91 時計館の魔女 ―始―
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
グロリアが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ヴェスパタイン、エリアス、ヤニク、ヘクター、ミッシェル、ツェツィーリヤ、クラリッサ、ソフィア、ペラジー、ダーラ、イアンの11名。
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[ カミーユはヤニクに向かって「占い師に何か因縁でもあるんですか?」と、直裁的に問う。>>450 ヤニクは曖昧に、「まぁ、見たことはある」と答えた。>>461
...はヴェスパタインに言った。]
唐突で、失礼に思われるかもしれませんが……。 わたし、あなたのお名前を知っています。
(0) 2012/05/21(Mon) 01時頃
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まぁ、本当は人狼だったとしても 同じ事を言うと思うけど…。 僕は未だ、お兄さんのことをよく知らないし、 今は信じきれないや。ごめんね?
[悪びれずに真っ直ぐ告げる。 あまり収穫は得られなかったが、今はそれで良い。 自分が人狼を探していることがヤツらまで伝わることを 密かに期待している。 向こうから来てくれるなら、探す手間が省けて好都合だから。]
(1) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
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[
ゴ―――――…ン
ゴ―――――…ン
]
(#0) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 01時半頃
―真夜中0時・大浴場―
[振り子の塔の鐘が、鳴り響く。
館内に、その鐘の音が響く頃。
魔女の人としての器が無残な姿を晒していた。
人狼が、魔女の言葉に応えてくれたのだ。
魔女の器が壊れたこと。それは…… ]
(#1) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
[ ――― "ゲーム"開始の【合図】――― ]
(#2) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
[誰が最初にそれを見つけるか。
それは分からない。
だが、見つけたものがいれば、その瞬間に
魔女の死体は、無数の紅い蝶に姿を変えて、その場からなくなるだろう。
そこに死体があったことは、分かる程度の痕を残して]
(#3) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
ふふっ
ふふっ
ふふっ
あははははっ!!!!
[そして、館中に響く魔女の嗤い声。
館内のどこにいても、全ての者たちは気付くだろう。
―――…"ゲーム"が始まったことに ]
(#4) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 01時半頃
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―魔女の声が聞こえる前・図書室―
イアン、さん。
[ここに来て。 フローラの表情は、明らかに焦り、驚き、戸惑い。 そんな色を出していた]
それは…本当、ですか。
[口が回らないのがもどかしい]
ソフィアさん、にも。 ……今と、同じような、ことが。 あった、と、いうのですか。
[前髪の下から、のぞく視線は鋭く]
(2) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 01時半頃
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―― あんまり嫌々してたら、悪魔に悪戯されちまうぜェ?
(3) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
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[ ...はヴェスパタインに話を続けた。]
家族があなたのランタンを買い求め、大層、気に入ったものですから……。 確か、お祖父様も有名な職人でいらっしゃったのでは。 密かにコレクションする好事家もいたと聞きましたけれど……。
(4) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
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[エリアスの言葉>>2にイアンは頷いた]
ただ…
[と付け加える]
赤い蝶は、僕は見た気がしただけなんだ。 最初に"見た"のは……。 そう、カミーユだった。
[と答えた]
(5) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 01時半頃
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[蹲ったまま、呼吸を整えていると段々とイアンとフローラの声が聞こえてくる]
……え?
[ソフィアにも蝶々が止まった? 座ったままイアンの方に目を遣る]
……それって…どう…い…うこと…?
(6) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
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信じなくても構わない。 あんたの言うことは尤もだからな。
まぁ、おいおい、お互いのことが分かれば……そのうち、な。
[悪びれずに真っ直ぐ告げてくる言葉>>1にはまた、笑った。 裏のない言葉は好きだった。
そんな彼にひらりと手を振って、休むために自室へと戻っただろう。 去り際にヴェスにも手を振って、夜になれば、 またあの鐘の音が聞こえたか。
そして、魔女の笑い声も……] →自室
(7) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
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[頭の中で>>3が響く、何度も何度も。 しかしそれはまだ確実に理解はしていなくて。 それを取り払おうと頭を振る――]
(8) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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……カミーユ……さん?
[ここに来て新た名前が出てきた、と。 顔をしかめて]
赤い蝶、と、青い蝶……。
[これは、その見た、という人に、話を聞いたほうが速いかもしれない、とは思うが。 それよりは、この二人にある程度の説明をしておいたほうがいいかもしれない、などと思いつつ]
………、説明は、あったわね。
[ミケの言葉>>1:#8を思い出す。 しかし、それに十分な注意を払えていたとしても、防ぎようはない]
(9) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 02時頃
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[蹲るクラリッサの肩に手をおき、聞こえたきた>>6に]
どう…って。 "赤い"蝶がソフィアの肩に留まって、消えたんだよ。 それと同時に今の君みたいに苦しみ出してね。
君は、もう大丈夫なのかい?
[とクラリッサに声をかけた]
(10) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 02時頃
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(いや、だってまだ確実な証拠は無い……はず…。)
[ゆっくりと立ち上がるがまだ肩に手を当てたまま。]
(そうね……。)
……驚かせたみたいで、ごめんなさい。 さっきね、そこで足を踏み外して階段から落っこちちゃったの…。 多分、その時に…肩をぶつけて痛めてしまったのかも……。
[笑顔を作る。 それはわざとらしかっただろうか]
……ソフィーの方は心配ね。 私の方は大丈夫よ。
[心配するイアンに対してそう答えた]
(11) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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[コト、と軽い音を立ててカップをテーブルの上へ戻す。 ――矢張り、食事を摂るのはよしておいたほうが良さそうだ。未だにはっきりとしない頭を労るように、軽くこめかみに触れた。 返った声>>1:469は随分気の抜けたものだったが。幾重にも重ねられたヴェールの中で、確実に。
警戒が、在る]
構わない。……好きに、呼んでくれ。
[見つめてくる視線に気づいていない訳では無かったが、ミルクに砂糖を落として、かき混ぜながら。 当人が臆面もなく答えた様子>>1:475を見て、後は任せようと。]
(12) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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[何か云うべきことがあれば口を挟むかと、食事の風景の中、人の多さに若干の居心地の悪さを覚えていれば、声をかけられて>>0]
――…その……どこかで、会った、だろうか…?
[ヴェスパタインは人の名と、存在を忘れるのが、早い。 記憶として留めてはいても、意識の中に留めておくことはあまり多いほうでなかった。
彼女とは、何の縁があったかと、首を傾げていれば、続けられた言葉>>4に、納得が行ったようにああ、と短く声を漏らして]
あまり――…多く、作っている訳では無い、けれど… 祖父の作には、まだ、遠い。
(13) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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[イアンはカミーユの名前を聞いて顔をしかめるエリアス>>9に]
カミーユはほら、白い外套を着た人が居ただろ? 彼がカミーユだよ。 分からなければ、後で一緒に会いに行こうか?
[今は確か大広間に居たはずだ。 それよりも……]
昨日の魔女の説明にあった人狼とか、悪魔とか、妖精とか、人魚? そのどれかがやったって言うのかい?
[イアンにはまだ事の重大さは分かっていない]
(14) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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[自室へ歩みを進めながら、自分を探ろうとしていた ダーラとカミーユのことを考えていた。
"見る"力があるのなら、質問をしたりという 回りくどい方法はとらないだろう。
あの二人は、特に気にする必要はない。 邪魔さえしなければ……]
(15) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 02時頃
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― 大広間 ―
[ ランタン職人の控えめな言葉>>13 に...は微笑んだ。]
ご謙遜を……。 あなたのランタンを、家族はとても大事にしています。 特別なディナーや、内輪のパーティーだけに灯される宝物ですよ。
ここでお会いできるとは、思ってもみませんでした。
(16) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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白?
[いただろう?>>14と言われても。 ……全く思い出せなかった]
……いえ、自分で、探しに行きます。
[そこで頼れないところは、きっとヘクターが見たら笑うのだろう]
……ええ、っと。 その…。 ……直接、害が…あるって、わけでもないの、ですが。
ああ、でも。 どう、なの、かな。
[黙りこむ。]
(17) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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―自室― [気にする必要はない。 そう思っているが、やはりあの探るような目は苦手だ。
精神的な疲れからか、部屋に入ると眠気が襲ってくる。
おまけに、魔女に夜中にたたき起こされたからな。 不愉快な"対価"の話、"ゲーム"の話、ヴェスとの会話。 朝食の席での会話。色々なものが身の内で渦巻いている。
眠気にそれらは薄れていき、やがて深い眠りについただろう。 鐘が鳴るか、誰かが部屋にやってくるまで、ずっと**]
(18) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 02時頃
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[肩に手を当てて立ちあがるクラリッサは無理に笑顔を作ろうとしているように見えた>>11。 階段から落ちたと言うが、その真偽はイアンには分からない。 ただ、酷く憔悴しているクラリッサが気になった]
無理は、していないかい? ソフィアも赤い蝶が肩に留った後は疲れているようだった。 君は彼女よりも丈夫かもしれない。 けれど、僕には無理をしているように見えてしまうよ。
[気丈に振る舞うクラリッサには不要な言葉だったかもしれない。 しかし、それでもイアンはそう声をかけた。 何か自分の知らないことが起こりそうな、そんな嫌な方の勘が働いていた]
(19) 2012/05/21(Mon) 02時頃
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― 大広間→客間、2-6 ―
[ ゆっくりしたペースで進められた大広間での会話後、...は疲れを理由に自室へと戻った。]
(20) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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