人狼議事


241 線路上の雪燕

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【人】 流浪者 ペラジー

[ ラシード王子の代わりに?

 いや――王子の死の瞬間を、
 見届けられなかった、その代わりに………?

 ペラジーにもわからなかった。
 感情と記憶がぐるぐると脳裏を駆け巡っている。

 冷静な思考も、
 明晰な判断も、

 できるような心理状態ではない。
 それだけは、わかっていたけれども。]

(53) 2015/12/02(Wed) 18時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 幼い子どもに見えた。
 顔立ちや体格だけではなく、サラグニッド駅のホームでペラジーを見つめ返したときの怯えよう>>0:33が演技とは思えず、世慣れていない雰囲気がしたのだ。

 誰かに教わったことを必死で守っているような雰囲気が。]


  だから、子どもだと………。


[ ペラジーはつぶやいて、痛ましげな視線を麦畑の先へ向ける。
 それは記憶の中の亡き主人へ向けた眼差しでもあった。]

(54) 2015/12/02(Wed) 18時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 

  きみは、どこへ行きたかったのですか……?

 

(55) 2015/12/02(Wed) 18時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ ラシード王子が故国アイラをひたすら思い焦がれたように、彼もまた、暖かな南の地スウェルグへの憧れを持ったのだろうか?]


  そこでなら、生きていけると考えた………?

 

(56) 2015/12/02(Wed) 18時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 銃声が響いた。
 わずかな感覚を置いて数発。

 ペラジーは足を速めた。

 満月に照らされた麦畑の中で、白いコートのフードを被ったペラジーの姿はそれなりに目立っているだろう。
 歩兵銃を構えていた鉄道警察隊員のひとりが気づいたらしく、苛立った声を上げる。

 ペラジーは左手を軽く振って相手を制した。
 かつてラシードがそうしていたように。]

(57) 2015/12/02(Wed) 18時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 成金でも、他人に何かを命じることはできる。
 だが、彼らは黙っていることができない。
 事細かに説明しなければ、誰もその命を理解できないからだ。

 ラシードは違った。
 彼には説明する必要がなかったのだ。
 意を汲み取ったペラジーが先へ先へと動くから。

 本物の貴人には、生まれながらにそういう立場の者が用意されている。
 だから、過剰な言葉は必要ない。
 ときには身振りだけで相手を動かせる。]

(58) 2015/12/02(Wed) 18時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ ああ、そうか、とペラジーは納得した。
 もしルーカスが同行していれば、彼の顔に視線を走らせたかもしれない。

 身なりのよいルーカスに感じていた違和感はそれだった。
 従者を付けられて成長した者の態度には見えなかったのだ。
 もちろん、家庭教育の違いはあるだろうけれども……。]

(59) 2015/12/02(Wed) 19時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ サクラコの国の身分制度がどうなっているのかは知らない。

 だが、彼女の無防備さや天真爛漫さ――
「幼い頃から木登りは得意でしてよ」>>3:74
 と言い出すような、ある種非常識な面――は、トラブルの解決をお付きの者に任せっきりで育ってきたことに起因するのだろう。

 ルーカスにはそれが感じられなかったな、とペラジーは思う。

 ペラジーの知りえない家訓や伝統のある家柄かもしれないし、スウェルグで楽団付きの赤絨毯が待っているような身分ならば面白いけれども。]

(60) 2015/12/02(Wed) 19時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 麦畑の先で、また複数の銃声がした。
 枯れた麦を踏み荒らしながら激しく動いているのは、鉄道警察隊員か、それともあの獣か。

 怒号にも似た命令語が飛び交う。

 人狼が、もし狼以上の能力を持っているならば………、
 5人という人数は頼りないかもしれない。

 ペラジーは周囲を見渡す。
 同行者がいれば、視線を合わせて頷き合ったかもしれない。]**

(61) 2015/12/02(Wed) 19時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 19時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 複数の、霜柱を踏みしめる音がこちらへ迫ってくる。
 枯れた麦をかき分けているのだろう、がさがさという音も激しい。

 隊員の名を呼ぶ鋭い声がする。
 同時に唸り声と、短い悲鳴。
 近くで揉み合っているのだろうか、枯れた麦を倒す激しい音が、移動しながらしばらく続いた。

 ペラジーは丸腰だ。
 緊張しつつ、周囲を見渡すことしかできない。

 同行者は武器を持っているのだろうか。]**

(62) 2015/12/02(Wed) 19時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 19時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 月明かりの下、すべてが白っぽく見える枯れた麦畑の中で、その痕跡は酷く目立った。

 直感的に]


  血だ、


[ と見取って、ペラジーは振り向く。
 同行者がいれば、何か反応しただろうか。]


  怪我をしている……?
  ……それとも、


[ 誰かをその牙や爪で倒したのだろうか、という言葉をペラジーは飲み込んだ。]

(63) 2015/12/02(Wed) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ それは突然現れた。
 枯れた麦を倒しながら、荒い息遣いを隠そうともせず。

 四つ足の獣。
 犬に似た、けれども圧倒的に大きなその姿は、

      ――狼。

 姿は違えど、赤茶色の乱れた毛並みは、確かにあの少年の髪に似ていた。

 同時にペラジーは、狼の片方の後ろ足が血塗れなのを見取る。
 列車の中でも、この麦畑でも、何度か銃声が響いていた。
 1発、いや、もっと当たったのだろう。
 腹の白い毛も血で汚れているようだった。

 そして、口の周りも真っ赤だ。
 たった今、誰かをその牙で倒した証拠に。]**

(64) 2015/12/02(Wed) 20時頃

【人】 安全調査局 トヨタ

うん、それは良かった。

[大丈夫と答える、蜂蜜の少女>>28に頷いて。
赤毛の少女――どうやらキャロライナというらしい――はどうかと、視線を向けて]

……、化け物?

[外から響く声に、眉根を寄せる。何かの比喩だろうか?
鉄道警察の隊員たちの怒号に混じって、銃声さえ聞こえる]

捕り物のようだね……背負っていた小銃は、このためか。

[なんとも、物騒な。口のなかで、呟いたころ。

幾人かの集団が、ラウンジを抜けていって。
うち一人が、蜂蜜の少女になにかを手渡した>>49]

(65) 2015/12/02(Wed) 20時半頃

トヨタは、ペラジーという名は知らなかったが、雪燕で最初にすれ違った相手だとは判った。

2015/12/02(Wed) 20時半頃


安全調査局 トヨタは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 20時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 20時半頃


【人】 安全調査局 トヨタ

おい、いったい何を……、
なにをそんなに急いで――君、何か知っているのか?

[問いかけたが、白フードの青年に自分にまで言葉を返す余裕はないようだ。
青年が蜂蜜の少女に押し付けた箱に、怪訝な視線を向ける以上のことをする余裕はなかった。
かれと一緒にラウンジ車に入り、駆け抜けるか残るかした人間のなかに、他に見知った顔もあったから]

(66) 2015/12/02(Wed) 20時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[雪燕は停まっている。
停まっているのだ。もうよろめくこともカップを支える必要もない。

だとしたら、ちょっと前に聞こえた、あの、音は、なんだったんだろう。
遠くから聞こえた音は、今思えば、叫び声というよりは、そう、吠え声のようであった。
甲高く、寒空の下で白い息を吐きだして。
通常運転の雪燕のように。だけど軽快さはなく]

(67) 2015/12/02(Wed) 21時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

…………よかった。

今の、……うん、……小さかったよね、ずいぶんと。

[だから、探されてたあの男の子かもしれないと思ったって何らおかしくはない。>>21
でも、夕方に見かけた時は、あんなに速くはなかった]


だ……だいじょうぶ。

なんなんだろね、びっくりだよ。

[シェリーと黒い髪の男の人、ふたりに順繰りに笑いかける。おそるおそる、といった風に。>>21>>28]

(68) 2015/12/02(Wed) 21時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[言葉にすれば急に列車が停まった、それだけ。
だけどそれは“普通でないこと”、だから。

誰もかれもが原因を探そうとするだろう。
ほらもう、誰かがラウンジを出ようとしている。
行き先は前の方。車掌に事情を訊くつもりか。

けれど風に乗って、外から聞こえてきた声が、その人の動きすらも停める。>>30>>31>>32]


とり、もの……
あの子を追っかけて、捕まえちゃうの?

[日常とはあまりにかけ離れた言葉が黒い髪の男の人の口から飛び出して。>>65
だからすっごく目を丸くしてしまう]

(69) 2015/12/02(Wed) 21時頃

【人】 安全調査局 トヨタ

……たぶん、そうなるだろうね。

[赤毛の方の少女の問い>>69に、そう嘘を吐いた。
どの子かは知らないけれど、見知りなのだろうと。

――少女にはそれと判らないのかもしれないが、既に、銃声が響いている。
あの隊員たちが、穏便に捕まえるつもりだとは、思えなかった]

(70) 2015/12/02(Wed) 21時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 21時半頃


【人】 看板娘 櫻子

 大丈夫、ですわ……。

[>>42ルーカスにそう答えるのがやっとであった。
足がすっかり竦んでしまっている。
ラウンジ車にやって来ると、
見知った顔がいくつか見えただろうか]

 キャロ、お怪我はありませんの?

[人参色の髪の少女>>69を見つけると。
元気な様子にほっと胸を撫で下ろしつつ、笑いかけた]

 先程のブレーキは凄かったですわね……。
 危うく倒れて怪我をしてしまうところでしたわ。

[現実離れしたふわふわした気持ちが、やっと落ち着いてくる。
先程見た光景も、すべて夢だったのではないかとすら思う]

(71) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 ……あら、九重様。

[キャロライナの隣にいた九重の顔>>70を見ると、首を傾げる。
ちょこん、と。背伸ばしして。
彼の頭に手を伸ばそうとするだろうか]

 額の近くが少し赤くなってらっしゃるような……?

[先程の緊急停車のときにぶつけましたの?、と。
心配そうな声を出すだろう。
まさかそれが鉄道警察にやられた>>3:77ものだとは気付かない]

(72) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ

………そっか。

[それが嘘だと気付かぬまま小さく頷いて、>>70
ちらりとシェリーの様子をうかがった。

間違い。何が間違いだって言うんだろう。>>35
キャロライナと違って、平穏が戻ればそれで良しとはいかなさそうなシェリー。

開いた昇降口から外の夜気はここにまでは入り込むことはない。
けれど、背筋をうすら寒い気が駆け抜けていく。

もう一度カップに伸ばした手は小さく震えていた]

(73) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ

……。

[人の気配が増えたと気付いたのは、
黒髪の男の人がキャロライナ達とは違う方向に声をかけたからだった。>>66
列車前方より。
一言で言えば見た目的に目立つ一団が入ってくる。

見知った顔もある。
慌ただしくこっちの方に目礼し、
シェリーに箱型の何かを渡す白フードの人物は、>>49
キャロライナが気付かなくとも視界の端の端にいたのかもしれない。

けれどとっさに名前を呼べるのはひとりだけ]

(74) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

ペラジーは、>>57訂正 ×感覚 ○間隔

2015/12/02(Wed) 21時半頃


【人】 馬飼い キャロライナ

サクラコ!


[そう、一番目に遭遇した黒髪の少女である。>>71
ほっとした様子で笑いかける]

怪我? ないよ!
サクラコの方こそ……

[安心させようとぱたぱたと手を振って。
どうして見た目的に目立つ一団が形成されたのか、
訊くのも忘れて、無事を喜ぶ]

うん……あたしは座ってたからまだマシだったけどさあ。
こんな時間まで何を……は、訊くまでもないかな。

[きっと鉄道警察は、一等車両の方にも来たんだろうし]

(75) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 21時半頃


【人】 安全調査局 トヨタ

[どたばたと、落ち着かぬなか。
見知った、しかし、こういった状況では意外な顔>>72に]

と……これは、ああ、櫻子さん。

[なんと呼ぶか迷った末、結局、名で呼んだ。
旧財閥の令嬢とはいえ、熊野のお嬢様とかご令嬢とか大仰な呼び方は、異国の地で数少ない同胞相手に他人行儀すぎる気もして]

どうやら、怪我もないようでなによ、るぉいっ?

[不意打ちのように、伸ばされる手。>>72
冷やりとしつつも温かで滑らかな指先の感触に、反射的に仰け反る。変な声が出た]

……い、いや……そう、はい、さっきぶつけて。
大事ないですが、押すと少し痛みまして、ええあの。

[押すどころか、触れるか触れないか程度ではあったが、そう誤魔化した]

(76) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 周囲に誰かがいれば、狼の血塗れの口元に驚いただろう。
 声を上げたかもしれない。

 ペラジーは黙って見つめていた。
 痛ましい、その姿を。]

(77) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 

  どこへ、行くつもりだったのですか………?
  それは本当に、きみの望みでしたか?

  誰かにそこへ行けと教えられた……、
  あるいは、よいところだと信じ込まされただけ、
  ではありませんか?

  本当に、きみ自身が好きになった場所?
  そこでなら、生きていけると思った………?

 

(78) 2015/12/02(Wed) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 傷ついた狼はもはや人語を解さないのかもしれない。
 血走った眼でペラジーを睨みながら、荒い息を吐くだけだ。

 そこに銃声。
 狼を見つけられない鉄道警察隊員が、夜空に向けて撃っていた。

 びくりと身を震わせた狼は、ほとんど横っ跳びに移動し、枯れた麦の茂みの中へと駆け込む。
 血痕を残して。]**

(79) 2015/12/02(Wed) 22時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 22時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 22時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 22時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 枯れた麦をかき分ける音、
 霜柱を踏む音。

 鉄道警察隊員の上げる怒号、
 三等車両の乗客らしい喧嘩口調の大声。

 散発的な、ばらばらの方向からの銃声。

 それらが不規則に交錯し、普段は静かなはずの麦畑が別世界のような騒がしさだった。

 ペラジーは狼の血の跡を追おうとする。
 同行者がいれば止めるだろうか、あるいは………。]*

(80) 2015/12/02(Wed) 22時頃

【人】 看板娘 櫻子

 キャロも無事で良かったですわ。

[キャロライナの無邪気な様子>>75を見ていると。
こちらも自然と顔が綻んでしまう]

 あの騒ぎでは、さすがに寝てはいられませんもの。

[小さく苦笑するだろう]

 まったく、鉄道警察の殿方たちの不躾な態度ときたら。
 部屋の中まで見せろと言うのですのよ?

[ぷりぷりと口を尖らせた]

(81) 2015/12/02(Wed) 22時頃

【人】 看板娘 櫻子

 やはり、どこかにぶつけられたのですね?
 おいたわしい……。

[まじまじと、九重の顔を覗き込むだろうか]

 ハンカチを冷やして参りましょうか?
 頭の怪我は甘く見てはいけないと、爺やが行っておりました。

[仰け反って変な声を出した>>76九重の姿に、首を傾げつつ。
自分の行動がさらに九重を困惑させることには気付かない]

(82) 2015/12/02(Wed) 22時頃

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