164 天つ星舞え緋を纏い
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──里の祭りは、とおいとおい昔から、伝わるもの。
(#0) 2014/02/15(Sat) 00時頃
神社を代々護る神主が山車を清め、それが里の中を一巡り。
その後、平穏を願う儀式を行った後、いくつか、奉納の儀が執り行われ。
それが終われば、後は文字通りのお祭り騒ぎ。
何故始まったか、その発端は忘れられているものの。
名の伝わらぬ、双子の守護神へ祈り捧ぐそれは、欠かせぬものとして続けられてきた。
(#1) 2014/02/15(Sat) 00時頃
祭りが終われば、やがて、春が訪れる。
それは変わらぬ季節の移ろい、常の営み。
だから、今年も。
何事もなく祭りは終わり、変わらぬ春が来るのだと。
……山車が繰り出すその時には、きっと。
誰もがそう信じて、疑わなかった。
(#2) 2014/02/15(Sat) 00時頃
──鈴の音一つ、大気震わせ。
──澄んだ響きは、静寂を呼ぶ。
(#3) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
里を山車が巡り終えた後、神社の境内で始まるのは、祭りの儀式。
神主が代々伝わる詞を唱えて祈りを捧ぐ。
里の暮らしが穏やかな事に。
人の在り方が穏やかな事に。
ゆるりと進む神事の中、最初にそれに気づいたのは誰だったか。
天に輝く陽にかかる、黒い陰。
それはじわり、じわりと、喰らうように陽に重なり。
やがて──陽を飲み込んだ。
(#4) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
『……陽が』
『陽が、喰われた』
『月が陽を喰らってしまった』
呆、とした声で呟いたのは神主と、そして、里長の二人。
その意を問う声に返るのは。
(#5) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
『天つ星が、目を覚ます』
(#6) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
短き言葉、その意を問う暇を与えぬように、天より地より、現れ出でるは、異形の妖。
かつて、天より落ちし二色の星。
その力に惹かれて現れしものどもは。
星を宿せし者を──そして、多くの血を求め。
大気震わせ、咆哮を上げる。
(#7) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
それは、穏やかなる日々の終わりと、そして。
銀と黒、煌星と闇星の戦いの始まりを告げるもの──。
(#8) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
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