297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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……ん?
おっちゃんら、どしたん? あぁ、俺は急ぎで町に出るとこやねんけど… 狐ぇ?なんや、それー。
[異変があったのは、村を出る直前の道。>>#2 村人たちが数人集まり、何やら騒いでいる。
トラブルでもあったのかと聞いてみると、予想外の答え。 眉を顰めた所で、透明な紫陽花が咲いている事に気づく。]
(99) 2019/07/08(Mon) 22時頃
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…ここにも… あー、いや、なんでも。
霧出とるんかー。 ちょい厄介やけどまぁ行って見るわ。
[急いでいたのもあり、引き止められると面倒なので 紫陽花の話は出さず。 やや不気味そうに前方を見ると小走りで先を急ぐ。]
(100) 2019/07/08(Mon) 22時頃
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……声とか、聞こえたらええねんけど、 今は、今回は、…… 見た事のうて、ようわか、らん……
[>>79沼太郎や皆を不安にしてはいけないと思ったか、言い訳がましく繕って。]
……、──、 やっぱり、その話綺麗やんなあ……
[>>80沼太郎がうっそりと微笑む様。 まるで救いの光を浴びたような、と、仏教の説法に出る極楽を思い浮かべて。 >>84その様子に、少女が、朝顔が、恐れを感じているとは気づかずに]
(101) 2019/07/08(Mon) 22時頃
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─町への道?─
…ほんまや。えらい霧が出とる。
[歩数からして村境の辺りか。 道全体がひんやりとした霧に覆われ 視界がほとんど利かなくなってきた。]
まぁ、面倒やけどしゃーない。地道に歩こ。
[山道ではないが、道を外れて畑に落ちたら大変なので 足元を警戒しながら早足に切り替える。]
(102) 2019/07/08(Mon) 22時半頃
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こんなんは、狐が出ようと何が出ようと、 道は一本なんやから。
外れず歩いたら、 ちゃぁんと目的地につくもんや。
お、やっと霧が晴れてきた。
[暫くの間、ひたすらに歩き続けて。 すっと冷めたい風が吹き、視界の悪さが解消される。]
(103) 2019/07/08(Mon) 22時半頃
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…………へ。 何これ………。
[歩む足が止まる。 自分の足元を確かめ、更に周囲を確かめる。]
嘘やろ……………。
[たどり着いたのは、村の入り口。 先ほど迷ったという話を聞いたばかりの場所。
迷ったとぼやいていた村人達は既にいなかった。 代わりのように、曇天の空の下、 透明の紫陽花が 先ほどより明らかに増えている透明の紫陽花が 静かに、涼やかに咲き誇っていた。]
(104) 2019/07/08(Mon) 22時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/08(Mon) 22時半頃
飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/08(Mon) 22時半頃
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や、山? 沼のじい様、あの、気いつけて……、
[登って降りてきたところの自分、 ついていけば足手まといになりそうだし、それに、日向のことも気になっている。]
……日向ちゃん、あかんて、なんで
[>>91沼太郎のとは反対方向、 日向と、その側の朧や不要の方に向かって、また、ゆっくり、2歩、3歩]
……へ、
[不意にあまり呼ばれぬ己の名前が紡がれて、きょとん、と目を瞬く]
(105) 2019/07/08(Mon) 22時半頃
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──そら、
…………、うん、……さみしい、なぁ、
[へら、と困ったように笑う。>>91]
……言うても仕方ない、ことやとは 思っとるけど……ああ、でも、 日向ちゃん、世話しにきてくれよるし、……うん、
……なんやろ、…… なんか、気に、してたん、かな……?迷惑かけてごめんな……?
[何が原因で怯えているのか、 声を上げているのかも分からぬまま、 詫びて、やはり、困ったように笑んだ]
(106) 2019/07/08(Mon) 23時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/08(Mon) 23時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/08(Mon) 23時頃
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[嬉しげに、気張る妹>>96に、ふふ、と笑みをこぼし。 可愛らしなぁ、と、何度でも思う。
手伝いと言っても、きっと楽にはならんだろう。 初めは芋洗いだかそんなもので、でもきっと冷たい水に柔い手はかじかむのだろう。 何だかんだ負けん気の強い子だ、無理をするかもしれないが、ほどほどを見極めて、別のお手伝いを頼まなくては。
それはきっと、一人で同じ作業をするより面倒だろう。
それでも。]
あとで、 おねぇちゃんの前掛け、 貸したげよぅねぇ。
[楽しみなのは、少女だって同様だったのだ。*]
(107) 2019/07/08(Mon) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/08(Mon) 23時半頃
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ふふ… 坊ちゃんはおやさしい……(>>106)
[ぐす…と鼻をすする音がする。 俯き加減の顔をあげる。泣き笑いというには笑みが少なすぎただろうか。いまだ事情を知らぬ彼が困惑する様が、こんな時になぜか可笑しかった。もっと前に、もっと素直に訊けてもっと素直に喜べたなら。]
朧はん…お姉やん… うち、たえちゃんを山にやりました。 紫陽花が見たい言うて、せやし嘘言うて… 迷子になってもええ思うてしもた…
嫌いや言うてしもうた旦那はんも消えた…
うちのせい。 あの紫陽花がそう言うてはる……せやろ? *
(108) 2019/07/08(Mon) 23時半頃
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これ、借りるぞ
[ 雷門が落として行った杖を一瞬掲げて見せる
普段は使わぬけれども、今日ばかりは力を貸してもらおう そして、嘗ては慣れ親しんでいた山に向かって行った ]
それにして、も。 空が凪いでおる
[ ゆっくりゆっくり。 雷門を家の前から離れ山の方へ向かった。 見上げる空は今には泣き出しそう
─…ふ、と今の時間が気になった たえを探し始めてから随分経っているはずだ 普段であれば、もう少し暗いだろうか?
慣れ親しんだ山が別人に思えて少々居心地が悪かった ]
(109) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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ここら辺にも神様の紫陽花咲いておる…
[ 記憶を頼りに山を巡る 所々危険にな場所はある。 だが、落ちた体力を経験が補っていた
翁にとって山は特別な場所だった 先祖代々樵…山の恵を分けてもらう仕事をしていた 自分の代になってからは釣りの方が性に合っていたけれども、山は身近な存在だったのだ ]
(110) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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おぉーい 雷門やぁい。
たえやぁい。 居たら返事しとくれ。
[えっちらおっちら。 辺りを見渡してみても雷門の姿もたえの姿も見えなく、呼び声は静かな山に吸い込まれていった
ただポツリポツリと透き通るように花開く紫陽花だけが美しかった。
そして目的のお社に辿り着いたのだが]
(111) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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おんや、まぁ…
[目的のお社には、透明な紫陽花が鎮座増していた
そこは比較的人通りのある山道だから、手入れが行き届いており、通りがかった人たちのお供え物も供えてある場所だった
それがすっかり紫陽花に侵食されている それはまるで… ]
(112) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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紫陽花の神様や えろうすんませんが、そこを退いて下されるか
そこには別の神様が御座すんじゃ…
[ 見知った山の神様が紫陽花の影で苦しそうに見えてしまって
他の場所へ移そうと紫陽花へ手を伸ばした
平地より薄暗い山奥の光の中で、紫陽花だけが妖しく輝いていた*]
(113) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2019/07/09(Tue) 00時頃
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…やさしい、とか、ちゃうて…たぶん……
[昼行燈と呼ばれるのが関の山、と思っているから。 泣き顔を見て、ぐ、と喉が詰まる。]
……、なんで、……、 ま、待ちい、そんな、だって、 日向ちゃんがそんなことできるような、なあ、ないやん…!
(114) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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[姉と手を繋いで、家路を辿る>>107]
なんや、こう――、 あんなことあったんに、少し、楽しくなってきたわ。
前掛けなんて、もしかしたら、初めてやしね。 この時間やと、夕飯の支度とかするんやろか?
[あれだけ走ったり叫んだりしたあとなのに、足取りも軽い。 病は気からなどともいうけれど、あるいは、本当なのかもしれない]
(115) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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――……時間といえば、いまなんどきやろな?
[どれだけあの家にいたのか、よく判らないが。 陽が陰り始めてから、結構な時間が経っている気がする]
お空も曇ってるんに、あんまり暗くならへんなぁ。 灯り持っきてへんから、助かるんは助かるけど……。
[空を見上げて、小首を傾げながら]
……まあええか。 暗くならへんうちに、はよ帰ろ!
[それで、早く"お手伝い"をするのだと、姉の手を引く。 手を引かれるのではなく、引くなんて。これも、珍しい。 ――どうやら、随分と自分は、浮かれているらしい。 だけど、姉の言葉は、自分にはそれほど大きなことだったのだし、仕方ない]
(116) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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[――だから、浮かれる少女は、気付けなかった。 雷門の家から、姉妹の家へと帰る道中の異常に。
往路にはなかった紫陽花が、ぽつりぽつりと――**]
(117) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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[声を、告白を聞こうと姿勢を低くしたところで、静止を叫ぶ声がした>>69。 はっとして振り向くと、そこにいたのは箕島の>>59。]
……山歩きの、帰りか。
[顔色が悪そうなのを見て、眉を寄せた。 慮る気持ちからではない。どちらかと言えば厄介の方向に寄った感情だった。 一歩こちらに近づくのを日向のように拒絶はしないが、来いと手招くこともなく、日向に向き直る。 寂しくないかと、日向自身の境遇に照らし合わせた問が投げられていた>>91。]
(118) 2019/07/09(Tue) 00時半頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/09(Tue) 00時半頃
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何があかんのや。 連れてってまうからか。
[吉治が心うちを語る中>>106、口を挟む。 それを受けてか、それとも吉治の話を受け止めてか、泣き腫れた顔が僅かに笑み含んで上がった>>109。 ほつほつと語られる告白に、そうか、と頷いて。]
それやったら、日向がやったんと違うやろ。
[うろたえる吉治>>114横目に、はっきりと否定を返した。]
(119) 2019/07/09(Tue) 00時半頃
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―雷門の家―
……日向ちゃん、 紫陽花は、話さんて。 …日向ちゃんがたくさん頑張ってくれよったのに、甘えとったんは僕も、たしかやし…
[…自分がいなければ多少は苦労は削がれたろうか? せめて元気づけられれば、と言葉を重ねようとしたけれど。>>118疎ましさを含む眼差しに今は怖気づく。 眉尻を下げて曖昧に笑った。]
……せやで、まあ、 …あんまり広くは探せんかったけど
[そう朧には答え。 はっきりとした否定に はた、と瞬いた>>119]
……朧…?……うん、うん、せやろ、日向ちゃん、そないなこと、せん…っていうか、…、えっと。
[あまりにもはっきりとした否定に少しあっけにとられた後頷いて。]
(120) 2019/07/09(Tue) 00時半頃
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日向は思うただけやろ。 それをええ悪い言うのは別にして、日向は思うただけやったら、たえと雷門さんをどこぞへやった別の誰かが居るはずや。
なら、日向のせいとは違うやろう。
[固い考えしか出てこない残念な頭は、時として真っ直ぐに感情と問題を切り離す。]
(121) 2019/07/09(Tue) 00時半頃
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……、
[ぽかん、と朧を見ている。それから、日向の反応を気にして交互に。]
(122) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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─町へ続く道─
[一回目:道の示すままに真ん中を歩く。 暫く歩いて元の場所に戻った
二回目:間違って進まないよう、道の右に寄って歩いた。 霧が晴れた時、逆方向を向いて道の左に寄っていた。
ここで一度、さきほどすれ違った村民の家に行く。 奥さんが「さっき町に出やったよ。」 と笑顔で教えてくれたが、すれ違っては居ない。 むしろ、その村民が戻っていないというべきか。
三回目:数歩進むごとに土道の上に棒で×の字をつけて歩いた。 途中で×の字を見なかったのに、元の位置に戻った。]
(123) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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…なんやこれ。 さっきから、いっこも村から出られてへん。 早よせな夜になってまうゆうのに…
せめて、道でお日さんでも出とったら 向きがわかるんやけど…
[この曇り空では、無理か…と 空を仰ぎ見てある事実に気づいた。]
…俺、三回もあそこ歩いてるはずやのに… なんや全然暗くなって…ないんちゃう…?
[曇天とはいえ、日が暮れ始めてもおかしくないのに。 体感時間と空の明るさにずれが生じていた。**]
(124) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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……何、間抜け面晒しとるんや。
[日向はそんなことしない、と言った吉治は、理由は違えど根本的に同意見なのだと思っていたから、ぽかんと間の抜けた顔を向けているのに怪訝な顔をした。 疑問を呈すのと同時、ふわり、藤の香りが真実を探すように吉治の周りに漂う。]
(125) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/09(Tue) 01時頃
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……、いや、その。
…朧がちゃんと、日向ちゃんにそう言うてくれるん、 びっくりして…… なんか、…怒るんかな、とか思ったから……
[へなり、と笑ったは、それでも嬉しそうに]
ありがとうなあ……
(126) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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……ん、
[それから、小さく首を傾ぐ。]
なんか、……ええ香りがする……。
(127) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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……お前に礼を言われるようなことはしとらんわ。
[嬉しそうに吉治が笑うほどに、こちらの眉間の皺は深くなる。 彼が喜ぶようなことはひとつもしていないはずだ。何なら、日向にも喜ばれないかもしれない程の、ただの現実を突きつけただけで。 気味が悪い、と吉治から視線を逸らした*]
(128) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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