308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】
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ワットに1人が投票した。
ヨーランダに3人が投票した。
ヨーランダは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヘイタロウが無残な姿で発見された。
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
少しずつ世界を蝕んでいく絶望のなかで、
人々は、悔いのない選択ができたのだろうか
(#0) 2020/10/27(Tue) 00時頃
戦った者、守った者、逃げた者
壊れた者、助けた者、救われた者
失くした者、託された者
愛した者、愛された者
(#1) 2020/10/27(Tue) 00時頃
その先に、緩やかな滅亡が待っていたとしても
懸命に生きようとする人々がいた
(#2) 2020/10/27(Tue) 00時頃
電子の海には、その記録が 今も確かに残っている
(#3) 2020/10/27(Tue) 00時頃
ヤカモト ―― gurik0
フローラ・ムーア ―― アリス
兵太郎 ―― kulenahi
串谷 秋 ―― さねきち
ビアンカ・エドワーズ ―― nabe
竹内 美代子 ―― sainos
瑚宮 瑠璃 ―― matsuko
ミケーロ ―― Pumpkin
秋野 春路 ―― nordwolf
夜灯 縁 ―― kaomozi
四浦 ユキ ―― 葵
和田 努 ―― rinco
(#4) 2020/10/27(Tue) 00時頃
忙しい人のためのゾンビ村 **
(#5) 2020/10/27(Tue) 00時頃
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生きてるぅ?
「…………………死んでる」
ははっ、まだ息あんね。
[がらん、と血にまみれたネイルハンマーを 取り落とした。 ショッピングモールの入り口。
枯れ葉みたいに積みあがるゾンビの亡骸をわき目に 死にかかった俺と元帥は 鉄柵に凭れかかって空を見上げてる。 どんなに世界が滅亡に瀕したって空は青いままだ。 いや、いっそ、人間の営みが無くなった分、 こうなる前より明るく澄んで見えるくらいだ。]
(0) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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[綺麗ね、とぼやいて、体中の痛みに呻く。 噛み痕もたくさん。ひっかき傷もたくさん。 出血が多すぎてゾンビになる前に死にそう。 今動けているのは脳内麻薬のおかげだろう。]
お前とも長い付き合いになったなあ、元帥
「おっ、お別れモードか? まあほぼ死にかけみたいなもんだしな」
[騒動があってからずっと冷たい目をしていた元帥は 今になって、以前の穏やかな顔つきに戻っている。 ゾンビを殴るうちにつきものでも落ちたのか。 ……諦めがついたのか。
ポケットから錠剤の瓶を取り出して俺に見せる。 睡眠導入剤、と書いてあった。]
(1) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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元帥知ってるかにゃ。睡眠薬じゃ自殺ができない 「知ってる。単純に死ぬなら寝ながらがいいだけだ。 お前もどうだ?」
あーー…………そうね。 俺にもちょーだい。 [俺はその錠剤を受け取る。 水もなく薬を飲むのは苦労した。
いくらか噎せた後、ネイルハンマーを拾い上げた。 入り口に置かれた自販機を無理やりこじあけて 中身を物色すると、 そこに残っていた一缶だけを携えて戻ってくる。
笑って元帥にそいつをぶん投げた。]
(2) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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「あ?」
[真っ赤な外装。 映画鑑賞によく合う甘いお味のジュース。 コカ・コーラの缶一つ。]
(3) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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[「いいのか」って目で見てくる元帥に 顎で「さっさと飲めよ」と指示してやった。 生ぬるい炭酸が噴き出す様子に 元帥は慌てて飲み口に口をつける。
俺は少しの間それを眺めていたが、 元帥がコーラを飲み切る前に、缶を奪って一口。 生ぬるい人工の甘さが口の中に弾けた。]
(4) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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「おい、お前回し飲みはやべーって」
一缶しかないんだから仕方ないだろー それに、感染っつってももう今更じゃん
「……それもそうかあ」
[ぎゃはは、と俺達は笑う。
たった十数日前は何の感慨もなく飲み干していたそれを すぐに干してしまうことはせずちびちびと、 一口飲んだら相手に渡し、 一口飲んだら相手に渡しを繰り返した。]
(5) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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[ほんとうは、秋葉原のどこかの店に赴いて 酒なりなんなり飲みたいような気分だったんだけど これも悪くない。 人類の滅亡にコカ・コーラはよく合う気がした。
元帥が「ノート、持ってるか」と言うから 背中のリュックに放り込んでおいたそれを手渡す。 元帥はぺらぺらとよれたページをめくると まっさらな頁に「クシャミ&ネコ元帥参上」と書いた。 やたら可愛い猫の絵も添えて。
俺はそれをやっぱり笑って眺めて、 ショッピングモール入り口の窓辺に置いてみる。 少しくらいは、雨風をしのいでくれるといいけど。]
(6) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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結局、お前、名前なんていうの?
「んー? 神崎。神崎元信。 リアルの名前なんか意味ないだろ。」
あは。神崎。神かあ。ネコと和解せよ? 俺には意味あんの
[柵に座っていた俺は、立っているのもだるくなって ずるずると地面に座り込む。 もう一口しかなくなったコーラを元帥に渡そうとすると 元帥も元帥で地面に倒れてしまっていた。 諦めて残った一口を飲み切ると、 真っ赤な缶を俺達の間に置く。]
(7) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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元信ー。もとのぶ。 俺達、友達って言っていいんだよな
「少なくとも、俺にとっては」
へへ、そっか。ありがとう。 「今更なんだよ。気持ち悪い」
うわ辛辣ゥー。モテませんわよ。
(8) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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なー、元信。目ぇ覚めたら全部夢だった、なら、 最初に何する?
「見たものをSNSに投稿」
ブレなすぎ
「あとは、……あいつに会いにいくかな。お前は」
恋人さんか。そりゃ会いにいかなきゃな。 俺はーー……うーん。母さん父さんに電話して、 そっから、やっぱ友達に会いにいくかなあ。 お前含めて。 感謝したいことも謝りたいこともたくさん
「ラップみたいなこと言ってんなよ」
うるせえよバカ こっちは真剣なのー
(9) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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……なあ、元信。空、めちゃくちゃ綺麗だな
「…………ああ、そうだな。 見た事がないくらい、青くて、綺麗だ」
SNSに上げたらたくさんgoodが貰えちゃったりして ……でも、上げなくても、きっと、見えるよな。
世界のどっからでも、この空は見えてるはず 「……………きっと、そうだよ」
(10) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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なー。元信。元信、もとのぶ。
…………元帥。
[答えはない。 傍らの人を見ることはしなかった。
ただ、最期の返答のように、 俺の手にいつのまにか触れていた元帥の手を握って どこまでも青い、蒼い空を見上げた。]
俺達、ひとりじゃ、ないよな。
[SNSをのぞき込めばいつも誰かがいたように、 この青い空の下死んでいく俺達は、きっと一人じゃない。 だから大丈夫。怖くなんかないよ。]
(11) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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[静かに笑って目を閉じた。*]
(12) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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[習慣めいた仕草で スマホの電源をいれてパスワードをいれる。
相変わらず、飽きもせず、 サングラス野郎はレイバンのサングラスを売りつけているし、 SNSを始めたばかりの推定おっさんは騙されかけてるし それを遠巻きに眺めるように 海外や日本の女の子たちが別のことを話してる。 秋葉原にある店の宣伝。 今日の晩飯に使う肉のアンケート。 最近新作がでたマジモンの絵。
そういう日常らしい投稿の間に 風にそよぐ広大な大豆畑の写真や 晴天の下笑う紛争地域の子供たちの写真。 ねこじゃらしで遊ぶ愛らしい猫の写真に、 庭で遊ぶ犬の写真が流れて行ったりする。]
(13) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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@_SneezeΣ:3X 謎の猫X 本日×時からゲーム配信します。コラボで。 見に来てね!Σ:3
[って、俺は相変わらずの様子で投稿すると、 ゲームの画面を起動して配信をはじめた。]
……っでさー、長年の片思いは幕を閉じたってわけ
「言わない方が悪いな。そりゃ」
元帥〜!傷ついている人に 正論言っちゃ駄目って教わんなかったのかよー!
[げらげら笑いながら俺達はサバイバルゲームをしている。 俺達チームが生き残ったのを見て、2人してくだらなく喜んでから 「悪い、そろそろ時間だ」と配信を切り上げた。]
(14) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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「なんか用事があったか?」
あー、ごめんごめん。
友達の結婚式なんだ。 参加はしねえんだけど、見に行かなきゃ。
(15) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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[結婚式って何着ていきゃいいんだ? 結局、いつもの猫耳パーカーを着たまま 俺はいつもの公園の方角に向かってる。 公園があった場所はいつのまにか教会になっていて 真っ白な石畳の上に新郎と新婦が立ってる。 俺はそれを、夕暮れを眺める時みたいに眩しげに見つめた。 2人に近づいていく。 2人は、俺を見て昔のように笑ってた。]
(16) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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おめでとう。 やっぱ、沙良はドレス似合うなあ。 ……いやいや嘘じゃねえって。ほんとに。 青空の中の太陽みたいな……やっぱ可愛いな。 進さあ、いいヤツだけど寂しがりで優柔不断だから 沙良がちゃんと支えてやってくれると嬉しい。
……進。 色々、当たってごめんな。 でも勝てなくて悔しいって思ったのが本当。 俺が沙良を譲ったんだから 泣かせたら絶対許さないからな。 …………なんて、な。お前なら大丈夫だよ。 ちょっと衣装には着られてる感じあるけど。 ちゃんと新郎やれよぉ?
[明日なんかこなければいいって思った。 それ以上に、俺は2人のことが大好きで ……幸せになってほしかったよ。]
(17) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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[秋、秋君、って2人が呼びかけてくる。 スピーチをしてほしい、なんて言ってくるものだから 俺は笑って首を横に振った。
ごめんな。 俺は、たくさんたくさん殺したから、そこにはいけないんだ。 たくさん、人だったものを殺してしまったから。 ひとごろしじゃない、って言ってくれた人はいたけれど。]
進。沙良。――どうか、どうか幸せにな。
[どうか君たちの最期の思考のひとかけらが 幸せなものでありますように。]
[祈りを捧ぐ。 ――――晴れ渡った青空に、教会の鐘の音が響いた。]*
(18) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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[蠅の羽音がする。]
(19) さねきち 2020/10/27(Tue) 06時半頃
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