47 Gambit on board
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時頃
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[>>@16 首を振る]
もし選択して出た結論なら、私の言っている言葉の意味を解さぬはずはありません。 それに、軍人である以上どちらか一方では駄目なのです。軍に属さぬ殿下にはおわかり戴きにくいかもしれませんが… 本当に、予想もつかない様々な事態が起こります。 本隊から切り離され情報や指示がないままに、判断して動かねばならない事態は、救護班にすらあります。
……それでも命令に従うのみというのなら、彼は戦場自体にでるべきではない。 それは職務に忠実な第7の救護兵も危険に晒すことになります。
[負傷者を抱えたままあの前線でどうやって生き延びたのだったか。思いだすように目を伏せる。 己の厭う生命力の強制吸引は数えきれないほど使い、敵国の兵を傷つけたのも事実。死んだものもいるかもしれない。 過酷な経験から導かれた解は、もどかしいどころの話ではない。]
変わって貰わねば―――本人にせよ、周りにせよ、必ず犠牲がでる。
[恐らく、理解しがたいであろう第一皇子に、息を吐くように力無く述べた]
(+85) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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それに触るな。
[動かないベネットを前に、ただ立っていた。
いつの間にか現れたイワノフへ、驚くでもなく瞬いて、だが投げた言葉は酷く厳しいもの]
(32) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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皇子殿下。 逆にそれは痛むと思いますが。
[押し返されるグレイヴ師団長に複雑な視線を向け、ほんの小声で大丈夫ですか、とささやいた。]
(+86) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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……私は、ゆっくりでも、良いと まだ、エンライ師団長はお若い。 時間は、十分に。
[師団長を辞めるか否か、それは口にしない。 イアン個人の考えでいえば、 エンライ師団長はまだ、早すぎると。 年齢的で言えばさらに若いブランフェルシーを 思い出す……ここに来る、際、彼が呟いた、言葉を]
[手を止められれば、それに反するほどの腕の力はなく 少し、出血が過ぎたかと 治療こそ終わっていたが、 雨中立ち続けたのが響いたか、 場が安全な箇所であるとわかっていたのもあり *緩やかに意識は薄れた*]
(+87) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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ラミケシュ殿。 イアンとヘクターは、もう運ばれたのかね。
[ベネットはそのまま蹲っていただろうか。 触るな、といわれれば、手は止める。]
ほう……。
[そして、どうするつもりなのか、眺める方向へ。]
(33) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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――害と判断するかは、第三者だろう。 確かに通信室は電子機器が多いから、不都合に違いはないが。
[少しだけ、驚愕にぱちりと瞬いた。 イワノフに渡した通信機の一つは実際壊れている。が、少なくとも己は其れを害とは欠片も思っていなかった。…恐らく、通信を持っていた彼らも同様だったと、思うが。
磁気云々を差し置いても、壊れるときは壊れるだろう。それは自然の摂理だ。其れが彼が原因なのであれば確かに不便ではあるが、棲み分けをすれば済む話。 ――だと、思っていたのだが。害と自ら言う青年に、心外だとばかり。]
…君が、百歩譲って事実『生物兵器』だとして。 しかし、少しでも君を人だと思っていた者にとっては、そう簡単に割り切れぬだろうさ。
[イアンの“ゆっくり”という言葉に同意するように。 僅かに苦笑を滲ませながら、小さく吐息を零す。]
ならばこれから理解する努力と、理解してもらう努力を少しずつ続ければ。 如何様になれど、それで構わないと、…俺は思うが。
[師団長の座を譲る其れは、先も伝えた通り反対はすまい。 そこに、静かに響くヴェスパタイン>>@18の声に、僅かに翠を細めて。]
(+88) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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>>29
―――……ッ、
[警戒、その言葉に眉根は寄せられて。 真意は言葉のままか、否か。判ずることは出来ず。 距離はもとより遠いのだ。
ただ残る煙、開いた扉の先へと、駆けた]
(34) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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[薄れる意識の中、漠然と思考する。]
…………
[決着は、グレイシア勝利、で終わった。 それは、己には、また、 今まで信じて戦ったことのない、理想が 一つ、後退した、気がする。] [されど、それと同時に。 ブランフェルシーの言葉が頭にあって。] [ずいぶん、傷を、グレイシアは負っていた。 ゆえに、暫くすれば、彼もまた こちらに来るであろうけれど……どうか、無事で。]
[今のグレイシアの姿を知らぬまま。 まだ、決めうちが*できぬまま*]
(+89) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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犠牲は、犠牲です。
……―――。
[平和がなんなのか。 第二皇子>>@18への答えは持ち合わせては居なかったけれど、それだけは呟いて。]
なんですか?
[キリシマ>>+81に睨まれたのに、ゆるく首を*傾げた。*]
(+90) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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[>>@19 ラルフの言葉に、ふ、と笑みを零す]
……ヴェスパタイン殿下は、公になるなら良いという意味でおっしゃってるのではないと思いますよ。 少数の犠牲が和平の元では秘されることが多いのを懸念してらっしゃるようです。
もし和平が成るのならば。 国民に、国の礎となり尽力する者のことを、知らせていくべきだとは…私も、思いますよ。 外交上、そうもいかないことは重々承知しておりますから、難しいこととは存じますが。
[どちらの皇子が即位するのか。 己には解らなかったが、もし第一皇子が即位するのならば、心に留め置いて欲しいと思い、そう告げた。 いきなり起きあがって呻くヘクターには、手を肩に移してもう少しだけ治癒を贈った]
(+91) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時頃
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……。
ええ。グレイヴ師団長殿には大事なく。すぐに回復されるでしょう。
バーンフィールド殿は……何か掴む所があられたのでしょうか。 ブランフェルシー師団長殿との会話なのか、こちらのお二人の様子からか、私にはわかりかねますが。
[淡々と声を紡ぎながら、濡れた泥の中にある青の紋章に視線を据えて。 組んでいた腕を解いた]
(35) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時頃
ナユタは、サイラスに、バーンフィールド師団長に毛布を上げてくださいと言って、考え込むよう目を閉ざす。**
2011/03/31(Thu) 02時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時頃
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[>>@20あいにくナユタの声>>+84は壁ごしで治療を行っている己には聞こえていない。
戦場にでるべきではない。 何度もそう思っても、軍の設備でしか制御装置を保てぬナユタに、それを言うことは躊躇われた。 制御装置があれば、軍人として戦う代わりに能力に振りまわされぬ生活ができるのではないかと思ったからだ。
だが、そうはならなかった。戦争の道具を自称する姿は周囲の願いを虚しくするものでしかなく。 早々に制御することに見切りをつけて、金属の少ない山の中にでも行って農業と畜産業でもやって暮らしていけばいいとでも言えばよかったのかもしれない。
ゆっくりでいい、と周囲が言っているのや、『今すぐ』変われと望まれていると本人が言ったのを仮に聞いたならば、何年も何年もナユタに言い続けてきた身は、無力感に溜息を零すだろう。**]
(+92) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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[庭園へと向かう途中、テオドールの姿はあれば、 言葉無く、足を向けるべき先を促す。]
――……、
[止みかけの雨、けれどまだ虹はかからない。 冷えた指先を握り締めて、ぬかるむ地面を踏みしめる。 庭園でその人影を見出せば、虚脱したように膝をつく姿がある]
……グレイシア、
[常に抑制されたはずの声音に、痛む色が混ざる。 一度唇が噛み締められれば、眼差しはマイコフに向かう。 知りながら止めなかったのであろうことを、咎めるように]
(36) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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>>35 大事ないならばよかった。 イアンのことはテオドールに聴くべきなのだな。
[それから、またベネットを見下ろす。]
彼にも、救護班を呼んではいただけるのでしょうな?
[泥塗れた紋章を見据えるミケに目を細める。 この長老が何を考えているのか。
先に話したものは保留と言っていたが、今はどうなのか。 そして、今、彼はベネットに何をしようとしているのか。何を告げようと…。
それを見つめている。
そのうち、ディーンの姿もその場に現れるか。**]
(37) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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あぁ。
[ヨーランダの小声には緩く笑って頷く。 流れ込む力で身体が温かくなって、癒えているのがわかる]
さすが、師団長だけあって効くな…ありがとう。
[ゲイルへ治療の礼を言いながら、次はちゃんと治療を受けようと思った]
ええ、模擬戦です。 少々熱が入ってしまいましたが。
[ベネットのことは許せない部分はある。 しかし、その本当の志すところが見えていないのもあって 彼が襲撃者であると告げることはしなかった。
彼が沙汰を受けるつもりならば自分から申し出るのかもと そう感じたからもあったけれど]
(+93) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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イワノフは、ディーンの視線を感じれば、ゆるり、そっちを見やった。**
2011/03/31(Thu) 02時半頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時半頃
助手 ゲイルは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時半頃
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無論です。 意識のないグレイヴ師団長殿の救護を優先させて頂きました。
[医療施設までヘクターを運び、彼らが再び戻って来るまではどれほどだろう。
―慌ただしくも怪我人を揺らさぬよう抑制された足音は、今はまだ遠ざかっていく音]
(38) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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……何を、……。
[伸ばした手の先から、目的のものは遠ざかった>>13。 遠ざけた足を、その先についている物を見上げる。 緩慢に。
そう問えば、答え>>30が返るのだろうか。 その意味さえ、今は噛み砕く事もできなかった。
己の内に生じた迷い。
そんな事、していてもきっと、利等ないのに。 上に在る者が、迷えばその分隙が生じる。 行動はすべて、覚悟の元に。
――……でなければ。 流した血も、何もかも、無駄になる、と。]
(39) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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[早く、この行動自体を終わらせたかった。 終わらせて、何をするとも決まらぬまま。
二歩分程遠ざかった紋章、 ゆるり立ち上がってそれに近付き、また手を伸ばした。]
(40) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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[>>+93 礼に笑む]
どういたしまして。 模擬戦ですか。 防御創が多いようにお見受けしましたが、一体何をなさったのですか?
[そうといかけた**]
(+94) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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貴方こそ…… どうか、ゆっくり休んで下さい。
[周囲の者を気に掛けるヘクターに、静かに、だがはっきりと聞かせるように言った。顛末を模擬戦と称するのには、その傷と先に伝え聞いた光景を思い、少々複雑な表情をしてしまいながらも。 心配と懸念は孕みながらも落ち着いて、男は辺りの様子を眺め、交わされる声を聞いていた*だろう*]
(+95) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時半頃
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[笑みが見られ、回復の兆しがわかればこちらも安堵したように笑んで、頷く。]
グレイヴ師団長……このような場所でお会いすること、口惜しく思います。
[彼は自分を信じてくれた。自分も、彼のことは信用しているつもりで。 彼の期待に答えることも出来ずにここにいる自分を悔い、そして信じていた彼もこうして傷ついていることに、憤りに近い口惜しさを覚える。]
……熱、入れすぎですよ。
[何をしていたのか視てはいたものの、口にしようとはせず。]
(+96) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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瞼を開け、ちら、とサイラスにも視線を遣る。 首を傾ぐナユタの姿は視界に入れども、無視を返す。 イアンの様子には僅かに顔を歪めるけれど この身では何も出来ぬと、ただ瞼を伏せる。 投げ掛けられる言葉>>@18>>@19は、その意味を考えるよりも、 ――否、意味は考える必要も無かった。―― こいつらは何者なのだろう、と、心の内で首を傾ぐ。 場所が場所なだけあってか、名を聞いてなお、 その正体には気づかぬままであった。**
(+97) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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ヨーランダは、皇子の呟きははっきりとは聞き取れず、疑問を浮かべた視線で見やる。
2011/03/31(Thu) 02時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 02時半頃
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[耳を澄ますと救護室にいない者の声も聞こえる気がした。 どうしてだろうと部屋を見回して壁の上の鉄格子に気付く。 なるほど、そういうことかと部屋の相関を理解した]
防御創…? そんなことまでわかるのか…
[ゲイルの言葉に苦笑しながら否定はしない]
いつもと違う戦い方を試していたんだ。
[男の剣はきっと中庭に置き去りで。 ならば剣から刃が削がれていることは知らないだろう。 だからそんな風に濁して伝えた]
(+98) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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……私は元々文官なんですけど……
[吐息を混ぜて呟くと、かがみ込むベネットの襟首を掴んだ。 そのまま腕の力で手前に引き倒そうとする。 抵抗がないならば、そのまま ―ビシャ、ぬかるみが跳ねる音がするか]
(41) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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―――…、元より。平和は何の犠牲も無しに成り立つものではない…とは、
[誰の言だったか、と。ぽつり呟く言葉は独り言の様に。 其れが何処まで届くかは知らないが。]
…ならば、その尊い犠牲の上で成り立った其れを 本来あってはならぬ事だったと学び、ただ忌避するのではなく 忘却せぬ様、凄惨な事実をそのまま未来へ語り継ぐのが
――その上に立つ者の使命でしょう。
[何の犠牲も無しに平和を築けると思わないと、言外に肯定を返し。 平和が、何かと。その言葉に僅かに沈黙を落として――口を開く。 …勿論、其れが正解だとは、…思わないが。]
未来に生きるものが過去を学び、犠牲を知った上で 真の過ちを過ちだと、正しく語り継げる環境こそが、 …平和ではないかと。 俺は――思います。
[勿論、ランドルフ皇子>>@23のも、一つの例ですねと。薄い笑みのまま、告げて。]
(+99) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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ズリエルは、ランドルフの呟きが聞こえれば、瞬間だけ、身に痛みを覚えたかのような表情を*浮かべて*
2011/03/31(Thu) 02時半頃
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――……っ!
[>>41殆ど警戒に勤めて居なければ、襟首を掴まれるのにとっさに抵抗もできず。 びしゃり、とぬかるみに引き倒された。
とっさに手をつき、衝撃を緩和しようとする。 打ち合いの傷、テラスより落ちた時の傷。 全身が、ずきりと痛む。
顔を上げ、ただ、微かに睨むような視線をユ・シハへと投げた。]
(42) 2011/03/31(Thu) 03時頃
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[ふと、意識が薄れたらしいイアンに気付いて立ち上がると、 傾ぐ身体を支える様に手を伸ばす。
さて、受け止めたまでは良かったが――鍛えている身ならばいざ知らず、 この腕の細さではこのまま支え続ける訳には残念ながらいかない。 …かといって、個室まで運ぶ事も出来るかは正直怪しい。
少しだけ思案して、――行儀悪くも先程まで座っていた椅子を足で引き寄せると、 背凭れの方をイアンの前へ向けて、寄り掛れるよう位置を変える。 …此れで彼が起きるまで、己が椅子の上に座っていればまぁ、 床に転がしてしまうよりは恐らくマシだろう。 ――恐らく。 ナユタの言葉に頷き、そのまま手に抱えていた毛布を肩から掛けやった。 暫くの後やはり不都合なようなら、手数を掛けてはしまうが、チャールズ殿の手を借りてでも個室へ運ぼうとは決意して。
キリシマから向けられた視線に気付くならば、何か用かと首を傾ぎながら どうにかして理解しようとはしただろう。――聞き取れるかは、解らないが**]
(+100) 2011/03/31(Thu) 03時頃
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何を惚けている?
[微かに睨むような視線に、仄かに笑んで。 仰のいたベネットの喉へと左手を伸ばす]
貴殿の選ばれた道だ。信をもって。 己に迷い、手折れるような鳥に何を成し遂げられようか。
そなたの覚悟こそを…… 犠牲の上に、こうべを上げて立つ覚悟を、見せよ。
我ら――彼、に、それを望んだなら。
[手袋のない指先から覗く爪が、白い肌に食い込もうとした]
(43) 2011/03/31(Thu) 03時頃
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[イワノフが此方へ伸ばす手も、緩慢に目端に捉えた。
……痛むような色を混ぜ、名を呼ぶ声。 詰られるような覚えさえあれど。 そんな、気をかけて貰うような物でも無いのだ。 己は。]
……何でしょう。
[ただ、抑揚の無い声で答える。
憤ろうにも、憤り方が良くわからない。 悲しもうにも、悲しみ方が良くわからない。 自嘲の笑いを浮かべようにも、それすら。
感情の全ては抑えるべきもので。 それは、軍人としては当然の責で。 生まれた時よりそう望まれていれば、それらは幼い時より、必要ないと切り捨てた物。]
(44) 2011/03/31(Thu) 03時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 03時頃
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今回ばかりは、そうさせてもらうよ。
[ズリエルの声>>+95がして、そちらに視線をやる。 わかったわかったと苦笑しながら頷いた]
そうだな…己もだ。 あの時己がハッセ殿の護衛を代わっていれば あんなことには…。
[口惜しい、というヨーランダ>>+96にすまないと詫びる。 信の置ける者を襲わせてしまった後悔はいまだ強かった]
………そう、だったかもしれんな。
[熱を入れすぎだと言われれば、”視て”いたのか、と視線で問いかけ、 かなわん、降参だと両手を小さく上げた。]
(+101) 2011/03/31(Thu) 03時頃
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