手のひらを滑らせて。首に回された腕に従うように、身体をひたと密着させる。 何度も強請るように自分の名を呼ぶふくりとした唇が愛おしく、仄かに色付いたそれを見ながら舌先で己の唇を舐め。 そうして次いだ彼の愛の言葉に、絡めた手をきつく握ったまま、堪らずにもう一度唇を重ねた。]
(104) ねこんこん 2014/10/13(Mon) 00時頃
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俺も、か。 …君はお強請りもとても上手だ。
――……君の望む言葉を吐いたら、その時に君はどんな顔をするんだろうな。 それを考えるだけで…何とも、堪らない気持ちになるよ。
[愛を強請る彼の言葉には、男は直ぐには答えずに。髪に指を埋めて唇の先だけを触れさせ、その顔を覗いてみたのなら、彼は残念そうにでもしてしまうのだろうか。 だけれど、此方とて伝えたく無い訳ではない。男はそうして"蜘蛛が蝶に至る僅かな間だけ"彼の反応を堪能したのなら、脚を撫ぜる手はそのままに彼の耳元へと顔を埋める。]
――……好きだ、なんて言葉が生ぬるい程には…愛しているよ。
あぁ、愛しているとも。
[彼への愛おしさの所為か、囁く言葉はやけに熱っぽくなってしまいはしたけれど。だが今更、燻る熱を隠すつもりも毛頭無く。 その口から漏れる吐息や小さな声すらも逃したくなくて、半ば夢中にその柔らかさを貪る。]
(105) ねこんこん 2014/10/13(Mon) 00時頃
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…他に見せられないのなら、いい。 きっとこの先、君が他にそんな顔を見せて居たのなら…
――……俺はきっと、嫉妬する。
[握った手の指を絡めながら、更に赤らむ頬へと口付けて。 嗚呼。此方の言葉にこうも顔を赤らめながら、それでも懸命に言葉を伝えようとしてくれる姿の、何と愛らしい事だろう。 それこそ、この糸でもって彼を何処までも縛り上げ、二度と飛べぬようにその翅を毟ってやりたいとも思いはするのだけれども。]
……君の翅を毟れたら、安心もするかもしれないが。 だがそれは…勿体無くて、出来そうに無い。
[捕らえた蝶を喰らえぬ蜘蛛など、聞いたことも無い。きっとこの蝶は、男が喰らいたいと言うたのならば、喜んでその翅を差し出すのだろう。 ――だが、だからこそ。その美しい翅を持ったままの蝶が欲しいと思うてしまうのは、男の我儘なのだろうか。]
(106) ねこんこん 2014/10/13(Mon) 00時頃
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……しかし困った。 君も長旅で疲れているだろうし…まだ日も昇りきってすらいない。
味見と言うのは、どうしてこうも食欲を刺激してくるんだろうな。 ――……腹が減って、仕方が無いよ。
[そんな事を言いながら、それはそれは困ったように肩を竦めて見せて。くるりくるりと糸で絡められた指を弄り、前を留めるコートの楔をもう一つ、外し。 覗く鎖骨の艶かしさに目眩すらも覚えながら、吸い寄せられるように軽く、軽く歯を立てる。 仄かに色が付いたのなら、慈しむようにそこへと唇を寄せて。布越しに胸の辺りへと触れてみたのなら、その手に彼の鼓動を掴むことは叶うただろうか。
――"目の前に餌があるのだから仕方が無いな"、なんて。 そんな都合の良い言い訳を、小さく小さく零しながら。]
(107) ねこんこん 2014/10/13(Mon) 00時頃
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[絡められた手の導かれる先、チラリと覗く白い肌>>115。男の手の温度が低いのか、はたまた彼の肌の温度が高いのか。それは定かでは無いが、触れた場所からジワリと広がる熱に、小さな眩暈を覚える。
手のひらには未だ残る、彼の鼓動の音。 男の手を自らの肌へと触れさせながら、煽るように笑ってみせる彼の視線には何とも情欲をそそられる。
――嗚呼、これは。 やはりどうにも…味見だけでは、済みそうに無い。]
……く、俺に"お強請り"をしろ、と? 獲物に"食べさせて下さい"と強請る蜘蛛が何処にいる。
[挑発の言葉に、男は愉悦に顔を歪ませる。クツクツと肩を揺らし、肌へと触れる手でもう少しだけ、シャツをたくし上げながら。
先程歯を立てた際に小さく鳴った喉を強請るように、もう一度軽く歯を立てて。そうしてごろりと動く喉仏を、揶揄るように舌で軽く押し込んでやる。]
(124) ねこんこん 2014/10/13(Mon) 18時頃
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――……まぁ、他ならない君の願いだ。 少しくらいなら…聞かせて貰うのも、悪くは無いか。
[喉を一度、小さな音を立てて吸ったのなら。顔を上げて、此方も少々挑発の色を込めた言葉を寄越す。 唇と、そこから覗く舌とでもって、彼の首を下から上へと這い登り。耳へと到達したのなら、その耳へと密着するように口を付け、反対側の耳は髪に触れていた手で塞ごうとしただろう――彼の耳に、男の声だけが聞こえるように。]
……なぁ、ヨハン。 遠慮しなくていいのなら、一口や二口くらいは齧らせてくれてもいいだろう。
[囁く声には、熱を込めて。ずくりと疼く胸のままに、時折喉を鳴らしながら。 一言囁くごとに、悪戯に触れた耳へと舌を伸ばし、暫しの間その甘美な味を堪能する。]
喰われた時、お前はどんな鳴き声を上げるんだろうな。 翅を震わせて、俺を見てくれるのかと思うと…つい、手が出そうになるんだが。
[吐いた言葉に倣うように、カリ、と軽く耳を噛み。彼の指に絡めた糸を一度解き、ゆっくりと触れる手を動かし。中程までたくし上げられたシャツの中へと更に手を差し込んだのなら、短く切られた爪の先で、一度だけその先端を弾いてみはしただろう。]
(125) ねこんこん 2014/10/13(Mon) 18時頃
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…あぁ、そうだ。 身体だけでなく、心もだろう? 俺はこう見えて欲もそこそこに深くてね…身体だけで満足出来るのなら、態々君を此処に呼んだりはしない。
……安心させてくれると言うのなら、もっと俺を呼んでくれ。
[掠れた声には、更に熱が篭り。その肌へと触れる度、舌で味わう度に微かに上がっていく息を止めようともせずに。 ちぅ、と小さく音を立てて耳を吸ってやったのなら、塞がれた耳の中ではその音は響きはしただろうか。]
"君を食べさせてくれ"。
さっきから、中途半端な味見のせいで腹が鳴って――疼いて、仕方が無い。
[そうして、漸く強請る言葉を口にする。その間、彼の抵抗があったのならば、すこしばかり不満そうに彼を見つめるくらいはしただろうけれど。]
――……"お強請り"はまだ、足りないかな?
["食べさせてくれ"と強請る蜘蛛など、それはそれは滑稽なものかもしれないけれど。 だけれどそれで、また彼のその翅が震える様を見ることが出来るのなら――それもまた、至極美味な肴になるだろうから。]
(126) ねこんこん 2014/10/13(Mon) 18時頃
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