205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
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狼
墓
少
霊
全
トレイルに1人が投票した。
ジリヤに13人が投票した。
ジリヤは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、カルヴィン、ゆり、シメオン、ミナカタ、チアキ、アイリス、メアリー、ヒュー、カリュクス、クシャミ、グロリア、リッキィ、ヤニクの13名。
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 00時頃
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はぁっ はは、ははは!!
[女が意識を失って尚、犯し、 目を覚ませば、くつくつと嗤って そうして一晩中蹂躙しつづけた。]
禁忌じゃない、禁忌じゃない、これは禁忌じゃない 嗚呼、俺の子を孕め、孕めよ!!!! 悪魔の子を産め!!
(0) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[夜が明けても。]
離さない……離さないぞ……
[その胸にあるのは、偏執的な感情]
(1) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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― 町中 ―
[カリュクスと別れた後、空を見上げる。 ここに捨てられたとき、覚えているのはこんな寒い日だったことと。 暖かな家から、祖父母と名乗る大人と外出してユリと二人きりで置いて行かれたこと。
初めの1〜2年は捨てられたのではなく、迷子や忘れて行かれただけだと信じていたが、 3年目になると諦めて捨てられたのだと、認めるしかなかった。]
――……はぁ。
[実の両親を探さなかったのは、自身の記憶が朧すぎて当てにならないのと。 養い親に申し訳ない気持ちがあって探す気にはどうしてもならなかったから。]
(2) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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―翌日(二日目)―
[その日は一日自宅に籠っていた。 ヤニクも何かしら創作活動にいそしんでいたようなので邪魔するでもなく、妖精さんの仕業も続けば怪しまれよう。 デリバリーを頼みゆっくりとすることにした。
ヤニクに何が食べたいか聞いたりしながら、その日も珈琲を2回程お代わりをし、また部屋に籠るのだった]
(3) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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……ぁ、 ……ぁあ。
[壊れる、このままではこの男に心をころされてしまう。 もう何度、中で出されたかわからない。
宿屋といえ、そういう目的で作られた場所ではなかった。 ある程度大きな声は、外に聞こえる。]
――ッ、う
――――だれかっっ、助けて!!!!!
[その選択が遅すぎたけれど、声を聞きつけた宿屋の主が 扉をガンガンと叩く。 鍵を壊すか?なんて声が聞こえてくる。]
ああ、あ、………。
[ああ。 私は本当に、おろかだ。]
(4) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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―朝―
[その日もお兄ちゃんと一緒に寝ていただろうか。 朝、一足先に目を覚ました私はキッチンへ。]
ふんふふーん。
[鼻歌交じりに朝ごはんを作る。 今日はサンドイッチにするつもりなのでした。]
(5) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[次の日はちょうど仕事が休みで、メアリーと共にゆったりと過ごし…――]
二人だけのヒミツが、増えちゃったね
[メアリーを抱き寄せ、口づけをかわして、まるで小さな子供のようにクスクスと笑い合う。
そんなささやかな幸せが、長く続くとは思っていなかったが、だからこそ、大切にしたくて…――**]
(6) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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ー前日ー 同じミス? 今も?現在進行形?
なら、余計に、嘘って思うだろ 全くわからなかったんだから [仲間同士でタバコの回し合いや、猥談、 つまらない事で小突いたり小突かれたり
友人は小さな頃から、どこか達観した様子で 飄々として斜に構えた言動 真逆な所に惹かれた
物分かりの悪い馬鹿に教え込む様な口調>>2:271]
どっちでもいいか
好きとかしらないよ、 お前が振り返らなかった数年の恨みだ
(7) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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結局俺の気持ちは決まっていて だからここで朝っぱらからこうしてる
[そして不埒な行為に及んでいる
後ろ髪を掴んで上を向けと促し 苦みをくれと言ったくせに >>2:272苦いと不満をいう唇を甘噛みしてこじ開け]
苦いのどっちだよ 甘いとかうそつき
[口元でささやき 舌先を口内へとねじ込む
自分よりも煙草を吸い慣れた彼の舌 煙草の匂いはお互いさまかもしれない
カサついた自分の唇に、彼の唾液が触れて、 柔らかくなった皮膚が剥がれ 血がにじむ気がした*]
(8) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 00時半頃
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― 朝 ― [目が覚めると、傍らにいるはずのメアリーがいなくて、]
んー?
[ゆらりと起き上がり、ゆったりとキッチンへ向かうと、そこに求める愛しい人が>>5]
おはよーメアリー
[朝食の準備をするメアリーを後ろから抱きしめて、メアリーの頭に頬ずりしながら甘える。]
(9) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 00時半頃
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・・・!
[カタリと、店舗側から、物音が聞こえ 続いて扉の開かれる音
惚けた自分を現実に引き戻す音 刷り込まれた禁忌のルールは自分を縛る
彼の目からこぼれた涙、それを拭いたくても 片手は不自由でもどかしい 口元でそれを受けると、彼を解放した]
…客、だ、
[衝動で、最後まで行為が及べば 何かわかったのだろうか、世界のルールが。 それは叶わなくて]
…二年、楽しく二人で暮らす? それとも、一瞬で死ぬ?
(10) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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― 前日 ―
[過った事を振り払うように、小さく頭を振って。]
……今日は家で食べよう。
[毎日外で食べるわけには行かないから。 家に帰ると、ユリの分の夕飯を共に作って食べた。*]
(11) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[>>9サンドイッチを作っていると、後ろから……。]
ひゃっ、お兄ちゃん!? もー、料理中なんだから、あぶないよー。
[なんて言ってるけど、思いっきり頬が緩んでいる。 抱きしめらるのはやっぱり嬉しい。]
朝ごはんはサンドイッチだよ。 あとはレタスを挟んで、はい、完成っと。
[ちなみに、未だにお兄ちゃんを名前で呼ぶのは慣れなかったりする。 でも、夜に二人っきりの時には恋人のように――恋人として、名前で呼んでいる。]
それじゃあ、朝ごはんにしよ?
(12) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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ー今朝ー [彼に答えは委ねて>>10 どうやら、まだ生き延びたということは 罰に値しなかった様だ
そして今は、昨日>>4警察から連絡があり保護された イリスの病室の前にいる 中に入るのが怖い
場末のホテルの一室で、悲鳴をあげて 助けを求めていたところを保護されたそうだ。]
なんで、…。
[強姦とも売春とも曖昧で 安静のために1日だけ彼女はそこに
働いていた病院では不憫だからと、町外れの小さな病院]
(13) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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サンドイッチか〜嬉しいな。
[メアリーが作ってくれるものならいつでもなんでも嬉しいのだ、 今まで通り。 そして、ご飯にというメアリーに>>12]
うん、お腹すいたし
[食卓に運ぶのを手伝ったり、コーヒーを入れたりして、朝食を食べる。]
(14) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 00時半頃
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―町外れの病院―
[あれだけ酷い目にあっても、私は泣かなかった。]
[ぼぅ、と外を見る。 町外れの病院から見える景色は新鮮で だけど、やっぱり病院の消毒液の匂いは つらい思いを蘇らせる。]
お兄ちゃん……?
[もし扉の向こうにいるのなら、声が届くだろうか。 謝らなければ。仕事をクビになったことを隠して、 こんな堕落した妹など、欲しくもないだろうと、 苦い表情。
口の端には殴られた赤い痣。 笑おうとすると、痛みが生じる。]
(15) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 01時頃
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[>>14お兄ちゃんと一緒の、いつも通りの朝食。 なんとなく恋人っぽいことがしたくなって、小さく切ったサンドイッチをお兄ちゃんに差し出してみる。]
はい、あーん。
[なんて、やってみて気付いた。]
……あ、これ、すっごく恥ずかしいかも。
[自爆でした。]
(16) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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−歓談会の後(1d時間軸)−
[歓談会から帰宅した後、先程までの出来事を何度も思い出す。 一筋の光が胸に灯っているのには、とっくに気付いていた。
それは意外な人物の意外な一面を見たせいか。 真剣に悩みの相談に乗ってくれたからか。 公共の場での、あまりに大胆な振る舞いのためか。
それとも、その全部か。]
好きに、なっちゃったのかな? 悪魔族の人を。禁じられた相手を。
[それはほんの先程生まれたはずなのに、まるでずっと昔からあったもののように、すっかり自分を構成する一部になっていた]
――じゃあ、しょうがないね。
[それは欠けたピースを埋めて、ジグソーパズルが完成するかのように。]
(17) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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−翌日(2d時間軸)−
[学校に顔を出せば、主に会の仲間を中心にちょっとした時の人になっていた。 発現式の歓談会で、悪魔族の男と長時間抱き合っていた天使族の女性というのは、会の同志たちに言わせれば大変な「英雄的行為」に当たるらしかった。]
『同志フレデリカ。君はやはり、我らの誇りだな』
あのね。別にそういうつもりじゃなかったんだけど。 というか、別に恋人同士ってわけじゃないし。
『では、どういうつもりだったのだね?』
……う。
[別に断じて、会のためにやったことではないが。 一瞬、本当に恋人同志だったら嬉しかったな……なんて思ってしまったら、もう反論はできなかった]
(18) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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[週末のデモ>>2:143への参加を誘われ、行くつもりと答える。 そうして会を後にすれば、ちょうど雪が降りだした頃合い>>2:243だった。]
ちゃんと気持ち、伝えたいな。
[舞い降りる白の粒に合わせて、同じ色の翼が背中で揺れる]
――禁忌なんて、関係ないよね。
[不完全なこの世界を、誰かが描き足してくれたりはしない。 だから自分で進んでいく。 子供っぽいと笑われるかもしれない決意だけど……そう信じれば、世界は少しだけ輝いて見えた*]
(19) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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[優里が自分を探していたこと そして、届けを出していない理由 それに続く>>2:285>>2:287彼女の決意表明に]
出しても出さなくても同じなら 俺は、出すべきだと思うよ
[多分、これも今の彼女にしてみたら 一世一代のなんとかだろう 少なくとも、自分の知り得る彼女なら この手の芝居や冗談をいってのける人物でもない だからこそ、余計タチが悪い]
迷惑とか、嫌だとかはないかな ただ、いきなりなんでびっくりしたっていうか
(20) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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-昨日:埃舞うなかで-
ハイ。そこは現在進行形にキッチリ直して下さい。 そうですか。わー、ミナカタ先生の演技力に拍手。
[>>7 抑圧された箱庭。演技上手の役者でないと、舞台から簡単に降ろされる。台本に書かれた通りの言葉を吐かないと、幕は降ろされる。本当の気持ちなんて、この小さな町では。何ひとつ言えない。
それをこのくそ野郎は。簡単にぶち壊してくれる。 町に帰ってきてもなお、迂遠してきた言葉を。 いとも簡単にぶつけてくる。]
えー、苦いのか?角砂糖六個分だぞ。 んじゃ、甘くしやがれ。
ん、―――……
[それは、恨みなのか怒りなのか。力任せに押し付ける舌を受け止めきれずに、唾液が首筋を伝う。無理矢理、後ろ髪を引かれて、小さな声が漏れる。
唾液とともに鉄の味を飲み干す。強請るように後ろに回した己の腕は、僅かに震えていた。*]
(21) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 01時頃
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あーん
[パクっとサンドイッチを食べて、恥ずかしがるメアリーを見るとこっちまで恥ずかしくなって>>16]
フフッ、こういうのもいいじゃない?
[なんて言いつつ顔を真っ赤にして、照れ隠しでコーヒーを飲みつつ時計を見る]
あ、仕事に遅れる
[サンドイッチを食べてバタバタと支度をして]
じゃ、行ってきます
[慌てて家を出ようとして…]
メアリー、ちょっと
[手招きして…啄むようなキスを交わし、仕事に向かうべく家を出た。*]
(22) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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―――……チッ、
[>>10 惚けた自分を現実に引き戻す音。 刷り込まれた禁忌のルールは自分を縛る。
舌打ちが聞こえる。 自分が鳴らしたものだと気が付いたのは一瞬後。]
戻るわ。いい加減、店開けられねェから。
[客人にその姿は見とめられただろうか。 その場で銃殺されても可笑しくないと覚悟したが。 見つからなかったか、誤魔化せたか。 幸いにも、頭に風穴が開く事は無かった。
部屋を抜ける前。問われる言葉には、]
――――……テメェの望むままに。
離れるなよ。 看てくれるんだろ?
(23) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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けど、ごめん…俺はそれに応えてあげられない
[これから先、あと数年もしないうちに 彼女は成長を遂げて、さらに魅力的になるだろう 今でも充分可愛いとも思うのだが けれども、それは家族の延長のような隣人への情]
優里さんの俺への気持ちって 叶うなら一緒に死んでもいいとか 叶わないなら…この町出るとかな程度?
なら、やっぱり尚のこと 俺は優里さんの命背負えるほどの気持ちはないし 優里さんの想いのために使えるほどの 上等な命は持っていない…
[そう、自分などそこまでの価値はない]
(24) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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―朝の孤児院―
今夜、星降りの夜、だってさ。 おまえ、いく?
[もちろん!と友の言葉に、小さく笑う]
じゃあ僕も行くよ。 うん。楽しみだね。
[今日もどこかで、誰かが。―――**]
(25) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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で、なんで俺に迷惑かかるからって わざわざ、優里さんこの町出るの?
…それこそ、聞かされた俺はいい迷惑だよ
本当は、俺から期待してる答えがもらえない その現実から、目を逸らして逃げたいだけじゃない?
[ひととは勝手な生き物で それは人間だろうが、悪魔だろうが 天使であろうが…みんな同じく隔たりなどない]
(26) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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ー病院ー
[漠然とした詳細は警察に聞かされていて どんな顔をして彼女に会えばいいのかわからず 入り口の前で立ち尽くしていて
すりガラスの小窓から、 気配を察したのだろうか>>15 妹の自分を呼ぶ声
「お兄ちゃん」と甘く以前のままの彼女の声 何があったとしても彼女が変わるわけではない]
…よう
[覚悟を決めて室内へはいったというのに あれだけ悩んでそれしか言えず
彼女の口の端に痣をみつけて 切なくて涙で視界が歪む]
(27) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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なんだかなあ… ごめんっていうのも 俺ごときが何ができたって感じだし
[間抜けなことを言っている気しかしなくて 頭をガリガリとかきむしる
彼女が印のせいで 夢を諦めざるを得なくなったこと そのことを苦にしての売春]
おまえな、 考えが端から端に行きすぎなんだよ
落ちるにしても水商売くらいからにしろよ
(28) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[軽口を叩いてみるが、 やはり自分が、彼女から縁遠い相手だと 思わせてしまったのだろう
甘えるに値しないと]
やっぱりごめんだよな 頼り甲斐なさすぎて
お前が一人くらい、ぷらぷら遊んでても 別に構わないんだよ
[近くにあった椅子に乱暴に座るふりをして その合間に、無事な方の手で目元を拭う]
(29) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[入ってきたのはいつものおにいちゃんだった。 はにかむ。傷が痛い。 歪む視界には気づくことはない>>27 泣かないから。私の視界はいつだってクリアーだ。]
……ごめんって、 お兄ちゃんが、なんで、言おうとしてるの。
私が馬鹿だったから。 私が愚かだから。 こんなことになったんだよ。
―――ごめんなさい。 自分が、許せなかった。
[だからって余計に自堕落な道を選ばなくてもよかったのに。 そう目を閉じて]
―――こんな愚かな私が、人を好きになる権利もないね。
(30) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[黒猫はその晩帰ってきただろうか。 もし帰ってくるならば、(>>2:118)何か新しい商品が届いた事を伝えるだろう。 それをこっそり開けて中を見たのは此処だけの秘密である。
(>>2:160)あと阿片を客人に売った事も伝えた事だろう。勿論、余分に貰った代金は自分のポケットのなかに仕舞っている。
(>>2:195)そして旧友が来たこと、そして黒曜石から貰った林檎菓子を食した事も伝えただろう。 そういえば旧友から代金を貰っていない。くそ野郎め。*]
(31) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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もし、優里さんがこの町出て 外で生きていきたいのなら…自分が何者なのか それは、ずっとついて回るし隠せない
…だから、その為にも届けは必要だよ
[異種族との婚姻や、それにまつわる恋愛も この小綺麗で閉ざされた小さな箱庭の中での禁忌
だからといって、外で そのしがらみから解き放たれるとも思えなかった
外に行けば外にも人は沢山いて ここでは肩身の狭い思いをしている人間族が 大半を占めていると聞く
その彼らから異形とされる自分たちは きっと、ここでの彼らと同じかそれ以上の 窮屈な思いを強いられるかも知れない]
(32) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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遊んでたくないの! 私は、私は――強くありたかった。
彼女が、リッキィさんが応援してくれたから だから、頑張らなきゃって、でも空回りして 自暴自棄になって。
……お兄ちゃんにも、ほかの人にも 迷惑かけたのは、事実だから。
[つん、と胸を突く痛み。 淡い恋心は、きっと自分自身で潰してしまったんだ。 こんなことをした私を、彼女が好きになってくれるわけない。]
お兄ちゃんは悪く、ない、の。 ぜんぶ、私がばかなせいだよ。
ひとつだけ甘えていいですか、お兄ちゃん。
(33) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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私を叱って。
[優しくてどうしようもない兄。 だけど、どこかで距離を感じていた兄への、 甘え。
兄として、愚かな行為を及んだ妹へ 怒りではなく、導きがほしかったのだ。]
(34) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[そう伝える彼の言葉>>24に、ふわりと微笑む。 重荷であることも理解していたし、それを背負わせる気もなく。 ただ一つだけ、誤解されていることだけは訂正するべく、 そっと伸ばした手指でクシャミの頬へと触れる]
ちゃんと伝えてくれて、ありがとう。 [でもね―― そう継いで、振れていた指先を引き戻し、唇へと添える。 内緒話をするときの子供のように、悪戯げに]
違うよ。 この町の外を、知りたくなったの。 わたしの知らない世界を、もっとたくさん。 覗き見た本の一頁だけでも、世界は広いことを知ったから。
だから、逆なの。 外へ行きたいけれど、ここに思い残すことを作りたくなかった。 ここに居て辛いから外へいくのではなく。
(35) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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それとも、優里さんは… そういうのを全部隠して騙し通す覚悟ある?
[きっと、今の自分は 悪魔のような顔をしているだろう 背に持つ黒い羽根が相応しい]
あと、そんな感じでここ出ていって 悲しい思いするひととかいないと思う? そこを考えてから…した方がいいよ
[優里はどんな顔をしていただろうか もし、泣いても怒っても黙っていても いつものようにほほ笑みながら彼女を見ていただろう
そして、彼女が階段で降りて行くのを見届けてから ひとり空へ飛び立った*]
(36) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[視線を、町へと移してそれを映す。 育てて貰った恩も、大切なものも、たくさんある町を]
悪魔の印が発現して、 育ててくれた人たちの期待に応えることができない。 もちろん、やりたかった巫女だって――できない。 それでね、いろいろ考えたの、たくさんのことを。
禁忌とか、決まり事とか、そういう枷に縛られ続けて―― 閉塞感や、周りに流されるなんて、もうしなくていいいんだって。
わたしはひとりの“人間”で、 何も知らない子供のままで、このまま生きられない。 だから、知るために外へいくつもり。 [黒い瞳をクシャミへともどして、表情を崩す。 きっと、今までになく自然な笑顔で]
(37) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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自分で出ていくことを決めたの、前に進むために。 その最後に気持ちを伝えようと思ったのは……、 それは……私の我儘だから、迷惑をかけてごめんねって。
……だから、きちんと断ってくれて、ありがとう……なの。
[そうして、クシャミの言葉>>32にやっぱり瞳を見開いて。 心配の言葉か、他の意図があるのか、掬いきれないまま]
(38) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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そうだね。 でも、やっぱり登録はしないでおくの。
この町の決まりに縛られるのは、もうおしまいにするから。 今までいい子に生きてきた私は居なくなっちゃった。
[両手を後ろ手に組んで、一歩を引く。 翼のない自分は歩いて降りていくしかないのだから]
時間を取らせて、ごめんなさい。 ……ちゃんと向き合ってくれて、ありがとう。 だいじょうぶ、お世話になった人にはちゃんと声をかけていくから。
[そうして、ふわりと身を翻し、階段に続く扉へと往く。 扉を開いて顔だけをクシャミへ向け、小さく片手を振った*]
(39) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 02時頃
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[仕事に向かう途中、星降の夜の張り紙を見つける>>2:281]
星降……
[高台の公園と見晴らしの丘が流星群を見るのにちょうどいい場所。 そして、流星群の夜、見晴らしの丘で恋人と共に流星群を見れば幸せになる。 そんな噂もある。]
見に行けるかな…
[見晴らしの丘に集うのは自ずと恋人同士ばかりになる。 禁忌を犯すカップルも、闇夜に紛れるからと集まってきやすくなる。 それを狙っている執政官もまた…――**]
(40) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 02時頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 02時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 02時半頃
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[妹は涙も流さずはにかんで笑う>>30 口元の傷が痛々しげで自分のほうが 泣いてしまいそうだ
彼女にそんな弱みは見つかることはなく それだけは幸いで]
愚かじゃないだろ 責任感が強いってことだよ
[>>33遊んでいたくないという彼女にそう言って]
その方向をちっと間違えただけだ お前は強いだろ 思い立って、本当に実行しちゃうんだから
やめてくれよほんと マイナスに突っ走るのは
(41) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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好きになる権利?… [リッキィというのは男だろうか? 聞きなれない名前をここで出すということ それが彼女の好意を寄せる相手だろう]
別にそんなの なるようになれってやつだよ
だいたい権利以前に 成就するかもわかんないんだから 権利とか言うほうが傲慢だろ
許されない想いとか 権利がないとか
相手が振り返るかなんてわかんないだろ なら勝手に好きでいたらいいんだよ 成り立ってから考えろよ
(42) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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|
[ちらりと友人の顔が脳裏に浮かんで 自分を避けた友人
本当にクソ野郎はどっちだと
悟られて、それが成り立たなければ 罪にはならないだろうに]
ほんと、俺が振り返る前提じゃないか
[その通りだから腹の立つ
小声でつぶやき イリスには多分届かない音量で]
(43) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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迷惑をかけたって思ってくれるなら 自分だけ傷つくことはしないでくれよ
自堕落に遊んでて 俺が呆れる様なダメな妹でいいから
完璧じゃなくていいんだよ
[彼女の求める言葉をおくれたかわからない 失望させたかもしれないが]
お前が幸せと思うことだけをしろよ 人のことなんて気にしなくていいから
…なんか欲しいもんある? 買ってから、その後、一緒に帰ろう
(44) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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[レイプで告訴は難しいが、 致傷でならいけるらしい
その辺りは、イリスのしたい様にと答えて
見舞う前に、 着替えを一揃いと言われていたので適当に 衣服をバッグに詰めてきたのを渡し。
たぶんきっとバラバラで変な組み合わせ*]
(45) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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−朝−
うん、……どーしよ。
[恋愛感情がトッピングされているかもしれないが、それを差し引いても貰ったチョコはあまりに美味しかった。 次に会う時はこれに見合うお返しを>>2:278、なんて軽々しく決意すべきではなかったかもしれない]
お菓子とかまともに作ったことないわ。
[弟と二人暮らしの身の上、必要性から日常の家庭料理なら作れるものの、お菓子はもっぱら買ってくる専門だった。 しかしこの手作りチョコに見合う市販のお菓子など、無い。 断言してもいい。]
というか、そもそもシメオンさんの好物ってなんだろ? ――うわぁ。私、本当に何も知らない。
[盛大に溜息をついた]
(46) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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−ヤニクの画廊>>0:53前−
うん、前に場所聞いといて良かったわー。
[シメオンの好物を自分は知らない。 なら簡単だ。知ってそうな者から聞き出せばいい]
とはいえ、そう都合良くいるかしらね?
[ダメ元で画廊を訪ねてみる。ヤニクはいるだろうか? いるなら呼び出してもらい、「シメオンからチョコを貰ったので、お礼がしたい。好物は何か?」と素直に尋ねるだろう。 いなければ諦めて、お菓子のレシピ本でも探しに街中へ繰り出すことだろう]
(47) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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[家路についた時には、外は黄昏 兄から気づけば押しつけられていた店番で>>2:103 見ていた時とは逆だなと思いながら]
…ただいま
[迎えてくれた兄からの主だった報告を聞き>>31]
あれ、本の入荷? 何かの手違いじゃない? 薬のお客さん今回は色つけてなかったんだ 珍しいな…いつもより少ないような
[その手の薬は口止料でも上乗せしてるのか こちらの値札よりも多めに出す客が多いのが常 チップを見越して良心価格にしてるのもあって これでなかなか侮れない収入源なのだが]
(48) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 02時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 02時半頃
ゆりは、ヒューに話の続きを促した。
2014/12/06(Sat) 02時半頃
ゆりは、クシャミに話の続きを促した。
2014/12/06(Sat) 02時半頃
ゆりは、ミナカタに話の続きを促した。
2014/12/06(Sat) 02時半頃
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ー回想ー [此の期に及んで>>21未だおどけてみせる彼]
どんなこと、したかったんだよ それとも、されたかった?
[気になる女の 話とか 柔らかな唇や胸元、緩やかな曲線に滑らかな肌 それらに唇を這わせ、足を割り、欲を埋める
そんな妄想を無邪気にしていた頃 彼は、自分をその対象にしていたのだろうか それとも、彼が、そうされたかったのか]
違うな、どんなことがしたい? それとも、されたい?
[良い、先生、である彼に現在進行形で 問い]
(49) 2014/12/06(Sat) 04時頃
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[甘くしろと挑発する彼の口元をこじ開け その舌を追う、上を向かせて もっと口を開けろと、深く角度をかえての口づけ]
案外、できる、もんだ
[息継ぎの合間にそう憎まれ口を叩き
彼の口元に伝わる唾液を舌で受け啜る 強請る様に後ろに回された彼の腕は震えていて]
くそ、狭いんだよ!
[二人が座るのがやっとのスペース 荷物を動かしたら上から何か落ちてきそうだ その上自分の腕は片方しか使えない
そしてその時>>23 来客の訪れで行為は中断する]
(50) 2014/12/06(Sat) 04時頃
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[舌打ちが聞こえて少し笑った 自分は、蜜の罠にかかった蛾の様だ
逃す事を惜しむかの様にも聞こえて] …、そうだね
[戻るというかれにそれだけ答えて]
どっちがいいかな… お前と、前みたいに、友達として ダラダラ過ごすのと
それも捨てがたいんだよ 俺は
(51) 2014/12/06(Sat) 04時頃
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俺は、一度も、離れたことないよ お前が逃げただけ
[客の元へと向かう彼の背にそう呟いて だから答えは委ねたのに 灯った欲をなかったことにできるのか**]
(52) 2014/12/06(Sat) 04時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 04時半頃
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あ、焼き林檎は…兄さんのツケで
[ヒューが代金を払っていないのを 悔しそうに告げる様子に]
ツケはきっちり返してもらうよ 大丈夫…魂で払えなんていわないから
[と、天使というより 悪魔めいたほほ笑みを向けた*]
(53) 2014/12/06(Sat) 06時半頃
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[そのまま別れて>>2:286家に帰る ポトフが残っていたのでそのまま食べたけど お姉ちゃんが見当たらなくなったのはいつからだろうか ご飯も食べずにお姉ちゃんを探していた 私に出来ることなんてそれしかなくて 結局まだ見つからない 休憩にいつもの樹の上で一休み**]
(54) 2014/12/06(Sat) 08時半頃
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―回想―
[>>3 いつの間に帰ってきたのか、仄か感じるひとの気配に安心する]
チョコ……のお礼は妖精に伝えといて。 冷蔵庫のワインは好きに飲んでいいよ。
[読書の友はコーヒーという兄なので、ひとり家で飲むことはあまりなかった気がする。誰か相手がいたら一緒にやってよ、と片目を瞑った*]
(55) 2014/12/06(Sat) 09時頃
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―画廊―
何だ。 用ってそんな? ……へえ。
[>>47 自分へのデートの誘いではなかったらしい。残念、と冗談めかして答えて。 さて、彼の好物は何だろう]
食べ物の好き嫌いは殆どなかった筈だけど。 子供の頃は、ハンバーグが好きだったよ。
[思い出して笑みを浮かべる。それは今でも変わらないだろうと。 まだ自分の方が背も小さかった頃、いつも後をついてまわっていた。いつの間にか追い抜き、どちらがお兄さん? と問われることが増えた辺りから、徐々にそんなこともなくなる]
あ、菓子がいいのか。 コーヒーに合うのは喜ぶんじゃないかな。 レーズンバターのクッキーサンド、とか。
[答えてから、リッキィの様子を観察する。 ほんの僅かな合間に随分印象が変わるものだ]
(56) 2014/12/06(Sat) 09時半頃
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仲が良いのはいいよね。 ――踏み外さない程度に。
[手作り菓子なんて如何にも女の子らしい行動に、危惧めいた胸騒ぎ。そんな一言を付け足してしまう]
じゃあバイト戻るから。 来てくれてありがとう。
[リッキィの方にそれ以上用がないのなら見送って*]
(57) 2014/12/06(Sat) 09時半頃
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― 翌朝 ―
んーー……。
[もぞもぞとベッドから抜け出し、朝のルーチンをこなす。 十五穀米と、大根と油揚げの味噌汁、ほうれん草のごま和え、紅さけ、ひじき煮、という内容を食卓に並べて食べる。*]
(58) 2014/12/06(Sat) 11時頃
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-昨日:埃舞うなかで-
………。そこは受動態ですネ。
[>>49 相変わらず包み隠す事を一切しない下衆な質問。それには晦渋な答えを宛がう。
学生時代、誰だったか、とある馬鹿な学生が禁書の類を頻繁に持ってきていた。その度に自分達は彼等の席に集まった。そういうモノを手に入れられるヤツは一躍クラスの英雄になれるのだ。 自分は果たしてどんな表情でその禁書を眺めていただろうか。やはり相も変わらず、表情も声音も変えぬまま、冗談を言っていた気がする。そして、悟られるように旧友を一瞥していた。]
イロイロしたいな。
[物分りの悪い生徒は、やっと現在進行形を覚えたようだ。重ねられる質問には、]
………ん、違うな。失礼、受動態でした。
イロイロ、侵されたいです。
[多重の禁忌を越えてまで、交わりたい。]
(59) 2014/12/06(Sat) 11時半頃
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―――……そう、か。どーも、
[>>50 意図的なのかどうかは分からないが、押しつけられるような口付けは幾分と乱暴なものである。 上手く酸素が吸えずに、背中に回す腕の力は強められる。 白羽根よ、今は発作を起こすなよ。イイところなんだから。]
すまんな。 半ば、クシャの倉庫みたいなもんだしな。
[>>50 苛立つ旧友の声と相対して、自分は唇の端を上げて軽く嗤った。ではこの部屋が広かったら、もっと望むものを得られたのだろうか。]
………、掃除でもしておくわ。
[そんな事を考えていたら、行為は中段された。 >>51>>52 立ち去る己の背中に、旧友の独白は聴こえない。*]
(60) 2014/12/06(Sat) 11時半頃
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─お外─
……お姉ちゃん知らない?
[探しても探してもお姉ちゃんは見つからない 家へ戻ってきてもお姉ちゃんはいない 周囲に誰かいればそう問いかけた**]
(61) 2014/12/06(Sat) 11時半頃
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-昨日:黒猫の店-
おう。
[>>48 いつも見ていた光景とは逆の立場に、若干不思議な気持ちになりつつも、自分は淡々と店番の報告をした事だろう。店内は黒猫のお気に入りの曲がサビを迎えていた。クラシックギターの穏やかな旋律に、フルートが混じる。
何度か首を傾げる黒猫。 予想外の入荷と、予想外に少ない収入を手にしたまま此方を見やる。]
気のせいじゃね?ま、チップなんてそんなもんだろ。
[と、一言でその話題を切ろうとした。が、然し、]
―――――……悪魔め。
[>>53 綺麗な三日月を描いてゆるりと微笑む唇。 忌々しげに黒猫を見つめ、嘆息を漏らした。*]
(62) 2014/12/06(Sat) 12時頃
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[昼過ぎにもうひとりのバイトが現れ交代することにする。 戻れたら戻ると告げて。そうでなくば、夕方辺り適当に閉めるのだろう。よくあるやり取り]
ね。 君が好きそうな店あるんだけど、知ってる?
[オカルトに目がないバイト仲間にクシャミの店のことを尋ねれば、まだ知らなかったとのことで。 今日にでも向かう、と興奮気味に喜ぶ相手に]
前に言ってた怪しげな本あったじゃん。 そこ行った時に注文してもらってていいかな。 僕からって。
[黒い羽の店主を思い浮かべながら頼みごと。 去り際に「発現おめでとう」同じ悪魔族であるバイト仲間からそんな祝福を受け、画廊を後にした]
(63) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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―外―
[どこかで食事を取るか、家に戻るか。 ふらり、通りを歩きながら考えていると見知った顔が過る>>61]
カリュクス。
[またふらふらして。近づいて声をかける]
良い毛糸は見つかった? ……カリュクス? いや?
[彼女の姉はこの所見かけていない。 元より、工房で編みごとをすることが多く、外で目にすることはあまりなかった]
ジリアがカリュクスに心配かけるなんてね。 僕も探すの手伝うよ。
[いつから戻っていないのか、もう大分探していると聞いて手伝いを申し出る]
(64) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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その前に、何か口にした方がいい。 [>>54 聞けば朝から何も口にしていないと言う。 元より丈夫な質ではなさそうな彼女がそれでは体力がもたないだろうと。 手近な露店でサンドイッチと煮出し紅茶を買ってきて、はい、と手渡し。同じものを自分も齧った**]
(65) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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―病院―
[責任感なんて>>41 自分に責任も取れない人間が認めるわけにはいかない]
……わたしが、つよい。
[そう短く復唱し、ゆる、と頭を振る。 成就、権利―――傲慢>>42 兄の叱咤が、胸をつく]
そう、だね。 振り返るのなら、いいのに。
[禁忌にすら及ばない、 きっと想いだけがからまわり。]
(66) 2014/12/06(Sat) 13時頃
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……帰ろっか。
[兄が持ってきてくれた衣服を取り出して、少し笑う。 センスのない組み合わせ、女の身なりなんて考えない そんな兄らしい選択。
致傷で告訴なんてしないつもり。 あの男は私が誘ったのだから。 好きにしていいといったのは、私だから。
一日だけ世話になった病院を後にする]
(生クリーム……買おうと、思ってたんだ。)
[だけどそれを買い求めることはせずに 欲しい物はないと首を振って、兄と共に自宅へもどった。
冷たくなったアップルパイが 時間の経過を、伝えていた。]
(67) 2014/12/06(Sat) 13時頃
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[目覚ましを止めて、いつもより遅い朝。 夜着のまま寝台から這い下りて、 乱れた黒髪もそのままに部屋から出ていく。 いい匂いの朝食>>58にふんわり笑いながら、 その製作者である姉の姿にひとこと]
――おはよ、お姉ちゃん。
[いつもと違う朝。 いつもと同じ光景。 何も聞かないでいてくれることに感謝しながら、 食卓の椅子へと座り血の繋がった姉の姿を見上げる]
……話があるんだ。 ご飯終わったあとでもいいから、いい?
[夜も食べてないせいか、鳴るおなかを擦りながら尋ねた**]
(68) 2014/12/06(Sat) 13時頃
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―自宅―
掃除しなきゃ。洗濯も。 ……洗剤がないなぁ。帰りに買ってくればよかったね。
[目まぐるしい日常が待っている。 そんな日常を棄ててしまいたいと希う自分に、 気づかないで欲しい。
短い買い物だから大丈夫だと、コートを着込んで 財布を持って、玄関に向かい ああ。そうだ。と思い出したように、振り向いた]
(69) 2014/12/06(Sat) 13時頃
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お兄ちゃん。 もし、もしも
私がいなくなったとしても
[微笑む。 口角を上げれば痛む傷が、現実。 取り戻せない、尊いもの。]
―――泣かないでね。
[さよならなんて言えない弱虫だ。 この家に戻ることも、もうないだろう。]
(70) 2014/12/06(Sat) 13時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 13時半頃
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-冬の空の下で:(3d軸)-
はぁ………、めんどくせ。
[野良猫はまたふらりと外を出る。手には昨日予想外に届いたという禁書。(>>2:118) それを、カモフラージュの為に、ケーキ屋のショッピングバッグに入れて歩く。 >>53 昨日、「ツケは身体できっちり払って下さい」と言われたので、軽くパシリに行かされているのだ。 ちなみにそんな事は黒猫は言っていない。否、もっと残酷な微笑みを見せられた気がする。 >>63 画廊からの客人が、入れ違いに禁書を注文しにくるのは、もう少し先の話。間の悪い事だ。]
あ、居た居た。
おい、探したぞ。これ返送しといてくれ。
[>>40 ピンク色のカーディガンを来た青年を見かけると、軽く声を掛ける。 よく黒猫の店に来ていた配達屋なので、自ずと顔は覚えている。 配達屋は何かを見て、思い耽っていたように映った。 >>2:281 最近、至る所に貼られている張り紙だ。満天の星空が描かれている。]
(71) 2014/12/06(Sat) 13時半頃
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はーい、いってらっしゃい。 ……うん、どうしたの?
[>>22お仕事へ出かけるお兄ちゃんを見送ろうとして、 手招きされたので、とてとてと駆け寄ってみる。]
――!?
[お兄ちゃんから、突然のお出かけのキス。 こういうの、すごくひきょうだと思う。 そんなところも大好きなんだけれどね。]
(72) 2014/12/06(Sat) 14時頃
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―朝―
[寝室のベッドの上で目覚めると、大きく伸びをする。 立ち上がれば身体を動かしてストレッチをして、少し動きが良くなったところで服を着てダイニングへと向かう。 ヤニクは既に出かけているようだった。 妖精さんのおかげでワインを頂いても良いとのことだったのでホットワインにでもしようかと思案する。 そのまま頂くのも悪くはない。
そんな事を考えながら、リビングのソファの上で本を開くのだった]
(73) 2014/12/06(Sat) 14時半頃
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あ、ミナカタさん、返送ですね。 お預かりします。
[ケーキ屋に返送というずいぶん珍しい依頼だが、笑顔で受け取る。>>71]
帰っていらしたんですね
[それから、掲示板の張り紙を見て]
今日は星降の夜ですね、どなたかと行かれますか? 恋人と一緒なら見晴らしの丘がいいみたいですね。
[無邪気に笑いつつ聞いてみた。]
(74) 2014/12/06(Sat) 14時半頃
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―私室―
[お兄ちゃんを見送った後、私は部屋に戻った。 そして、「これからのこと」をイロイロ考えてみる。]
私たちのこと、ばれたら大変だよね……。
[兄妹なのに恋人同士だって判明したら、執行官に捕まってしまう。 捕まった後に待ち受けてるのは、きっと死刑だ。]
……そんなのは嫌。 お兄ちゃんと離ればなれになるのは、絶対にやだ。
[じゃあ、この街から出たらどうだろう?]
街から出ても禁忌は付き纏うって、聞いたことがあるような。 本当かどうかは分からないけど。
(75) 2014/12/06(Sat) 14時半頃
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[それから、長いこと考えていたけれど、 悩んでも悩んでも答えは出せず。]
どうすればいいのかな……。
[私は、ただ愛する人と一緒にいたいだけなのに。]
やっぱり、ずっと隠し通すのが一番?
[それが認められないというのは、とても辛かった**]
(76) 2014/12/06(Sat) 14時半頃
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おはよう、ユリ。
[ユリは女と違って養い親の手伝いとかもしていたから、 ある程度、夜遅くなっても信頼していた。]
ん?いいよ。 ご飯食べた後に、聞かせて?
[微笑みながらこてん、と首を傾げた。]
(77) 2014/12/06(Sat) 14時半頃
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[自宅に戻るとイリスが 締まっていたアップルパイを 持て余している様に見えた>>67
手作りのもの
自分が友人にかまけて、 家を飛び出した、 その後に作ったのだろうか]
棄てるの? 後で食うから置いといてよ
(78) 2014/12/06(Sat) 14時半頃
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[>>69イリスは洗剤がないからと 出かける準備をしていて その格好は軽装で近所をふらっと 訪ねるといった様子]
お前がいなくなったら 未練が何もなくなる
俺まで殺す気?
[腕を捉えて、引き止める所なのか? そして、ずっと閉じ込めておくのか それとも病院に?
一人の人間が取れる腕は一つだけ 既に自分のは塞がっている 許されない思いとはよく言ったものだ
唯一の肉親を、ただ見送ろうとしている]
(79) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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馬鹿。ケーキ屋にそれ持っていきゃ、オヤジが失神するぞ。
[>>74 避けられなければ軽く小突いて、袋の中身を少しばかり覗かせる。察しが良ければそれで返送先は分かるはずだ。 それでも分からなければ、配達屋の耳元でたっぷり禁書の内容を囁いてやろう。]
ああ、ちと前にな。相変わらず此処は寒ィわ。
[そう呟いて白いジャケットにあるポケットに手を突っ込んだ。空を見上げると、雲一つない快晴だった。今夜は星天井が瞬くだろう。]
生憎、そんなトコロに連れて行ける彼女は居ねぇな。 アキは行くのか?
[無邪気に笑いかける青年に尋ねた。]
(80) 2014/12/06(Sat) 15時頃
|
|
[泣かないでねと、その言葉が切実に聞こえて なのに引き止めることもできずに
彼女が求めてるのは肉親の情なんかじゃなくて
誰かの一番にという 自分と同じ様な切実な気持ちではないのか]
さすが似てるよな 兄妹だからな
[彼女にとどいたかは、わからない。*]
(81) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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[妹を送り届けて、 彼女は、あのまま出かけたのか それとも
自分のクソさ具合に気が滅入って]
煙草
[そうつぶやいて外に出る*]
(82) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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イテッ
[小突かれて中身を見せられれば>>80]
ほほ〜。分かりました。
[ニヤリと頷いて、せっかくなので自分で買い取ってもいいかなどと考える。それはクシャミに直接言えばいいかと普通に荷物を預かっておく。 それから、ミナカタの言葉を聞いていた。 最後の問いには]
“彼女”が行きたいと言えば
[誰かと尋ねられたら、想像に任せると言葉を濁して]
では、またあとでお店に寄ると思いますので… 失礼します。
[元気よく一礼して、走りだした。]
(83) 2014/12/06(Sat) 15時頃
|
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[もしかしたら、ミナカタには勘付かれたかもしれない。“彼女”が誰か。どういう関係か。 クシャミのことは信頼していたので、同じようにミナカタのことも信頼していたので、知られたところでどうということはないと思っていた。 事務所に着けば、今日は荷物が少ないとかで、配送が終われば星降る夜に向けて高台の公園の整備を手伝うことになっていると言われた。]
了解いたしました。 あ、黒猫の店になにかあります?
[一箱あるということで、積極的に引き受ける。]
(84) 2014/12/06(Sat) 16時頃
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[翌日、朝から兄に使いを頼むと 渋々ではありつつも 昨日の店番の時よりもまだマシかという体で 使いの品を手にして出ていった]
外寒いし、コートだけじゃなくて… これでもつけたらどう?
[内側がふかふかの手袋とマフラーを放り投げる しかし、マフラーだけは頑としてつけたがらなかった]
お客さんで編み物上手い人がいてさ その人が余り糸で編んだっていうから もったいないし、取っておいただけだよ?
(85) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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俺が編み物するわけないでしょ…
[手編みのマフラーは重いといいたげな顔に あきれたように、いい返す]
ああ、そのお客さん… 本命の恋人にはセーター編んでたから どう見ても、俺のはついでだと思うし、全然問題ない
[お前へのプレゼントでは疑惑を投げられれば 涼しい顔で真相を明かすも、それはそれで情けない]
(86) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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っていうか、むしろ持ってる方がかなしくなる マフラーも可哀想、俺も可哀想
ってことで、兄さんが使えばいいと思う
[ニヤリ笑いながら、兄の首に巻きつける 兄がそれをつけて出たかどうかは、後に判明する話*]
(87) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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寄り道してもいいけど ご飯いらないなら連絡よこしてね
[いってらっしゃいと見送って、開店準備にとりかかる といっても、毎日している掃除や整理整頓
それすらも、わずかな時間で手際よく終わり 昨日、兄から>>60狭い汚いといわれた倉庫部屋を のんびり片づけつつ、来るか来ないか分からない客を待つ
もし、誰か>>63>>71が店に来たのなら 呼び鈴鳴らせば分かるようにはなっている すでに自分ひとりで切り盛りしていた店である そういった、生活との折り合いのつけ方は心得ていた]
(88) 2014/12/06(Sat) 17時頃
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クシャミは、ヒューの連絡先を電話帳から発見してダイヤルを回す
2014/12/06(Sat) 17時頃
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[仕事が一段落ついた後 古めかしい電話をかけた先は 兄の友人の家
コールを鳴らしてみるが、誰か出たか 彼の家族が出たのなら、折り返しを頼む
もし本人が出たのなら 「兄の件で直接話したい」と伝えただろう
今日は兄が不在である できれば、店に来て欲しいとつけ足して**]
(89) 2014/12/06(Sat) 17時半頃
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|
[本を閉じる。 刻は二刻程過ぎていただろうか]
そろそろ夕飯の材料でも買いに行くか
[上着を着込み財布を持てば家の外へ。 商店街にでも向かうとしようか。]
(90) 2014/12/06(Sat) 17時半頃
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|
― クシャミの店 ―
お荷物お届けに参りました!
[呼び鈴を鳴らしていつもの通り溌剌と店に入る。>>88 と、先客が一人。画廊で見かける男だった。 ちょうどその客が禁書を注文していたころだろうか。 それには聞こえないふりをして。]
そういえば、お兄さんから返送お願いされたけど。 もし引き取り手がなければ僕が引き取ろうかなって。
[ケーキ屋のパッケージを掲げて見せる。]
あ、ちょっと欲しい物があるから見せてもらっていいかな。
[仕事中に買い物なんてことも割りとするので、それについては何も言われないだろう。]
(91) 2014/12/06(Sat) 17時半頃
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[アクセサリーがならぶ棚から商品を取り出す]
これ、ください。特別な加工はいらないので、このままで。
[買ったのはペアネックレス。ラピスラズリが埋め込んである。 本来は互いの誕生石をあしらうものだが、そこまであからさまにはできない。 が、この行動だけで勘のいい者には分かるかもしれない。 ただ、追求されてもなんとか言葉を濁して追求をのがれるだろうが。]
(92) 2014/12/06(Sat) 17時半頃
|
|
分かったなら宜しいです、アキ君。
[>>83 唇を弧に描いてそそくさと配達屋は荷物を受け取った。含んだ笑みは、若しかしたら私用に購入する事を暗に示していたかもしれない。
そしてまた別種の笑顔を見せて、青年は答えた。”彼女”と。ハッキリと自分に告げた。]
そうか。楽しんで来い。
―――――……ああ、物陰とかに気を付けろ。
[威勢の良い青年と相対して、自分はどこか憂いを帯びた目をしてしまったかもしれない。 >>84 礼儀正しい青年によく似た、栗色の髪の妹。 何故か彼女の姿と、配達屋の姿が重なる。悪い予感が当たらなければ良いが。
但し、誰にもその気持ちは止められないのだ。 ならば、祝福するまで。
ポケットに手をやれば、無造作に突っ込まれた手袋。*]
(93) 2014/12/06(Sat) 18時頃
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|
―――――……ゲホッゴホ、がは、ァッ
[暫く歩いた後だっただろうか。 噎せ返るような嘔吐と咳に襲われる。 視界が歪んでいるのは、恐らく己の瞳に雫が溜まっているから。 茂みに顔を突っ込み、そのまま毒を一気に吐きだす。]
――――……あー…… 畜生。
[炭色の血溜まりに浮かぶ白羽根は、此方を見て笑っているようにも見える。 天使だ悪魔だなんて糞だ。 まさに、今、自分が天使からのお迎えを受け入れそうなところではないか。]
寒ィ……
[>>87 黒猫に無理矢理巻かれたマフラーに顔を埋める。 無精髭と毛糸が擦れて痒い。 他人が他人の為に編んだ手編みのモノとか、くそ恥ずかしいけれども。それでも、――――温かい。
視界の向こう、白い巨塔が陽に当たって輝いている。*]
(94) 2014/12/06(Sat) 18時頃
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-静かな病院で-
………あー、そう言えば、 イリス・バートって看護師、今日いねぇの?
[診察は簡単なモノだった。 簡単な問診と現状報告をして、薬を貰うだけ。
ただ、あまりにも痩せていたため点滴を無理矢理打たれた。黄色い液体が、自分の腕のなかをゆっくりと落ちていく。 世間話がてら、傍にいた看護師に旧友の妹の所在を尋ねた。すると、看護師は好奇の眼差しを含ませてゴテイネイに教えてくれた。]
ハァ? ………辞めた?
んで、今度は患者として入院していたァ? 何やってんの。
[ゴシップがいかにも好きそうな看護師は、「流石にそこまでは言えないわよ」なんて楽しそうに笑った。その様子が酷く不快に感じたため、黙って目を閉じた。
消毒液独特の匂いが鼻をつく。>>1:32 嬉しそうに微笑む亜麻色が脳裏を過る。*]
(95) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
|
ミナカタは、チアキはあの禁書を結局買ったのだろうか、と考えた。
2014/12/06(Sat) 18時半頃
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-病院を抜けて-
………はー、だから寒ぃんだよ。クソが。
[いつもよりかは多少身体は軽い。咳も暫くは心配しなくて良さそうだ。本来ならば、真っ直ぐ店に戻っても良いかもしれないが、折角だしもう少し寄り道していこうか。>>88 遅くなりそうならば、黒猫に一方を入れれば良い。
冷たい風に抗うようにマフラーを再度巻きつける。髭との相性が悪いのか、やたらとチクチクする。そう言えば黒猫は、このマフラーはアルパカの毛と言っていた。アルパカってなんだ。羊と何が違うのか。]
………この辺りだっけか?
[およそ歩いて一時間弱。狭いアパートが旧友と妹の家だった。もう家の主は居ないのか、アパートは静まり帰っていた。尋ね人は、今日は旧友の方ではなく。寧ろ妹の方だったのだけれども。]
居ねぇ、か。
[諦めてアパートに背を向ける。 ポケットからいつもの様に煙草を取り出し、口に咥えた。 清涼感のあるお気に入りの甘い煙草。けれども、なんとなく物足りないと感じるのは気のせいか。 >>70 近所に出掛けるような簡単な恰好で家を出た彼女に、果たして自分は逢えるだろうか?]
(96) 2014/12/06(Sat) 19時頃
|
|
―自宅の近所―
[しゅるり かたん たん。 赤いポストを叩くこと二つ。 歩道と車道を遮るブロックの上を ふらつきながら歩いて。 子どもじみた、家出に似た行為。
行くあてなんてない。 兄の言葉、聞こえないふりをした。>>79
殺したくなんかない、だけど 私は兄を守るにはきっと、 力も声も手も、なにもかもが小さすぎる。]
(97) 2014/12/06(Sat) 19時頃
|
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―ポストのある煙草屋のそば―
[―――不意に漂ったのは、 たばこの香でも、とくしゅな 甘い香。 ブロックの上から振り向いて]
ミナカタさん……?
[家に、兄に用事だっただろうか]
……こんにちは。
[町角で会った彼に挨拶を。 兄の行きたい場所も、 自分も行き場も、なにもしらない。
そっと手袋を嵌めた手で、自らの口元の傷を覆い隠す。]
(98) 2014/12/06(Sat) 19時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 19時半頃
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[声をかけられた>>64自分に声をかけたのはヤニクさんだった いつもより感情を出して事情を説明する]
……お姉ちゃん。どこ行っちゃったんだろ?
[いつもお姉ちゃんに頼りきりで 僕は何もしてなくて 少しでも返せるのかと思っていたのに いなくなってしまったらもう――]
……うん。ごめんなさい。 ありがとう。
[申し出を受けて少しだけ落ち着く そうと決まったわけではないのに頭は最悪な結果を導き出す]
(99) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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[手渡されたサンドイッチと紅茶>>65をお腹の中に入れる]
……お金。どうすればいい?
[少し余裕が出来たのかそう問いかけた]
(100) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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よォ、
[>>98 元気か?と言いかけて口を噤む。手元から少しばかり見える傷が見えたからだ。 言葉の代わりに、少しばかり紫煙を吸い込む。チョコレートのような甘さが口に広がる。]
――――……暇だな。
どっか行くか。付き合え。
[木枯らしに揺れる亜麻色の髪を見つめながら、一言。 唐突過ぎる誘いになんて答えるだろうか。]
(101) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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……暇なんですか。
[彼を見なかった数年間も まるでなかったような唐突な誘い。]
……どこ、行きます?
[聞くべきじゃないと 自分が彼の理由を知って、何になるかと そう思案しながら、とんとブロックから降りる。 少しだけ、じっとミナカタを見上げて]
煙草って、美味しいん、です?
[兄のものと全然違う香りに、興味を抱いたように問いかけた。]
(102) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 20時頃
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[>>99>>2:119 ジリアの書き置きの内容に、 いなくなったのは彼女の意志と推測したが、それでも心配になるのは当然のことだろう]
探してないのはどこ? 行きそう場所なとか、相手とか。
[問うてみて、近所と言っても自分は何も彼女たちのことを知らないのだと気付く]
ああ、今日バイト代出たからいいよ。
[>>100 珍しく焦った様子だったカリュクスが、食べているうちに落ち着きを取り戻すのを見守って、自分も最後のひとくちを飲み干す]
(103) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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少し外れの方まで行ってみようか。
[町中を探したつくしたわけではないだろうが、 書き置きから、この辺りにはいないのではないかと判断して、足を伸ばすことを提案する]
疲れたら言うんだよ。
[ただ、カリュクスの体力だけが心配だった。 あまり見つからないようなら人手を募る必要も出てくるだろう。 ひとまずは二人で探してみようと促した]
(104) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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[聞かれたこと>>103にふるふると首を横に振る 姉妹とは言えあまり関わりはない もう少し話していたのなら変わっていたのだろうか]
……ごめんなさい。
[食事も出させてしまって 特に情報もなく連れ回して大丈夫なのかとじっと見つめる]
(105) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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あぁ。
[>>102 どうせ自分も職を辞した身だ。紫煙を軽く吐き出しながら、ひとつ頷く。場所を尋ねられれば、一瞬、配達屋と話した流星群の事を思いだすが。旧友の妹と二人で行くような場所ではない。そっとその提案を消去して、]
――――……絵でも見に行くか。
[通りすがりに見かけた画廊を口にする。 画廊で働いている者が今どこにいるかは分からない。 閉まっていたらそれまでだけれども。
なんでも良い。少しだけ、切欠さえあれば良い。]
――――、吸うか?
[興味を孕んだ眼差しで問いかけられる。 若し強請られたら、少しくらいならば分けてあげようか。]
(106) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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……うん。
[提案>>104に頷く お姉ちゃんがいないのが怖くて 独りになるのが怖くて いつの間にかヤニクさんの服を掴んでいた 一人は安心する けれど独りは怖い。怖い]
(107) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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絵。
[ぽつり復唱して、こくこくと頷く。 なんだかデートみたいだ。 町中の方へ、ゆっくりと足を向ける。]
煙草の害は大きいんですよ? 呼吸器はやられるし、肺がんにもなるし。
……はい、頂きます。
[否定的な言葉を紡ぎながらも、吸うか、なんて言われたら、あっさり頷いた。兄やミナカタにとっての、ストレスの行き場なのかもしれないし、あるいは別の意味合いもあるのかもしれない。 彼から一本貰えれば、細身の白を銜えて、火を求めるように視線は彷徨う。]
ミナカタさんは、なんで 煙草吸い始めたんですか?
[切っ掛けなんて、大した理由はないのかもしれない。 毒と言われるものを自ら体内に吸収する彼らの気持ちは 今ならなんとなくわかる気がした。]
(108) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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―商店街―
[買い物袋を片手に商店街を歩きながら、目当ての代物を探し回っていた。 ひき肉にタマネギ、卵にパン粉――]
香辛料がないじゃないか
[珍しいことに肉の臭みを消す香辛料が切れているようだった。 さて、どうしたものかと思案しながら町中をゆったりした速度で巡り歩いていた]
(109) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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謝ることはないよ。
[>>105 首振るたびに揺れる銀糸は、降る雪を連想させる。 今夜も寒くなりそうだ、そんなことを思う]
暗くならないうちに、見つけだそう。
[見つめる眸に励ますような声を出す]
僕のことは気にしなくていい。 でも。 シメオンに怒られたら、一緒に謝ってね。
(110) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 21時頃
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[>>107 歩き出すと、白い指が緋色のコートを掴むのが目に入る。 白と赤のコントラストが綺麗で、一瞬気を取られる]
寒かったら、手入れてていいよ。
[ポケットを示して。 横に並ぶと随分と小さい。ずっとひとりで探して心細かっただろう。 ぽんぽんと頭を撫でれば柔らかな髪はひんやりとしていた。 そうして、ジリアの名を呼びながら、冬の町を歩調を合わせ歩いていく]
(111) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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[美味しい朝ごはんを綺麗に食べ終えて、一息。 お茶はどこのものだったかかなり高級で。 それをフーフーしながら、視線は姉>>77へ]
……お姉ちゃん、わたしね。 この町を出ようと思うの。
[今日の散歩はどこへいくの、そんな口調で話し始めた]
(112) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 21時頃
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あら。友達でいましょうって言ったのに、残念だった?
[くすっ、と笑う。冗談>>56には冗談を。]
ハンバーグに、レーズンバターサンドクッキーね。
[仕事的にも趣味的にも、本の虫なんだろうなというのは容易に想像できる。それなら手軽に摘める物に関心が行くのは当然だ。 この辺は、我が家にも約一名いる本の虫が参考になった。なお約一名に自分は含めていない。]
というかコーヒー党なのね。ふむふむ。
[新しい情報をひとつ知るたびにいちいち大仰に感心する様子は、確かにほんの数日前の彼女とは別人かもしれない]
(113) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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[踏み外さない程度に、と釘を刺され]
――大丈夫よ。
[そう答える。 言うまでもなく……「執政官どもに見付からなければ平気」という意味での「大丈夫」だったが]
うん、ありがとうね。
[バイトに戻ると言われれば、一度は見送ろうとして、]
あ、待って! ごめんあと一個だけ。 全然話は変わるけど……週末のデモ、ヤニクは参加するの?
[きっと運動から離れて行く側だろう、そう思った上での確認。 もし尋ねられれば、自分が参加することは正直に答える。 どんな答えがあったにせよ、それで用事は全て終わりなので、再度礼を述べてバイトに戻るのを見送った*]
(114) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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そうだな。肺に悪いな。以後気を付けまーす んじゃ、どーぞ。
[>>108 同じように否定的な言葉を紡ぎつつも、手袋を嵌めた小さな掌に煙草を渡す。 炎を求める唇の先に、そっとジッポで付けてやる。悪魔の印が銀に刻まれている。 清涼感のある軽いものとはいえ、初めて吸う女性にとっては、些か煙たく感じてしまうかもしれないが。 それでも心にある何かが紫煙とともに、抜ければ幸いと思う。]
キッカケか、
――――……なんだったかねぇ。 どっかの誰かさんに近付ける気がしたから、かね。
[同じ趣味を持てばその距離は縮まるのではないかと。確か、そんな淡い期待から吸ったのがハジメテだったかもしれない。]
(115) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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……うん。その時は一緒に謝る。
[励ましてくれるヤニクさん>>110にまた安心する ポケットの提案>>111にはふるふると横に首を振る]
――これがいい。
[はぐれない程度の距離があればそれでいい 独りと感じないならそれでいい そしてお姉ちゃんを探す]
(116) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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はい、……。ありがとうございます。
[否定しあいながら、その毒を得る。 悪魔の印に少し目を惹かれて、ひゅ、と吸い込んだ瞬間]
―――けほっ
[咳き込んだ。 甘味と苦味が同時に襲う。喉に引っかかる煙の感触。 こんなまずいものを――この人たちは平気で吸っているのか。 淡く、煙を肺に押し込んで、ふわ、と吐き出す。]
どっかの、だれかさん。
[思い浮かぶ兄の姿。 笑う時、いらいらした時、そばに立ち上る煙。 くすりと笑う。]
お兄ちゃんのこと、お願いしますね。 私、多分。 兄とずっと一緒に、いられないから。
(117) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―少し前:画廊―
[>>113 会話の内容に耳傾けひとつひとつ反応を示す、 そんなリッキィの様子はかわいらしいものではあった。 彼女の出自を思えば、素直に喜べない思いもあったが、 大丈夫という言葉にひとまず胸をなで下ろす>>114]
デモね。今のところ出るつもりはない。 それまでに、気の変わる出来事でもない限り。
[君は? と問えば、参加するとの答えに。 意外な気にもなったが、彼女が決めたことならば、そこには理由があるのだろう。 悩みが晴れたのかまではわからなかったが、今それを追及するのはやめておいた]
(118) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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…………本当に、大丈夫だよね?
[ヤニクにしては珍しく、もう一歩踏み込んだ確認の言葉。 色の違う眸で、リッキィの眸の奥を覗くように。 肯定する返事があれば、その眼光を和らげるだろう*]
(119) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[赤く染まった白が見つかったのはどこだっただろう 赤く染まっていたのなら崖だったのだろうか 最初は否定していた頭も次第に肯定していき]
――お姉ちゃん。
[場所がどこでもいい 問題は赤く染まっているのは僕のお姉ちゃんだった それだけで世界が歪み]
――お姉ちゃん。
[気づけば僕は力なくその場に崩れ落ちていた]
(120) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[なんて事のないような雰囲気で告げられる>>112]
……学校や、神社のことはどうするの? ユリの気持ちが固いなら反対はしないけど、先の事ちゃんと考えてる?
[もともとユリはそこまで学校に通っていた方ではないけれど。 ついつい現実的な事を考えてしまう。]
(121) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[馬鹿みたいだ、たぶん感傷的になっている 生きるか死ぬかみたいな関係 それに酔っているのか
妹が部屋を出て。扉の閉まる音 リビングの椅子に腰掛けてそれを見送り
その後自分のクソさ具合に腹がたち 冷静になれと タバコを吸うために外に出ることにした
というより、女の足で、 しかも軽装で財布一つの彼女 今追えば間に合うかもしれないなんて]
あ
(122) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[その最中>>89 玄関に置いてあった電話機が鳴る
一瞬悩んだがそれを取った]
クー? 兄の件? んーわかった、 少し遅れるかもしれないけど行くよ
[弟から、兄のことで話があると言われて 渋い顔をしてしまうが電話ではわかるまい
友人の痩せた体や、隠そうとしているが たしか彼らの母親も同じ病だったらしい
葬式には行ったからおぼろげに覚えている なら、弟はすでに察しているだろうに
そういったことが話題になるのだろうと気が重いが、行くと伝え電話を切る* ]
(123) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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くそ不味ぃだろ? なんでこんなもん吸っているんだろーな。
[>>117 咽る亜麻色を見やって唇の端を上げた。自分も始めて、誰かさんに煙草を貰ったとき、そんな風に吸っては咽ていた気がする。――――懐かしい。
亜麻色が少し微笑む、]
……んあ? …………。分かった。
[木枯らしが舞う。桜色の洋服。セミロングの髪が左右に揺れる。 亜麻色の双眸は、何を見つめているのだろうか。]
――――……行くぞ。
[特に深く声を掛ける事は無い。 無理して自分に付いて来なくても良い。ただ、]
(124) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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あぁ。あと、
[唐突に何かを思い出したかのように立ち止まる。ゆっくりと亜麻色を見下ろして、]
これ、やるわ。痒いんだわ。
[そう言って少し毛羽立つマフラーを外す。そして拒まれなければ彼女の細い首筋に、ぶっきら棒にマフラーを巻いた事だろう。
こうすればきっと、口元は隠れる。]
…………それ、クシャのだから。
急ぎはしねぇから、いつか返しに”来いよ”。 紅茶でも出してやるさ、多分な。
[また黒猫にツケを払わせられるけれどもな、なんて愚痴を零しながら。 緩慢な歩調で枯葉道を歩く。ゆっくりと画廊を目指しただろう。歩道と車道を遮るブロックに軽く乗って、時折亜麻色を見やる。旧友によく似た彼女はどんな表情をしていただろうか。*]
(125) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[ジリアの名を呼び探す合間、時折会話を挟み。 カリュクスの発現のことを知る]
天使? ああ……おめでとう。 ジリアもかな。ふたりとも、しっくりくるね。
[見たところ、発言の徴はわからなかった。 とはいえ、今は人探しの方が先だろうと自分から尋ねはしない。 カリュクスとヤニクの間の近すぎず離れすぎない空間が、 居心地が良かった>>116]
(126) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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―町はずれの公園―
へえ、こんな所に公園があるんだ。 カリュクス知ってた?
――カリュクス? 危ないよ?
[>>120 郊外の、自然を活かした公園は人気なく。 一部が崖のよう切り立った淵で、眼下を見下ろし立ち尽くしている小柄な姿を追う。 彼女の唇が小さく言葉を象った]
(127) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[現実的な言葉>>121に、こく、と肯く]
うん、大丈夫。 神社はもう継ぐことはできないし、 学校は、転校は考えてないから、退学することになると思う。
[先のことには、やっぱり頷きながら]
一応、考えてはいるの。 でもできるかどうかは分からない……かな。 諦めたりはしないけど。
[湯呑みをことんと机に置いて]
……敷かれたレールを走るより、外れてみることにしたの。 ほんとはお姉ちゃんと離れるのは寂しいけど。
(128) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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ジリア!
[一目見て、既に事切れていることを知る。 生前記憶にあったものより、その姿は一層冴え冴えしいほどに白く。 近寄ろうとした途端、隣の影が崩れ落ちる]
カリュ……。
[緊張の糸が解けたのだろう、ぐったりとしたその身体を、そっと近くのベンチに運び横にする。 すぐに近くの自警団を呼び、ジリアの亡骸を搬送してもらう]
(129) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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本当に。こんなに不味いなんて思わなかった。
[なのに。二度、三度、肺にニコチンやタールを落とし込む度に、押しつぶされるような重たい感覚が、現実感を麻痺させるようで。 兄のことが少しわかった気がする。ほんの、少しだけ。 大人ってつらいんだ。ミナカタも何かから逃げるように、この苦さを吸い込んでいるのか、それとももう、習慣だからか。]
……
[分かった。と、短く返される返答が有り難くて。 深く聞かない彼なりの気遣いだとしたら、それがとても嬉しい。徐々に短くなる煙草を指先で挟んで、へへ、と目を細めて歩みを速くしようとしたとき]
ふあ?
[ぽすりと、マフラーをかけられれば、ミナカタを見上げ]
(130) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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クシャ? ……ああ、そういえば、 弟さん、いるんでしたっけ?
[彼の実家が商店なのは知っていたけど、それを営んでいる弟の存在については詳しく知らずに。くろねこ。そう例えられている弟さんに、少し興味を抱くか。]
わかりました。 今度、返しに、いきます。クシャくんに。
[クシャくん。不思議な響きを口の中で転がした。 ―――私のこれからの人生に、出会いがまだあるのなら。]
あ!あそこですか、画廊って。
[軽く扉をノックして。施錠がされていなければ、そこは無人でも、絵を自由に見られるか。 私は―――きっとこの世界を、いや、この小さな町ですら、知らなすぎる。ミナカタとこうして歩いてきた道は、デートというよりは保護者と子ども。そんな感じがして。 なんてことない日常、なんてことない冷たい空気、そんな中で、わらう。*]
(131) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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……そう。
[ユリの言葉>>128に、短く息を吐き。 ふわり、と微笑む。]
私も寂しいけど、やりたいことをやってみなさい。 ……私も、ちょっとかかるかもしれないけど。 やりたいことのために、進むことにするから。
(132) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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|
[寒空の元、ずっと寝かしているわけにもいかない]
カリュクス。歩けるかい?
[尋ねてみたが返事は待たず、抱えて歩き出す。 彼女の希望がなければ、姉妹の家へと向かうだろう]
(133) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 22時頃
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[ベンチに横たわらされる>>129 自警団に運ばれていくのはお姉ちゃんで]
……連れて、かないで……。
[独りはいや。怖いの お願いだから独りにしないで]
――お姉ちゃん。
[紅い眼から溢れるのは水晶のように透明な雫 もっと話したかった もっと甘えたかった もっと……もっと……]
(134) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[近所の小さな雑貨店を 馬鹿正直に覗いてみたが妹が居るわけもなく
その後バス乗り場や、大通りに出る道 どこか、ここではない場所に行くために 通らなければならない所を見て回ったが 彼女は居なかった]
こんな狭い区画なのにな 行き違いになってるのかな…
[子供の頃、 日が暮れるまで遊んでいた自分を まだ幼児だった妹をつれて 母が迎えにきてくれたことが何度かある
公園に居たり、秘密基地に居たり 神社に居たり、場所はまちまちだったのに 自分を見つけてくれた]
(135) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[それが楽しみでわざと帰らない日もあったが 父親にこっぴどく怒られるのもセットだった]
本当酷いな 言われてすぐにはわからなくて 少し経ってからそれに気づく
[友人が、この町を出るといったとき 自分は能天気にそれを笑顔で見送った
今回だってそうだ 彼女がいなくなれば、 もう自分の未練がなくなる
そんな馬鹿な感傷と、悲劇の主人公気取り ]
イリス!! あ?
(136) 2014/12/06(Sat) 22時頃
|
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[歩けるかという問い>>133に力なく首を横に振るとおとなしく抱えられる]
…………。
[震えながらヤニクさんの服を掴み紅い眼を閉じていた]
(137) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[あたりを走り回って 少し遠くも見てみるかと、広い道に出たら>>125
縁石の上を歩く友人と、 その後をとぼとぼついて歩く妹の姿>>130
妹は友人にマフラーを首にまかれて 頭を撫でられている]
はー…
[少し泣いてしまいそうだ 彼らに近づきながら、冷たい空気で 涙が乾くといい]
(138) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[まだ小さくて一緒に遊ぶと泣いた妹を 足手まといだと家に置いて出かけていた
そして、母親が泣き疲れた妹の手を引いて 夕暮れ迎えにきてくれたり ほんとに小ちゃかったから妹は覚えていないだろうが
そんな、妹の小さな時のことを思い出して 泣けてくる]
(139) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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妹にそんなもん吸わせんなよ
[すでに目当ての場所>>131にたどり着いたのか 歩みを止めた二人に近づいて イリスの指に握られたタバコを無言で取り上げ]
覚えなくてもいいこともあるんだよ
デート?おふたりさん …ごめん、ほんと、いつも 一歩遅い…
ちゃんと、帰ってきてよ 俺が本気で寂しくて死んじゃうぞ
[脅しにもならない脅し 妹の意思は、閉じ込めておけるなら ずっと監視して閉じ込めていたい
それは現実的に叶わなくて]
(140) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[緋色の悪魔の紹介で来た客>>63の応対中のこと いつものように荷物を持ったチアキが現れる]
いらっしゃい…あれ?
[見覚えのある紙袋を手に提げていて>>91]
うん…いいけど…
[その中身を実は知らなかったりするのだが よほど彼の趣味に合っている内容だったのか 売り上げになるし、いいやで落ち着いた]
(141) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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お前が、いなくなったら 俺が、後悔で、生きていけなくなる…
[「リビングにある飴をもってきたらつれていってやる」 そう彼女を騙して、リビングへ走っていったその背を置いて 家を出たことがある
家に戻ったら、玄関に飴玉が落ちていて
妹は泣き疲れて眠っていた あの時の後悔、もう二度としないと思った
それとは比較にならないものが イリスを今失ったら自分を襲う だけど、そんなこと、小さかった彼女は覚えていないし 今も、きっと言葉では伝わらない*]
(142) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[>>134>>137 閉じられた瞼の下には涙の痕。 連れていかないでと懇願する弱々しい声が居たたまれない気持ちになる。 うかがい知れることのない姉妹の絆。 自分だって、兄が同じようなことになればきっと平静ではいられまい。
気がつけば、家の前まで来ていた]
……平気?
[姉妹の家にひとり取り残すには不安が残る]
うち来る? 多分、シメオンもいるし。
[平気と彼女が答えるならば、そのまま見送ることにする]
(143) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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お前が見つけてくれてよかった… あと、これから、用事あるから 俺は行く
[友人に心からの感謝を伝えて その後、友人に、妹のことは任せて自分はその場を後に*]
(144) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[続けて彼が求めたのは店に出していたネックレス>>92 瑠璃色の石を嵌めたペアリングに鎖を通しているもので 仕事などの事情で指輪をつけられない人がよく頼む]
おっ、チアキお目が高い それ…たまたまキャンセルがあって置いてたけど 恋人へのプレゼントとしても使えるよ
[その相手が誰かまではもちろん分からない 否、分からないことにしておく方がいいのだろうと思って 深くは追求せずに、ラッピングをする]
名前とかは…確か彫ってなかったから まあ、そのまま置いてたんだけど、よかったよかった
[捨てる神あれば拾う神ありとはこのことか 包みを手にしている彼があまりに幸せそうで ――その幸せが壊れないことを切に祈った]
(145) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[妹が進むことを決めたなら、女が止める理由なんてなくて。 血の繋がった、たった二人の姉妹だから。
現実的な事を口にしたけれど、新たな道を選ぼうとしてる妹を応援しないで、何が姉だ。]
頑張って、ユリ。 あなたの行く先に、良いことがありますように。
[女は、妹の幸福を願う言葉を口にした。]
(146) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[身体が震える 離れるのがすごく怖くて 気づけばヤニクさんの服>>143をまた掴んでいた]
……ひとりは、いや。
[冷たいスープも冷たい部屋も 怖くていやで独りがいやで]
……お願い。おねがい。
[服を掴んだまま震えた 平気なわけがない だって人形のような見た目をしていても 僕たちは生きているんだから]
(147) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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クシャミは、ヒューとの電話を切ってから、ゆるり支度
2014/12/06(Sat) 22時半頃
グロリアは、ミナカタに話の続きを促した。
2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[デモに参加する気は無いと言われ>>118]
まぁ、でしょうね。発現してまで参加しろとは言わないわ。 あの「同志」たちには適当に言っておくから。
[大丈夫だと答えたことに対し、踏み込んで質問される>>119。 自分が浮かれすぎてたことに、今更気付かされて]
…………本当に、大丈夫だってば。
[絞りだすように。 それでも、意志を曲げずに言い切る。*]
(148) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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グロリアは、ヤニクに話の続きを促した。
2014/12/06(Sat) 23時頃
|
あぁ、居るぞ。
俺より10歳近くも年下のガキの癖に、生意気に店とか開いている守銭奴だ。 気を付けろ、紅茶一杯でも金取ってくる。 俺の部屋は既に、アイツの倉庫と化していた。 ニコニコとよく微笑む黒猫だが、きっちりと頭んなかでソロバン弾くようなヤツだ。
そんな、どうしようもない、
(149) 2014/12/06(Sat) 23時頃
|
|
―――――……たった一人の、弟だな。
[>>130 咽る亜麻色を後目に、黒猫の自慢をしてみやる。 今頃クシャミ宜しく、本当にクシャミをしているかもしれない。 不味い不味いと繰り返しながらも、徐々に短くなる煙草を指先で挟んでいる亜麻色。 旧友の気持ちがなんとなく分かるような気もして、目を細めた。*]
(150) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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ヒューは、アイリスに話の続きを促した。
2014/12/06(Sat) 23時頃
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[電話に出たのはヒュー本人で>>123 言葉少ないが、その声は重々しさを纏っており]
お忙しいのに、我が儘いってすみません 暇とはいえ…店を空けるのは、さすがに…
[本当ならこちらが出向くべきなのだろうが 彼に無理を強いたのを済まなく思いつつも]
…ありがとうございます
[と、返して電話を切った]
(151) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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キャンセルだったのか…ちょうどよかったな。 恋人…うん、そのつもり。 ありがとう
[つとめて平静を装っていたつもりだが、メアリーがどんな顔をするんだろうと思うと、顔がにやけていただろうか。 恋人がいることを隠そうとしない態度はおかしいかもしれない。 もちろん、誰かれ構わずこんなことは言わない。 昔から普通に付き合ってくれるミナカタとクシャミだからこそ、である。 ともかく、本の代金とネックレスの代金を支払って店を出た]
(152) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[それから急いでしたい話でもないから バスをぼんやり待った。
さっき前の便が出たばかりの様で待ち人も居らず そこで煙草を片手で難儀しつつ取り出し口にくわえ ポケットに箱をしまう
ついでに今度はライターを取り出し火を灯した]
……はー
[ここのとこ煙草の頻度が上がっている 以前は数日に一本とかその程度だったのに
煙草くさい友人のせいにちがいない 一緒に香る甘い香り]
よくあんあもん吸えるよな
(153) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[少しだけ震えた指先は、たぶん名残のようなもの。 何も言わずに贈ってくれた言葉>>146に、笑顔を返して頷く]
ありがとう、お姉ちゃん。 ……出せたら、手紙書くね。
[それから、ごめんなさい――それだけを囁いた**]
(154) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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チアキは、リッキィに会報を渡さないといけないなと思いつつ商店街を歩く
2014/12/06(Sat) 23時頃
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[ そうしてる間にバスが着き、 それに乗ったら商店街へ]
きたよ
[クーに言われた場所へと赴き一言
路地裏の薄暗い店舗 それはそれで味があるのだろうが 相変わらず何を扱っている店なのかわからない
友人の部屋に押し込まれていた ガラクタも様々で 統一感がなかった記憶だ]
寒む… 茶くれ、お兄ちゃんにつけといて
[紅茶一杯も金を取る守銭奴に育ったと 兄から聞いていたから、そんな揶揄]
(155) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[母の生前から、ヒューはよく兄に連れられ訪れて 兄と一緒の時には多少砕けていたりもしたが
母の前では、割と礼儀正しい好青年に様変わりして 彼女の覚えめでたき友人の筆頭であった
『うちの息子に欲しいわ』
と、母もべた褒めだったものだから 兄の心中は分からぬが、自分はすねてみたりもした
年齢差というのは、そこまで違うものなのだろうか それとも、彼という人の持ち味だったのか 子供心にそれは疑問でもあり、さびしさでもあったのだが]
(156) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 23時頃
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―→自宅―
うむ、ないな 今日は別のものにするか
[結局はキャベツと極太のウィンナーにジャガイモにキャベツなどを買い足してポトフを作ることにした。
家に帰り、キッチンに立つと早速調理に取りかかる。 とは言っても料理の本を読みながら、計量をしっかりと行いながら作っていく。 まずはブイヨンを作っていく。 この間が実に暇である。 コトリコトリと煮込みながら椅子に座ってのんびりと本を読む。 時々灰汁を取って清澄した出汁を作れば、今度は大鍋に材料を放り込み出汁と一緒に煮込んでいく]
良い香りがするから上手くはいってると思うんだが――
[味は今日も妖精さんの気分次第と言ったところだろうか]
(157) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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いらっしゃい…
[待ち人は思ったよりも早く現れて 物思いにふける暇などなかったようだった]
はい、じゃあ兄に…つけておきますね
[にっこりいい笑顔で、帳簿につけておく]
紅茶にブランデーでもたらしましょうか?
[寒いという彼に問いながら、ポットに湯を入れる]
(158) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[1人が好きだった 誰とも関わらず消えていける気がして 独りが嫌いだった 誰にも覚えられない気がして
そんな矛盾した思いは昔から根強く 絡めて絡まりこんがらがって 浮浪する癖が僕にできたのはそんな思いがあったから 体が弱くてもただ生きていたかった]
(159) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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ええ、楽しみにしてる。 こちらも手紙を送るわ。
[手紙を送る、という妹の言葉>>154に頷く。 囁かれた言葉には、気にしないで、と小さく頭を左右に振った。*]
(160) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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…どうしましょう、灰皿使います?
[紅茶の香りを楽しむには 煙草の煙はいささか刺激が強いため 喫煙しながら飲むのは、少し勿体ない 故に、珈琲を頼む客くらいにしか聞かないのだが]
よければ、すぐ出しますから
[そんな話をしながらも、手は休むことなく 彼への給仕で動いていた]
(161) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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−街中にて−
[貴重な情報を手にして、最初にやったのはお菓子のレシピ本を買うことだった。ついでにシメオンの著書を何冊か見付けてしまったので、衝動買いしておく。]
なになに、……薄力粉、卵黄、砂糖、バター。あとレーズンね。
[卵と砂糖は、弟が買ってきた分>>0:63がまだ残っていたはず。]
さすがに薄力粉は買い足さないと。 あと、バターは切れてたかな?
――って、痛っ!?
[本を夢中で読みながら歩いていたせいで、街路の看板>>2:248にぶつかってしまう]
星降りの夜……? ってそれより今の、誰か知り合いに見られたりしてないでしょうね!?
[さすがにそれは恥ずかしい。きょろきょろと辺りを見回す。 自分を探しているはずの配達人は、さてこの光景を見ていただろうか?*]
(162) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[まだ外は明るいというのに 紅茶にブランデーをという彼に 少しならいいかと、それを受け>>158]
話って何?
[3日通ったこの場所 ソファーへ勝手に座って黒猫に問う 察しはつくのだが、彼に言わせたい]
前はほんとちっちゃかったのにな 二十歳すぎたら年の差なんて あんまし意味無いのかな
[妹とも彼は同年代だったはずだ 自分で好きな様に生きられる年
年上をかさに、彼らを押さえつけることは もうできない]
(163) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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いや、煙草はいらない だいたい控えてるんだよ実は
[すでにさっき一本灰にしたから ここで吸えばもう、制限がなくなりそうだ
灰皿をという彼に断りを入れ>>161]
忙しないな 茶いれたら座って話しろよ
お前はなんか一線引きすぎだよな 全員お客様扱い?
[昔、友人と手をつないで、 甘えていた彼はどこに行ったのだろう]
俺は客じゃないし 何も買わねえから
(164) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[その後、ユリとはどんな会話をしただろうか。 女はその会話の間、優しく笑っていたけれど。
会話を打ち切ったのはどちらが先だったか。]
……いつ発つつもりなの?
[最後に、それだけは訊ねて妹の頭を撫でて白猫と共に外へと出かけた。 妹には笑った顔を覚えていて欲しかったから。]
(165) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[商店街を歩いている。ふと空を見上げて、今日は晴れそうだなぁなどと思って前を向くと>>162]
あ、リッキーさん、ちょうどよかった! …って、何か探しものですか?
[掲示板の前であたりを見回すリッキーに声をかける。 ぶつかったところは見ていない。 役所からの封筒と同じ色の封筒を差し出し]
“いつもの”お届け物です。
[それから掲示板を見て、イベントに行くのかなど尋ねたかもしれない。*]
(166) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[横合いから声をかけられて、思わず飛び上がりそうになる]
うえっ!? ……って、チアキじゃない。お疲れ様。
[会報を受け取る。 どうやら先程の光景を見られてはいないようだが、]
探しものってわけじゃなくて……その。 ああ、そうそう。この星降リの夜ってイベント知ってる?
[誤魔化すために、強引に話題を転換する*]
(167) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[ヒューに飲み物を出した後、看板はそのままに 外の扉に「貸し切り中」の札を下げ 念のため、鍵を閉めてカウンターに戻る 兄が速攻帰宅してくるなら別だが、念には念を入れて]
いや、だって自宅とはいえ ここは…仕事場だし、戦場だから… 多少の武装はいるでしょ?
[一線を引きすぎといわれて、笑顔で返す]
ご近所さんばかりの町とはいえ 若造が店を構えて仕事するにはそれなりに 節度を保たないと…ね
[いいたいようにいう輩の餌食にされてしまう 自分の境遇を思えば警戒するに超したことはない]
(168) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[やけに驚いた声を出されて、会報を受け取るリッキィに何かあったのかと首をかしげる>>167]
知ってるも何も、これから皆があつまる公園の整備に駆り出されることになってます。
[照明を極力落とした中を皆が歩くことになるので、危険がないように障害物を取り除いたり、逆に柵を作ったり。]
リッキィさんは行かれますか?
[無邪気に聞いてみた]
(169) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[僕はどうすればいいんだろう どうすればよかったんだろう]
……独りは、いや。
[今はただそれだけだった**]
(170) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[既に夕刻に近い時間。 >>147 震えながら服を掴む、娘の紅玉の眸に光が灯る。 強い口調も大仰な表情がなくても、カリュクスのいのちを現す眸]
わかった。
[ひとこと頷き、服を掴む色を失った手に自分の手を重ねる。 震えが治まることを願いながら小さな肩を抱き、暫くの間彼女が静まるのを待つ]
(171) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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もう、ヒューさん…こどもの頃の話とかして、やだ… まあ…兄さんやあなたから見たら 俺なんて、まだまだ半人前のお子様なんだろうな
[母の葬式に来てくれた時の彼をよく覚えている
父といまにも決闘をしかねない兄の2人を 人気のないところへいくようにさりげなく囁いてから
自分の頭を撫でたのは、この人だった それが兄でなかったのが、悲しかった気持ちも合わせて]
(172) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[違う種族と恋愛してはいけないって、誰が決めたんだろう? 同性同士で恋愛してはいけないって、誰が決めたんだろう? 兄弟姉妹で恋愛してはいけないって、誰が決めたんだろう?]
[もしも神様が決めたのだとしたら、酷いことだって思う。 ひとりひとりの気持ちも知らないで、勝手に決めつけないで欲しい。]
[そんな私が手にしたのは、まるで麻薬のような刹那的な幸せと快楽。 代償として失うのは、まだ分からないけれどきっと大切なもの。 だとしたら、麻薬よりたちが悪いかもね、と心の中で笑う。]
[それでも、たとえ未来にどんな不幸が訪れるとしても、 私はお兄ちゃんと愛し合える「いま」を大切にする道を選んだ。 そのことに――]
――後悔なんて、ない。
[もう決めたのだから、と。 心の中で燻っていた何かの不安を打ち消すかのように、呟いた。]
(173) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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あら、それはさらにお疲れ様。 便利屋さんも大変ね。
[自分は行くのか、と尋ねられ]
ん、というかこのイベントの存在を今知ったからねぇ。 でも、そっか。星降りの夜……。
[ようやく、ようやくここで気付いた。 チョコのお返しどうのより先に、シメオンと次に会う約束をすべきだったと!
嗚呼、悲しいかな。今の自分に足りないもの、それは。 (恋愛面の)知識経験技術、気品優雅さ華やかさ。 そして何より、女子力が足りない……!
が、挽回できるはず。まだチャンスはある……!]
ん、……もしかしたら行く、かも。
[少し顔を赤らめながら、ぽつりと呟いた*]
(174) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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で、兄はどこまで生きられますか?
[遠回しにいったらはぐらかされそうで、こわかった だから、それは包み隠さぬ本音をいうことにする]
…俺、かーちゃ…母と生前約束したんです
兄にもしもの時があるならば 畳の上で笑える最期にしてやってって…
[ヒューがかつて見立てたように天使ではあるが 父方には遠い昔、悪魔と交わった者がいたらしく 自分の背にある黒い羽根は先祖返りの証であった
そして、その兆候がない兄は母方の 背に羽根を持たない故に、病に冒される 短命な体質を受け継いでしまったのであろうと]
(175) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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……今日は、夜まで晴れそうね。
[空を見上げる。 晴れは嫌いではないけれど、降りそうで降らない曇り空の方が好きだ。]
……私も、進まないといけないわね。 ――ねえ、スノウ?
[止めていた足を踏み出そう。 小さく愛猫に笑いかけると、町中へ。
その内、星降りの夜のイベントチラシ>>2:281を目にすることとなる。**]
(176) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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…………。
[>>170 繰り返される言葉に、彼女の孤独を垣間見る。 理解できたとは言わない。 自分はひとりではない。ずっと、そう信じていたから]
傍にいるよ。
[肩を抱く手を解き時、小さな声で囁いて、家の中へ手を引き招き入れる。 >>157 庭先まで、良い香りが漂っていた]
(177) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[顔を赤らめてつぶやくリッキィに>>174]
そういえば…
[こんな噂>>40があるみたいだと伝えて]
では、見に行かれるなら気をつけてくださいね。
[と言うとにこやかにその場を立ち去った。**]
(178) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[親切にも教えてくれた噂>>40は、あまり愉快なものではなかったが]
うん、いろいろありがとう。 あなたも頑張ってね。
[礼を延べ、立ち去る背中に手を振った*]
(179) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[そして午後からは公園の整備…といっても、足場に危ない箇所がないか点検する程度でわりと早く帰れることに。]
買い物して帰ろうか
[適当に買い物をして、家に帰り着いた。]
(180) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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だけど…それは俺には無理なの
じゃなきゃ、突然ふらっといなくなったにーちゃが わざわざここに返ってくるとか、おかしいもん
[ヒューはどう答えてくれただろうか]
死にそうだから あなたに会いたくなって帰ってきた そう考えた方が、しっくりくる
[死が近づいてようやく気づいた本心は多分そこ]
(181) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―自宅―
ただいま。
[すっかり身体は冷え切っていて、玄関先でさえも暖かい。 カリュクスの体調は大丈夫だろうか、ひとまずは良い匂いのする居間へと連れていく]
シメオン? ちょっと……色々あって、連れてきた。 いい?
[カリュクスのいない場所で、ジリアのことを告げる。 彼女の噂はじきに他の者にも知れるだろう]
疲れた。
[赤に染まったジリアの死。 思い出し、強張っていた精神が不意に弛緩し深い息を漏らした*]
(182) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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−自宅−
――できた。
[お菓子はレシピ通りに作るのが一番良い、と聞きかじったことがあったから、そうしてみた。 試食してみた感じ、バターの甘みとレーズンのほのかな酸味が効いていて、悪くない味だと自分では思うのだが]
しっかし、本末転倒ってこういうこと言うのよね。 シメオンさん、今晩空いてるかな……?
[クッキーを小さな紙袋に包み、渡す準備を整えてから。 5分かけて勇気を振り絞った後、意を決して電話を架けた。
彼の家で想像以上にハードな事態が起きている>>182、なんて知る由もなく*]
(183) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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だから、ヒューさんお願い にーちゃが一日でも長く笑って生きていけるように 手伝って欲しいです
[我ながら、なんと身も蓋もない語彙か というのに気づいたのは少し後のことだったが]
俺に一回でも多く、にーちゃお帰りって いえるように、してください
[バサリと音を立てたのは背中の黒い羽根 頭を下げた勢い余って額をゴツッとカウンターにぶつける 涙目になっていたのは、そのせいにしてしまおう**]
(184) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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-キャンバスとイーゼルの森のなかで-
ふぅん。此処か。
[>>0:53 そこは町中にある小さな画廊。 オーナーは美術品の買い付けで殆ど居なく。 話を聞くに、二人のバイトで適当に開け閉めしているそうだ。 残念ながら今はオーナーも、もう一人のバイトも居なく。 ほぼ無人に近い状態で解放されていた。]
おう、ヒュー。どうした。
―――え? 別にイイじゃん。
[>>140 扉を開けた矢先、聞き慣れた声が背中に降る。 振りかえれば憔悴したような顔で近づく旧友。 亜麻色に手渡した煙草を取り上げ、此方を睨んできた。]
(185) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[兄とは違い弟はしっかりしている様だ>>168 案外人の出入りの多いこの店 邪魔の入らない様に彼はそこを一時だけ閉じる]
武装なのか、そのかしこまってるのは
[比喩なのかもしれないが少し笑ってしまう]
周りは全部、敵か 久しびりにおまえのにいちゃんに 再会できたから、いろいろ懐かしくて
[子供の頃の話なんかして、>>172 という黒猫に少し恥ずかしさを感じて額を掻いた 思い出話が増えるのは年取った証拠 なんて揶揄が込められている様で]
(186) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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デートか、 …………ま、そうだなナンパした。
すまんな。嫉妬した?
[その言葉は、妹に対する嫉妬の意味で使ったのか。はたまた。 唇を歪めて、曖昧な表情で嗤った。]
そうか、どういたしまして。 ん、じゃあ行ってら。
[>>144 挨拶もそこそこに旧友は何処かへと向かった。 まさか自分の家だとは夢にも思わずに、その背を見送った。 そして亜麻色を見やり、扉を潜る。]
(187) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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―家―
[考え事をするのも疲れたので、休憩にと本を読み始めたらすぐに読破してしまい、もう遅い時間。 することもないので、掃除や洗濯をして過ごしていた。]
うーん、なんだか不思議な気分。
[やってることは今までと変わらないのに。 なんだかとても清々しい気持ち。]
あっ、もしかして。
[これが、新婚気分?]
……いやいや、まだ気が早いよね。
[悩み事はあったけれど、自分で自分にツッコミを入れれるくらいには気分転換になった気がした。]
(188) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[彼らの母親が亡くなった時も こんな寒い日で さらに、曇天で、小雨のぱらつく そんなあたり一面灰色だった記憶
二人の嘆きが伝わり そう記憶しているのかもしれない
その頃まだ子供だったが、 もう二度と会えないとは 黒猫も理解していた様で
それが不憫で彼の頭を撫でた
その時の表情が忘れられない 泣きそうになりながら、でも笑おうとした
でもうまくはいかなくて、 結局兄の元に走って行きその足にすがって めそめそ泣いてた気がする]
(189) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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もっと、お前は 泣き虫じゃなかった? 違ったかな…
[思い出に気が行きやはり爺の様な事をいう 兄にどこかにた飄々とした仕草 それが一瞬崩れた気がする>>175]
はは、直球だな やっぱりばれないわけないんだよ ほんとアホな「お兄ちゃん」だよな
勝手なやつだよね
そばであんな 弱ってます死にかけてますってされて 気づかないわけないだろうっていう
[弟は自分よりは分別がある様だ 無理やりこじ開け聞こうとはしなかったらしい]
(190) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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相変わらずお兄ちゃん大好きなのか… お互い、悪い奴に振り回されてるよなあ
勝手に出て行きやがって 死にかけて戻ってきて
死ぬなら勝手に死ねよってはなしだよ
[あなたに会いに帰ってきたのではという 黒猫にそう答える>>181
自分でも未だに、それはあまり信じられない
きっと、いろいろなものが複合して 死にかけた彼をこの町に呼んだ そう思っている]
でも、帰ってきた…… 俺もそれが本意だよ [>>1841日でも長く、兄を笑って生かしてあげてくれという願い]
(191) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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― 自宅 ―
ただいまー
[いつもどおりの帰宅、なのにメアリーの姿を見てしまえばぎゅっと抱きしめてしまうだろう]
今日はおみやげがあるんだ
[そう言うと鏡の前に連れて行き、黒猫の店で購入したネックレスをつける]
うん、よく似合う。
[指輪だと目立ってしまう。これなら、お揃いのものをつけていても目立たない。そう思ってのペアネックレスだった。]
実はね、ペアネックレスなんだ、…これ、僕につけてくれる?
[もう一つのネックレスを渡すと、ネックレスがつけやすいように少し屈むだろう。]
(192) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[自分より低い位置にある肩に頭を乗せる。 氷を宿した右目。 本当に魔法が使えたらいいのに。 顔を上げないと心配させてしまう。 居間のカリュクスの様子も気になりはじめていた。それでも、なかなか顔を上げられないでいると、電話の音が鳴り響く>>183]
……………………。 電話。
[肩の下から溜息を吐くよう声を漏らし、妖精の動くのを待った**]
(193) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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―少し前・画廊前―
お、お兄ちゃん?
[ひょい、と煙草を取り上げられ 少し、むぅ。と頬を膨らませる]
お兄ちゃんも吸ってるくせに。 私はもう大人なの。
[デートかどうかは、わからなくて曖昧な笑み。 帰ってきて。それが隣の彼に向けられたものかと 一瞬誤解しそうになったが、兄の目は自分を見ていた]
(194) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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……ごめん、なさい。
[帰る場所がなくなれば、一歩死に近づく。 そんな幼稚な算段を見透かされていただろうか。 私、そんなに危なっかしいかな。 ―――否定できないな。]
私はお兄ちゃんのこと、大好きだよ。
[それがなんの返答になるというのか。 帰るという約束は出来なかった。 用事があるという兄に頷いて]
うん。……いってらっしゃい。
(195) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[そのあとはミナカタと画廊を眺め 弟さんの話を聞けば微笑んだ>>149>>150]
ミナカタさんの弟さんだもん。 きっと―――すてきな人なんだ。
[会ってみたい。]
……きょうだいって。 すごいですね。何がって言えないけど。 ミカナタさんにクシャくんがいるように、私に兄がいて、 血が繋がって、一緒に育った存在が どんなに―――心を支えてくれるか。
私は大丈夫です。 お兄ちゃんがあんなに心配してくれたの 初めてだから。
[ありがとうございます。と、ミナカタに頭を下げ その場で、別れるか。洗剤を買いに、いかなくちゃ。**]
(196) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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……そうか、ジリヤが どうしてか、は兎も角として、 カリュクスはしばらくうちに置いてあげたらいいさ 葬儀とかいろいろ忙しくなるだろうが――
[>>182許可を与えるまでもなく、それは人として当然のことであろうとヤニクに頷きを返した]
そうだ、あったかい風呂にでも入れてやるといい 今日はポトフがあるからな、一緒に食おう
[>>193肩に乗せられた頭をぽむりと撫でてやる。 今日は本当に疲れたのだろう。 人の死を間近で見たのだ、それは仕方がないことだ]
(197) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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ん、ちょっと出てくる
[掛ってきた電話は誰からだろうかと思案する。 編集だろうか、それにしては時間が変である。 仕事の依頼だろうか、それにしては矢張り時間が変である]
はい、もしもし
[>>183受話器を取れば聞こえてきたのはリッキィの声だった]
やぁ、どうかした? あ、今から時間あるなら一緒に夕食でもどう? 弟ともう一人いるけど良かったら――
[ジリヤの事は伏せたままに、夕食のお誘いを]
(198) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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へぇ、
[一枚の特に大きなキャンバスの前で足が止まる。 それは青と赤の極彩色。 右側は凍てつく絶対零度の世界。ありとあらゆる物が氷の城に飲み込まれている。 左側は燃え上がる灼熱地獄の世界。生きとし生ける物全てが炎の柱に潰されている。 その相対する、見事なツートンカラーに足が竦んだ。
一体誰がこの絵を描いたのだろう。 一体誰がこの絵を飾ったのだろう。
絵画の知識なんて全くない自分だったけれども。 ただ、美しいと。本能が悟る。 きっとこの絵を描いたのは、色彩の悪魔だ。]
(199) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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おう、そりゃどーも。 煙草吸いたくなるような気分にでもなったら、また呼べ。
[その時は兄貴の居ないところでこっそりくれてやる、なんて耳元で囁いて。もし亜麻色の双眸と目が合うならば、意地悪く唇を歪めて嗤っただろう。]
んじゃ、な。
[>>196 先程よりは幾分血色の良くなった表情で頭を下げる亜麻色。 自分はもう少し此処で絵画を眺める旨も伝え、片手を挙げて別れた。 誰か他に画廊に訪れるだろうか。或いは描き手は現れないものだろうか。そんな期待も多少込めながら、眺める。*]
(200) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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[頭を撃ち抜かれて 顔もわからない無残な死体にしてはいけないのだろう
湖に沈んで、美しく上がることなんてない 魚も住めない透明な凍った美しい湖に沈めば それは叶うのだろうか]
無いな
[いい年の男二人が沈んでるとかシリアス通り越して 笑えないコメディだ 一人で思考が突飛して思わずそう呟いた]
おい、しっかりせーよ 大丈夫か
[ガタンと彼の見事な羽がカウンターにぶつかり、 大きな音を立てる>>184
これまでの、物腰柔らかで丁寧語だった彼の、年相応さが見えた気がする。顔をあげた黒猫の目元に外から差し込む光が反射していた*]
(201) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
|
|
[呼び出し音が長い。 もしかして不在かと思い始めた頃、ようやく電話が繋がる]
あ、こんばんはシメオンさん。リッキィです!
[直接目当ての人が出たことに運命的な何かを感じるも、こちらが用件を切り出すよりも早く、夕食に誘われた]
お夕飯、ですか? 嬉しいですけど、いいんでしょうか。 ヤニクはともかくもう一人いるってそれ、お客様じゃ……?
[ニュアンス的に『ヤニクの』お客様、もしかしたら彼女だったりするのでは? などと想像する。 シメオンの口調があまりに平静だから、電話向こうの光景はまったく想像できていない*]
(202) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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少し訳ありのお客様でね 賑やかな方が良いと思うんだ
そうだね、手伝ってもらうことになるから借り一つ、でどう?
[無論、夕食は別として、だ。 それに男二人の世帯に一人ではカリュクスも不安であろう]
で、借りついでに今日は泊まる用意をしてきてくれると嬉しいな
[客間をこれから片づければ、二人くらいは大丈夫だろうと踏んでいた。 リッキィが承諾してくれればとても助かることは間違いはない]
(203) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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[強かテーブルにぶつけ、涙目になりがら 額をさすっていたら、何故かふっと笑いがこみ上げて]
あ、俺…やだな…カッコ悪い なんだかんだ、やっぱりガキだし… ひとりじゃやっぱりダメ、何にもできない
[笑っているはずなのに、目頭が熱くなり 鼻の奥がツンとして、視界が水でぼやけてゆく]
ヒューさんだって…悲しいしつらいのに 俺もっとしっかりして にーちゃがクシャならひとりでも大丈夫だって 安心して…笑って自分の望む人生送れるようにって だから、泣いちゃダメなのに…
ごめん、今だけ…なかったことにして
[目から溢れてぼろぼろ溢れる涙を 袖で拭いながら、声を殺してしばらく泣いた*]
(204) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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[「訳あり」に「手伝う」とまで来れば、さすがに色呆けしている場合じゃないと気付き]
私で何か役に立つなら。 借りなんて考えないで下さい。シメオンさんのお力になれるだけで嬉しいです。
[泊まる用意をと言われ。 数分前の自分なら、勘違いで舞い上がっていただろうが]
ん……結構、おおごとみたいですね? わかりました、準備していきます。
[二つ返事で引き受ける*]
(205) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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ー回想ー [>>185友人と妹の姿を見つけて安堵のため息 妹から煙草を取り上げ、友人へと渡す
再び、処分は任せたぞという意味だ イリス>>194はほおを膨らませて、可愛らしく拗ねた顔 ]
その顔みてたら まだちっちゃい妹だよ
んー?嫉妬、 あー、うん
[友人の、軽口だろうが、複雑な響きだ 面映いというか
嫉妬という言葉に昨日 自分と友人に違う意味ができた お互いを独占したいと思ったこと
今は、妹を見つけてくれた友人に感謝しかないのだが*]
(206) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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[>>195大好きだよという彼女の返答を聞き 間抜けにも少しの安堵をして
その言葉に戻るという響きはないのに*]
(207) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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[兄がいなくなり、一人残され気を張って 「 武装」して生きていた彼のそれが剥がれた>>204
ポロポロと涙が溢れ嗚咽を堪えて泣く姿に、 これまでの彼の無理が伺える]
ここで、頭でもなでてやれたら いいんだろうけど 俺の柄じゃないよね
[撫でようとおもった手は空中で止まり そのまま戻した。勇気のないことだ]
俺は悲しくないよ ただムカついてただけ お前も怒っていいんじゃないの? 勝手なことばっかりしやがってって
(208) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
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[この年代は、ほんとにいい子ばかりの様だ 妹といい、友人の弟といい
じっと黙って涙を見つめて、 その後彼が落ち着いた頃 ]
……で、俺と話したいっていったのは 兄貴の様子知りたかっただけ?
お前のお願いはわかった お互い善処しようぜ それしかないよね
[余命宣告され、助かる術はないというなら 心穏やかに過ごせる様それに勤めるしかない それとも・・・・]
(209) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
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じゃー俺はそろそろ 店も閉めっぱなしは迷惑かもだし
あ、ねえ 学生運動してるやつらに 知り合いいない?
会ってみたいんだよな
[伝があるなら取り次いでくれと ただそれだけを頼んで、店を後に*]
(210) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
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[種族が違えば男女でも恋愛は許されない かなり閉塞的な状況で なら、今は無理でも、いずれ ルールはなくせるのではないか
そんな期待をしてしまう
友人の病は遺伝からくるものの様だ なら、人知を超えた力で 罰を受けるとかそんな類ではないはず
なら、たったの2年でもいい 一度の触れで、お互い死ぬなんて そんなのは嫌だ
「一瞬で死ぬ?」と彼に聞いた それを選ぶのなら、どうせ捨てた命 何に使ってもいい様な気もする]
(211) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
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[通りすがりに見た 掲示板に貼られた、今夜の星見。]
…この寒いのに…
[だが空気は澄んでそれは綺麗だろう イリスたちはまだ画廊にいるだろうか
彼らを誘ってみようか、 星を見ようと]
言えるかどうかが謎だな…
[同意をえられたらクーも誘ってみたいものだ そんな勝手な願望をかかえて 再び画廊の方向へ足を向けるが出会えるだろうか*]
(212) 2014/12/07(Sun) 04時頃
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[自分の答えには、どんな反応が帰ってきただろうか? 電話を置けば、行動に移すのは早い。 運動のおかげで、外泊には慣れている。私物用のリュックに、必要最小限の物を詰め込む]
本当はおめかしして行きたかったんだけどなぁ……。
[が、艶っぽい話にはどうもなりそうにない]
そうだ、これどうしよ?
[初めて作ったバターサンドクッキー。 必要な物か少しだけ悩み、一応扱いで荷物に加える]
もしかしたら、渡す機会あるかもしれないし……ね。
(213) 2014/12/07(Sun) 04時頃
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−シメオンとヤニクの家−
うっ。今更緊張してきた。 なんかおおごとみたいだから、あんまり色っぽい展開は期待してないけどさ。 わかってても、緊張するものは緊張するのよねぇ……。
[逡巡すること、軽く10分。 ようやく意を決して、呼び鈴を鳴らす。 出たのは兄弟のどちらだろうか?]
こんばんは。お邪魔します。
[笑顔を浮かべるが、もしかしたらやや緊張に引きつっていたかもしれない**]
(214) 2014/12/07(Sun) 04時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 04時頃
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―家―
おかえりなさい、お兄ちゃん。
[>>192お兄ちゃんにお帰りのはぐはぐ。 お土産と聞けば、不思議に思いつつも期待しながら鏡の前へ。]
わわ、綺麗なネックレス……。
[首に掛けてもらったネックレスを手に取り、眺めてみる。 リング状になっているのは、まるで――]
(215) 2014/12/07(Sun) 04時半頃
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これ、ペアネックレスなの? それじゃあちょっと待っててね。
[小さく屈んだお兄ちゃんに、そっとネックレスを装着する。]
……うん、出来たよ。 これでお揃いだね。 ふふっ、お兄ちゃんと一緒!
[子供のように小躍りして喜ぶ。 一緒というのは、なんて素敵な響きなんだろう**]
(216) 2014/12/07(Sun) 04時半頃
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[ヒューの手は母を送ったあの日のように 自分の頭へと伸びていたようだが 言葉通り戻されたようで触れることはなく>>208]
…にーちゃ、確かに勝手だよね
[彼に軽く同意しつつ]
けど、でもね…それなのに… 嫌われてるかもって、びくびくしてて 嫌わないよね? 嫌わないでって…
[涙は少しづつおさまって来たようで 途切れ勝ちながらも、ずっと見てた兄のことを]
…様子伺いながら、勝手な振りしてんの
(217) 2014/12/07(Sun) 08時半頃
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にーちゃは…勝手だよ…
[袖で目元をごしごししてから]
なのに、あの人…嫌われないように ううん…嫌わないよねって… 分かってて…ああしてるんだから…
[呆れたような笑みを浮かべて]
ずるいの…でも、嫌えない
[ぽつり、つぶやいた]
(218) 2014/12/07(Sun) 08時半頃
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[はしゃぐメアリーを見ているとこちらも嬉しくなるもの>>216]
そうだ、今日は星降る夜イベントの日だよ。 流星群が見られるって。
寒いけど、行く?
[今まで人が集まる行事に積極的に出ることはなかったが、暗ければ目立つこともないだろう。**]
(219) 2014/12/07(Sun) 08時半頃
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人一人の一大事、だね
[そこに天使族や悪魔族は関係ないと考えていた。 しかしながらこの街は自身が考えるよりも偏屈であり、歪んでいることはこの時点で知る由もない。 ただ、カリュクスが悪魔の双子の家に入ったところとリッキィがやや緊張した面持ちで玄関前に立っていたことは目撃されていたことだろう]
ああ、待ってるよ リッキィが着てくれると助かるし、 なにより嬉しい
[そう告げれば鼻歌を歌いながら風呂の掃除をして来訪者を待つのだった カリュクスが話す余裕があったのならば、約束していた本を出してあげたり、 配膳をしながら時間は経過する]
(220) 2014/12/07(Sun) 08時半頃
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[黄昏の景色を窓から眺めて>>2:103 待ち侘びてた兄が、帰って来たのを見て 「お帰りなさい」といった自分はどんな顔だったか]
たったひとりのにーちゃだもの 俺に残された、唯一の…家族だから
[あの時からすでに自分は分かっていたのだ それ以上も、それ以外もないのだと]
俺は何があっても嫌いになれない
[──そして、それでいいのだと]
(221) 2014/12/07(Sun) 08時半頃
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おっと、来たかな
[>>214作業中、呼び鈴の音に顔をあげた。 ヤニクとカリュクスには準備中にリッキィが来ることは伝えておいた。 扉を開ければなんだか堅い表情のリッキィの姿。 小さく首を傾げると室内で温かくなっている両の手をその頬へと伸ばし包み込んだ]
遠路遥々ようこそ うん、私服もとてもいいね
[ドレス姿も良かったがこちらも良いものだった。 リッキィの肩を抱くと家の中へと招き入れる そうしてどの家でもするように、カチャリと玄関の錠を閉めた]
(222) 2014/12/07(Sun) 09時頃
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[彼の問いに>>209自分は応えられただろうか えへっと、笑いながら首を傾げ]
…うん、それ以外ないけど?
[ヒューの真意など、知らないという体で]
学生運動…う…ん、俺って 発現式とか行ったの店再開前だし 歳近い知り合い意外と少ないんだよね
[かれこれ、5年くらい経つのだろうか 当時学生の同期もいたであろうが 日々の生活に必死で、それどころでなかったとも]
(223) 2014/12/07(Sun) 09時頃
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[男の家に女の子を招くという意味を理解していないわけではない。 そこまで唐変木でもないのだ。 ただ、今回はカリュクスのこともあるのでそういうのは無しなのだろうかと少し残念な気持ちではあった]
ホットワインでも飲む? カリュクスも一緒にどうぞ
[二人に温めたワインを注いだグラスを差し出して、 カリュクスにはリッキィを紹介した]
ああ、そうだ、リッキィ
[ヤニクとカリュクスに聞こえぬように、実際には聞こえても構わぬのでポーズだけである]
荷物はそっちの部屋にどうぞ 俺の部屋だから遠慮しなくていいよ
[と確信犯的に囁いた**]
(224) 2014/12/07(Sun) 09時頃
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[彼からのことづてに、ふと顔を曇らせ>>210 心配そうにひとこと告げる]
…ヒューさんも、無茶しないでね
[彼にも歳の離れた妹がいるのだと 兄から聞かされたのを思い出してから]
ひとりの身体じゃないんだし
[と、どうとでも取れそうな むしろ、何か違うものを誘ってそうな 微妙な言葉で見送った**]
(225) 2014/12/07(Sun) 09時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 14時頃
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…っくしゅん
[画廊も一通り周り、画廊の外で一服していたら、 急に背筋にぶるっと寒気が走り、くしゃみひとつ。]
…………、まさかな。
[何故か過る黒猫の顔。その理由もよく分からずに首を傾げて思いに耽る。短くなった煙草を灰皿に捨てる。 張られた水はすっかりタールの色に染まり、灰が浮かんでいた。更に、紛れ込んだ羽虫が数匹、無残な姿で浮いている。]
ん、
[何処かから、なーお、と猫の鳴き声が聴こえる。 視線を上げると、>>176 画廊の向こう、遠くに黒百合とその愛猫の姿が見えた。声を掛けるには些か遠いが、向こうが気が付くならば小さく手を挙げた事だろう。気が付かなければ、もう少し此処で紫煙を燻らせているだろう。
黒百合は何かを見やっているようにも見えた。 それが星降りの夜のものだとはまだ知らない。]
(226) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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[穏やかな返答>>160に、やっぱり穏やかに笑顔を返す。 続いた言葉>>165には瞳を細めて――]
……ひみつ。 [そう、笑顔のまま。
今になれば、チアキと名乗った青年の笑顔の意味が分かる。
誰かを傷つけたりしないために。 自分を傷つけたりしないために。 なによりも、天使に憧れていた“妹”のままでいるために]
大丈夫だよ、お姉ちゃん。 わたしはどこに居ても、お姉ちゃんの妹で――
[――広げた未来へ向けて進む先が奈落であっても。 それだけは忘れることなどないのだから]
(227) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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[この町で見た最後の景観は、どんなものだっただろう。 この町で話した最後の人は、誰だっただろう。
町行く人々の合間を縫って、いろいろな必要なものを買い集めつつ。 見知った顔があっても、呼び止められることがなければ軽い足取りで買い物を続ける。
夜の闇が怖かった子供ではなく、ひとりの大人として]
……こんなに、簡単なことだったのに。
[貯めていたお小遣いの半分は荷造りのため。 もう半分は旅先で。そんなことを考えるのだけでも楽しい。 細い腕には重い荷物も、今は喜びだった**]
(228) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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――……ん? どうしたの、スノウ。
[愛猫がある一点を向いたから、女もそちらに視線を向けた。]
……ぁ、ミナカタさん。
[こちらに気付いたらしく、小さく手を挙げる姿>>226にお辞儀をして。 白猫を抱き上げて近くに寄って]
ミナカタさんは絵に、興味が?
[画廊の傍にいることが珍しい気がして。 女は、アイリスに何があったのかを知らない。]
(229) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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よォ。
[>>229 幸運にも黒百合は此方に気が付いたようだった。 白猫を抱き上げると軽い足取りで此方へ向かってきた。 >>2:115 最後に出会ったのは、つい一昨日の出来事。 あの後は黒猫の店で軽くお茶を飲んでから、旧友が彼女を見送ってくれたはずだ。]
絵ね。いや、悪ィけれど全然詳しくねぇぞ。 見るのはフツウ。
[学生時代、嫌々ながらに受けたデッサンの授業。 果物や花瓶と言った類の基本的な静物画を描いたはずなのに、「最後の審判ですか?」という斜め上な評価を受けたのは、きっと自分だけだろう。]
グローリアはまた散歩か?
(230) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 15時頃
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ですか。 私もそこまでは……。
[ミナカタの答え>>230に首を傾げつつ、 女が知っているのは教科書に載っている画家、レベルだった。]
ええ。そんな所です。 ……と、普段なら言うのですが。
[ユリが町を出ると決め、応援したい気持ちも本音だが。 家にいたら引き止めてしまいそうになる。
だから町にいるのだ、と口にした]
(231) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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わわっ!
[緊張してたら、不意に頬を掌で包み込まれ>>222、素っ頓狂な声を上げてしまう]
素敵だなんて、そんな。ありがとうございます。
[肩を抱かれ服を褒められ、舞い上がりそうになる]
(232) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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[導かれて室内へ入れば、ヤニクと共に見慣れぬ少女が一人。 まるで雪のように白い印象の中で、緋色の瞳が目を引く。 元々線は細いのだろうが、今はそれ以上に弱々しそうに写って]
――はじめまして。
[この子が『お客様』であり、『訳あり』であり、『手伝う』対象なのだろう、と直感する。 遠慮がちに挨拶をしてから、軽く自己紹介をする。頭を下げた時に、まだ小さな背の羽根が動きに合わせて揺れた]
(233) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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ホットワインですか。頂きます。 外は寒かったですからね、ありがたいです。
[温かいグラスを両手で包み込むと、身体が熱に癒やされていく。 これだけ寒ければ、夜空はさぞ澄明なことだろう]
ふー、あったまる。
[そうしていると、不意に。 シメオンが囁けていない囁き声で、爆弾を落としてきた]
えええっ!? そ、そうなんですか?
[思わず腰掛けていた椅子からずり落ちそうになる。 てっきり客間か何かに通されると思っていたので、完全なる不意打ちだった。 さて他の二人……特に、昼間にしっかりと釘を刺されたヤニクには、一連の声は聞こえているだろうか*]
(234) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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ま、絵なんざ知識なくても見れるだろ。 綺麗と思った絵が名画なんだよ。
[>>231 画家が聞いたら殴られそうな事を吐きつつも。自分なりの芸術論を説く。
続く黒百合の告白は、口を挟まずに静かに聴いた。 >>2:180 昨日見かけた黒曜石。 黒猫を尋ね、長居する事もなく店を出ていった巫女。 黒曜石はあの後、尋ね人に無事会う事は出来たのだろうか。 林檎のように頬を染めて、何か言葉を胸に秘めた様子であったが。]
………で、 グローリアはどうしたい?
引きとめたくねーから、ユリと距離置いてんのか?
[自分も黒猫を捨てて町を出た、野良猫。 黒曜石が何を考えて出たかは分からないが。 後に残される者の痛みは、少しなら、今は察せられる。]
(235) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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そういうもの、ですか。
[音楽ならまだしも、ほかの芸術にはとんと明るくないから、ミナカタの芸術論>>235を素直に聞き入れる。]
それも、ありますし。 ……あの子の記憶に残るのは笑った顔でありたいですから。
[つらいつらいと、相手を縛ってしまうよりは、と。 強くあろうと笑顔を向けた。]
(236) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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ふぅん、
[>>236 静かに黒百合の独白を聴く。話の途中で、口慰みに新たな煙草を咥える。チョコレート味の紫煙はゆっくりと肺胞のひとつひとつを満たしていく。]
そうか。
…………。大きくなったな。
[それはどういう意味に黒百合は聴こえただろうか。若しかしたら、残された黒猫も、かつてはそんな風に考えたのかもしれない。黒曜石は、果たしてこの町に還ってくるのだろうか。]
あー、 ………煙草切れた、買いに行くわ。
またな。今度、酒でも誘え。 ―――……もっと良い店連れていってやるから。
[足元に擦り寄る白猫の小さな額をゆるりと撫でたあと。黒百合に軽く、有るのか無いのか解らない誘いを掛けた。そして引き止められないならば、そのまま画廊を離れるだろう。]
そうそう、なんかすっげぇ綺麗な赤と青の絵がある。あれはミナカタ先生のオススメ。
[そんな風に言い残して。*]
(237) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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-冬の空の下で-
………ゲホッ、
[自動販売機でお気に入りの煙草の銘柄を選ぶ。上から二番目の左端。もう見なくてもその場所と分かる。慣れた手つきでそれを取り出す。 少し陽が傾きかけていただろうか、雲ひとつない空は茜色に染まりつつあった。白い羽根が寒空を舞い、同じように茜色に染まっていく。]
―――……、
[いつもの不機嫌そうな顔にさらに皺を寄せて、煙草を咥える。 喫煙所の傍で貰った号外に依ると、本日、崖から天使族の女性が遺体で発見されたそうだ。 透き通るような白い骸に真っ赤な血が映えていたらしい。まさかそれが昨日、店に来てくれた客だとは思いもしない。あれが最期の会話だったとは。]
あ、
[>>228 喫煙所の直ぐ近く。華奢な身体に大きな荷物を抱えた黒曜石が視界に入る。長い黒髪を左右に揺らして、ゆっくりと歩いていた。]
おい、ユリ。
[勿論過るのは先程話した黒百合。>>236 気丈に微笑む柔らかな笑顔。果たして相手は気が付いてくれるだろうか。]
(238) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 17時頃
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[茜色の空が綺麗だとは思わなくなった。 町並みが美しいとも感じなくなっている。
塗られた世界は所詮、 塗ったものの感性でしかないのを、今はもう知っている。
軽やかな足取りで荷物を運ぶ。 あまり重くしてもなんだから、本当に必要最低限だったけれど。
やっぱり今まで大人の言うがままだった自身には重く、 立ち止まって溜息を吐いていた――声をかけられるまでは]
はい。 ――あぁ……ミナカタさん。
[僅かな間は、表情を変えたためだ。 純粋な瞳を持つ子供はもうそこには存在せず、 黒い瞳に茜の陽を煌めかせて、ゆらりと口角を上げる]
どうしました?
(239) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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流星群? そっか、もうそんな時期だったね。
[>>219星降りの夜、高台から見える流星群。 私はまだ見たことがなかっただろうか。]
うん、一緒にデートに行きたいな。
[お兄ちゃんからのお誘いを二つ返事で受け入れる。 夜ならあまり目立たないし、万が一でも仲の良い兄妹で通せるはず。]
(240) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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別に。暇だから呼んだだけだ。
[>>239 ゆらり。 黒曜石の笑顔がいつもと少し違うのは茜色の所為なのだろうか。 円らな瞳に映る茜の陽光は、妖しく光っているようにも見える。]
………、重そうだな、貸せ。
[痛ましい事件を報じた号外を傍にあったゴミ箱に投げ捨てて、立ち上がる。 そして両の手を塞ぐ荷物を此方に寄越せと、腕を差しだした。]
何処まで行く?
[若し荷物を受け入れる事が出来れば、その二の腕にはきっと赤い線状痣が見られるのかもしれない。 軽い足取りではあるが、その裏に抱えたモノまでは、測り知る事が出来ない。 そんな黒曜石の為に、自分に出来ることは少ないかもしれないが。それでも。]
(241) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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[にこりと微笑む顔は、数日前と同じであって違うもの。 差し出された手>>241に視線を落として、 また上げて、まっすぐにじっと見つめながら]
――いやです。
[あろうことか“大人”の申し出を、笑顔で跳ね除けた。 その上、立ち上がろうとした様子を肩に触れ制しもする]
暇なのでしたら、お話していただけますか。 わたしに外の世界のことを。
[冷えた指先が頬へと触れる。 外気だけではなく血流が滞ったせいもあり熱がないのに、 痩せた頬を撫でる仕草だけは熱を帯びて]
あなたが見た、いろいろなことを。
(242) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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メアリーからOKをもらったので笑顔で頷く>>240]
よし、じゃご飯食べたら行こうか。 今日はサワラが安かったから、ムニエルにでもしよう。
[まずは夕食を準備しようとキッチンへ。]
(243) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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そうか。
[>>242 跳ね除け、制した黒曜石。一昨日、林檎のように頬を染めていた彼女とは、別種の笑顔。重いであろう荷物を頑として渡さなかった。 自分は唇を曖昧に歪め、そのまま喫煙席に座り直す。足を組むが、長い脚はどこか所在なさげに放り出される。]
外、外ね。 じゃあ、ちょっと授業しましょう。
[頬にひやりとした感触。避ける事もなく真っ直ぐに黒曜石を見返す。懐かしむような声には普段より、少しだけ抑揚がある。]
先ず、この町ではマイノリティである人間が、外だと大半を占めている。俺が赴任した時は―――――……、
(244) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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はーい。 それじゃあ、早く出来るように私も手伝うね。
[>>243以前のように、キッチン向かうお兄ちゃんのお手伝い。]
……デート、楽しみ。
[にこにこ、満面の笑みで。]
(245) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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[「すっげー!」「せんせー天使なら飛んでみせてよ!」「天国ってどんなところ?」 生徒たちはヒーローを見るような眼差しで、自分に駆け寄っていた。 残念ながら、黒猫のように羽根は生えていなかったから、あまり天使自慢は出来なかったのだけれども。 インパクトのある自己紹介であった事は間違いなかった。
ただ、 「先生、人は死んだら天国に行けるんだよね。」 寂しそうに呟いた生徒の質問には答えられなかった。 確か、あの子供はそう、悪魔の子供だった。]
なにか質問は?ユリ君。
[どんな表情をして、黒曜石は自分の授業を聞いていたか。]
(246) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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[メアリーの笑顔を見るのがなにより幸せで。>>245]
恋人同士で見晴らしの丘で流星群を見ると幸せになるって噂があるんだ。 だから見晴らしの丘は恋人同士だらけだろうね。
[そんな話をしつつ料理を作る。 さすがにそこに行くのは危険だろうと…]
でも、僕たちは町外れの神社横の公園に行かない? 公園のほうは屋台もあるから、屋台行きたかったらそっちでもいいけど。
[たぶん誰もいないであろう小さな公園。 町外れだけあって見晴らしはいいが、高台の公園のほうは、公園の入り口付近の道に屋台などもあって、ちょっとしたお祭りを楽しむ事もできる。 提案した公園には子供の遊び場用に小山が作ってある。その上で見るのも悪く無いかと提案してみた。]
(247) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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|
[造り出した笑顔。 きっと、姉なら見抜くだろう、わたしの過去を模ったもの。 先生の“授業”>>246は大人しく最後まで聞いて――]
ありません、先生。 わたしが知りたいことではなかったから。
[一般常識――本の片隅でも知れる、その知識。 本で綴られた言葉と、そこで生活した重みは違えど、 “先生”にとってそれすら知らない子供なのだと…… そう理解して、頬に触れていた手指をそっと肩へと下ろしていく]
でも、わたしの知りたいことも教えてもらえました。 ……質問は一つだけ。
[向かい合った姿勢で、やや見下ろす形で首を傾げる]
……人を捨てた時の気分は、どうでしたか。 あの日、わたしたちが勇気を出して贈った品、 きっと……見てはいなかったのでしょう?
(248) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 19時頃
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うん、そうだよ 昨日約束したよね、次はゆっくりと見せてくれるって
[>>234つんと揺れる翼を軽く突く。 折角着てもらったのだ、ゆっくりと堪能させてもらいたかった]
それとも客室の方が良かったかな? そちらも用意しているけれど
[これが悪魔の囁きと云うものであろうか。 逃げ場のある二択を提示しながらも、真実逃げ場はないのかもしれない]
(249) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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そうか。ご清聴有難うございましたー
[>>248 教科書通りの生温い授業と感じたのか。 黒曜石の瞳は諦観に近いような光を覚えた気がする。肩へと降ろされた指に力は無い。 座っている自分を見下ろすような形で、彼女は問いただす、
自分の捨てた過去と、想いを、]
――――……。
あぁ、すまんな。 重くてな、置いていったわ。
[黒百合から聞いたのだろうか。それともあの時から悟っていたのだろうか。 自分が妹のように可愛がっていた彼女達の品を、学校の地面に埋めてしまった事を。 町の枷は、出来るだけ忘れたくて。 ただ、残された者の気持ちなんて、微塵も鑑みずに。]
人を捨てた気分か、そうだな、
(250) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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じきに分かる事だろ。
ユリ、 テメェが感じて。そして抱えやがれ。
(251) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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……ふふ。 質問に答えてくれない先生は、減点ですね。
[こうして触れているというのに、何て遠いのだろう。 距離感というものは、こうして感じるものなのだと知って、口端を歪めた]
今はじめて、先生……いえ、 あなたがわたしに向き合ってくれた気がします。
わたしはこの世界を捨てていく。 大事なものも、何もかも。
“自分が”後悔しないようにと気持ちを押し付けて、 返るだろう答えなど知っていながら、それを期待して。
[悪魔らしく誘惑めいた微笑みを滲ませて肩口をそっと掴む。 人を捨てて戻ってきた天使と、これから出ていく悪魔の図を周囲はどう見るのだろうか]
(252) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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クシャミは、ミナカタからの連絡が来ないので、夕飯の支度に取り掛かろうと**
2014/12/07(Sun) 20時頃
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一緒に見ると幸せに……。
[>>247噂があると聞けば、俄然行きたくなってくる。 けれど、そっちだと逆に目立ってしまうかもしれない。]
神社横の公園?
[そういえば、神社近くにそんなところもあった気がする。 見晴らしの丘の方も気になるけれど、どうしようかと。 料理を作る手は止めずにちょっぴり悩んで。]
うーん、それじゃあ、神社の方に行こっか。
[人気のないところで、ひっそり二人っきりというのも悪くない。 それに、見晴らしの丘じゃなくたって、きっと幸せになれる。]
あっ、そうだ。 屋台がないのなら、自分達でお菓子とか持っていこうよ。
[ちょっとした提案など。]
(253) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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[>>197 葬儀やその他の雑事。カリュクスひとりが担うには荷が重いひとつひとつ。 手助けするに厭いはないが、今はそれ以上のことを考えないようにする]
ん、落ち着いた。
[慣れた居場所に安息し、顔を上げる。 >>198 電話の相手は知己であるらしく、誘いの言葉をぼんやり耳に入れながら居間へと戻る]
(254) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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今夜はポトフらしいよ。 [カリュクスの様子はどうだったろう。 >>54 前日にジリアお手製ポトフを食べていることは知らなかったから、温まるよと暢気に告げる]
シメオンの友人も来るらしい。
[カリュクスの、独りを嫌がった声は、 賑やかさを求めるものではないかもしれない。 それでも気分転換になればいい。 >>220 手伝いをしているうちに時間は過ぎて、来訪者を報せる音がした>>214]
(255) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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[掴んだ肩口を引きよせて、顔を近づけた。 呼吸を感じる程の距離だけれど、けして触れることのない。 ふたりに相応しい――そう思える距離だ]
わたしのひみつを、教えてあげます。 あなたが捨てていったもの――
わたしの贈り物は、白紙と封筒でした。 封筒にはあなたのおうちの住所を書いていたんです。
捨てていく者に、もし少しでも…… 慈しむ気持ちが残っているのなら……ううん。 気紛れででも、わたし達の気持ちを受け取っていたのなら。 あなたの今見ている世界は変わっていたのかも。
ねえ、そうは思いませんか……?
(256) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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[引き寄せた男の唇端を、柔らかな舌が触れる。 艶めかしい質感を呈したのは、ほんのわずかの間だけで。 ふわりと離れた笑顔はまた仮面へと戻って、 何事もなかったかのように]
……わたしはエゴイストなんです、“先生”。 お姉ちゃんにはいい子の妹の記憶を残して消えます。 お姉ちゃんと約束した手紙はあなたのように、 きっとずっと出すことはないままで、 帰って来るとしたら、きっと、……そうですね。
――わたしが、死ぬ間際かな。
[最後の言葉だけは、天使に憧れていた頃のまま]
(257) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 20時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 20時半頃
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リッキィ?
[>>233 居間に現れたのは意外ともいえる相手。 昼間顔を会わせたばかりの彼女とひとまずは挨拶を交わし、 カリュクスとの顔合わせも黙って見守る。
ドリンクが振舞われている間に、ポトフを用意する。 >>224 兄の囁きと言うにはボリュームのある声が聞こえてきたのは、ポトフの皿を置いたとき]
ごめん。
[揺れた手元がテーブルを汚す。 >>224 他にも空き部屋はある中で、自室に荷物を運べとはそういうことなのだろう]
(258) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[良い年をした男女だ。 予想がつかないことではない。ふたりはきっと気が合う。 そう言ったのは自分なのだ。
気づかぬうち眉寄せた表情で押し黙っていたが]
……気をつけて。
[漸くそれだけ搾り出す。 ここに来たのは誰かに見られただろうか。 それを言うならカリュクスの来訪だって同じことだ。 どこから禁忌に当たるのだろう。 今まで及びもしなかった危惧に息が詰まる思いで食事を終えた]
(259) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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ん、そうだね。
[二人でこっそりお菓子を持って、静かに見に行くのも悪くない。 メアリーの提案に頷いた>>253]
よし、できたっと。さ、食べようか。
[出来上がった料理を運んで、いつもと同じ食卓。]
(260) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[重ねられる手の温かさ>>171 それに少しずつ温められていく]
……ありがとう。
[小さな声といい香り>>177 少しずつ心も温められていった]
(261) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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―ヤニクとシメオンの家―
[居間に案内されじっとしている 温かい部屋と香りにぼんやりとする しばらくして約束していた本を見たりして>>220]
……ありがとう。 ポトフ楽しみ。シメオンさんのお友達も来るのね。
[ヤニクさんの言葉>>255に頷く 賑やかなのは少し苦手なのだけど今はうれしい]
(262) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[そうして来た来訪者を見つめる 知的そうな彼女には白い羽が生えていた 同じ天使族ということなのだろう]
……はじめまして。 カリュクス・ブルームンと申します。
[初めての人>>233にお辞儀する そうして自己紹介をした]
(263) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[ポトフを楽しみにしながら シメオンさんの声と彼女の驚く声にこちらが驚く どういうことなのだろうと首を傾げる よくわからないけどどういうことなのだろうか]
……――?
[僕はよくわからないとじっと見つめていた 禁忌はわかっていても関係はよく理解していなかった]
(264) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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あなたが何もかもを置き去りにして消えたことも、 それを模したように消えるわたしのことも、
忘れない呪いをかけておきました。 わたしはあなたのこと――憧れでもあって……嫌いでした。 [肉親か、あるいは、それ以上なのか、 それを探ろうとも知ろうともしなかったけれど。 手が届くのに手を伸ばそうとしなかった、そんな男へ微笑んで、 足元の荷を抱えて小さく手を振り、その場を離れていく。 もう二度と会うことがないだろうと、振り向きもせず**]
(265) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 20時半頃
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……そうですか?
[大きくなった、という言葉>>237に、不安げな顔になる。 至らぬ事の方が多いのに。 進もうとした足は、竦んでまだ動かないままでいるのに。]
……え。あ、はい。その時はお願いしますね。
[軽い誘いに、こちらも軽く笑って。]
赤と青……。
[言い残されたそれに、むぅ、と考え込む。 画廊に、スノウは入れない。*]
(266) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[画廊の方が良かっただろうか。 少なくとも、こんなに気を揉むことはなかっただろう。 >>199 自分の描いた絵で唯一飾られた油彩を思い出して。 発現前に描いたそれは、今を予測していたようなモチーフで、 少しばかり皮肉な気分になる]
そうだ。 カリュクス、見せたいものが……。 疲れてなければ、この後、僕のアトリエにおいで。
[>>261 温かさの戻ってきた顔を見て、誘いかける 二階の端のアトリエ。 その方がきっと、兄たちにも都合良いだろう]
(267) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[>>258ヤニクがポトフを用意してくれていたのでそちらは任せることにした。 自身は酒倉という名前の世界各地の酒を納めている棚から一本の珍酒と他食事の時に飲む酒を取り出してきた。 その珍酒は東方の国のお酒であり、ヘビが瓶の中で漬けられているので中身の黄色い酒だけを持っていくことにした]
これは東方の酒でね 癖があるが寒い日に飲めば身体が奥から温かくなるよ
[そう告げながらグラスに注いで三人に差しだした]
(268) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[友人と、妹を探していたが見つからず 大荷物を抱えたゆり>>265を見かけた しゃんと前だけを見て、少しだけ早足にも見える
普段の彼女はどこかはにかむ様子で ふわふわとした印象だったが]
旅行? 昨日はごめんね、大人気なく クーには会えた?
[先日、店から追い出したことを謝罪する]
(269) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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気をつけるも何もないよ、ヤニク それよりも――
[>>259浮かない表情で食事を摂るヤニクに視線を送る。 その先に居るのはカリュクスの姿。 そんな顔をしていては不安に思うだろう? 右目の凍てつく氷の瞳はそう問いかける]
ああ、気にすることはないさ ヤニクが少し心配症なだけだよ それよりもお代わりはどうだい? うちの妖精さんが作ってくれたポトフは美味しいだろう
[>>264何時も通り良い香りを漂わせるポトフは食欲を起こしてくれるだろう。 お腹が膨れ、温かくなって心も少しは温もってくれると良いと考えていた]
(270) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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ああ、ヤニク お風呂は沸かしておくから早めに入るといい
[>>267ヤニクがカリュクスを誘うのであればそう声を掛け、良い香りの食事と味わい深い酒の数々に舌鼓を打つのだった。
リッキィの方を見やればどうしていただろうか。 食事は美味しく食べてもらえているだろうか。 リッキィへと視線を向け、様子を伺うように微笑みを浮かべた*]
(271) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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約束。
――そうですね、しましたね。 じゃあ仕方ないですね。
[言い訳にもならない言葉。 逃げ場も何も、逃げる気なんて最初から無い。
気を付けて、という友人の言葉>>259は聞こえていたが。 敢えて何も答えずに、示された戸を開く。
暗幕と紙とシメオンの匂いに包まれた部屋は、初めて入るはずなのにどこか居心地が良かった]
(272) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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ん、……あまりぽーっとしてる場合じゃないわね。
[荷物を部屋の片隅に置き、再び居間へと戻る。 空いている一角に腰を下ろして]
なに、このポトフはヤニク作なの? 私もお呼ばれしたからね、遠慮なく頂くわよ。
[自分の感情はとりあえず後回し。 笑顔を浮かべながら、食卓に混ざりこむ]
(273) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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おぉ、ユリ先生。手厳しいですね。
[>>252 歪める口端を見やり、肩を竦めた。何処か達観したようにも見える黒曜石。 僅かに見ない間に一体何が起こったのだろうか。 否、それは少しずつ。水がゆっくりと石を研磨するかのように、黒曜石を削っていったのだろうか。
はじめて自分を見てくれたという彼女。では自分は今まで、彼女たちの何を、見ていたというのだろうか。此方を見つめていそうで、どこか遠くを見つめるその表情は、数年前の自分にも重なる。]
手紙、ね。………そうかもな。 所詮、IFの世界だけれどな。
[自分の家の住所。つまりそれを送れば黒猫には便りが届いたと云うコトか。 少しでも自分にそういう気持ちがあれば―――……残された人の気持ちに何か、今とは別の物を残す事が出来たのだろうか。
掴まれた肩。息が掛かりそうな距離に詰められる。近付けば林檎の薫りが仄かにしただろうか。大きな瞳に自分の姿が映る。輪郭は随分と痩せていた。]
[そして唇に掛けられる、優しい呪い。]
(274) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[ぱたぱたと小走りに進む足が、ぴたりと止まる。 瞳を細めたその視界に映る姿>>269に唇を結び首を傾げた]
……はい。
[曖昧な返答で、それでいて半眼の瞳で男の姿>>269を見る。 謝罪の言葉を聞けば、よけい柳眉を寄せた]
謝らなくてもいいです。 謝る理由も……なんだか、違う気がするし。
[黒髪を揺らす――傾げていた首を戻して、荷を抱え直しつつ]
それより、そう思って下さるのなら、 アイリスさんに言葉を伝えてください。 いままでありがとう、お姉さん。 仲良くしてくれてありがとう、とてもうれしかった――と。
[荷を置いて、漸く一息ついたかのように吐息を吐きながら*]
(275) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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エゴイストね。
皆そんなモンだろ。 分かったような口ききやがって、ガキが。
俺も、大嫌いだ、 ―――――……忘れねェよ。
[夕闇に消えていく悪魔。この町を捨てていく悪魔。 その小さな背を追い掛ける事もなく見送る。
それは数年前の、自分の姿。*]
(276) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[思い返せば、神社には小さい頃に一度行っただけで、 それっきり一度も行っていなかった気がする。 久々の神社という意味でも、ちょっぴり楽しみかもしれない。]
はーい、完成。
[>>260完成した料理をテーブルに運ぶ。]
それじゃあ、いただきます。
[そうして、いつも通りのお夕飯。 夜のデートが楽しみで、いつもより少しだけ早く食を進めながら、 バターの風味薫るムニエルに舌鼓を打ったのでした。]
(277) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 21時頃
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[ヤニクが白の少女を誘う声が聞こえ>>267]
なんだ。やっぱりそういう関係でいいんじゃない。
[早合点してぼそりと呟く。 シメオンと目が合えば>>271]
すごく美味しいですよ、これ! へー、ヤニクもやるもんじゃない。びっくり。
[そんな言葉と共に、とびきりの笑顔を返した]
(278) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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……おかわり。
[いつもはしないのだけれど なんとなく今日はポトフ>>270をおかわりしたかった]
……疲れてない。見に行きたいな。
[ヤニクさんの言葉>>267に驚きつつも頷く 何を見せてくれるのだろうとわくわくした]
(279) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[>>268 酒は好むがバリエーションの少ない自分と違って、 シメオンはここでも好事家だ。 差し出された黄色い酒に躊躇いを見せたが、 氷の視線が刺されば仕方ない>>270 にこやかに杯を持ち、一息で飲み干せば、 癖のある臭いが鼻腔と口腔を刺激した]
僕ではないよ。 うちには妖精が住んでいて、気まぐれに振舞ってくれるんだ。
……一緒にしないで欲しいな。
[>>273>>278 リッキィに笑みを浮かべたまま答える。 言い訳するのも面倒なのでそれ以上は述べず、席を立つ]
(280) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[結局、スノウには画廊の外で待っててもらい、 展示されている絵画を見て回る。]
……ミナカタさんが言っていたのは、これかしら。
[特に大きいそれ>>199に、そ、と息を吐く。]
……圧倒的過ぎて、怖くて、悲しく見えるのはなんでかしらね。
[この絵を描いた人は何を思って作り上げたのだろう。 そんな事を感じながら、外に出れば辺りはもう暗くなってきていたか。]
……スノウ、一緒に星を行こうか。
[待っていてくれた愛猫にそう声をかけて、広場の方へ足を向けた。]
(281) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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先に風呂使う。 カリュクスはまだゆっくりしてなよ。
[>>279 先ほどまで見せなかった期待したような顔を見ることができるのは、嬉しいものだ。 呼びにくるから、と居間を出た]
(282) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[最初に白の少女……カリュクスを見た時は、少し心配だったが。 ポトフをおかわりして、ヤニクの誘い言葉に頷く>>279光景に、もうある程度大丈夫なんだろうな、と安堵する]
――私の手伝い、必要だったのかな?
[兄弟だけで十分だった気もするが。シメオンに頼られたこと自体は悪い気はしないから、それはそれで良しとしよう]
家主特権の一番風呂、いってらっさい。
[風呂に入るという友人>>282を、ひらひらと手を振って見送る]
(283) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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はーいよ、たんと食べな お酒は飲めないんだっけ?
[>>279ポトフのお代わりをカリュクスの皿へと入れ、皿を差し出しながらお酒を勧めてみる。 度数の弱いもので、果実酒ならば飲めるだろうか。 色とりどりのものを目の前に並べてみよう]
そうだろ、うちの妖精さんは腕効きらしいからな
[>>278素直に喜んでくれるリッキィに満面を笑みを浮かべる。 カリュクスのことはまだ教えていはいないが、伝えても良いか少しばかり思案する。 そこは彼女がお風呂に入っているときにでも考えるとしようかと思い至り、今は食事を楽しむことにした]
(284) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[かり、
かり
かつん。]
[せかいってきれい。]
(285) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[町を歩く。 軽装だけれど、繁華街まで出てきた。
爪で裂いてしまいたかったこの肌は ジリアさんのくれた手袋が守ってくれる。
なかったことにしてしまいたかった痣は ミナカタさんから借りたマフラーが隠してくれる。
偽善だと自虐したかった思いは リッキィさんの言葉が否定してくれる。
帰らないつもりだったあの家には ヒューお兄ちゃんが待っていてくれる。]
(286) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[私は馬鹿だった。 自暴自棄になって、挙句世界を憎んで。
でも待ってくれる人がいるじゃないか。 守ってくれる人がいるじゃないか。]
クシャくん、って、どんな人かな。
[ミナカタさんのお家兼、弟くんがやっているお店。 そういえば小さい頃に、訪ねたことがあるかもしれない。 なんとなぁく、小さな男の子が ミナカタさんの後ろを歩いていた姿、思い出す。]
(287) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[すてきなひとだったら、いいなぁ]
[私と同じように、お兄ちゃん子なのかな]
[でも男の子だから、そんなことはないのかな]
[どうかな]
[ふわり、足取りが軽くなる。]
(288) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[煙草を吸ったあの重み、呼吸に少し違和感が残る。 お兄ちゃんは怒るかもしれないけど、 ミナカタさんに甘えて、またこっそり強請ろう。
ジリアさんにもまた会いたい。 あの不思議な雰囲気を纏った女性は、 今何処にいるんだろう?
リッキィさんへの想いは自分の中できっと燻って、 いつか、彼女にぶつけられればいいな。 禁忌だからこそ、叶うはずはなくて ただひっそり伝えて、 そして昇華して彼女の幸せを願えたらいい。]
[世界はこんなにも輝いている]
(289) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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あそこかな。
[クシャくんのお店を見つければ、 マフラーを返すという名目で だけど本当はクシャくんって人に会ってみたい そんな目的で、軽い足取りは、商店に向か―――]
(290) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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……うん。
[おかわりを食べながら頷く>>284 お酒はなんとなく苦手な方だった それでもじっと見つめるのは楽しい]
……わかった。 あとで、ね。
[ヤニクさんがお風呂にはいるのを見送って>>282 ポトフを食べる ……やっぱり1人の時よりおいしい これも二人が言っている妖精さんのおかげなのだろうか]
(291) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―裏路地―
[見つけた]
[俺の人生をぶち壊した女]
[あれは和姦だった。 何故女は助けを呼んだ? 警察から事情を聞かれ、豚小屋の如き場所で過ごし 女が告訴する気がないということまで聞いた。 そして俺は晴れて、自由の身。]
(292) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[しかし] [家族や友人は、皆] [俺を蔑んだ。]
俺は悪くない。悪くない。 悪いのは。悪は、禁忌は、罪は、
[ぶつぶつと呟きながら路地裏を 軽やかに歩く女の背に駆け寄って]
罰は
[――――ブツッ]
(293) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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――――……え?
[肉を裂くおと。 そして背中から腹部に、 熱く、鋭い痛みが、]
あ、……ぁ?
[せかいがあかに、くらむ。]
[美しい世界が、歪んでいく。]
(294) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[なんどもなんどもなんどもなんども]
[刃物を女に振り下ろす]
[突き刺し抉り返り血を浴び]
[尚]
はは、ははっは!!!!
[この女は]
[俺のもの]
[死ぬその瞬間まで]
[俺を 刻みつけ、そして]
(295) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[いやだ]
……ひ、 ぅ
[うそ。
こんなところで おわりたく、ない。 なんで]
ぁ、 ふ、 ……ァ
[声はもう出なかった。 呼気が零れ、言葉を成さないまま。]
(296) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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カリュクス、ヤニクの次にどうぞ タオルとか用意しておくから……お風呂の使い方はヤニクに聞いて
[とヤニクが立ち去ってからカリュクスに声をかけ
>>278リッキィの言葉に首を傾げた]
(297) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[うつくしかったせかい]
[――――嘘つきのせかい]
[いんがおうほうなんて]
[ばかなわたし]
[ごめ、ん、なさい]
……ふ、ぃ、
[やがてとまる。すべてがとまる。 音も、景色も、赤も、匂いも、全部
悔恨に、呑まれて**]
(298) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[動きをなくした亡骸に]
[浮かべるシニカルな表情はいつかのイリスに似た]
[そして男は、自らの喉笛を躊躇うことなく掻っ切る]
[―――無理心中。
二つの命は潰えて**]
(299) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[リッキィの来るまでの間に、磨かれ湯の張られた浴槽を見て、 ああ見えて結構マメだよなと感心する。 変人と覚えの高い兄だが、あれで意外と家庭向きなのかもしれない。
湯を浴びる間、友人を迎えるにしては良い対応ではなかったと自省する。 カリュクスがリラックスしていたのも、リッキィとシメオンがいたおかげだろう。決して場を盛り上げることのできるタイプではない自分のことを顧みて思う。
熱い湯を浴び、居間に戻った頃には気分も大分すっきりしていた]
(300) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
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[そうして、荷を抱え直す。 声をかけてきた男には、何とも言えない表情をして]
お話はそれだけですか。 それでは、失礼します……さようなら。
[頭をさげることもなく、その場を離れていく**]
(301) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
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……わかった。
[お風呂のこと>>297はこくこくと頷く そういえば病院とお家以外で別の場所のお風呂にはいったことはなかったか ちゃんと使えるか少し不安だ]
(302) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[謝る理由が違うという彼女に少し笑った>>275案外気が強い。]
けど、それ以外で謝る事はないよ 順番は俺が先だった 割り込んできたのはお前
ほらね、大人気ないでしょ
[半眼で睨みつけてくるような彼女 遅い反抗期みたいなものか? そんな呑気なことを考えていたら]
今まで…?、もう、帰ってこない予定? そんなん自分で伝えろよ 人づてとかその程度だろ
[ふわふわと、甘いお菓子の様に見えたのに 今日は一転どこか虚無的で。 気になり、話を続けたかったが彼女は急ぎの様で それを引き止めることは出来ずに*]
(303) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[>>291どうやらお酒自体は苦手なようなので、色の変化を楽しんでもらおうといろいろとカクテルを作っていく。 一番最初に作るのは海を現した深く澄んだ青のカクテル。 沈みゆく夕陽をイメージしてグラスの端にオレンジをつけておく]
カリュクスはどんな色がみたい?
[ご注文があれば受けようか]
(304) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[ヒューを見送ってから、営業中の札に取り替えて ゆるりと店の中で訪なうかも知れない客を待つ
日は傾き、空は茜に色づいて まるで、紅茶のようだなと窓の外を眺めていた
珍しく、音楽は止めていて そのせいか、時の流れがゆるやかに思えていたが 空が赤く染まれば帳の降りるのも早い]
今日はポトフにしようかな…
[食欲は落ちているだろう兄でも 酒の肴としてくらいなら食べられるだろうかと思い 晩のメニューを考えて]
(305) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[広場に人はまばらに見えた。 それぞれに見るのにちょうどいいスポットに向かっているのか。 それとも、これから広場に集まってくるのかまでは、女には分からない。]
……もっと着てくればよかったかしら。
[ある程度、着込んでいるとはいえ、丈が短めのスカートは寒い。]
……一回、家に帰りましょうか。
[上着を羽織れば、きっと少しはマシになるだろうと。 来た道を引き返す。]
(306) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[じっとカクテル>>304を見つめる]
……空色。
[リクエストを聞かれればそう言う ただなんとなく見たかった なんとなく、そう、なんとなくなはずだ]
(307) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―居間―
[そう長い時間でもないのに湯にのぼせたのか、随分と身体が熱い。 酒に弱い方ではない。飲まされたのがハブ酒とは思わないから首を捻り]
次、どうぞ。
[>>304 兄がカクテルを作っている所だった。 綺麗な青が目に入る]
僕にも。 炭酸入りがいい。
[>>307 カリュクスのリクエストの後、ねだる。 >>0:21 彼女の見上げる空のこと>>1:69 ジリアの発現後の眸のこと、どちらも知らないことだから、彼女に似合った色だなという思考に留まる]
(308) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[食事を終えて、家にあるお菓子を持って]
用意出来た? じゃ、行こうか、暖かくして行こう。
[ダッフルコートにマフラーに手袋など完全防備で家を出る。]
(309) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[町を出たら、きっと手紙は出さない。 だからこれが最初で最後――]
『――お姉ちゃんへ。
お姉ちゃんのことが、大好きでした。
言葉を探しても、探しても、見つからないから。 だから、これだけ。
……お姉ちゃんの妹で、よかった ――ユリ』
[その“手紙”は、遅い時間に届くように。 チアキと名乗った青年の勤める事務所へと旅装で寄って、 姉の元にこれが届くのは明日の午後に指定する。
町を出る最終バスはいつ着くのだろうか。 吐く白い息で指先を温めながら、静かにバスを待つ――**]
(310) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[古い建てつけの店である 路地裏の音は嫌でも耳に入ってきて 盗み聞きしているような気持ちになるため
音楽をいつも流していたのだが ヒューが帰ってから消してしまい そのままにしていた]
…お客様かな?
[軽く響くは、多分女性の靴の音 外の甲板に灯りをともすついでに出迎えようか
そう思った瞬間、ぱたりと音が消え 何かを叫ぶ男の声と、高笑いが聞こえ
それすらも、止んだ]
(311) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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-黒猫の店-
…………おう、届けたぞ。 待たせたな。
[黒曜石と別れて暫くして、何度か紫煙を燻らせながら漸く帰路につく。相変わらず、「おかえり」とは言わずに。別の言葉を添えて、その扉を開ける。珍しく店内には音楽が掛かっていなかった。
朝に家を出たはずなのに、もう夕刻。空は早くも一番星が瞬き始めている。ただのお使い、というかパシリなのに時間が掛かり過ぎるのはいつもの事。黒猫はそんな自分を見て呆れかえるだろうか。]
ああ、そうそう。 マフラー、助かった。痒かったケド。
そして人に貸したわ。 いつか返してくれるだろ。
で、なに、なんか作ってんの?
[店内は旬の野菜とコンソメの良い香りがしたか。その鍋の傍に立つ黒猫にゆるり、話しかける。>>290 まさか店の近所で凄惨な出来事が起こっているなんて、まだ知りもせずに。]
(312) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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― 公園 ― [思った通り、誰もいない公園。ほとんど来たことがなかったが、仕事をはじめてからたまに来て休憩をすることがあった。 人工の小山の上に登ろうと。暗いのでメアリーの手を引いて]
気をつけて。
[使い古したブランケットを敷いて]
ここで見よう。
[二人並んで座る。メアリーの肩を抱き寄せて、空を見上げる。]
(313) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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オッケー
[>>307リクエストは空色。 少しだけアレンジを加えて虹を架けてみようと試みた。 空色の中に虹の層を作る]
炭酸入りね、ちょっと待って
[炭酸入りは少しだけ難しい 炭酸を弱めることなく作るのが難しいのだ。 作ったのは琥珀色を夕焼けに見たてた夕方のカクテル 泡が空に舞い上がるシャボン玉をイメージしてみた]
(314) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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リッキィは何がいい?
[リッキィにも問いかけて、要望があればそれを作ってみようか]
(315) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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…もしもし、大丈夫ですか?
[扉を開けて、外に出ると 喉から大量に流血している男が倒れており その手には刃物を握りしめていたか
その側には、背中から腹部にかけて 何度も刺されたような傷があり血まみれの女性が ものいいたげな眼差しのまま、倒れていた
どちらも、何も答えられるようには思えなかったが 声をかけて、ゆすってみるも当然のように返事はなく]
(316) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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― 自宅 ―
[家に女が戻ると、ユリの姿はなく。]
……やっぱりね。
[そんな予感はしていたから、ショックはなかったけれど。 覚悟を決めろ、と突きつけられているようで笑みにも、どこか苦い物が混じった。]
私も行かなければ、ね。
[けれど今はまだ。 小さく頭を振って、赤い上着と白いマフラーと手袋を着けて外に出た。*]
(317) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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…これ、にーちゃに渡した
[女性が身につけていたマフラーの 朱染まっていない部分は、見覚えのある色で 多分、兄の知り合いだろうと]
通報しなきゃ…
[迷う間もなく、救急車を呼んで 後のことは救急隊員に任せて一通り済んだ後 ただいまもいわぬ兄が帰宅して来て>>312]
(318) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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……もうちょっと。
[戻ってきたヤニクさん>>308にそう言ってカクテルを見る 空の中に虹がかかったようなそんなカクテル>>314 ヤニクさんのリクエストしたカクテルも見て 綺麗でそして――]
……もうちょっと見てていい?
[じっとグラスの中の空と虹を見つめた]
(319) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[>>309食事を終えて少しの食休みの後、公園に向かう準備を。]
うん、準備おっけーだよ。
[日の出ている時ですら寒いのに、夜中ともなれば尚更。 しっかりと防寒を整えて、お兄ちゃんと一緒に家を後にした。]
(320) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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にーちゃ、お帰りなさい…
[マフラーはやはり持っておらず 人に貸したというけれど、ならやっぱり彼女は]
あのマフラーは多分、帰ってこないと思う
[そして、それを借りていただろう女性ももしかしたら 路地裏で起こった、あの凄惨な事件を どうにかして、話そうとした自分はどんな顔をしていたか]
もしかして、貸したのって…女の子?
[倒れていた彼女は自分と同じ年頃か 朧気ながら、見覚えがある顔立ちに>>287 いつか、ヒューが連れていた幼い女の子を思い出し]
(321) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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―そして、公園―
[公園に人影はない。 当然といえば当然、寒空の下、夜に外出する人なんてそういない。 ちょっと息を吐いてみれば、街灯の光に反射して白い靄のようだった。]
はぅ、寒いね……。
[そんなことを呟きながら、小山に登る。]
ここからなら綺麗に見えるかな?
[ブランケットの上、お兄ちゃんとふたり。 息を吐いても、ここまで街灯の光は届かない。]
やっぱり寒いかも……。 あっ、こうすれば、もっと暖かいよね。
[ぎゅっと体を密着させて、お兄ちゃんにくっつく。]
(322) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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妖精さん、ですか……? ああなるほど。妖精さん。
[そういえばチョコの時もそう言っていたし、ヤニクも同じことを言っていた>>280。 意味合いに気付けば、小粋な言い方だと感心する]
[カリュクスとヤニクがそれぞれ、食後のカクテルを所望する>>307>>308のをぼんやりと見ていたら、自分にもリクエストを尋ねられ>>315]
――柑橘の効いたギムレットがいいです。
[本当に泊まるつもりでなければ、とても頼めないような物をリクエストする。 もうこんな時間だ。ギムレットには早すぎる、なんてこともないだろう]
(323) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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にーちゃ、ヒューさんに連絡取れる?
[笑顔は保てないまでも、涙はこらえて]
あのね、さっき…女の子がうちの前で大けがしてて 怪我させた人も一緒に倒れてて…救急車呼んだんだ その女の子…にーちゃに渡したマフラーしてた
[詳細は、いわなくてもいずれ分かることとはいえ あのひどさは言葉にしようがなく、大まかに
通報した時に身元を調べたのは救急隊員で自分は知らず けれども、彼女が記憶の中のあの少女であるならば 家族であろうヒューには、そろそろ連絡がいってる頃だろう]
ごめんなさい…俺、護れなかった
[どうにか、それだけを伝えた*]
(324) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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? そうなのか。
[>>321 黒猫は「にーちゃ」と昔馴染みの名前を口にする。 それには何となく擽ったい気持ちにさせられるが、当の黒猫の声は沈んでいて、]
ああ、イリスって女の子。 ってか、ヒューの妹。
――――……ああ、もしかしてうちに来たのか? アイツに返せって言ったんでな。
[亜麻色のセミロング。桜色の洋服。 あのマフラーは、可愛らしい洋服には似合わない色だったかもしれないが。 それでも巻いた彼女は、随分と幸せそうに映った。 少なくとも、あの痛ましい傷を。隠す事が出来ると。
渡したのだけれども。]
(325) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[リクエストした空色のカクテルを、飲むでもなくただ眺める少女>>319。 結局、挨拶以外にまだまともに話せてはいない。 どんな言葉が必要なのか、それとも必要ではないのか。訳ありで呼ばれた以上、迂闊なことを言うべきでもないとも思っていて]
…………。
[ただぼんやりと、その姿を横目に見詰めることにした]
(326) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[くっついてくるメアリーの肩を抱き寄せる>>322]
そうだね…こうすると…
[体を離して、コートのボタンを幾つか外してゴソゴソと。 なんとゆったりとしたコートにもう一つのブランケットを隠し持つなんてことをして、それを取り出して二人でくるまる]
もうちょっとあったかいでしょ
[いたずらっぽく笑う…そして]
あ、流れた!
[空を見上げて声を上げる。天体ショーが始まったようだ]
(327) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[当てがあるわけでなく、町の商店街へと足を運ぶ。 ここから広場へは割と近いと、女は記憶していた。]
――……? 何が、あったんだろう。
[商店街の一角、クシャミの店の近くが騒がしい。 スノウが踏まれたり蹴られたりしないように、抱きかかえてから状況を把握しようとした。]
(328) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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ー回想ー
[今の自分には少しの勇気がなく 照れ臭さに負けて、泣いている黒猫を 撫でることはできなかった>>217
彼がぽつぽつと呟く言葉を黙って聞いて]
お前は優しいなあ…
俺はもう、勝手に死ね 戻ってくるなら相応の詫びをしろ って言ったけど、通じてるのかね
(329) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[そうして、黒猫の兄を自分が奪った 自分を一番に見ろ、でなきゃ許さない、そう だけど、 ]
あいつも、お前のこと 大事でたまらないんだろうな
[自分が妹を思うみたいに 踏み外せば自分たちは死ぬかもしれない 友人は弟を置いていけるのか
自分は。 ]
(330) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[>>223そろそろ行くと黒猫に伝え席を立つ 自分の真意は伝わらなかったのか 誤魔化されたのか]
へえ、おまえも参加してたのか もし、今も活動してる知り合いいるなら 俺に教えてよ
[連絡があればと、細い望みだけ伝え それを敏い彼は不穏に感じたのだろうか つづくことば>>225 ]
……それ妊婦にいうセリフじゃないの?
[実際、家族の居る身だから 正しいのだが いろいろ複雑な響きを感じてしまう
渋い顔をしながら店を後に*]
(331) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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……――?
[いつの間にか見つめられていた>>326 どうしたのだろうと首をこてりと傾げる]
……お酒強い?
[なんとなくそんな質問をした]
(332) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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―――……。マジか。
[>>196
……きょうだいって。 すごいですね。
血が繋がって、一緒に育った存在が どんなに―――心を支えてくれるか。]
………馬鹿か。
[それは誰に吐き捨てた言葉だったか。 行き場の無い怒りを声に孕ませて、店の受話器を荒々しく取り上げる。 電話帳は見なくても平気である。既に頭のなかに番号は刻まれていたから。]
(333) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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―――……、テメェの所為じゃねーだろ。 泣くなよ、弱虫。
[震える声を背中に受け止めて。 もし黒猫が雫を零しそうならば、その頭を乱暴に撫でた事だろう。 電話先の主は既に病院に行っているのではないだろうか。 そうだと良い。自分から事実を伝えるのは、残酷過ぎる。]
[>>140 ちゃんと、帰ってきてよ 俺が本気で寂しくて死んじゃうぞ]
[兄妹の声が、重なる。]
(334) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[さすがに、見詰めすぎただろうか。 視線に気付いたらしい少女から、質問が飛んでくる>>332]
ん、んー? そうね、弱くはないと思うけど。
[そう答えるが、客観的に言うならそれは韜晦が過ぎる。 実際のところ、「好きな酒は?」と聞かれたら「ウォッカ」と即答する程度には酒飲みだった]
(335) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[ゆりと別れたあと、 画廊へと向かったが、結局友人にも 妹にも出会えなかった
「おにいちゃん、だいすきだよ」と 妹が言ってくれた言葉
今はそれを信じるしかなくて]
星は諦めて、家で待つか
[今まで、家で待っていてくれた彼女 子供の頃からいつも留守番させてた 足手まといだからと
いつ頃からか、彼女は勝手に 好きなところへ行ける様になってた様だ たまには自分が待つ番なのだろう ]
(336) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[妹は、何が好きだったのだろう アップルパイがあったから 甘いものは好きなのかもしれない
彼女の好物すら知らずにいた]
お祝いするって言って なにもしてなかった…
[彼女が戻ることを信じて ケーキでも買って帰ろう
そう決めて、 家の近所のケーキ屋へと向かう]
(337) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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うん、印でたんだって、妹 だから、お祝いでも
[顔見知りのケーキ屋の主人にそう伝えて 張り切った彼が、名前いりのプレートまで しつらえてくれて少し笑う]
・・・
[多分帰ってきてくれるはず あのとき妹は笑ってた
だから]
(338) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[無くしてからしか気づかない 馬鹿な自分は
可愛らしいケーキを抱えて 自宅で妹の帰りを待つ
片腕じゃ、ケーキの箱を抱えたまま 自宅のドアを開けるのが大変だなあとか 間抜けなことを考えながら*]
(339) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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