298 終わらない僕らの夏休み!
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
─ 最後の9月1日:神社 ─
[神社で落ち合ったら、どんな事を聞いてもらおう。
秋山先輩に聞いたでしょ?とか。 ホントは浴衣着たかった、とか。 おなかいっぱいで食べ物は食べられないね、とか。 お祭りといえばはどれ?とか。
したかったこと、話したかったこと、なんでもいいんだけど 思い付くのは、他愛ないことばかりだった。**]
(24) gekonra 2019/09/11(Wed) 14時半頃
|
|
─ 9月2日 ─
[その日学校に宍井澪は来なかった。]
(25) gekonra 2019/09/11(Wed) 14時半頃
|
|
[担任教師が電話をしたところ、しばらく誰も電話に出ず、何度目かの連絡でようやく母親が出たという。娘が体調を崩してといるというので話をきいたところ、話は二転三転し、話声も妙だったので、不審に思った教師は、家へ様子を見に行く事にした。
教師を帰そうと母親が出てきた時に、開いた扉からは異様に冷たい空気と、悪臭が感じ取れたことが切っ掛けだった。
いくら家を冷やしてみたところで、冷蔵庫のなかでも食品は腐る。死んだ生き物は放置すれば基本腐敗する。
徐々に膨らんできた宍井澪に、恥という理由だけで黙ったきりだった彼らもまた、参っていたのだろう。 彼らにとっての恥はその後『娘が死んで正気じゃいられなかった』という悲劇に変更された。
宍井澪は『8月にとっくに死んでいた。』**]
(26) gekonra 2019/09/11(Wed) 14時半頃
|
|
−9月11日−
[延長された俺の夏休みも終わる。 停学明け前日。俺は軋むベッドの上に身体を起こした。俺はあれから毎朝、あの夏休み明けを思い出そうとしている。たかが十日ほど前の記憶が、なぜか霞がかったようにもどかしい。
あの日、俺の思い出す学校は忙しなかった。 無理もない。在校生に死人が、しかも二人も出たんだ。
告げる教師の声に茫然自失したはずの俺は、ふと気が付けば、クラスメイトの一人を殴り倒していた。心無い噂話を口にしたそいつに、俺は無言で殴りかかったのだとは別の友人の証言。]
(27) mononoke 2019/09/11(Wed) 21時頃
|
|
[そう。俺は少し友人が増えた。 漢気だとか、正義感だとか、増えた友人は俺にそんなものを見出したらしい。だけど、俺の中の冷笑的な俺が新しい友人を蔑むように嗤う。俺はそれを押し殺して、こうやってスマホで友達付き合いを始めている。そうさ。俺はただその噂話を聞きたくなかっただけなんだろう。俺には俺の記憶から消えた俺の気持ちが解った。]
(28) mononoke 2019/09/11(Wed) 21時頃
|
|
首洗って待ってろ。 ついでにおパンツも洗って待ってろ
[寝ている間に受け取った他愛もないメッセージに、俺はおざなりに、けれどお似合いな、やはり他愛もない返信を打ち込んだ後、その末尾にクマのスタンプを一つ添える。俺の中の俺の一人が、そのスタンプを使うたびに渋い顔をする。
そのスタンプの由来を俺は知らない。 なぜこのスタンプを俺は使うのか。俺は俺にいつも問いただすが、答えは返ってこなかった。俺は俺に舌打ちを返して引き下がるしかなかった。]
(29) mononoke 2019/09/11(Wed) 21時頃
|
|
はよ…
[自室から出て朝食を食いにキッチンに顔を出すと、父親は出勤前の新聞を読んでいた。両親は俺が停学になった理由を聞いてから、俺に何も言わなかった。]
おひとよしめ…
[俺はそう苦笑せざるを得ない。やがて席に付こうとした俺に、母親は無言で俺に花束を押し付けた。小菊の花束。俺は俺達と一緒に溜息を付いて、頷いた。**]
(30) mononoke 2019/09/11(Wed) 21時頃
|
ワタルは、おばんでーす
wallace 2019/09/11(Wed) 22時頃
ケントは、シャーコシャーコ…
mononoke 2019/09/11(Wed) 22時頃
ワタルは、逃げ出した
wallace 2019/09/11(Wed) 22時頃
オスカーは、ワタル先輩たちを追って逃げ出した(カサカサ……)
mmsk 2019/09/11(Wed) 22時半頃
ケントは、急に向きを変えてソウセイを追い始める俺(カサカサ……!)
mononoke 2019/09/11(Wed) 23時頃
|
― 夏休み・某日 ―
[家でいつも通り受験勉強をしていると、電話が鳴った。家には誰もいないみたいだから、部屋にある子機で出ると学校からだった。
どうやら、今朝方新聞で報じられていたニュースのひとつで、亡くなった人物がうちの学校の生徒らしい。]
まじすか
[しかも俺のクラスの女子ときたもんだ。流石に身近な人の死というのは驚くし、ショックを与える。 女子の名を聞けば、あーー…エミ達といっつも一緒の、と、心の裡で言う。雛子は、うまいこと溶け込んでて若干印象薄めの位置をキープしている印象を受けていた。]
……、はい、 …ぁー。はい。わかりました。
(31) wallace 2019/09/11(Wed) 23時頃
|
|
[新学期、先生方からの挨拶もあるが、生徒会長としての挨拶が予定されている。故に、――先に心の準備と、なんかソレっぽい事を言わせるために電話が来たのだった。]
雛子…確か、就職決まってたのにな
[世の中うまくいかねーな、って俺は心で思った。 でも次の瞬間俺は、さーて、何て言うといいのかな、と挨拶の内容を考え始めるのだった。
ちゃんと挨拶を考えていたはずなのに、9月1日のあの日だけは その事も全てさっぱりと忘れてしまっていたのだった。]**
(32) wallace 2019/09/11(Wed) 23時頃
|
|
墓参る。
[俺はあのBBQの時にチャットグループに登録された後、ろくに参加をしなかった。そこに唐突にメッセージを入れる。何故だろうか。このグループに居るメンバーの顔を思い出すたびに、俺の脳裏には"ループ"という言葉が浮かぶ。そしてそれを必死に掻き消す、俺の中の俺。]
(33) mononoke 2019/09/11(Wed) 23時半頃
|
|
うん… ひさしぶり…… 寂しいな。やっぱり………
[宍井家と書かれた墓石の前。 手にした花束の半分。それを既に供えられた、まだ真新しい花束の隙に無理矢理押し込んだ。]
宍井… 俺…何か忘れてる気がするんだ。なんなんだろうな。
[ひととおり祈りの真似事をした後、 俺はそう呟いて、宍井の墓前を後にした。**]
(34) mononoke 2019/09/11(Wed) 23時半頃
|
|
『カキーン』
(35) fuku 2019/09/11(Wed) 23時半頃
|
|
[最後は(>>0:23)、いつもあっけないモンだ。
野球の試合も、人生も。]
(36) fuku 2019/09/11(Wed) 23時半頃
|
|
…………ヒナコ。そう、か。
[オフクロから聞いたのは、ヒナコが事故で亡くなった、ということだった。 同じ中学の高校生が亡くなったという話は聞いていたらしいが、まさかヒナコだとは思わなかったらしい。 経緯とかもウダウダと話していたが正直オレの足りない頭の中には入っていく余地はなかった。
『ヒナコが死んだ。』 オレの頭の中に残っていたのはこれ、だけだ。]
(37) fuku 2019/09/12(Thu) 00時頃
|
|
なおのこと連れてってやりたかったな、甲子園。
[オレは9月2日もどこかぼんやりとしたままで長い校長の話を聞き流していた。
好きで交通事故に遭いに行くヤツなんかいねェつーの。]
(38) fuku 2019/09/12(Thu) 00時頃
|
|
『でさー、ヒナコが事故にあったのってアレでしょ?遊んでた男の逆恨みとかでしょ絶対』 『やだマジうけるんですけどーヒナコビッチのままじゃ死ねないー』
[廊下で耳にした一言に一瞬で目が醒める。]
(39) fuku 2019/09/12(Thu) 00時頃
|
|
『ドンッ』
(40) fuku 2019/09/12(Thu) 00時頃
|
|
悪ィなァ。季節外れの蚊がプンプン五月蝿くてよォ。 つい壁ドンしちまったけど許してくれよな。
[思わず『利き手』を使ってしまったことは反省している。カッとしたからって冷蔵庫にワンツーを叩き込む外国人投手並みだ。 連れのギャルが『ハァ!?あり得ないんですけど』とかギャーギャー騒いでるので、]
(41) fuku 2019/09/12(Thu) 00時頃
|
|
アイツがお前に何してたか知らねェが、死んでもなお咎めようっつー根性がオレからしたらありえねーわ。
[まだ何か言ってるが正直どうでもいい。 ヒナコはぶっちゃけこれ以上は望んでねェだろ。自分を納得させて、クラスメートの所に行く。]
(42) fuku 2019/09/12(Thu) 00時頃
|
|
安住悪ィ、ちょっと手が痛ェから早退するわ。 ティーチャーに伝えといてくんね?ティーチャーに。
[そういってカバンを持って昇降口へ歩いていく。]
(43) fuku 2019/09/12(Thu) 00時頃
|
|
[行き先はヒナコの家。オレはオレで、*蹴りをつけにいくつもりだ。*]
(44) fuku 2019/09/12(Thu) 00時頃
|
|
─ 9月2日:自宅にて ─
[シーツの上で身を捩る。 いつものように目覚ましのアラームが鳴る前に目を覚ました。 肌にじっとりとパジャマが張り付くほどの、ひどい寝汗もいつも通り。 朝が弱く、頭に靄がかかったようにうまく働かないのも。 どうしようもないくらいにいつも通り。 だから、スマートフォンに表示された日付とか、昨日片付け忘れたアイスのカップがそのままになっているとか、卓上のカレンダーが9月になっているとか、そんな当然の事に違和感などを抱く事なんてなくて。 汗をたっぷりと吸ったシーツとパジャマを洗濯機に投げ込んで、シャワーを浴びて登校の準備を始めた]
(45) sizu 2019/09/12(Thu) 00時半頃
|
|
― 9月2日:奏生橋・朝 ―
[私は朝というものがあまり好きではない。 かといって、昼や夜が好きかと言われればそうでもないが。 昔は、一人で迎える夜の方が怖かった気がする。 今は朝が怖い。 いや、怖かった……そのはずだ。 制服を着て、普段見ないニュースを見て、ポストから回収した新聞の日付を確認して。 なんだかほっとした気分になったのはどうしてだろうか]
[橋の中腹にたどり着き、欄干に身を寄せる。 川面に映る制服姿の自分を見下ろす。 今日も代り映えのしない姿だ。 制服なんて久しぶりに着たはずなのに、そんな風に思った]
(46) sizu 2019/09/12(Thu) 00時半頃
|
|
[朝のメランコリックな気分が薄れているのは、昨日、9月1日のおかげだろうか。 お祭りに行って、花火をして、プールで泳いで、BBQをした昨日。 ……一日でそんなにイベントをこなすほど、行動的だっただろうか。 確か、メンバーは同学年の会堂くん、秋山くん、出口くんと学校の後輩である根岸くん、鹿崎くん、岸さん。それと、大須賀さんちの颯成少年。 ……私の交友関係はそんなに広かっただろうか。それに、何かが足りない気もする。 よくよく考えると、スーパーで炊き込みご飯ときんぴらと揚げ出し豆腐を買って、ただ勉強をしていただけのような気もするから不思議なものだ。 ……どうしてその組み合わせを選んだんだっけ]
[そんな物思いに耽っている場合ではない、学校へ向かわなければ。 流石に遅刻と焦るような時間でもないが。 スマートフォンを確認する。 その画面には、誰からもメッセージは届いていない。 ただ当然のように、*今日が9月2日であるということを示しているだけ*]
(47) sizu 2019/09/12(Thu) 00時半頃
|
|
─ 最後の9月1日・夕刻過ぎ ─
[どうせ断られるだろうと思ったから、 特に言い訳もしなかった。 おかしなことをしたと思う。何の気の迷いなのか、自分でもよくわからない。
だから、こんな奇行なんかさっさと忘れようと思った。]
っはぁぁ……
[けど、宍井からの返事は俺の予想とはかなり違っていた。(>>23)]
(48) higesorry 2019/09/12(Thu) 04時頃
|
|
─ 最後の9月1日・神社 ─
[宍井から返事をもらって、自分から誘っておいてまさか本当に行くことになるなんて想像もしていなかったということを自覚した。祭りなんて、何年ぶりだよ。
『神社いくね』そう返事を受け取ったからには神社で待っていたほうが当然良いだろうと思って、俺は石段の辺りで待つことにした。さっき別れた連中と鉢合わせる可能性もあるだろうか、いや、いいんだけど…なんか嫌だったから少し迂回する道を選んで神社に到着して今に至る。誰にも会わなきゃいいけど。特に鹿崎なんかに見られた日には格好のおもちゃだ。]
(49) higesorry 2019/09/12(Thu) 04時頃
|
|
…よお。
[宍井が向こう側から歩いてくる。まだ俺に気づいてない。それがなんだか気恥ずかしい気がしてきて一度気づいてないふりをして声を掛けられるのを待つかとも思ったけど。 片手を挙げて声をかける。思ったより俺の声は小さかったから、聞こえなかったかもしれない。 けど、俺に気づいた宍井がこちらに駆け寄ってきたから、やっぱりなんだか慣れなくて。]
なんか、ごめんな。いきなり。
[気味悪かったろ。俺もそう思う。]
(50) higesorry 2019/09/12(Thu) 04時頃
|
|
[到着した宍井とは、歩きながら他愛もない話をした。(>>24)
他愛もない話をしたら、少し宍井のことを知った。 当たり前の仕組みだとわかるのに、どこか新鮮な気持ちで、 それが居心地悪く感じるような気もして、くすぐったかった。
秋山先輩のこと。 浴衣を着たかったってこと。女子は大変だと思った。 俺は焼きとうもろこしのニオイに負けて とうもろこしを買ったし 宍井はもう食べられないと言ってた。 お祭りと言えば、という話になれば俺はお祭りに思い出があまりないという話もしたし、ガキの頃に航と来て、俺は親に「高いから」という理由で何も買ってもらえなかったんだけど、航の持ってたヨーヨーが羨ましかったという話も、少しだけ。]
(51) higesorry 2019/09/12(Thu) 04時頃
|
|
…ヨーヨーだけ、買ってみていい。
[許可なんか取る必要もないんだろうけど。 夏に、祭りに浮かれたような奴らの空気は今だって全然好きじゃないしそうなりたいとも思わない。けどこれくらいはセーフってことにした。 宍井が頷けば、俺は水色の水風船をすくい上げて、それをもらう。 あまりにも俺が楽しくなさそうだったんだろう。テキ屋の兄ちゃんは俺に怪訝な顔をしていたし、宍井にはにこやかにしていた。俺はそれが少し怖かったし、ちょっとむかついた。]
(52) higesorry 2019/09/12(Thu) 04時頃
|
|
…ん。
[特に何の理由があるわけでもないけど、さっき掬った水風船を宍井に差し出した。 俺はそれが欲しかっただけで、欲しくはなかったから。 宍井がそれを欲しいかどうかは知らないけど、なんとなく渡したかった。]
………ほら、あれ。 …がんばったで賞…的な。
[全然それを良いものだと思ったことはない。がんばったで賞。馬鹿にしてんのかとすら思う。けど今はそれ以外に思いつかなくて、俺はそう言った。本当に、そう思ったから。**]
(53) higesorry 2019/09/12(Thu) 04時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る