3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[此方の手を見るなら苦笑して]
だいたい、コレは私の自業自得。 あんな物騒なの持ち出さなきゃ、 鬱血程度で済んでたはずなんだからさ。
[今は誰も居ない空間を振り返り]
悪いのは全部あいつらだよ。
[対峙した相手と、その”お友達”を思う。]
どんな背景があったって、さ。
[殺された、という一言がまだ、何所か引っ掛かってはいたが]
(282) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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…わかった。 こんなことしてる場合じゃないのにな。心配かけてすまん。 [結局隅のベッドへ押し込まれ、ネクタイを外して衣服を緩めた。 目を閉じて眠りに落ちる瞬間、何かの声を聞いたような気がする…*]
(283) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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[体が震える。 また逃げ出したくなったが、どこへ行っても同じだろう。 それならば、と。 ]
バーナバスさん!こっちへ。
[せめて、目の前の人がもう傷つかないようにと、 駆け寄って手をのばした。
無駄かもしれない、けど、また間に合わないかもしれないけど。]
(284) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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日誌…?
[少女の囁きに眉をひそめた。]
(285) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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>>@35
え?
日誌?
[背中が冷たいけど、振り返れない……。]
>>284 ―……ッ
[ただ、前にいるマーゴの顔が闇のせいだけじゃなく、青白くて……。 伸びた手はとろうとするが……。]
>>280 [すごい勢いで駆けてくる足音も聞こえる。]
(286) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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( クスクス )
あなたも 好かれちゃった ね。
( クスクス )
(@36) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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―→音楽室― [普段運動とは無縁だからか、3階まで上がったところで息が切れた。 ただ、それも一瞬に思える。息は切れている。けれど、体は疲れていない。
その違和感に気づくのはもう少し後。声の聞こえた音楽室へと向かった]
…はぁ、はぁ、。 [息を切らしたまま、音楽室の扉を開く。見れば、マーゴとバーナバスの姿。
そして、その背後に――]
マーゴ、無事ですか、……バーナバスに、その、後ろにいるのは。
[見たことのない生徒。だった]
(287) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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[メアリーの言葉の思わぬ語気の強さに、びくりと身を竦ませる。だが、その言葉は拒絶ではなくて]
だって、私、皆と違うんだよ……。 ……化け物かもしれないよ。
[ついさっき、黒幕と対峙したばかりのミッシェルの言葉は優しくて]
……気持ち悪くないの? ……怖くないの?
[思い出すのは昔のこと。あのときは、誰もいなかった。 でも、今は――]
――……私がいても、いいの?
[いつの間にか右目からも涙が零れていた]
(288) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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[>>@36 こ、こえがした……間違いない、あのずうっと聴こえてきてる声だ……。]
――……ま、マーゴ…、いいから逃げ……。
[好かれちゃった…の言葉に、思いつくのは、この渇きの衝動で………。
そういわれた途端、また、その衝動が激しくなる。
違う意味で、またマーゴに手が伸びそうになって……必死にその手を止めた。
血はぽたぽた落ちて……。]
(289) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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>>287
[スティーブンの姿が視界に入ると、必死に目線だけで、マーゴを連れて逃げるようにと訴えかける。
そう、後ろの冷気がすさまじくて、身体は動かない……。]
(290) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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[少女の呟き>>@36に、「ああ、やっぱり」と呟いて、 躊躇うバーナバスの手を無理矢理引っ張ろうとした。]
あ、あなたなんかの好きにはさせないんだから!
(291) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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思うままに
…動いちゃえばいいのに。
[誘惑するように]
[ 少女は冷たく 哂いながら ]
あなたも、
[緋色の瞳は マーゴにも向けて] [ 眼鏡の奥で細く ]
きっと… 愉しいよ?
(@37) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[不意にきこえた従兄>>287の声に、一瞬意識がそれたー。]
(292) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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― 購買部 ―
[ドナルドは笑った。 一瞬目を丸くした後、戸惑い滲む表情を浮かべた。]
……、
ばかだろう …おまえ…
……また、…あんな風になったらどうする…
[もっと、と血を求めるだろう。 咽喉笛を噛み千切らないとも限らない。 それなのに、ドナルドは隣で目を閉じてしまった。 常にとる距離よりも詰った距離。
俯いて、動けずにそのまま。 無意識に手に、ビー玉を持って視線を落とし――]
(293) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[頭に直接響いてくる、少女の声>>@37 バーナバスの視線の意味は、わかった。けれど、彼だけを置いていくのは戸惑われた。何より、その腕から落ちている赤いもの]
マーゴ、バーナバス、大丈夫ですか。大事はないようなので安心はしましたが、バーナバスのその腕は、手当てをしたほうがよさそうです。
[マーゴがバーナバスへと伸ばした手。 バーナバスから伸びたその手は、それをとろうとしているのか払おうとしているのか区別がつかない]
あなたが、この事象の黒幕ですか。
[バーナバスの背後に立つ少女を見た]
(294) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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…、…――!?
[目を、見開いた。
内側が無茶苦茶に罅割れた癖に砕けない、 透明だったはずのビー玉は。 ――色づいていた。
その色は、見慣れた。身近な。それは、自分の]
(295) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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―南棟1階―
うん、一緒に行こう。 ひょっとしたら何か分かる事があるかもしれないし。 3人寄ればなんとやらさ。
[>>275メアリーの言葉に相槌を打ち、同行を促す。 左手の血の匂いに紛れたのか花の薫りまでは分からなかった。]
大丈夫、キャロは化け物じゃない。 私達の友達だよ。
[>>288涙を拭ってあげたかったが、 自分のハンカチは使える状態に無く]
居て、何が悪いもんか。
[しっかりと一度頷いた。]
(296) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 16時半頃
奏者 セシルは、ビー玉から眼が離せない。――背を、寒気が走った。
2010/02/27(Sat) 16時半頃
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( クスクス )
( クスクス )
黒幕って なぁに?
あたしは、 ケイトよ。
(@38) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[従兄>>294の言葉に、]
うん、私は大丈夫、大丈夫よ。 [自分に言い聞かせるように答えた。
少女>>@37ににらみ返すと。]
楽しくなんか、ない!
(297) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[マーゴの声に目を見開く……けど、 やってきたスティーブンにはだからこそ、と願う……。]
――……ッ
[背後の女の子は、哂っているのだろうか。 血がほしい衝動を焚きつけて……。]
いいからッ……逃げて……くれッ
[マーゴの白い手を一度取ってから、スティーブンのほうに突き飛ばそうと…。]
(298) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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ケイト……。 確か、以前の日誌にそんな名が、ありました。
[先ほど用務員室で見た日誌。あれは、何年前のものだっただろうか]
あなたが私たちをここに呼び込んだ。 この、ビー玉をつかって。
[ポケットの中のビー玉を取り出す。掌に握ったまま]
それを黒幕といわずとして何というのですか。 マーゴ、大丈夫ならいいのですが、……本当に?
[どこか、感じる違和感。 バーナバスの苦しそうな声にそちらを見る]
バーナバス、あなたも来るのです。 一人でいてどうなるのですか。
(299) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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ケイト?
[少女の名乗り>>@38に思わず復唱する。 よくある名前だけれど、この子は知らない…。 知っているわけがない。
バーナバス>>298に手を取られれば、 両手でしっかりと握って、こちら側に引っ張ろうとした。]
(300) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[キャロライナの眸から零れた涙を見れば、にこりと笑い]
うんうん、そういう考え好き! 泣くことないさね。
[ハンカチなどという気の利いたものを持たない己を呪いつつも 一足先に保健室へ向けて一歩踏み出す。]
ま、なんとかなるさ――
[呟いた言葉は自分に言い聞かせるためのそれだったのかもしれない。ディーンたちは今頃どうしているだろうか。 考えながら廊下を歩く**]
(301) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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―南棟1階渡り廊下付近―
……静か、ね。
[聞いた叫びは幻だったのだろうか。 北棟は静寂に包まれていて、何も嫌なものを感じない。
禍々しいものは、どこからか、階上を見上げた]
(302) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[ケイトの名前を知っている様子のスティーブンをちらりと見る。
本当に?とたたみかけてこられて、一瞬泣きそうな顔をしたが、 ふるふると首を横にふった。涙の跡はもう渇いているだろうか。]
(303) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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日誌……見る…から、 離せ………
[背後の気配は、それを求めているように思えた。 だから、見るから、離せといわんばかりに、
そして、突き飛ばそうと思ったマーゴに手を取られて……。]
――・・・…うあ
[次の瞬間、解放されたように前につんのめり、マーゴに倒れかかる。]
(304) 2010/02/27(Sat) 17時頃
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化学教師 スティーブンは、長老の孫 マーゴが首を振るのをじっと見る。その目の端に、微かな涙の跡を見つけた
2010/02/27(Sat) 17時頃
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知ってるの? 知ってるの?
( クスクス )
あたしのこと
知ってるの?
あたしは ケイト。 ケイトよ。
( クスクス )
(@39) 2010/02/27(Sat) 17時頃
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(私は一人ぼっちじゃないの……? 本当に友達でいていいの?)
[ミッシェルの言葉とメアリーの視線が、少女の問いを肯定する。 それは不安だった心に強く響き、ついには子供のように大声で泣きじゃくってしまう]
……あ、うう、……あり、ありがと。
[二人に感謝の言葉を伝えたかったが、喉でつっかえて上手く言葉にならず、涙を流したまま、二人について保健室へと向かった]
(305) 2010/02/27(Sat) 17時頃
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いきもの係 キャロライナは、用務員 バーナバスはグロリアたちにキャンディーを渡してくれたかな、と思った。
2010/02/27(Sat) 17時頃
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─保健室─
気ぃーにすんな、ってのに。 こんな時だから、無理はすんな、っていうんだよ。
[ディーンの言葉>>283に、けらりと笑う。 ラルフがまだそこにいるなら、なー? と同意を求めたりして。 軽い態度は、半分は虚勢、残り半分は意地。 そうしないと、自分がどこに行くのかわからないような、そんな気がしていた]
(306) 2010/02/27(Sat) 17時頃
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>>304 [何やらケイトに話しかけた途端、 てこでも動かなかったバーナバスの体が軽くなり、 バーナバスと共に床に倒れ込んだ。]
痛っ。
[床に打ちつけられた痛みと、バーナバスの重みで顔をしかめたが、 ケイトから引きはがすことができたことに、安堵の溜息をついたー。]
起きれますか? 兄さん、バーナバスさんを…。
[バーナバスに声をかけて、助けを求めるように従兄の方を向いた。]
(307) 2010/02/27(Sat) 17時頃
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