204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[鼻の頭を赤くしたまま、ゆっくり口もとで笑みを作った]
(19) 2014/11/11(Tue) 19時半頃
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[視線が、眩い色の手袋を追う。
高いソプラノを連想させる色だと思う かつて、もっと、もっと幼かった頃の 高慢な己の声に、似た色。
今はもう、プライドごと掻き消えた。
声を無くし、すっかり大人しくなってしまった 不器用なトレイルは 唯一の生業を無くした己の面倒を見てくれる あわれで酔狂な保護者を見失わないよう、 幾分慎重に雪を踏む**]
(20) 2014/11/11(Tue) 20時頃
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『舗装された石畳の道に、高らかな足音が響く。 少女はぱっと顔を上げ、足音の方へと目を向けた。 彼の美しい金色の髪が、眩い太陽の光を浴びて輝いている。 まさしく彼こそが、少女の待ち望んでいたその人であった。 手元に集めた色とりどりの花を慣れた手つきで編みながら、 少女の瞳は彼を捉えたまま離れない。 やがて彼も恐ろしい戦争へと向かう日がくるに違いない。 出立のその時、凛々しく敬礼をする彼に、 祈りと願いを込めた花輪を捧げよう。 それはきっと、彼の髪の色によく映えるだろう』
[安く質の悪い紙が万年筆の先を幾度も引っ掛け、その度に染みを作る。所々滲みの酷い箇所を見て、思わず溜息を吐く。 これは誰に渡すわけでもい文章だ。 私小説でも無ければ、戯曲でも無く ――そう、文章と評する他は無い、ただの文字の羅列だ。 つまり汚れても読めなくても構いはしない性質のものだが、 それでも染みは好ましくは無い。]
(21) 2014/11/11(Tue) 20時頃
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[最初に、山小屋で休もうと言い出したのは自分と彼のどちらだったか。 少し強くなってきた雪をやり過ごすだけのつもりが、 気付けば外からは激しい吹雪の音がし始めていた。 動けないならば仕方が無いと、いつものように紙を広げて万年筆を持ち、どれだけの時間が過ぎたのかは把握していない。 没頭すると他のものに気が回らなくなるのは、いつものことだ。 その所為で庇護すべき彼に不便を強いている部分も、少なからずあるだろう。]
……何か、困っていることは無いか。
[自らの不行き届きを自覚する度に、同じことを問う。 生業に反し、話す為の言葉を選ぶのは、不得手なのだ。**]
(22) 2014/11/11(Tue) 20時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/11(Tue) 20時頃
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[鼻をぽっちり赤く染めたトレイルの口が、ゆっくり弧を描いて。 濡れた彼から見える、感謝の言葉。
この声はちゃんと見えたから、嬉しくなってうんうんって頷いたんだ]
行こ。
[いつも通り、トレイルはおとなしい。 おとなしすぎて、そのうち消えちゃうんじゃあないかな? だから振り返り振り返り、彼がちゃんとついてきてるかなって見てね。 今度は保護者の背中を見失いそうになったんだ]
(23) 2014/11/11(Tue) 20時半頃
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[白い 世界]
(24) 2014/11/11(Tue) 20時半頃
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[視界も 音も 存在も 白い]
(25) 2014/11/11(Tue) 20時半頃
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[ゆっくりと弓は引き絞られる
肩に 頭に 薄く積もる雪は 払われることなく]
[矢の 先 白]
[それが動く そこに色彩が生まれる]
(26) 2014/11/11(Tue) 20時半頃
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[同じ色彩は深く合わせた胸元 覗く色彩は南国の色彩 生まれた色彩に 黒い瞳がくると動き 甲高い声 一つ 色彩を帯びて響く]
[胸元に幼い頃から一緒の愛鳥を入れた (胸元に入るほどコンパクトな鳥ではないため 無理やり押し込めたに近い姿だが) 少年の終わり 青年の始め そんな姿は 素早く 色彩を散らす存在に駆け寄る
雪にも慣れているのか手こずる様子はない]
ーーー…………
[空は見上げられる けれど 厚い雲が 視線を遮る] [一度首を強く降って うっすら積もる雪が落ちた]
[胸元の鳥が 唸る 抗議だ]
(27) 2014/11/11(Tue) 20時半頃
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……もう少し
[感情の色彩薄い 音 零れた 滲む微かな色は 焦燥
雪に 色彩 振りまいた 命なき兎 それを手早く腰に結わえて 彼は その場から 動き始める]
(28) 2014/11/11(Tue) 20時半頃
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フィリップは、”保護者”の元に戻る時 腰には二羽の兎
2014/11/11(Tue) 20時半頃
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[麓ではちらつく程度だった雪も山道を進むにつれ強まり 荒れるだろう事を予感させるには十分なものとなる。 先導する“保護者”の、己よりも小さな背を見遣る隻眼が細まり 眉間には薄く縦に皺が刻まれる。 歩みながら徐に開いた口。]
――――……。
[はっきりとした声は紡がれぬまま吐息の音色だけが零れた。 口の中には外気の冷たさのみでなく、含まれた雪の水気がじわと染む。]
(29) 2014/11/11(Tue) 21時頃
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[透明感のあるけが前方より響く。 “保護者”たるフランシス・ベネットの言葉に ドナルドは小さく頷き、ラルフに続いて声を返した。]
心配性。 大丈夫だって。
[バリトンを響かせたところで 口を大きく開きすぎて喉奥に雪があたった。 げほげほと咳き込むを誤魔化すように 男は口許を手で覆いフランシス、ラルフに続き山小屋へと向かう。]
(30) 2014/11/11(Tue) 21時頃
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[耳を欹て山小屋の中の様子を気にするフランシスの慎重さに ドナルドは音なくくちびるの形だけでわらった。 調律を生業とする保護者の耳は信頼に足るもの。 道中も時折周囲の音に視線を向けるラルフの耳の良さも知ってはいるが 二人を見ていると共通点よりも違いの方に意識が向く。
開かれた山小屋の扉。 雪をはたいて中に入るラルフの背が遠くなる。 入口で立ち止まるドナルドは 差し伸べられたフランシスの手へと視線を落とした。]
ラルフにおいてかれる。 ほら、フランシスも入った入った。
[風で閉じようとする扉を片腕で支えて フランシスを先に寒さから遠ざけようと もう片方の手を軽く彼の背へと向けた。**]
(31) 2014/11/11(Tue) 21時頃
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ー →山小屋 ー
ーー……やむ迄 もつ 量
[”保護者”に 一羽 押し付ける 二人と一羽 そこ迄 多くはいらない
押し付けて すたすたと 雪の中歩き出す 向かうのは この峠 それを越す途中 ある山小屋
山に慣れた人間ならば 今の降雪が 酷くなることは わかっている 食料も備えた 次は移住環境を
で なければ死んでしまうのだから]
(32) 2014/11/11(Tue) 21時頃
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フィリップは、人の気配に訝しげに山小屋を望む
2014/11/11(Tue) 21時頃
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― 山小屋1F ―
[山小屋の中は広かった。 雪にさえぎられて全体像が見えなかったが、どうやら二階へと続く階段も見える。 入ってすぐは道具や藁、薪などが置かれているのが見える。 かなりの広さがあるから、上階でもそこそこ余裕はありそうだと、ほっと吐息をこぼす。
ドナルド>>31がフランシスを促す声が聞こえ、それにまぎれて雪を踏む音が聞こえた気がして入り口から外へと視線を投げる]
誰か来る? 吹雪だし、避難場所かな、ここは。
[フランシスとドナルドへと問いかけながら、雪で湿った帽子を脱いでぱたぱたとはたいた]
(33) 2014/11/11(Tue) 21時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/11(Tue) 21時頃
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― 山小屋2F ―
[吹雪の音が、階下の物音を遮る。 人の訪れを知らせるのは、入り込む風の気配を察して揺れるペチカの火と、少し下がった室温だけだ。 しかし、それを察することが出来る程、敏感な性質では無い。 紙面のインクが乾いたのを見計らい、広げていた紙をまとめて席を立つ。]
……何か、食べるものでも用意しようか。 [旅を続ける一族の身でありながら、不測の事態には弱い。 天候を予測するのも、気候の不安定な場所に赴くのも ――生業とすること以外は基本的に不得手だ。 しかし自分はさておき、彼の世話はしなければならない。 料理も、その為にどうにか習得したものの一つだ。
幸い、この山小屋に食糧が備蓄されているのは既に確認している。台所へ向かおうとした時、>>33微かに何かが聞こえて、足を止めた。]
(34) 2014/11/11(Tue) 21時半頃
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―山小屋までの道で>>13―
[雪の落ちる音を微かにとらえながらも、フランシス・ベネットは視線を少し向けただけ。雪崩が起こる音ならたいへんなことだが、今のはそうではないと思ったからだ。男が守るべきと考えているのは、同行者の2人。]
ラルフ、余所見は危ない。
[音に興味をひかれた様子を見て取ってかフランシスは声をかけた。 少年と青年の狭間に成長したラルフに対しても、まだ子供に言うような口調が抜けない。ドナルドに対しても、似たようなものだった。見上げるほどに、大きくなったのに。]
咽てるじゃないか、 気をつけて?雪で窒息することだってあるんだから……
[>>30咽るドナルドにも注意を促す。 雪が眼に入ったらしく、フランシスは一度ぎゅっと瞼を鎖す。]
(35) 2014/11/11(Tue) 21時半頃
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[”保護者”が鉱山採掘が本職 ともなれば 雪山に 立ち入ることもあれど ……他に 人の姿 山にいると思わなかった]
ーーー…………
[ロートははよ 暖かいところ と 言わんばかりに 首を伸ばし 嘴で 彼の頬をつつく]
(36) 2014/11/11(Tue) 21時半頃
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―山小屋―
[――さて、辿りついた山小屋、フランシスの差し出した手を >>14ラルフはとらぬまま、雪を叩き落としている。 仕草にはまだ少々幼さが残るように保護者には見え、微笑ましい。]
雪だるまになるところだった。
[と、フランシスは冗談めかして謂い、笑って見せた。 ドナルドも差し伸べた手を見ただけであるようだ>>31]
ドナルド、寒いだろう、先に入って―――
[言いかけたとき、背に手が触れた。 緑の眼を瞬かせ、すっかり見上げる位置にあるドナルドの顔に視線を合わす。]
……うん、すぐ入っておいでよ?
[前はドアを支えるのも自分がしていたのになあ――などと妙な感慨を抱きつつ、山小屋に入る。中は随分とあたたかく感じられた。]
(37) 2014/11/11(Tue) 21時半頃
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[小さく舌打ちしたのは、雪と空気がぐんと重さを増したのを感じたため。 こんなことならば麓に宿でもとれば良かったと悔いても仕方がない。今更だ。]
急ぐぞ。 少し先だが、山小屋があったろう。 雪に埋もれちまう前に行くぞ。
[同行者を急かすように声をかけて、自らも歩を早めかけ――。]
ああ、転んで雪まみれになる前に言えよ? そのまま歩かせるよりも担いだ方が早いからなぁ。
[茶化す言葉を相手がどう聞いたのか。 いずれにせよ軽口めいた声は深刻なものではないのだけれど。]
(38) 2014/11/11(Tue) 21時半頃
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―山小屋1F>>33 ―
[ラルフハ既に部屋の検分を開始しているらしい。 目端が利くところのある子だ、面白いものを発見するかもしれない。ざっと見ただけでもしばらく身体を休めるには十分であろうとフランシスにも思えた。]
やれやれ、すぐ雪を払って乾かさないと。 ……うん?足音、聞こえた?
そうだな、同じように雪の被害をこうむった人たちが来るかもしれない。まあ、一緒になると謂っても雪がやむまでだし……。
[――謂いながら、果たしてすぐにのだろうか、という不安が首をもたげる。いや、大丈夫だ。深く関わることさえしなければ、問題ないはずなのだ。]
(39) 2014/11/11(Tue) 21時半頃
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やったお守りは落とすんじゃねえぞ。 路銀が尽きた時に売るもんがなくなっちまう。
[ひとつ、だけ。 注意深く同行者に言葉をかける。
自分よりも年下の同行者に手渡してあるのは、旅回りの細工師風情が持つには高価な銀細工のお守り。 普段は、いざという時の路銀の工面だ、と嘯くそれに込められた願いを言葉にしたのは最初の一度きりだった。]
(40) 2014/11/11(Tue) 21時半頃
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「どうか」
「どうか、お前の中の魔物が」
「目覚めることがないように」
(41) 2014/11/11(Tue) 21時半頃
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[気休めだと自嘲しながらも魔除けの銀を手渡さずにはいられぬほどには。 男もまた、己が種族の餓えにその生を浸して。
年下の同族を案じてもいた。]
(42) 2014/11/11(Tue) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/11(Tue) 22時頃
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― 山小屋1F ―
[フランシスの声は耳に心地良いけれど、その声でつむがれる小言は聞き飽きている。 しかし先ほどの注意は当然のものだからして反発するのはやめておいた。
ドナルドが咽た様子にはちらりと視線を投げるだけで。 山小屋にはいった後、フランシス>>37の冗談におかしげに眉を上げた]
十分雪だるまだったよ。
[フランシスやドナルドに比べればまだ幼さがのこる声が答える。 上の階で物音がしたのが聞こえて、先客がいるらしいと階段のほうへと視線を向けた。
山小屋の手前でとまどっている人>>36がいるらしいがそちらは小屋の中にいれば見えない。
人がいれば話しかけに行きたがるのを、いつも深くかかわってはいけないととめられるけれど。 ――それでも、話しかけずにはいられないのだった]
(43) 2014/11/11(Tue) 22時頃
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ああ、ほら見えてきた。
[どれほど歩いたのか。 指さす先の山小屋の扉に近づけば、中からは人の気配がしていたろう。
安堵と、不安と。 どちらを先に感じたのかは、男本人にも分からないまま――。*]
(44) 2014/11/11(Tue) 22時頃
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