233 逢魔時の喫茶店
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―公園で>>145―
――夜まで っていうなら。 昼寝、くらいは するかな とは
[――公園で寝るのなんて初めてだけど。 そろり、夢の中の本体――獏のからだとよく似た色をした髪に手を置いて、撫でながら思う。]
……ほんとう へんな、やつ。
[声が随分柔らかいのに、自分でも驚く。 横によけた眼鏡をそっとタオルに包むとかばんの中に。まあ、取るようなやつもいないだろうけど。]
……――、ひとのきもしらないで
[悔し紛れにそう言った。 別に、悪いとか、そういうわけじゃ ないんだけど]
(146) azuma 2015/08/15(Sat) 16時頃
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――…おやすみ
[そよそよと、ここは風が気持ちいい。 裏腹、俺は膝枕状態で 大変落ち着かないが。
精神統一、 精神統一だと 俺もまぶたの裏に木漏れ日を感じながら、目を、閉じた。
余計に心臓の音を意識してしまったのは失敗だったかもしれない。]
(147) azuma 2015/08/15(Sat) 16時頃
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誤魔化してない 愛されていると、感じ …かんじて、……その。すきだ、けど
[腕の中で大人しくなったのに安堵して、 一方解放された尻尾は、甘く強く刺激され続けた余韻に震えて寂しげにのたうつ]
君は俺のことは何でも知れるのに、 俺は君の望むままに”なる”ってことの、意味を わかっているのか…?
[胸へ触れる口付けに、 新しい弱点がまた生まれる。 低く喉を鳴らして、縋るように、爪は立てぬように、壊さぬように抱きしめた。 力加減はまだ手探りのまま。
彼方此方に灯された熱はいつもと同じようで全く異なり、そして根の部分はやはり同じだった。愛し合いたいという欲]
(148) tayu 2015/08/15(Sat) 19時頃
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こ、んなになって…どうすんだ…
[悔しい、なんて思われていたとは知らず。
契りを幾度交わしても足りない、 愛を確かめて、深く深く、穿って 彼を満たし溢れ出す愛が一滴一滴と悲しみを薄めてくれるなら。
それが望み、 そして友人と交わした約束の 続く未来 と。]
(149) tayu 2015/08/15(Sat) 19時頃
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[ため息混じり、吐息混じり。 抱いた背へ淡くささめくような愛撫を返す。 自由を得た尾は悪魔の内へ隠れる代わり、ホレーショーの手の甲へと伸びて躊躇いながら触れた]
顔…見せるから、俺も見たい ………。嬉しそうな顔
触れ合うのはすき。すきだろ?
[腕の中のつむじに口付けて、後ろ髪を緩く指で引く。 体の下敷きになっていた翼を広げ、包み込むように背へ回した*]
(150) tayu 2015/08/15(Sat) 19時頃
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そうだねー。夜営業のみでしかも普通には入れないんじゃ怪しい店だ。怪しい店だからそう思われても仕方ないけどね。 現に不審な店だし。すごいね。お客さんたち。
[不審に思われると言われても、実態を知ってしまえば昼に開いていようが夜だけの営業であろうがどちらでも変わらないのではないか。普通の人間はそう思った。]
んーーー…それは、まぁ。 これ、普通のお酒じゃないでしょ? 僕どんなお酒飲んでも酔ったことないのに今はすっかりだし。その怪しい世界のでしょ? これはねー。通わざるを得ないよねー。ここに来ないと飲めないだろうし。
[酔いの程度はまだまだ浅い。 この先を見たいのは確かな思いなのだが、いきなりもっと強い酒を飲んで体が大丈夫なのかは不安がある。 少しずつ慣らしていったほうがいいだろう。]
…そう。人でも化け物でもない、と。 まぁいいや。店主がどうだろうとあんまり関係ないし。 お酒飲めれば僕はそれで。
[少なくともとって食われるとかそんな自分の身が危ないことがなければ別にどちらでもいい気がして。 自分で聞いておきながらその辺はいい加減なのだった。]
(151) sumizome 2015/08/15(Sat) 19時頃
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………へーーーーふふふ…
[何の意味もないお礼のキスだったが、どうやら彼とお猿君にとっては違ったようで。 キスしたお猿君を追った先で微妙な表情をしている店主>>*31を見れば。
そんな表情を山ほど見てきた男はおおよそを察したのだった。 まぁそっちの邪魔をする気はない。]
(152) sumizome 2015/08/15(Sat) 19時頃
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あー。ケイ君。こんばんわー。
[厨房から顔を出してこちらの様子を見て驚くケイ>>*41を見てにこにこしながら手をふりふり。]
そうなの?ロックだめなんだ。おいしいのに。 ケイ君のお酒なんでしょ?おいしいお酒作るんだねー。
[確か人間が飲んでも大丈夫と書いてあったのを見た覚えがあるので危機感皆無。 体の火照りはただの酔いだと思っているのでなおのこと。]
(153) sumizome 2015/08/15(Sat) 19時頃
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−いつかのトワイライト−
んじゃ、お先ー
[トレイルの勤務は昼がメイン。 夜は日によって閉店までいることもあるが、 昼にもシフトが入っている日は夜明け前に勤務は終わる。
トータル8時間以上は働かないのがポリシーだ。 新人客がへべれけになっていようと、>>152>>153 昼が臨時休業でも、収入を増やしたくても変更は無い。]
――…お待た、せ……っ
[夜専用の制服を乱暴にトートバッグに押し込み、 一足早く外で待っていた恋人に駆け寄ると 勢いよく飛びつき、額をつき合わせ顎を傾ける。
充電はたっぷりしたはずなのに、 ほんの数刻で枯渇してしまったみたいだ。]
(154) mumriken 2015/08/15(Sat) 20時頃
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ふ、――あまにがい
[咥内に踏み込む舌は、勝手知ったる振る舞いで 宣言通り歯列に残る残滓を舐めとり。 満足すれば、勤労による暑さを鎮めるように、 しばし、平たい胸に顔を埋める。
布の合わせ目から覗く肌と、剥き出しの額が触れ合えば 違う熱を呼ぶので、ほどほどに。]*
(155) mumriken 2015/08/15(Sat) 20時頃
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− トワイライト −
きぃっ?
[指先で撫でるマスター>>*31へすりすり、ごろごろ。 誰だよ注いだのは、なんて蛇の心の声>>*41は聞かない知らんプリン。
そのまま、キビキビ仕事をするホレーショーにぶら下がって、時々耳にちゅっちゅしたりお猿は上機嫌]
……ちちちっ
[そのうちいい香りがしてくれば鼻を上向けて身を乗り出した。 そう、そのワーム肉が食べたい>>*45 お皿を片手で掴んで、ごく器用にカツの切れ端をひとつ咥える]
………!
[うまーい!]
(156) tayu 2015/08/15(Sat) 20時頃
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デキあがってる? だいじょーぶ。まだそんなに酔ってない!
[上機嫌なニコニコ顔を向けていたらケイにOKをもらった>>*42のでまた赤い酒のグラスを傾ける。]
…人外料理、ってはっきり言われちゃうと……うん。 でも興味はある、かな?
[未知の料理を食べてみたいという気はもちろんするのだが、人外と言い切られてしまうとまだ理性が顔を出す。
このチップももしかして普通の食べ物じゃないかと若干心配になりながらぼりぼり食べる。味は普通な気がする。]
(157) sumizome 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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揚げ肉かい?食べ………食べ…えぇと…
[どうだ、と言って出された>>*44何かのカツ。 人外料理と明言されたそれは見た目は丸くてハムカツのように見える。成形されたように見えるその形からはその正体を窺うことはできそうにない。
濃い赤色に刻んだ緑…緑色は多分何かの葉。赤い色だけではソースのベースまでは判らない。
要するに見た目だけでは何かがまったくもって想像できない。 人外料理なんて当然初めてだし、何が食材になるのか知るわけがないのだから当たり前、なんて色々考えていると]
…お猿君はおいしそう…うん。むしろ不安。
[おそらくただの猿ではないお猿君がおいしそうに食べていても>>156、それで安心はできない。逆。]
(158) sumizome 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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………………ケイ君、これ…な…
[『何の肉だろう?』、そう尋ねようかと思ったけれども、聞いてしまったら食べられなくなるかも、という不安が頭をよぎる。
聞いてから食べるか。 食べてから聞くか。
悩んだ結果。]
(159) sumizome 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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[聞くのを止めてカツの一切れにフォークを差した。 一口大に切って断面を見るとまた決意が鈍りそうで、そのまま噛り付く。
最初に下に感じるのは何かのハーブだろうか。これはおそらくソースの緑色だと思うのだが、やっぱり食べたことのないハーブのような気がする。 ソースそのものは酸味を感じるけどそれほど強くはない。]
…ん…
[触感はもう完全に独特。あまり筋肉の繊維を感じないのでレバーなんかの内臓系だろうか。 食べれないこともないが癖が強い。]
……ん
[確かめるようにもう一口。それから]
…ケイ君、これ、なんだろう?
[眉根を寄せて怪訝そうな顔で食べる前より増した疑問をそのまま口にする。 食べてから聞いたのは、吉と出るか凶とでるか。]
(160) sumizome 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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[視線の先に鎮座する彼の飲みかけの酒を 退出前に、手に取って、そっと嚥下する 会計を済ませてから緑の門を潜り。 過ぎた時間は彼の奮闘もあって、僅か数刻]
……お疲れ、トレイル。
[喫茶店から少し離れた路地で、明瞭となっていく恋人の人影 馴染みあるリズムと違って、焦燥な駆け足に、喜色に声が柔らんだ 勢いを付けて胸元まで体重を掛けた彼を、受け止め。 その拍子に、じゃり、と下駄が擦れ、まるで心臓が熱を掴む]
……、ん
[端正な顔を確認する刹那。 結ばれた唇に、彼の薄い唇の感触が結合。 瑞々しい彼の口唇は、やはり、柔らかい。]
(161) flickeringly 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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―>>147 白昼夢 ― [――きらきらとした木漏れ日。
ふぅわりと、 白いシーツが翻る。 干してあるんだろうか。 それにしても随分と 数が多い。]
(あれ、俺、何でここに―――)
[――名前を呼ばれた気がする。 振り返る――ああ。やっぱり、あんたか。]
(162) azuma 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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―白昼夢― [俺は、傍へ。
見上げる位置、 あれ、眼鏡、取ったのに。 そっか、起きた、からか。
顎を、大きな手で掬い上げられた。 顔、ちょっと、待った。 顔が、近い、――]
(リツ、――)
[笑うような吐息が、やけに甘く呼ぶ声が、俺の動きを縫いとめる。笑みを敷いた唇が、俺の唇に、重なっ―――]
(163) azuma 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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―現実・公園―
――― っ !!
[遠くで子供の弾けるような笑い声。 浅い眠りから俺は一気に引き戻された。
どくどくどく、と 心臓が信じられないほどの速さで鳴っている。何。何。なんて、夢]
――ぁ、
[口元を覆って俯くと それはもう、当然のように エフの顔がすぐ近くにあるわけで。 かああ、と頬に血が集まった。]
(164) azuma 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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あぁ。もぉ。俺。なんて、夢……
[よりにもよって、 獏という夢に生きるエフの目の前で、転寝の挙句こんな夢]
――……
[頼むから、見てくれるなと祈る。 恥ずかしくて死にそうだ。 でも、でもだ。
触れるか触れないかで醒めた夢 感触は、どんな、ものだったか、なんて。 指先で触れようとして]
だめ、だめだだめだ、だめ
[うわごとみたいに呟いて、首を横に振る。ああもう、完全に挙動不審じゃないか。]
(165) azuma 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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… ッ……
[甘い毒を遺したエナメル質から、浅い刺激に瞼が振動。
聴覚の近くで、篭る音を殘され、それだけでは飽かず 吐息と共に熱い舌を押し込んで、軟体を撓ませる浅い圧。 彼の唇は言葉よりも素直で、協力的だ
甘苦いものは嫌いかと、問い]
――ふ、 お前は賢いね。 私の言いたかったこと、お見通しのようだ。
[鎖骨に亜麻色の髪が擽られ、僅かに浮く語尾 されど、彼の顔も、血色が良くなった気がする 冷えた掌は、彼の甘い薫りを持つ頭部を、撫で擦り]
(166) flickeringly 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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……………ワームって…虫の幼虫…小さいの?
[“ワーム”と言われて思い当たるのはごく普通の芋虫だった。 人外料理って聞いたけどまさかの普通のゲテモノ料理だったのかと驚き口元を押さえる。]
…味以前の問題、かな…
[なんでこんなにしれっと普通に聞けるんだろうと不信の目でケイを見る。]
(167) sumizome 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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[抱きしめる力を強く変化し、密着を上昇させ]
帰ろうか。 ……、 我が家に。
[次いで自分の務めであると言外の、強引な行い。 そのまま両の腕に愛し人を抱いて、月夜を後にしよう
冬の精霊は、ただ一人の為に、翼を羽搏かせる*]
(168) flickeringly 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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[拒まれるかも、嫌がられるかも、 なんて躊躇を微塵も抱かず、真っ直ぐ愛情を向けられる唯一無二。
労いの言葉を掛けるために開かれたくちびるに狙いを定め、 ノックも無しにこじ開けることができる存在が 過去どれだけいたかなんて知りたくないし、どうでもいい。
この命尽きるまでは、己だけという傲慢さで以って。 多少乱暴に掴んでも乱れない髪を指に絡め、 どんな美酒よりも脳天に響く唾液をも取り込む。]
ンー……? すき
甘いのも、苦いのも…… 千冬が、呉れるものなら、なんでも
[きっと痛みですら、甘美だと下唇に軽く歯を立てる。]
(169) mumriken 2015/08/15(Sat) 22時頃
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[聡いと褒められれば、またこども扱いしてと小さく呟く。 亜麻色を撫で混ぜる五指を拒むことなく。 腰に腕を回し、浸っているようでは抗議に説得力はないか。
やがて、漆黒を切り裂くように羽が広がれば。
慈しむようにひと撫でして、 彼が身を抱えやすいよう腕の位置をずらす。
一体どこに、こんな力があるのかと不思議だし、 移動手段に使ってしまうことに申し訳ない気持ちはあれど。
率先しての、有無を言わさぬ好意が、行為が 夜だけの、特別な帰路が嬉しいということも変わりないから。]
よろしく、ダーリン
[大げさなリップ音を頬に響かせ、しばし地面との別れを告げた。]
(170) mumriken 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。
azuma 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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は……?
[>>135何、こんなキャラだっけ、本気で酔ってるのかこれ。 羞恥一転、心配して様子伺おうとすれば、顔を見るより前に身体にかかる圧がより強くなった。 離せ、と離してほしくない、が頭の中で喧嘩しあって、声も出ない。 ただ感じるのは、温度と、もっと近くなった吐息と、微かに甘い、アルコールのにおい。
そのまま、ずっと抱きしめていてほしい。過ぎったその願いは叶うことなく、二人はひとりとひとりに戻った。]
ぁ、
[離れがたく手が追いそうになって、握りこぶしを作って止め。 何してんだ、と思う真上から、新たな招待の約束が届けられる。]
(171) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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[家、に、招待される。 その意味に理解が及ばないまま、反射的に頷いた。]
……い、家、って、遠い?
[もちろん、遠いなら行きたくない、とかではなくて。 好きだの嫌いだの言う心臓に悪い話から、流れを変えるつもりだった。 ついでに言えば、遠ければ送っていく――遠くなくても送ろうと思って、おおまかな場所を聞いた*]
(172) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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――それから――
はぁ……
[大きく息をついた。 仕事中の溜息は当然好印象ではなく、客商売においてはご法度とも言えた。 それでも、耐えられない吐息は、今日何度目か。
体調があまり良くない。]
(173) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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[猫の足音も届かない、静かな空。 互いに自由が利かないとい状況は、 普段言えないことを口にするのに、丁度いい気がして。]
あの、さ――… 千冬に、聞きたいことがあるんだけど
[ぎゅ、と。密着度を増して、はためく羽とその先。 あらゆる温度と無縁そうな顔を見上げた。
一回、二回。息継ぎして。 それから思い切って、ここ数日の汚泥を吐き出す。]
おれと、千冬って ――…セックス、できるの? [単純な、突っ込む突っ込まれるの問題の前。 やはり本人に確認を取るのが、一番だろうと。]*
(174) mumriken 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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