254 東京村U
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[どこか、心配げを装った口調で、あるいは、澪音の両親を名乗る人間がそうしていたのと同じに、どうかしてしまったのはあなたのほうじゃないかしら? と、あくまでもそんな調子で。]
ご近所のひとたちだって、 ふたりがあなたのパパとママだって そういってたでしょう?
[認めて受け入れてしまえばそれが現実だとでも言いたげに、 女は彼女が見てきたはずの "実際″を口にした。]
(26) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[返して。という言葉になおも首が横にかしぐ。そう。と、納得したような、少女の勢いに対するにはあまりにも甲斐も、慈悲も、情も、足りなさすぎる相槌を女はこぼした。]
だめよー。自分の言葉には、 ちゃんと責任を持たないと。
どう転がるかなんて、わからないものだもの。
返して、って。 それがあなたの希望で いいの?
[確認をとるように発する声もまるでうわべだけ人間の皮を張りつけた人形が息を発しているような、そんな音だった。]
(27) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[アンケート女は、悪びれもせずはっきりとあの他人を知っている調子で言った。 ごく当たり前のことで、まるで入間のほうがおかしいとでもいうように。僅かに心配を含んだ口ぶりが、入間の神経を逆なでする。 心のどこかで「アンケートに希望をかいたから」だなんて、そんなことはあり得ないと思っていた。 でも本当にあのアンケートのせいだった。 おかしなカルト集団のせいだった。 それが現実的になってきて、目の前の女とこの空間に対する嫌悪感が急激に高まる。]
……なんで……? あの人たちにだって本当は自分の名前、あるはずでしょ!? どうしてこんな事ができんのよ!
[頭がぐらぐら煮え立っている。]
(28) gekonra 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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近所の人にも、あの知らない人達にも、 あなたがアタシのパパとママだって言わせてたのね!?
[あの「なりすまし」たちの言い様とおなじだ。 彼女はまるでこちらがおかしいとでも言うように、知らない当たり前を押し付けてくる。]
ていうか……るい君もあなたのせいなんじゃないの!? そもそも新宿のどこかで迷ってるなんて本当なわけ? どこかに閉じ込めてるんじゃないの? 全然連絡つかないし――ちゃんと家に帰してあげて!
(29) gekonra 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[自分の言葉には責任をもたないと、なんて、どうしてこんなやつから窘められなければならないんだと歯噛みする。]
……どんなにあなたが、 あの人たちをアタシの親に仕立て上げようとしても。 「そうだ」なんて言わないから。
[アンケート女を睨み付けて言った。 小首を傾げたその女は、さらに首を傾げる。 胸の奥がざわざわした。 人形のようだった。 不気味な人形と話しているようだった。 この女を人間として話していてはいけない気がした。 入間は――自分がこの女を怖れていることを自覚した。]
(30) gekonra 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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あなたほんとに人間なの?
[非難をするつもりで言ったそれには、自分でも困惑が混じってしまったのが分かった。 こんなに言ってもこの女は、未だ、作り物の常識をこちらに押し付けたり、あくまで人の「希望」をきくことを、まるで意に介さずに続けている。]
(31) gekonra 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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返して。
[怖れていることを、アンケート女に悟られたくなくて、声に「震えるな」と言い聞かせようとするのだが、うまくはいかなかった。]
元の――あなたにアンケートを渡す前の、 入間祥子と入間祐輔を返して!
希望?希望っていわなきゃ何にもする気がないわけ!? じゃあ希望よ!
あなたにアンケートをあげたあの朝より前に、 アタシがパパとママと呼んでた入間祥子と入間祐輔を ちゃんと返して。
ついでにいえばアタシの家に寄越した他人は 今後一切アタシに関わらせないでっていうか ちゃんと警察に捕まって。 責任とか言ったよね?悪いことした責任をとって。
(32) gekonra 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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―後日―
[新宿衛生病院からの退院は滞りなく終わった。もともと、トラックに突っ込まれた割にはそこまでの重傷でもなかったのが幸いだった。面接については紆余曲折あったが、どうやら再度の面接は可能らしい。 多分、人手が足りていないのだろう。となるとせっかく入社できてもどの程度もつかは怪しいものだが、まあそれは仕方がない]
……それより今は、別にやる事があるからな。
(33) (so) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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[山岸五郎はほぼ2週間ぶりに上野中下アパート…カラスマンションに戻ってきていた。もちろん、夜中にライダースーツとグローブ、さらにフルフェイスヘルメットを片手に抱えてである。 警官に職務質問を1度されたが、それはまあ何とか誤魔化して、ようやく家の前まで戻ってきた]
さて……
[5階の自室にも、その隣にももちろん灯りは付いていない。フルフェイスのヘルメットをかぶったままアパートの敷地内の様子をうかがい、何事もないように即座に階段のところまで進む。]
……いないか。
[夜だからなのか、今のところカラスの追撃はいないようだ。階段を注意しながら登っていく。5階の自室までたどり着いたが、そこには入らずにまっすぐ隣室に足を踏み入れた。 当然明りも付けず、まっすぐベランダまで向かう。]
(34) (so) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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さて……こっち側だったよな。エアコンの通風孔があったのは…
[ベランダで懐中電灯をつけ、通風孔をのぞき込む。エアコン自体はついているが、ダクトホースが壁の部分だけ妙にひしゃげていた。 まるでそう、孔に何かを「入れる」ために敢えて潰したような…]
ん?奥に何かある。ボロっちいが……何だ、あれ……
[通風孔の奥に何かがある。懐中電灯で照らしながら手を伸ばす。指がギリギリ触れる程度の奥、どうにか先の方を摘まみ上げようとして]
(35) (so) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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「K H A A A A − − − − ! ! !」
[突然、背後からけたたましい叫び声と羽音を浴びた。] くそ、またあいつか……!!
[ギャアギャアとわめきながらこちらを攻撃してくる。ライダースーツ、ヘルメット、グローブ。どれか一つでもつけていなければすぐにまた大怪我を負っていただろう]
何時だと思ってんだ、近所迷惑だろ!そういう事情を汲み取れねーのかこのスカタン!
[左手で払いのける。そうしながら、突っ込んでいる右手で懸命に中の「何か」を手繰り寄せる。それはどうにか指で掴め、引きずり出せそうだった。硬い、冷たい何か。若干脆さを感じる「何か」]
(36) (so) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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くそっ……離れろ……っつってんだろ!!
[左手に嘴が突き立った。歯を食いしばりながらようやく右手を通風孔から引き抜き、無我夢中で手にしたものをカラスの頭に叩き付ける。ベランダに叩き付ける]
人間ナメんのも大概にしろよ…… おら、死ねオラァ!!死ね……死ねよッ……! トラックに轢かれたみてーに圧死して死ねっ……!!
[遠慮など何もなく、全力で叩き付ける。下の階の灯りが付いたようだったがもはや気にしている場合ではない。全力を込めて叩き付け、ようやくカラスの動きが鈍くなったと感じ始めた頃には、その手にした「何か」は半分砕け散っていた。]
これで……ようやく……
[手にしたものを懐中電灯でまじまじと見つめる。砕けていたが、それは木彫りの彫像だった。病院のベッドの上で見たトーテムとは違う、1つの姿だけを象った彫像。ぎょろっとした2つの目に顔の真ん中に鋭く突き出た嘴、そして下の方に半分砕けた、手足ではなく羽のような……]
(37) (so) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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「G Y H A A A − − − − !!」
[叫び声に一瞬気を取られた。振り返る間もなく、何かものすごい力で手の中にある「それ」をねじ切るように奪い取られた]
てめ、まだ生きてっ……!!
[手を伸ばそうとしたが間に合わない。漆黒の大ガラスは、その嘴にさっきまで山岸五郎が持っていた彫像を咥えたまま、夜の更けようとしている東京の闇夜に消えていく。 その羽音もすぐに聞こえなくなり、辺りは本当に静かになった。]
何だったんだ。結局……
(38) (so) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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[山岸五郎はそのまま部屋に戻った。翌日大家から心配と共に、昨日聞こえた騒ぎについて階下の住人からクレームが出た事を聞かされ、謝る羽目になったが。
その日からあの大ガラスは見ていない。いや、大ガラスどころか他のカラスすらいつの間にかアパートの周辺から消えていた。]
……なんだったんだろうな。結局、あいつは。
[日本には本来いないはずの大ガラス。ワタリガラス。それを太陽の化身として創世神話に何度も登場させた北米のトリンギット族。
山岸五郎は今でも時々、自分で買ったトリンギット族についての本を読み返している。自分で買った本。北米先住民族の文化について書かれた写真資料集。1万円はくだらない本だが、本屋で見つけた時には惜しげもなく買った。
その1ページには確かに写真が載っているのだ。見れば見るほどに、あの通風孔の中にあった彫像は確かこんな形だったと思わせる、トリンギット族が深く信仰していたとされるカラスの神像の写真が**]
(39) (so) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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[たどり着いた階段を上り始める。 ざわめきが、一瞬聞こえた気がした]
「ヒナちゃんいつもサビしそうな顔ダッタ」 「エキチカにしたの、ヒナちゃんのためって、ママさん言ってた」 「ママさん、今もシンパイそうな顔、してる」
「デモ」 「ヒナちゃん怖がってたの、知らなかった、ゴメンね」
[シュン、としたような雰囲気が感じられて、右手の先を見る]
ハナコちゃんを、怖がってたわけじゃないよ。 昨日だって、……昨日だって、助けてくれたんだよね。
[落ちていく映像。 枝に当たって折れる音。背中に感じた衝撃と痛み。フラッシュバックして頭がずきりと痛んだ]
(40) waterfall 2016/10/08(Sat) 15時頃
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[私、ちゃんと生きてるかな。わたしの身体は、本当は今死んでるんじゃないかなって、怖くなる。 この、階段を上った先は本当はどこなんだろう?]
「もっと」 「アソビたかったな」
[ハナコちゃんの手が右手から離れる。それから左手を取った]
ハナコちゃん……?
[不思議に思って、ハナコちゃんと、それからお兄さんの方を見上げた]
(41) waterfall 2016/10/08(Sat) 15時頃
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ハナコちゃん、ここに来る前に、私は帰れるって、言ったよね。 もう、遊べないって、出られないって事?
「ううん」 「もう一つ、階段ノボッたら」 「知ってる、バショ」
「お兄さんヒナちゃんを、連れてって」 「私とコノコが、ここに残るから」
[左手の先に、もう一つ影が生まれる。 私の手から出てきたように見えるそれは、とても怖くて、足が自然と後ろへと下がった]
(42) waterfall 2016/10/08(Sat) 15時頃
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ハナコちゃんが、ここに残るの? もう、家には戻ってこないの?
[階段を一つ上がって、離れたハナコちゃんともう一つの影の方を見た]
名前だって、やっとわかったのに。
「コノコがいると、ヒナちゃんが帰れないの。 でも、コノコ一人だとまたついてくるから」
[ハナコちゃんがもう一つの影と一緒に、登ってきた階段を降りていく。 私は、追うことが出来なくてだけど置いていくことも出来なくて、その場に足を縫い止められたまま]
「ヒナちゃん、お兄さん、バイバイ。 もう、その上はコワくないよ」
[二つの影が、階段の下に消えていく。下のフロアと一緒に、飲み込まれていくように見えた。 最後に見えたハナコちゃんの「顔」。そこには、影じゃなくて少しだけママに似た幼い女の子が笑っていた]
(43) waterfall 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[木露がテーブルを叩いた音に、身が竦む。
木露がここまで怒ったところを見るのは初めてだ。 本能的に、恐怖を感じた。 過去の自分の安易な発言(>>4:156)を深く恥じる。]
……私も……。 人の……願いを叶えるような力を持っていたとして、使ってみたくなる気持ちはわかります。 それで話を面白くできるなら、尚更のこと、ですよね。
(44) fb15k 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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けど、人の願いを見境なく叶えたりなんかしたら…… それが悪魔の所業だというのもわかります。
[椅子に座ったまま、小さい声で続ける。]
色々と法に触れることをするはずです。 それを立証できるのか、それはわかりませんけど…… すくなくとも、行使する側はそれを自覚しているはずです。
私は、その一線は越えられない。
(45) fb15k 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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我々が関わってきた怪異。 それらすべてがあなた方の仕業だとは思いませんが、あなた方が引き起こしたこと、あなた方が幇助した事……他にも山程ある筈です。
それによって、不利益を被った方がいる。 例えば私に付き纏う人間が居たとして、『出目を常に監視し続けたい』などと願ったら、私はとても困ります。 現にあなた方のしたことで入間さんが傷ついている。その願いに巻き込まれて、どこかへ追いやられた彼女の両親がいる。 その事実には、気付いてるんでしょう?
願望や影響がどれほど大きくとも、やってる事は悪戯です。 悪戯に、死傷者やトラウマは出せない。
(46) fb15k 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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お話には、終わりがあります。我々はハッピーエンドへ向かいたい。
あなたのような賢い方ならば……そして、おはなしを楽しんで読める方ならば。 我々が本当に何を望んでいるかは、共感はできずとも理解はして頂けているものと思うのですが。
(47) fb15k 2016/10/08(Sat) 16時頃
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[ジッ ]
[ ザッ ]
(48) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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@Xxxxx 1日前
ねえねえS区のウワサ知ってる?
(49) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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@Xxxxx 23時間 なに? ニキが消えたってやつ?
@Xxxxx 23時間 そっちじゃなくてさ あの眼鏡の女の
@Xxxxx 23時間 眼鏡?アンケート配ってるやつ? 書いたの?新情報?
@Xxxxx 23時間 いやいやwwやばいから触らないww だからそっちの内容はしらないw
(50) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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@Xxxxx 20時間
ああ、「アンケート女」?
(51) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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@Xxxxx 18時間 ああ〜ニキが消えてから目立つようになったよね 前からいたらしいけど
@Xxxxx 18時間 そっちそっち、こないだ喫茶店で撃退されててて
@Xxxxx 18時間 アレ断っても追いかけてくるんでしょ? どうやって?
@Xxxxx 17時間 いや話の内容はよく聞こえなかったんだけど──
(52) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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─ 東京四ツ谷マンション ─
──? 本当の名前なんかより、 希望する未来に進むことの方が よっぽど大切なことでしょう?
[>>28 まるで澪音がなぜ怒っているのか、腹を立てているのかが理解しないふうに、女と少女の会話はかみ合わない。ただ、本当に──名前については、そこについてだけは、真実味を帯びて、本当に心からわからないように]
どうなりたいかの方が、ずっとずっと大事。 そうでしょう?
私だって、そうだもの。 [女は、自分の胸に、手を当てた。自分がそうなのだから、相手もそうに違いないという傲慢さと無理解を一切隠しもせずに。]
(53) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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わたし、とっても──
今にも。未来にも、満足してるの。
[そう告げるのは、木露へ向けてだ>>5:186。後に回されていた問への答えをそう添えて、大ぶりの眼鏡の奥で女は目を眇めた。]
ずっと、ひとつだけ──ひとつだけどうしても、 …どうしても、どうやっても、 かなわないことがあったけれど。
でも、それも、先生たちが来て 光明が見えたから。
[もう、よくなっちゃったわ。と女は──嬉しそうに笑って見せた。]
(54) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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[部屋の中の四人のうちのひとり、入間澪音の声はここに至ってはっきりと震えていた。アンケートの噂にではなく女の異常さを目の当たりにした故にだ>>30>>31。]
あら。へんなこと聞くのねぇ でも……そうね、なんだか。
そう聞かれるの……
あんまり、いやじゃないわ ふしぎね。
[くすくすと──その怖れを受けて、 どこか気持ちよさげに女は笑った。]
(55) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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