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ああ、腹減った! 畜生、面倒くせえ!
[ 麓の町が閉鎖されては食事もままならない。
人間には決して聞こえない声で喚き散らす。]
【人】 踊り手 フランシスカ え、な、なに? (2) 2010/06/29(Tue) 01時頃 |
テメエのせいでこっちは息の詰まる思いだ!
噛み砕くぞ気狂い野郎!
[ 決して表には出せない言葉で、口汚く罵る。]
[少女が“聴いた”のは、本当にサイモンの声だけだったのだろうか。
どこか、違う気がして。
胸騒ぎがして。
ぎゅ、と自身の腕を抱く。]
今度は何だ? この気狂い!
次訳わからねえことホザいて見やがれ、五体バラバラにしてカラスに食わすぞ!
[ 己の声を聞けるものが居るとはつゆ知らず、罵り続ける。]
[また。
“聴こえた”、“届いた”声。
だれ。
なに。
なんなの。
考えても、わからない。
――わかりたく、ない…]
クソッタレ、この熊野郎……。
いつか潰してやるからな、覚えとけ!
[ 力はふるえない。
聞こえないことをいい事に、罵る。]
【人】 踊り手 フランシスカ ――っ (17) 2010/06/29(Tue) 01時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[ドナルドを呆然と見つめていたけれど、ガストンに声をかけられればゆっくりと、そちらに視線を向けて。] (20) 2010/06/29(Tue) 02時頃 |
[ 去り際、フランシスカの視線を感じ、肩越しに睨んだ。
何見てやがる、死にてえのか。
[ そして、そのまま外へ。]
[“声”が。した。はっきりと。
鼓膜を震わす、声ではなく。
直接、届くかのような、 ”声”。]
……な、んなの。
[思わず、口から洩れたのは。
――同じような、“声”だった。]
【人】 踊り手 フランシスカ[椅子へと戻ろうとしたけれど。 (27) 2010/06/29(Tue) 02時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[やがて、再びふらりと立ち上がって。] (38) 2010/06/29(Tue) 02時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ うん、また明日。 (43) 2010/06/29(Tue) 02時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ―小路― (47) 2010/06/29(Tue) 03時頃 |
……“声”。貴方、の?
[――そう、“声”を放ちながら]
[ その足を止めたものは、人の声ではない。
間違いなく同属のそれに、思わず振り返った。
……ハッ。テメエも狼かよ。
全然気付かなかったぜ。
[ 心底愉快だとでも言うように、腹を抱える。]
そろそろ我慢も限界だ。
仲間のよしみで選ばせてやるよ。
――フランシスカ、誰を喰らいたいか選びな。
[ 同胞にしか届かない声をあげて大いに笑った。]
【人】 踊り手 フランシスカ―回送・路地― (68) 2010/06/29(Tue) 10時頃 |
おお、かみ……?
[思いもしなかったその言葉に、口から漏れたのはただただ反芻するだけの“声”。
――「テメエも」
――貴方も?
――…あたし、も?
腹を抱える男。
無意識的に、脇腹を押さえる少女。]
…限界、て。な、かま、て。
――……誰、て、なに…
あたしは……あたしは…
[何を“声”に乗せたらいいのか、わからなくて。ただ、無意味な単語が漏れるのみ。]
[ 届いた声なき声に嘆息を返す。
……なんだ、テメエ目覚めたてかよ。
使えねえな。
[ いつまで経っても混乱から抜け出せないフランシスカに見切りを付けるように、再び背を向けて歩き出した。]
希望がないんなら俺が勝手に決めさせてもらうぜ。
文句言うんじゃねえぞッ!
[ 誰を喰うか――誰が一番旨そうか、集会所に集った者の顔を思い出しながら。]
【人】 踊り手 フランシスカ[自分自身を抱くようにして、墓場への道を行く。 (69) 2010/06/29(Tue) 10時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ
(70) 2010/06/29(Tue) 10時半頃 |
[使えない。使えない。
仲間として?
狼、仲間?
――思考は回る、ぐるぐると。ぐるぐると。]
――…っ。
[行き場のない思考。
再び遠ざかる気配。
――待って。
出かかる言葉。
けれどそれに続ける何かを、今の少女には見つけられなくて。
言葉を飲んで。
しばらくその場に佇むか。]
[ 迷い、途方に暮れているような同胞の気配を感じながらも、その足を止めることはない。]
付き合ってられねえよ。
……明日までに決めたんならそっちに合わせてやる。
しかし、だ。
[ これで最後、と足を止めて振り向き、牙を剥いて見せた。]
何時までもウダウダやってるんならテメエの分はねえぞ!
一晩よく考えるんだな!
[ 遠吠えにも似た雄叫び。
それ以上は振り返らずに自宅へと。]
【人】 踊り手 フランシスカ―墓場― (75) 2010/06/29(Tue) 15時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ そっか、家、近いんだもんね。いつも兄さんたち、みてくれてありがと。 (77) 2010/06/29(Tue) 16時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ ん、ありがと。兄さんがついててくれるから、大丈夫。 (79) 2010/06/29(Tue) 17時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ
(101) 2010/06/29(Tue) 21時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[家を出る間際、ふとミッシェルとの会話を思い出してキッチンに戻る。 (102) 2010/06/29(Tue) 21時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ―集会所― (116) 2010/06/29(Tue) 22時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ ん、おはよアイリス。おつかれさま。 (121) 2010/06/29(Tue) 22時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ ん、やっぱり。 (129) 2010/06/29(Tue) 22時半頃 |
だりい。さっさと夜になりやがれ。
[ 一旦禁を解けば、腹の虫は大声で要求し始める。]
【人】 踊り手 フランシスカ ……そっか。 (136) 2010/06/29(Tue) 23時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ あ、アイリス寝てくる?じゃあちょっと取っておくね。起きたら食べな? (141) 2010/06/29(Tue) 23時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[ヨーランダともしかしたら何事か会話をしたのかもしれない。ともかく持ってきた材料でサンドイッチを作ると皆の元へと帰り。] (145) 2010/06/29(Tue) 23時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ や、何もついてないけど… (150) 2010/06/29(Tue) 23時半頃 |
何を知ったのかは知らんが、ヤツの話を間に受けるようなのは居ないだろうな。
[ くつくつと笑うように、声ならぬ声で哂う。]
だが、気狂いは何するかわからん。
面倒起こされる前に死んでもらうか。
……男の肉なんざ旨いもんでもないが、干し肉よりはマシだろうよ。
[ 肉の味を思い出すように、夜を待ちわびるように。]
空腹の方が、飯は旨いもんだしなぁ?
[ 笑いを堪えて呟く。]
[手を伸ばすそぶりを見せたのにもかかわらず出されなかったそれ。]
………。
[“食べる”から、だろうか。
そんなことを思いながら少女はぱくりとサンドイッチを口にしたのだった。]
[それとほぼ同時に届いた“声”に。
ちらりとドナルドに視線を向けて。
ぷい、と外すと“自分の食事”に集中した。]
[ 必死の様相で食事に集中するフランシスカに声をかける
よお。
あんまり食い過ぎると旨いもんが喰えなくなるぜ?
[ そして、笑いを噛み殺す。]
何とか調べに良く必要があるんだが、ミッシェルと熊野郎か。
[ どうとでもなるだろう。
日中でなくても、夜――サイモンを殺してから悠々調べても間に合う。]
お前はどうする気だ? フランシスカ。
[ 返事はあっただろうか。]
[ ヤニクの言葉に、嘲りの言葉を返す。
ひと一人で俺と殺り合うつもりか?
それは随分な思い上がりだぜ?
[ 隠した顔の下で笑う。]
このアマ……そのうち内蔵引き摺り出してのたうち回らせてやる。
[ ぎりっと歯を噛み締める音と共に搾り出した。]
【人】 踊り手 フランシスカ―回想・キッチンにて― (267) 2010/06/30(Wed) 08時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ―回想・集会所― (270) 2010/06/30(Wed) 10時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[自分の分を取り分け、ミッシェルの傍で食しているとどたばたと聞こえてきた足音>>155。 (271) 2010/06/30(Wed) 10時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ え、ほんとに食べ……って、ペラジーも!? (272) 2010/06/30(Wed) 10時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ んもぅ、嬉しいこと言ってくれるね。ミシェに自慢に思ってもらえるなんてあたしは幸せもんだ。 (273) 2010/06/30(Wed) 10時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[図書館や教会のことに話が及べばどうしようかなと思いながら辺りを見やる。 (274) 2010/06/30(Wed) 10時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ[そんなテッドを挟んでのタバサとヘクターの問答>>195>>201を傾けるカップ越しにちらりと視線を向けて。仲がいいんだろうかとこそり溜息をひとつ。 (275) 2010/06/30(Wed) 10時半頃 |
[ 書斎の机の中、手紙になされた蝋封には己の嫌う印璽――教会の其れが烙されていた。]
まさか、ヤツが教会の手のものとはなぁ。
[ 笑いに声を震わせるが、その瞳にその色は無い。
手がかりがないかを確認する。
一通の書状に目が留まった。]
署名は……サイモン。日付は……今日だと?
[ まだ封のなされていない書状に目を通し、凍るような寒気が背筋に走った。
司教宛の告発文、内容は――己が身の破滅。
怒りよりも、間に合ったという安堵、勝利の感覚に硬く拳を握り、笑みを作る。]
ははは、ただの気狂いかと思ったら存外にヤルじゃねえか!
ここまでとは思わなかった、尊敬するぜぇ?
[ 大声で笑い、笑い、ひとしきり笑った後に残ったものは……氷より冷たい声色と瞳。]
残念だったなぁ……?
タネが分かった以上、悪いが勝たせてもらうぜ。
[ 書状をそのままに、静かに外へと出た。]
【人】 踊り手 フランシスカ―回想・図書館― (336) 2010/06/30(Wed) 23時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ ……ヤニク? (337) 2010/06/30(Wed) 23時半頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ ただいま。 (348) 2010/07/01(Thu) 00時頃 |
【人】 踊り手 フランシスカ ん、そうだね。もうそろそろ戻った方がいいかもだ。 (364) 2010/07/01(Thu) 00時半頃 |
フランシスカァ!!
[ 怒声の如き遠吠え。
この村中に響いたであろうそれを耳にすることができるのは、同族のみ。]
始めるぞ!
お前に『俺達とは何か』というのを叩き込んでやる!
いいか! 必ず来いッ!
[ 吠える、吠える――喉が裂けんばかりの勢いで。]
【人】 踊り手 フランシスカ[ヤニクが火をつける様を近くもなく、遠くもない場所でぼんやりみやって。 (379) 2010/07/01(Thu) 01時頃 |
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