3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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>>177 なんだぁ?おまえから色気ある相談受けるたぁ、思わなかったなぁ。
[ヘクターの言葉には帽子の奥の目が楽しげに光った。そして、にやにやしながら、少し高いその顔を見上げる。]
ちょっかい出してきた女が、今度は怒ってるのか。そりゃ、あれだ。お前に痛いところつかれたんだろう。 おまーも隅におけねぇなぁ?
[にまっと今度は歯を出して笑った。]
(182) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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― 用務員室 ― ……当たり前だ。
[苦笑が見えた。血について問われるなら、瞬きひとつ]
ちがう。もう、…血は、…大丈夫なんだ。
[差し出された手、こわごわと、指先が触れないように 一度だけ撫ぜて、離す。酷くぎこちなく。]
……―― ……なんで。 ――何でお前は、…“そう”なんだ。 手を伸ばす。傷ついて、血を飲まれるのだって拒まなかった。 ……、きっと、皆に なんだろう…?
[教師である、スティーブンとは違う理由で。]
どうして。
(183) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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[その時、]
[ケイトが サイモンを 呼んだ。>>@10]
――…ッ…!!
[びくり、として、声の在処を探す。 その仕草は、憑いたサイモンと、よく似ていただろう]
(184) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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奏者 セシルは、“ケイト”と、小さく呟く。その声に怯えるように、サイモンは――<<紐 ジェレミー>>
2010/03/01(Mon) 11時半頃
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[クスリと笑って]
大丈夫よ。襲いにきたんじゃないわ。 すっきりしてる 誰にも操られてなんかない
[手を挙げて教室へ入る]
…ジェレミー それ、どうしたの?
[挙げた両手を自分の耳に当てて上に引っ張って見せた]
その顔からすると 痛いとか…そういうのじゃない?
[少し心配そうな顔をして近付くと触っていいか聞いた]
(185) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/01(Mon) 11時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/03/01(Mon) 11時半頃
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[ セシルの前に透けた姿で浮かび上がり ]
あれ?
サイモンは?
(@11) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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【サイモンRP】
うああああああああああ
[ケイトに呼ばれて、悲鳴がセシルから離れていく。]
ぎゃあああああああああああ
[そして、その魂は自分の最後を見ていただろう人物、ジェレミーの元へ]
(#14) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
【サイモンRP】
うぐええぇあああああああああああ
おおおおおおおおおおげえええええええ
たすげでぐでよおおおおおおおおおおあああああああ
[サイモンの霊はジェレミーのスケッチブックに苦悶の表情を作った。]
おでえでえええええおでえええええ
ひとりにしないででででくでよおおおおおおお
ぎゃあああああああ
(#15) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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[>>161返事を待っている間に 机の上のスケッチブックに目をやる]
あいかわらず…
[きらきらさせながら 絵に魅入る]
これは?
[>>161ひときわ目を引く人物画]
綺麗な女性ね…ジェレミーの恋人?
[想いが込められた絵]
(186) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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サイモン。
どうして 逃げるの?
こちらへおいで。こちらへおいで。
(@12) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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―用務員室―
…っ!!
[悲鳴に耳を塞いで、片目を開ける。 そこに見えた、赤い眼の少女。 薄紫と、眼があったかもしれない。]
…――、…逃げた。 お前が来たからじゃ、ないのか。
[先程までの死を目の前にしたかのような恐怖は、 薄れていた。がさり、手の下で、散らばった日誌のうちの一冊が、開いた。]
(187) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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>>182 サンキュー。 こんな色男だぜ、色気話ぐらいするぜ。 何とかするぜ、何とかしてみる。 俺が頼りにされている分かってるぜ、だから安心しろ。
[強張った表情の笑みで北棟へ]
(188) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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おにごっこしたいのかな。
かくれんぼしたいのかな。
あたしと
あそんでくれてるのかな。
[ くすくす ][ 哂い ]
…日誌、
[ 緋色も 追った ]
(@13) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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― 用務員室 ―
そりゃ、良かった。
[吸血衝動が消えたと知れると、苦笑は安堵したような微笑に移る。 差し出した手に、こわごわと一度だけ触れて離れていく感覚に、眼を細めた。まるで、人慣れない迷い猫のようだと、同じように最初触れてきた女を思い出す。]
なんで、か……――――
[問われて少し首を傾げる。 それはもう 性質 としか言いようのないものと、それと……―――。]
(189) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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[問われて少し首を傾げる。 それはもう 性質 としか言いようのないものと、それと……―――。]
[嗚呼、けれど、言うべきかと思うのは、そうしなければまた繰り返す恐怖のようなものがあったのかもしれない。 話そうとした矢先]
嗚呼、逃げたな。随分と嫌われたもんだなぁ。
[去ったサイモンに、現れたケイト。 ―――……やれやれと呟いた時に、がさり、何か紙のようなものが落ちる音がした。ちらりと視線を向け、それが日誌であることを認識した。]
(190) 2010/03/01(Mon) 11時半頃
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【RP】
用務員室、セシルの元で開いた日誌……
「今年度から、新しい制服になった。あんまり代わり映えしない気もするが、袖の白いラインが汚れやすいと悩んでいた女生徒も多い。まぁ、いいじゃないかと思った。 198{3}年4月○日 」
どうやら制服が現状のものに変わった時の日付のようだ。
(#16) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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―― 美術室 ――
そう? 良かった。自由獲得おめでとう。 まあ、上手く対処できずに悪かった。
[近づいてくる彼女に、よっと掛け声とともに立ち上がった。 耳に手を伸ばされれば、「どうぞ」と頷き特に抵抗する様子もない]
ああ、これ? 変だろう。何か、変わってしまった。 ……変わったときは、痛かったよ。死ぬかと思った。 今は、そうでもない。
まあいいさ。 どこかに嫁に行く予定もなし、目や手じゃないから。
[そんな時、ピッパが手近な絵に目を留めた。 何だかしまいこみ難くて、目の前に開いておいた絵]
(191) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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……どうだろな。 引きずり込まれそうに魅力的な女性だったけど。 でも、向こうは常に俺以外の誰かを見ていたよ。
[全てが過去形で、どこか口調に寂寥が混じる。 けれど、悲哀の色はもうない]
……彼女はさ、
[柄にもなく、思い出を紡ごうとしたそんな時。 また別のスケッチブックががなりたて始めた。 上の風景画を切り取られた、最後の1枚の画用紙に級友が映る]
(192) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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………サイモン?
[急にがなられた音。 それは、昨日までの雑音と同じく不快なざらめきを持つ]
うるせぇよ。別にいいけど、落ち着いて少し黙れ。
[不自然なほどひどくあっさりとそこに居ることは許容しながらも、顔をしかめた]
(193) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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【サイモンRP】
おおおおおおおおおおおおおおおおおおお
あああああああああああああああああああ
[スケッチブックの顔はいやいやするようにうごめいて、スケッチブックの中から、ジェレミーに手を伸ばす。]
(#17) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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―用務員室―
[>>189ドナルドの微笑に、困ったような表情を浮かべた。 おひとよしめ、ともう一度呟いたろう。 何か、言いかけたのは気づいては居たが意識は、 開いた日誌の一頁に、縫い止められる>>#16]
……――…、
この、日誌……
[思わず、そこに“在る”半透明の少女を見た。 制服の――腕に、白いライン。]
……お前…… ……、こんな昔から、…… ?
(194) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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[袖に一本白いラインのある制服を着た少女は セシルの薄紫を緋色の瞳で見てから]
…、…
[身体を透かせながら2人に背を向け用務員室から出ていった]
(@14) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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[それは制服が変わった日] [あたしの制服はそれより前のもの] [ それより ][ 前に ] ( クスクス )
kate is dead
( クスクス )
[ また ] [ 哂い声が 響いていく ]
(@15) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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ケイト… !
[少女は答えず、そのまま姿を消してしまった。 後を追うこともできず、もう一度、日誌を見た。 わらい声がきこえる。聞こえる――]
(195) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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>>188
おう、お前も気をつけろよな。 間違えても、エロ汚くなるなよ?
[そして、北棟に向かうヘクターを見送って、用務室に向かう。]
(196) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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[>>192白い指で人物画をなぞりながら]
この人なんだか 綺麗だけどとても哀しそうね
天使の唄…この絵の題名かしら
この人がジェレミーの天使?
それともこの人は 天使の唄を聞こえるくらい綺麗な存在だったのかな
[じっと絵を見つめている]
うるさい? あっあたし…ごめん ごめんなさい 邪魔した?黙るから…
[>>193アハハと困ったように笑ってみせる]
(197) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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【サイモンRP】
[そして、ふと何かに気づいたように…]
あああああああぴっぱああああああああ
あああああぴっぱああああああああああ
おれえええええ、おあめにいいいいいいい
ぴっぱああああああああああああ
[その手はピッパの髪に伸びるが、彼女は見えないのか気づかない。]
(#18) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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― 用務員室 ―
どうした?
[日誌に縫い止められている薄紫。 ケイトを見て呟かれる言葉に、ドナルドも視線を日誌に落とす。左右視力が違う現状では、文字が追い難い。片手で左眼を覆い、右眼で読む。]
27年より前、か……――――。
[恨みか寂しさか、時間は癒しでなく、そんな感情をケイトに募らせていただけなのだろうかと、消えてしまった少女に思う。]
(198) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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いきもの係 キャロライナは、美術部 ミッシェルと共に行くか保健室に戻るかを考える84
2010/03/01(Mon) 12時頃
用務員 バーナバスは、ケイトとはすれ違いで用務室の戸を開けた。
2010/03/01(Mon) 12時頃
文芸部 ケイトは、用務員室の前の廊下を音なく闇と共に歩いている
2010/03/01(Mon) 12時頃
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ん?
[ぞわりと、
ケイトの気配……。]
(199) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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[日誌の内容をもう一度読み直す。
今の制服が27年前から変わっていなく。 今の制服に白いラインがないなら……―――。
おそらく、袖の白いラインが汚れやすいと悩んでいた女生徒も【多かったから、変わり映えしなくとも】変わって良かったんじゃないかと、そう言う意味合いではないかと。
もし、セシルが疑問に思うなら、己の解釈を伝えようとするか。]
(200) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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マネージャー ピッパは、あれ窓閉まってるのに風?生ぬるい気配を感じてキョロキョロ
2010/03/01(Mon) 12時頃
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―用務員室―
……俺たちが、 生まれるより…ずっと、前。 … …kate is dead…
[眉を寄せた。 そこで、気づいたように]
ドナルド…お前、眼… ?
[顔を見やったところで、 用務員室の扉が開いた。]
(201) 2010/03/01(Mon) 12時頃
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