275 突然キャラソンを歌い出す村
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[歌い終えれば照明は戻り、いつものリビングだ。 そこには、事態を飲み込みきれず戸惑うソフィアの表情があるだろうか。 間が重たくなってきた所で、チャイムが鳴る。話に出したタイムトラベラー>>52を抱え、従者が戻って来た。]
(56) 2018/03/30(Fri) 21時頃
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[信じて! My sweet love どっちかなんて選べないの ほんとよ! My sweet darling! 心の底から大スキ!
でも 2つに1つの選択肢 Y or N の決断が迫られて どうしよう!
さっぱりビタミン大事よね 真っ赤なルビー ルージュみたい キュンとすっぱい恋をしたいの だってわたし 女の子
まあるいピンクが魅力よね あふれるジュースに溺れたい とろける甘ーい恋がしたいの だってわたし 女の子……♪]
(57) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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大事な話……?
[悩みに悩んだ結果モモジュースに決めて、ザクロジュースを片付けたとき。 外に出ていたお兄ちゃんが戻ってきて、ソファーの隣を示す。 変なお兄ちゃん、と思いながらも座れば、氷がカランと音を立てた。
部屋が少し暗くなる。歌が……始まる。]
(58) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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ヤニクは、チアキにアンコールした。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
チアキは、ソフィアにアンコールした。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
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―座敷守家 縁側に面した部屋で―
[肩に乗る重力に負ける身体ではないのだけれど 王技の伝授だから素直に従い畳に背を付けた。
距離が一気に近くなる。]
…、…
[>>40クセ、といわれるとそうなったら 本当にどうしてくれるんだと心で突っ込んだ。]
(59) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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― ※※ 座敷守家 縁側に面した部屋で ※※ ―
[見上げる視界にはヤニクの顔しか入らない。 耳に届くのはエキゾチックな旋律。 耳慣れない楽器の音が聞こえてくる。]
――…
[精霊の力なんてものは知らない身。 音楽に乗って彩雲が部屋に満ちて天女が現れ 優曇華の開花して幻の蝶たちが出現する光景は 素直に脳が受け入れてくれはしなかったが、 王技ハンパねぇ。それだけはすぐに察した。]
…、…
[鼻に届く香は獣の鼻となれば強烈に感じられる。 異国の言語の女性の歌声が聞こえる。]
(60) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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― ※※※※ 座敷守家 ※※※※ ―
♪ 目を見ると 吸い込まれそうな ラピスラズリの 宝石が見える
その瞳は すべてを暴くようだ…
[毛並みを確かめるように触れてくる長い指。 フードの中に忍び込み二つの耳に触れて、 優しく撫でられる心地に思わず瞳が細くなった。]
(台詞:…なんだ この感じ…)
(61) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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♪ Feeling 何も言わないさ
月光の下 酔いが回る Ah… 蕩ける 蜜の海の中
[どこからともなく取り出されたコームが、 短い髪や頭の毛を艶のある毛並みへと変化させる。 嬉しそうな天女の笑い声が聞こえる。
確かにこれは服を脱いではいけない奴だ。 本能的に察する。 既に服従のポーズのように腹を上に向けている状態で与えられる快楽は――]
(62) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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― 注※※※※→→座敷守家←←※※※※注 ―
[そう思った矢先、パーカーを脱がれた。 すっかり心地よくてうっとりとした視線で見上げてしまっていた。]
……
[畳に並ぶ何かの音。確認はできない。 期待に胸を弾ませてしまっていた。
妖しい音色に変わる曲調。 この流れに乗ってはいけないと、 後光ならぬ虹光を纏うヤニクを見上げる。]
♪ これから先 進むと戻れない獣道 DENGER DENGER MY friend そろそろ引き返そうぜ ♪ [ギターの音に乗せて歌を歌った。*]
(63) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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チアキは、ヒューにアンコールした。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
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…あ。 [>>52きょろりと辺りを見渡す男と、目が合う。自分より少し年上の風貌だろうか。然し確かにソフィアの面影がある、整った顔。]
えっと… 佐倉家の、子孫 だよな?
[半信半疑ではあったが、顔を見て確信する。必死に追い求めていたというソフィアに食いつきそうであれば、思わず抑えてしまうかもしれないが。]
(64) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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亀吉は、ヒューにアンコールした。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 21時半頃
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[Give me Give me Peaceful Days! 知らないよ私 聞いてないよ! Tell me Tell me Heartful liar! どうして私が 運命のlady!
ほんとはね ちょっと気づいてた 私 普通の女の子じゃないみたい(うっそー!) だけど信じてた キミの大丈夫
なのに壊れてく キミの一言で 回り出すのWheelin' 私のFortune & Fate
Give me Give me Peaceful Days! 知らないよ私 聞いてないよ! Tell me Tell me Heartful liar! どうして私が 運命のlady!]
(65) 2018/03/30(Fri) 21時半頃
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……どうして……?
[お兄ちゃんから告げられた大事な話に、私は混乱していた。 タイムトラベルが本当に実在したことより、人狼が本当にいることより、私が人狼に狙われやすくて護衛がついていたことより。 ううん、もちろんそれも全部混乱するんだけど、それより。 お兄ちゃんが、私に隠し事をしていたその事実に、混乱していた。
それが優しい嘘なのは、わかってる。 それでも、どうしてこんなに戸惑うんだろう、私――]
(66) 2018/03/30(Fri) 22時頃
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きゃっ!?
[だけど、その戸惑いも長くは続かなかった。 太刀浦さんが帰ってきて、そしてその後ろには、気を失ったように見える男の人。
お兄ちゃんが話しかけてるけど、えっと、つまりこの人がタイムトラベラーで、不審者で、つまり。]
(67) 2018/03/30(Fri) 22時頃
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お、おへその下ァー!!
[ぐるぐる目状態の私は、太刀浦さんごと、不審者に膝を入れにいった!]
(68) 2018/03/30(Fri) 22時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 22時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 22時頃
ポーラは、セーブした
2018/03/30(Fri) 22時頃
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― >>>>> 座敷守家 <<<<< ―
[うっとりした顔のヒューの顎の下を指先で擽ってやりながら、甘く耳元で囁いた。>>63]
ホントに……? もっとして欲シイて ヤニクには分かってるよ……?
[期待が視えている。この服従のポーズも愛しいペット達を思わせる。もっともっと気持ちよくしてあげられる。もっともっと快楽の虜にしてあげられる。パイーパティの男としての情熱が疼いた。]
♪ 戻りたいの? つれないことを言う子だ Sweetie Sweetie MY friend 内側まで海の虜に……
爪……――、のびてマス……。
[手に手を重ね、狼の爪には直接触れないように気をつけながら、ヒューの指に指を絡ませた。その手に蝶が止まり、天女たちの羽衣はベッドの天蓋のように、ヤニク達を囲うように降りてきては、二人を薄く隠した。]
(69) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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……きってあげないと、 何処かに引っかけて割れてしまっては、タイヘン。
[一本だけ、試しに丁寧にきってあげることにした。 この爪は通常の人間のそれよりも、硬いのかもしれない。鋼すら貫くのかもしれない。この爪の切れ味をヤニクはまだしらない――けれど、この爪切りは特注の品。それはもう――よく切れるのだ。パチン……パチン……。小さな音が耳を擽っている。
しかしギター音。ヤニクは物足りなさげに目を伏せる。分かっている――分かっていた。
―――人の家なのである――。]
――では、今日はここマデ。
[最後に名残惜しげにヒューの耳を柔く揉むようにして撫でて手を離す。 滝が幻と消え、天女の羽衣は空へ帰り、女の歌声はフェードアウトし、彩雲は薄れて消えて、蝶は光の粒へと消え、時間を逆戻しされたかのように優曇華の花は蕾へと変わり畳の目に縮んで消えていった。 辺りに通常の日本家屋が戻ってくる。元通りの座敷守家の風景である。何事もない。]
(70) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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[♪Calm down Calm down Cute sister! 悪い兄は俺だ 責めても良い Stop worrying Stop worrying Cute sister! それは定められたこと 運命のlady!
ひとつだけ 未来を変える方法がある お前の言葉は ”力”が宿る 信じて欲しい お前が与えたこの”魔法の手”で
回りだしたFortune & Fate 止めれないけれど ずっとそばで 支えていくから Calm down Calm down Cute sister! 悪い兄は俺だ 責めても良い Stop worrying Stop worrying Cute sister! それは定められたこと 運命のlady!――♪]
(71) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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それ、は…
[>>66己の噓の理由を問いただすような戸惑いの言葉。 ソフィアに近づく者は秘密裏に処理にして、平穏な日々の中笑っていて欲しかった。然し脅威が増えすぎて、自分の手一つでは間に合わなくなった。…格好悪い。
格好をつけていたかったのだ。兄として、そして特別に想う者として…でもこの気持ちまで伝えてしまえば、きっと泣いてしまうから。 なんて思っていたら、>>68混乱し切った妹が不審者へ襲い掛かってしまった!相手がソフィアに食いつこうものなら押さえつけたが、妹の行動を阻む事はない――
何故ならこの男は、シスコンだった。]
(72) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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― >>>まだ夜の座敷守家<<< ―
[顎の下を擽られると眼が一層細まり喉が鳴りそうになった。]
…っ
[耳元で見透かされたような声がする。>>69 精霊の誘惑か、天使の囁きか。]
♪ 戻らないと… そうだろう… back back MY friend クセにさせるなよ
[毛深い手にヤニクの長い指が絡む。 その手を傷つけないように意識を向ける。 天女の羽衣で周囲の視界が薄い膜の向こう側になる。]
(73) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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―少し前・学園からの帰路―
[背中から回された腕に力が籠もる。>>48 寝ぼけているのか、誰かと間違えているのだろうか。 だがまあ、しっかり捕まっていてくれたほうが運ぶ方としては楽だ。 しかし]
おい、気がついたなら自分で歩け。
[背中の人物に一応声をかけてみるが、自分が負うて連れゆく方が早いだろう。 それに先刻のあの様子では暫く悪さは出来まい。 歩む速さを緩めることはなかった。 悪さ、で一瞬、髪を撫ぜられたことを思い出しぞわぞわと居心地が悪い気がしたが、 この者を佐倉家へ送り届けるのも、従者であるものの役目だ。]
(74) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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[佐倉家へ歩みを進めながら、 幼い頃に祖父に負われて家路についたことを思い出す。]
『お爺様、朧は自分で歩けます。 男子がおんぶなど恥ずかしいです。』
[祖父は何も言わず、朧を背から下ろすことはなかった。 それが朧の最後の、人に甘えた記憶だ。]
懐かしいことを思い出したな。
(75) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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[♪ 懐かしい思い出 顔も知らぬお前 何故だろうか 血が騒ぐ
太刀浦の血に刻まれた誓い お前は一体…?
魂の奥に刻まれた忠義 お前は一体…―?]
(76) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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[パチンと切られるのは右手の薬指の爪。気持ちが良い爪切りの音に、次の指を伸ばしかける。]
…、…
[>>70終わりを告げる声。 頭の上の耳を揉まれる心地に、熱い息が零れた。 音も景色も全てがフェードアウトしていく。]
……
[そう、全てが元通りになった。]
……
[オレはヤニクを見上げる格好のまま、]
……これはオレには…到底マネできる技じゃねぇわ。
[そう言うしかなかった。まさに王技だった。王技すぎて手が届かないと察するには十分すぎる類だ。]
(77) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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―佐倉家―
[佐倉家の扉を開き、居間へ。 チアキの出迎える顔と、ソフィアの混乱した顔が見えた。>>66 恐らく、何らかの話をチアキから聞いたのだろうということは想像できた。 まだその事実を受け入れられていないというのならば、従者である己がソフィアの為にできることは その心を落ち着かせることのみ。 朧は背に男を背負ったままソフィアに微笑みかける。]
(78) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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朧、只今戻りま
しっっっっ
[臍の下。>>68 先刻背中の男がくらりから一撃を食らった箇所。 を、狙ってくれればよかったが。 その狙いは見事に外れもう少し下に命中した。]
だ………ぅあ…
お゛… お゛ぁ゛………
[衝撃に全身の穴という穴が一瞬で開き、収縮する。 奥歯を噛み締め脂汗を流し痛みに耐えるが朧はその場に倒れ込んだ。*]
(79) 2018/03/30(Fri) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 22時半頃
ヒューは、チアキにアンコールした。
2018/03/30(Fri) 23時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2018/03/30(Fri) 23時頃
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[>>79 おへその下ァ!蹴り込んでくるソフィア。 しかし、その蹴りはマン作に届くことなく朧の金を打ち抜いた…! 朧が崩れ落ちる。 自然と床に降り立つかたちになったマン作は、 片膝をついて気障に立ち上がり両手で髪の毛をかき上げる。
そのままながれるような手つきでソフィアの手をとり、ワルツを踊るようにくるりとひとまわし―ふたまわしし、 ソフィアが上体をあおむけに、マン作がささえる決めポーズで止まる。
パンッ 佐倉家の明かりが消える。二人にスポットライト]
[静寂に、カチコチと時計の音]
(80) 2018/03/30(Fri) 23時頃
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【カチ コチ …♪】 [いつになく深刻な面持ちで、腕の中のソフィアを見つめる。]
そう。 オレは孤高のタイムトラベラー。
【カチ コチ …♪】
運命を変えに来たんだぜ。ばあちゃん…
【カチ コチ …♪】【カチ …】 [ごくりと一息飲み込み――]
妹が生まれる。オレに妹が。
【…ボーン ボーン ボーン …!】
(81) 2018/03/30(Fri) 23時頃
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……ン? 復習欲シ?
[ヒューの上からどいて、お手入れセットを仕舞う。]
ふう。
[一仕事終えた顔でパーカーを羽織り直した。]
タウバァ?(マジ?) 王技難しそデスか〜〜。ン〜〜〜〜!! じゃ、Originalの襲う編み出すガンバルしてくだサイ!
[はははと笑った。>>77]
……ホントはヒューの『あの時』?の場所? ソコにも行ってみる予定でシタケド、 今日はも寝るネ?
[急がなさそうであれば布団を出して貰うのもいいだろう。]
(82) 2018/03/30(Fri) 23時頃
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[バックグラウンドに時計のリズム。シンフォニックに暗いメロディ。]
[♪♪♪ いにしえの大狼《ウルフェン》―呪われた血族《ブラッディ》――時計の針はきざみつづけた―――無常の―運命《フェイト》。]
(女性コーラス)結ばれた縁 桜花の祝福 愛しあう事が罪なのでしょうか
[柘榴《ポメグラ》――花言葉は子孫の守護 桃花《ピーティ》――花言葉は長命 どちらを選ぶとも――引き裂くことのできない世界、魔法《ソフィア》。 ――彼女を中心に回る―]
(男性コーラス)人狼 命に仇なす命 闇の眷属 咎人は何処へ
[罪は牙をむく 未来の無垢な命《シスター》に ――‐止めに来た 時計の針を 巻き戻す――] [ジャーーーン… ♪♪♪]
(83) 2018/03/30(Fri) 23時頃
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[♪間奏♪ (ニャーオ…)実験。曾祖父の研究《レポート》。
飼い猫の子孫の観察。 ミケ子という名のネコがいた。ミケ子はカリカリを食わず、生肉が好きで、声が低く、特徴的なあおむけの寝相をもち、犬のようにお手をする。 (ニャーオ…) (ニャーオ…) ミケ子の出生前にタイムトラベルし両親のつがいをミケ猫から血統書付きのシャム猫に変えて交尾させる。 そして現代に戻る。 (…ニャオ…。) ミケ子はそこに存在していた。ミケ猫ではないにもかかわらずミケ子という名でカリカリを食わず、生肉が好きで、声が低く、特徴的なあおむけの寝相をもち、犬のようにお手をする。
(ニャーオ…) (ニャーオ…) (ニャーオ…)
レポート13.血筋が変わっても存在は、変わらない。]
[♪ ラー ラーーーラーーーララアァ…]
[画面(カメラ)にむかって目線、台詞]
『わりぃが一番大事なのは――妹なんで、よろしく』
(84) 2018/03/30(Fri) 23時頃
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[ソフィアの肩を抱きながら、チアキに体を向ける。
マン作はチアキの顔も知らなかった。 未来においてチアキは自分と会うことはなかったのだ。 不思議な気持ちだった。 眼前にしたこともなく、漠然と恐怖を覚えていた相手がこんなあどけない姿で。自分よりも背の低いチアキを見下ろす。]
ここは 佐倉ソフィア《ばあちゃん》と座敷守亀吉《あのひと》が 駆け落ち《ああなる》前の時間軸
[幼少より体の弱さに悩まされていた座敷守の長寿の祈りであったか。 『鶴は千年、亀は万年』 万作。この名は祖父亀吉に由来する名前であった。]
(85) 2018/03/30(Fri) 23時頃
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