75 サプリカント王国の双子
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
サイラスは本屋 ベネットに投票した。
ラルフは会計士 ディーンに投票した。
ミッシェルは本屋 ベネットに投票した。
ブローリンは本屋 ベネットに投票した。
シメオンは採集人 ブローリンに投票した。
エリアスは本屋 ベネットに投票した。
ディーンは薬屋 サイラスに投票した。
ベネットは教え子 シメオンに投票した。(ランダム投票)
ベネットは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、サイラス、ラルフ、ミッシェル、ブローリン、シメオン、エリアス、ディーンの7名。
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 01時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 01時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 01時半頃
|
……それだけ、です。
整理をしたかったんです。 話せて… 少し落ち着けたと、思います。 ありがとう。
[いくらか話をしたろうか。 やがて胸へ手を当て、息を吐いた。]
外の空気を吸って、気分を入れ替えます、ね。 あなたも、何かの途中だったら、そちらの仕事へ戻ってください。
[閉鎖した部屋にいつまでもいては、気分も鬱々とするだろうと。 シメオンが何か用事があるようなら、手すきの使用人に声をかけ、庭を見られるバルコニーにでも出るだろう。**]
(0) 2012/01/15(Sun) 01時半頃
|
|
……ありがとう、ございます。
[頭を撫でる手が優しい。 父にすら頭を撫でられた記憶がないのだから、自分の頭を撫でたことがある男性はきっとハンスだけなのかもしれない]
貴方は……私を守ってくれますか。 ならば私も、貴方を失わなくて済むように。
――この国の王女で、そして次代の女王であり続けます。
[再び上げた顔。まだ不安は残るものの、王女としての覚悟を再び思い出したような表情をしていた]
…………私は王女です。それ以外の何者にもなれません。 私の周りにあるものは、皆私が王女だから持ちえるもので。 私が王女でなくなれば、何もかも私の手から消えてしまう。
[それは、ハンスも例外でなく。 ……だから王女であること、そして戴冠の儀を終え女王になること。偽りであろうとも夫を持ち、娘を成すこと。ハッピーエンドのその日が来るまで、女王であり続けること。 それこそが自分がすべきことなのだと、思い出したように]
(1) 2012/01/15(Sun) 02時頃
|
|
[不埒な噂を聞いても集まってきた方々――そうだ、その通りだ。 頷いて、エリアスが自分に言った言葉をハンスにも話す]
彼は、伴侶にも友人にも、 ……私の望むものになれると仰ってくれました。
夫となる方には、私の秘密はいずれ話さなければいけないこと。 私の秘密を知った上でそう仰ってくれたのなら、 彼の申し出、私にとっては願ってもないことなのです。
……なのに私は、咄嗟にその申し出を拒否してしまいました。 冷静になって考えれば、断る理由など無かったのに。
(2) 2012/01/15(Sun) 02時頃
|
|
―客室―
[ノックの音の向こうにいたのは、飲み物と、5分後と、 それから…やたら目つきの鋭い男]
二人とも、すまなかったね。 それで、そちらの方は?
[彼らが入ってきたときはベネディクトをソファに座らせた後か。 何を話していたかは彼らに悟ることは出来なかっただろう。
目つきの鋭い男は警察の者だと言われ、一瞬眉を寄せる。 事情聴取に来たらしい。
名前と、住所。 それからここに来た目的と、問題の時間どこで何をしていたか。 一度どこかで言ったような話を再び―しかも詳細に繰り返すこととなった]
(3) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
|
名前はラルフ・グレーアム。25歳。 家はエルメアの東区…。 サプリカントには昨日着いて、宿泊先は…。 陛下がお亡くなりになった時は、私は電話をしていました。 通話先は、私の部下です。 いえ、その間ずっと通話していたわけではありませんが…。 シルヴァーナ様に案内していただいた、その部屋に居ました。
[通話時間はきっと調べられているだろう。 嘘を言っては心証が悪くなるだけ。おとなしく本当のことを答えた。
次いで事情聴取を受けるベネディクトを見る。 彼へは問いの語調がやや強いようにも思えたが、 それは彼の応対が萎縮しているように見えたからかもしれない。 ”猫”の話は約束どおり黙っていた。]
(4) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
|
――……彼に会えたら、非礼を詫びて。 その申し出、受けようと思います。 勿論、表向きは来月の舞踏会は予定通り執り行い、その結果選んだということにしますけれど。
[今更慣例である舞踏会を中止にすることもできない。 今日招いた客人達にも申し訳が立たない。平等に、公平に、選んだ結果であると見せなければいけない。
ハンスは、自分を敢えてシルヴァーナとも王女とも呼ばなかった彼は、この決意をどう取っただろうか]
……ええ、戻りましょうか。 長話に付きあわせてしまって、ごめんなさい。
[促されれば、そのまま部屋へと戻るだろう]
(5) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
|
『ああ、グレーアムさんは貿易のお仕事をされているのでしたね。 具体的には、どのような…差し支えなければお聞きしても?』
[一通りの聴取を終えた警察の男が、思い出したように問うてくる]
今任されているのは…宝石の類と、それから――…。
『宝石というと、ルーペで宝石を覗き込んで鑑定したり?』
…ええ、まあ…多少はわからないと仕事にならないので。
『あの手袋をはめて真剣な表情、かっこいいですよね… ちなみに、今日は手袋はお持ちですか?』
え?今日、ですか? ええと―。
[答えながらスーツの内ポケットに手を入れる。 手袋なんて意識していないので、持っていたかもしれない、と]
(6) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
ああ、今日は宿においてきたようです。
『そうですか…いえ、女王陛下のご遺体の傍に、 ちょうど そんな感じの手袋が落ちていた ものでね』
[はっとした。 そうか、それで容疑者なのか―、と]
それは驚いた。 私は陛下のお部屋の場所を存じませんし、 この城に入ったのも今日が初めてです。 それなのに私の手袋がそんな場所に?
他に、犯人を示すものはなかったのですか?
[警察の男から手袋の他に残されていた物証>>2:21のことを聞くと、 ふうむ、と顎に手をやって苦笑した]
(7) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
|
[事情聴取はそこで終わり、警察は出て行った。 二人の容疑者と、二人の監視。 三人は少し重い空気、一人は場違いなくらい好奇心丸出し]
ベネディクトさん、例の件はわかりました。 他に、なにかお話はありますか? 何もなければ…そろそろ、よろしいでしょうか。 私も少し仕事の話をしなければいけませんので。
[入れてもらった飲み物に口をつけながら問う]
(8) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
|
[やがて、ベネットとその監視役を送り出しため息をついた]
―真犯人に、ボクは、はめられた、のか。
[無感情な声]
面白いじゃないか―…。
[けれど、とても冷たい、声**]
(9) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
|
―庭園―
[庭を見渡せるバルコニーへ出て来た妹王女>>0は、 雨に濡れた男の姿を見るだろうか。 腕の中に抱くリスザルを見るだろうか。
少なくとも、此方からはその気配に気づかず]
……。
[ぐら、と軽く視界が揺らぐ。暑い季節とはいえ、 発作の後に雨に直接打たれるのは些か不味かった。 周囲へは悟られぬよう、 ただ、リリィを抱く腕にやや力を込め]
戻りましょうか。 この雨ですし、皆さんも濡れ鼠にはなりたくないでしょう。
[あくまで態度の上では、余裕は崩さない。 地面に落ちた本を拾い上げて、ゆっくりと歩き出す]
(10) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
お話ししてくださって、ありがとう、ございます。 ミッシェル様の不安を取り除けるのが、私の幸せです。
[その不安の一番の種を作ったのは自分なのに、傲慢なものだが。]
ええ、まだ雨は止みませんが、それもよろしいかと。 まだ蒸しますが、冷やさないようお気をつけ下さいませ。
お心遣い、感謝します。 このさなか、多く仕事もありませんが。あまりお傍におりましても、落ち着きませんでしょう。 席を外させて頂きます。小さな仕事ですが、片付けておくに越したこともありませんので。
[すぐに思いつくのは割ったカップを片付けるだとか、エゼルレッドに紅茶を届ける、だとか。 仕事が存在しないわけではない。それでも、手に入れた僅かな一人の時間。
罪を重ねるための時間がまた始まる。]
(11) 2012/01/15(Sun) 02時半頃
|
|
―廊下―
[>>1上がる顔。覚悟を思い出した、凛々しい蒼。 眩しげに細めたオリーブは、 見上げる視線に映るだろうか。
目の前の人が男性であると、 もしかしたら本人以上に思い知っている筈なのに。
それでも、その姿を美しいと。]
――……貴方が、王女であると望むなら。
[新たに誓いを述べる様に。 告げれば、少し苦笑して。]
……貴方が王女でなくなれば、確かに 「使用人ハンス」は、消えてしまいますね。
[そうなればきっと、ここに仕える意味はない。]
(12) 2012/01/15(Sun) 03時頃
|
|
[そうして、エリアスの言葉を聞く。 王女が一度断った事。 ……今、思っている事>>5]
――……。
[撫でる手が、ほんの一瞬、ぴくりと止まった。]
……私の方でも、もう一度。 話を聞いてみる事にしましょう。
結論は、急がずとも。
[反対するそぶりは見せなかったけれど。 是非にとも、と進める事は何故かできず。 慎重さを進めるような言葉だけとれば、 そう不自然さは無いかもしれないが。
オリーブは、僅かに揺らぐ。 思う事、態度に出るには、聊か自分を抑える事に慣れ過ぎた。]
(13) 2012/01/15(Sun) 03時頃
|
|
―シルヴァーナの部屋―
……いえ。貴方が望むならば、いつでも。
[促して部屋へ戻れば、一度休息を勧める。 ……衣装を選び直したかったけれど、 この状況では控えるべきかと言いださず。
その、代わり。]
シルヴァーナ様。 ……一つ、願いを聞いて下さいませんか。
[幾ばくか話し、退室を申し出た後。 そう切り出すのは、きっと、とても珍しい事。 表情だけ、いつもと変わらないのだけれど。 問われれば、「少しだけ、肩を貸して欲しい」と。
聞き届けられたなら、その肩に、軽く。 額のみで触れる程軽く、頭を寄せる。**]
(14) 2012/01/15(Sun) 03時頃
|
|
―廊下―
[王女であると望むなら。そう、自分は王女であることを望む。 それ以外の何者にもなれない。 王女でない自分などこの世界に存在しない。 王女でない自分の傍にハンスは居てくれない]
……ええ。そうですね。 話に行ってくれるのでしたら、 彼がまだ心変わりしていないか探ってもらえると嬉しいです。
[慎重な様子、それだけ真剣に考えてくれているのだろうと疑いはしなかった。 兄弟で話したいこともあるだろう。 揺らぐオリーブが見えれば、それだけは珍しいと思った]
(15) 2012/01/15(Sun) 03時半頃
|
|
―自室―
ありがとうございます。でも、今は何かと忙しいでしょう? なるべく自分で解決できることは自分でするようにしますから、 ハンスは自分の仕事を優先してください。
[自室に戻ってくる。休息を勧められれば、素直に頷いた。 服は替えるとは言われなかった。ならばこのままでいいのだろうか]
……お願い? ……何ですか? …………肩……?
[そして彼が退室すると言った後にされる"お願い"。 彼からそんな風に願い事をされるだなんて、珍しいことだと思った]
ええ、いいですよ。
[そんな珍しい願いなら、自分ができることであれば叶えたいと承諾した]
(16) 2012/01/15(Sun) 04時頃
|
|
[本当に肩を借りているのかと思うほどに軽い。 ハンスはどんな表情をしているのかせめてみようとしたが、顔が見える角度ではなかった]
――――……。
[だから、見る代わり。その生成の髪にそっと指先で触れた。 撫でなかったのは、王女が従者の頭を撫でてもよいのか*わからなかったから*]
(17) 2012/01/15(Sun) 04時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 04時頃
|
― 客間 ―
……、あの、
[グラスの水が半分程になった頃だろうか。 普段飲む薬とは違うのが幸いしてか、頭痛は大分治まっていて。
おもむろに口を開き、部屋に控えていた使用人に声をかける。]
取り調べ、とか、……あるんですか? ……少し、此処を離れても……?
あの、……ミッシェル様と、少し、……お話がしたいのですが。
[グラスをテーブルの上に置きながら、使用人の答えを待つ。 容疑者の身である以上、王女たる彼女と会う許可は出難いかもしれない、とは思っていた。]
(18) 2012/01/15(Sun) 04時頃
|
|
[使用人は少し悩んだ後、「他の者に聞いてまいります」と告げ、外に居た他の使用人に『監視』を任せると廊下を走っていった。]
………
[何故、ペンブルックシアの学院に通う事が決まった時、彼女の事を祖母に尋ねなかったのだろう。 学院に通い始めて二年と半年くらいだろうか、然程広くない街だというのに、彼女らしい人物に会った事もなく。
自分と同じように、別の地方の学校にでも通っているのだろうか、と、漠然と思った。 ―――その地では、彼女が既に亡き者と扱われている事も知らず。]
……似てる、よなぁ……
[目を伏せて、瞼の裏に妹王女の姿を思い描いて。 それから少しだけ顔を染めれば、首を横に振ってその姿を追い払った。*]
(19) 2012/01/15(Sun) 04時頃
|
|
――廊下――
[誰でも良い、訳ではない。 幾つかの候補の中から、選び出した"容疑者"。出来れば、そのうちの中でも特に疑いの濃いものがよかった。 疑いを向けた相手が殺される。混乱を呼ぶ効果は絶大だろう。 話が振り出しに戻るデメリットもあるが、そもそも逃げおおせるなどと驕った思いはない。 今は、ただ、猜疑心のさなか困窮する皆皆が、散り散りになれば動くのが楽だと。
そこに、彼は、いた。]
(20) 2012/01/15(Sun) 06時頃
|
|
――ベネット?
[監視と共に事情聴取を終えたらしい様子に、笑みを見せる。 反応はどうであったか、急な呼びかけに驚かれたかもしれない。]
ちょうどよかった。ミッシェル様が、お花をご所望で。 庭師を探していたのです。
この雨では苦心すると思いますが、頼まれていただけますか。 私もお手伝いしますので。
[監視もいるならば、何も起こらなかろうという建前で。 にこりと笑みを貼りつけてベネディクトに問う。 彼は同行を断ったかもしれないが、ミッシェルの好みを伝える、という役割が必要だと、結局ついていく。]
(21) 2012/01/15(Sun) 06時頃
|
|
[雨よけを取り去り、中から何本かだけ切る。 そのためには道具を、と庭師道具置き場に立ち寄った。 剪定鋏にロープ、そのほか名前も知らないような道具。 ベネディクトがそれらに大事そうに手を伸ばす。 その真後ろで、事は行われる。]
――本当に、運の悪い。
[庭師道具から、重みのある片手斧を素早く取り出した。 狙いをつけて息を吐く。それと同時、ひゅ、っと湿った夏の重い空気を切って、斧刃が鳴る。 道具探しに屈んだ、新米庭師の首の後ろ。 どす、と重い音がして、斧刃はベネディクトの頚椎にめり込んだ。 喉に逆流した血液を吹き出して、倒れる身体。 叫ぶことすらできないまま、意識は飛ぶだろう。 ごきり、身体の重みで、鳴ってはならない音がした。]
(22) 2012/01/15(Sun) 06時頃
|
|
貴方も。 彼の監視などと、運の悪い。
[腰を抜かしてこちらを恐怖一心震え見上げる使用人。 彼が弱気で助かった。ここで大声を上げて警察を呼ばれたらたまったものでない。 今ベネディクトの手元、だくだくとたまりを作る赤の中に落ちた剪定鋏を持ち上げる。 びちゃ、と嫌な音がして、赤く滴りを落とした。]
(23) 2012/01/15(Sun) 06時頃
|
|
貴方は何も見ていません。
[そう言いながら開いた鋏を彼の目に突き立てる。 ぎぃ、と引きつった音が声帯から洩れた。]
貴方は何も言いません。
[そう言いながら抜いた鋏を女王と同じように喉に押しあてる。 瞳と違って固さを持つ喉肉を裂くのに、何度か鋏をひねり、ねじ込んだ。]
(24) 2012/01/15(Sun) 06時頃
|
|
……。
[そして、途端に、飽きたように。 ぱたりと手は止まる。 新米の庭師は中枢を砕かれてもう泡すら吹かない。 その監視役は命はあるものの、目と喉は封じられた。 これでいい。 自分にもいつ監視の目が戻るかわからない。 ひとり殺した。早く戻らねば、こちらの方が怪しまれるだけ。
散った血飛沫を屋根伝う雨で洗って、惨状はまるでそのままに、何食わぬ顔で給仕場へ向かう。 割ったカップと紅茶は、さてどうなったのか**]
(25) 2012/01/15(Sun) 06時頃
|
|
―庭園―
―――…ン、…服を、貸して頂けますか。 流石にこの格好で城内を歩いては、不審者になってしまう。
[平静を装いつつ、口元に手を当てるのは咳を誤魔化す時の癖。
元から居た見張りと、 リリィのことを聞き付けてやってきた使用人と、 二人に囲まれながら庭園を立ち去ろうとするが―――]
っ。
[咳の発作の気配を悟り、咄嗟に息を止めて飲み込んだ。
反動、身体は不自然に傾ぎ、 リスザルを抱いていた腕からするりと力が抜ける。 咳き込むことは堪えたが、 その場で片膝付いて崩れる格好になった]
(26) 2012/01/15(Sun) 09時頃
|
|
近寄るな。
[心配して男へ駆け寄る使用人へ、 反射的に牽制するような声が零れた。 普段おっとりと瞬きを零しているオリーブ色は、 刹那、余裕なく見開かれて半ば睨むように使用人へ向いた]
嗚呼。 いえ、貴方が雨に濡れてしまう。 僕は大丈夫。大丈夫、ですから。
[我に帰れば、そう言い訳をして、 言葉通り誰の手も借りずに立ち上がる。 ふらつくが、きっとまだ大丈夫な筈。
そのまま後にした庭園。 後におこるベネット青年の悲劇など知る由もなく]
(27) 2012/01/15(Sun) 09時頃
|
|
―客間―
[案内された客室。やはり心配と警戒の両方から、 使用人は室内へも同行を申し出たけれど]
外でお待ちを。
[にこりと笑って、頑として受け入れはしなかった。 滲むのは焦りの色。 それが使用人に不信感を植え付けてしまったかもしれないが、 仕方の無いことだった]
…………。
[扉を閉めて一人きりになれば、は、と安堵したように息を吐く。 リリィは何処へ行っただろう。手放した時、はぐれてしまった]
(28) 2012/01/15(Sun) 09時頃
|
|
[薬を飲み下し、部屋へ備え付けられた風呂場へ向かう。
シャワーを浴びれば泥は落ちるが、 鏡を見れば、成程、確かに"顔色が悪い"]
あとすこし。
[呟く言葉は、誰の耳にも届かない。
…水浴びはほんの短い間。長時間湯に当たる体力も、実は無い。 まだ服は届けられていないようで、 仕方なく室内に備え付けられた部屋着を拝借する。
この格好で外を出歩く訳にもいかなければ、寝台まで歩み。 けれど眠りにつくことはせず、座り込んで壁に背を付けたまま。 まだ止まない雨の降り付ける窓を*見やった*]
(29) 2012/01/15(Sun) 09時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 09時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 14時頃
|
―客室―
[部屋に自分と監視の二人になってからしばらくの間、 ずっと電話をしていた。
仕事の話は監視にはわかるまい。 追い出して変な疑いをかけられるよりマシだと 監視役の使用人もずっと部屋の中に入れていた。
そうして何本かのやり取りの後、また煙草に手を伸ばす。 苦い表情。 仕事も、事件も、今日はとんでもない厄日だ。
チョコレートの甘い香が苛立つ気分を宥めるように流れていく]
(30) 2012/01/15(Sun) 17時半頃
|
|
少し、散歩する。 どうせついて来るんだろう? 好きにしろ。
[そうして部屋を出る。 雨はまだ降り続いている。 それでも、外の空気が吸えるなら。 足は無意識に庭園の方へと向いていた]
―庭園―
まるで牢獄だ。
[止まぬ雨が描く垂直の雫のラインが、 行く手を塞ぐように広がっていた。
無表情の面。 煙草を一本くわえ、火を付けずフィルターを噛む]
(31) 2012/01/15(Sun) 17時半頃
|
|
――……?
[白い筋がいくつも降る庭園。 その、一角が歪んで見えた。 ぞっとするような悪寒がはしる。 わからない。 けれど―何故か身体が走り出していた。
何だ今のは。
眩暈……否。見えた。
見えたのだ。
――赤い色が。 ]
(32) 2012/01/15(Sun) 17時半頃
|
|
おいっ! どうした! しっかりしろ!
[倒れている二つの人影へ怒鳴るように声をかける。 赤い海の手前で足をすくませるように立ち止まった]
ベネディクト……どうして……。
[数刻前の彼と彼女の姿を思い出す。 何故、その二人が今。
ベネディクトに近づいて、身体に触れる。 ザックリと切られているのは頚椎か。 動かしたら首が、離れてしまうのではないかと思うくらい。 脈をとる―までもなく、彼は事切れている事がわかった]
(33) 2012/01/15(Sun) 18時頃
|
|
『―……。』
[ずる、と倒れる人影が動く。 びくりとしながら見下ろす。
両目と喉から夥しい赤を流す女性が、 穿たれた穴からごぽごぽといびつな音を漏らしながら 足を掴もうとしていた]
おい、おまえは生きているんだな?!
[監視だった使用人に手を伸ばす。 抱き抱えようにも流れる赤がそれを阻む]
(34) 2012/01/15(Sun) 18時頃
|
|
おい!!!!誰か!!!! 救急車だ!!救急車を呼べ!!!
[再度大声を上げ、それから使用人の肩に触れ―]
誰だ、誰がやったんだ?! おまえは見たんだろう?!
[しかし、伸ばした腕に触れた彼女の手は、 力無くずるりと落ちた。 痛みで、気を失ったのだ―…
それでも必死に声をかける。 死ぬな、死ぬんじゃない、と**]
(35) 2012/01/15(Sun) 18時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 18時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 21時半頃
|
――給仕場――
[割れたカップは綺麗に片付けられ、廊下も丁寧に掃除されている。 給仕場周りの使用人に礼と謝罪を告げてから、キャンブリックティを淹れ直す。 その際に、手を洗い清めてしまえば。 罪の飛沫はもう残らない。]
――紅茶に罪はないのですがね。
[ぽつり、誰にも聞き取れないだろう音量で呟く。 その罪なき紅茶を血の香の隠れ蓑にするのも、もう難しいだろうか。 染み付いた血の匂い、今度は自分を傷つけながら、隠すのだ。]
(36) 2012/01/15(Sun) 22時頃
|
|
――客間前――
[ディーンの休む部屋の前。 ぴり、とした空気を纏って辺りを見渡す使用人に、どうかしたかと声をかける。]
ミッシェル様と御面会を?
[使用人が告げたのは、ディーンがミッシェルと面会を希望している、元のディーン付きの使用人はその用聞きに行った、とのことだった。 合わせて可不可を己に問うてくるのに、軽く目をすがめる。]
――……。 私からは、全くの否と言い切れません。 ミッシェル様ご自身がお会いしたい、と仰るようなら、お止めすることかないませんので。 監視の目は絶やすな、といった程度のことしか。
[僅かな葛藤が、返事を鈍らせた。 本来ならば容疑者と会わせるなど、言語道断でもおかしくはない。 けれど、迷いが出てしまった。彼がミッシェルと会うことが、ミッシェルにとってプラスなのかマイナスなのか、判断しかねた。]
(37) 2012/01/15(Sun) 22時頃
|
|
――私が伺って参ります。 貴方はこれをエゼルレッド氏へ。 シメオンより、遅くなってすまない、と。
[手に持っていたトレイを監視の使用人に押し付けて、半ば逃げるようにその場を去った。 あまり、あの男の話を聞きたくないと、思ってしまった。 向かう先は、バルコニー。]
(38) 2012/01/15(Sun) 22時頃
|
|
―客間―
[寝台に座り込んだまま、立てた膝を机代わりにして字を記す。 綴るのは、"彼女"の為の物語の続き]
>>1:115
蝶は、月を眺めていられるだけで幸せでした。 決して多くのことを望んだりはしなかったのです。 朝、月を想い夢を見て。 昼、月を慈しみ翅を煌めかせ。 夜、月の下で華麗に空を舞う。
けれど、蝶には一つ気がかりなことがありました。 月は日に日に、痩せ細っていくのです。 何時しか消えてなくなってしまうのではないかと。
蝶は不安で不安で、堪らなくなりました。
(39) 2012/01/15(Sun) 22時半頃
|
|
―自室―
[ハンスの様子はどうだったか。 暫くは、彼の望むようにさせていただろう。
――やがて、ノックの音が聞こえ。 そこで、彼の傍から一度離れた]
はい。……どうしたんですか、そんなに急いで……
[扉の外にいた使用人はひどく慌てた様子だった。 外から走ってきたのだろうか、肩口が少し濡れている。 息をぜいぜいと切らせながら、使用人は。
――ベネットが殺されたことを告げた]
(40) 2012/01/15(Sun) 23時頃
|
|
(―――…それにしても、服を届けるだけでこんなに時間が?)
[ゆったりと扉へ視線を向けたのと、ノックの音が響いたのは同時。 "どうぞ"と告げれば、重く扉は開かれる。 現れたのは使用人ではなく、目つきの鋭い一人の男>>3]
…はて。
[聞けば彼は警察らしく、事情聴取を、というのだが。 続けて重々しい口調で告げられたのは、 新たに起こった事件――ベネディクト青年のことだった]
っ…?
ベネディクト、というと――…ファティマ。 件の不審者扱いされていた庭師の青年ですか。何故。
[予想外の事態に、茫然とオリーブ色を見開く。 使用人の女性も重症と聞けば、流石にぞっとする思いがした]
(41) 2012/01/15(Sun) 23時頃
|
|
……え?
[咄嗟に理解ができなかった。彼は、不審人物として連れてこられて。 それで、仕事の引継ぎをすると自分の前から去って。
それが最後。
――もう、この世にいない?]
ちょ……っと、待ってください。どういうことですか!?
[使用人はどうやら彼の遺体を見たらしい。 客人――ラルフが大声で人を呼んでいたので行ってみたら、ベネットとその監視役についていた使用人が血まみれで倒れていた。 監視役のほうはまだ息があるようだったので、慌てて救急車を呼び、病院に運んだ。だが、ベネットのほうはもう――]
(42) 2012/01/15(Sun) 23時頃
|
|
……そんな…………。 …………っ、か、彼の遺体は今どうなっているのですか。 それから、ミスター・グレーアムは。
[遺体と現場は今、警察が調べている最中らしい。 ラルフのほうは、警察の人間が話し掛けているのを見たがその後何処に行ったかわからないと]
(43) 2012/01/15(Sun) 23時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 23時頃
|
[>>11あまりそばにいても、と。 それだけは否定する。 いてくれるおかげで、落ち着くことができたのだと。
では、と別れ、一人ミッシェルは、バルコニーへと向かった。]
―バルコニー内側―
…… あめ。
[雨は未だ止んではいない。 閉じられた大窓は、晴れた日には開放され、日を浴びるいい場所だったが。 濡れてゆく白い床を、屋根の下から眺めていた。
少し移動し、覆われた庭を見下ろす窓へ。]
(44) 2012/01/15(Sun) 23時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 23時半頃
|
―シルヴァーナの部屋ー
……忘れないで下さい。私の時間は、仕事は。 全て、貴方の為にあります。
[>>16告げられた言葉には、そう緩く笑み浮かべ。 願い許されれば、そっと腰を折り額を肩へ。
軽く、しかし触れたそこからその骨格の 男性的である事は知れるほど。
普段から、それは思い知っている。
けれど、――……。]
[表情はさて、どんなものだったか。 自分でもよくわからない。
は、と深く、何か耐えるように息を吐いたのは、 きっと伝わってしまったか。]
(45) 2012/01/15(Sun) 23時半頃
|
|
……ありがとうございます。 色々とあり、少し気力の消耗していたのが、 充電された心地です。
[そのまま手を伸ばし触れそうになって。 振り切るように身を起こす。 冗談のようにそう告げて]
それでは、失礼致します。 テオ、くれぐれも後は宜しくお願いします。
[部屋の外、控えていた若い使用人へ言付け、 深く一礼して、部屋を辞した。]
(46) 2012/01/15(Sun) 23時半頃
|
|
[返事はまだだろうか、と。 グラスを見つめながら、暫し待っていると、扉は開かれる。]
……ぁ、……返事は、どうでしたか?
[立ち上がり、入ってきた使用人に尋ねると、「返事は未だだ」といった答え。 では何故、と、首を傾げていれば、その手にはトレイ。 暖かな紅茶の注がれたカップ。
「シメオンから」という言葉に首を傾げるも、使用人の名と分かれば、嗚呼、と、納得して。]
有難うございます。……頂きますね。
[そう言って、椅子に座ればカップを手に取り、一口、口をつける。 蜂蜜の香の、甘い紅茶。 紅茶には詳しくないのだけれど、自分が時折淹れるような其れとは全く違う味に、感心していたりして。
―――そうしていれば、庭師の死を告げる使用人が、扉を叩くか。]
(47) 2012/01/15(Sun) 23時半頃
|
|
[バルコニーに向かう途中だったか、使用人が息を切らせて駆け込んでくる。]
何事ですか、騒々しい。
[これだけの事態の中、何事、もないものだが。 荒い息の中使用人が伝えたのは、ベネディクト=ファトマの死。 発見が早いな、と目を見開く。この雨の中外に出たい輩がどれだけ居るというのだ。 その表情は、報告に驚愕している、と捉えられてもおかしくないものだったろう。]
何故です、彼はつい先ほどまで……
[ああ、不味い。うまい言葉が出て来なかった。 怪しまれるかと思ったが、言葉を失ったと取られたらしい。 使用人は報告に走り回っているようだ。救急車が呼ばれていること、監視も重体なこと、急いて告げて、行ってしまった。]
――救急車。サイレンが鳴ると少々問題にもなりますか。
[ミッシェルは怯えていないだろうか。 バルコニーへの歩みが早くなる。]
(48) 2012/01/15(Sun) 23時半頃
|
|
[花の色は、ビニールシートに覆われ、確認できない。 ひどく濁ってしまっていなければいいのだが。 端の方で動く何かが見えた気がしたが、傘なのか、風に煽られたシートなのかは判別できなかった。]
庭師、でしたか……
[ベネディクト、だったか。 姉の問いに答えていたのを少しだけ聞いた。 不運な男だったというには、事は大きく、彼は怪しかった。 無実ならば、この雨の中に働いた末にあの処遇だ。 災難だろうなと、考えていた。
彼の遺体の発見からの騒動は、その場からは見えにくい下階の出来事で。 階段からも少し離れたそこへ、発見の騒動が伝わるのは、遅れていた。
先に訪れるのは、>>38血の香りを微かにまとった、己の世話役だった。]
(49) 2012/01/15(Sun) 23時半頃
|
[バルコニーの手前。
上階に昇る階段を行き、美しい金の髪とドレスのラインが見えたなら、そこで一度立ち止まる。]
ミッシェル様。
[呟きは殆ど音を成さないほどに弱く。
今まで躊躇いなく人を殺めた男の言葉には似つかわしくないほど。]
お約束を違えますこと、お許し下さい。
[ 私は貴女の使用人では居られません ]
|
[突然表れた使用人は落ち着かぬ様子で、此処を離れたか否かを問われる。 その様子に気圧されながらも、ずっと傍らに立っていた使用人と、顔を交互に見比べて。]
いえ、僕は……ずっと、此処にいましたけれど。 そこの、使用人の方が、……証言してくれる、かと。
[ですよね?と、首を傾げて尋ねれば、使用人は小さく頷いた。 知らせを持ってきた使用人は、「わかりました」と返せば、再び廊下へ戻ろうとする。]
あ、……あの 何か、あったんですか?
[急いでいるらしい彼を引きとめるのは気が引けたけれども、その様子から只事ではない事が窺える。 慌てて、立ち上がりながら尋ねれば「庭師の一人が殺されました」という、簡潔な答え。]
……庭師?……庭師、って。
[「ベネディクトという、新米の庭師です。」
―――思い出すのは城下町での、やりとり。]
(50) 2012/01/15(Sun) 23時半頃
|
|
なんで、……どうして
[慌てて立ち上がったせいで、カップから零れた紅茶は、上着を僅か汚す。 それに気を取られていれば、使用人は廊下へと戻るか。
鮮やかな青色に、その染みは聊か目立ちすぎるような気がして。 少しばかり悩んだ跡、上着を脱いで先程まで掛けていた椅子の背凭れに掛けた。]
……どうして。
[そのまま椅子に座り込み、紅茶の入ったカップを両の手で包み込むように。]
庭の、案内、……まだ、
[震える声で呟きながら、カップの縁、唇をつけて。 暖かい甘さが、身体の奥の震えを洗い流すような。]
(51) 2012/01/15(Sun) 23時半頃
|
|
―客間―
[放っておけば、かの青年は容疑者第一候補だっただろう。 それが殺されたとなれば――…何かを知ってしまったのだろうか。 しかし、庭師の彼が握りそうな秘密といえば…。 不意に思い出したのは、"猫"の話をしていたことだが]
…嗚呼、失礼。少し考え事を。
[警察の男に話しかけられて、我に返る]
『大丈夫ですか。御身体の具合が優れないのでは?』
[問われる言葉。其処にはやや棘が混じっているように感じた。 訝しげに眉を寄せ、問題ないと答える前に]
『―――…それはそうでしょう。貴方の余命はあと ******** 』
[さらりと、警察の男から告げられた言葉。 一瞬、表情は完全に硬直する。それは肯定したとほぼ同義]
(52) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
何処で其れを聞いた。
[低く零れた声、睨みつけるような瞳]
『そのような方が、王城へ何故やって来たんでしょうね。 病気に関しては御気の毒ですが。 たまにいるのですよ。 死期が迫り、自棄を起こす犯罪者というのが』
[警察の男は質問に答えず、淡々と言葉を続ける。
ぎり、と小さく歯噛みした。 正確な病状と余命のことは、母すら知らぬ。 知るのは、自分と主治医のロミオだけ。…そう、思っていたのだが。 口止めとして其れなりの金額を掴ませたはずだが、 まだ足りなかったかと内心で舌を打つ]
(53) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
それだけで犯人とは、乱暴すぎるでしょう。 この国の警察は、もっと優秀だと思っていましたが。
[言い返せば、 王女の殺された部屋に落ちていた物証>>2:21を聞かされる。 先ほど書き物をしていた身。 皮肉にも、今もサイドテーブルにはインク壺が置かれている]
(54) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
―廊下―
[監視の目などもついていただろうけれど、 上位の、しかもレベッカからの指示を受けた身であれば 使用人からのものは申し訳程度にうすかったろう。
エリアスの姿を見かけなかったか、と。 そう通りがかりの使用人に、問う。 答えのあったのは、何人目の者だったか。
……庭で、雨に打たれていたと。]
――……。 何を。やっているんだ。
[憤るように落とされた言葉は小さく、 聞きとがめる者もいないだろう。 恐縮する使用人にも構わず、着替えは己で用意して。 足向けるのは、弟の向かったという部屋。]
(55) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
― 仮取調室 ―
ボクが行った時にはもうああなってて、 それで。
疑わしかったら一緒にいた監視にも聞いてくれよ。 こうなったら、ボクが無実だってわかってもらうまで付き合うから。 妙な濡れ衣は、グレーアムの恥だからな。
[城の一室に設けられた取調室。 そこに連れ込まれて事情を聞かれ―いや、詰問に近いものを受けていた]
(56) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
ミッシェル様!
[姿を見て僅か足を止めて、それから駆けるようにバルコニーへ向かった。 騒々しい、と評した使用人の行動に似ていたか。それをミッシェルがどう受け止めるだろう。]
ご無事、でしたか。
[しかしまずはじめに安否を問うたことは失態だっただろう。 本来ここへはミッシェルへ用聞きに来たのだ。 いたずらに不安を煽る結果になったかもしれないことに、気づかない。]
(57) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
……、……わかりました。 ベネディクトについては警察の方に任せましょう。 メアリーも、命に別状はないことを今は祈るしかありません……。
……諸々が終われば、手厚い見舞いと、弔いを。
[そうするしかなかった。今この瞬間に自分ができることなど何もなかった。 報告を気にしてか廊下に立っていた若い使用人がちらちらと己の様子を伺うように見てくる。 大丈夫だ、ここで腰を抜かしたり倒れたりなどはしない]
…………何故彼が、というのは解りませんが。 もしかしたら彼は犯人の姿を見たか、 何か手がかりになる情報を知ってしまったのかもしれません。
……犠牲が女王陛下だけに留まらなかった以上、 犯人が捕まるまでは決して油断しないでください。
貴方もどうか、お気をつけて。
[報告に来た使用人を帰すと、そのまま扉を閉める。重い重い溜息を吐いた]
(58) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
……ベネットが?
[歩き回っている最中では、直ぐに此方には報告出来なかったのだろう。
ベネットが死んだ事。 知ったのは、>>41エリアスに警察の尋ねるのを 遠く見ながらも、自身を呼び留めた使用人によって。]
……なぜ、 ……。
[オリーブを見開いた顔見れば、きっと弟>>41と似たような。
まだ、続くのか。 女王を殺害した犯人と同一だとは断定できずとも、 城の中、人を殺そうなどと言う人間がそうそう居るとも思えない。]
……わかりました。
[レベッカへの報告は済んでいると。 そこまで聞けば、それだけを返して。]
(59) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
[ベネットが発見されるより前。 通りかかる二人組の使用人はいた。 客人たちの噂話、彼女たちはひそひそとしていたつもりだったのかもしれないが、次第にヒートアップでもしたのだろう、少し離れたミッシェルにもよく聞こえていた。
曰く、新米庭師が疑わしい行動をとっていたこと。 商家のお客人のところへ彼が行っていたのは、 なんの用事なのだろうかということ。
あの姉王女の世話役の弟が、婿候補にあがっていて、 兄のところへ転がり込んだということ。
無責任な推測、今の騒ぎへの不謹慎な好奇心。 彼女たちの話題が金髪の学生らしい彼へとうつったところで、 ミッシェルの姿に気づいたらしい。 すみません、とそそくさと去っていった。]
(60) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
……ハンス…………。
[呼んだ名は先程までこの部屋に居た己の使用人の名。 一介の新米庭師が殺された。その監視役の使用人も襲われた。 ということは、己の使用人とて例外ではないのだ]
ハンス……っ、
[形容できない恐ろしさが胸の中に広がっていく。 ベネディクトに最後に会ったとき、あれが最後だなんて思いもしなかった。 母親も、"妹"も。人は突然いなくなる]
……嗚呼、……、
[一瞬、不意に過ぎった願い事。でもそれを口にしてはいけない。自分は王女なのだから]
(61) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
[そういえば、自分は彼らがなぜ容疑者に上げられていたかも、はっきりとはしらないのだと考え始めていたところへの、>>57焦ったような世話役の姿。]
どうしたんですか、そんなに焦って…
っ…… また、何かが …?
[さっと顔色がかわる。 彼の傷は増えてはいないかと視線を走らせ、警戒するように周囲へも。]
話してください。どうしたの。
(62) 2012/01/16(Mon) 00時頃
|
|
[は、と息を詰める。 ミッシェルにはまだ詳細が伝わっていないと、その反応で気づいた。 怯えてはいないかと駆け来て、自分が怯えさせたことに自己を悔いる。]
いえ……
[なんでもありません、というには不自然すぎた。 話してください、というからには、己が話さなくともいつか知れるだろう。]
落ち着いて、聞いてください。 ベネディクト=ファトマの遺体が発見されました。
(63) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
また、手袋の話か。
[再び出てきた物証の話に眉を寄せ、机をばん、と叩く]
いいですか。 そんな手袋、どこにでもあるでしょう?
こんなことだったら、手袋のボタンに紋でも入れてもらえばよかった。 次からは特注で作ってもらうことにしますよ。 手袋一つでここまで疑われちゃかなわない。
[事は国の一大事。 これ以上の事件を起こさぬためにも、犯人を一刻も早く捕まえたい。 そういう焦りが警察の人間に見えた]
―……
[天鵞絨をくしゃくしゃとして、*ため息一つ*]
(64) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
[それでも涙は流れなかった。 心はこんなに不安に苛まれていても、外見だけはいつものように取り繕えた。
言われた通り、ソファに座って少しの休息を取る。 立ちっぱなしだった足の疲労が和らいだくらいで、気持ちは少しも休まらなかった]
――……、はい?
[暫くしてまたノックの音がする。 また嫌な知らせでなければよいのではと思いながら扉を開けるとまた別の使用人がいて、ハンスは部屋にいるかと尋ねられた]
っ、ハンスがどうかしたんですか!?
[彼の名が出てきたことに、常よりも声を荒らげてしまう。 おとなしい王女の姿しか知らなかったらしいその使用人は、ひどく驚いていた]
(65) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
―客間―
[客間で警察と交わされる問答。 声は多少なり、外へと零れていた。
部屋の外に立つ見張りが、部屋を訪れた兄が、 その一部を耳に入れても不思議はない。 弟は、まだその新たな来訪者に気づけない]
ともあれ。 僕が残りの人生をどのように使おうが貴方には関係が無い。
[実際には、場合によっては国の問題ともなるだろうが、 警察の男へはやや強い語調で押し切る]
聞きたいことが其れだけでしたら、御引き取りを。
(66) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
[その使用人曰く、リリィがシメオンに怪我をさせたと。 怪我自体は大したことはないのだが、万一客人に怪我をさせても困るし、あまり動き回られると警察の捜査に支障が出るかもしれないから飼い主のハンスにどうにかしてもらいたいと]
リリィが、シメオンに怪我を? そんな……あの子はとても賢い子なのに。
[だがシメオンが嘘をついているとは思えない。きっと不運な事故だったのだろうと思うことにして]
ハンスは今此処にはいません。リリィも。 今は……お客様の世話に向かっているか、 ベネディクトの件で動いているのだと思います。 何処にいるかはわかりません。
私のほうで見かけたら、伝えるなり捕まえるなりしておきます。
(67) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
故にご無事を伺いに参りました。 もう一点、お伝えすべきはございますがまずはこちらをご報告までに。
またベネディクトの傍に付けられていた使用人も息はありますが重症、とのことです。 救急車の手配、レベッカ様へのご報告、共に済んでおります。
[視線を俯けて、伝える言葉は硬く事務的だった。]
(68) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
[女王の殺害だけであるなら、 ただ国の傾倒を目論んだのだろうとも思えた。
しかしこれでは、無差別なのか。 それとも、何かの理由があるのか。]
――……。
[足はどこかへと向きかけて。 けれど目に入る光景>>53>>54。 話しこむような弟と警察の姿に、そちらへ向かい。]
どう、しました。
[片手に持つのは、ゆったりとした紺色の上下と、 髪色に似た生成り地のシャツ。]
(69) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
[シメオンがいない代わり、近くに控えていた使用人は、 彼の登場にあわせ、一礼して下がっていった。 そちらへ殆ど注意を向けず、ただ駆け寄ってきた世話役に心配をむけて]
ぇ ?
[まばたき、数度。]
ファトマ…… さきの、庭師、ですよね。 遺体…… …… ?
[聞き間違いではないのか、と、繰り返す。 続く報告、凍りつきそうな思考をたたき起こして噛み砕いた。]
そう… です、か…。報告、 ご苦労様です…。
[伝達や手配まで済んでいるというのなら、王女としてやることは残っていないか。さらなる犠牲者に、肩が震える。]
(70) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
遺体、とは… 犯人も、まだ……?
[冷静な思考がきちんと動いている自身はない。 ただ、危機が未だに過ぎ去ったわけではないのだということだけが、はっきりしていて。
女王の次は庭師。 どうして、そんな、と、疑問と恐怖ばかりがぐるぐると頭をめぐった。]
わたし、は、無事です。何も……。 あともうひとつ、とは。
[>>68それもまた、恐ろしいものなのだろうかと。 耐えるようにひそめられた眉で、尋ねる。]
(71) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
[客間の扉は空いたままだったようだ。 それに気づかず声を張っていた自分は、 明らかに余裕を失っていたと言わざるを得ない]
―――…っ。
[声をかけられて>>69、漸く兄の訪れに気づく始末。 何処まで会話が聞こえたか。 口止めするように、じと、と警察の男へ視線を向けて]
…いえ。事情聴取を受けていただけですよ。 身に覚えは全くありませんが、 早く事件が解決することを僕も願っていますからね。
協力できることでしたら、何なりと。
[何でもないことのように、答えて。 今の顔色は、兄ではなくとも察することが出来る程には悪い]
(72) 2012/01/16(Mon) 00時半頃
|
|
ええ……犯人に関しては、まだ。 ただしこれだけ警察も使用人も動いている現状です。 そう隠れてもいられないでしょう。
[そう。もうあまり動けやしない。それでも、まだ足りない。 目の前にいるこの金髪の使用人が犯人などとは思っていない様子のミッシェルに、眉を寄せる。]
もうひとつ、は。
[彼でなければ、もっと簡潔に、さらりと伝えられたのだろうが。 彼の呼んだ死んだはずの少女の名、幽霊でも見たというのでなければ、やはり気にかかる。]
――エゼルレッド氏がミッシェル様へ面会を求められています。 返答はまだ保留としております。 会う、会わぬはミッシェル様の一存にございます。
[苦い顔で、告げた。]
(73) 2012/01/16(Mon) 01時頃
|
サイラスは、シメオンの怪我は大丈夫なのだろうかと心配になった。
2012/01/16(Mon) 01時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 01時頃
|
ディ …… エゼルレッドさん、が。
[苦い顔の意味はすぐに知れた。 あのディーンが、会いたい、などと。 なんの話をするつもりなのか。 問い詰められてしまうのか、それとも、もう知られてしまっているのだろうか。
そうしたら、もしバラされてしまったら、]
(74) 2012/01/16(Mon) 01時頃
|
|
[『―――― バラされて、何がまずいのだろうか。』 心のなか、囁く声がする。 『もう王女じゃない、ただの"ミラ"に戻れるじゃないか。』]
っちが、
[咄嗟に、頭を横にふった。
囁きを否定する、王女たれという声が小さくなっていると、 気がついてしまった。 ディーンに気づかれたかもしれないと知って動揺した、 本当の原因は、それ。]
(75) 2012/01/16(Mon) 01時頃
|
|
…………。
[また暫く、部屋の中でソファに腰掛けていた。 思考だけは止めないまま。
――ばたばた。
雨はまだ止まない。これが晴れる頃には、犯人も捕まっているだろうか。
――どたどた。
………………。
ばたばた、こら、待てっ!]
――今度は何ですか。
[廊下の騒がしさに耐え切れず戸を開いた。 何故か床で四つん這いになっている茶髪の若い使用人と目が合った]
(76) 2012/01/16(Mon) 01時頃
|
|
[あっ王女様その、と言い訳が始まる前に、胸の中に飛び込んでくるぬくもり]
リリィ!?
[先程シメオンを傷つけたと報告のあったリリィだった。 外に居たのだろうか、ずぶ濡れで、まるで何かに怯えているようにも見える。手足には泥とほんの僅かに赤い汚れがついていた]
(77) 2012/01/16(Mon) 01時頃
|
|
[『ただの"ミラ"に戻って、―――― 』]
っ……
[シメオンを見る。 揺れて、ゆれて、唇を開いては言葉なく閉じて。 それから、ようやく]
…… エゼルレッドさんに、おあい、します。 彼が、どこまで気づいているか… 確認、しなくては…
[会うだけならば、と。 内心に表に、言い訳しながら、選択する。]
っ そう、きちんとお話が聞けたなら、今の嫌疑が、晴れるかもしれませんし…。
(78) 2012/01/16(Mon) 01時頃
|
|
[リリィの件も、ベネットの、監視としてついていた 使用人の事と一緒に報告が入った。 訝しげに眉を寄せる。
例えば、雰囲気に怯えたとして。 あの子が自分から、手を出す筈など無いのだ。
――怯えていれば尚の事、人には手など出さぬ筈。 何かしらの手を出され、とっさに抗うのでもない限り。
それは信頼と言うよりは、 きっと弟も、誰も知らぬ躾の過程を思っての事。]
[怪我をさせられた、と言う。 妹王女の世話人が脳裏に浮かぶ。 思案気に目は細められたのは、 エリアスへ声かける前の事。]
(79) 2012/01/16(Mon) 01時頃
|
|
左様に、ございますか。
[おそらく、今自分の持っているものと同様の葛藤、いや、それ以上に深い恐怖を持って、今彼女はこの面会を受けるのだろう。 それを、止めたいと思っても、止められる自分ではない。]
エゼルレッド氏も、お喜びになるでしょう。 きっと――きっと。
[唇を噛んだ。 それから、すぐに笑みを作った。]
使用人を呼んで、エゼルレッド氏にお伝えいただきましょう。 ミッシェル様も、お部屋へお戻りくださいませ。
[少しだけ、無理のある笑みだったかもしれない。 それでも、この少女の前では笑顔を崩せない。]
(80) 2012/01/16(Mon) 01時頃
|
|
私は、ハンスと連絡をとってまいります。 下までは、ご一緒いたしますよ。
[うまく彼が一人でいればいいのだが、などと小さく過ぎるが、シルヴァーナ王女も動いている今、自分と似たような状況にあろうか。 如何にせん、と思うのは脳裏でだけ。
近くの使用人を呼び、伝言を添えて。 ミッシェルが下へ向かうようなら、先導する。]
(81) 2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
|
[こいつが部屋の前にやってきて、さっきの話からすると捕まえないといけないと思って、でもなかなかすばしっこくて……。 と、若い使用人が廊下に這いつくばっていた理由をしどろもどろに説明する。 それが少しだけ滑稽で、思わず笑ってしまった]
いいえ、この子はきっとわざと騒いだのでしょう。 私が部屋から出てくるように。
[その証拠に自分の腕の中に収まったリリィはとても大人しい。 きっと、よく知らぬ使用人に捕まってしまえば自分に会えぬと解っていたのだろう。やはり賢い子だ。
――この子が、全くの不審者ならばいざ知らず、 よく知る使用人のシメオンに怪我をさせたりするだろうか? シメオンを疑うわけではないが、漠然とした不信感が募る]
では私は、この子をハンスの部屋に届けてきます。
――貴方は、この汚れた廊下の掃除をお願いしますね。
(82) 2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
|
[水と泥ですっかり汚れてしまった廊下。 ハンスに王女のことを後はよろしくと頼まれている>>46、 しかしその王女から掃除を命じられてどちらに従えばいいのか使用人は迷いながらも掃除をすることを選んだようだ。
というよりも、迷っている間にシルヴァーナがさっさと行ってしまったというのが正しいのだが]
―廊下―
――それにしても、本当にずぶ濡れ。 ハンスが部屋にいなかったら、先に何処かからタオルを借りましょうか。
[なるべくドレスを汚さぬよう気をつけながら抱えてはいるものの、 濡れた獣は藤紫のドレスの胸元をじわじわと濃い紫へと変えていく。 もしかしたらまた着替えが必要かもしれない。その時はハンスに頼もう。 そう、リリィを届けるのが一つ。そのリリィを抱えてドレスが湿ったから着替えを要求するのが一つ。仕事は二つある。十分だ]
(83) 2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
|
―エリアスの居る部屋にて―
[警察の、此方に向ける視線も訝しげなもの。 >>1:111妹宰相との、必要以上とも思える接触。 今度の事件の際に、己が連絡を入れた事。 女王の部屋への近づき易さ。
それら複合させ、深読みすれば。 自身も犯人足りえる可能性はあるのだろう。]
――……顔色が悪い。
[>>72自分でなくとも分かるほどに。 手は自然、その額へ伸びた。 ……ああ、だから、態と連絡を取らなかったのだ。 見れば、知れば。どうしても、気にかける。
近づいた頃には、会話は殆ど終えていたか。 にらむような視線受けた警察は、 どこか舌打ちするような表情で、けれど押し黙ったまま。]
(84) 2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
|
――……。
弟は、余り身体が丈夫でない。 できましたら、手短に。 [何か告げかけ、けれどそれは口を噤む。
警察へは願うように、けれど牽制するような視線を 生成りの奥から向けて。 手にした服は、弟へと手渡す。]
後で、お話をしに参ります。
[言い置けば、そのままそこからは立ち去ろうと。]
(85) 2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
ブローリンは、兄弟の間柄であるのは、きっと警察にはしられているのだろうと。
2012/01/16(Mon) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
[>>80シメオンの様子がおかしいと、感じ取る。 しかし思いまでは読み取れない。]
シメオン。…どうか、しましたか?
[僅かの違和感を問う。 否定を重ねられれば、それ以上の追求はしなかったが。 違和感が勘違いだったと思うというよりは、 彼が言いたくない、いう必要がないと判断したことを 強引に聞き出す意味を感じなかったから。]
…ええ。部屋まで、お願いします。
[先導するという世話役と共に歩む。]
あなたは、ベネットの… 遺体、を。見ましたか。 …… 犯人は…… 母様の、と、 同じなのでしょうか…
[途切れ途切れに問いかけるが、わかるはずもないか、と思いながら。 自室へ戻れば、連絡しに行くという彼を見送り、またソファへ座り込んで連絡を待つだろう。**]
(86) 2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
|
["仕事など置いておいて、ただ私の傍にいて。 私の目の届くところで、どうか無事でいて"
――とは、言えない。自分は王女で、彼は従者だから。
だったら、王女が従者を傍に置いておくに必要十分な仕事があればいいのだ。 彼は、王女の為にならば働いてくれる、傍にいてくれる。 忘れないでくださいと言われた言葉>>45、それは"王女"に向けられたものだと思い込んでいたが故の発想]
――――部屋にはいないかもしれないわね。 ちょっと探してみましょうか。リリィ。
[上手いこと口実を考えたつもりでいて、その実は親に構ってほしい幼い子供と殆ど変わらないことに自分では気づかない。 足は、真っ直ぐハンスの部屋には向かわずに。 ふらふらと何処へ行くのか、*自分でもよく解っていない*]
(87) 2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
―客間―
――――――ぱしり。
[額へ延びた腕>>84。 力なく払う手は、大丈夫だと拒絶するように。 兄が此方へ連絡を取らなかった理由など、知るものか]
お気遣い、どうも。
[続く言葉>>85へ返す低い声。 定かではない場所を睨んでいた視線は、やがて床へと落ちる。
強がりでしかない自分の言葉とは違い、 兄の牽制は効果があったのだろう。 警察の男は肩を竦めて、じろりと兄弟を見つめて立ち去った]
(88) 2012/01/16(Mon) 01時半頃
|
|
……お待ちしていますよ。 いつまでも。
[服を受け取り、零す声。 いつものように余裕ぶった笑みを浮かべようとして、 其れは歪にゆがんだ]
服、ありがとうございました。
[溜息と共に吐き出す声。 彼の姿が見えなくなれば今度は確りと扉を閉めて。
天井を見つめたまま、服を腕に抱き壁に背を付けた**]
(89) 2012/01/16(Mon) 02時頃
|
|
―自室―
[そうして、一度自室へと戻る。 疲労からなのか、どこか身体の重い気がして。 籐の椅子、深く腰掛ければ、一度タイを外し胸元を寛げて。]
―― ……。
[左手で顔を覆い、深く息を吐いた。]
(90) 2012/01/16(Mon) 02時頃
|
|
いえ…… 本心を述べるならば、少し、不安に思うだけです。 けれどミッシェル様がお会いになると決めたことですから、異を唱えるつもりは毛頭ございません。
[ミッシェルを部屋へ送りながら、ぽつり、ぽつりと、口にする。 不安。これは嘘じゃない。こんな不安要素が生まれてくるのならば、彼から殺してしまっても良かったくらいだ。 けれど今となっては、彼に手をかけることが、果たしてどう作用するか、直ぐに判断しかねた。]
――伝え聞いただけにございます。 まずはミッシェル様のご無事を確認しようと、そればかりでしたので。
[ミッシェルの私室につけば、深く礼をして見送る。 己は、一度自室へ滑り込んだ。]
(91) 2012/01/16(Mon) 02時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 02時頃
|
[王女の傍にいつでもいられるよう、すぐ隣にある小さな自室。 紙の切れ端掴みとり、ペンで走り書くのは簡潔な手紙。]
『To :H.Brolin. 事件は続いている。 双王女のことについて話がしたい。 できれば監視も払って、部屋で待っていてほしい』
[手紙は宛名の部分だけが見えるように小さくたたみ、手の中に隠した。 あとは、彼を探しに行くだけだ。
それで、彼は。]
(92) 2012/01/16(Mon) 02時頃
|
|
[何故、庭師が殺められたのか。 考えられる事は何だろう、彼が何か重要な秘密を握っていた、か。 女王が殺害されたという騒ぎに乗っての犯行、か。
―――それとも、只の無差別殺人なのか。
甘い紅茶を喉の奥、流し込みながらゆるりと思考を巡らせる。 頭の痛まない程度に、ゆっくりと、ゆっくりと。 そうしていれば、控えめなノックの音が響き、使用人が室内へ入って来る。 見れば、先程面会の希望を伝言した使用人だったか。]
……御返事は、ありましたか?
[小さく、肯定ととれる頷き。 「面会の許可が出ました」と告げられれば、ほっと息を吐いたか。]
わかりました。……それで、何時から、……何処で?
[尋ねれば場所と時刻とを教えられただろうか。 元よりすることもない、その時刻になれば、指定されていたであろう場所へ移動するか。*]
(93) 2012/01/16(Mon) 02時頃
|
|
[必要なければ使わなければいい。 隠し持ったそれの感触をしっかり確認した上で、部屋を出る。 まずはもちろん、ハンス自身の部屋に向かった。
そう遠くない、同じように大きくない部屋。 コン、コン、とノックする。]
(94) 2012/01/16(Mon) 02時頃
|
|
―少し回想―
[>>88払われた手。ほんの僅か、目を見開いた。 低い声に、じ、とその顔を見る。 視線を落ちるのまで、追って。
掌握る。手を払われた事、何か言うでもなく。]
……必ず。
[>>88こぼれる声、歪んだ笑みに返すのは、 表情笑み浮かべたまま。
礼を述べるのには、いいえ、と首を振って。]
(95) 2012/01/16(Mon) 02時頃
|
|
―自室―
[少しばかり、休むと。 シメオンが此方に来る前、人払いして。 部屋には、今は自分ひとり。
ノック受ければ、はい、と返す。 シメオンからは名乗りあったか。 なくとも問うて。
相手が自身と同じ、王女付きの世話係だと知れば、 服装直す事はせず。
……けれど、先ほど僅かに抱いた違和感。 扉を開け応答するのは、 少しばかりの警戒を持って。]
(96) 2012/01/16(Mon) 02時頃
|
ブローリンは、胸のポケットには、螺鈿細工の施された万年筆。
2012/01/16(Mon) 02時半頃
|
[偶然、か。はたまた何か理由あってか。 こちらから声をかけたわけではないのに、ハンスの監視は外れていた。 監視といっても、王女付きの世話係の監視などたかが知れている。 今でさえ、自分の監視を外すのは簡単だった。 彼が監視をつけていなくとも、不審に思うことはない。]
シメオン、だ。 話がしたい。
[同じ使用人に当たるハンスへの対話は、簡潔で飾り気もない。 話が何用かと聞かれれば、声を少し落として殺人が続いていることについて、と切りだすか。]
――リリィは、いないんだな。
[扉開けられれば中を伺う。 同時に当然だが顔を合わせることになって、手当された傷が見られただろうか。]
(97) 2012/01/16(Mon) 02時半頃
|
|
……ええ。
[>>97警戒はすれど、入口で立ち話をする内容でもない。 話をと切り出されれば、 部屋へ招けば、先ほど自身の座っていた椅子を勧める。
机の上には外されたタイピン。 シメオンも、同じ柄をつけているか。 「王女を守る」盾の中に十字のように剣のモチーフがあしらわれたそれ。]
今は、どこかへ。 ――……。
[手当てをされていれば、傷は直接見ること叶うのだろうか。 問われれば答え、暫しの沈黙の後。]
シメオン。 リリィに、何をしたんですか。
[それは、ほぼ確信しているような口調で。]
(98) 2012/01/16(Mon) 02時半頃
|
|
私が訊きたい。 どうしてあれが飛び掛ってくる。 動物は緊張や恐怖に敏感とは聞くが、あんな姿は見たことがない。 爪立てたのが私だったから良かったものの、ミッシェル様やシルヴァーナ様であれば取り返しが付かないところだ。
[いけしゃあしゃあ。 その表現が正しかろう。つらつらと並べ立てた言葉の数々。 けれど、そのような話をしに来たのではない。]
――もう、済んだことはいい。 それよりも、殺人が続いている。 シルヴァーナ様もミッシェル様も、何かあってからでは遅い。 私たち世話係が動かねばならないだろうと、その話をしに来た。
[話題が違う、とばかり差し替える。 目線はハンスを見るようで、僅か外れていることに気づかれるだろうか。
何を、使おうか。 品定めをするように。]
(99) 2012/01/16(Mon) 02時半頃
|
|
王女らのように、可愛がってくれるだけなら 何もする筈は無いのですけどね。
けれど、傷をつけてしまったのはすみませんでした。
[しゃあしゃあと述べるのには、 考え読めぬだろう笑み浮かべ、言葉だけの謝辞。 話変わればそれに乗る。 視線が僅か外れているのに気付けば、 何かあったろうか、と自身も視線をそちらへと。
花飾りを作った際の道具 ――……鋏も目打ちもハンマーも、机の上そのままに。]
(100) 2012/01/16(Mon) 03時頃
|
|
もう、いいと言ってる。
[気にかかるのは当然のことであろうが、そこに触れられつづければ、おそらく飼い主である彼には真実がいずれ暴かれるだろう。 触れてくれるなという意思表示でもあった。
視線が逸れる。 見据えた先のハンマーと、それから刃の長い裁ち鋏。 ごくりと息を飲んで、ああ話を続けなければと上の空に思う。
口から滑るのは王女を守る言葉。 腕が伸びるの、は*]
(101) 2012/01/16(Mon) 03時頃
|
|
[もういいと言われれば、ひとまずそれ以上は話を続ける事はない。 ……未だ、その件と今回の事件とは、 頭の中では結びついてはおらず。
逸れる視線。 先に目に入ったのは、道具ではなく赤い花弁。]
[――……ああ、女王の元へ、花を届けなければ。 その赤に、血塗れた姿思い浮かべれば、 思考も共に、逸れる。**]
(102) 2012/01/16(Mon) 03時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る