222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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人
狼
墓
少
霊
全
ヒューに2人が投票した。
ダイミに1人が投票した。
フランシスカに1人が投票した。
ヤニクに1人が投票した。
ヒューは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ダイミが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、サイラス、マーゴ、フランシスカ、ヤニクの4名。
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―― 現在、早朝:薬屋の浴室 ―― [ちゃぷん、と水の動く音がした。 聞き間違いだろうか。
薬の作り方に間違いはなかった。 己は言葉を失ったけれど、後悔はしない。
青年が薬作りに没頭している間、まさかケーキ屋の息子も、聖歌隊の娘も、患者である旅人も、帰らぬ人になっているなんて。 そのことを青年が知るのは、もう少し後になる。
光りの束は、失われていた彼女の一部に集まって、やがてゆっくりと消えて行った。 見た目には、大きな傷跡は残っていないように見える。]
(…マーゴ?)
[問いかけてみようにも、ガーゼを咥えたままでは発音できず。そもそも、もう舌がない己の口ではうまくしゃべれるはずもなく。
とにかくこのままでは、と彼女の身体を水から引き揚げる。それから床に広げたシーツの上に寝かせ、そっとその身体を拭いていった。祖母のシミーズと下履き、そして若いころに着ていたワンピースを、何とか着せて。
横抱きに抱えてリビングまで運ぶ。]
(0) 2015/04/24(Fri) 01時半頃
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― 4日目・自宅 ―
[深夜になっても、フランシスカは、家に戻る事は無くて。]
…………。
[家に誘ったのは、迷惑だったのだろうか。 本当は、来たくなかったのかもしれない。だけど。
思い出すのは、ぎゅっと力のこめられた、手の温もり>>5:69。 やはり、彼女の身に何かあったかもしれない可能性を考えてしまうから。 彼女を探しに、家を出る。]
[そのまま朝を迎えて、湖の傍、村人からメアリーの話を聞いた>>5:70。]
(1) 2015/04/24(Fri) 01時半頃
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「どうだい様子は!」
[祖母はずっと、リビングで待っていたらしい。バッと顔を上げると、彼女をソファーに寝かせる青年の元に駆け寄ってきた。
うまくいったはずなんだけど、まだ目覚めない。 そう伝えたくて、モゴモゴと口を動かしてみたけれど、やっぱりガーゼが邪魔だった。
祖母はそんな青年の姿を見て、ぼろぼろ涙を流した。]
(泣かないで、ばっちゃん。俺、後悔はしてないんだよ。 むしろ、ここまで薬師として、魔女として 育ててくれて、ありがとう。)
[ちゃんと伝えたかったけど、今は無理そうだから。 だから今は、そっとその身体を抱き締めるだけにしておいた。伝えたいことは、手紙にでも認めよう。
ひとしきり泣いたら、祖母はおいでと手を引いて。 工房で傷口を縫ってくれた。 これがまた激痛で、何度も意識を飛ばしかけたが、なんとか手術は無事に終わったらしい。**]
(2) 2015/04/24(Fri) 01時半頃
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― 5日目:投票所→ ―
[フランシスカの姿は、結局、見つけられなかったけれど。 彼女の姿を見たという人は、見つけられただろうか? 少なくとも、彼女が襲われたという話は、聞かなかった。]
どこ行ったんだよ……。 つーか、やっぱ、嫌われてたのかな。
[呟いて、空を仰いだ。 もう探さない方が、彼女のためなのだろうか?]
[思い出すのは、言いかけた言葉。 無理に笑った、笑顔>>4:96>>4:97。]
(3) 2015/04/24(Fri) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/24(Fri) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/24(Fri) 01時半頃
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― 現在、早朝:薬屋 ―
[目の前がぼんやりと暗い。貧血かしら? けれど彼を見間違える事はもう無かった。
心の中で彼の名前を呼ぶ。 全身がずっしりと重くて、目を開けるのが億劫で。 まるであの日のやり直しみたいだと、思い出す。 彼に運ばれて、彼のおうちにお邪魔させて頂いた、あの日。
こういうの、走馬灯っていうのかしら? あぁでも食堂で、お腹の中身を晒して横たわる私を見た。 私は既に息絶えていた。……違う、あれは悪い夢よ。
夢? あれは本当に夢? じゃあ、これは…?これも、夢? 考えてみるけれど、頭の中で 鐘でも掻き鳴らして居るみたいで。 大音量の痛みが思考の邪魔をする]
(4) 2015/04/24(Fri) 02時頃
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[現の私は、何処で何をしていたんだっけ? そう、サイラスと別れて、屋敷に連れ戻されて、 旦那様を待つ間に、窓からお客様が…
最期の記憶の私は確かに、屋敷に居た。 夢の中でだって、あの屋敷から離れて行ったのは、 サイラスに抱かれた私のぬけがらだけ… 私は今も、屋敷に、居る、筈なのに。
この匂いを覚えている。 優しい腕の中で感じた、安心する匂い。 彼の匂いに包まれて、ぼんやり虚ろに開いた瞳は、 彼に気付かれる事のない侭に再び夢へと舞い戻った*]
(5) 2015/04/24(Fri) 02時頃
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[頭痛の波が引き始めれば、 それが心音のリズムだったと知る。 どくどくと響く命の旋律。
未だ血の足りない身体は鉛の様に重く、 体温が上がりきらずカタカタ小さく震えた。 息苦しい、何かが足りない、あぁ、そうか、酸素だ。
気付いた瞬間、慌てて咄嗟に思い切り吸い込んだら、 その所為で激しく噎せた。
胸いっぱいに吸い込む、 ほんの数日前に初めて知ったばかりなのに、 酷く懐かしく思える、混じり合った薬草の匂い。
何故、此処に居るんだろう? 何時から眠っていたんだっけ? 此処が薬屋だと正しく理解出来たからこそ、 不思議で首を捻った]
(6) 2015/04/24(Fri) 02時半頃
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[目覚めた時には丁度、 >>2薬屋の二人は工房で手術中だった。 だれもいない薬屋に、ぽつんとひとり。
これもまた新しい、可笑しな夢のひとつだろうか? お屋敷に、帰らなくちゃ、 だって、私は、あそこでしか、生きて行けないから。 何故だかそう思った。
手を付いて、ふらつく身体を何とか起こす。 足枷はもう無いのに、酷く重い足を 引きずるように歩き出した。
ふらふらと、まるでまだ半分夢の中に居る様な心地で、 裸足のままに、外へ向かおうと…**]
(7) 2015/04/24(Fri) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/24(Fri) 02時半頃
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― 6日目 ―
[村人がざわめいて、噂をしている。 それはもう、日常の様であったけれど。 今度は、少し違う様子だった。]
[幽霊屋敷の少女が、生き返った>>7。 そう聞いて、そちらへと行けば。]
……あのコが?
[幽霊屋敷の住人が襲われたという現場に行っても、彼女の亡骸は無かったから。 それは、初めて見る、女の子。]
生き返った? 本当は生きてたんじゃないの?
[そう、村人に問う。**]
(8) 2015/04/24(Fri) 05時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/24(Fri) 12時頃
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―屋敷へと戻る道程― [小石を踏んだ痛みで、裸足のままだったことに気付く。 半ば夢遊病のように歩き出したものの、 時間を経て次第に意識ははっきりしてきたようだ。
遠巻きに聞こえるひそひそ声。 人が逃げるように左右に分かれて道を作るのが楽しくて、 気にせず堂々と道の真ん中を歩く。
生き返った、と、そう噂されている。 ならばやはり私は死んだのだろうか? じゃあ、今こうして歩いているのは何故?
屋敷の中を彷徨った時には、 テーブルの上に腰かけても、彼を抱きしめても、 触れた感触なんて無かった。 けれど、今は痛む足の裏の感触。 そういえば、これが現実なら、何故薬屋に彼らが居なかったんだろう?]
(9) 2015/04/24(Fri) 15時半頃
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[考えながら、けれど取敢えず屋敷の様子が気になるのは変わらず、 他に向かう先も考え付かないので目的地は変わらない。
途中物怖じの無い視線を向けられて、顔を上げた。 >>8夢の中で見た、見知らぬお客様のひとりが、其処に居た。 何だか不思議で、小さく笑えば、 彼を取り巻く村人から引き攣った悲鳴が零れた。
本当は生きてたんじゃないの? そんな声が聞えた。
そんなの私にだって判らないの]
(10) 2015/04/24(Fri) 15時半頃
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―村奥の屋敷―
[辿り着いた屋敷は酷い有様だった。 飛び散る乾いた血と肉の破片、饐えた匂い 投げ出された遺体は埋葬される事も無く、
何処か欠けたり、抉れたりして、 まるでお人形みたいに転がっている。 酷い匂いに最初は思わず顔を顰めたけれど、 ああ、この光景は確かに見た。 不思議とそう思えて、恐怖も、嫌悪も、無かった。
おばあ様は、何処だったかしら… 確か、奥の、私の寝室に… 見付けた私の靴を履いて、汚れた床を避けて、歩き出す]
(11) 2015/04/24(Fri) 15時半頃
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[予想通りの場所におばあ様だったものをみつけた。 首から上は見つからなかった。
別の部屋からシーツを剥いで来て、そっと被せる。 せめて手を組んで、十字架を握らせてあげたかったけれど 動かせる気はしなかった。
そういえば私はこの部屋で最期に、バスローブ姿だった筈なのに… 今は清潔な布の感触。気付いて自分の衣服を確かめる。 見た事のないワンピース、何処か大事にされている印象のそれを、 血で汚してしまっては大変だと、思い至って、着替えをする。 クローゼットの中身はまだ無事だったようだ。
きっとそこそこの金になるこのクローゼットの中身も、 人狼に仲間を食われた子悪党の一味は 手を出す勇気は無かったのだろう。 誰だって命は惜しい。
要らないなんて祈ったのは、きっと、 無知な、私くらい…**]
(12) 2015/04/24(Fri) 15時半頃
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―前日・教会→― [作業を終えて、教会を出れば、ヤニクの家に帰ろうとする。 が、コレにフランシスカの意思が反してくる]
大好きな彼の所へ行かなくていいの? (今、帰ったら、きっと死ぬのが怖くなる)
直ぐ返って来いって言ってたのに。すごく心配してるわよ。 (…)
酷い女。でも好きよ、そう言うの。 分かっていても割り切れない。 あなたのエゴを優先してあげる。
それに、会えない時間が二人の愛を育むって書物でよんだことあるわ。
[コレがそうなのね!と笑う。 そうして当ても無く歩き出した]
(13) 2015/04/24(Fri) 16時半頃
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―前日― ねぇ、貴方が町を案内してよ。
[フランの記憶はあるけど、ただ知ってるだけだと言う彼女。曰く好奇心が疼くとのこと]
家と、酒場と、彼の家は言ったから、それ以外がいいわ。
[戸惑いながらも、この町を案内する。一々目を輝かせて、この町を楽しむ彼女に、]
(どう?この町は?)
[忌むべき人狼にそんな事を聞いたのは、反応の一つ一つが子供じみていたからか]
いい街ね。私も好きよ。この町。
[反応が良かったものだから、魔が差したのか、思わず聞いてしまった。共存は出来ないのかと]
無理じゃないかしら?私は人を殺し続けるわ。だってコレはそう言った遊戯だもの。
[一も二もなくそう答える彼女に、なにも言えなくなる]
(14) 2015/04/24(Fri) 16時半頃
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―前日・処刑場― [一頻り町を練り歩いた後、今日の処刑を見に行った。 今まさに終わりを迎えよとしている、余所者、ヒュー]
貴方は今何を思ってるの?
[その呟きも彼に届くことは無いだろう。 人狼に全てを奪われた人間が、その人狼ではないかと疑いをかけられて処刑されようとしている。 彼の胸中は、どんな思いで満たされているのか?]
知りたいなぁ。
[だが、その思いも虚しく、刑が執行される。 終ぞ彼の想いを知ることは無かった]
あ、そうだ。
[そう言えば、身近にもいるではないか。 全てとは言えないけれど、最愛の人を失った知り合いが]
(15) 2015/04/24(Fri) 17時頃
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―前日・夜・ケーキ屋・ダイミ自室― [コンコン、とノックをしてダイミの部屋へと入っていく]
ハァイ、ダイちゃん。元気?
[そう言って部屋に入り込めば、直ぐに目当ての人物を見つける事ができた]
勝手にお邪魔するわね。 あ、それにしても、ここのケーキは絶品ね。 勝手に食べちゃったけど、これは何個でもいけちゃうわねぇ。
[そうして手に持っていたケーキを一口食べる。 紅く染まったケーキを]
それは置いといて、突然ですが、貴方を殺しまーす。
(16) 2015/04/24(Fri) 17時頃
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それを踏まえた上で聞いてね。
貴方はもうケーキを作れません。
貴方の家族はもう居ません。
貴方の友達も死にましたね。
[一拍一拍、相手に理解する間を与えながら]
貴方の、大事な人を奪ったのは私です。
[そして、好奇心一杯の笑顔で]
ねぇ、ねぇ、今どんな気持ち? 全てを奪われた人間って、どんな気持ちなの?
(17) 2015/04/24(Fri) 17時頃
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[ダイミはどんな反応だったろうか? 言葉を返してくれるなら、激高しようとも、悲しみにくれようとも、楽しくお話をしただろう。
彼は抵抗したろうか、何もしなかったろうか。 どちらにしてもやることは一つ。
彼女と同じように、胸を一突き]
良かったわね。彼女と同じ死に方よ。
[囁くようにそう言えば、優しく頭を撫でてやり、事切れるまで見守った]
(18) 2015/04/24(Fri) 17時半頃
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―村奥の屋敷:台所―
[着替えを詰め込んだバッグを傍らに、 造り付けの戸棚の中身をひっくり返す。 目当てはその奥の隠し扉。
数年足らずだが屋敷の外を出歩いた甲斐あって、 生きていくなら、お金がいる、その程度の事は理解できる。 この隠し場所を、教わった時には、知らなかった事。
何かあったら、ここの中身を持てるだけ持って、協会へ。 小さな頃におばあ様が教えてくれた事。 入っていたのは、大きなバッグが、ひとつ。 何とか引きずり出してみたけど、持ち上がる気はしない]
(19) 2015/04/24(Fri) 19時半頃
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持てるだけ…
[呟いて、バッグを開けてみる。 中にはお金がぎっしりと、貴金属の類がごっそり]
あらまぁ。
[小さな頃なら、持っていた方が危険な気もする中身を眺めて、途方に暮れる。
私が死人返りだと噂されている以上、 この屋敷には、いずれ火を放たれる気がする。
持ち出すなら、今がいい。 けれどどうやって運び出そう?**]
(20) 2015/04/24(Fri) 19時半頃
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―夜・ケーキ屋前― [もしも体が自由になっていたら、胃の中のモノをぶち撒けていたかもしれない]
(ごめんなさい)
[自分が醜く生にしがみついているから、こんなことになってしまった。 自分が体面なんぞを気にしてヤニク達に話さなかったから、この一家はこんな惨たらしく殺されてしまった。
早くに死んでいれば、こんなことにはならなかった。 きっとやりようはあったのに]
死にたいの?貴方? いいわよ。だったら死んであげる。
ちゃんと人間に化けることが出来なかった時点で、私はこちらの陣営では役立たず。 相方も死んでしまった。 もう先は見えてるでしょ?
だったら、フィーナーレは盛大にいきたいわ。
(21) 2015/04/24(Fri) 20時頃
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―― 薬屋 ―― [縫合が終わって、口を漱ぎ、痛み止めの薬を飲む。 祖母の手際は相変わらず惚れ惚れするほど素早かったけど、やっぱりこればかりは何度経験しても痛かった。]
ぁうえ?
[工房から戻ってきたら、ソファーに寝ていたはずのマーゴがいなくて。]
え!?あ、うぇ…あっあう!!
[口の中の筋がピンと張って、すでにない舌を動かそうとするが、言葉にはならず、ただ口の端から涎が零れそうになるのを忌々しげに拭う。祖母も驚いていたようだが、落ち着きなさいと青年の肩をつかんで]
「きっと、なにが起こったかわからなくて飛び出したんでしょう。私たちの姿が見えなかったからかもしれないわね」
[と、言い聞かせるように告げた。心配げに眉根を下げていたら]
「本当はまだ安静にしておかなきゃいけないんだけど。心配なんでしょ、探してきておやり」
[そう話す祖母も、心配そうだったけれど。 ごめんなさい、と心の中で謝って、薬屋を飛び出した。]
(22) 2015/04/24(Fri) 20時頃
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―朝・薬屋― [ふらりと薬屋へと立ち寄れば、静かに店内へ入る。 奥の工房の方から人の気配を感じるが、何か作業をしているようで、こちらに気づいた様子は無い。
漂う薬の匂いは、サイラスと同じ香り。 知らず笑っていた]
さて、あんまり長いは出来ないし。
[昔の想い出に浸ろうとする意識を引き止めると、懐から軟膏の入った入れ物を取りしカウンターに置く]
ほんと、お世話になりました。
[その言葉を残して、入った時と同じように、音もなく薬屋を後にした]
(23) 2015/04/24(Fri) 20時半頃
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―― 村の入り口 ―― [そういえば。ずっと気になっていたけれど、村の外に逃げることは不可能なのだろうか。見張りの人間だけなら、何とか抜け出せる気がするのだけれど。と、思い立ったら足は自然と村の入り口へと向いていた。]
「よお、サイラス。お前は人狼じゃねえだろうなあ?」
[屈強な肉体の村の男が、此方に声をかけてくる。青年は片手を上げて微笑むのみに留めて、村外へと踏み出す]
「こぉらこらこら!?なにやってんだ。 逃げ出されちゃ俺が困んだから、やめてくれよ!」
[慌てて阻止されてしまった。すまない、と少し頭を下げれば]
「それに、出たくたって出られねえよ。酷い霧なんだ。外へ向かってるつもりが、戻ってきちまう」
[どうやら文献にある記載は本当らしい。人狼が出没している間、村は濃い霧で包まれる。つまり]
(人狼がみんな居なくなったら、この霧が晴れる?)
[判別法が見つかったと、喜ぶべきなんだろうか。いや、まだ晴れていないこの現状を、重く受け止めるほうが先だろう。 青年はぺこりと頭を下げたら、処刑場へと向かう。]
(24) 2015/04/24(Fri) 20時半頃
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―― 回想:家を出る前 ―― [必要なものをかばんに詰める。 といっても、薬草鋏と数枚の金貨。それから何かあった時のために、傷薬。]
………
[ころり、と転がるのは毒薬の小瓶。眠るように死ねるその液体は、当初の目的を失ってしまったけれど。]
(一応、持っておこう)
[祖母が間違うことはまずないが、なにがあるかわからない。肌身離さず持っているほうが安全だろうと判断した。]
あ?
[店のほうを回った時、見覚えのある容器を見つけた。>>23確かこれは、フランシスカにあげた軟膏入れだ。]
(無くなったのかな?)
[蓋を開けてみたけれど、まだ中身は詰まっていて。なぜここにあるのか、そもそも持ってきたなら何故声をかけて行かなかったのか。疑問はいっぱいあったけれど、大して気にも留めずに店を出た。*]
(25) 2015/04/24(Fri) 20時半頃
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―朝・酒場― [薬屋からそのまま仕事場の酒場へ。 暗い店内に入ると徐ろに掃除を始める。 普段やらない所まで丁寧に。
粗方終わると、ぐるっと店内を見渡す。 色々あった仕事場。 嬉しい事、悲しいこと、悔しいこと。 本当に色々な想い出でいっぱいだ]
お世話になりました。
[ステージを撫でる。 何百、何千と踊った舞台。文字通り血と汗と涙が染み付いている。もう、このステージに登ることは無い]
よし。
[もう一度だけ振り返って店内を見れば、想いを断ち切るように歩き出す。
行こう。最後の舞台へ]
(26) 2015/04/24(Fri) 20時半頃
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―広場― [やっておきた事は粗方終えた。 人狼である彼女は、その自由をくれた。
誰かと話す資格はもう無いから。話すこと以外で感謝を。
心残りがあるとすれば、ヤニクに何も伝えられなかったこと。 そして髪飾りを手放すことも出来なかった。
最後に髪飾りを身につけると]
いいよ、もう、いいよ。
(27) 2015/04/24(Fri) 22時頃
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[主導がフランから帰ってくる]
踊りましょ。フラン。
[広場の真中で踊りだす。楽団が奏でる音楽も、お客の歓声も無い中で、狂ったように踊りまわる。
周りの視線も気にせずに踊りあげれば、荒い息のまま]
私が人狼よ!
[高らかに宣言した]
(28) 2015/04/24(Fri) 22時頃
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―― 処刑場 ――
あぁ…………
[喉からこぼれた音は、やはりそうかという色が強かった。吊るされていたのはほんの数日前、自分が手当てをした男。 人狼に襲われながらも生き延びた、心に傷を持つ旅人。
ああ、どうして。 こんな簡単なことに気づけなかった。
この怪我で、あんなにたくさんの人を、殺せるものか。 人狼の肉体がどうなっているのか、知らないけれど、少なくとも傷は共有しているだろうから。
霧が晴れていなかったのは、彼が人狼じゃなかったからか、それともまだ仲間が残っているからか。
確かめるすべがない青年には、ただその場に立ち尽くし、悔恨の情でいっぱいになるほか、なかった。]
(29) 2015/04/24(Fri) 22時頃
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―― 道中 ―― [手向けるための花を買いに、『パライソ』に向かう途中、レティーシャとダイミも人狼に襲われたことを知る。
自分の知っている人間が、次々と亡くなっていく。 己の作った蘇生薬は、一個だけ。 魔女の使える奇跡も、一回だけ。
途方もない無力感が青年を襲った。 自分の判断は、間違っていたんじゃないか。 禁忌を冒してまで、生物の、命の法則を捻じ曲げてまで、己の欲望を満たして良かったのだろうか。
そういえば。 意識の戻ったマーゴはどこへ行ったのだろう。 村からは出られないことは把握済みだから、きっとこの村の中に……恐らくはあの屋敷に…居るのだろうけれど。
彼女も。 逃げ出したのでは?]
(30) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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[宣言しては見たものの、すぐに信じるものもおらず、何だか白けた空気。それが気に障る。 ありったけの殺気を辺りに振りまいて、本当は嫌だが、狼の姿を晒す]
これで信じてもらえたかしら?
[騒然となる広場に、満足気に頷いて人の姿へと戻る]
安心して、あんたらに危害を加えるつもりは無いから。 ただ、向かってくるなら容赦はしないからそのつもりで。
[再び殺気を放てば、場は水を打ったように静になる]
ヤニクを連れてきて。私は今ヤニクに会いたい。じゃないと、皆殺しにしちゃうかも。
[私の中のフランが驚いたような反応をする。 ここでヤニクの名前が出るとは思ってなかったようだ]
ふふ、フィナーレの主役はあなた達よ。
[広場の喧騒を背に、再び踊りだした、目当ての彼が現れるまで]
(31) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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[こんな醜い自分から。
ぶんぶんと頭を振って、暗い思考を吹き飛ばす。 花屋へ来れば、いつものような活気がなく。 虚ろな目をした親父さんから花を買ったら、教会裏手の墓地に向かった。
そうしてそこで、親父さんの生気のない顔の意味を知った。
墓地には、まだ埋めきらない人狼にやられた死体が並ぶ。その中にレティーシャも、ダイミの身体も横たえられていた。 …メアリーの姿も。
目立った外傷がないことから、毒物か何か、身体の内側から壊されたような血の吐き方に眉間にしわを寄せる。それから、生前の彼とは大きく異なる、バッサリ切られた髪の毛。]
(この髪型も…よく似合ってるよ)
[さらり、と指ですくって。 惚れちゃいそうだ、と呟いた。]
(32) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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[レティーシャとダイミの身体は、ぴったりと寄り添うように並べられていた。 二人とも、眠っているようだ。 ただ、胸に大きく空いた風穴を除けば。
ふと思い出したのは、マーゴの髪に添えられた赤い薔薇。
何の演出か知らないけれど、胸糞悪い。 そう顔を歪めた。]
(マーゴが、ちゃんと届いたわって言ってたぞ。 彼女のことだったんだな。すごく、喜んでた)
(歌、結局聴けなかった。絶対行くからって約束したのに)
[ありがとう。ごめんな。 ふたつの言葉を、若くして散った命に向けて。 そうしてみんなの胸の上に花を添えたら。 屋敷に向けて、歩き出す。]
(33) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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サイラスは、フランシスカに軟膏を渡さないと。きっと彼女はまた怪我をしてしまう(@2)
2015/04/24(Fri) 22時半頃
サイラスは、マーゴは屋敷に居るだろうか(@1)
2015/04/24(Fri) 22時半頃
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―― 広場 ―― [屋敷へ向かう途中、物凄い人だかりを見かけた。 つい先日、マーゴと眺めた時よりも遥かに多い。 何事だろう、足は自然と広場へ向かう。
そのとき、数名から悲鳴と恐怖の声が上がった。
人山をかき分けて輪の中心にまでたどり着けば。 そこには]
ぅあん!!!
[叫んだ声は形を成さない。 彼女の名前だと、通じただろうか。]
(34) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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[彼女は踊る。
熱気と、狂気と、殺気を孕んで。
切なげな流し目は、恋い焦がれる乙女のよう。 射貫く視線は、野生の獣のような鋭利さ。
褐色の肌がうねる。 漆黒の髪が揺れる。 踊り子用の薄衣は風を包んでふわりふわり 大輪の花を咲かせて回る。
「人狼」
そう宣言されたことも忘れて、ただ、魅入る。]
(35) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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フランシスカは、サイラスに話の続きを促した。
2015/04/24(Fri) 23時頃
フランシスカは、サイラスに話の続きを促した。
2015/04/24(Fri) 23時頃
|
[肌で感じる、彼女の想い。
何故、村人の前に姿を現したのか。 自棄を起こしたわけでもあるまい、きっと頭のいい彼女ならこの村なんてあっという間に滅ぼせたはず。 なのに。]
「ヤニクに会いたい」
(フラン………)
[それが君の答えなのか。 ヤニクと会って、どうするんだ。こんな風に正体をバラシてしまったら、もう逃げ出せない。きっと無傷では済まない。
この村は傷ついた。 多くを失った。 愛する女性は傷つけられ、親しい友は死んでいった。 それでも。
目の前で、たった一人を待つ幼馴染を。 憎むことができなかった。]
(36) 2015/04/24(Fri) 23時半頃
|
|
[青年は駆け出した。 どうすればいいかなんて、なにもわからない。 でも、もしも彼女を止められるとしたら。 この痛ましい騒動を終わらせることができるとしたら きっとそれは、彼しかいないから。]
あぃう!あいぅうーー!
[情けない自分の声。 喉も裂けよとばかりに叫ぶ声は、旧友の耳に届くだろうか。]
(37) 2015/04/24(Fri) 23時半頃
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|
[そのまま、村人と、いくらか話をしていれば。 今度は広場の方から、喧騒が届いてきて。]
[少し遠く、自分の姿をみとめて立ち止まる、幾人かの村人達。 そのまま、こちらへ駆けてくる。]
…………。
[その雰囲気に、一瞬、自分が処刑される番なのだろうか、とも思ったけれど。 傍へ来た村人に、フランシスカの事、自分を呼んでいる事を聞いて。]
シスカが……? …………あの、バカ!!
[口の中で、小さく呟いて、広場へと駆けた。]
(38) 2015/04/25(Sat) 00時頃
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|
―― 広場へ続く道中 ―― [こちらに駆けてくるヤニクが見えた。 青年は急いでそばに駆け寄れば、ごそごそと革袋の中から小瓶を取り出して、ぎゅっと彼の手に握らせた。]
あぃう、おえ、うあぇ!
[喋りたいのに、説明したいのに。 うまく紡げない、己の口。 苛立ちに涙が溢れる。
それでも、伝えなくてはと、なんとか身振り手振りで表現する。 「これは毒だ。使ってくれ」と。]
(フランを、あんな縄にかけて殺してはダメだ)
[と。うまく伝わったかどうかわからないけれど、 ヤニクが頷いてくれたら、今度はその手を引いて広場へ走った。 きっとまだ踊り続けている、彼女のもとへ。]
(39) 2015/04/25(Sat) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/25(Sat) 00時頃
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ー →広場 ー
お前、どうしたんだよ?
[こちらへ駆けてきたサイラスの、声にならない声。]
毒? ……ありがと。
[そう言って、毒を受け取れば、再び駆け出そうとするけれど。 手を引かれて。]
走りにくい。
[などと。]
(40) 2015/04/25(Sat) 00時頃
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― 広場 ―
[それはある意味では、見慣れた光景。 村人達の輪の中で華麗に舞う、一人の踊り子。]
[違うのは、観客達の表情だ。]
[広場に着けば、かきわけなくても、村人達が左右に避ける。 その中を、歩いて行って。]
……呼んだ?
[そう、小さく、苦笑をした。]
(41) 2015/04/25(Sat) 00時半頃
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[目の前にヤニクの姿を見つめると、口もが笑いの形を作る。
来た。フランシスカが愛した男。 ヤニクと口にするだけで、心が踊った。 それは私のではなく、フランシスカの感情だろうけど、もっとも興味のあった恋愛感情をこんなに近くで見られるなんて]
ヤニク、私ね、人狼なの。 私に勝ち目はもう無い。でも、だからって、関係の無い連中に無駄殺されるなんて耐えられない。
[もっと人間を見せてくれ。感情を、愛ゆえの苦悩を。
ヤニクの足元に短剣を投げつける。上手いこと地面に突き刺さった]
貴方になら大人しく殺されてあげる。愛した男の腕で死ねるなら、そんな素敵な幕引きは無いでしょ?
(42) 2015/04/25(Sat) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/25(Sat) 01時頃
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(そんな…!)
[彼女の答えは、やはり自分が予想したものと間違ってなかった。ただ問題は、その方法というものが。]
(ヤニク…どうするんだよ…)
[じっと、見守る。 殺してくれと、彼女の望みを叶えるのだろうか。]
(43) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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[地面に刺さった短剣の横>>42、素通りして。]
バカ。俺が、お前を殺すわけないだろ。
[そのまま彼女の腕を、引いて、抱き締めて。 耳元で、ぽそり。]
みんなの前で姿見せるなんて、バカだろ。
こうなったらもう、多分、逃げられない。 だから、一緒に死んでやるよ。
[ポケットから取り出すのは、サイラスに渡された薬瓶。]
(44) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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村人に処刑されるのが、嫌なら。 [薬瓶を口に含んで、彼女に口付けようと。]
[その薬を嚥下したのは、きっと彼女の方。 俺は致死量に足りないまま、人狼に味方した人間 として、処刑されるのだろうと思う。]
[そうして、ひとこと。]
――……ただいま。シスカ。
[俺の旅は、ここで、おしまい。]
(45) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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[ヤニクは短剣を手に取らなかった。 でも、そのまま、ゆっくり。なんてことない風に フランシスカのもとまで歩いていく。
ぐいっとひかれた細い腕。 あっという間に逞しい男の胸の中に収まる女の身体。 そっと寄り添うヤニクの顔は、フランシスカに何事かを囁いて。
それから。]
あぃうッ!!
[自分の招いた結果を、今ほど呪ったことはない。]
(46) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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[後は二人で、何て言って、人狼の彼女は主導権を渡してくる。これだけやっといて、本当にふざけた奴だ]
優しいのね。
[本当にヤニクは優しい。そんな資格、私には無いに]
でも、いいの?ここにいるのは馬鹿な女の皮を被った狼よ。 本物は既に私のお腹の中。
[私に付き合って死ぬことはないよ。ヤニク]
そんなのと一緒に死ぬなんて、ちょっとお間抜けじゃない?
[だからこれはアドリブ。上手に笑おう。怪しまれないように。でも、どんなに頑張っても、涙が堪えられない]
(47) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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あぁぁ……あぁああ…!!
[出来そこないの玩具のように、言葉にならない声を上げる。
なんで。なんで。
青年は頽れるように膝をつき、涙を流した。]
(48) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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[だけど、彼の口づけを拒むことは出来ない]
本当に、馬鹿な人。
(49) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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