60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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――早朝・自室――
……ゆめ?
[小さな身長のせいで大きく見えるベッドで、ぼんやりと少年は目を覚ます。昨夜庭に出てから、どうやって戻ってきたのだろう。あまり覚えていない。]
『夢じゃないよ』 わっ!!
[頭の中に響いた声。少年は怯え、辺りをきょろきょろと見回す。]
『そんなに怖がらないでよ。ぼくは悪い妖精じゃない……嵐に耐えるのに、精気を少しわけてもらいたいだけ』
『ランディも協力してくれたよ』
『でも思いを遂げたからもういいんだって』 『もう一人、手伝ってもらおうよ、誰がいい?』
(148) 2011/08/03(Wed) 17時半頃
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あー……、嵐、大分過ぎたかな。
[窓の外を見やれば、随分、風雨は収まっていた。 コクリと甘い液体を嚥下すること暫し、 もう一度、扉に耳をあてる。
――……今度は、きっとあえやかな声は聴こえない。
ほぅっと息を吐くと、部屋に入る。 微かに青い香りが香るけれど、気がつかない振りをして。 作りかけのボトルシップがある机へと向かった。 されど、続きをするわけでなし、ぼうっとそこから窓の外、 中庭の方面を見下ろしていた。
ヨーランディスは見つかっただろうか……。
少しばかり探す視線になるけれど、 部屋の位置の関係か、夜間に行われたあれそれは見えず。 テッドが床に入ったのは、夜も随分耽ったころのことだった*]
(149) 2011/08/03(Wed) 17時半頃
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『君が決めてよ』
[響く声、ことりと首を傾げて、少年は恐る恐る一人の名を口にする。]
じゃあ……
[ふと浮かんだ、昨日挨拶した先輩の名前を告げる。]
『きーめた』
[楽しそうなくすくす言う声。そのまま眠り込んでしまった少年は、彼のみに起こったことを知らぬまま……。]
(150) 2011/08/03(Wed) 17時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/03(Wed) 17時半頃
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んん……
[うとうとしかけていたところに、隣りで動く気配がして。ベッドに半身を起こした]
……やにく君? ん〜、おはよ〜?
[ほのかに赤い顔。]
(151) 2011/08/03(Wed) 17時半頃
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>>147
はいはい、丁寧に干しますよ。って、現像? ああ、うん、屋根裏から雷撮ってた。っていうか雷に映し出される風景? 青白く発光すんの。それのフレアが出ないかなぁとかね。
[シャツのボタンを指摘されると、あれ、と声を出して、直し始める。互い違いを直しつつ、]
え?俺が覚えるの? ぇー
[あからさまに嫌そうな顔をして、でも、ついていって、洗濯物を干すフィリパの姿を見れば、悪くもないと思い返すか。]
まぁ、いっか。
(152) 2011/08/03(Wed) 17時半頃
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[水差しとコップを置くのと、声がしたのはきっと同時だ。 彼の病的に白い肌は蒸気したような頬の赤さが目立つ、 なぜだか少し胸がざわついた]
……おはようございます、 ノックスさん、やっぱり体調崩したんじゃないですか。
見るからに熱ありますよね?
[若木のようにしなやかな腕が伸びれば、 水に浸ったばかりの冷たい掌は、 そっと額に触れてその熱を測ろうとする]
(153) 2011/08/03(Wed) 18時頃
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……やっぱり、て、なんだよ〜……
[不満げな声。半分寝たような頭が、この少年には珍しい刺を出させるに至り] 熱、さっき…計ったけど、なかった〜…
[とは言いつつも、ひやりとした温度を期待して、伸ばされる掌を大人しく待ち…]
……っ?
[当てられたヤニクの手のその温度差に、体が跳ねた。]
(154) 2011/08/03(Wed) 18時頃
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― 物干し場 ―
[そのままきっとフィリパに連れられて、朝日の浴びる中庭、洗濯物を干すのを手伝っている。 雨の雫はまだ残っているから、まずは拭いてから。
そして、ひとつひとつの干し方を訊きつつ、干していっただろう。
終われば、やー、終わった終わったと大げさにいいながら、フィリパが後ろを向けば、その結び目にそうっと手を伸ばす。]
先輩、髪結ばないほうがいいよ、そこらの女の子よりよっぽどキレーだしさ。
[そして、その真紅の紐を取り去ろうと……。]
(155) 2011/08/03(Wed) 18時半頃
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ー朝・自室ー [鳥の声に起こされて目を覚ますと空は昨日の嵐が嘘の様な快晴で、そのままぼやりと頭が覚醒するのを待つ。 目覚まし時計の音はしない、夏休みだからと言うより最近6個目を沈黙させたばかりで今は何ももって居なかった。
起き上がり隣のベッドを見るも先輩の姿は無く、寝癖の付いた髪をくしゃくしゃ掻きながらとりあえずのシャワールームへ]
(156) 2011/08/03(Wed) 18時半頃
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― 自室・朝 ―
っ―― ぷしっ
[フ抜けた音のくしゃみをすると、鼻をつまむ。 夏の、雨上がりの夜の空気は、 じっとりとしていて肌に張り付いた。 部屋に帰るとシャワーも浴びずにベッドへと入ったから、 変な風に冷えてしまったのだろう。
ぐずと鼻を鳴らして空いたベッドを見遣る。 眼鏡の無い視界はぼやけていて、形程度しか見えなかった。 同室の先輩は、帰省する前に盛大に惚気話を聞かせてくれた。 地元に居る幼馴染の彼女との再会し、どうのこうの。 帰ってきたら、また惚気話を聞かされるのだろうと思うと、 少しだけウンザリした気分になってしまうのは、 夏のじめっとした空気の所為でも在るのかも知れない。]
…
(157) 2011/08/03(Wed) 18時半頃
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[ぼやけた視線は窓へうつされる。眩さに眉を寄せ目を眇めた。 思い出すのは昨日の中庭での事。ディーンとの会話の事や、 …嵐に倒れそうな薔薇の事。 其れはとても、とても綺麗で、 目を奪われたけれど、触れる事は出来なかった。]
ばらのどく…
[呟いてみる。 毒の有る薔薇、そんな品種は在っただろうかと考える。 植物は嫌いではないけれど、特別興味を持ってる訳でもないので 其の自問自答はは答えに辿り着く事は無い。
短い髪をがしがしと乱暴にかくと、 サイドテーブルに置いた眼鏡を手探りで見付けかけた。 視界はクリアになるけれど。
とりあえずはシャワーでも浴びようと準備をし、 シャワー室へと向かう。]
(158) 2011/08/03(Wed) 18時半頃
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……わっ!
[途中 、何も無い廊下で派手に転んだ。寝ぼけていなくても一日一度は何処かで転ぶから慣れっこではあるが痛いモノは痛い。打ち付けた肘と膝を撫でながら、誰にも見られなかっただろうかなんて考えながら放り出したタオルと着替えを拾い上げて回収。
シャワールームに先客の声が聞こえたら邪魔をしないようにそーっと入ろうとして失敗し、何かを蹴ってガツンと大きな音が響いた。 その音で誰が来たのか丸わかりだったろう、視界に先輩が見えると会釈しながら淡々と衣類を脱いでブースの中へ]
おはようございます。
[寝癖のひどい髪を洗い、顔を洗い、体を洗ううちにやっと本格的に頭が動き出してくる**]
(159) 2011/08/03(Wed) 18時半頃
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[不満そうだった声をいなすような言葉は、 少し子供に向けるようなものだったかもしれない]
ちゃんと大人しくしてれば、 体調不良になったりしないんでしょう?
[触れた時の過敏な反応には少し目を見張ったけれど、 そのまま額の温度を探っている]
別に殴ったりしませんよ、……確かに熱はなさそうですけど。 水飲んで、も少し寝ておきますか? 今日は結構外暑そうなんで、あんまふらふら歩き回らない方がよさそうですよ。
[健啖な人間は、どうにも言葉の配慮が足りない]
(160) 2011/08/03(Wed) 18時半頃
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………………………。
[子どもがされるように窘められて。 さらに不満そうな半目になった。
いらいらする。多分、さわられている刺激も手伝っているのだ。 きっと冷たい掌が容赦なく動きまわるから、温度差と摩擦で何だか体温が上がったような気がするのだ…と、ぼんやりした頭は考える。つまりヤニクのせいか。いらいら。理不尽な答えが導き出され。]
うぅ……起きる……でも水は飲む…… 自分でできる、歩き回ったって、いいだろ〜。
[がしっと、額を触るヤニクの手を掴んだ。]
(161) 2011/08/03(Wed) 19時頃
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[個室から出たところに待っていたのは、鈍い、がつん、という音。 濡れた前髪越しに扉の方に視線を向ければ、音の主の姿が見え>>159、心の中で成程、と納得する。]
お早う、ウィルマ。
凄い音がしたが、何か壊したのか? それとも、……また転んだ、とか?
[かける言葉はからかい半分、気遣い半分。 その姿がブースの中へ消えれば、前髪から落ちる雫を拭いながら、鏡の前に立つ。
時間をかけてしっかりと水気を拭うと、櫛を手に取り、まだ濡れている髪を丁寧に梳く。 最後に使い慣れた、柑橘の香料の入った整髪料を掌に伸ばし、髪を整えた。
幽かに漂っていた、薔薇の香を、追い払うように。 涼やかな柑橘の香が、広くないシャワールームに*漂った。*]
(162) 2011/08/03(Wed) 19時頃
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……もしかして、寝起き悪いですか?
[いつものふにゃん、とした感じとは少し違う、と 気づいたときにはがしっと手を掴まれていた]
や、 いや、すみません。 とりあえず水汲むんで、手を……。
[少し困惑したように笑って濁して視線で訴える。 掴まれた腕は熱はなかったようなのに、少し熱い気がした]
(163) 2011/08/03(Wed) 19時頃
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…フレア?なるほどな…。 お前にとっては面白い天気だったようだ。
[>>152以前はあまり興味もなく気に留めることもなかったが、 イアンの写真を見るようになってからは写真への認識を 改めることとなった。 小さくぶーたれる後輩にはランドリーの正しい使い方から 洗剤の分量、洗濯物の分類と干す際の美しい皺の伸ばし方まで 一つずつきっちりと説明をしていく。 全ての洗濯を干し終われば香るのは太陽と洗剤と、それから]
……薔薇…?
[確かに近くに薔薇園はあるが普段ここまで香っていただろうか。 緩く、首を傾げ後輩の目論見には紐が解けるまで気付かずに]
(164) 2011/08/03(Wed) 19時頃
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悪くない。
[そう言う姿は、誰が見ても明らかに機嫌が悪い。 原因は他にあるのだが、寝起きが悪いと判断されても仕方なく]
……………ん。
[困惑しているような顔。いつも余裕があるように見えたのに、そんな顔をすることもあるんだな、なんて思って。いたずら心が湧いた。]
うりゃっ。行かせるもんか〜。
[掴んだ手を、ぐいっと引っ張って引き寄せる。 水汲みの邪魔をしたつもり。
…困るのは自分、というのは頭から抜けている。]
(165) 2011/08/03(Wed) 19時頃
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[真紅の紐が解けると、髪の落ちた重みに気付いて。 首の後ろに手を遣るが紐を取り返すには少し遅かったよう。]
…っ おい、こら。
[下りた髪は胸元に届くか届かないかくらいの長さ。 取り戻せなかった紐に少し眉を寄せて解けた部分を手櫛で解き]
…なんだそれは。 結ばないと邪魔だし暑い。
[異性と比較されるとは思わず、少し呆れたような顔になる。]
(166) 2011/08/03(Wed) 19時頃
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― シャワールーム ―
(あー)
[朝のシャワールームは思っていたより人が居た。 柑橘系の香りが漂う部屋。 其の前にあっただろう薔薇の香りには気付けない。 ルーカスの姿に一瞬眉を寄せる。妙な噂が在るからだ。 それが事実かどうかは知らないけれど。]
おはよう ございます
[微妙な顔で挨拶をして、通り過ぎる。 髪を丁寧に整える様子に、思わず少しだけ視線を送ったけれど。
ヘクターの姿も在ったのなら、ドキッと身体を強張らせただろう。]
(167) 2011/08/03(Wed) 19時頃
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>>166 [イアンが薔薇の香りに気がついたのは、その真紅の紐を取り去った直後。 ふわりと香ったのは、一瞬フィリパの髪のせいだと思った。]
あれ、シャンプーかえました?
[案の定、紐を取られて不満げな顔になるフィリパに笑いかける。 邪魔だから、暑いから、そんな理由なんて聴こえない感じで、紐をもてあそびながら。もう一度くんくんと嗅いだ。]
あ、髪からじゃないか。 これは……。
ランディを撮ったときの匂いだ。
[長い髪を思い出す。 そして、フィリパの髪も見返して、紐はくるくる。]
いります?
[悪戯っぽく]
(168) 2011/08/03(Wed) 19時半頃
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[困惑はらしからぬ機嫌の悪さにだった。まあそれはそれ、と。 枕元においてあった水差しに開いてる片手を伸ばそうとして]
―――ちょ、ッ と、 あんた何言って、意味わからな 、
[つまり姿勢が悪かった、簡単にバランスを崩して。 水は零れはしなかったけれど、ノックスを下敷きにして押し倒す。 シャツ越しの少し熱いような人肌に、また一瞬胸がざわついて。 起き上がろうとする前に、ため息が一度零れた]
(169) 2011/08/03(Wed) 19時半頃
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― 朝・自室 ―
[夜寝るのが遅かったのもあるのだろう。 いつもは起きている時間ではあるのだが、 テッドはシーツにくるまって惰眠を貪っていた。
同室者が、既に起きているのか、まだ寝ているのかは判らない。]
んっ〜〜〜。
[くるんっと寝返りを打てば、 ほどけた髪が寝汗で湿った頬に張り付いた。 母さんに見つかったら問答無用で切られそうだな……と、 夢現に思いながら払う。
――……それが理由で、 家に帰らなかった訳ではないのだけれど。]
(170) 2011/08/03(Wed) 19時半頃
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[カーテンは開いていただろうか。 開いていたなら直に、そうでなければ隙間から 台風一過の陽射しが瞼を焼くけれど、 この時間はシャワールームも混むだろうと、 少年は、まだ起きないまま*]
(171) 2011/08/03(Wed) 19時半頃
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あっはははっ。
[いたずらの成功に、そして困惑の声に、機嫌が直ったように笑う。相手が、普段羨ましがっているヤニクというのもあっただろう。もういいかな〜、と、掴んでいた手を離し…]
………え?
[どくんと鼓動が高鳴る。上に乗られた感覚に、肌がざわついた。
『咲かせなきゃ』……]
って、何を………
[今度はこちらが困惑する番だった。熱があがった気がして、戸惑ったような、潤んだ瞳でヤニクを見つめて]
(172) 2011/08/03(Wed) 19時半頃
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ノックスは、一度は離したヤニクの腕を、もう一度掴んで。
2011/08/03(Wed) 19時半頃
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―翌朝・自室―
[昨夜とは真逆、静けさの中。 目を覚ます。 知らぬ間に戻ってきていた同室者は。 まだ眠っていたろうか、あるいは。 兎角、少年は身を起こす。 音が示す通り、窓の外。 嵐はとうに過ぎ去っていた]
[あの嵐なら。 それが帰らない理由になった。 けれど、止んだ今も。 帰省という道を選ばずに此処に留まる事は変わらない]
(173) 2011/08/03(Wed) 20時頃
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[人に語る理由は。 家に居にくいという物。 父はヴァイオリニスト。母はピアニスト。 兄も、弟も。既に優秀の音楽家。 それに比べ。何故か、どの楽器も扱えず。 体裁が悪いのだと人には語る]
[それは事実であり、虚構でもある。 実際に、演奏家としての才能は皆無と言っていい。 けれど。そんな少年を、家族は疎んでなどいない。 演奏は出来ずとも、歌唱の才能を評価してさえいる。 だから、帰らない理由は本当は別。 本当の理由は、ただ一つ]
(174) 2011/08/03(Wed) 20時頃
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――――先輩……
[冷たい窓に頬を押し寄せる。 二年と数ヶ月。 一切の音沙汰が無くなった、唯一人。 きっと、大学か就職か。 それらが忙しいだけで。 長い休みになれば、もしかしたら]
(175) 2011/08/03(Wed) 20時頃
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…?いや、変えていない。
[>>168イアンからの問いかけには首を傾げたが、 指すのが同じ薔薇の香だとわかると辺りを見渡す。 気のせいではないようで、]
……嵐の後は強く香るものなんだろうかな。 ヨーランディスか、風邪を引いていないといいが。
[花についてはそう詳しくもない。 よくランドリーにくる園芸好きの後輩にでも聞けばわかるのだろうか。 起きた時に騒ぎになっていなかったから部屋には戻ったのだろうけれどヨーランディスの名には心配を向けるように眉を寄せた。]
…いる。
[悪戯っぽいその顔を眉寄せたままじっと見返して 掌を見せるようにして紐を求めイアンへと手を伸ばす。 洗濯物を干し湿気た指先には洗剤の香がまだ残っていた。]
(176) 2011/08/03(Wed) 20時頃
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あ……
[ふとその背後。 同室者である後輩が、目を覚ます気配。 振り返れば、まだ起きたとも言いがたい夢現。 近付く。静かな足取りで]
おはよう、ございます。
[覗き込み、微笑みかける。 この様子なら、きっとすぐには起きないだろうけれど]
(177) 2011/08/03(Wed) 20時頃
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