179 仮想現実人狼―Avalon―
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フランシスカは奇跡の子 カリュクスに投票した。
クシャミは魚屋 ワンダに投票した。
カリュクスは魚屋 ワンダに投票した。
トルニトスは魚屋 ワンダに投票した。
ワンダは暗黒騎士 トルニトスに投票した。(ランダム投票)
チアキは奇跡の子 カリュクスに投票した。
グレッグは魚屋 ワンダに投票した。
ワンダは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、フランシスカ、クシャミ、カリュクス、トルニトス、チアキ、グレッグの6名。
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[金属のような硬い抵抗はない。 もっとやわいものを粉砕する衝撃と 続いて果実を潰すような感触と………… 獣狩りの時に感じたそれ。 けれど、今は武器の巨大金槌ではなく 小さな工具用の金槌。 だから、ダイレクトにそれが俺の腕へと伝わる。 暖かい液体のしぶきとともに。]
あ…………ぅあ…………
[ワンダに痛みはどれほどあっただろうか? 俺の腕は勢いをつけすぎて 彼女の頭へと半ばめり込んで。]
(0) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[筋肉は双剣を抜かず咆哮をあげて飛びかかるクシャミをがっつりと組み合い、その攻撃を防がんとチアキのサイドを守るように立ちはだかった]
(1) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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― 広間 ―
[グレッグがワンダへと加えた攻撃。 それによって広がった血の匂いに、ぐらりとめまいがして。
クシャミがチアキに飛び掛った姿がなんだったのかすら見えないまま。
ひどくなる一方の頭痛に眉をしかめる。
結局誰の傍にも駆け寄れないままに、ソファへと倒れこみ。 かろうじて確認したスキル欄で――]
……ワンダ、は……人間、だった、わ……
[痛みをこらえながらも、みなに聞こえるように、告げた]
(2) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[跳ねながらの斬撃は籠手で受け止める。]
――…、は、やるじゃねぇか。
[けれど、隠し持つナイフには反応が遅れる。 躱しきれず左の耳朶を裂いてゆくカリュクスの刃。 薙いだ剣は白い髪に隠れた細い首を落そうとするも ワンダの声がまた聞こえたような気がして 皮一枚のところでぴたりと止まる。]
……………… ワンダ ?
[ゆらり、剣を引き、チアキはワンダの方を振り返った。]
(3) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[―――――――その身が黒い異形に変化する。]
(4) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[視界が赤く赤く、染まり取り巻く血の臭いは濃く ワンダの完璧な身体も後頭部からの出血で赤く、赤く …………気がつけば床にも赤が広がっている。
同時に吐き気がこみ上げる けれど、いまはそれよりも そうでなければ、処刑を受け入れてくれた ワンダに申し訳ないから。]
(5) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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ワンダを処刑した!! みんな!一旦武器を降ろせ!
[そうでなければなんの意味もない。 俺は力の限りそう叫んで]
(6) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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グレッグは、そうしてから、周囲の状況を確認し
2014/06/06(Fri) 00時頃
グレッグは、クシャミとおもしき姿を確認して息を飲んだ。
2014/06/06(Fri) 00時頃
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[護りたい男の名を呼んで、床に降り立てば衝撃とともに床には赤い水玉模様が描かれる]
…くそ、失敗した。
[赤いチョーカーのように開いた傷口に少し手を当てて、カリュクスは赤い目を細めて笑う。 向こうから聞こえてきた鈍い衝撃音にスキル画面を確認すると、ワンダの名前が消えた投票欄と、巻き戻ったカウントが見えた。
心の中で、犠牲になってくれたワンダに礼を言う。 今の自分は、たぶん、獣よりももっと獣に近い]
(7) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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ねーちゃんから離れろ!!!
[全身に黒い毛が生え、ワーウルフその物となってチアキに襲いかかるが、その爪はチアキの皮膚には届かなかった。]
が、あっ
[>>1他者の守りには鉄壁の守護の力に阻まれて、弾かれるようにしてトルニトスの前に立つ。 思い通りに貫けなかった感覚に、耐え続けて爆発した二度目の渇きに、気が狂ったかのように叫んだ。]
(8) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[振り返りまず見えたのはトルニトスの姿。 パーティーを組んで戦闘が終わった後と重なる。 サイドを護るようにあるのは壁役をこなす姿にも似るが トルニトスが対峙する者に気付き、目を瞠る。]
――…、また、護って貰ったか。 やっぱ頼りになるな。
[そうしてクシャミが異形に変じるを見た。]
(9) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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邪魔すんなトルにぃぃいいいい!!!!!!!!
[荒ぶる感情を隠しもせずに吠えて、立ちはだかるトルニトスへと攻撃の意識を向け、飛びかかった。]
(10) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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クシャミ!!戻れ!!
カリュクスは処刑されてない!!
戻ってくれ!!
[じゃないと、ワンダはなんのために?
俺はこっちで必死に呼びかける]
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ワンダは人間。 で、占い師を名乗ってたクシャミが人狼役、な。 ――…、グレッグが、ワンダを手に掛けた、と。
[痛い、と思うのは。 現実のワンダの姿が過るから。 かなしい、と思うのは 友を手に掛けたのがグレッグだから。]
…………………っ。
[泣きそうに、ゆがむ貌。 堪えるような吐息が、一つ吐き出された。]
(11) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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[痛みでかすむ視界で、クシャミが人狼へと変じるのを見た。
グレッグの叫びがきこえたけれど。
これがとまるとは到底思えず。
いま、意識を失うわけにはいかないと痛みをこらえながら、トルトニスとチアキが無事であることを祈った]
(12) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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くそっ
[スキルからもクシャミに呼びかけながら 俺は硬直して握りっぱなしになりそうな 手をなんとか引き剥がして 慌ててクシャミへと駆け出す。 ともかく、一度クシャミを抑えなければ。]
(13) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 00時半頃
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[みるみる人狼の姿に変わるクシャミ>>4。 それが、あの時、チアキを襲ったものなのは察せられた
守護者というスキルの後押しを受けた...は人狼の力といえども、山を押すように、一歩たりとも退かず、メイスを背にしたまま、ガントレットで爪>>8を阻む。 グレッグ>>6の叫びなど耳にも入らずに
零れそうになった言葉は口を閉ざして消し、ログにも記憶にも残さない]
(14) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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この馬鹿ものが!!!
お前が、クシャが!!守ろうとしているものを邪魔をしているのは、どちらだ!!!!!
[カリュクスを殺すのは、仲間だからか。 それとも、敵対陣営としっていて、消滅すると知っていて、守ろうとしているのか。 ここで生き延びて、消滅するのを見て終われるのか。わからない。 その慟哭>>10に答えることはただ一つ。背中のメイスを抜くと]
(15) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 00時半頃
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通りたくば私との約束を果たしてからにしてもらおう!!!
[飛びかかってくるクシャミの爪を斜めに構えたメイスの柄で受け止め、力を込めて押し返した]
(16) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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[少しでも気を抜けば、そのまま意識が途絶えそうになる。
けれども、この場で気絶などしていられるはずもなく。
頭をかちわられたワンダに、せめてなにかかけようと覚束無い足取りで近づき。 肩にかけていたうす布を、そっとかぶせて。
その傍らに座り込んだまま、戦闘の流れを、見ている**]
(17) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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[スキル欄を確認して、次の攻撃に掛かろうと剣を握りなおす。 重心の移動を開始しようとしたところでグレッグの叫び声>>6が聞こえるが、意識の中には入ってこない。
今は、クシャミを殺そうとする相手の全てが敵だ。 剣を下ろしたチアキに、容赦も遠慮もなく襲いかかった]
(18) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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ああああああああああ!!!!!!!!!!
[気が狂ったように叫ぶばかりで、グレッグの声に応えるだけの余裕は吹き飛んでしまっている。
少しは冷静でいられれば、こんな状況も回避できただろうが、もう後の祭りだった。]
クシャミ…………頼むよ…………
生きたい……だろ…………
[返る声は咆哮
俺は近づこうにも獣とトルトニスの間に割はいることはできず]
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[スキル越しのクシャミからかえるのは 獣の方向ばかり。 スキルのない現状、トルトニスと獣となった クシャミの間に割はいることはできず。 俺はこれじゃ、ワンダはどうして と、思いながらフランが布をかけている ワンダのそばへと戻る。]
…………これじゃ、なんのためにワンダが……
[処刑を受け入れてくれたのか。] [俺は布をかけるフランとワンダのそばへ 腰を下ろして、ワンダの顔があるあたりをそっとなで]
(19) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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[フランがかけてくれた布は見る見る間に赤で染まって。 俺は俺の手が赤く染めてしまったようで 慌てて指を引くが それでも、ワンダにかけられた布の赤は止まらない。
頭が地面に直接ではどうなのかと思い 正座をして膝に布がかけられたワンダの頭を乗せて。]
カリュクスと、チアキだけでも 今だけはやめてくれよ!!
[獣とはかしていないはずの 二人へそう声をかける]
(20) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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そいつを食わせろトルに―――!!!
腹が減るんだ、喉が渇いて仕方なくて、 気持ち悪いくらいに頭が痛くて、
めしがまずい もう 舌が ばかに なって
赤い水がほしくて ほしくて
[一たび発動したスキルに浸食され理性と欲求が絡み合って、口から出る言葉にはカリュクスを守るという目的以外の物が混ざる。
荒い息を吐きながら、だが約束と言われると楽しそうに、にたりと獣の口の両端が上がった。]
(21) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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そう―――だ そうだ やくそく
トルにー やろう、 決着
は は は は は はははははは!!!!!
[ぐるんと頭を後ろに傾けた後、トルニトスに飛びかかる。 >>15爪をメイスの柄に受け止められながらも、じりじりと力で押し返す。 普段なら負けている腕っぷしも、人狼スキル発動中は拮抗していた。]
(22) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[カリュクスが向かう気配>>18は感じるけれど。 今は感情の加減が出来ないから振り向きはしない。 グレッグの声>>20に一度視線を向ける。]
――…、なぁ、グレッグ。 俺さ、グレッグが敵でなければいいって思ってたけど おそろいに頷かなかったの、これが、理由?
[堪えるような表情のまま、感情の籠らぬ声を零す。]
(23) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[……しかし、チアキに攻撃を加えようとしていた剣は途中で止まる。
人狼の姿に変わるクシャミ>>4、それをメイスで組み塞ぐトルニトス>>16を目の当たりにして]
……クシャミん!
[ただ、獣と化した幼なじみの名を呼んで、その姿に手を伸ばした]
(24) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[トルニトスとクシャミの声は聞こえるけれど]
加勢なんて野暮だよな。
[トルニトスへとそんな言葉を呟いた。 求められれば助力は惜しまぬ気ではいるが トルニトスならそれを望まぬような気がした。]
(25) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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HaHaHa!
悩みを口にするだけかしこくなったか!私は嬉しいぞ!!
[人狼としての欲望を口にするクシャミ>>21に大笑した。 じりじりと拮抗しあう力と力>>22]
そうだとも、決着だ。勝てば私の血と肉で腹を満たせばよい。今この場では、それが私たちが遊ぶゲームだ!
[トルトニスから、クシャミへとPvPの申請をした。システムはまだいきていたらしい。応じるだけの理性があるかわからないが、ただ形式上の通達であったとしてもしておきたかった]
(26) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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カリュ、ねー
[こちらに無防備に手を伸ばすカリュクスの手を払った。]
離れて、 今は
来るな
[甘い人のにおいに襲い掛かりたくなる。 それでも絶対襲わないと、勝手に誓ったから離れるように言った。
ぐらぐらするのに理性が戻ってくるのは、彼女が最後の線だから。]
(27) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[俺は自分がワンダの血で真っ赤に染まったまま じっと、膝の上にあるワンダに視線を落としていた チアキの淡とした声が聞こえた。]
ーー…………ああ。 俺は…………狂人だから…………
[ぽつ、と、そんな表情させてしまったと、 思いながら見上げて頷く。
少なくても、カリュクスとチアキは 止まった様子に息を吐いた。]
(28) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[グレッグ>>28へと歩み寄る。 ワンダの血を纏う彼の頬へと手を伸ばした。]
――――……そ、っか。 俺の事、襲うのにも、同意した?
[グレッグの役職を知って。 その返事も想定していたのにやはり本人から聞くのは別で それはズキズキと胸に痛みを齎した。]
(29) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[チアキを見上げていた視線が上に向くのは チアキが近づいたから。 ただ、じっとよけることもなく見上げる]
…………むしろ、 クシャミがガチで生き残りたいならーー 物理で強いお前とトルトニスって、言って お前の名前をあげたのは俺だ。
[じっと見上げたまま 俺は謝罪も口にせずに言い切る。]
(30) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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はは あはははは!!!!!!
ちがうよトルにー 俺は馬鹿だよ 覚悟なんて ねーし
[そう叫びながら、返すのはトルニトスの言葉にではなく、以前チアキに指摘された事。]
(31) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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やりたいことが あるんだ! でもねーちゃんが 死ぬのも、 トルニーが 死ぬのも
御免だ!!
[ずっと内側に燻り続けたままの言葉を、 吐き出すようにしながら力押す。 じりじりと押し込めるのは、振るえば守護以外で必ず他者を屠れる、人狼スキルのおかげだろうか。]
(32) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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自殺でも なんでもして 俺が 死ねばいいのだって わかってた
[考えなくはなかった、だけど生きたくて足掻きたくて、選択肢には入れずにいた。何よりも―――。]
でも そんなことしたら
(33) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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ねーちゃんは絶対 自分の事ゆるさねぇ!
[何者でも生かすと言い続けてくれた人が、自分のために死んだと知れば、きっと二度と部屋から出てこないんじゃないか。
恐れていたのはただそれだけ。]
(34) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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だから諦めねぇ、死ぬことも、殺すことも、だけど でも
はらへって 食いたくて なのにもうまともな飯がくえなくて
生きたい 生きたい おれ
トルにー…
(35) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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たすけて
[掠れた懇願が、小さく落ちて、 はたと一粒が柄の手を濡らした。]
(36) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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……ん。
[手を伸ばしてはみたものの、止めるようなシーンでも止められるような勢いでもないのは判っていた。 それに、自分が邪魔をすれば、ただでさえ細身のクシャミだ。 いくらスキルの補助があるとはいえ、気を散らせばトルニトスに力負けしないとは言い切れない気がして。
おとなしく引き下がると、ただ戦況を見つめる]
……負けないで、生きて。
(37) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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――――――――ガアアアアアアア!!!
[返事を聞く前に、突き飛ばすようして飛び離れて、 PvPの申請受理の合図を飛ばす。]
ト ルにー!!!
[双剣よりも強度を誇る10の爪が、トルニトスの自慢の筋肉を、ガントレットやメイスすら、引き裂かんとする勢いで、渾身の力を込めて飛びかかった。]
(38) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[腰を屈めて見上げるグレッグと視線を同じくする。 伸ばした手は頬に散る赤を柔く拭い、下された。 応えを聞けば、ふ、と眸は伏せられて]
――…そ、か。 物理で強い、なんて、色気ねぇ理由……
[覇気なく漏らす声。 かなしいと思うのは帰還への願いを漏らした相手だから。 知りながらの選択と思えば、自分はその程度なのだと思える。 泣きたいと思うのに、泣くのは嫌でくちびるを噛み堪えた。]
(39) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[──生きろ>>37、と言うのが残酷な言葉だとは知っていてつぶやいた。
かつて、リアルの世界で自分が言われて激昂した言葉だから、できれば彼には聞こえないで欲しいと願いながら。
それでも言わずにはいられないこともある、と、言ってしまってから嫌悪する]
……ごめんね。
[叫ぶクシャミの声は苦しそうで、できれば変わってやりたいと思いながら、ただ戦況を見守った*]
(40) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[目を伏せれば赤く染まる布が視界に映り込む。 『連理』しか必要とする者が居ない、と言ったら 拳で訴えてきた友のアバターが在る場所。]
『チアキ』を必要って言ってくれるのは、 ――…、ワンダ一人だった、な。
[赤を移した手をぎゅっと握りしめて 冗談いうみたいにわらってしまえればいいのに そんなささやかなことさえ出来ずに眉を顰める。]
(41) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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[間近にあるチアキの瞳が伏せられる。 その指先が触れた箇所が痛むようで。]
…………俺の私情なんて……はさめねーよ…… ーーー理不尽に割り振られた人狼のスキルは クシャミにも、トニーにも負担をかける。
俺は、襲撃を、肩代わりできない…… せめてーー相談されたことに最善手を言いたかった。
[クシャミがトルトニスは……と チアキを選んだ時唇を噛んだ。 けれど、その俺の私情は挟むべきではないと]
(42) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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HaHaHa!そのだな!まだまだだ!もっと早く口に出しておればよかったのだ!
[出して何かなっただろうか。システム上は無理だが、自分たちはシステムの中にだけでしか生きれない、感情のないプログラムではない]
自殺などされてもアホらしいそんな命を押し付けられるなど私はごめんだ!!!
誰かのためならば死ねる!?誰かのためならば自分は犠牲になってもいい!?笑わせるわ!
命というのは重いものだ!それを背負うから辛くだが価値が生まれるのだ! 命を投げ捨て、誰かに捧げてしまえば楽になる。そうやって自分の命を横に置き、他人にいくつもの命を背負わせ、自分だけ荷を下ろして安穏の路を歩むなど……
(43) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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……くだらぬわ!!!
[激情のままに一喝する]
(44) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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――…別の陣営だから、 グレッグには割り振られた役割があるから。 相談されて最善手を提示するのも当然だ。
詩情、なんて……
[ないだろう、と。 言おうと思うのに、声にするのもかなしくて出来ぬまま]
グレッグは正しい。 その選択が、自分が帰還したいと思ってのものなら、 俺はそれを、……喜んだかもしれない。
[眸をグレッグに向ける事が出来ず伏せたまま、小さく息を吐いた。]
(45) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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いくつもの命を負わされて大変だったな…クシャ。
……私が助けよう。私には、覚悟ができている。
[掠れた懇願。手を濡らす涙>>36が、そこに理性と願いを受け取った。
突き飛ばされるのに合わせて後方に飛ぶのは息があっている証拠。 こんな時なのに、おかしな感慨を抱きながら、PvPの申請受理>>38の音が響いて切り替わる]
(46) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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[飛びかかる人狼。 凶悪な爪を前に、恐怖はあった。だが退くことはしない。 左手を右肩に乗せ、マントを掴むとばっと広げ、クシャの視界を塞ぐ。その爪は紙切れのようにマントを引き裂くだろう。一瞬の間隙が造れればそれでいい。
身を屈め、両足に力を込める]
(47) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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クシャーーーー!!!
[低い体勢から思い切り駆ける。スキルがなくてもいけるものだとはどこで思ったのか。 誰かを守るというスキルの後押しは既にない。だからここにかけられるのは、己の身一つ、肉が切り裂かれようと構わぬ。変わりに骨をもらうのが、蛮族トルトニス 爪による襲撃は防ごうなどとせず、ただ渾身の力で、十字架のメイスをクシャの胴体めがけて突き出した]
(48) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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チアキは、トルニトスに話の続きを促した。
2014/06/06(Fri) 02時頃
チアキは、クシャミに話の続きを促した。
2014/06/06(Fri) 02時頃
チアキは、グレッグに話の続きを促した。
2014/06/06(Fri) 02時頃
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そうじゃないーーーーそうじゃないけど! 割り振られて、少数派だから切り捨てらて でも、クシャミは生きたいって…… チアキも生きたくて、ワンダはトニーを生かしたくて……
みんなそれぞれ思うことがあるのに…………! それのどれかに順序なんて俺はつけたくなかった!!
[結論を出せなかった いや、むしろ出したくなかった。 どれが一番などと、順序をつけるものじゃないことなんて わかりきっていて]
(49) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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……お前の言葉を借りる、なら 『サミュエル』を必要とするものはーーいない
もう、肉親からも愛想、つかされてんだよ…… ーーそんな奴の私情”なんて”
[自分が帰還したいと思ってのこと] [それに対しては、そう言ってくれる チアキに、首をゆるく振り なんて、という言葉に自虐的に笑う。 シロガネが妹と知らないから 俺は、ただそう思ったまま。]
(50) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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|
順序つけたくなくてもさ。 言葉一つ、行動一つがいつのまにか順序付けていくんじゃねぇかな。 グレッグが望む望まないにかかわらず。
少なくとも、俺はグレッグの中じゃ最下位に落ち込んだだろ。
[相談にグレッグが提示した最善策。 トルニトスかチアキかを選んだは他でも。 結局は切り捨てられる位置だったのだと思い、最下位を口にする。]
(51) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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|
ーーー俺の中の、最下位、は。俺だよ。
[言わなければ伝わらない けれど、言っても伝わらない……だろうか?]
…………それでも、俺は、今日 お前に、もう一度会えて……嬉しかった。
[もう、俺の言葉なんていらねーか、 とは、チアキの言葉に感じながらも 昨日あった時の笑顔は、本当だったことは伝えたくて。]
(52) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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|
――…サミュエル それがグレッグの、リアルでの名前?
肉親からの愛想なんて――…
[グレッグの言葉を聞き、 少しだけ似たところがあるのかもしれないと思う。 両親に自分を見て貰えない、と。 そんなことを思っていたから]
…………、名前は知らなかったけど。 現実でのグレッグに会ってみたいと思った事はあるよ。
[必要とする者はいないという彼にぽつと零した。]
(53) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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|
――…最下位。 必要、ない。 分かってたはずなのに。
なんで、こんなに痛いかな。
[ワンダの前でならまた殴られてしまうかもしれない言葉。 けれどそうしてくれる人の此処での身体は動かない。 落ち込んで落ち込んで、そうして漏らしたあの時が過る。
理由なんてわかりきっていて。 それだけグレッグに心寄せていたからだろう。 敵でなければ、共にたたかえれば。 それも言葉には出来ない。]
――順位に当人は省けよ。 ってか、俺は最下位争いグレッグとするつもりないし。
(54) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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[今日の事をグレッグが言えば色々思い出されて]
そ、か。
そうだな。 俺もグレッグと話せて楽しかった。 嬉しいとも思っていたから、
――…今、色々知って、かなしかった、かな。
[最後は何処か他人事のように紡ぎ]
(55) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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|
[リアルの名前と問われれば俺は一つ頷いた。 後、俺はチアキの言葉にゆるく首を振る]
…………『グレッグ』は 『サミュエル』の理想だ………… 現実じゃ……会ったらがっかりするだけだよ
[ああ、でも、結局ーー こんな、表情をさせてるんだ 所詮、俺は俺でしかないのだと
クシャミとトルトニスの声が聞こえる 嗚呼、そうかーーーもうすぐ終わりなんだ]
そ、かーー悲しませてごめんーー けど、もうすぐ、決着つくから。 ーーーそうしたら、俺は消滅ーーーする、から。
[忘れてくれればいい]
(56) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
|
|
ごめん、俺と関わったばっかりに 悲しい思いさせて。
すぐ、消えるからーーー
[そう言って俺は、血濡れたてで 結んでいたバンダナを、外す
もう、グレッグはおしまいだ]
(57) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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あっは ははははは!!!!
あはははははははは!!!!
[くだらぬと、一喝されると可笑しくて笑ってしまった。 トルニトスにかかれば今までの悩みも苦労も、本当に些細な事に聞こえてくるから恐ろしい。 何時までもかわらないこの人が、きっと自分は大好きだった。
面白いのがいる!とギルマスの反対押し切って、「メンバー寄せになるから!」と引っ張ってからの付き合いだ。楽しかった事ばかり今は思い出す。
結局、メンバー寄せにはあんまりならず、集まっても色物ばっかりの異色ギルドになったが。]
(58) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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ねーちゃ おれは
だいじょうぶ
[>>40謝罪の声は、獣の耳には良く届いた。 大丈夫でなくても大丈夫と、彼女にだけは言い続ける。]
だいじょうぶだから つらくないから
だから まえをむいて
[足が動かなくても、たとえ自分が居なくなっても、 元気でいてほしいとは胸中での願い。]
(59) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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あはは は
[>>46労うような声には何も返さずただ笑った。 獣ではなく人の笑みを浮かべた後で――飛びかかる。]
(60) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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がっ!?
[マントに視界を覆われ、一瞬トルニトスの姿が消える。 飛びかかる勢いのまま、切り裂いて押し進み、 心臓のあるだろう、胸の位置に食らいつこうとしたが、 屈んだ身のおかげで牙が突き立つのは、左肩。 千切り取ろうと、抉るように牙を容赦なく埋め込んだ。 ぶちぶちと、繊維質を噛み千切るような音が鳴る。 牙の間からは甘い血がながれて、舌を濡らした。
ああ あまい あまい満たされる
そんな欲求に身を浸らせるのは一瞬だけだった。]
―――――――グ
[牙が届き肉を抉り切り落とすより早く、相手の獲物が腹を突く。 トルニトスが鍛えた渾身の筋肉が生み出したのか、強烈な一撃に今喰らい喉を通った物が逆流する。]
(61) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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が はっ!
[思わず牙を離して、よろめいた。]
(62) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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[サミュエル、と口腔で名を転がす。 首を振る気配がして漸く視線をグレッグへと向けた。]
理想をこっちに投影するのなんて、さ。 誰でもやってる事、だろ。 それを言うなら俺も――、違う、から。 がっかりするのはそっちかもな。
[消滅、の言葉に眉を寄せて]
謝られても、困る。 消滅、なんて、――…言うなよ、ばか。 言い逃げなんて、ゆるさねーし。
(63) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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――…なんで。 覚悟決めてなら、諦めつくかもしれないのに。 覚悟決めねぇままで、選ぶかな。
お前がどうしても生きたいって言えば 考えて考えて、殺されていいって言ってやれるのに。
[必要といってくれる人の事を考えれば酷い選択かもしれぬが 止める声ももう聞こえなくて。 ワンダが呼び掛けたあの時に、振り向かなかった事を今になって後悔する。 バンダナ外すグレッグの、声にゆると首を振った。]
俺は、グレッグと関わった事を一度も後悔したことはない。
(64) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[ゆるく、また俺は頭を振る。 前髪がリアルと同じように目元にかかって。 今度は逆に、俺からチアキが おぼろげにしか見えなくなる。]
ーーーーけれど、俺には、それ、しかできない
[謝られても、消滅も、言い逃げも]
ばっか…………俺なんかのために お前を殺すとか……ありえねーよ……
なんで、そんなバカなこと、ばっか言うんだよ。 俺自身にさえ、いらない俺に。
(65) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[覚悟が決まるわけはない。 結論を出したくない 俺なんかが決めていいことじゃないから。]
……俺は……お前が俺が原因で死んだら 後悔するよ…………いやだよ……お前が消えるのは
[怖い、と思った。 俺なんかに、そんなことを言うのは。 少し後ず去ろうとして 未だにワンダを乗せたままで 姿勢を後ろに引くだけで止まる。]
(66) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[髪の向こうにあるグレッグの双眸はよく見えない。 目に宿る感情がどのようなものかも読み取ることは出来ないけれど それは彼も同じかもしれないと思う。
グレッグの言葉>>65を聞き、息を吐き出す。]
グレッグがいらなくても。 俺はお間ががいるんだよ!
[ありえねー、なんて言われる言動に至った理由。 ――チアキの我儘でしかないそれを吐き出して]
(67) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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クシャミは、チアキに話の続きを促した。
2014/06/06(Fri) 03時頃
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―回想―
おおおおおぉぉぉぉぉ!!!
[まだロールをこじらせてない頃だ。 平原エリアの中、雄叫びを上げながら、掴んだ芋虫を近くの木に叩き付け、その力の流れのままメイスを薙ぐように奮う。 剣や槍や魔法を扱う中世ファンタジーには似つかわしくない、粗暴な戦いかた。 乱雑に毛皮を纏い、顔を仮面で覆いながら力づくで戦い、時に四足歩行となって駆け、手近に落ちている石を拾っては投げつける。 剣のような洗練さはない。思いきり鈍器を叩き付ける。 弓のような技巧はない。遠距離だって力づくだ。 肉をさばいて調理などしない。生きてるまま生食いだ。
明日は海岸にいこうか。蟹がいるらしい。殻ごと食べよう。 その次は森にいこうか。芋虫はクリーミーだ。 胃袋の能力値も強くなった。そろそろあの錯乱キノコを食っても大丈夫――アンサー。無理でした。 酒でもつくるか。その辺の草をつかってつくって―――青汁酒だとっ!?果実が必要だ。]
(68) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[色物の日々はそんな感じであった。 なかなか人が近づいてはこないが、そこそこの人ともつながりを持ってはいたし、特に不満もなかった。 回復などされなくても、敵を喰らえば回復する。殴り倒すのは自分で大丈夫だ。 ソロで生きようとしていたわけではないが、プレイしていれば自然と、ソロでもどうにかできるようになっていったのは蛮族スタイルと組む人間が少なかった―――というだけではない。今思えば努力をしていなかったのだろう。一定の満足を自分の中で得ていたのだから努力する理由もなかったともいえた]
(69) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[そんな一定の満足を追える日々を過ごしていた時だ。 何も変哲はない。敵を見つけて戦って倒し。蛮族らしく勝利の雄叫びをあげたところで、猫耳フードのプレイヤーが近くにいたのを見遣る。 パーティープレイ推奨の場所だから、一人で来るものなどいないと思ったのが気づくのを遅らせたというのもあった。簡単な挨拶 もう目の前はボス部屋だ。一緒にいくか?と誘ったのは野良の流れ。 即席で組むのも慣れている。]
(70) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[その時のボスはでかく、だが頭上に核があるゴーレムであった。 魔法を互いに使えぬのだから長期戦になるのは当然のことであった。承知のうえでしばらく戦った後]
空を駆けれるか?
[ふとした思い付きに、浮かぶほうも悪いが、乗るほうも悪いだろう。どっちが悪かったのかは知らない。ただ掴む。というスキルを味方につかい、投げるというスキルを味方につかい。本来ならばありえぬ高さへと飛翔をさせた]
一撃で仕留めろよ!!!
[高く飛翔する猫耳に囮になるように突っ込んでいった。 互いを信じ、委ね。役目を果たす。その時ぴたりと嵌った気がしたのだ。 あちらはどう思ったかわからない。だがギルドに誘われて、そのままギルドへと加入して相棒として過ごすことになっていった]
(71) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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―宿・広間―
ぐがっっっ!!
[左肩に痛みの灼熱が奔る。 ぶちりぶちりと音が聞こえ、惨たらしささえもリアルに血が溢れ肉が割け血が溢れる。 だが勢いは止まらず、込めた力は、人狼の腹>>62を貫いてもいた よろめくクシャをみながらも一瞬力が抜けかけるが、意識を白むような脳に喝をいれ]
…痛くなど…ない!!……システムなど…認めるか!!!
[痛覚フィルターも、死したものは消えるのもだ。クエストの報酬と失敗も、何もかも否定するように吼える。 思い切りメイスを引き抜く動作。同時に牙に引っかかってり、裂かれる寸前だった左腕がもげてクシャの口の中にそのままもっていかれる]
(72) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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おまえも…システムになど負けるな!!私の相棒だろうが!!!
[血肉の欲求にも、縛られた役割にも。そんな一致することなく、歪なまま終わるようなものが悲しい]
……今回は私の勝ちだ。これが終われば、私のほうが強かったとギルドに報告にいくぞ
[失血で霞む視界はクシャしか既に移さず他の声も聞こえない。ただ否定の先にある欲する未来を口にして、引き抜いた動作と同時に背筋を反らして思い切り振りかぶり、胴体めがけてメイスをフルスイングした]
(73) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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――…仲間、選んだんじゃないのかよ。 なんで今更、そういう事言うかな。
[消えるのはいや、なんて。 そう思われるのは嬉しいはずなのに。 他を優先しながら、そんな事を言うグレッグに 心は複雑ないろあいとなってまとまらない。]
言い逃げは許さない。 ―――― いくな。
[後ろに引こうとする気配に、 利き手が、グレッグの手首へと伸ばされる。]
(74) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[どう、答えればいいのかわからず 引こうと思った身体が 手首を掴まれて止まる。]
ーーー選んでねーよ、なにも 俺がーーー選ぶだなんて…………
[クシャミが保留にしてた答え 生きる方を選択しても 付き合えるかわからない、 と言ったのは確か昨日。] [命令形で言葉が降って、 後ろに引こうとした、身体が止まる。]
ーー…………
[自己価値が低いから 自分の気持ちの優先順位も低い。 だから、俺は止まって、そのまま唇を噛む]
(75) 2014/06/06(Fri) 03時半頃
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[掴んだ手はグレッグの頬を拭ったと同じ。 動きが止まればチアキの顔に微かな安堵が浮かぶ。]
選んでないのか。 ――…サミュエルとして選べないなら グレッグとして選べばよかったのに。 理想、だったんだろ。
[話し方や、髪型や。 グレッグの変化は感じながらもそう言い遣り]
……選んで欲しかった、なんて。 まあ、俺の我儘だってわかってるけど。 選ばれないまま殺されかけたんじゃ 納得いかねーじゃん。
(76) 2014/06/06(Fri) 03時半頃
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理想の答えがーーーわからなかった。 ーー皆が、笑える答えがわからなかった……
[軽く身じろぎすると乾き始めた ワンダの血が粉になって剥がれ落ちる。 けれど、チアキの手はそのまま手首に縫い止められ 前髪で目元を隠した俺はチアキの安堵に気がつかない。]
……消滅、じゃ、ないから、って
[それでも、どちらか勝敗を決したら 片方が消滅したら もう、会えなくなるから唇を噛み 会えて…………嬉しかった。]
(77) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 04時頃
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そんなのわかんなくて当然だろ。 このクエストにはそんなもん用意されてねぇんだから。 ――…皆が笑える、の、皆には、 ちゃあんとグレッグも入れとけよ。
[入れないんだろうなぁ、なんて思いながら グレッグの手、掴んだ利き手に一度、僅かに力を込めた。 けれど、すぐに、解こうと思えば解けるゆるさとなり]
消滅じゃないけど。 痛いのはイヤだってば。
(78) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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― 回想 ―
[初心者の頃は、よくカリュクスと組んでいた。 だがレベル差のおかげで楽をする事が多く、死に戻ってリセットする甘え癖、ようはふんばらない癖がついてしまい、心を鬼にされて一人で頑張れされたのが、ようやくソロでも何とかなれるレベルになったころだった。
一人でふらふらしている時に、たまたま勧誘のあったギルドに入り込み、全然知らないネットの友人を作る事の楽しさを知る。 その当時は中堅クラスだったギルドは、ごく普通のそれだった。
ギルドのメンバーと組む事も多かったが、気楽なソロで走り回るのもわりと好きで、その時もまた一人で駆け回っていた。]
(79) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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おー…、パンツだ。
[あれモンスターかな、人間かな、と、咆哮に悩んでいたのはボス戦前。 パーティ推奨の場所で、本来はギルマスと一緒に来ていたのだが、悪いリアル嫁に呼ばれたとログアウトされ一人放置されてしまい、ボス一人で行けっかなーと、手持ちのアイテムと相談していた時だった。
ブーメランパンツが華々しいなーとか、どうでもいい感想を思い浮かべながら、だがその相手がこちらに来ると、ちょっと慌てた。]
(80) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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ああごめん、なんかあんたすげーなーと思って。
え、一緒に? …正直助かる。双剣士ってほら紙防御だからさー。
[一緒に来てた奴が急用で落ちて、などいくつか雑談を取り交わした後で、PT申請を受理して仲間入りした。]
クシャミだ。よろしく! そっちはトルニトス?おう、よろしくなー。
[そういえば初めはきちんと名前で呼んでいた。]
(81) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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んでボス、どーする?
[ギルマスと一緒の時は、陽動をするのが自分の役目、ではあるのだが。物理系×2だとゴリ押しのが早いかなーとか思っていた矢先の提案に、きょとんと瞬く。]
空を?
………そりゃー、空走れるなら走ってみたいけど
[と言った後に返って来た提案に、大いに笑った。]
ぶはははは、いーねそれ!やるやる!
[思えば占い師として出てきたときも、だいたいこんな感じだった。勢いとノリ重視。そのあたりはこちらも変わりがない。]
(82) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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おーっす、タイミングずれたらもっかいな!
[一度で合うとか思ってなかった。 だから、何回か試して、それで成功すればいいと思って、
空高く飛んだ。
それは奇妙な昂揚感に包まれれながら。]
おおっ!
[一撃でとの声に楽しげに応えながら、今度はこちらのスキルを使い、空を蹴り狙いをゴーレムの核に定めて――――。]
(83) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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あー おっもしろかった! あんな飛んだの初めてだ! いいね、またやりてー。
なぁフレンド登録していい? あとギルド入ってる?まだだったらウチこいよ!
[身が軽いのは若さ故か。 色物相手に躊躇せず、そんな風に誘った。
ようやく嫁から解放されて戻って来たギルマスが、驚いたり難色示したりしたのを説得したりとかしたのはまた別の話*]
(84) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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― 宿・広間 ―
ぐ、 ぁ………
[腹を突いた一撃に、食いちぎった腕がどさりと床に落ちた。 引き抜かれたメイスに、腹から一気に血が流れて落ちた。 穴の開いた腹の周辺に、焼けつくような熱が生まれてよろめき片膝をつく。
痛い痛い。ああやっぱり紙防御だとか思いながら、 片腕を失いながらも立ったままのトルニトスを下から見上げた。]
…………… はっ
[素早く立ち上がれそうな気はしたが、そうはしなかった。]
(85) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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あー… まけ たか
まけんの か おれ
[報告の事を言われると、極残念そうに。 それから、何度か瞬きながら、 いくつかの言葉をグレッグに落とした。 主に、わるいとか、そういう言葉を。]
(86) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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ぁー… ごめん
色々まずった気がするけど でも
しゃーねー っていうか
[こちら側の声に理性が戻ってくる。
どこかぼんやりと、意識が乖離しつつある自覚があった。]
生きたい…
生きたかったんだけど なぁ
[だがもっと譲れない物があって。
それに従って結局全部だめになった。]
わるい
色々、力貸してくれてたのに、
トニーも グレッグも
二人とも、消滅していいって言ってたけどさー
[報えなかったなぁと、謝罪が落ちる。]
…生きてりゃいいな
みんな、 また 一緒に 馬鹿もやって
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[渇き始めた血。 ワンダであったアバターもシロガネのように光となって消えるのだろう。 現実の彼を重ねてしまいそうだった。 きっとその瞬間をみたら、泣いてしまうと思う。 だって、ワンダは大事な友人で失いたくないと思っていたから。
泣く姿なんて誰にもみせたくないと思う。]
――……。
[悲しませてごめん、なんて、グレッグが謝るせいだ。 泣いたらまたそんな風に思わせそうで 謝られるのもいやで、その瞬間を見る事は出来ない。]
(87) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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ああそういや 狩りの話
フランシスカが 新しいとこに 行くって
そっちも、行くんだっけ か
ああじゅんび しなきゃ ……
[会話をする事が最後まで出来たかは、解らなかった*]
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…とるに、あのさ おれ
やりたいことが あって おれ 自分の 店が ほしくて
[フルスイングの構えをするトルニトスの事をぼんやり見ながら、口から出てくるのは親にしか伝えてなかった夢。]
(88) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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カフェ とか そういうの
バリアフリーの したら
もうちょっとおもて 出てくるかな って
車いすだから ねーちゃん
ずっと部屋に とじこもりで
[ごほりと咳き込むと、血の味がしたが、それを甘いと感じる事はなく、自分の物だからかシステムから放逐されようとしているのかは解らなかったが、それが少し嬉しかった。]
(89) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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それでも……”グレッグ”は …………それ、が欲しかった
[自分を勘定に入れないのを チアキの内心で見透かされているのも知らず ……剣を握り慣れた手の感触が一瞬強くなる 俺はそれに一度身をすくめたが 戻る様子に、微か顔を振って できた前髪の隙間からそっとチアキの様子を伺った。]
…………ごめん…………
[痛いのは、当然といえば当然で 俺は視線を掴まれている手に落として さらにその視界の先、膝の上布の下 淡く光り始めたのに気がつく。]
…………っ
[そのことに、俺は*息を飲んだ。*]
(90) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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トルにー
…………。
[頼む、そういうように目を閉じて―――。 腹が破裂するような一撃に、意識はすぐに彼方へ飛んだ*]
(91) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 04時頃
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[意識が飛ぶ前、システムに負けるなの声には、解らない、希望のない渇いた笑いが浮かんだが、続いた言葉には嬉しそうに。]
あいぼー… か はは
嬉しいな おれ
あえてよかった
[伝え忘れた感謝を残して――**]
(92) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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…ああ…ああ…
[掠れるように一言ずつ述べていくクシャ>>88>>89の夢に、生きたいと願った言葉に声を震わせながら応じる
その全てを奪うのだ。頼まれたからではなく理由などつけてはならない。 自分の意志でしなければならないのだ。]
カフェか。いいな。私も経営している。 お年寄りが昼間によくくるからな、体の不自由な人も店で過ごしやすいように作っている。参考になるだろう。今度、お前の姉と一緒にくるといい。
[霞んでいた視界が晴れて、頬を伝うものに私は理解した。 失血によるものではなく、私は泣いていたのだ。]
(93) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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[兜を被っていてよかっただろう。この顔を見せることがないのだから。 今からすることは何も変わらないならば、常のように兄貴分としてふるまえばいい。]
…私も会えてよかった…
[大丈夫なのか。大丈夫じゃないのか。 重い結末を考えればどこまでも重く。軽い結末を考えればどこまでも軽い。 どちらでもメイスを振り切ることは変わらない。肉を砕く感触>>91を手と嫌な音が痛みの走る体でありながら強く伝わった]
(94) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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くそう…
[理不尽なクエストへの怒りが漏れ、頭が煙に覆われる。 それは痛みによるものか。重症によるものか。それとも感情の昂りによるものか。システムの終わりによるものかは知らない。 ただ使い果たした力により、膝から崩れるように床に倒れ、夥しい量の血を流しながらも、胡坐をかき]
(95) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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フランシスカ。チアキ…私は間違っていたのだな。
すまなかった。どうしても、信じていたかった。
[昨日自分が妨害をしてしまった二人へと]
グレッグ、少しは素直に生きたほうがいいぞ。
カリュクス、クシャの思いを継いでもらいたい。
[近くにいた二人へと声をかける。 ワンダの姿が見えない。ああ、処刑とやらだったか。今更のように気づいてしまう]
(96) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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は……は、…は…
[荒く息が漏れ出る。メイスを棒変わりにして立ち上がり]
HaHaHaHaHaHa!私の筋肉に一片の悔いなし!!
[最後は豪快に笑い声をあげる勝負に勝ったとき、トルニトスはそうするものだ]
(97) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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[そしてアバターの体力を全て失い。蛮族はその意識を失った**]
(98) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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[グレッグが欲しかったもの。 それを聞けた事を喜ぶように薄らと笑みを刷く。]
――…ん。 俺も、同じ。
[同じように願いながらも チアキは己の思いのままに選び決めた。 先日、クシャミを処刑しようと動いたのも この日、カリュクスを処刑しようと動いたのも トルニトスやフランシスカ、ワンダや、グレッグも 同じ陣営と信じチアキにとっての最善をさがした結果。 竦む気配>>90を微か感じる。 怖がらせたかと思い、謝ろうと口を開くけれど 先にグレッグの謝罪の声が聞こえて、眉を下げる。]
痛くなかったから、謝らなくていい。 怪我も――…、ああ、別件だし。
[耳朶から流れる血はカリュクスのナイフによるもの。]
(99) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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[金糸よりのぞいた眼差しに濃い茶の眸が重なるけれど 手の方へとグレッグの視線が移ろえば つられるように同じ方を見てしまう。]
……ぁ、
[だめだ、と思った時にはもう遅い。 淡い光が視界に映り込んだ。 一度、見えてしまえば視線をはずすことも出来ずに]
――…、や、…、 消えるな、
[大切な友人の名を紡ごうとするけれど こみ上げるあついものがそれを邪魔した。 グレッグの手首に触れていたチアキの手はすると落ちて 膝を折り、赤に染まるシーツの向こうにあるワンダを掴もうとした。]
(100) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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[現実と此処のイメージが重なる。 消滅、なんて言葉が、重なって。 俺は消滅する、なんて言ったグレッグが重なる。
舞いという形で表現する者の想像力が無駄に働く。
消滅なんてしない、と言い聞かせるように心で繰り返すけれど 残念なことにそれは効果をなさず、喪失感が胸を苛む。]
――………… っ、
[ぽろぽろと零れる雫は、 ワンダが居た名残さえ失った白き布に落ち染みを作る。]
(101) 2014/06/06(Fri) 04時半頃
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[止めに行けなかった事を後悔する。 止めに行かなかった事を後悔する。 自分がグレッグとワンダの間に入っていれば 別の形になったかもしれないのに。
そんな事を思っても変わらないと 分かっているのに後悔ばかりが過って。
溢れるかなしみが嗚咽となりそれを殺しきれず微か零れゆく。]
(102) 2014/06/06(Fri) 05時頃
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[トルニトスの声>>96が聞こえた。 顔を其方へ向けられぬまま、すんと鼻を鳴らす。]
――…俺もあの時ははっきりわかってなかったから。 信じていたいって気持ちも、わかるし。
納得できるまで、……語りあえたなら、
[謝らなくていいと、左右に一度首を振る。 勝利の声>>97が聞こえる。 それはワンダの消滅がなくなり 同時にグレッグの消滅という事態に向き合わねばならぬという事。]
(103) 2014/06/06(Fri) 05時頃
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………………… グレッグ 。
[続く言葉も見つけられぬまま、 呼びなれたその名を、呼んだ。**]
(104) 2014/06/06(Fri) 05時頃
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[クシャミの絶叫>>34は唇を噛みながら聞いていた。 自分がいたことで、結果として苦しませてしまったようだ。
──システムは残酷なものだ。
最初にそうと決まれば、決して逃げることのできない仕様。 半分の確率でクシャミが敵陣営だと知ったとき、最初はある程度ゲームルールに従うべきかとも思っていた。 けれど、途中からそんなのはどうでもよくなった。
──願いとは身勝手なものだ。
事故に遭い、塞ぎ込んでいた自分を救い上げてくれた幼馴染みをただ《帰還》させたかった。 …させたかっただけなのに、どうやらそれは却って彼を縛る鎖になったようだと知れば、胸の裡に沸くのはただ苦い思い]
(105) 2014/06/06(Fri) 07時半頃
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[…まともな飯が食えない>>35、という嘆きを聞けば、料理を口にして何とも言えない顔>>4:105をしていた姿が浮かぶ。
──まさか、と。
人狼スキルが味覚にすら影響を与えていたのかという驚きよりも先に、こんな悪趣味なスキルを用意した運営に縊り殺してやりたいほどの殺意が沸いた。
料理に携わる人間にとって、味覚は命の次に大事なものだ。
それを奪われたことを知ったときの絶望は、想像に難くない。 知らなかったとはいえ、何度も料理を勧めたり、菓子の話を口にした自分のことも縊ってやりたい。 傷を抉られる痛みはよく知っているはずなのに]
(106) 2014/06/06(Fri) 08時頃
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[…だからトルニトスに救けを求め、涙を雫す>>36姿に一瞬だけ目を伏せた。
…自分では、彼の救いになれはしない。
自分が選べるのは、役職もなにもかも無視して皆殺しに加担することだけ。 それはクシャミをさらに苦しめることになるのはわかっている。
それでも手を下そうと思えないのは、 自分の身勝手さだともわかっている。
だからせめて、つこうとしている決着からは目を反らさないでいようと。 心の中でトルニトスに深く頭を下げる。
──誰も彼もを苦しめた、私はとんだ狂人だ*]
(107) 2014/06/06(Fri) 08時頃
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[痛みをこらえながらみていれば、チアキとカリュクスの争いはおわったようで。 ワンダの傍で、クシャミとトルトニスのたたかいを、霞む目で見つめている。 グレッグとチアキのやり取りは聞こえているけれど、反応するほどのよゆうはなくて。
トルトニスとクシャミの決着がつくころには、意識をなくしていた**]
(108) 2014/06/06(Fri) 08時半頃
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……なんだろう……そのメンタルアタック
[それまで()誰が守護者か
わからなかったけど、クシャミのその発言で
トルトニスだ……とはっきりわかる。
ワンダだったら光り輝く胸だろうなとも]
…………トルトニスとカリュクスは、
嫌、なんだろ…………?
ま、いいや、うん、襲撃については
じゃあ、任せる
[クシャミにはそう言って選択することを
口にしていながらも]
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[微か、前髪の隙間から淡いチアキの笑みを見た 同じ、という同意を耳にして 今度はチアキにこくりと頷くことができた。] [アバターの消失をみるのは PK戦が始まったことにも気づいていなかった 俺には初めてのことで …………むしろ、チアキの言葉 >>100で それと、やっと判断できた。]
ーーーー…………チアキ
[自分の手や衣類からも、 ワンダの名残が光となって霧散する。 消滅がこんなに綺麗なものなのかと 俺は喪失感よりも、綺麗なものに対する 美しさにぼんやりとしたのは その光の隙間に素直に涙する チアキの姿が見えたからだろうか? それとも…………]
(109) 2014/06/06(Fri) 09時半頃
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大丈夫ーー……ワンダとは…… 探せば、会える、から…………
[ワンダを殺した俺が、その殺した手で 泣いているチアキの頭を撫でるのは 如何なものかと思うけど ワンダの名残美しい光がまだ残る手ならば それが許されないだろうかと手を伸ばした。]
(110) 2014/06/06(Fri) 09時半頃
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[そう、ワンダにはクリア報酬を与えられる。 だから、アバターの消滅も俺には喪失感に繋がらない?]
[ワンダのアバター消失の光を見ながら 俺は、これを何かに作り起こせたら 美しいだろうなと思いながら クシャミに声を返す]
(111) 2014/06/06(Fri) 10時頃
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…………いいんだ。
生きようとして、それを選びたくて
でも……保留して。
大事なものを大事にするって
ーーー難しい……な。
[謝罪には気にするなって俺はつぶやいて]
…………洞窟。だっけ
俺、それまでに主神ジュピターの怒り
カリュクスにつくんなきゃ
洞窟でパト犬フル装備の憂き目はやだから
失敗できないんだよな…………
[最悪の予想
こんなクエストを作るのだから
最悪の予想が形になりそうで
俺は返しながら
きっと、こんな楽しかった日々は
もう、返らないのだろうな、と
クシャミの声が途絶えるまで
クシャミが楽しい記憶を思い出しながら
意識を失えるように囁いて。]
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ーー…………ごめんな、ワンダ……
[トニーを選択してくれたのに せっかく処刑を受け入れてくれたのに
結果ワンダの希望に答えられないんだなって 最悪の事態想定して ぽつり、とつぶやいた時 トルトニスの声が聞こえた。 >>96]
ーー…………カリュクスと クシャミ…………の
(112) 2014/06/06(Fri) 10時頃
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[トルトニスの勝鬨を聞く頃には スキルの向こう側から、 声は聞こえない。
そうか、もう終わりなんだと、 俺は”グレッグ”と呼ぶチアキへし戦を転じて 一度視線を落とした。 そこには”グレッグ”の銘が掘られた剣。 この世界も消えるなら、”グレッグ”がいた、データは 全て光になって消えるのだろうか?]
ーーー俺は、また…… 大事なものを、選べなかった、のかな
[現実で”サミュエル”が自分の進路を 選択できなかったように。]
(113) 2014/06/06(Fri) 10時頃
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ーーーなぁ……チアキ……笑って……?
[最後くらい好きなものを見て消えたいな、と 思いながら ……チアキに跳ね除けられなければ その頭を撫でて。 俺は笑いながらそう呟いた。*]
(114) 2014/06/06(Fri) 10時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 10時頃
クシャミ、トニー…………二人とも
クエストの間……ありがとう。
たいへんだったけど、2人のおかげで
クエストの間、楽しかったよ?
[敗北陣営の最後の一人
俺はどう消えるのかな?と
ぼんやりと思いながら二人に*つぶやいた*]
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[呼ばう声はグレッグのもの。 大丈夫と彼の声は続ける。
ワンダとは、探さずとも、会える。 現実世界で知己であるから。 無事を確保さえすれば――。
ケーキをホールで、なんて口約束が過る。 その時はワンダと二人で食べる図しか浮かばなかったが その場に、慰めのように言葉を紡ぐ彼の姿があればいいと そんなことさえ、思って――。
陣営が違ったとか。 クエストの成否が、なんて。 頭で分かっているから。 浮かべてしまったその一幕に、痛みを覚える。]
(115) 2014/06/06(Fri) 11時頃
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[グレッグの手が眸と同じ色の髪に触れる。 小さく肩が揺れるのは、思考の中に彼の存在があったから。]
――… わかってる。 ワンダとは、また、会える。 ……死の痛みにも、負けやしない、って、信じてる、し。
[遅れて、ぽつと言葉を返した。]
(116) 2014/06/06(Fri) 11時半頃
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[大事なものに手が届かない。 それが辛くて現実では『連理』である事だけを考える。 それが周囲の望むこと。 望まれる形であることが、自分にとっても最善なのだと言い聞かせて。
グレッグは肉親からも愛想つかされたなんて言っていたけど それに至るには彼なりの足掻きがあったのやもと思う。
チアキは肉親からの愛想がつきぬようにいいこで居続けた。 自分の中の必要とされるもう一つの名が寄る辺でもあり 現実とを繋ぐ大事な要素ともなっていたから。
――失えばグレッグ、否、サミュエルと同じように思ったかもしれない。 自分を最下位なんていった彼の事を考えて――。]
(117) 2014/06/06(Fri) 11時半頃
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[グレッグが撫でるのはチアキの髪。 ワンダに撫でられた時と同じように大人しく撫でられる。]
――……っ。
[笑って、なんて、グレッグが言えば息をのむ。]
笑えるわけ、ない、だろ。 ――グレッグが、消滅する、とか、あっさり言うから そんなのイヤだし、考えたくもないことなのに いやでも考えて、……こんなにも痛いのに こんなにぐちゃぐちゃで、笑えるわけが、ない。
(118) 2014/06/06(Fri) 11時半頃
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[何時もの恰好なら袖をつかえるけれど 今はそれに向かない恰好だから 手でごしごしと目許を拭って泣いた名残を消そうとして。
それから、グレッグへと顔を向ける。 どんな顔で撫でているのか。 どんな顔でそれを言ったか、確かめる為に。]
…………。
[うっすらと滲む視界に映り込んだのは笑みのかたち。 くしゃりと、また、泣き出しそうにゆがむ。]
(119) 2014/06/06(Fri) 12時頃
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