3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[会話に集中している間に当の本人が廊下を通ったとは知らず、 体調不良を口実に授業を抜けて散策しようと]
うん……しばらく寝てれば良くなる、から。
[自分の状態には気づかれないが、言動から納得してもらえたらしい。 教室から開放されたら携帯を取り出そうとポケットに手を入れ、]
……そうだ、さっきのは皆にも知らせておかないと。
[取り出すのは諦めた。 流石に人のいる廊下ではまずいのでまずは]
―3−A→南棟西玄関―
(95) 2010/03/05(Fri) 13時頃
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私はあなたに・・・恋してるの
[にっこりと口角をあげて笑う ぎゅっと手に力をいれた]
(+48) 2010/03/05(Fri) 13時頃
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[永遠。軽く口に出したものの、その茫洋さに遠い目になる]
そう。その長さなんて、気も遠くなるけど。 死ぬまで一緒、とか、ずっと一緒、とか、多分無理。
[ネクタイの交換を昔した女生徒を思い出した。 ああ、あの子からピッパのことを聞いたのが最初だっけ。帰ってきて、あの子が違うネクタイして笑っているのを見たとき、最初に感じたのは寂しさではなく、安堵]
[サイモンも、あのときずっと背負っているのが徐々に辛くなっていたとかは内緒]
[それでも、彼女が笑ってくれたから]
そっか。
ありがとう。勝手にだけど、ピッパはもっと情熱的に愛せる人が好みなんじゃないかと思ってた。
……それが必要ないって言うなら。 じゃあ、今は一緒にいようか。あんたの恋が、冷めるまで。
(+49) 2010/03/05(Fri) 13時頃
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―3-B― [手伝いを申し出られても、大丈夫だと断って>>93 何とか結びなおした時には包帯は一部裂けている。]
…――なんだってそんな、 手の込んだ事。
[――闇が揺らぐのを見る。 驚きも、しなくなった。 かすか、かすかに闇の声 (ここは つめたい)]
[ケイトと よく似た、 薄紫色の双眸を彼女の背に向け、眉を寄せた]
(96) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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―南西靴箱―
[届いていたメールを改めて確認、 まずは友人への返事を]
「to:キャロライナ title: Re:Re:了解と連絡
わかった、まずはドナルドを探してみるね。 私は今南棟に居る、近くから見てみるつもり。」
ピッパは、大丈夫かな。
[すのこに足を投げ出して、 続けざまもう一人に打ったメールを送信]
……電池が、切れてるのかもしれない。
[出来なかった。 消えた人数が想像よりもずっと多いのを知るのはいつか]
(97) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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[とりあえず、日誌にもあった用具室を探してみることにする。
セシルやフィリップ、グロリアには軽く手を振って、また階下に向かった。 用務室に鍵はあるだろう、きっと。]
→用務室
(98) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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[それは刹那の話か、それとも、それとも]
[自分の体に回る彼女の腕の力が強くなった。 自分もその手をもう一度ぎゅっと握った]
[一度、身を話して。彼女の瞳と、自分の瞳。 しっかり向き合うようにしてにこりと笑い返した。 染み入るような闇の中、握手を求めるように右手を差し出す]
よろしく、お姫さん。
[今は、光が見えない。一面の闇。 ケイトがとらわれ、そこに引きずり込まれた真の闇。 この闇の中では一人でいようと二人でいようと、きっと光をこがれるだけ。どちらも変わらないなら、今は二人で]
(+50) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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−3年B組− [>>96過去の人たちは気にしないのに。小さく息を吐いて、わらう。 そうじゃない、きっと彼は 傷つけたくないと――。]
『大きなゴム手とか軍手とかの方が、後でそこのおっさんに貰えば。』
[手の込んだ、その言葉に左手を口元に寄せる。]
『さぁ、彼女の仕業なら 何かのメッセージか。』
『無意識 かも、ね。』
[仲間に入りたいと、思って いた? 薄紫が彼女を見るのに続いて 眸を向ける。 狂気も 翳りも 無い ただの女子高生の姿。]
(99) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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― 南棟一階 ―
[一階に下りると、今度は別の生徒が駆け寄ってくる。]
探しました!正面玄関に蛇がいるんです。追い払って!!
[は?蛇? そう聞き返す間もなく、引っ張られて、玄関まで連れていかれる。 そこには結構なサイズの蛇が…とぐろを巻いていた。………。]
(100) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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美術部 ミッシェルは、飼育委員 フィリップからもらったメールに返信していなかった事を思い出した。
2010/03/05(Fri) 13時半頃
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―南棟一階・南西靴箱―
[なにやら壁の向こうが騒がしい、 きゃあきゃあ甲高い悲鳴からすると]
虫か何か出たのかねえ。
[見回りでもこられたら厄介だ。 一応携帯はもうしまっておこう。]
(101) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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[学食を出てふらふらと歩いていれば、見たことのない教師に早く教室に行くよう促される。 誰も少女の黒い花を、異相を気を留める様子もない]
……どうなってるの?
[周囲の様子を確認していると、ポケットの中の携帯が振動した。 ミッシェルからのメール>>97を確認し、それならば、とドナルドに会わないで済みそうな北棟に移動する。
東玄関から北棟に入れば、校舎のつくりに違和感を覚える。 廊下を歩いていると前方に教師の姿が見えたので、慌てて近くの会議室に身を隠した]
――学食→会議室――
(102) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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―3-B― [そういうことじゃない、と わらうフィリップには答え。>>99]
……手袋か、…そうだな、… そのほうが、いいか。
[――包帯巻きの出来栄えに、がっかりしつつ。]
…無意識に。
…ずっと、…居たなら。 つめたいところにいて 見ていたなら。 …――そう、思っていたかも な
[薄紫は、少し――くらく、哀しげに揺れた ホームルームは、グロリアが担当なのだろうか。]
(103) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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―3-B教室―
[ 鐘が響いた。]
――…ぁ、 ……え?
[眼差しを上げる、明るい。 薄暗かった教室の中に光りが差し込んでいる。 空は透き通るような、天青石の色。人々のざわめき、鳥の声。
冬の終わる気配を告げる風が、 窓からそっとカーテンを揺らして ]
ここは、……ゆめ ? 夢を見てたの かな …
『わ、なんでもう先生教室いるの。遅刻したかと思った』
[まどろむ思考に割り込んでくる生徒の声に、振り向く]
――もう、まずは「おはようございます」でしょう?
(104) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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――北棟 会議室――
『to リッター title さっきの話 今、北棟の一階にある会議室にいるよ。 来れるようならよろしくね。 ところで、リッター君の方は変なこと起こってない?』
[教師に見つからないように隅っこに隠れ、窓越しに空を見上げた。
その色はどこまでも澄んだ "蒼" ――砕けてしまった少女の色]
(105) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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−3年B組− [>>103否定を返されれば、やはり、わらい。 幾分か優しく青碧が彼を見た。]
『ま、片手じゃ難しいでしょ。』
[その手の状態なら尚更。 まあ、元々不器用なのかもしれないが、性格同様。 とは流石に思うだけにした。]
『ずっと、ひとりで ね。』
[揺れる薄紫を見て。]
『みつけよう。』
[くらいくらい意識の底 こえが きこえる あれは誰の――こえ。]
(106) 2010/03/05(Fri) 13時半頃
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― →文化部棟へ―
[走りながら見える様子は、知っているような知らないような。 違和感に足を止めては、急かされるのを繰り返して]
……あ、あのさ。 オレ、ちょっと、部室行く! 忘れ物したから!
[とっさにの誤魔化しに、生徒は訝るような視線を向けてくるが、『急ぎなよ!』と言い残して走って行く]
……わっけわかんね。 とにかく、誰かと連絡取らないと……。
[そのために落ち着ける場所に、と思って。 足を向けるのは、演劇部の部室**]
(107) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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―3-B教室―
[用務員さんが開かない窓を直してくれた。 ああ、そう、だから早く職員室から出てきたのかな? さざなみのように沸き起こる拍手にあわせて頭を下げる]
どうもありがとうございました。 この校舎も大分建て付けが悪くなってるみたいですね、古いから。
[言えば生徒の一人から声が上がる。]
『先生、古いのは北校舎のほうでしょう?』
あれ、そうだったっけ? 北校舎は新しかったんじゃ……
[去っていく用務員さんから振られた手、 やけに毛深い。なか で 波打つような、なにか ]
(108) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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−3年B組− [>>105携帯が震える。周りの目も気にせずに開く。 そもそも、携帯一つ気にするようなら、この姿を気にするだろう。
画面を見て、瞬く。会議室は確か三階に在った筈。 同じ所に居るのか、学校の造りが違うのか。後者だろうと。]
送信者:フィリップ 宛名:コールリッジ 題名:Re:さっきの話 本文: 会議室、北棟一階?三階じゃなくて? 変と言うか過去に飛ばされたみたい 今から行くよ、詳しくは会った時に話そう
[メールを返すと、ホームルームが始まる前か始まった後か。]
『先生、僕、左眼の調子がおかしいので保健室行ってくる。』
[断って、教室を出る。眼帯はしたままだから、まあ大丈夫だろう。]
(109) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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―南棟・南西靴箱―
[人はこちらには来ないらしく、まだ静けさは保たれて]
……2階は、C組が消えただけみたいだった。
[思考が纏まらず口に出して整理を始める]
屋上から降りてくる間、3階は良く見てない。 一年は居たから教室はある、 でもさっきの子の感じだとまたC組はなさそう。
[天井の染みを数えるようにぽつぽつ零して]
(110) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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一階もそう変わりなかったら、ドナルド見つけてから北棟行こう。
[見つけられなければ、用具室を先に探そう。]
……そうだ、今なら職員室も。
[あのゲル状の物体が居なければ調べられるかもしれない。 ただ、授業がある平日に堂々と入っていくのは難しそうだ**]
(111) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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― 正面玄関 ―
[蛇はさてどうしたもんかと思っていると、生徒たちはHRの時間なのか、去っていく。 通りすがりの先生も頼みますよ、といなくなった。]
じゃ、追い払うかね。
[玄関にあった箒を手にとって蛇に近寄ると、……唐突にそれは……。]
(112) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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―3−B教室―
フィリップ君、セシル君。 一体何の相談をしているのかな? 何か悪いこと、聞こえた気がするんだけど……
[じぃ、っと2人に目線を移した、闇色と紫水晶。 溶け込まない風景の中の、違和感。悪い夢の続きのよう。 >>109 立ち上がるフィリップ、に身を乗り出して]
って、ちょっとフィリップ君! 待ちなさい!まだホームルーム終わってないでしょ 先生、きこえたんだから、体調不良で抜け出そうって……
[制止を聞かず出て行ってしまった、ため息]
……フィリップ君が悪い子になっちゃった……
(113) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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―3-B― [手の甲を手で覆い、 見上げた青碧は幾らか柔らかく>>106]
……そうだな
[それでもきちんと巻けない事には 少々口惜しげに]
――嗚呼…
[頷く。声がきっと、呼んでいるから。 グロリアの声が、する。瞬く。まるで《此処》の先生のように]
(114) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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奏者 セシルは、理事長の孫 グロリアの様子を、不思議そうに見た。薄紫色がひとつ、瞬く。
2010/03/05(Fri) 14時頃
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− ⇒会議室− [南棟から渡り廊下を通って北棟に至る。 上に続く階段のない違和感を感じながらも階段を下りる。 白骨は無い。この光景も骨も、幻覚なのだろうか、消えた右腕を一度だけ見て。 階段を下りて会議室のプレートを見つける。その扉をノックする。]
『コールリッジさん…… 居る?』
[今更ながら同じ過去に飛ばされてるか怪しいと、思いつつ。 携帯が通じたのだから、そうだろうと、思いなおす。]
(115) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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[蛇が唐突に飛び掛って足に向かってきたけれど……。]
――……。
(116) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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[蛇が足に来たので、よけようとしたけど、瞬時噛まれたような気がする。
で、反射的に引っつかんで、
ぼっきり……。
まるで、狼みたいな手がそれをぐしゃぐしゃにした。]
(117) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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――北棟 会議室――
[全身に咲いた黒い花は、自分が異形になりつつある証。
それに――と腹を撫でた。異形に自ら身を委ねるほどだ。 気付かないうちにあちら側の存在に成り果ててしまったのかもしれない。
そう思ううちに会議室のドアがノックされ、フィリップの声が自分の名を呼んだ]
あ、リッター君? いるよ。
[答えて、入り口に近づいた]
(118) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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―3−B―
――いいえ、気のせいです。 聞こえた気がするって。 ……何も、聞こえなかっただろ?
[グロリアに謂いきった。>>113 それから、周りに目配せ。 周囲の生徒が頷く。 聞こえない。聞こえるはずが、ないのだ。]
……体調が悪そうでしたよ、…本当に。
[グロリアを見て、謂い。 どうしたのかと、少しだけ、首を傾いだ。]
(119) 2010/03/05(Fri) 14時頃
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―3-B教室―
え? そ、そう?でも聞こえたんだけどな、おかしいなあ…
[周囲の反応に首をひねる、 不思議そうな顔を向けられれば]
…もう、そんな顔で見ても駄目なんだからね。 仮病は許しません。 ――ええと、保険委員は誰だったかしら?ケイトさん? 違ったかしら……とにかく、彼は連れかなくてもいいからね。
[ほんのり怖い顔を作って、腕組み]
大体、セシル君に仮病されちゃったら、 ピアノ弾いてくれる人がいなくなっちゃうでしょう? 今日は卒業式の予行練習なんだから……
楽譜、ちゃんと持ってるわよね?
(120) 2010/03/05(Fri) 14時半頃
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[嫌な音をたてて、蛇はゴムのおもちゃみたいになった。両手はとても大きくゴツく、そして、爪が鋭くなっている。]
――……あえ?
[そして、噛まれたと思った足を確かめる。 ツナギの裾をめくる。 出てきたのは剛毛レベルじゃない、毛……]
(121) 2010/03/05(Fri) 14時半頃
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