167 あの、春の日
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――…………、
[微かに、身じろぐ。 黒髪が瞼に掛かっている、その感触がする。]
(+0) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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……、ん、……
[開いてはいけない。 反射的に思ったものの、一つの瞬きと共に黒眼は開かれる。 テーブルに突っ伏していたのだろう、手元には湯豆腐を掬った深皿があり]
…………ふふ。 よかったですね、本当に。間に合って……
[そう呟く自らの頬には、一滴の涙の跡**]
(+1) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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[そう、大好きな友達がいて]
うにゃうにゃ……
マユミちゃん…………
[ずっと友達でいてほしかった。 なのにどうして、10年もの間、一度も会わなかったんだろう。
意識はまだ半分夢の中、あと半分は―――]
(+2) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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[涙を拭い、顔をあげる。 辺りを見渡せば皆、思い思いの様相で眠りに落ちている。 皆が起きる前でよかったと、小さくため息を零した。]
――……すみません、注文よろしいですか?
[個室近くを通りかかった店員に声をかければ、すっかり静まり返った部屋の中を訝しげに観察される。 それでも悪いことはしていないと、彼女は動じずに]
(+3) 2014/03/07(Fri) 22時頃
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昆布だしのお鍋と、キムチ鍋を、一つずつ。 それと人数分のおしぼりとお冷をお願いいたします。
[注文を取って去っていく店員を見送り、個室の襖を閉めた。 再びため息を落とす。
悔いていた想いを遂げたとはいえ、もうひとつ。 心の奥底に沈めた想いは――]
……、あれ、マドカさん?
[考え事からふと、意識を引き戻す。 それは彼女がみじろいだ>>+2気がしたから]
(+4) 2014/03/07(Fri) 22時頃
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[マドカが起きる前か、それとも後か。 注文した二種類の鍋が運ばれてくる。 テーブルに突っ伏して眠っているフィリップ[[who]]の腕をそっと持ち上げて、鍋を奥スペースを確保した。
暖かな湯気が室内に立ち上る。 食堂で感じた、あの空気と同じ。 昆布だしの鍋の蓋を開ければふわりと良い香りが漂うも、だしの中で煮られたニンジンの形は]
花……では、ありませんよね。
[単調な輪切り。 あの丁寧に切られた鮮やかな花の形では、ない。]
(+5) 2014/03/07(Fri) 23時半頃
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[一人で食べる鍋。 正確には一人ではないのだけれど、部屋に響く声はない。 箸先でつかんだニンジンを口に運ぶ。]
…………、美味しくない。
[否、十分に美味しい鍋である。それは頭ではわかっていること。 しかし求めたその味ではない。 そんな我が儘は、成長した自らでは押し通すことはできない。]
(+6) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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[箸を止め、ガスコンロの火で沸騰する二つの鍋の様子をみる。 料理もうまくはないが、それなりにできるようにはなった。
周りを見渡せど、まだ皆が目覚めるには早いらしい。 煮詰まってしまわないように、火を小さく調整して湯気に視線を漂わせている。]
(+7) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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