175 Arco Mondo -初夏の訪れ-
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ジェレミーに8人が投票した。
オスカーに1人が投票した。
ヴェスパタインに1人が投票した。
ジェレミーは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
マユミが無残な姿で発見された。
ロビンが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、オスカー、ヴェスパタイン、ヤニク、ラルフ、サイラス、ヴェラ、トレイルの7名。
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-- 前日、ミイユの住処 --
[漸く体は解放される。なのにそれが、なんだか少し。]
(寂しくなんか、ない…っ)
[赤い顔をぷるぷると振ってから降りた。 奥の、服やタオルをおいてある場所へ向かい、なるべく大きい綺麗なものを持ってぺたぺたと戻る。]
ふ、く…… おっきいのない、から…。
[マトリカリアの匂いのついたタオルを押し付ける。 脱ぐのか、脱ぎたいよな、でも脱ぐのか、ここで。 少し睨むような顔になったのは恥ずかしいからだ。 だって上半身だけでもあんなにどきどきするのに。]
…きがえ、る。
[覗くなよ、という視線を投げてから。 しかし大きくもない住処だ、少しだけ離れた位置でちらちらと様子を窺っている。]
(+0) 2014/05/17(Sat) 02時頃
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〜森〜
[少しおぼつかない足取りで森に来た。ランタンを片手に僕は目的の地へと向かう。正直言うと、ずっと感じていたのだ。この村には大きな水の流れる場所がある…と。]
うん、間違いない。大丈夫。
[露店を覗きながら色んな人に聞いた。噂レベルの物だったけれど確かに“森”の中には動物たちの憩いの場である大きな湖があると聞いた。僕はそこへ向けて歩く、歩き続ける。]
(0) 2014/05/17(Sat) 02時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 02時頃
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[そして幾らか歩いたその時、湖の姿を見た。僕は持っていた荷物とランタンをすぐそばの木に置いて行き湖に服を纏ったまま飛び込む。
飛び込んで、潜って、湖の底に沈む。そして水面を見上げて僕はそこを見るんだ。]
ーー水は嘘を吐かない。僕に真実を語る。
[朝、僕が水道で見た風景。そして村で“彼”を見て抱いた大きな“違和感”に僕は真実を知りたくて大きな力を引き出せる此処へと来たのだ。]
(1) 2014/05/17(Sat) 02時頃
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ーーサイラスが、小さな彼を船に連れ込もうとする姿が水面に浮かび上がった。
(2) 2014/05/17(Sat) 02時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 02時半頃
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[感じていた重みと熱がなくなるだけで、 半身が引き離された様に感じる。 初めて知った感情はずいぶんと重症だ]
おー、ありがとう。
[流石に服は無いだろうと思っていたが タオルを借りれるだけでも十分だ。 ミイユの匂いだろうか、爽やかな香りがふわりと漂う]
(見るなってことか?)
(見たいけど)
[家主を怒らせるのは得策ではない、 諦めてミイユに背を向けて服を全て脱ぐと タオルで改めて全身の水分を拭い去る。 結ってあった髪も一度解いて、ざっと拭けば良いだろう]
(+1) 2014/05/17(Sat) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 02時半頃
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[>>2:160 すべての言葉が嬉しくて、満たされていくのを感じた]
そうだったのか。 …どうしよう。嬉しい。
[自分だって、ラルフのことを目で追って、拒絶されたらどうしようと恐れ、周りの人に嫉妬して、また旅に出るからと考えて辛かったのに。彼が自分のことを考えてくれていたという事実が、幸せだった。暖かな手に安堵して、怖いのはなくなったと頷いた]
夢じゃないなら、現実で。同じならなんだっていいんだ 俺は、ずっとアンタに触れていたい
[彼の熱に浮かされている。少しだけ涙が出て、赤くなった目で彼をじっと見つめ。腕の中に飛び込んだ**]
(3) 2014/05/17(Sat) 02時半頃
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っ、…ああ……やっぱそうなんだ。
[何か妙な感じはしたのだ。此方を見定めるような態度に、違和感を抱いていたのだ。その原因が水面に浮かび上がったのを見た僕は湖から上がると空を見てぼんやりとする。]
夏の、使徒…。
[ヤニクは想いを伝えただろうか。ラルフは彼からの想いにどう答えるだろうか。最愛の人の想いを伝えたい、応援したいと願う僕は拳を握り締める。]
僕は、守るんだ。二人の幸せを。 王子たる者、目の前の幸せを殺すべからず。
[いつになくしっかりとした声が森に響く。だがそれを聞いた者はほぼいない。何故ならば、森の真上を浮遊したチヴェッタがこの森の住民と彼に恋した者を連れて行ったから。]
(4) 2014/05/17(Sat) 02時半頃
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〜森・木の根元〜 [びしょ濡れの身体のまま僕は湖から上がる。僕自身が水の妖精とはいえ服は服、濡れれば重くなるのは当然だった。]
…。蜂蜜、回収しようかな。
[村の人から蜂蜜の場所は何と無く聞いていた。だから僕がそこへ向かう分には問題ないであろう。]
(5) 2014/05/17(Sat) 02時半頃
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[ありがとうが耳に届けば、ふるりと頭を振る。 たった一言が、じわりと甘い。]
っ、!
[別に見ようと思っていた訳じゃない。 ちがう、断じて違う。 向けられた背が振り返ったりしないかと、視線を向ければ まるで振り向いたのはミイユの方。 髪を解いた後ろ姿を、黒い瞳が捉えてしまった。 どきりと心臓も体も跳ねて、慌てて後ろを向く。 やがておずおずと自分も服を脱いで体を拭きはじめた。]
(+2) 2014/05/17(Sat) 02時半頃
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[ミイユサイズの服は借りられないので 着てきた服が乾くまではタオル一枚で過ごさねばならない。 腰に巻き付けておけば良いだろう。 次いでまだ少し濡れたままの髪を結い直す]
(もういいかな)
[そっと背後を伺う、ミイユの背中が見えて >>+2身体を拭いているのが見える。 やはり自分よりもずっと白くて綺麗な肌だ。 ――触れたい]
(+3) 2014/05/17(Sat) 03時頃
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[タオルが水を吸いとっていく。 ふかふかで気持ちのいい肌触りと、マトリカリアのリンゴのような香り。 髪を拭いて、体も撫でて。
ふっと、視線。(>>+3) けれどもし振り返ってさっきのようになっては行けない。 視線に気づいてないように、体を拭いて。 動きはどこかぎこちない。]
(+4) 2014/05/17(Sat) 03時頃
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[>>+4視線に気づいていないらしいミイユを 少しだけ見つめてから顔を反らせた。 このままでは抑えられなくなるのも時間の問題か そうしたらまたミイユに蹴られるだろう。 せめて嫌われない様に気をつけなければ]
ミユ、濡れたのは干したいんだが。 もういいか?
[背を向けたまま見てなかった姿を装って声を掛ける。
それからは慎重に二人の時間を過ごした。 改めて同行を願うと使者である話を聞いて 自分がとても先走ったような気がしたり。 服が乾いて落ち着いて、手順も確認して。 もう一つやり残してあることを済ませたらもう、船*]
(+5) 2014/05/17(Sat) 03時半頃
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―船にのる前―
[ミイユが使者だと知って乗船の直談判したのち、 トレイルも使者だと知らされてとても驚く羽目になる]
トレイルはもう一人で平気だと思うから先に行く。
俺が居ないから悪戯し放題だけどな、 夜はきちんと家に戻って寝るんだぞ。
もう子供じゃないって言いたいなら、 約束を守れて初めて一人前になる。 妖精なら当然のこと。
(+6) 2014/05/17(Sat) 03時半頃
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[実際は見ていない間にどうしようと知り様もないが、 一人残さなければならない不安も強くて 思わず口調は強いものになる]
……トレイルが成長したって俺が安心したいんだ。
[甘えたな息子は、理解してくれるだろうか。 それとも昨日のように感情を見せるのだろうか。 どちらにしてもいつも通り髪を撫でて 小さくごめんな、とつぶやきを落とした**]
(+7) 2014/05/17(Sat) 03時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 03時半頃
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[ぎこちない動きで、服まで着替え終わる。 声がかかってから、ゆっくりと振り向いた。 どうやらいいと云うまで、こちらを向いてはなかったらしい。 背を向けたままのジェレミーに、疑って申し訳ないと貸すかに眉を下げた。
───ほ、す。
[濡れた服は預かって、洗って干しておいた。 洗うときに顔を赤くしていたのは、また別の話。
二人での時間、会話は少なかっただろう。 けれど確実に昨日よりも、声を出す回数は増えている。 表情も無表情が多いが、少しずつ色を見せ始めていた。]
(+8) 2014/05/17(Sat) 05時頃
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ぼ、く 夏の使者 ──なん …だ。
[一緒に行こうと改めて云われたとき、ぽつりぽつりと言葉を落とした。 話すのにどうしても言葉が詰まって、時間がかかってしまうけれど。 どうしても言葉で伝えておきたかったから。]
連れて……いけたら、って…思って、て。 ……でも、…一緒に いき、たい ──だ から
[真っ直ぐに見つめる。 黒の瞳は逸らすことなく、彼を見つめて。]
明日……あ、さ。 迎え、に ──く、から…
(一緒に、連れていって。) (夏を届けに。)
(+9) 2014/05/17(Sat) 05時頃
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[そして夜、彼とは一時離れることになる。 ミイユは手紙を書き付けて、白い鳩の足にくくりつけた。 ほかの夏の使者へ、ジェレミーから自薦があったことを伝えるためだ。]
『夏の使者へ』
『ジェレミーから自薦がありました。 任せられる人だと思うから、ぼくは彼を選びたい。 明日の朝、彼を連れてぼくも船に乗ろうと思う。 わがままをして、ごめん。
───── Miyu=Ma=Argento.』
[飛んでいく白鳩の一羽は、ジェレミーのところにいくのだろう。 トレイルは初めてあったときのように、困惑と警戒を見せるだろうか。 一種の嫌悪を、やはり、向けられるだろうか。 そして暫く離れる寂しさに、あの腕の中へと 自分より素直に、飛び込んでいくのだろうか。]
(+10) 2014/05/17(Sat) 05時頃
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(寂しく、なんか。)
[外では森の見張り番が、ホゥホゥと鳴いている。 動物も寝床に帰る時間は、昨日の昼下がりとも今日とも違う。 誰もいない、傍にいない。]
(───さみしい。)
[湖で、抱き締めてくれたことを思い出して。 布団をぎゅうと、抱き締めて眠った。 翌朝には会える、だから。]
(寂しくない、へいき。)
[そう、言い聞かせて*]
(+11) 2014/05/17(Sat) 05時頃
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-- 翌朝、船の入り口 --
[朝になり、いつものように水浴びを済ませてからジェレミーを迎えに行った。 赤きつねの背に乗せてもらい、彼のうちへ。 見送りもあっただろう、その間は静かに邪魔にならぬように口を噤んで。
いざ、船の入り口までやって来て。 ちらりと、ジェレミーを見上げた**]
(+12) 2014/05/17(Sat) 05時頃
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[暫く二人寄り添っていた。ラルフの手と自分の手を絡ませて、離すという動作を何度も行う。彼が側にいるのを確かめるように]
迷惑だったか?
[そう聞けば、笑ってくれたか。そのみ、特に何をするでもなくぼんやりとしていた。ラルフの体温はとても心地いい温度で、くっついているだけでも幸せだった。ただ時折、顔が近いことに驚いて、真っ赤になる]
わ、悪い調子に乗った
[なんて言って立ち上がったのは、夕方で、お昼を食べてないことに気付いたのは、お腹の音がなってからだ。その後、二人手をつないで家路を急ぐ。他愛のない話をしては、なぜか恥ずかしく、何度も黙う。だが、楽しくて仕方がなかった。途中の広場で、ついでにと推薦用紙を出して行く]
ど、どうも
[家で、ヴェスパタインの姿を見つければ、慌ててラルフの手を離し、礼をする。何故かそうしたのか、よく分からない。それから夕食の用意をする彼の邪魔にならない範囲で手伝いをした]
なあ、一緒に、寝てもいいか?
[顔を真っ赤で、声は裏返り。断られるんじゃないかと不安で目を伏せてそう訪ねたら、笑って迎えてくれただろうか。現実なんだと高鳴る胸に頭をぐるぐるさせながら、眠りに落ちた]
(6) 2014/05/17(Sat) 09時頃
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ー真夜中ー
[ベッドの上を離れ、少しだけ外に出る。それから一つ、二つとこの街の夢を見せる妖精の邪魔にならない程度に夢を見せた。良い夢なのか、悪い夢かも分からず撒いて]
っ、痛え。
[夢から入り込んでくる知った名前とその雰囲気の甘さに、出るべきじゃなかったと後悔した。明日ヴィラに礼を言おう。そして、薬屋に「夏の使者」について話を聞こうと決めた**]
(7) 2014/05/17(Sat) 09時頃
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[>>+9朝迎えにくる、その言葉を胸に抱き締めて (今度は迷わずに)家に帰った。
太めの紐を手に作るのはサンキャッチャー、 朝になれば窓から差し込む光が 部屋のなかをキラキラさせてくれるもの。
明日トレイルがビックリするようにと カーテンの向こう側に仕掛けておく。 それから使者あての鳩が来て驚いたり ミイユを乗せた赤狐に驚いたり、 驚くようなことは続いて]
行ってくる。
[出発の言葉はトレイルへ。 それ以降の意識はすべてミイユへ。 姫をエスコートするように恭しく手を差し出し ……乗せてくれなければやや強引に掴んで 二人で船へと乗り込んだ]
(+13) 2014/05/17(Sat) 09時半頃
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―船の中―
[先に乗っている使者の話によると、 昨日あれだけ大騒ぎしていたサイモンは 与えられた個室に引きこもっているらしい。 それから同じく乗船するロビンには会えたかどうか]
案外広いな。 船って言うから狭そうなのをイメージしてた。
[個室を与えられるとは聞いていたけれど、 我が儘を通した分のツケは回る。 ミイユと二人で部屋を使うようにと言われ 嬉しいが恥ずかしがりの彼は怒らないだろうか? それでも一緒に居ていいと言われたら 喜色が滲んでしまうものだ]
(+14) 2014/05/17(Sat) 10時頃
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……同棲、するみたいな。
[思わずぼそりと呟くが、 片付け出来ない魔窟に住んでいるのは知られている ものが少ない内はきちんとしたミイユがやや優勢、か?**]
(+15) 2014/05/17(Sat) 10時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 10時頃
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-- 船の中 --
[手を差し出されて、恥ずかしさに乗せることを迷っていれば掴まれてしまう指。(>>+13) 乗り込んだ船の中、きょろきょろと見回しはするけれど 意識は繋いだ手にほとんど持っていかれてしまっていた。 怠惰の妖精の姿はない、部屋の中に籠っているようだ。(>>+14) ロビンに会えたなら、唯一顔見知る彼に挨拶くらいはできただろう。 勿論、声を出すのは極力少なかったが。]
───、……。
[聞くと、部屋はジェレミーと同室になるという。 その時は深く考えることなく、ただ傍にいられることが嬉しくて こくりと黒髪を揺らして頷いた。]
(+16) 2014/05/17(Sat) 12時半頃
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[部屋にはいれば、ジェレミーの声がひとつ響く。(>>+15)]
(同棲……。)
[船に向かうよりも前。(>>+13) 赤きつねの上から聞いた『行ってくる』の言葉を思い出す。 真っ直ぐに向いた言葉は、あの子供に向けられていて。 そこには少しでさえ、入る隙間もなく思えた。 あの時、口を噤んでいたのも目をそらしたのも、そのせいだ。
羨ましい。 そんな穢い心を吐き出さないように、口を固く引き結んだ。]
(+17) 2014/05/17(Sat) 13時頃
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…………。
[昨日よりも少し離れた位置に、座る。 どこか緊張しているのもあったけれど。]
(ぼくは。) (ただいまも、行ってきますも。)
[聞けないんだろう。 そんな風に、思ってしまって。 せっかく傍にいるのに、俯いてしまう。]
(───さみしい。)
[きゅうと、腕に巻いたまま返せていない紐を握る**]
(+18) 2014/05/17(Sat) 13時頃
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