252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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先輩 パティは、メモを貼った。
2016/08/27(Sat) 01時頃
先輩 パティは、メモを貼った。
2016/08/27(Sat) 01時頃
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―物置小屋―
[軽く手を合わせて拝む。 サイモンという存在を聞くかぎり、肉親が七不思議に混じっていたとすれば、単なる偶然だったかもしれない]
……こちらからでも、お参りをすれば…いいかもな。
[何かの手助けになるかもしれない。死んだ人よりも、生きていて、いまだ戻らない取り残された人のことを考えた]
(+24) 2016/08/27(Sat) 01時頃
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番長 ガストンは、メモを貼った。
2016/08/27(Sat) 01時頃
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― 体育館 ― [どこを探そうかな、と歩き回ってうろうろ。 足が向いたのは、体育館だった。]
ジョージやーい。
[体育倉庫の跳び箱の中を覗いた。22]
(23) 2016/08/27(Sat) 01時頃
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みぃーつーけたっ!
[しゃがみ込んで見つけられて嬉し恥ずかしといったはにかんだ表情をしたジョージの頭をなでると、すぅと姿を消した。]
さーて次はどこかな。
[と、いいつつふと目にしたバスケットボールを手に取り、指先でくるくると回した。]
…ちょっとアタシも遊んでくとするか。
[体育倉庫から体育館へ]
(24) 2016/08/27(Sat) 01時頃
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[余った毛布を置く名目でいくつか貰う。 使わなくても誰かが回収してくれる…はず。]
……まさかね。
[窓を覗いたとき、人影が居たようた気がした。 この大雨で。]
(+25) 2016/08/27(Sat) 01時頃
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[ダム、ダム、ダム。 ゆっくりとドリブルをしながら体育館を歩き、立ち止まってスリーポイントを狙うが、ゴールに当たったボールは弾かれ床に跳ねた。]
なまッってら。 ま、1年半もサボってりゃ当然か。
[怪我をする半年前のこと。 自分にバスケットボールをやってみたらと勧めてくれた人が、結婚して、子供ができた。 時折応援に来てくれたり、勝つと自分のことのようにほめてくれる人だったから、それがそれがうれしくて頑張った。 結婚して、子供ができて、忙しくなったのだろう。応援の足も遠のき、会うことも少なくなったのはその頃だったと思う。 何となく、練習にも身が入らなくなってくる自分を感じた。]
ジョージ、かくれんぼ好きか? アタシは、ちょっと前までバスケットボールが好きだと思ってたんだけど、イマイチよくわからなくなってな。
[かくれんぼを続ける少年の居場所を考えながら、姿の見えない彼を話し相手に、今度はフリースローの位置からシュート。 これも外す。]
(25) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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勧めてくれた人がさ、結婚して、子供できてね。それ自体は、アタシは嬉しかった。 構ってくれる時間が減ったのはしょーがねーとも思うし、寂しくなって拗ねたつもりもないんだよ。
たださ、人に褒められるのが嬉しくて、じゃなくて。 自分がしたい事ってなんだろうって…
[怪我を契機に、忙しい運動部から、マイペースに参加できる美術部へと移籍した。 それからは、助っ人という形で色んな部活で手伝いをしたり、親の趣味の登山についていったり。]
ぶっちゃけまだよくわっかんねーし、そんなもん見つかるのかも知らないけど。 悩んで何もしないのは性分じゃないみたい。
[面倒になったので、小刻みなドリブルから助走をつけると、ジャンプしてゴールに叩き込む。 これは流石に入った。]
(26) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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そんなだから、多分、ユーレイになって留まり続けるあんたらの気持ち、きっとアタシは理解したり共感したりできない。 けどさ。 やっぱ人に喜んでもらえるのは、嬉しいな。
[体育館を転がるボール。 片付けもしないまま、体育館を後にし、再びジョージを探し始めた。*]
(27) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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ジョージー。 猫やーい。
[高校3年生の夏。 進路問題も決めかねている悩み多きお年頃。 見えないユーレイに盛大な独り言で話しかけちゃうくらい思春期している。 そんな色々を持て余し気味の女子高生は、何となく、何かが見えかけてきた気もして、上機嫌で廊下を行く。
美術室へつくと、カンバスの積んである戸棚を覗き込んだ。11]
(28) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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あはっ、いたいた。 ジョージみぃーつけた!
[少年の頭をまた一つなでくり。 その姿が掻き消えるのを確認すると、再び美術室を後にし、かくれんぼに興じた**]
(29) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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先輩 パティは、メモを貼った。
2016/08/27(Sat) 01時半頃
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…みんながみんな、ケヴィンと同じじゃないんだよ。
[人との、心の距離の縮め方も。 他人の領域に踏み込むことが苦手な人間も居るのだ。 少しずつ強くしていかないと、何気ない言葉で、繋がりかけた糸が切れてしまう。
私みたいなタイプは、いつのまにか、気付いたらそうなっているのがいいのだと思う。 今は未だ、自分でも繋がったのかどうかわからない細い糸。]
フェルマーの定理について考えてたの。
[幼馴染にはそれ以上は踏み込めない返答をする。 長く一緒に時間を過ごしていても、こんなに違うことに>>+7。
レティーシャなら、判ってくれるかな。]
(+26) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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パティ先輩って、
[知ってて当然とでも言うかのように出てきた名前に瞬いて、PK勝負の時に校庭にいたメンバーを思い出す。 消去法でなんとか一人に絞り込むことは出来た。]
マット、運ぶの大変だっただろうね…
[あれ、案外重いと思うのだけど。 非力な文系だからだろうか。 ケヴィンはマット関係なくバンジーすることにしただろうから、この言い訳は私には通用しない>>+8。]
………単純。 今回はたまたま良かったけど、ケヴィンは少し、猜疑心を養ったほうがいいと思う。 今のまま大人になったら、詐欺とかに騙されてる自覚くお金、振り込んでしまいそう。
[自覚がないと話しても判らないから厄介なのだ。 などと言いつつも、幼馴染の人を見る目には信頼を置いてはいるのだけど。]
(+27) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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───…もう。
[頬を描くケヴィンに溜息を吐く>>+9。]
とりあえず、顔が見れて、安心したよ。
[笑い掛けて。]
(+28) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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―オカルト同好会→―
同じ2年生、なんだよね。 なんだか聞けば聞くほど、謎に包まれる感じで。 え、何、戻されたこと悔しがってたりするようなひとなの?
[歩きながら、話を聞く。 ケヴィンの推測によると、七不思議に関係する場所に居る可能性があるらしい>>+10。]
……サイモンって、人混み、嫌いなの?
[曖昧に零された最後の心当たりには、少しだけ、親近感が湧いたかもしれない。]
(+29) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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─ 廊下 ─
そうだね。 その2ケ所なら、別れて探す? トイレはどっちにしても私、探しに行けないし…
[音楽室に、という幼馴染に提案する>>+18。 流石に男子生徒のサイモンが女子トイレに居るとは考え難い。 居たら居たで、いろんな意味で騒ぎになるだろう。]
何か目的があるなら、鍵借りてきてる可能性も。
[無きにしも非ず。 なんとなく、無さ気だけど。]
(+30) 2016/08/27(Sat) 02時頃
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───…トシミって?
[また、知らない名前>>+19。 首を傾げれば、話すことの確認を取られた。 それだけで、怖い話の類だろうと察しはしたけれど、覚悟を決めて頷いた。]
…そんなことが。 恋は盲目とかっていうけど、なんていうか…
[2人とも、理解出来ない。 理解出来ないから、あまり同情心が湧かない。 死のうと思った理由に共感出来なかった。]
……私は、嫌だな。 どんなことがあっても、一緒に死のうなんていうひと。
───あ、あそこに居るの、クリス先輩じゃない?
[進行方向に佇む人影>>+20。 視力の良い幼馴染に聞いてみた。*]
(+31) 2016/08/27(Sat) 02時頃
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番長 ガストンは、メモを貼った。
2016/08/27(Sat) 02時頃
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―回想:オカルト同好会―
ええ、と……
[幼馴染を覗けば、自分もアドレス交換は初めてだった。 携帯アドレスを表示してもらい、妙に緊張しつつ手打ちしていく。 QRコードを表示して相手に読み取ってもらうという高度なやり取りは出来なかった。 幸い、集中していた為、ガストンの不機嫌そうな顔に気付く余裕はなかった>>+11。]
はい。
[任せた、と短く言うガストンに応える>>+12。 グロリアはどうだったか。
エリアスも伝言を受け取ってくれたようなので、安心してその場を離れた。
ちなみにエリアスが、紐なしバンジーのケヴィンに同意してたのは意外だった>>+14。 男のひとって、そうなのだろうか、と思いつつ。**]
(+32) 2016/08/27(Sat) 02時半頃
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そりゃそーだろーけどな。
[他が自分と同じではない>>+26ことはケヴィンとて理解している。 ただ、同じものを見ての受け取り方が違いすぎるのだろう。 故にあんなことを言い出すのだ]
……そりゃ分かんねーわ。
[フェルマーの定理を持ち出されてはそれ以上聞くことが出来ない。 何の教科かすら分からなかった]
(+33) 2016/08/27(Sat) 02時半頃
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PKん時にレティとペア組んでた人な。 あの人元々運動部なんだわ。
[パティについて>>+27は補足を入れておく。 単純、と言われるのには笑って]
流石にそこまで馬鹿じゃねーって。
[否定はしたものの、最初から疑ってかかる、と言うことは確かに少ない。 幼馴染の懸念は尤もだ。 ただその懸念も、感覚だけで乗り切りそうなケヴィンだった]
(+34) 2016/08/27(Sat) 02時半頃
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[小さめの呟きはヨーランダにしっかり届いた>>+28らしく、溜息をつかれた。 それに少しだけ、むぅ、と唸ったが、向けられた笑みに表情は屈託のない笑みに一変する]
──…おぅ。
[その笑顔が見れただけで十分だった]
(+35) 2016/08/27(Sat) 02時半頃
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─ 廊下 ─
あぁ、2年だ。 謎に包まれるって、何聞いたんだ。
向こうに閉じ込められた時の最初の放送覚えてるか? サイモンが熱弁ふるってたろ。 あれだけ熱入れてたら、俺達が体験したことも体験したかったんじゃねーかなぁ。
[サイモンについての問い>>+29へは、不思議空間で聞いた放送を持ち出し説明する。 本当にそう思っているかは本人に聞かなければ分からないが、オカ同の彼ならあり得る話だ]
一時期不登校気味だったからな。 あんまり得意ではねーと思うぞ。
[とは言うものの、この辺りの話は聞いた話であるため、確実とは言い切れない]
(+36) 2016/08/27(Sat) 02時半頃
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トイレは正直この校舎とは限んねーからな…。 怪談の元になったのは小学生だ、って話だ。
先に音楽室確認しとこうぜ。
[トイレの怪談>>+30は小学部校舎では、と思っているため、そちらも後回しにすることに。 屋上の怪談の経緯を話したところ、彼女らの考え方に、幼馴染は賛同出来なかったようだ。 ケヴィンもお題は挑戦したものの、共感まではしていない]
周りからの風当たりが強かったみてーだからな。 余程追い込まれちまったんだろ。
だからって死ぬのは俺も許容出来ねーけど。 一緒に生きるからいーんじゃねーか。
[そこまで言ったところで上がる幼馴染の声]
(+37) 2016/08/27(Sat) 02時半頃
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ん? …おー、クリストファー先輩だ。 戻って来たんだな。
おーい、クリストファー先輩!
[ヨーランダに是を返し、クリストファーに呼びかけた*]
(+38) 2016/08/27(Sat) 02時半頃
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ー回想・祠への道すがらー
なぜって。 あなたは見たくないの?
[問いかけるガストン(>>+17)を見上げると、首を傾げて問い返した。そこから畳み掛けるように気持ちを吐き出す。]
怖いもの見たさ。 って言ってしまえば身も蓋もないかしら? だって、ねぇ、あんなに不思議な体験をして、訳もわからないままに帰ってきたのよ。 何が起こったのか知りたいと思うのは当然じゃない?
[子供じみていると、また呆れた顔をされるだろうか。]
(+39) 2016/08/27(Sat) 03時半頃
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んだよ、結局かえれねーじゃん。
[窓を叩く雨の強さはおさまる様子がない。 この風雨では身体ごと吹っ飛ぶ。確実にだ。
ひとり不満を漏らしてぶーたれた。]
きゃんっ
[不意に呼ばれて>>+38、蹴飛ばされた犬みたいな声でた。
視線を向ければ”戻った”とされるお友達2人組>>+31が見えたもんだから、一寸瞬きをして、それから手を振った。]
(+40) 2016/08/27(Sat) 03時半頃
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ケヴィンくんいきてた?
ニコチン先生がケヴィンくんによろしくって…、
……いや、ニコニコ…? ───…ニコラスだわ。
[屋上からのダイブ現場は見てなかったけどご無事で何より。 隣の彼女もべそかいてないようで何より。
ひとまず預かった言伝>>#4をつたえとこう。*]
(+41) 2016/08/27(Sat) 03時半頃
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ー祠にてー
ナンシーはね 大吉がひかれなかったんですって。 それどころか御神籤自体をひかれないこともあったんですって。 まぁ、わたしも大吉なんてひけなくて、凶とかばっかり散々な結果だったんだけどね。
[人影のないここでなら、あちらの世界の話も少しは許されるだろう。 供えられた御神籤(>>+23)を指でついとつついた。]
大吉はひかれなかったのに、車にはひかれちゃったんですって。
[困ったようにふふっと笑う。 七不思議は今でこそただの怪談話かもしれないが、可笑しくも悲しい事故は実在したのだ。 ナンシーは確かに生きていた。]
ここにいたのね。 帰してくれて、ありがとう。
[ガストンに倣って手をあわせる。成仏したての彼女にも想いは届いたろうか。]
(+42) 2016/08/27(Sat) 04時頃
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惚れてしまえば、あばたもえくぼってことかなぁ……。
[見守っていたニコラスとトシミの想いと、その結末に、生物教師はぼそりと感想を溢す。自分が彼らの立場だったら、どうだろう……と考えて、そもそもあの状態になる選択肢を自分はとらないから、想像も厳しかった。 過去、1、2人の物好きな生徒には、大学卒業しても気持ち変わらなかったらまた来なさいよと送り出した。その後、彼女たちの結婚報告に、素直に喜べる自分は、ニコラスがトシミを想うほどに彼女たちに恋はしてなかったからかもしれないし、両親のあれそれからのトラウマからくるトラウマが原因かもしれないが、まぁ、深く考えても仕方ないところである]
かくれんぼか、そりゃいいけど……。
[ジョージ君のお願いには、是と意思は表明するけれど、果たして自分は優しそうな綺麗なお姉さんじゃないけど、鬼役にカウントされているんだろうか?と、首を捻る。 ……そういや、気がついたらハーレム状態だなぁ、ノクッスごめんねとか、もしクリスが残ってたら、ジョージ君の優しそうな綺麗なお姉さんにカウントされてたんだろうか?とか、ほんのちょっと思考が飛んだ]
(30) 2016/08/27(Sat) 05時半頃
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たまこさん……は、ジョージ君が最後って言うけど、君は望み叶えなくていいの?
[思いの外、やる気で各々かくれんぼに向かう、ジョージ君曰く優しそうな綺麗なお姉さん方を見送りつつ、ふと同じように彼女たちを見守っていたたまこさんに声をかけた]
そっか。そういうことなら、俺も向こうに戻ったら協力するよ。 たまこさんの願いもかなうといいな。
[彼女の願いを聞いて、生物教師はこちらにも是を示す。 彼女の願いは、元の世界でしか叶わないものだった。 小学校の先生だった戦争先で命散らした人の遺品《魂》を、この学園にある空襲で亡くなった生徒たちの魂を弔う碑に、できるなら捧げて欲しいと。 毎回、今回のように七不思議の解決をお願いした人を最後帰すときに、強制でなく依頼しているらしい]
(31) 2016/08/27(Sat) 06時頃
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これは、ジョージ君とのかくれんぼが終わった後、
たまこさんが、残っていたみんなを元の世界に送る時、
自らの願いを託す中で語った言葉。
「先生、戦争に出掛ける時、
私がここに戻るまで、ここのこどもたちのことは頼んだよ
ってたまこを撫でていったの。
真面目な人だったから、きっと約束通りここに戻ろうとして、
戻れなくて困ってると思うから」
きっと先生は約束を守ろうとしている
そう言うたまこさんも、
律儀に先生との約束を守ろうとしている結果が、
七不思議に囚われるという怪談の真相。
先生と約束を交わした時の生徒でなくても、
たまこさんにとっては託された《ここのこどもたち》に
かわりなかった。
(#10) 2016/08/27(Sat) 06時頃
残っていたみんなを元の世界に送る時。
「ありがとね!」と手を振り見送るたまこさんの手首。
チリリーーと鳴るのは、赤いリボンについた鈴の音。
学園に猫がよく集まるのは、その鈴の音が示す事情もあるのかもしれない*
(#11) 2016/08/27(Sat) 06時頃
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