146 【突発恋愛RP村】 To you whom I love
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―講義室―
[講義が終わると、ホワイトボードとノートを改めて見比べて、書き漏らしがないか確認する。 パステルカラーのペンで書き込まれたノートは、一見するとまるでお花畑だ。 可愛いものは好きだった。似合わないと思っているけど]
うん、だいじょうぶ。
[確認してノートを閉じる。色とりどりのペンをペンケースに収納して。 隣の席に置いていた鞄に入れようと手を伸ばし]
あ。
[そのまま、鞄の中身を床にぶちまけた]
ああ……。
[人波は、講義が終わって出て行く流れ。 教室の奥の隅っこで、途方に暮れているりいなのことなど、誰も気づかない]
(136) 2013/10/01(Tue) 23時頃
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ふぇっ!?
[誰にも気づかれてないと思っていたのに、名前を呼ばれた。思わず変な声が出た。 慌てて見回すと、講義や購買で時々見かける学生が、こちらに歩み寄ってくるところだった]
あ、あの、ごめんなさい。
[まず謝罪が出てくるのは枕詞みたいなものなので、気にしなくてもいい]
え、と。だいじょうぶ。 ちょっと、鞄、ひっくり返しちゃった、だけで。
[そして臨時宿泊施設の鍵が、とんでもないところまですっ飛んでいっていることには、もちろん気づいていない]
(143) 2013/10/01(Tue) 23時半頃
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カトリーナは、ちらばった鞄の中身をしゃがみこんで拾い始める。今日は頭を打たないように気をつけた。
2013/10/01(Tue) 23時半頃
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[なんとなく、はきはきして快活そうな人だな、と思っていたけれど、真白はこちらのイメージしたとおりの人物だった]
え。そんな、謝られることなんて、なんにも。
[真白の釣られたような謝罪に、慌ててふるふると首を横に振る。 真白に可愛いなんて認識してもらってるとは思いもしない。地味で、とろくて、どんくさい人間。それがりいなの自己評価だった。 手伝うという言葉に、目を丸くする]
そ、そんな。悪い。
[なんて言っている間に、真白はさっさと拾い始めて]
ご、ごめんなさい。 ありがとう。
[なにしろ一週間泊り込みなので、いつもより荷物が多い。授業に必要ないものは宿泊施設に置いてきたけれど、それでも多い。 わたわたと荷物のチェックを始めた]
(157) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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わ、私、いつもこうだから。
[キョドるのは標準仕様だ。真白のせいではないと、また首をふるふると横に振る]
困った、時。 私が何かお手伝いする機会、あるかな。
[困った時はお互い様。よく聞く言葉だけれど、りいなは困ってる誰かを助けた記憶がない。一方的に助けてもらってばかりな気がする。 自己紹介をされると、こくこくと頷いた]
講義でも、だけど。 購買でも、時々。
[見かける。いつもてきぱきしていて、笑顔が素敵だなと思っていた。なんてことは、すらすらりいなの口からは出てこない]
え、と。 私……は、下の名前、りいな、なの。えと、ひらがなで。 加藤、りいな。
[真白のようにさらっと自己紹介できたらいいのに、りいなの自己紹介はやっぱりとてもたどたどしかった]
(164) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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カトリーナは、ピッパにこくこくと頷く。テンパっているので、鍵の存在はすっかり忘れていた。「本当に、ありがとう」
2013/10/02(Wed) 00時半頃
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[無かったら無いでいい、と言い切る真白をかっこいいなと思う。とても颯爽として見えて、いつもおどおどしているりいなとは正反対。 怖がらせちゃったかなと言われると、ぶんぶん首を振った]
その、ちょっと、驚いた、けど。
[地味で目立たない人間だと思っているから、知ってもらっていた、というのは驚きで。でも、嫌ではなくて、むしろ……そう、それは嬉しいことだ]
えっ。
[名前も可愛いと言われると、しばらく意味がわからなかった。ぴしりと固まる。 それから慌てて首を横に振った]
そ、そんなこと、ないから。 あの、名前負けしてるって。 おね、お姉ちゃんの名前がれいなだから、それで。
[あわあわと否定しながら、聞かれていないことまで喋った]
(167) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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えっと、それに、真白ちゃんって名前も、すごく綺麗で、似合ってるとおも……え?
[テンパりすぎて、だんだん自分が何を言っているのかわからなくなってきた。 話すのに必死で、真白が引き続き可愛いとか言ってくれているのは、幸か不幸か聞こえていない。 何を話したらいいかわからなくて沈黙してしまうりいなにしては快挙かもしれないが、思考回路はショート寸前、である。 あっぷあっぷ、今にも溺れそうだったのだが、真白の冷静な指摘が入った。 曰く、落ち着いて確認]
う、うん。 そうする。
[深呼吸して、鞄の中身をチェック。昨日読んでしまった本、午後の講義のテキストに、ノート、財布に手帳に……]
……あ、鍵、が。ない、かも。
(171) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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[まだ時間があると励ましてくれる真白と、鍵を探すこと10分、教壇の下に光る宿泊施設の鍵を見つけて]
あの、本当に、ありがとう。 あの、何か困ったことがあって、私にできることがあったら、言ってね?
[たどたどしいながらも一生懸命お礼を言って、真白と別れたのだった**]
(172) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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―廊下―
[てくてくと、いつものようにうつむき加減で歩きながら、考える。 例えば、もしあの鍵を拾わずにそのままにしておいたなら、あの人が拾ってくれたりしただろうか? 考えてみるだけ。そんなこと本当にはできやしない。そんな迷惑なこと、できない。 例えば、例えば。 もっと自分が、虹のように異性とも普通にやり取りできたら、 レティのように可愛かったら、 凛のように大人っぽかったら、 真白のように快活だったら、 もっと別の人間だったら……想いを伝えることも、できただろうか。 そうしたら、もしかしたら、この恋は叶っただろうか。 ああ、やっぱり、こんな自分は、嫌いだ**]
(194) 2013/10/02(Wed) 10時頃
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カトリーナは、うつむいて歩いていれば、誰かとぶつかってしまったかもしれない。**
2013/10/02(Wed) 10時頃
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[りいなの自己評価は、とてもとても低い。 子供みたいで、地味で、とろくて、まともに会話することもできない。男性なんて、まともに目を合わせることすらできない。……それがたとえ、好きな人でも。 とりえといえば、真面目なことくらいだけれど、それも小心者ゆえのこと。 だからりいなは、自分が嫌い。 そんなことを鬱々と考えていれば、自然視線は床にいく。 結果、どんどんうつむきの角度が鋭角になり……]
っきゃ、
[――――――……どん! それは、ちょうど曲がり角に差し掛かった時のこと。 誰かにぶつかり、りいなは思いっきりしりもちをつくことになった]
(195) 2013/10/02(Wed) 13時頃
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す、すみ、すみませんっ!
[謝罪の言葉は、条件反射のように出てくる。そしてこの場合、それは正解だった。うつむいてぼーっと歩いていたりいなが悪い。 慌てて立ち上がり、ぱたぱたとスカートのお尻をはたきながら、相手の様子を窺おうとして、息を呑む。 ぶつかった相手は、男子学生だった]
ごごご、ごめ、ごめんなさいっ。 だだ、大丈夫、ですか? あの、あの……。
[真っ青になって、おろおろ。男の人は、苦手だ。 いつも以上に言葉が出てこない。謝罪は除く。 びくびくおろおろしながら、目は合わせられず、視線は宙をさまよう。 今のりいなは、さながら猫に追い詰められたねずみだった]
(196) 2013/10/02(Wed) 13時頃
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[どんなドMでも、今のりいなが相手ならドSになれる。 そんな感じで、りいなは慌てふためき脅えていた]
えと、えと。こ、壊れたものとか、ありませんか。 あったら、弁償、とか……あ、あまりお金、ないです、けど。 あ、クリーニング代? あっ、どこか、破れたり、とか……?
[あっ、なんかメールしてる。これはもしや組織への報告!? 慰謝料の相談!? パニックになっているりいなの論理はものすごく飛躍していた。 ら、なんか優しい言葉をかけられて]
ふぇ?
[安心したら力が抜けた。 へなへなと、一度立ち上がったはずの床に逆戻り]
(199) 2013/10/02(Wed) 13時半頃
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[床にぺたんと座り込んだまま、顔を上げる。本来なら、織の顔を見上げるところだが、やっぱり目は合わせられないので、視線はふらふらと宙をさまよっていた]
あ、えと。だいじょうぶ、です。 頑丈、なので。
[転んだりぶつけたりは日常茶飯事である。これくらいどうってことない。 しばらくちょっとお尻が痛いかもしれないが、それも平常運転だ]
(200) 2013/10/02(Wed) 13時半頃
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カトリーナは、オスカーが手を差し出してくれたとしても、断って、壁に手をついてよろよろ立ち上がると、ぺこぺこと頭を下げた。**
2013/10/02(Wed) 14時頃
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[織とその後、会話はあったのかなかったのか。 とりあえずりいなは、ぺこぺこと首振り人形の勢いで頭を下げまくって、その場を後にする。 ……本当は図書館に本を返しに行くつもりだったのだが、どうも織もそちらに足を向ける様子だったので、なんとなく反対方向に歩き出してしまい。結局、いちごミルクを購買で買って、朝ごはんを食べた学生ホールの隅っこの席に座ってしまった。 なんだか気分は「振り出しに戻る」である]
……あ、れ。
[滅多に鳴らないりいなの携帯が音を立てた。 確認すると、存在自体を忘れているレベルのLINE。 メッセージを確認すると、自分の名前が名指しされているので瞬くが、差出人の名前を見れば納得がいった]
ええっ、と。
[何しろ滅多に使わないので、使い方がよくわからない。 ぽちぽちととろい手つきでメッセージを打ち込んだ]
『加藤りいな:今でしたら、学生ホールにいます』
[投下した後、あ、そういえば個人的に連絡って書いてあった、と思ったけれど、投下してしまったものは仕方ない。 レティの目にもつくことだし、ちょうどいいんじゃないかな、とか自分に言い聞かせておいた]
(225) 2013/10/02(Wed) 20時頃
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―少し前―
[へろへろと立ち上がったりいなは、そのままぺこぺこと頭を下げる。 優しい人みたいでよかった。組織の人じゃなくてよかった。慰謝料とか請求されなくてよかった。 混乱しているりいなの思考はまだぶっとんだままだった]
は、はい、頑丈が、とりえで。 こんなの、しょっちゅう、で。 お怪我が無くて、よかった、です。
[ぺこぺこと頭を上げたり下げたり忙しいので、織の様子はさっぱりわからない]
あのあの、お時間をとらせて、ごめんなさい。 本当に、すみませんでした。
[ぺこぺこと頭を下げまくりつつ、とりあえず織と反対方向へ歩き出したのだった。 そして図書館に行きそびれるのである]
(230) 2013/10/02(Wed) 20時頃
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[LINEのグループに、増えていたメンバー。 少し悩んで、連絡先に追加する。 滅多に使わないツール。その必要があるのかは、わからないけれど。 携帯を鞄にしまうと、両手で紙パックを持って、いちごミルクを飲む。 隅っこの目立たない席。待ち合わせには向いていないけれど、移動しようとは思わなかった]
(238) 2013/10/02(Wed) 20時半頃
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[いんきゅべーたーって何だろう?と思ったが、りいなは流行に疎い自覚がある。 常識だったら恥ずかしいので、何のことかは聞かないことにした。 歩み寄ってくる虹に、小さく笑みを浮かべて、いちごミルクをテーブルに置く]
こん、にちは。
[小さな声で挨拶をして、差し出されたノートを受け取る。お礼と言われると、慌てたように首を横にぶんぶん振った]
お礼、なんて、そんな。 お礼してもらうようなことじゃ。
[ノートは当たり前に書いているものだし。貸しても全然支障なんかなかったし。 とんでもないと言わんばかりに首をぶんぶん]
(248) 2013/10/02(Wed) 20時半頃
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[レティが駆け寄ってくるのを認めれば、やっぱり笑顔になる]
レティちゃん、昨日は、ありがと。 走らなくても、いいのに。
[笑顔で昨日世話になったお礼を言いながら、今朝食堂でちらりと姿を見かけたことは、言わなかった]
あの、なんだか私が呼び出したみたいで、ごめんなさい。
[移動せずに二人を呼び出す形になってしまったことに、申し訳なさそうな顔をする]
(250) 2013/10/02(Wed) 20時半頃
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ふぇっ!?
[ものすごく予想外のことを言われたので、思わず変な声が出た。 ごうこん……合コン? あの、大学生が、居酒屋とかでするらしい、合コン? ……なんて考えた時点で、りいなの大学生のカテゴリに自分自身は入っていない]
む、むむむむむむ、無理。 ご、合コンとか、絶対、無理、です。
[青い顔でがくぶるしながら、首をさっきよりも激しくぶんぶん横に振った]
(254) 2013/10/02(Wed) 21時頃
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[合コンとか、絶対無理だ。 まともに目も合わせられないのに、差し向かいで数時間。 しかもりいなは上手く喋れない。何を話せばいいのかもわからない。 話を振ってもらっても、キョドって何も言えなくて、場を白けさせることは目に見えている。 いわゆる引き立て役?にしたって、ここまでコミュ障だとダメだと思う。 とりあえず、ダメだ。ダメダメだ。 ということで、全力でお断りしようと思ったのに]
きょ、
[虹はとてもイイ笑顔で強制参加と言い放った……!]
せ、せんぱい。
[上下関係。小心者にはとても大事。 りいなの顔は、真っ青を通り越して蒼白になった]
(262) 2013/10/02(Wed) 21時頃
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[まさか白フェネックみたいなんて思われてるとは想像だにせず、りいなは蒼白になってガタガタと震えていた]
つ、ついてるって、言っても……。
[それでも半数は男性で。虹がりいなに付きっ切りというわけにはいかない]
うぅっ……。
[けれど、虹の話には一理あって。それは確かに、心理学を履修した理由の一つで。 しかしいくらなんでもハードルが高すぎると思うのだ。 挙げられる名前に思うことはあれど、りいなはどっちみち目を合わせることすらできやしない]
れ、レティ、ちゃん……。
[助けを求めるようにレティを見ると、なんとレティは行くと言い放った。 上下関係大事。りいなの逃げ場は無くなった]
……い、行きます……。
[レティにくっついていよう、と迷惑な決意を固めつつ]
(278) 2013/10/02(Wed) 21時半頃
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[いっぱいいっぱいのりいなは、真白には気づけなかった。 友達と一緒なんだな、なんて思われたかもしれないが、今のりいなは瀕死の白フェネックだ。 虹のお世辞(とりいなは思い込んでいる)に反論することすらできない]
……そん、なの。 最初から、できるなんて、思って、ない……。
[小さくぽつりと漏らした声は、きっと二人ともに届かない。 席を移ってなにやら連絡している虹の背中をぼんやり見つめた後、レティをすがるように見た]
レティちゃん。 お願い、側に、いてね?
(298) 2013/10/02(Wed) 21時半頃
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カトリーナは、それからようやくレティの様子に気づき、不思議そうに首を傾げた。
2013/10/02(Wed) 22時頃
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[レティの言葉に、うんうんと頷く。 右にレティ、左に虹。とりあえずこれで、左右の安全は確保される。 問題は正面だ。なんて考えたところで、ようやく虹が手招きしている人物に気がついた]
あ。 真白、さん。
[ちゃんで呼ぶのはなれなれしい気がして。 さん付けでぽつりと名前を呟いた]
(313) 2013/10/02(Wed) 22時頃
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……あ。そう、いえば。
[ふと思い出した。昨日レティとの別れ際、「課題頑張って」と言いそびれた事。 首を傾げて問いかける]
昨日、言ってた、課題。 できた?
(327) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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[真白に謝られると、ふるふると首を横に振る]
あの、さっきは、本当に、ありがとう。
[たどたどしくお礼を言って、講義が一緒ですよね?という疑問にうんうんと頷いた。その質問は、別にりいなに向けられたものではなかったけど。 しかし]
あ、あした!?
[それはとても心の準備が。 滅多に出さないような大きな声で虹の言葉を反復する。 再び血の気が音を立てて引いた]
(330) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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ま、真っ白?
[え、それって真白さんの名前じゃないよね、なんて、滅多に出てこないつっこみまで出かかった。 恐る恐る]
レティちゃん、それ、理由にして、断ったらよかったんじゃ……。
[いや、りいなとしてはそれ困るけど。とても困るけど]
(338) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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う、うん。それは、すごく、困る。 レティちゃんがいてくれたら、助かる。
[それは正真正銘本当のことなので、こくこくとレティに頷く。今はレティがりいなの心の拠り所だ]
え、と。 じゃ、じゃあ、せめて、手伝う、とか? 私に、できることだったら、だけど。
[りいながとっているのは心理学と文学。レティが哲学をとっていることは知らない。 課題の足を引っ張るのは心苦しいので、おずおずとそんな提案をしてみた]
(345) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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カトリーナは、真白>>339には青い顔でぎこちない笑みを浮かべる。どう見ても大丈夫じゃないかも。
2013/10/02(Wed) 22時半頃
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[明日のことを思い蒼白になりつつも、それよりも今はレティの課題だ。 やっぱり全然できなかったから合コンは欠席、なんてことになったら困る。とても困る]
え、と。 レティちゃんの、お部屋、行ってもいい? もちろん、私のとこに、来てくれてもいいよ?
[レティにそんな提案をしてみる。口に出してから、やっぱり図々しかったかな?なんて思うのだけど]
(359) 2013/10/02(Wed) 23時半頃
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[虹と真白のやりとりは、こちらの耳にも入ってくる。 性格的に、口を挟んだりはしない。 鍋が火を噴くって中華料理? あれ、でも味噌汁?なんてことを大真面目に考えていた。 明日のことを考えない現実逃避かもしれない]
(364) 2013/10/02(Wed) 23時半頃
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[遊んでいる場合じゃない>>368なら、合コンも中止にならないかな……なんて内心思ったが、やっぱりそんなことも言えるわけが無かった。 飲みかけだったいちごミルクのパックを、やっぱり両手で持ってひっそりと飲んでいる]
(369) 2013/10/02(Wed) 23時半頃
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[図書館、という真白の言葉に、思わず鞄に目を落とす。 返すつもりだった本。結局鞄に入ったままだ。 明日には返さなければ]
(376) 2013/10/03(Thu) 00時頃
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