182 【身内】白粉花の村
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――ッは、ん。
[力の抜けた腕と、悔しげに寄せられた眉を見れば、より笑みを深くして。 けれど頭を抱えられ、拒む間も無く再び口が重ねられれば、小さく目を見開いた。そして口内に先程彼に押し付けた葡萄の香りが広がれば、諦めた様に目を細める。 絡め取られた舌は、流石に応える事無く、ただされるがままになっていただけだろうけれど。
一瞬この舌を噛み切ってやろうか、などと考えてもみたものの。どうにもそんな気分にはなれず、ただ深まるそれを甘受した]
……そいつは重畳だ。
[これから彼は好物を食べる度に自分を思い出すだなんて、酷く愉快な話じゃないか。そう考えれば、くすりと笑いながら、落とされる口付けをただ受け入れる。
お互い随分と似合わない、甘ったるい事をしている自覚はあるものの。彼が殊勝なままであれば、このからかいあう様な関係を続けるのも悪くない……などとは、思っていても口にはしてやらないが]
(145) 製菓 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[不意に合わせられた目に、不思議そうな視線を返して。ゆっくりと言葉を紡ぐその口をじ、と見詰めた。 そうして落とされた言葉には、露骨に顔を顰める。ほんの少し頬が熱い気もしたが……これは相手が小っ恥ずかしい事を言ってきたからだ。
続いて落とされる赤と、啄む様な口付けには少しだけ顔を引く。別に拒むつもりはなかったが、この至近距離では染まった顔を隠す事も出来ないと気付いたから。とはいえ結局それも、受け入れる事にはなったのだけれど。 背中に回した手を外し、片手で顔を覆う。妙に熱のこもったそこに、冷えた指先は酷く心地良かった]
……全くもって悪趣味な奴だ。
[ち、と。一つ舌打ちを。 照れ隠しだなんて、そんなつもりはないのだけれど。相手からしたら、そうとしか見えないかもしれない。……嘆かわしい事に]
(146) 製菓 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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ああ、そうだな。 ……満点をやるよ。
[笑みと共に贈られた言葉に、睨む様に相手を見る。 ――折角此方が優位に立っていたというのに。一瞬で逆転されてしまったじゃあないか。 悔しいけれど流石に、これに対抗する手段を自分は持っていない。であれば、ただただその愉快そうな顔を睨みつけて。いつか仕返ししてやると、そんな決心を固めるしかなかった]
(147) 製菓 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[抱き寄せられれば>>151、抵抗無くその腕に収まった。落とされた言葉に一つ鼻を鳴らして。つい、とそっぽを向いてやる。 好きにしろと言っただろう、なんて。もごもご口の中で呟くくらいはしたかもしれないけれど。
触れられ、名前を呼ばれ。反射的に逸らしていた視線を彼に向ける。 抱き寄せられたままなので、その表情はよく見えなかったが、酷く穏やかに紡がれるその言葉に、ふと唇に笑みを乗せた。
――随分とまあ、執着されてしまっているらしい。 言っている事は全く反省の見えない言葉だけれど、いつも澄まし顔の彼が自分にこんな事を言ってるかと思えば、悪い気はしない。
自分を抱き寄せるその体に、そっと手を回して。このくらいしてやってもいいだろう、と。手繰り寄せる様に力を入れた]
(164) 製菓 2014/07/10(Thu) 07時半頃
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……恥ずかしい奴だな、本当。
[こんな時でも憎まれ口を叩いて、彼の胸元に頭を押し付けようとする。 顔の熱を誤魔化そうとそうしたのに、結局それは叶わず。耳元に送られる口付けにほんの少し息を詰めた。
真っ当な努力の証明の様に落とされる口付けには、どうにも照れが出る。口角の上がった口元は全くもって忌々しい。――そう思いつつ、拒む事はしなかったのだけれど]
……気が向いたら、な。 精々努力しろ。
[ふ、と。吐息めいた笑みを落として。彼にされたのを倣う様に、その鼻先に唇を落とす。 ……砂糖を吐きそうなくらい甘ったるい逢瀬だ。これ以上を望まれるのは、少々気が重い。 とはいえ、いつか見返りとやらを与えてやる事が出来れば良い。そう、思わなくもないけれど。
抱き締められた腕の中、今度こそ彼の胸元に頭を寄せて。そうしてその心音を聞けば、やがて静かに寝息をたて始めた]
(165) 製菓 2014/07/10(Thu) 07時半頃
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