25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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―高嶺の部屋― [華月に伸びる手も、目で追い 触れられた当たりの髪に自分で触れて 苔色と顔を見あわせたりも、したか。]
…然様、ですか。
[慣れないせいか何とはなしに気恥ずかしい。 黒檀を見つめ、紫苑色は瞬く。]
…――はい。
[命令を受け止める表情は真摯。 肯けば、鈴もまた鳴る。 ありがとう、と華月にひとこと礼を謂ってから、茶器を手にした。]
(630) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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― 大広間 ― [セシルを見つけたのは 寝かされていた場所でなく、部屋の隅]
嗚呼
[ほ、と大きな溜息ひとつ。 冷たい色をした瞳を細め、近づいた]
背負われて入ってきたし こんな時間まで、寝ていたら心配もするよ。 そんな顔して、本当に夢だけなのかい?
[手を延ばしかけて、引く。 触れられるのが駄目なんだと、告げた相手だった。 冬が気を許した相手]
この様子じゃ、出る前に話があると言ったのは届いていなかったかもしれないね。
(631) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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― 本郷の部屋 ―
……失礼いたします。
[内から許可の声が聞こえれば戸に手をかけ開く。 そうすれば蓮の匂いが広がって。
そのまま、声が響いた方へと進んだ]
大広間でいっていた話を伺いに …………蓮の花、本当にお好きなんですね。
[部屋を満たすにおいに、ふと、口をついて出た]
(632) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 14時半頃
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[懐こうとする相手は明という可憐な花が在った 僅か微かに期待した まるで其れを打ち壊すように 可憐な花は今にも消えてしまいそうで 横から入るなんて真似は下衆かと 元より手折られても折らぬ花 また野の花へと戻るだけ]
[しかし、桜は桜にも戻れぬ 唯一無二の冬色は 狂い咲く桜ではなく 手折られ他に身を揺らすを知る 見たことのない艶も笑みも 桜の元には訪れぬ 垣間見たろうか 忍び合わさる接吻けを 睦まじく在る、二人の仲を]
(633) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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[戸惑いを微かに滲ませた苔色は、触れた人の挙動を追う。 問いに返ってきた言葉に、一瞬、紫苑色に視線を向けた。 なんとなく――その言に何を思うか?と問うように。 そのタイミングが合い、面食らったように微か破顔する。]
それが朧様の命やったら。 ……御意。
[表情を改めて、頷く。 鈴の音のような潔さとは違う、裡に個を押しこめた答え。
どちらかといえば、主の贄になれと謂われた方が気が楽だったとは、滲んでいたか否か。 ただ、花であればこそ。苔色は、茶を飲む2人を映しながら、常の微笑を湛えてそこに在る。]
(634) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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[主の不安を知ってか知らずか。 眠る雛鳥は、眠ったままふにゃりと稚く笑う]
……なよたけ、の、き…み……
[夢に見るは花の誓い。 死ぬ時は一緒だと。あなたを一人にしないと、 運命を分かつ紅い糸を小指へと結んで……]
(635) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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うん、夢だけ。
夜の悪夢を昼に見て 甘い現の夢から醒めただけ。
大丈夫だから。 心配しない、で。
[桜が冬に狂い咲く 春を告げる幻影を見せる しかし 冬を春にするは叶わず 所詮花弁の舞う一片の夢 はらり はらりと 桜が墜ちる]
―――ごめんね、ロビン。
[はらりと]
(636) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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ああ。私がいいように、と言ったらこうなった。 余程うちの蓮は有名らしい。
…まあいい、座れ。
[告げて、椅子をすすめる。 備え付けの道具で花茶を用意しながら尋ねる]
何故、逃げろと私に望んだ?
[茶を用意する手は止まる気配もなく。 少しすれば茶の香りが蓮の香気に混じる]
(637) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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― 大広間隅 ―
悪い夢なら、忘れてしまえばいい 甘い夢なら、消してしまえばいい 夢は幻
[詠うような囁き。 眉根が自然に寄った]
どうして、謝るんだい 先に謝ろうと思っていたのは、
[私、と続けかけて止めた]
ボクだよ、セシル。
(638) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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[顔見合わせる二つの花には笑みが零れる。 楽しげに笑った筈の黒檀には憂いの色。]
―――…、
[頷く二人に、高嶺も小さく頷く。 香る茶の水面に視線を落とし]
……楽しそうだと…、…そう思った。
[ぽつりと呟くのは、唐突な言葉で。]
…お前達を、傍に置けば…、
[次いだ言葉の後に黒檀が眺めるのは、 大事に取っておいた何時かの紙の蓮。 二つの花を初めに見止めたのは使い走りの茶と席でもあった。 宴の前鵠に問われた剪定の理由を一つ明かし]
(639) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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話? うん、聞くよ …何?
[滲む視界 それでもヘーゼルを冬色へ向けて 笑んだ姿は、どう映るか]
花主さまは、ほおっておいて平気? 花の俺と話して大丈夫?
折角、主つきになったんだ。 下手なことで、手放しちゃだめだよ?
[泣きたい 泣きたい 泣き出せない 困らせたくない 幸せを得たのなら 祝わなくては 桜の花は涙を湛えて笑んで、在る]
(640) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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― 本郷の部屋 ―
はぁ……花主となるとそういう扱いになるのですね…
[花の部屋は貧相なわけではないが 個々の趣味が反映されるわけでもなく。 大樹より南の地方でよく見る民族衣装を 思わせる黒い服を着た部屋主の言葉に甘え 青年は昨日壇上に会った時と同様の姿で座る]
………殺されることを望む相手も殺せない人が 獣と思いずらかったので…… ならば、獣に食い殺されるか 人であっても疑い集まれば死ぬかもしれない場からは 遠ざけておきたく思い
……こちらからもうかがいます。何故、逃げなかった……?
[膝の上に両の手を置いて静かに口にする 水音が聞こえるとついではなに届く茶の香り。]
(641) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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[もう一つ、大きな理由はあったが… それは自嘲の笑みと共に、飲み込まれる。]
……花の名家と謳う高嶺らしからぬ理由だな。 …今のは、忘れろ。
――…夜風に当たってくる。 お前達も…ずっと付き添っていると気疲れするぞ。 休むか…、気晴らしでもするといい。
[茶器の中を空にすると、憂いの色の黒檀は窓の外を仰ぐ。 ――――…今宵の月は、丸い。]
(642) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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―高嶺の部屋― [顔を見合わすタイミングが合って、 華月の笑う顔に紫苑色を細める。 穏やかな常の笑み。それが崩れたのを見たのは僅か。 窓際での―― ふと、指先で己の唇の端に触れた。]
…―― …え。
[高嶺の言葉に、瞬きをひとつ。]
楽しそう――ですか?
[楽しいことを、したろうか。 憂いを滲ませて、紙細工の蓮の花を手にした主。 華月を見る。]
(643) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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[膝に居る雛鳥をそっと撫でながら、夜半に目覚めて窓より見上げる月は…丸い。]
(644) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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どうして、謝るの?
[涙は零れない 否、零せない]
ロビンが忘れろと謂うのなら ロビンが消せと謂うのなら
全て抹消させてしまおう。
俺の唯一の、 唯一…の…
――――とも…だ…… …ち。
[驚く程に美しく 桜は散(わら)って見せた]
(645) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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話……うん。 でも、もう気付いてるだろう? 手折って貰ったこと
[瞳潤ませ笑うセシルに、次こそ手を延ばした。 叶うなら拭う気で]
誰より先に話しておくべきだったんだ。 たった一日の間に 色んな事が随分かわってしまったね
[月が紅い 嗚呼、あの程度の食事では満たされない 本能が囁く 種を残せ 人を喰らえと]
――いいんだ、今は セシルの傍に居るほうが
大事だから。
(646) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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謝るのは、黙っていた事を。
ねえセシル……友達は、消してしまっても構わない
特別をひとつ 貰ってくれないかな。
[頬へ延ばした指 桜の散るを、繋ぎとめようと]
(647) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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[顔は笑っている、けれど黒檀には憂い。 それに気がつけたのは、華月自身も笑みの下に隠すものがあるからか。]
虎鉄とやったらともかく、鵠さんとは漫才は出来へんですけど。
[唐突に告げられた、剪定の理由。 楽しいの意味合いは、そういうことではないだろう。 そう薄々知りつつも、紫苑色の視線を受けて茶化すように云う言の葉。]
……それ。気がついてくださっとったんやね。
[紙細工の蓮の花の存在に、連想されるのは本郷の。]
行きはるなら気ぃつけて。今宵は満月やさかい。 噂が真実ならば、獣が活気つきますよって。
[本当はついて行くべきだと思えども。 先の大広間の会話と蓮の花からの連想に、控えた。]
(648) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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自分の手元から買われた花が大輪となれば 花祭の主催としての箔が付く。 買って欲しいとと思うなら、それなりの投資をするだけのことだろう。
[花の前に置いたのは硝子の茶器。 ほんのり金色の中でゆっくりと花が咲いていく]
お前は、最初から知っていたんだな。 この花祭の意味を。
[その向かいに腰掛けると、まっすぐにその紅色を見た。 理由を聞き、一つ瞬きをして、一つ息を吐き出す]
理由を聞かないままに逃げられるほど 柔らかい頭をしていない。 …それに、お前から返事を聞いていない。 こちらから出した問いかけだ、答えを聞かずに逃げられるか。
[告げて、自分の器に触れる。 熱かったので、少し遠ざけた]
(649) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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うん、うん。 いいんだ… 昼間寝ちゃうのは、知ってるでしょ? 話は聞けなかった、俺が悪い。
………とく、べつ?
うん。 ロビンがそうしたいなら。 なんだって。
俺はロビンの為だけの 桜色だから。
[自慢の傷んだ髪を揺らす 触れられる指に怯えはしない この指は...を撲らないと 知っているから]
(650) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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[身を起こそうと思ったけれど、袖を握るは小さな手。
震えるように伸ばされた、包帯をまいた白い手は、金糸の髪をサラリと撫でて。 結局今は、何もせず…。]
(651) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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[本郷の説明には成程、と一つ頷いて。 器の中花開く茶に礼を述べ手に取った]
……はい。獣の宴である可能性が濃いと…… それ故の獣に食わせる毒花ですので。
[深闇空の視線を紅で受け止めながら頷く 熱く香り良い湯気は宴前に痛んだ喉に優しい]
……本当、頑なですね。どちらの理由も 結果、このような事態に巻き込まれて……
[頑なさを計算して考えるべきでした、と 嘆息一つ零した後……闇夜を見ていた赤は 茶の花に視線を落とした]
……泥から咲く蓮はあっても、 血の池から咲く蓮もありますまい もうおわかりでしょう、私という花が 今、何を吸って散るまで咲いているか
(652) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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[冬に咲こうとする桜花 記憶を探りながら、いまここに冬色を再現してみせる]
ロビンは花主じゃないよ、セシル。
[よく見せていた苦笑。 触れる指は神経質なほど、そっと。 両頬に手をあてて、視界を奪う 他所など見せぬと声外に]
でも、花主ならよかったな キミが担がれて入ってきたとき、胸がもやもやした。 誰かに手折られるくらいなら
ボクが先に
[言葉を途切れさせる。 植えつけたい 本能からの震えは緊張時のそれと似ている]
(653) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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執事見習い ロビンは、奏者 セシルに「受け入れては、くれないかな」と相貌近づけ囁いた
2010/08/06(Fri) 15時半頃
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[反芻する鵠の言葉に肯定も否定も返すことはなかった。 口にしてしまった言葉を、高嶺は続けず]
―――…部屋に戻るまで気付かなかった。 一つくらい仕掛けは明かせ… 花主に逆らうとは言わせん。
[紙の蓮には黒檀を柔らかく細めて。 言う言葉は楽しむようなもの。
気をつけてと、その声には頷いて部屋を出る前]
………鵠、
[呼ぶのは、一つの花の名。]
(654) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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[傷むほどに脱色した髪 学び舎でも噂高い孤高の花 目立ち噂が広まるを避けようと 苦肉の果てに見つけた策 髪を染め 異国の文化に塗れ そうして傍に在れば 捻くれ者の己に批難は集中しよう 冬も傍に在るを喜んでくれよう]
[例えば何度、ついた師に撲られようとも 仕置きと称して夜の道具に玩ばれようとも そして置いておかれようとも]
[桜になることが幸福であった]
(655) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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……紐の留め方が甘い。
練習しておけ…あまりに下手なようなら、 その時は荷物持ちに格下げだ。
[言うのは、結われたばかりの髪のこと。 細まる黒檀は煽るようにも見えただろうか。
部屋を出て行く。 宛てのない散策ではなく、向かう場所は真っ直ぐに。]
(656) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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―高嶺の部屋― ……うるさいぞ。
[漫才できぬと謂われ不機嫌そうに眉を寄せた。 楽しい、の意味合いが何か分からず鵠は首を撚りつつも]
否。…理由を伺えたのは、…良かったかと。
[窓の外を仰ぐ主に倣い見る月は丸い。 霞月夜は月満るたび、逢えるのを楽しみに している人がいたと、言っていたのをふと思い出す。]
(657) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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はい、
[呼ばれ、続いた言葉は、謂わばお叱りであり]
…――、…
[む、と唇を引結ぶ]
…申し訳 ございません。 以後、そのようなことがないように――
[煽るような眼に見えたから、 従う花の顔で、そう答え―― 主の去った後、悔しそうな顔をした。]
(658) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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呉服問屋 藤之助は、懐刀 朧の指摘を反芻して、結び方の何が悪かったかをちょっと考えているようだ。
2010/08/06(Fri) 15時半頃
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毒花?お前がか。 …まったく。本当に。
[肘置きへとゆるく肘をつき、そして男はため息を一つ吐き出した。 飲める温度であれば飲んで構わないと茶についての言葉をこぼしながら]
巻き込まれたのは、私の自己責任だ。 別にお前に責任を取れとは言わない。 理由を言われなかったとはいえ、逃げろとお前は言った。 それに対して私は残った。
[頑なだといわれる言葉には悪びれる気配もない。 紡がれる言葉に、男は暫し沈黙する]
それが、何だと?
[鉄色はゆっくりと瞳を伏せ それからまっすぐに目の前の花をもう一度見返す]
(659) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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