132 lapis ad die post cras
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―娯楽室―
[娯楽室にはライジも居たが、青年ティソの手前、つーんと嫌いの振りを続行しておいた。>>3:229
仮宿の居心地は、如何に?]**
(0) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 00時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 00時半頃
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―娯楽室―
[例えその生命が終わりを迎えても、誰かの記憶の中に在り続けているのなら、生きているも同義なのだろう。
変わらぬ姿、変わらぬ想いだとしても。
ならば。 彼らと長く過ごしていたティソもまた、生きている。ならば問題ないのではないか。
『ティソ』は一言も鳴かずに、事の成行を聞いていた。 機械生命体でも宿主足り得る。新事実は大発見だ。]
(27) 2013/07/28(Sun) 06時半頃
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―メインブリッジ―
[届いた通信に動揺を隠せずに居た。脱出ポッド? クリスマスがひとり?]
……え、どういう? この船ごと着陸するんじゃ、なかったの?
[訳が分からない。ぼんやりしている内に、何かがあった?
新品のキーボードに違和感なく指を置き、参休を呼び出す。説明を聞いて口許を抑えた。]
……えぇと、つまり。 脱出用のポッドで降りるしかなくて、ナユタとアシモフと、クリスマスが出発していて……。次に誰が降りるかは、未定―――って、そーいうこと?
[状況の確認に精一杯だ。 間違っていないとの返事に頷き、にこりと笑みを浮かべ]
あぁ、そしたら。 ラッシードは身体だけでも新天地の土を踏むことが出来るんだね。
(28) 2013/07/28(Sun) 07時頃
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……
[ラッシードが宇宙に葬られて久しい。 この事実を聞かされて次にティソがしたのは、自身の航海日誌の閲覧事だった。
一抹の私情を挟まぬ業務日誌。]
俺がちゃんと仕事してる……。
[ざっと目を通すのも長く。ただ、日数の経過が知れれば充分。 痛みを残す頭部を撫で、右手拳の痛みに今更ながら気が付いた。]
……どう、しようか、ね 取り敢えず、何処か――行こうか。
[ふらり立ち上がり。置き去りの紙戦闘機をゴミ箱行きにするを止め、手に持ったままメインブリッジを出た。]**
(29) 2013/07/28(Sun) 07時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 07時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 11時半頃
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― 海の部屋 ―
そーれーっ!
[ざざん、と波の音が押し寄せる。
硬い靴を投げ捨て、膝上までズボンの丈を捲り上げ、人工の砂浜を走る。 紙戦闘機は良く飛んだ。砂山の上に不時着中だ。]
ねぇ、凄いねぇ、参休! こんな部屋、いつの間に作ったの?
うみ! ウミ! 海っ! これが海なんだ! 綺麗、動いてる、あぁ、しょっぱい
[沈む足下、足首に受ける冷たい波、受け止めたそれを掬いあげ、室内照明の下に散らす。キラキラと輝いて、眩しかった。]
(33) 2013/07/28(Sun) 12時頃
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[ホログラムの蟹を追い掛け、腰を低くしながら追い掛ける。そうこうしていると、壁の一方がオレンジ色に輝いた。]
……あれはなぁに?
[参休が答えてくれる。太陽という名前も。地球から約1 億5000万km離れた存在であることも。 太陽と、地球と、月と、海と。 講義の間に太陽は沈み、部屋は夜になった。砂浜に寝転び、投影された星を見上げる。]
いつか……海に還るのかな。
[ぼそり呟き、地球に伝わる星座に纏わる神話に耳を傾けた。]
(35) 2013/07/28(Sun) 12時頃
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―side左肩のティソ―
[宿主になってくれる人は二人目だ。 今回は新天地に降りるまでの仮だけれど。
神経回路が遮断され、ジェームスが何を考えているのか、何を感じているのかが分からなかった。今までと勝手が違うから、尻尾の辺りがもぞもぞする。
大嫌い。その感情がティソに伝染し。 違うと思うよ? と気にし始めて生まれた大好きが伝染した。
ティソは左手でジェームスの頬に触れ、髪を掻き上げた。好きで優しく思ってる事が伝わるかな。
ライジの頬に触れる左手は、大嫌いと大好きが混じって擽るよう。]
きゅるっぷ
[前の宿主ティソはどうなったのかな。 僕の中に居る“ティソ”とは違うのかな。 あぁ、【故郷】が近い。]*
(36) 2013/07/28(Sun) 13時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 13時半頃
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―回想・メインブリッジ―
[大嫌いだと叫んで。本当に伝えたい事は言えなくて。通信を切ったと同時に、大事なものもぶちりと切れた、そんな気がした。 どこの誰が、自分を大嫌いと言う人を好いてくれる? 一緒にポッドに向かってくれる? 心を、開いてくれる? 決定的だ。終わりだ。どうしようもなく、絶望的だ。 ライジにも、一緒に居たというジェームスにも。
あぁ、でも律儀な彼なら、幾ら嫌いでも約束は守ってくれそうだ。だから、今から行くと連絡をいれた。私は、行けないよ。どんな顔して会えば良いの?二人が居るのに。]
……出てって、よ。ティソ。 いま、連絡をいれたから……。ジェさんなら、きっと良いように、してくれるから……。
あなたのせい。ティソなんて居なければ、良かった。 どうなったって良いの……早く、ねぇ。 さっさと離れて、お願いだから……
[淡々と離縁を言われた。まっ暗い画面を見詰めている。泣いているのかと思ったけど、もぅ泣いていない。止まったのかな、何で?
伝わってくる感情がどろどろぐろぐろとしていて。うげぇとげんなりする。ティソの手が本体を掴み、引っこ抜こうと、した]**
(38) 2013/07/28(Sun) 18時頃
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ティソは、思った。『同じポッドに乗るという願いは、叶うじゃないか!』と。**
2013/07/28(Sun) 18時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 18時半頃
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―side左肩のティソ―
[ライジの頬に触れた手は顔のパーツを確かめるように動く。>>47>>60
頬骨、眉骨、鼻梁、そして、唇。 顎先を通り、首の骨。
本当に大嫌いなら、渾身の力を籠めるべき場所。脈打ちを指先にたっぷりと感じてから肩、そして二人繋がったままの、指先へ。
一本、剥がして]
(64) 2013/07/28(Sun) 23時頃
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[――…けれど、そのまま。
動かなくなった。
どちらかが動けば、簡単に解れる。]*
(65) 2013/07/28(Sun) 23時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 23時頃
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[ティソ。 何度も呼ばれた名前なのに。 自分の名前ではない気がした。>>47>>72
これが、ライジだよ。 こんな風に、触りたかった? 触れたらどうなるか、確かめたかった?
けれどこの腕も、手も、指も。 僕のものではない。ティソのものではない。
握手は、何の為にするんだろう。 仲良くする為?>>72
分からなくて、指が するり力なく 落ちた。]
(75) 2013/07/28(Sun) 23時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 23時半頃
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