197 獣ノ國
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…………、
[そうして、最後に。 このメールを、彼が読んでくれるかは分からないから、これはただの自己満足だけれど。私用のアドレスから、つい先程まで共に居た彼のに向けて、一通のメールを打ち出す。 書きたい事はいくらもあった。それでも、そのどれもこの場には相応しくない気がして。やはり会って話すのが一番だろうと、ただただ簡潔な文章だけを送り出す]
―――――――――――――― 差出人:ヨハン 宛先:ルーカス ――――――――――――――
20xx年 10月3日 ――――――――――――――
きっと待っていてね。**
――――――――――――――
(27) 2014/10/07(Tue) 03時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 04時半頃
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ー夜半-夜明けの間にー
[暖かに自らを包む体温に、ふと目を開けて。 幸せなはずなのになにか、よくわからないものがぬけおちたかのようなそんな気持ちは、気のせいなのだろうか ただ先にもたらされた回答に、夜中に思いついたもう一つの質問を投げて。その内容に少しだけ、ほんの少しだけ、切なさに目を伏せる]
神隠しに会えば... きっと、先生は、とても辛いわね
[ぽつりとそれだけ呟いて自らを抱いた人に向き直り一度触れるだけのキスを。 そのあとは胸板に頬をくっつけて、朝になるまで眠るだろう**]
(28) 2014/10/07(Tue) 05時頃
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[走る汽車の窓から外をぼんやりと眺めていれば、景色の向こうに見えたのは見慣れた大きな科学塔。 朝陽を浴びて遠くに見えるそれは、とても、とてもゆっくりと窓の外を走り行く。 ――あの國で過ごしたのは、果たしてどのくらいの間だっただろう。故郷と呼ぶには短く、旅と呼ぶには長いその年月。徐々に遠くなるその塔の影を追ってしまうのは、やはりそれだけの年月を其処で過ごしたのだと、言うことなのだろうか。]
………ん、
[そうしてふ、と。震えるポケットに気付き。其れを開いて見たのなら、そこには二通のメールの通知。何方も、差出人はあの歳の近い友人だ。 先に来ていた一通>>2:383は、昨日の昼の"デート"を揶揄る一言と、"今日"より先の晩酌の誘い。 応える事の叶わぬそれには、小さく、小さく苦笑を漏らす。 最後に付け加えられた一文には、呆れたように肩を竦めはしたけれど。]
(+0) 2014/10/07(Tue) 05時半頃
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……フン。自分の方こそ、十分にお楽しみだったじゃあないか。
[大学で見かけた時に、彼の隣に居た少女を思い浮かべ。"唯の生徒と先生"ならば、この言葉の限りでは無いのだろうけれど。 懐かしむように目を細め、呟いた言葉はあの國に残る友人には、決して届く事は無いだろう。 借りた本は、結局返さぬままに持って来てはしまったけれど。まぁ、あの友人の事だ。もしもこの先会うことがあったのなら――酒の一つと此方の話とで、きっと許しては貰えるだろう。 そうして最後の追伸に、ふ、と――嗚呼、何時だっただろう。まだ自分の歳が二十の前半だった頃、酔った勢いで悪戯に詐欺を装い、彼に電話をかけたりもしただろうか。]
(+1) 2014/10/07(Tue) 05時半頃
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…出来るなら、最後にまた一度お前と酒でも交わしながら…話でもしたかったんだが。
[二通目>>3のメールに目を通しながら、ポツリと漏れたのはそんな一言。このメールを飛ばして来たと言うことは、恐らくはあの本は無事に持ち主の元へと届いたと思っていいのだろう。 此方から本を貸す時、或いは彼方から本を借りる時。返すと言うのを理由にして、数え切れない日々を共に朝まで語り明かしたかの友人。神話の生物の事を主に研究している男と、民俗学から神話や都市伝説まで幅広く精通している友人と。 大学に用事がある時は、その授業風景を時折覗きに行った事もある。そして彼の話す話は、男の興味を酷く惹きつける物だったから。 自分があの國で最も近しいと言える友人は、今頃何をしているのだろう。]
(+2) 2014/10/07(Tue) 05時半頃
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………、あぁ。
[メールへの返信は行わぬまま、携帯端末に登録されている全ての番号からの着信を、拒否に設定する。全てを置いてきた中で、この小さな機械だけは置いて来ることが出来なかったのは――それは果たして、あの國への未練故か。 そうして再び窓の外へと視線を移し。既に見えなくなってしまった科学塔に、知らずのうちに声が漏れる。 向かう先は、長年使っていない別荘へ。きっと埃に塗れて"仲間"の巣も沢山張られているだろう其処を思い浮かべ…男はひとつ、諦めたように息を吐いた。
ガタン、ゴトン。 揺れる汽車に運ばれて、《蜘蛛》は漸く國の外へと。]*
(+3) 2014/10/07(Tue) 05時半頃
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――、…俺、は
[ “突き放せば――” 図星を付かれたような感覚に、微かに息を飲み込んだのには気付かれただろうか。硝子箱の向こうで首を擡げるそれが脳裏に過っては、逃げるように視線を落とす。
透明の表面からか、雨粒が地面へと落ちかかるのを見ては。次いで誤摩化すように表情を戻した。 ――示すのには冷えた肩が離れ>>20、言葉をなぞるように鋭い色がこちらを刺す。]
……欲しいなら追いかけるよ。 ――行方不明になっても。
[ やがて腕を絡ませ告げられたのには、押し出すように呟いた。何もしないままに苛立つのは、お伽のそれに対してじゃなく、――ただ己自身へだったなら。 その腕がするりと抜けて、見知らぬどこかへ行くのを拒む様に肩を寄せた。静かに顔を傾ければ、その視線が絡む事はあっただろうか。
掠れた不格好なそれが、僅かに羨望じみた色を含んでいるのには、聡い相手にすれば見通されていたか。 ただ前を向くその顔へ、目を細めたのは習慣からではなく。また先ほどの嫉妬めいた気持ちからでもなかった。]
(29) 2014/10/07(Tue) 07時頃
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…、…ようこそ?
[ 戸惑った、それでも折り目正しい挨拶が>>21 先輩の口から零れれば、小さく表情を崩す。人から受け取った透明傘は、空いたスペースで陰に干しておいた。いずれ乾けばまた、とその場を離れる。]
お菓子? ――、ありがとう。
[ 並べられる数々>>23には脳が回るのを感じながら、ただ相手の好意には頬を緩め、礼を告げる。
お茶くらいは出そうと一旦その場を離れれば、買ってきたばかりのそこと、棚を開いて尋ねかけた。以前相手が言っていた事を思い返せば、慣れない買い出しで手に入れたそれらを示して。]
飲み物。紅茶はある、普通のお茶も。…グレープフルーツジュースも。珈琲とか他もあるけど。
先輩は何が良い?
(30) 2014/10/07(Tue) 07時頃
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[ やがて相手が選んだものを硝子に注ぎ、机上に置いて。 手土産の一つをつままれれ、こちらへ示される>>23のには目を丸める。 相手の顔とそこを一間見比べて、――その手を取っては菓子を口に含み、飲み込んだ。
……手は離さないままに柔く首を傾げ、確かめるように相手の目を見据えながら。口角はいつも通りに緩く上げていれば、相手の揶揄いめいた仕草に。]
……先輩は。俺をどう見てるの? 単なる後輩? 年下の友達? ――“飼われ”に来たなら、今は主人? ――…少なくとも俺は、単なる年上として先輩の事を見てないよ。
[ 尋ねかけたのには意図的に、以前冗談混じりに問われた単語は外して。 ――声には表情ほどの余裕も持てず、不格好に掠れていれば、嘲笑じみた笑いは内心に零しながら。
暫くしてキッチンの場所を尋ねられたなら、立ち上がって位置を示した。自由に使ってもらっていいから、とビニールと冷蔵室を指す。 自ら手は出さないよう努め、邪魔にならない程度にそこに立つ姿を眺めていただろう。先輩料理得意なの、とは投げかけつつ。**]
(31) 2014/10/07(Tue) 07時頃
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― 昨晩の話・下男とやり取り ―
――書殿掃除の手が足らない? …ああ、そうか。二人に暇を出してしまったのだったな。
[実家の母親が病気になってしまったと申し出を受け、、 奉公で来ていた兄弟二人に貨幣を包んで返してやったのだ。 学士の書庫は、相当に本の量が多い。 手入れをせねば古いものは虫に食われてしまうし。
買い出しで出かけた下男が風の噂で耳にした 便利屋の話>>0:289を思い出し、顎に扇子を宛行い一考する。]
そうだな、一度電話をしてみてくれ。 二名程臨時で駆り出しができればと。
[便利屋がひとりで仕事をしているとは判らぬまま。 尤も、その人物に手を空かせている者の心当たりがあれば また事情も変わってくるのだろうけれども*]
(32) 2014/10/07(Tue) 08時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 08時頃
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[街を歩いていれば、花屋の中に見えた淡い白金の色。
彼、かも知れんな。
兎に角行ってみようと、足をそちらに向けて。 花屋の中へと入って。]
少々失礼。 てぃそ様、であっているだろうか? 此処に、其方宛てのお届け物が。
[漆黒の髪の少女に渡された傘を渡せば、花屋の店員の方に向き直り。]
済まないな、営業の邪魔をして。 詫びと言っては何だが。 ……此れを貰えるだろうか?
[そう言っては桔梗と百合の花を買ったことだろう。]
(33) 2014/10/07(Tue) 08時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 08時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 08時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 08時半頃
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[目を開け、身を起こして。見慣れない室内や浴衣に数秒考えれば、昨晩の記憶が蘇る。 TKGなんて言葉を使いながら大丈夫と聞いてくれたこと、夕飯は好きなものにしようと言ってくれたこと、夜更け前に探したいものがあると言ってくれたこと 熱く、とても優しく、抱いてくれたこと]
...錠
[ぽつりと名前を一つだけ呼べば、みるみるうちに顔が赤くなるほどに恥ずかしさや照れが襲ってきて。落ち着くまで少しだけ布団にくるまって、数分。 落ち着いてくれば今度は彼の背中が恋しくなって、起き上がる。 かの人の背中を見つけたならば、着物の背中をつまむように引き、そっと口を開こうか]
おはよう、先生
(34) 2014/10/07(Tue) 09時頃
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――回想>>2:344時点――
[ 獣人について尋ねかけてきた友人の返信>>2:273を見つめれば、僅かな間を置いてそれを開いた。 ……最近知り合った相手が。知り合いが。白い人が。獣人を見たと囁くサイトの文面を過らせる。鳶色の目が緩んでは、交わし合ったそれを思い出しながら。
――手を引き寄せ友人、と名前を重ねた相手の顔は、未だはっきりと想像ができた。 それに安堵とも、背反するそれとも付かない感覚を覚えながら、手早く端末を操作する。]
(35) 2014/10/07(Tue) 09時半頃
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―――――――――――――― 宛先:オズ >>2:273 ―――――――――――――― Re:人はいつもそう言う 20xx年10月2日 xx:yy ―――――――――――――― バレた?
ありがとう。ちょっと待たせるかもしれないから、先どこか回っててくれても。 用事あればそっち行ってくれても大丈夫、 今度、あるなら。 そこそことは言った。迷ったら連絡は入れる。
度胸はないよ。
――――――――――――――
[ 流石にあそこまでは迷えないだろう、と思いながらも。文章に間まで置かれて心配されるのには小さく頬を緩ませて、義理堅い相手の態度を思った。それだけと終えられたメールには必要そうな連絡のみを打ち終える。 ――最後の一文は消すか迷って結局、そのまま送信を押した。*]
(36) 2014/10/07(Tue) 09時半頃
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― 回想 シメオンくん宅 ―
[――『行方不明になっても』。その言葉には学生は。ただ瞼を閉じ、そして開きました。ゆうるり弛まっている筈の口元が震えているなんて、そんなこと自身では気付かず。そうしてまるで、口先とは違うように肩を寄せ何処かへ行くのを拒んで来る様>>29には、優越感に似た満足さえ感じました。ただ自分が消えることで、自分の居た形跡が誰に触れられるでもなく消えて行くよりは、誰かに触れて消えて行きたいが為に。 意地悪なこと、言ってごめんね。――この言葉が外へ紡がれることは、ついには無く。ただ耳聡く拾ったその先、彼の言葉が羨望染みて居たことには――ただ脳裏で首を傾げるのでした。*]
(37) 2014/10/07(Tue) 09時半頃
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…どうしようかな。
[学生が並べた菓子菓子の量に、彼がある意味で眩暈を起こしていることなど知らずに。ただ礼を言われたのなら、学生は嬉しそうにはにかみ笑いました。 尋ねられる飲物の種類には、僅に小首を傾げ今の気分を考えるのでした。お茶菓子には文句を言うまでも無く、緑茶が合うのだろうけれど。今の気分は素直に片やに合わせるように、素直では無く。学生はふたつ、思い巡らしました。チェシャ猫お勧めの其れか、はたまた現実の味をした、自分も嫌いな珈琲か。散々に口に入れて来た紅茶には目もくれず。]
………珈琲、が、良い。
[絞り出した言葉は小さく、学生は今一度言い直しました。大嫌いで見るのも厭な珈琲だけれど、たまには飲み慣れることだって必要だと。 甘く無い現実に生きるのなら、それこそ慣れなければいけないものだと学生は陰りを落としては直ぐに暗色を失せさせるのです。 そうして漆黒がカップに揺られ、並べられたのを視界の端にて認めれば、学生は自分の手頸に触れ、菓子を咽喉に通す彼を見詰めました。目を丸くした様は中々に、と、悪趣味にも愉快さを見て取りながら――続いて聞こえた言の葉には、思わず息を飲んだけれど。
(38) 2014/10/07(Tue) 09時半頃
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わたしは、…
[笑みの裏掠れる彼の声に引き摺られたかのように、学生はただ声を反芻させました。認めたく無い現実の、甘い気持ちだなんてそんなものは。まるでお姫様な御伽噺は、ずうっと避け続けて居たのに。学生はその手を振り払うことも出来ずに、ただ前髪の下で眉を寄せるのでした。乖離した脳は未だ、鮮明感を覚えてくれず、それが救いだと現状真直ぐに彼を見据えながら、独りごちたのです。]
…――如何なんだろうね、…君は、…
(39) 2014/10/07(Tue) 10時頃
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……やっぱり、なんでもない。
[まるで言い訳染みた逃げ道を、学生は紡ぐのをやめました。素直に心内を吐露すること、それがどれ程怖ろしいことか。学生は気まずそうに視線を落としては、半ば強引に彼の手を振り払うのです。もしかしたら、酷く傷付けたかもしれないその仕草に罪悪感は覚えども、決して彼の顔は見ずに。ただ視界の隅に有るカップに手を伸ばしたなら、苦い黒を口に入れたことでしょう。鈍く舌先に染み込む渋味に顔を歪め、矢張りこれを好きだと言っているらしい人は可笑しいと嘲笑い。こくりと一度咽喉に通し、また一つ口に深めば――ちらりと彼の顔を伺い見て、今度は逆にと彼の手を引きました。 近くなった距離に目を細めながら、いつもの笑みは浮かべずに。ただ彼の視線を捕らえ、また自分も彼の視線に囚われたのなら。その唇に自分のものを重ね間を割り、含んだ苦味を移し込みました。]
(40) 2014/10/07(Tue) 10時頃
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―――なら、甘い夢を見せてよ。
私が「こちら」に帰りたくなる程の、これよりも甘い甘い、逃げたくなるような甘さを。
……ねえ、シメオンくん。
[学生はいたずらに笑いました。目を細めては何処か冷たく、然し現実に焦がれ戻る術を乞うように。苦味は口元に名残を残して、少しだけ、否露骨に眉間に皺を寄せては口端を舐めてみせたけれど。学生は彼の頭をゆるく撫でひとつ、柔に微笑みました。 一つ言うけど、私は送り狼じゃ、ないからね。 そんな揶揄いを口頭に乗せて。]
(41) 2014/10/07(Tue) 10時頃
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… グラタンで良いかな。
[直にキッチンへと足を踏み入れると、学生は傍に居る彼>>31に言葉を投げました。否定の言葉が返されなければ、手際良くとは言えなくも躓くことはない手付きで冷蔵室から食材を取り出し。体が冷えるから、ワンタンスープも作ろうかな。ふたつ分の食材を取り出しては彼方此方へ体を動かしつつ、料理を続けるのです。問われた言葉には、少々得意気に口端を弛め笑って見せました。]
どんな人でも惚れちゃうレベルで、上手…かもね?
[――そんな事は毛頭無いけれど。学生は調子良く微笑んでは、彼から顔を背け眈々と料理作りに勤しむのでした。そうして全てが出来上がる頃に彼を隣へ呼び付けたのなら、 スープだけでも味見を、と、小皿に入れた其れを彼に差し出し、味に求められた事が無ければ、椀に飾り食卓へと並べたことでしょう。
やがてゆくりと晩食の頃は過ぎ、また言葉を交えようと彼の顔を窺い見たのだったか。]**
(42) 2014/10/07(Tue) 10時頃
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― 早朝・寝室 ―
[メールを送った後、思案していた。
そういえば花屋の配送を頼んでいるのだ。 普段は墓花のみで終わらせてしまうのだが
スザンナは何か入り要がないかと問おうとし、 振り返ろうと畳に落とした足裏を擦れば、 背の辺りを摘む指先>>34に一時目を丸めさせ。]
やぁ、おはよう、スージー。 寝辛くは無かったかな。
(43) 2014/10/07(Tue) 10時半頃
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―早朝・自室―
[スースーと、規則正しい感覚で続いていた寝息は、目覚まし時計のベルの音で途切れる。
乱れた髪を手で軽く整えると、ベッドの上で伸び一つ。寝ぼけた頭をしっかりさせようと、ふるり首を軽く左右に振ってベッドから降りる。 窓の外で明るく囀る鳥の声。その囀りの意味も自分にはわからないけれど。それでも―――微笑みが浮かぶ。
これからが楽しみで、胸が弾むような気持ち。 新しい本を手にしたときよりも、遥かに強いその気持ちは。もう何年も経験したことがなかったもの。 家族で迎えるクリスマスや。誕生日のプレゼントを待つ時のそれと、とてもよく似ている気がした。]
書類、書類――あ、その前に…。
[昨日渡された書類>>2:149を机の上に広げて、少し折れてしまった端っこを指で伸ばす。 昨夜の雨の中、身体を濡らしながらも護ってきたそれは、端の方が少し撚れてしまっているものの、雨に濡れることなく無事に机まで運ばれて。]
(44) 2014/10/07(Tue) 10時半頃
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[書類を前に深く息を吐き、雑貨屋で買ったボールペンを取り出し、くるりと指先で回す。
くるくる くるり
銀色のボールペンは数度回った後、カランと乾いた音を立てて床に落ちた。身を屈めてそれを拾い上げ、ふと思い立って机に放置されたままの端末に手を伸ばす。
昨日は返信するタイミングを逃してしまった。けれども、新しい報告がある今ならば、送っても大丈夫だろう。そんなことを考えて、端末に指を滑らす。
子供のような笑みが口元に浮かんだ。]
(45) 2014/10/07(Tue) 10時半頃
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差出人:カリュクス 宛先:ヤニクさん ―――――――――――――― おはようございます。 20xx年 10月3日 ―――――――――――――― 昨日はいろいろありがとうございました。 なぞなぞ遊びにも、付き合って頂けて楽しかったです。 誰かとなぞなぞしたのなんて久しぶりで、なんだか懐かしい気分でした。
カナリアにびっくりしてしまうくらいなら、狼さんに驚いてしまっても仕方がないですね。 動物苦手ではないと良いのですが……。
けれども、嫌な感じのする人ではなかったので またお話しできたらいいな。と思っています。 喫茶店。あまり行ったことがないのですが今度行ってみますね。
ヤニクさんの冒険が楽しいものだといいな。と願っています。 追伸: 素敵な本との巡り合わせではなく自分で本を書いてみようかな。と思っています。アルバイトをはじめてみようかと。
(46) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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[きちんと振り返り、前方から腕を伸ばす。 嫌がられなさそうなら、腕の内へ納めようと
ただ一日だけでも彼女を招いた喜びは強く。 ずっと此処に居て欲しいと思う反面で、 先日語られた夢の話を思い過ぎらす。
大事な愛犬を離したくない気持ちと、 留学の後援を預かりたい気持ちは半々。]
スッピンの方が愛らしいんじゃないか。 化粧している時より、柔らかく見える
[そんな話も今日出来たらいい、と考えていた。**]
(47) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 11時頃
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[端末を操作し終え、打ち終えた文章ににっこりと笑う。
一番最後、どこでアルバイトをするのか書こうとして――止めた。 働いているときに会ったら面白い。 びっくりするだろうか。そんな悪戯っぽい考えが浮かんで、そのまま送信を押す。]
書類、出来るだけ綺麗に書かないと。ね。
[端末を文鎮のように書類の上に置いて、真剣な顔で書類に向き合い始めた。 メモ帳に試し書きをしながら、一文字一文字丁寧に記入していき。
書きあがったそれを目の前に掲げて大きく頷いて、白い封筒に折りたたんで入れる。 早く持っていこう。と、気持ちが急いたためか。]
―――っつ。
[封筒の隅で指先が切れ血が滲む。 指先に浮かぶ赤に表情を曇らせたが、それも束の間のこと。 ハンカチで傷口を拭い、封筒を抱いて本屋へと向かった。**]
(48) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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[汚れてしまったコートは、いっそそのまま捨ててしまおうと思った。元より何着か持つ中の一つ、というだけで、思い入れのあるものでもない。 けれどふと、ポケットの中に入れっぱなしだった天使から貰った連絡先を見付けて。……少し躊躇ったけれど、此方から連絡を入れてみる事にする。 "また今度"、なんて。そんな約束を守ろうとしたわけではないけれど。……誰かに会いたいと思った時にこれを見付けたのだから、彼女に会うべきなのだろうと、そんな言い訳めいた思いを胸に]
(49) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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―――――――――――――― 差出人:ジャニス 宛先:天使ちゃん ―――――――――――――― ごきげんよう 20xx年 10月3日 ――――――――――――――
昨日ぶりね。 突然だけれど、今日はお暇かしら? 会って、お話したいの。
待ち合わせ場所も、時間も、そちらに合わせるから。 連絡待ってます。
――――――――――――――
(50) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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[スージーと、愛称で呼びかけられれば嬉しさと照れが半々で。恥ずかしさとはまた違うそれにくすぐったいような居心地の悪さを抱えながら大人しく抱きしめられる]
寝辛さはなかったし、大丈夫 先生がいたから、安心できたもの
[彼の内心の葛藤には気づかず、声が近くてくすぐったくて、頭の上の耳を伏せて。尻尾の方は隠せない幸せにパタパタと振られてしまっているけれど]
すっぴんは先生くらいにしか見せないわよ ずっと化粧してたから、手入れはちゃんとしても肌にダメージは入ってるし 女なら、ちゃんとしたところを見て欲しいじゃない
[愛称で呼んでくれるひとに対して先生と呼びかけてしまうのは、やはり照れてしまうから。 嫌がられれば、ちゃんと名前で呼びたいとは思うけれど]
(51) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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……何も、顔を殴らなくったって良いのに。
[鏡を見て、いつも通り薄く化粧を施す。 鏡に映るジャニスの頬が赤く腫れているのは、兄に殴られたからだ。家を出ると言ったら、理由も聞かずに殴られた。 そうしてその後は、幾度もの謝罪と共に縋りつかれたから、今は寝室に鍵をかけて立て籠もっている。どちらにせよ、こうしていれば兄はそのうち会社に行く筈だ。良くも悪くも、真面目な人だから。
彼の紳士に出会った時に着ていたコートと同じ物を身纏う。キャリーバッグに詰めた荷物は、思いの外多くなってしまった。……これでも、必要最低限に留めた筈なのだけれど。
そうして兄が居なくなったなら、天使からの連絡を待つ間、暫くこの街で最後の一時を堪能しようと外へ出る。 一先ず今日も、朝食を食べに公園近くのカフェへ向かう事にした]
(52) 2014/10/07(Tue) 11時半頃
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