308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】
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さて。 餓死するが早いか。 オレもあの行列に加わるが早いか。
[机の上に無造作に置かれた札束も、 金のなる木であったサングラスの段ボールも、 この期に及んでは何の意味も為さない。
意味のあるものが、 もしもこの場にあるとするならば――]
(111) 2020/10/22(Thu) 22時頃
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…………。
[胸元からの煙草の箱を取り出して、 慣れた手つきでその1本に火を点す。 ヤニに薄汚れた天井を見上げ、紫煙をくゆらせた]
(112) 2020/10/22(Thu) 22時頃
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[この世界では、 金など1本の煙草にも劣る]*
(113) 2020/10/22(Thu) 22時頃
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[パソコンを使って手早く返信を書き終えたところで 来客を告げるベルが聞こえ、顔を上げる。]
やぁ、いらっしゃい。 出迎えもできずにすまないね。
ご注文は水かな。缶詰かな。 余裕があるなら、もしくはないならコーヒーもお――
(114) 2020/10/22(Thu) 22時半頃
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[――ガシャン、! !!]
(115) 2020/10/22(Thu) 22時半頃
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[ログハウス調の店内には、 逆さまになったノートパソコンと モーター音を響かせる電動車椅子が転がっていた。
ストーブの中で、薪の爆ぜる音がする。]**
(116) 2020/10/22(Thu) 22時半頃
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[ そして、明日からの話をしたわ。]
(117) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[ 明日からどう過ごすのか。 考えるべきことはたくさんあった。
食糧がさほどない以上、 ずうっと家の中に立てこもってられないわ。
それに、情報収集も怠ってはならない。 どこかに避難場所があるかもしれないし、 何か助けになる情報があるかもしれないから。
そんなことをあれこれと話し合っていたら、 ジャーディンがふいに怪訝な声をあげたのね。]
(118) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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ねえ、ラップトップが使えない
(119) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[ 大人たちがこぞってあの子を見た。
ちょうどラップトップを立ち上げたところだったわ。 何か有益な情報を探そうとしてくれていたのね。
起動自体は問題なくされたようだった。 ただ、インターネットにつながらないというのね。 回線の問題かもしれないとジャーディンは言って、 わたしはそのあたりのことには詳しくないから、 困ったわねって首を傾げることしかできなかった。
男性陣がこぞってディスプレイを覗き込んで、 しばらくの間、原因を特定しようとしていたわ。
結局解明には至らなかったようだけれど、 ひとまずは電波が入ってスマホが使えるから、 さほど焦らなくていいということらしかった。]
(120) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[ 少し脱線してしまったけれど、 話題はまた明日からの行動についてに戻った。
お隣のご主人は言ったわ。
明日からは男4人で街の様子を見てきますよ。 車2台に別れて行動しましょう、効率がいい
お隣の息子さんや弟さんがうなずくのと一緒に、 なぜかあの子が当然のように首を縦に振ったのね。
わたしは驚いてしまって、 思わず割り込むようにして声を上げたわ。]
(121) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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あら、まさか、 ジャーディンを連れていく気ですか? よしてくださいな、子どもなんですから。
[ 咄嗟に非難めいた口調になってしまったかも。 それは確かに失礼だったでしょうけれど、 なんだか場が妙な空気になってしまったのね。
旦那さんはあの子に向かって尋ねたわ。 ジャーディン君、いくつになったんだっけ?
あの子が17です≠ニ端的に答えるのを待って、 旦那さんは諭すような口調でわたしに言うの。]
(122) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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失礼ですが、エドワーズさん。 お孫さんはもう働いてたっていい年齢です。 きっと我々の力になってくれると思いますよ
(123) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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──だけど、
[ どうにか引き留めようとしたわたしを、 ジャーディンが静かに制止したわ。
危険だわ。 何が起きているかもわからないのに。
そう続けようとしたけれど、 最後まで言わせてはもらえなかった。
大丈夫です、行きます あの子がはっきりとそう言うのを、 わたしとノーリーンだけが心配そうに見ていた。**]
(124) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[次の日。僕が起きたのはいつも通り昼頃だった。 昨日は夜はあまりよく寝れなかったのだけど、 一度寝いってしまえばぐっすりだ。
昨日のことは夢だったんじゃないかって、 そう思いながら、寝室がある2階から1階へ。]
(……なんか、暗いな。)
[降りた瞬間に思ったのは、家の中の暗さ。 朝はいつも、起きた兄貴がカーテンを開けていくはず。
そうか、暗いのはカーテンが閉まってるからか。 兄貴、開け忘れたのかな。
それにしてはおかしい気がしながらも 窓際に行ってカーテンをめくってみると、 窓の外はぴっちりと、雨戸が閉められていた。]
(125) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[夜になると、いよいよカレーの準備を始めた。 アンケート結果に基き、牛肉は解凍済だ。 玉ねぎは大量に。人参は厚めのいちょう切り。ジャガイモも大きめに切る。 シメジとニンニクの芽があったから、それも入れてやろう。 その傍ら、フライパンにバターとオリーブオイルを入れて、肉の表面を焼いてゆく。全体的に色付いたら、野菜を入れてもう少し炒める。]
(126) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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……怖くても大丈夫、ねえ。
[パソコンのキーボードを叩きながら、 男は自嘲の笑みを浮かべた。
時間だけは、吐いて捨てるほどあるのだ。
手近な段ボールから 気まぐれにサングラスをひとつ取り出す。 眼鏡を外し、サングラスを掛けた]
(127) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[男は、強度の近視だった。
眼鏡を外した途端に世界はぼやけ、 何も視認できなくなる。 サングラスを掛ければ、 世界を覆い尽くす黒い靄が掛かった。
ビルの外の喧騒も、なにも。 もう男の目に入ることはない]
(128) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[今は、何も見たくなかった。
寝て起きたら、 世界は元に戻っているかもしれない。
体力を温存するために、 男は段ボールをひとつ潰して その上に横になった]
(129) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[男は今まで、絶対的な強者だった。
世界は彼に味方をしていたし 法律さえ、彼を縛ることはできなかった。
――それが、どうだ? いま男は弱者へ転落しようとしている]
(130) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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[ヴゥン、ヴヴゥン。
聞こえる音が空調のものなのか、 はたまた暴徒たちの呻きなのか。 もはや男には区別がつかなかった。
静かに目を閉じて、男は眠りを待った]**
(131) 2020/10/22(Thu) 23時頃
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お、いいんじゃね?
[スパイス振って、もう少し炒めて。 水といっしょにコンソメとローリエ。 ぐつぐつ煮込んでいるうちに、米を炊く。
あとは林檎と蜂蜜が溶け込んだルゥと、各種隠し味を入れて、ひとまずは出来上がり!]
(132) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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――夜の訪れ――
[「どうした?」という問いかけに返ってきたのは、 人の笑い声ではなく、獣の唸り声だった。>>107]
「あ゛あぁあ゛ぁああ゛ぁああああああああ゛」
[意味不明の唸り声が進の口から洩れる。 濁った眼球が俺を捉えるのが見えた。 さっきまでオレンジジュースを飲んでいた口腔から、 腐りきったようなにおいの吐息が漏れている。]
ひっ……ひいいい……?!
[俺は思わず悲鳴をあげて立ち上がる。 がっと俺の肩を掴もうとする手を振り払い、 必死で滑り台まで駆け上がった。
全力で追いかけてくる「進だったもの」から 走って逃げる、逃げる。]
(133) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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進! きこえてんだろ! ううううそなんだろ!冗談って言えよぉ! 悪ふざけなんだろ。なあ、おい! 鬼ごっこは、っ、昔から苦手だって、知ってるくせに!
[叫んで、逃げて、 咄嗟に転がっていた金属バットを拾い上げた。 だけどそれで何ができるってわけでもない。 時々追い付かれそうになるから、 牽制のようにバットを振るう。
冷たい宵の風が肺を軋ませる。 痛い苦しい怖い辛い。 そういう感情を吸い込んでは吐き出して、 暮れだした公園から道路へと駆けだしていく、途中。]
(134) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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[喉がカラカラに乾いていくのが自分でもわかる。
黙っていたのはほんの数秒のはずだが、 数分にも数十分にも感じられた。 ごくりと鍔を飲み込んで、]
……悪ぃ、 今日は急に息子たちが、 こっちに来ることになって。 今から迎えに行かなきゃなんねーんだ。
[嘘と、真実を織り交ぜて。 口元が震えそうになるのをどうにか止めて、 努めて平静な声音で伝えた。]
『そうか、そりゃ朝から悪かったな。 健司くんにもよろしく伝えといてくれよ!じゃあな。』
[こちらを少しも疑うことなく、あっさりと電話は切れた。]
(135) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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「……秋、君? 進君?」
[呼び声が聞こえて、俺は思わずそちらを振り向いた。
公園に続く細い道の中。 泣きそうな目を見開き震える 早乙女沙良の姿が、そこにあった。
「進だったもの」の濁った眼が沙良へと向く。
中々捕まらない獲物よりも 飢えを満たせそうなものを見つけたと言わんばかりに 涎を垂らした唇が震えるのが見えて、
――あ、だめだ、と思った直後に、 俺は駆け出していた。]
(136) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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やめろぉ、進――――っ!!
[叫び声をあげて、 沙良に距離をつめる怪物にバットを振り上げる。
響き渡る甲高い悲鳴。 骨がひしゃげる嫌な音。 手を襲う、歪な衝撃。
幼い頃夢見た英雄に想いを馳せる。 ――――こんな、もの、だったっけ。]
(137) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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[荒い呼吸が脳を揺さぶった。 気が付けばあたりはもうすっかり青ざめていた。 忘我から戻った俺は 嫌な汗にまみれたバットを取り落とす。
目の前には、口から血を吐いた男が倒れている。 俺の大事な幼馴染が、死体のように転がっている。]
す、す…………進? 進。進。
[か細い声に返事はない。 永遠にも感じられるような一呼吸の間をおいて、 引きつるような沙良の悲鳴が響き渡る。
沙良は怪物を見るような目をして怯えていた。 誰を見てる?
……………………沙良は、俺を、見てる。]
(138) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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「ひ、……ひ。ひ、
ひとごろし―――――――――っ!」
[言葉が咄嗟に出なかった。 後になってやってきた怒りも焦燥も悲しみも うまく沙良に伝えることなんかできなくて]
ちがう。ちがう。俺は……俺は、 …………違う!!
[半ば悲鳴をあげるみたいにして、 その場から尻尾を巻いて逃げ去ったんだ。]
(139) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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[暗くなったスマホの画面を見ながら、 途端に罪悪感にさいなまれる。
俺の考えすぎなんじゃないか? 本当に、ただボケちまったばあさんが 暴れてるだけなんじゃないか? むしろ、もし本当に八重ばあさんが―― ゾンビ、なんてものになっちまったんだとしたら、 ヌマさんたちを助けにいくべきだったのかもしれない。
あとからあとから湧き出てくるそんな思いを 振り払うようにかぶりを振って、 山下君と田辺君に今日は休みにするから、 こなくて大丈夫だと電話をかけた。**]
(140) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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