241 線路上の雪燕
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[>>#4 雪燕はスウェルグへ到着し、乗客を見送るように汽笛を鳴らした。 老齢の車掌が中途半端に開いている二等車両の個室の扉をのぞけば、その座席には半分ほど中身のある酒瓶が取り残されているのを見るだろう。]
(139) es 2015/12/05(Sat) 21時頃
|
|
[スウェルグのある宿屋に、一人の人物がやってくる。 その人は宿を求めつつ、ここらで一番近い、海を見下ろせる場所はどこかとたずねていた。]
(140) es 2015/12/05(Sat) 21時頃
|
|
[何かが海に投げ捨てられて、とぷんと小さなしぶきがあがる。 ガラス瓶だ。中には白い何かが数粒入っている。
それは、水平線を目指すかのように波間に消えた。**]
(141) es 2015/12/05(Sat) 21時頃
|
|
― ホーム ―
[ スウェルグ駅の風景は、サラグニッドの寒々とした>>128それとはずいぶん違っていた。 海が近いせいか、それとも暖かいせいか。 この季節でも鮮やかな色を見せる空と海と、木々の緑>>128は、まるで別世界のようだ。
「おっちゃーん、これひとつちょうだーい!」>>117 と、早速集まってきた物売りに元気な声をかけたのは、赤毛のキャロライナだった。
イアンもその後ろから、 「すみませーん、俺もそれ一つ」132 と大きな声>>132を出している。
籠に入れられた鳩は大丈夫だろうか? とペラジーは心配になった。]
(142) Hallucigenia 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
[ イアンはすぐに仕事へ向かうらしい。 「舞台女優の会見だってさ」>>133 そう説明する口調は、心底うんざりしたふう。
イアンの好奇心を刺激しないのだろう。
「……君は、これからどうするんだい?」>>134 と問われれば、正直に答えるしかない。]
まず宿を決めて仕事を探します。 私も、自分で自分の行く先を………、 人生を決めなければ。
(143) Hallucigenia 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
[ キャロラインとシェリーが近くにいるならば、彼女たちには聞こえないよう声を低める。]
アイラへ帰りたいわけではないのです。 私にとっては知らない土地なので………。
でも、ラシード王子は違いました。 ひたすらアイラを恋い焦がれて。
だから、せめて……魂なりとも帰してさしあげたい……。
[ ホームからも静かな海>>#4が見えるなら、そちらを眺めて話しただろう。]
(144) Hallucigenia 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
あっ、おはよう、だね。 えっと……イアンさん!
[鳩の人、という呼称は知らなくとも、 昨夜どんな名で呼ばれていたかはしっかり覚えていた。>>132 手……ではなく、鳥籠を振る様子に目をまあるく見開く。
――あたしが鳩だったら目を回しちゃいそうだよ!]
(145) Akatsuki-sm 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
[ペラジーが近付いて来れば赤毛を揺らしてぺこりと一礼。>>123]
へーきへーき。むしろ元気すぎるくらい……かな。 ホント、無事着いてよかった。話には聞いてたけどすっごくいいところ! 海は綺麗だし、……こういうのとか、 情緒ある、って言いそうじゃない?
[言いつつ指差したのは、簡素に《 Swelg 》と駅名のみが刻まれたプレート。>>#5
やがてシェリーもやってくれば、賑やかな一団が形成されることになるか。 無論見た目的にも目立つ]
(146) Akatsuki-sm 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
[ イアンが疑問を持っているようなら、さらに言葉を続けるだろう。]
もしかすると、私たちが知らないだけで、 アイラは独立国家ではないのかもしれません。 国際的には大国の一部にすぎず、 ために「アイラ」という地名が記されていないのかも。
………私たちは幼すぎました。
[ 左手をぎゅっと握り、]
でも、これからは………。 いつまでも知らないままではいられません。
だから、まずは働いて、生活費を稼ごうと思います。
(147) Hallucigenia 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
[やりとりを小耳にはさみながらも小腹を満たすのに余念がないのがその時のキャロライナであった。 黒髪の男の人>>129には、軽食を冷めないうちに詰め込む、 若干お行儀の悪いところを見られてしまったかもしれない。 新聞を読みながら、であったので、 お行儀の悪さ度合は三割増しだ。
そういえば街規模の新聞の一面に、 今頃は西の大陸に行ってるはずの父の名前など普通はあるはずがない、とふと気付くが。 買ってしまったものはしかたない。 丁寧に折りたたんでトランクにしまう。
キャロライナの知らいない誰かさんにとっては、 古い友人だったり、恩人だったりするかもしれないこれまた別の誰かさんの――人生の一端が詰まった紙束を]
(148) Akatsuki-sm 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
[ イアンが心配そうにしていれば、笑みを作り、]
そう心配しないでください。
………では、仕事を紹介していただけませんか? 読み書きはできますし、複数の外国語にも通じています。 通訳、翻訳、事務仕事………。
新聞社でもお役に立てると思いますよ?
[ 冗談めかしてそう言った。]*
(149) Hallucigenia 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
――……ああ。
[毛色の違う幾人かの集団。そのなかに、見知った少女たちを認めて]
――何時間かぶり、かな。 あんな状況で駆け出していくから、心配したんだ。
[蜂蜜と、ぬいぐるみ。前者の少女の負傷を目にして、半瞬、眉を顰めつつ]
まあ、息災ないようで、良かった。櫻子さんも、気にしていたよ。 ミス・キャロライナに、ミス・ペラジー。
[そうして、櫻子が口にしていた名を、口にする。もちろん、片方は盛大に間違っている――]
(150) migya 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
[ 朗らかに笑いながら、>>136 「うちに泊まればいいんだわ 大丈夫、おばあちゃんは口は悪いけど根はいいひとよ」>>137 と保証するシェリーの荷物を受け取ると、>>137]
ありがとう。 ………本当に、ありがとうございます。
[ 真顔になって、感謝の気持ちを伝える。 シェリーが嫌がらなければ、彼女の手を両手で握っただろう。]*
(151) Hallucigenia 2015/12/05(Sat) 21時半頃
|
|
〔キャロライナが来たとわかれば、 シェリーはぱっと顔を綻ばせただろう。 新聞を読みながら軽食を食べる様子に、 「おじさんみたいよ」とちょっぴり苦笑したものの。
イアンとペラジーのひそひそ話はきこえない。 東国の紳士を見上げて、「おはよう」と挨拶した後、 彼の口から飛び出た言葉に首を傾げた。〕
さくらこ、さんに会えたのね。よかったわ。
〔結局彼がおつきの人だったのかどうかは分からずじまい〕
ペラジー君は女の子だったのね? 気づかなかったわ
〔勘違いに勘違いを重ねた。〕
私、シェリーっていうの。貴方のお名前は?
〔そんなことを聞きもしただろう。〕
(152) sane 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
― スウェルグ、朝食の風景 ―
[ルーカス……いや、ジャンだろうか。 ともあれ、サイラスにとっては嫌味としか思えない言動に溢れているこの男は、店員に何か頼んでいた。エッグ、と聞こえたからサイラスはそのままメニューを眺めることを放棄し、窓の外に視線を投げた。 仕事に行くのだろうか、俯きながら早足で歩いていく人が見えた。 店先に花を並べている人もいる。その後姿が誰かと重なった 猫に餌をやっている少年も見えた。
そこまで眺めたところで、ようやく視線を戻し よくわからない、と首を傾げた]
仕事、 って言われても ………真っ当な仕事じゃないだろ 大体、嘘か本当かわからないなら、俺はあんたをなんて呼べばいいんだよ
(153) 茄子 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
[文句を言うも、続いて投げられた名前に、サイラスはまた小さく口をあけて、やがて下唇を噛んだ。彼女の名前を口にされたことも、それを聞いて沸いた感情も、咄嗟に答えられなかったことまで、全てが煩わしい]
……世話になった、人だよ もう会えないし 大体、関係ないだろ
[ちょうどよく運ばれてきたベーコンエッグを受け取れば、自然と視線をそらせるだろう。祈りも捧げず、金を出す気もないくせに何も言わず、そのままナイフとフォークを器用に使って食事を始める。 固めの目玉焼きは二つ。ベーコンは薄くとも脂はたっぷり。一日半ぶりの食事は、結局のところ、サイラスを夢中にさせた。 一皿食べ終わって水の入ったコップを一息に干すまでは、先への不安などはすっかり忘れることが出来た*]
(154) 茄子 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
〔ペラジーに荷物を渡したのは、 彼がイアンと話を終えた後。>>151〕
……あのぅ、重すぎ、とかだったら、遠慮なく言ってね。
〔荷物を持たせることにまだ抵抗があるのか そんな事をいって――目を見開いた。 両手で手を握られた。いつかのやりとりを思い出し〕
いいのよ! 困ったときはお互い様よ。
〔気恥ずかしさに頬を薄ら染めながらも、 にっこり笑って、その手を受け入れた。*〕
(155) sane 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
〔ホームを出る際、〕
スウェルグに 「青いうみねこ亭」って料理屋があってね、 まあ、気が向いたら来てちょうだい。
〔キャロライナやイアン、トヨタの姿を見たなら そんなことを伝えたかもしれない。
振り返った先には仕事を終えて静かに佇む雪燕。
「ありがとう」と小さく呟いて、 シェリーはホームを後にした。*〕
(156) sane 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
― それから ―
〔「青いうみねこ亭」
蒼い海の波音が耳に届きそうな街の一角。 鮮やかなゼラニウムやパンジーの花が、傍らで零れるように咲く扉をくぐれば、古めかしくも小奇麗な料理店がそこにはあって、白髪の少し気難しそうな女主人が、最高の笑顔を振りまいて客を出迎えてくれる。〕
おばあちゃん、ただいま!
〔そう言って、シェリーは出迎えた祖母に突進する勢いで抱きついた。 少々遅れてやってきた孫娘に、祖母は驚きながらも、口元を綻ばせる。
遅かったじゃないか。列車の旅は疲れただろう――大丈夫よ、楽しかったわ。話す事もたくさんできたの――そうかいそうかい。まあまずはお上がり……おや、そちらの人は――〕
(157) sane 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
〔孫娘といくらかやり取りした後、ペラジーが共にやってきていたなら、彼を見て老婆は訝しげな顔をしただろう。 シェリーが幾らかの経緯を話すと、ふふんと鼻を鳴らし〕
「泊めろ、だって? また急な話だねえ。 マ、おまえに免じてこの子を信用するとして、だ。 ゆっくり朝飯でも食いながら この子とおまえの話をじっくり聞かせてもらおうじゃないか」
〔ペラジーを「この子」と呼びながら、 老婆は短い列車旅で出来た娘の友人の宿泊を許可したのだった。*〕
(158) sane 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
ああ、おはよう。 ええ、櫻子さんとは会えました。ミス――、……、
[ペラジーは女の子? という、眼前の少女から発せられた言葉に。 東洋の微笑――ひとまず浮かべておく笑顔を貼り付けて、言葉を途切れさせ]
――ミス・シェリー、いい名ですね。 私はココノエ、トヨタ・ココノエです。
[応じて、己が名を返して]
――三十年後の辞書を探せば、そこに載っているでしょう。 世界で一番安全な、鉄道網を造り上げた――そう、歴史に名を残す予定の男ですよ。
[そう、笑顔を浮かべてみせた*]
(159) migya 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
[ 赤毛のキャロライナが目立って>>148いたせいだろうか。 車両を検分するかのようにホームを歩いていた>>129東洋系の男性が、 「――何時間かぶり、かな。 あんな状況で駆け出していくから、心配したんだ」>>150 そう声をかけてきた。
車内で1度も話したことのない彼の口から、 「ミス・ペラジー」>>150 と名を呼ばれてペラジーは困惑する。
彼の視線はシェリーに向けられていた。]
(160) Hallucigenia 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
ペラジーは私ですが………?
[ そう名乗るよりも早く、 「ペラジー君は女の子だったのね? 気づかなかったわ」>>152 と勘違いしたシェリーが言い出した。]
いえ、女性のペラジーをお探しなら、 別の方でしょう。
[ 人違いをしたのだろうと思い、 「トヨタ・ココノエです」>>159 と名乗る男性に困惑した視線を向ける。]
(161) Hallucigenia 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
[窓の外に視線を投げる彼の顔をじっと見つめて居た。 彼にとっては嫌味ったらしい男なだけかもしれない。実際、その通りの事しかしてないのだから、否定する気はないが。 少し顔を眺めてから、目線の先を追いかけた。>>153
朝を行く人々、其々の日常風景。 それを眺める彼にはどう映るのだろうか。]
まっとうな仕事っていうのが、どんなものかは知らねえが、 人には話せないな。詐欺だし。
なんだ、俺の名前を呼ぶ気があるのか。
[おかしなやつ。と笑う顔は上機嫌だ。 此方に戻った視線を見つめ返し、首を傾げる彼。 口から出てきた文句にも、よい傾向じゃねえのと構え。 先ほど盗み見た名前を口にした。 わかりやすい程の、反応。 ただ、見えた感情にはわずかに眉を顰めた。 気づかれないほどの小さな動作。]
(162) sudati 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
あ………、 あの時はごめんなさい。 ちょっといてもたってもいられなくって……
! サクラコ……、そういえばサクラコは無事―――、?
[こちらに気付いた黒髪の男の人に、 謝ったり訊きたいこと訊いたりと忙しなくしている中、 彼が呼んだ名前の片方に違和感を感じ、ペラジーの方を向く。>>150 当のペラジーも困惑している様子。>>160]
だってさ。普通にペラジー君でいいみたい。
[と、シェリーの勘違いをただし。 とりあえずな乗れば場が丸く収まると判断してシェリーに続けて名乗る]
あたしは……キャロライナ。キャロライナ・バートン。
[父親は無名の冒険家でありうんぬんはやっぱり言わなかった]
(163) Akatsuki-sm 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
世話にか。……いや、関係あるな。 俺は、サイラスと仕事がしたいんだ。 だから、こうして此処に居る。 大事な仕事仲間の交友関係は気になるだろ?
[運ばれてきたベーコンエッグを眺め>>154。 逸れた視線に息を吐き、ナイフとフォークを使い食べる様を見つめては、自身の処に置かれた海鮮たっぷりのパエリアを軽くつついた。小粒ながら海老をふんだんに乗せた、其れは程よい味で。 軽食しか食べてなかった身には、よく沁みわたり。一息に水を飲み干す彼ほどとはいかないものの。味わう間は、口を閉ざし料理を楽しんで。]
もう会えない、か。 …なあ、まっとうな仕事じゃなきゃ嫌か。 俺と組めば、少なくとも食事はある。抜かなきゃいけないときはあるけどな。…食べるの好きだろ。
[そこまで言葉を重ね。 少し考えるように、区切り。大きく息を吐いた。 どういえば良いか、考えあぐねるように。口八丁はお手のものだ。其れこそ、手を変え品を変え、れば良い。 だが、…それでは意味はないだろう。
手に持ったコップの水を一飲み、喉を潤して。]
(164) sudati 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
簡潔に言うとな。 ―――、一人は嫌なんだよ、もう。
[だから、お前を誘っている。 好ましく思えたから。シンプルな、答えだ。*]
(165) sudati 2015/12/05(Sat) 22時頃
|
|
ああ……熱いうちに食べてこそだからね。 私の国でも、そうやってかぶりつくものはあるよ、懐かしいな。
[新聞片手に、見慣れぬ軽食を頬張る人参色の髪の少女(>>148)に、頷いて]
……んん……、
[キャロライナと、ペラジー。己で名前を交換したわけではないが、そう聞いていた。 が、それは違うという。ペラジーだと聞いていた蜂蜜の少女は、シェリーと名乗った]
……熊野櫻子という名に、心当たりは? キャロライナとペラジー、大切な友人だと……、……そう聞きましたが。
[数時間前の言葉(>>121)を思い返して、訊ねる。男だったのか]
(166) migya 2015/12/05(Sat) 22時半頃
|
|
安全な、鉄道網……。
[雪燕は穏やかな海を湛える終点の街に着いて。 しかし昨夜の出来事は決して寝物語ではないのだ。だから気になってしまう]
その……もしも昨夜のようなことがあなたの国でも起きたら。 ……じんろう、が入り込んだら、ココノエさんはどうするつもり?
[ばけもの、という呼称を使うのは躊躇われて。 昨夜誰かが噂していた単語をうろ覚えのまま使って問う]
(167) Akatsuki-sm 2015/12/05(Sat) 22時半頃
|
|
――キャロライナ・バートン。
[ぬいぐるみのほうの少女が、名乗った名に頷いて]
私はトヨタ・ココノエです、ミス・バートン。 櫻子さんは、ええ、もちろん……その、お元気ですよ。 急制動のときに、少し、頭を打ったくらいで。
[応じる言葉は、微妙な間が入ったかもしれない。知れず、己の頬に触れてはいた]
(168) migya 2015/12/05(Sat) 22時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る