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[ 快楽の反応を恵瑠が示していくうちに、
自らも快感が増していくのを自覚する。
決して荒くはならないその動きの中でふと、
まだ伝えていない言葉があると思い出した。]
恵瑠。
俺、お前のこと、好きやぞ。
[ その一言を。
優の中ではすでに自明な事柄だっただけに、
声にすることを失念してしまっていたのだ。
きゅう、と締めつける感触を感じれば
気持ち良さげに微笑んで、抽挿の動きを強めさせた。]**
【人】 倫理委員会 アトレイユ― 夜中、石段 ―>>14>>15>>16 (22) 2020/09/17(Thu) 13時頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ[ 裸の瑠璃の肩に手を添えて、示した場所へ連れていく。石段を上りきった端、手すりの終点に当たる位置。さっきまで優の手首を捕らえていた帯を手にしてにやりと笑った。] (23) 2020/09/17(Thu) 13時頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ (24) 2020/09/17(Thu) 13時頃 |
―社務所・寝室のひとつ―
[ふわふわとした心地がした。
まるで、夏の日の夕方、海の中を揺蕩っているような。
ゆるやかに身体を揺らされ、優の言葉に促され、押し寄せる気持ち良さを抗うことなく受け入れて。
いつからか常にあった影は消え、悲しみも寂しさも浮かばない柔らかな顔で、とけた瞳を彼に向けていた。
優の与える刺激に時折眉を寄せるのも。
胎の内の熱を想像しての悩ましげなものだった。
ゆうさん、きもちいい、とうわ言のように。
もう恥ずかしさは消えかかっていて。
溢れそうな熱すべてを飲み込み、身体全体を上気させながら、彼にも快楽を感じて欲しいというように、膣内は昂りを包み込むだろう。
目の前の存在だけが、自分の中にある。]
[高まっていく熱。
絶頂への道すじを辿りながら、また真っ白に染まっていきそうな頭に、優の声がはっきりと届いた。
“すき“と――――。
瞳が丸くなり、唇も半開きのまま、彼を見つめる。
それは驚きのようでもあったが。
今はもう、なにも、自分なんかとか、どういう意味なのかなんて、複雑に考えることはなく。]
――――、うれしい、です。
ゆうさん、に、っ、そう、思われたかった、
[心のままに。
掠れた吐息とともに伝えて、しあわせそうに微笑んだ。
細まった瞳から涙が落ちていく。]
ゆうさん、あの、ね
[上擦った声で、小さく。]
ひとつ、お願いごと、してもっ、いいですか。
[優の動きに合わせ、息を弾ませながら。]
あとで、少しだけ、……抱きしめて、
[全部は声にならなかった。
優には届いただろうか。
手を繋いでくれるだけでも嬉しかった。
でも今なら、それ以上を望む言葉を声にできる気がしたから、優にそうして欲しいと願ったから。
彼と同じ言葉はまだ返せないけれど。
これが、答えのひとつでもあったのかもしれない。*]
【人】 珊瑚宮連邦 ルリん、ぷ………うっ。もういいの? (25) 2020/09/17(Thu) 18時半頃 |
【人】 珊瑚宮連邦 ルリん、もう…さすがに恥ずかしいってば。 (26) 2020/09/17(Thu) 18時半頃 |
う、ん……ルリ姉が気持ち良くなれるなら痛くても我慢する……そしてちゃんと気持ち良くなれたらたくさん褒めて……?私頑張るから……
[いくら快楽に流されて惚けているとは言え、実際に宛行われこれからその大きな物がお腹の中に入ってくると思うとやはりドキドキするもので極度の興奮と緊張、期待と不安とで自分一人じゃ耐えきれなくなってしまう。]
ル…リ姉……?
んっちゅ……はむ、ル……リ…あむ……ちゅぅ…
[密着して直接感じられるルリ姉の温かさと柔らかさ、キスは全てを攫って私をダメにするけれど、初めてで震えてしまう恐怖すら一瞬で吸い取っていく。
不安を和らげたいがためにキスにのめり込み、もっと感じたいからずっと要求したまま、その瞬間が近づくほど縋るるように舌の絡ませあいを求め、震えた腕でぎゅうと背中をしめつける。]
あ… …く……っ……
あ……あう……
[痛いと言ってしまったら止まるかもしれないから、必死におでこを肩につけて呼吸を調える。
ずり……ずりとゆっくりと沈みこんでいくその内圧に汗だくになって耐えながら、全てを銜えこんだところで大きく息を吐いて安堵の感情を吐き出した。]
……え、えへへ……一緒…
[痛みで目尻には涙が浮かんでしまっているけれど、一緒に繋がることが出来て不思議とその痛みが嬉しかった。
入れているそれだけでも十分なほど大きな多幸感、しばらくはその状態が続くことを望んだ。]
ずっとこうしてたいな……
[流星のときに歩けなくなるなんて気にしていながらいつかはこの姿勢で一日を過ごすのも良いかもしれないなんて思ってる。
予想以上に幸せだったその時間をしっかりと胸に刻みながら、一回2回とゆっくり動き出す腰にきつく目を閉じて、身を任せた。]
―社務所・寝室のひとつ―
[ 丸くなる恵瑠の瞳を見つめ返して、目元を笑ませた。
余計な思考を浮かべはせずに反応を見守って、
聞こえた声
俺も、嬉しいぞ。
[ そう、返事してくれて。と、頷いた。
彼女の心のなかから零れ出たありのまま、
優の耳へ届いていたから。
穏やかにだが確りと胎内を擦りあげては引く動き。
上擦った声を聞き漏らさないよう耳をそばだてて。]
[ 小さな声にも律動は緩めない。
互いの快楽を満ちさせようとしていく中で、
恵瑠の願いごとを聞き取ろう、と。
慕われてはいても、それより深い間柄になることは
これまでなら決してありえなかっただろう。
けれど身体を交わらせている今なら、
心も同時に交わらせられるのかもしれない。]
…… 少しでは 、 おれが
[ ふっと口角を上げて、小さな声。
次第に早くなる呼吸の中に隠れたかどうかくらいに。]
…… 足りんのぉ。
[ はっ、はっ、と笑うように息を続けて、
腰使いを強く大きなものに変えていく。
洩らした声が聞こえたかどうか、優は確かめなかった。
代わりに瞼を閉じて、恵瑠に口づけようと
細い身体へ覆いかぶさっていった。
目を閉ざしていても彼女の表情はくっきりと浮かぶ。
心の中にはたった今の、しあわせそうな微笑みが
確かに収められて。
やがて、耳に届く声と屹立から伝わる快感とは
情欲を頂きに導くまでになっていくだろう。]
大丈夫、最初は痛いものだから、我慢しなくてもいいわ。
私も最初はそうだったし。
でも、ええ。気持ちよくなれたら、いっぱい褒めて、甘やかしてあげる。
[成長はしたけれど、久しぶりに会えばやっぱり可愛い年下の妹分。
健気にそう言ってくれるのが嬉しいから、挿入する前に胸に抱いて頭を撫でた。
キスを繰り返して、意識が少しでも痛み以外に向くようにと思いながら、
ゆっくりと腰を進め、背中に回した腕で互いに抱きしめ合う]
ん、大丈夫、早希ちゃん…
[硬い襞の先に分け入った時はさすがに悶える声が漏れるようだったけれど、
汗だくになりながらも息を詰めて受け入れてくれるから、こちらも腰を奥まで進めた。
全部受け入れて、息を吐いて笑ってくれるから、また抱き締めてキスを落とす]
はあ……ん、一緒。頑張ったね、早希ちゃん……
すごく頑張ったね。涙が出るくらい、頑張ってくれたんだ。嬉しい。
…好きよ。
[他意なくそう好意を告げて、素肌のままで抱き締める。]
そうね。夜通しずっとこうしてるのも、楽しいかも。
女の子同士なら、終わりなんてないものね。いくらでも、こうしてられるわ。
[このまま眠ってしまおうと思えば眠ってしまえるかもしれない。
でもそれでは勿体ないから、ゆっくり時間を過ごして、ようやくゆるゆると腰を動かす。
一度、二度ゆっくり突いて、早希が痛みを訴えなければ三度、四度。
力を入れて腰を押して、ゆるゆると引き抜く。
男女がそうするのと同じように、けれど突き込むたびに自分の奥にも突き込まれてくるのを感じながら、早希の腰を抱いて腰を振る]
可愛いわ、早希ちゃん…
また都会に帰っちゃうのが惜しいくらい…それは私もか。
ちゅ、うっ……
[キスを何度も落として、瑞々しい膨らみを指で弾いて弄んで。
女を知ったばかりの体を誰よりも先に味わう愉しみを感じながら、
腰を振り続ける。ゆっくりと、その気になればいつまでも続けられ、終わる事のない愛の交歓を月明かりの下で続ける**]
―社務所・寝室のひとつ―
……、……っ、
[声は聞こえた。
耳じゃなくて、心に直接響いたのかもしれない。
覆い被さられ縮まる距離、優が目を伏せるのを見送って、それからそっと視界を閉ざした。
暗闇なんてまったく怖くはなかった。
それ以外の全てで彼を感じ取っていられるのだから。]
――ぁ、……ッ、…、……!!
[心と身体は一緒にあるものだから。
心の感じる嬉しさにも、つよく影響されるのか。
2度目の絶頂は、ほどなくやってくる。
名前を呼んだ瞬間に身体が震え、花芽を刺激されたときとは違う快感に浸り、意識はふわりと遠くなって。]
[海に飛び込むときみたいだ。
岸を蹴り、身体が浮いて、落ちていくとき。
昔、早希の真似をしようとして、落ちたは良いけれど溺れかけて、後で泣きべそをかいたのだけれど。
はぁ、と何度も何度も呼吸して、絶頂の余韻から抜け切れない身体を痙攣させながら、ふと。]
……、
[繋いでいない方の手を伸ばす。
力なく、でもどうにか、優の頭にまで。
普段なら、背の低さのせいで触れられないところ――くしゃりとまるで髪を撫でるようにして、満足そうに。
子供っぽくもある願いを叶えてしまおう。
優の髪からは、海の香りがする気がした。
私の大好きな海。そして。**]
―社務所・寝室のひとつ―
[ 視覚以外のすべてで、繋がった相手を感じとっていた。
彼女の息遣い、身体の震え、手に籠もる力。
わななく唇の動きに紡がれる単語を読み取って。
己の名が聞こえると共に、
屹立を包み込んだ熱い潤みがひくりと
痙攣するように締め付けて、身体と心の深いところから
大きな充実感を伴う快感が生まれていった。]
…… は、 は、 は、 っ……
…… っ ――!!
[ 合わせていた唇を離し、
片手を布団に突いて身を支え、
大きく息を吸って、吐いた。]
[ ゆっくりと目を開ければ眼下には、
まだ絶頂の余韻が抜けきらない様子の恵瑠の姿。
頼りなく持ち上げられた彼女の左手の探す先が
優の頭であると気づいたのは、己が身体に触れてから。
腕から肩、頬から頭へ伝い上がっていくのを
手伝うように、恵瑠の胸へ頭を乗せた。
汗に湿った肌越しに伝わる鼓動。
とくとくと早い心臓の音。
頭を撫でられている感触。
布団の間に手を差し入れて、
彼女の身体を抱き寄せていった。]*
【人】 倫理委員会 アトレイユ― 社務所・恵瑠とすこし後― (27) 2020/09/18(Fri) 01時半頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ― 夜中、石段 ―>>25>>26 (28) 2020/09/18(Fri) 02時半頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ (29) 2020/09/18(Fri) 02時半頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ[ 動きを強め、肉付きの良いむっちりとした尻にパンっ、と音を立てて腰をぶつけていく。雄肉の先端は一番奥の肉壁に突き当たり、コリッとした感触が伝わってくる。] (30) 2020/09/18(Fri) 03時頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ (31) 2020/09/18(Fri) 03時頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ (32) 2020/09/18(Fri) 03時頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ[ ぎゅっぎゅっ、と痛みにならないぎりぎりの強さで揉んでいきながら、ぷくりと膨れた先端の盛り上がった箇所を指の先で押し込むように刺激する。] (33) 2020/09/18(Fri) 03時頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ (34) 2020/09/18(Fri) 03時半頃 |
【人】 倫理委員会 アトレイユ (35) 2020/09/18(Fri) 03時半頃 |
【人】 逃亡者 メルヤ―お風呂・優と過ごしたすこし後― >>27 (36) 2020/09/18(Fri) 07時頃 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
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