25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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――………同じ姿勢で寝ていた所為ですよ。
[扉を両手で押しながら、振り返らずに答える。 啜るその音を聞きながら、冷たい色の花はホールから姿を*消した*]
(199) 2010/08/01(Sun) 09時頃
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[そして、ロビンが出て行ったあと…]
身分相応ねぇ……。 ありゃ、全然躾がなってねぇな。 っていうか、よっぽど研ぎ方が変だったのか?
[使用人に尋ねる、彼らも答えには困るようだ。]
ま、見てくれで判断する花には違いはないわな。 [そして、さっきロビンが掛け布を拒絶した使用人を呼ぶ。]
さっきはありがとうな。すまんかった。
[使用人は少し吃驚しただろうか。]
もう一杯珈琲くれ。
[そして、そのままホールのソファにかけている。**]
(200) 2010/08/01(Sun) 09時半頃
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―A棟 鵠の部屋―
[――笛の音は、遠く天まで届くと、 そんな話がある。空へ、空へ。 紫苑色はやがて凪いで、 唇を笛から離すころには水を打ったように静かになる。]
…。
[―ー目を閉じる。 瞑想するように、暫し。 やがてゆっくりと立ち上がり、 笛を懐に、件の「茶汲み」を済ますため]
…嗚呼、気に食わない――
[花主に向けてか、ぽつり零した言葉は 先程の澄ました顔とは程遠かった。]
(201) 2010/08/01(Sun) 10時頃
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―本邸・書庫―
[明之進を探すといい駆け出した青年の姿は、どこをどう彷徨ったか本邸の書庫に在った。 駆け出す際、すれ違った花と花主には、会釈を向けておいたのだが、彼らは気がついていたかどうか。]
てか、もし主さんと出会えてたなら、骨折り損やなぁ。
[書庫に辿り着いた時点で、その可能性にハタと気がつき、少しばかりぐったりした。]
迷子になってたとしても、屋敷んなかやったら大丈夫やろ。
[そんな結論を出し、物珍しげに書庫を散策し始める。 日頃は、どちらかといえば本を避ける傾向にあるが、今は亡き和国を好いているらしいヨアヒムの蔵書には興味が沸いた。]
(202) 2010/08/01(Sun) 10時頃
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竹取物語か。
[戯れに取った本を開けば、雅な挿絵に眼が留まる。 月を見、憂う、なよたけの姫。]
ふぅん。
[開けた窓の枠に、行儀悪く尻と片足を預け、巡るは女が居た昔の世界の物語。 パチンパチンと庭からは剪定の音。混じって人の話し声と、花の部屋がある棟から聴こえる聴きなれた笛の音。 苔色の眼差しが、少しの間、本より上がる。]
(203) 2010/08/01(Sun) 10時半頃
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楽器の音って、人によってちゃうん、おもろいわぁ。
[使っている楽器(笛)が違うということもあろうが、さりとて同じ楽器を使っても個々人で音色が違う。 見目に反して苛烈だと笑ったことのある先達の笛の音は、性格よりも見目に近い印象を、聴くたびに受ける。 先程一音だけ聴こえた笛の音と比較していれば、その音の主は誰だったろうと、此処に来る前すれ違った青年とは知らず思った。]
(204) 2010/08/01(Sun) 10時半頃
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手妻師 華月斎は、やがて途絶えた笛の音を受けて、再び視線を本へと移した。
2010/08/01(Sun) 10時半頃
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― 庭・池の畔 ―
全て、か。 鳥には判らないな。詰まらないって謂う気持ちが。
[ぶらり、逆さにぶら下がった侭呟くと、 莫迦になると、また妙に耳に残るパチンと謂う音が聴こえた]
ああ、その音だったの……。
[扇を閉じる姿を逆さの侭見詰めて、 子供の身軽さで、その背を*見送った*]
(205) 2010/08/01(Sun) 10時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 10時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 11時頃
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−庭園− [木からぶら下がったその声には思うことない。 だから足を止めることはなかった。
そして進み今に至る。 ざらざらと木の葉の揺れる深い音がした。 自邸にはあまり大きくない響きは、近くを歩くことで耳に残る。 建物の傍をゆっくり歩けば沢山の木があった。 枇杷、桃、桜に橘、夾竹桃。 杏の木なんかもある]
…果樹園から方向転換でもしたのか。
[果物の木が幾らかあるので、ついそんな事を尋ねてしまう。 答えなんてなかったわけだが、それを急かすわけでもなくまた扇が パチン、パチンと音を立てた]
(206) 2010/08/01(Sun) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 11時頃
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― 本邸/回廊 ― [冷や汗の流れた額を拭う。 動悸が激しい。眩暈を覚えそうだった]
見目を弄れば気分を害するかと思ったんだけど…… あまり効果が無かったかな。 けど、あれだけ言えば追いかけて来ないね。
[逃げ出す事に成功した少年は、安堵に頬を緩める。 何時もの嘲笑でなく、花が綻ぶような笑み。 けれど通り縋った使用人が足を止め見惚れているのに気付き、表情は一瞬にして凍りついた]
――見世物なら別をあたってくれないかい。 実に不愉快だ。
[どこか一人になれる場所は、誰もひとの来ない場所は この屋敷には無いのだろうか。 ツンとすまして使用人の傍を離れてから、彼に棟の場所を聞けばよかったと思う。 もう、遅い]
(207) 2010/08/01(Sun) 11時頃
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―本邸・書庫―
[本に視線を落とすものの、文字は追っていない。 止んだ笛の音と、話し声と、しかし、剪定するような音は止まず此方に近づいてきてるように思われた。]
嗚呼、剪定の音や、なかったんね。
[窓の外へ苔色の眼差しを向けると、果実を生らす木々を見詰める人の姿が遠目にか見えた。 その手元から聞こえる音に、独り語ち、そのままぼぅと、彼の人の挙動を眼で追う。]
(208) 2010/08/01(Sun) 11時頃
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[無花果の木。流石に夏柑はなかった。でも柘榴がある。 葡萄なんかは棚になるので流石に見渡したあたりにはなかった。 もっと奥に行けば、亭の屋根に張り巡らされたものもあるかもしれない。 巴旦杏。梨。まあ、季節になったらきっと香りは凄いのだろう]
(これだけ果物の木が植わっている邸もそうあるまい)
[出来れば実りの時期に訪れたいと思わせる場所だった。 それも、花祭などではなく。
適当に、実っている果物がないか探してみるつもりなのか、 手は相変わらず扇を鳴らしていたが、足は一木の周りをぐるりと巡る]
(209) 2010/08/01(Sun) 11時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 11時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 11時半頃
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― 渡廊下→A棟 ― [庭からは変わらず幾つかの音。 緑を眺めて心癒すのは良いかもしれないが、人の居るらしきいま向かう気は毛頭無い。 歩みはやがて渡り廊下へとたどり着く]
……嗚呼、逆周りだったんだ。 高嶺の彼に出会わなきゃ、そのまま進んで着いたんじゃないか。
[やがて見えてくる幾つもの扉。 指折り数えながら、貰った部屋へと向かった]
(210) 2010/08/01(Sun) 11時半頃
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[パチン、パチン。 手は扇を鳴らしながら一つの木を鉄色は見上げる。 唐李──巴旦杏の木だ。随分実が大きいので、新しい品種だろう]
……?
[木の葉越し、というよりは木の影越しといったほうが正しかったか。 こちらを向かう苔色の視線に気づき、緑色をした巴旦杏に伸ばしかけた手が止まる。 その姿勢は、少しだけ間抜けだった]
(211) 2010/08/01(Sun) 11時半頃
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[さて食堂は何処であったか。 鈴の音りん、と背筋伸ばして花は往く。]
(そういえば、 華月は明之進を見つけたろうか。)
[緑濃い庭から ぱちり、ぱちりと音がする。 椿の華など見えなくて、 流れ去ったあれすら幻かと思うほど。]
(212) 2010/08/01(Sun) 11時半頃
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― 稽古場→A棟 ― [まずは夜光の見学…と、言う言葉どおり青年から舞って。 次いで、休憩と言い脇に下がれば、夜光の笛を求める。 夜光は要望を聞き遂げてくれただろうか? ともかく、一時花同士稽古の場を持てば 幾つかの舞を続けた故に汗ばんで。] 一回、流してくるわ。 [と、夜光に言ってその場を辞しA棟へと向かう。]
(213) 2010/08/01(Sun) 11時半頃
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[何処の部屋から響いていたのか、少年が本邸からこちら側へたどり着いた頃には、笛の音は止んでいた。 すれ違った鈴の音。 笛の音の主だとしても、少年は視線すら合わせない]
(214) 2010/08/01(Sun) 11時半頃
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[と、視線が鉄色と木々の緑の間、絡んだ気がした。]
[開く沈黙は、相手の間の抜けたような格好にかける言葉を迷ったからだ。唇に名の一部である天体が見せる形の一つ、上弦の弧を描く。それは、彼の人からも見えるや否や。]
巴旦杏ですやろか? 随分大きいさかい、新種かいなぁ。 あのおぃちゃんのことやから、食えるもんと思いますわ。
[その表情のまま、紡ぐ声音は少し笑いを耐えるように震えていた。]
(215) 2010/08/01(Sun) 11時半頃
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―廊下― [すれ違ったのは一瞬。 少ししてから 紫苑色の眼を背後へ流し向ける。 ―――りん。鈴の音。]
……今の
[嗚呼、呼ばれていたのか あの噂先走る花も、と 人伝の話を思い出す。 確か花祭すら嫌っていたのではなかったか]
豚もよくやる…
[呟いた。]
(216) 2010/08/01(Sun) 12時頃
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― →A棟 ― [新たな主を望まぬ故に、祭自体は興味を持てないが 祭りの舞台となる屋敷はたいてい豪華で 湯場も大概素晴らしいのは嬉しく思う。
そもそもこちらから主を求める気もなく 己が両目を塞ぐ包帯を見れば 主側も面倒な花はごめんと興を持たず さらに舞うは艶やかでも、鮮やかとも違う舞。 祭りの本懐とは無縁でいられるのは明白と なれば、豪華な邸宅の諸々を暢気に楽しめばいいと 気楽な様子で、着替えの替えを取りに戻る。
気楽過ぎて、廊下に花があっても その足音を聞き逃し、 ぶつからないよう気を回すことも抜け落ちたまま]
(217) 2010/08/01(Sun) 12時頃
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[ぷちん、と本当に小さな音がした。 それが果物を樹からもぎ取る音だった]
……何がおかしい。
[声は微かに苛立ちを含んだが、一つではなく二つ目をもぎ取り それから上げた手を下ろすと一つ目を哂う花の顔面をわざわざ狙って放った。 それもちょっと受け取りづらい速度で]
そういうなら、お前が毒味をすれば良い。
[もがれたばかりの果物は一個だけ男の手元に残る。 それに少しだけ鼻を近づけた。 巴旦杏の匂いは、確かにあるけれど]
(218) 2010/08/01(Sun) 12時頃
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記者 イアンは、流石に鈴の音と呟きには気付けてその位置の花にはぶつからぬよう気を配る。
2010/08/01(Sun) 12時頃
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なんや、可愛らしい思いまして……あいたっ!
[投げられた実は、スコンっと青年の額を撃った。 それは放った言葉を嗜めるような、見事なタイミングだった。
額を片手で擦り擦り、書庫の床に転がった巴旦杏の実を拾った。]
毒見いうて、これ、炒らんと喰えへんのやなかったやろか?
[手の内で転がしながら、鉄色を見やれば、実に鼻を寄せる人の姿に、また微笑んだ。]
(219) 2010/08/01(Sun) 12時頃
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[“目隠し”イアンは器用に己を避けていく。]
稽古は終わりか。
[つと声をかけてみた。 夜光はいっしょではないらしい。]
(220) 2010/08/01(Sun) 12時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 12時頃
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んぁ?鵠か。 結構な回数舞ったから、一回汗流したくてさ
[呟きと鈴の音…それに今かけられた声。 先程声に色々現れた鵠の様子を思い出しながら 声のほうにそう返す]
鵠は湯場の位置知ってるか?
[着替えを手にした所で屋敷の者に聞こうと思ったことを 鵠に尋ねてみた]
(221) 2010/08/01(Sun) 12時頃
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― A棟/自室前 ― [自室と思しき部屋の前で立ち止まる。 一応確認をと、扉を叩きかけて此方へ向かう足音に気付いた。 元来た回廊を振り返る] ……?
[鈴の音鳴らした花と、それから]
何、あれ。
[目隠しに気付いた少年は小さく呟いた。 聴覚優れたものなら聞き止められる程度]
(222) 2010/08/01(Sun) 12時頃
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下手くそ。それぐらい受けとめて見せろ。
[生業があるのならそれぐらいは機敏に反応できようものをと思う。 鉄色の瞳は平たく変わり]
誰が扁桃だといった。葉が違うだろう。 お前の眼は間抜けの孔か。 そもそもそんな手間のかかる樹を庭に植える酔狂が何処にいる。
[匂いは確かに唐李。 巴旦杏ともよばれる果物のの甘酸っぱい香り。 笑う姿が一々癇に障ったのか、視線にも険が混じる]
(223) 2010/08/01(Sun) 12時頃
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― A棟:廊下 ― [聞こえた呟きは新たな声音。 ただ、相変わらず自分の目隠しが奇異だと言うことが 抜け落ちる青年は、それが自分と気付かず 何か珍しいものがあるのかと 覆われた眼をきょろきょろと珍しい音がないか 耳を澄ませ探した]
(224) 2010/08/01(Sun) 12時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 12時半頃
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―A棟廊下―
湯湯か? わかる。案内するか。
[と、見上げて尋ねる。 尤もイアンには見えないのだが]
…?どうした。
[突然きょろきょろしはじめた目隠しに怪訝そうな声。聴覚研ぎ澄ました者ほどには、鵠は声を拾えない。]
(225) 2010/08/01(Sun) 12時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 12時半頃
呉服問屋 藤之助は、「怪しいぞお前」と、イアンに謂う。りん、と鈴の音。噂に高い少年は 視界に入るか。
2010/08/01(Sun) 12時半頃
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あ…今、「なに、あれ」と聞こえてさ なんかあったのかなって ……何もない様子、だね。鵠の様子からすると
[きょろきょろしていたのを止めて。 ただ、鵠には聞こえていないようだし 何か在った様子でもないから、空耳?と首を傾げた] そうか、それはありがたい、助かる。 じゃあ、着替えを取るまで少し待っててもらっていいか?
[些か下方から聞こえる声に朗らかに笑って返して 自室までの残り歩数を考えながらそう尋ね 足をまた自室の方角へと向けたところで 怪しいといわれれば]
ん?あぁ……?そっか、俺か 俺のことなのか?
[自分の様相にそうだったと、照れ笑いを返した]
(226) 2010/08/01(Sun) 12時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 12時半頃
始末屋 ズリエルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(始末屋 ズリエルは村を出ました)
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