306 【誰歓5発言RP】かたりかたるるかたりべの
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[死は疎遠で、老は無縁。 着物に隠れた錆が病と似通うのならば、遠くて近い。 病後の少年が語り部となった一編の最中、>>0:93 切れ込んだ双眸は細い左腕へと落としていた。>>1:33
語る口を持たずに憑いて来ている " 同伴者 " へ、 燭台を寄せて語り部の手番を回すことはしなかった。
男は確かに人に恨みを抱くものへと成ったが、 鉄はいつまでも熱を帯びてはいられないもの。
残火の如き燻りが、皆無であるとは言えないまでも、 相手が剣の刃を進んで渡る向こう見ずでもない限りは、 手ずから人に触れようという気は起きなかったからだ。]
(33) 2020/08/25(Tue) 21時半頃
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…………己は湯治だ。 身体を悪くして以来、秘湯巡りが趣味でな。 見つけた宿で怪談噺をするとは思わなかったが。
[蝋燭の残り香も消え失せた食事の席で>>1>>2 " 何故この宿へ至ったのか" と話題が流れてきた。 唇を寄せた、川魚に添えられたはじかみの色を、 丸切りの嘘であるとも言い難い理由で噛み砕く。
一度棄てられた場所である為に、根を張らぬ萍暮らしは 川沿いを往くことが多く、屡々温泉へと行き着いた。 塩を粧し込んで焼かれた魚の棲家であっただろう清流が、 この度、男の " 呼び水 " となったことも、また同じこと。]
御身も病み上がりであるのならば、 ゆるりと浸かり、時を過ごしても良いのでは。
(34) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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[人に似た営みを、嘗ての持ち主の代行をするように、 湯淵に両腕をかけ、背を預けて天を仰ぐ。 普段結えている髪は手拭いに纏めこみ、何とはなしに 山麓に響く音へと耳傾けていたところへ、足音ひとつ。]
……予想に違わず、ひ弱だな。 かく云う己も、体格が良い方とはいえないが、 御身のように風が吹けば倒れそうな程でもない。
適度に動かなければ、錆びつきも早いぞ。 この辺の空気は澄んでいる。障りも少ないだろう。
[大太刀のような巨躯とはいかない、中背且つ細身の造り。 戻れと願われるまで川底に沈んでいた男の身体は、 錆の代わりの蟹足腫がところどころに走っているが、 それでも、白い肌の少年一人、容易く斬る事が出来る。]
(35) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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[その時の会話がきっかけとなって、 数回程度、男は少年の " 適度な運動 " に付き合った。 人であるが故に、接触は極力避けたかったものの、 少年に限っては、それをしても構わない理由があった。
人にとり憑くものと、物に宿りしものは異なるが、 少年の左腕にいる存在が悪意をもつ類でないことは、 時折、彼の腕が不自然に引かれることで理解した。]
御身は怪談を語ることで 礼の一つとなるだろうかと、言っていたな。 己はそれに碌な答えを持っていないが…、 いつまでも心に留め置いてゆくのならば、 懐 ────────これからも悪夢は見るまいよ。
[男が語りかけているのは少年でありながら、嘗ては そちら側であったことを懐かしむようにも左腕を見た。]
(36) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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[樹の枝を削った刀をかん、と打ち鳴らすと]
…… 終わりだ。 夏風邪を引かれては意味がない。汗を流すぞ。
[そう言い放って、踵を返す。 男が汗をかくことはないが、嘗ての持ち主は華奢で、 少年ほどではなくとも健康体とは言えない娘だった。
恨めども重ねてしまうものがあっての言葉だった。 それに、人はすぐに手折れてしまうと知っている。
川底に沈んでいった遠い在りし頃を見ているようで、 しかしながらも、同様の末路を辿る事はないであろうと " 彼ら " に対しては、語らぬ迄も淡い期待を懐いていた。]**
(37) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2020/08/25(Tue) 22時頃
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