214 サンタ養成学校卒業試験
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― 卒業試験の朝 ―
うぅん……アリス嬢、あそこにいるのは… 多分、モニカ嬢だと思いま、す……。
…………いたっ!
[夢の中でも前夜をもう一度繰り返していた娘。 指差そうとした先は遙かなる夜空ではなくヘッドボードで。 ごすんとぶつけて飛び起きるという、試験当日にしては あまりにしまらない目覚めだった。
時計の針が示す時間はまだ早朝。 既に同室のアリスは部屋におらず、それでも 向かった場所は見当がついていて。]
トナカイたちも、励ましてくれてたらいいな。
[昨夜手を繋いだ時の表情を思い出せば、 きっと大丈夫だと信じられた。>>3]
(104) soirbre 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[二度寝は決め込まずに身支度を整え、 いつでも登校できるように準備して机に向かい合う。
ノートのページに書き込み始めるのは、 昨日一晩で練ったサンタクロースからの文章。 綴りに怪しい部分があってもそのまま勢いで書かず、 辞書で調べながら丁寧に書き進め。]
……ふぅ。
[時間をかけて一枚を書き終え、伸びを一つ。 それでもまだ登校には早いがそろそろ出発しようかと、 窓の施錠を確かめようと近づいて。
見覚えのあるハンカチが窓の外でひらひらと 風に揺れる光景に、目を丸くする。]
(105) soirbre 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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アシモフ殿、大丈夫ですか!?
[慌てて窓を開け、救護の構え。>>44 部屋に入るのは遠慮されたとしても、引っ掛かった風呂敷を 元に戻す手伝いは進んで行っただろう。
早朝から女子の部屋のすぐ近くまでやって来たことに 対して彼に詳しく突っ込むという発想は、娘にはなかった。
小さな身体で運んできてくれたハンカチを、 大事そうに両手で受け取って。]
わたしの周りには、サンタクロースが沢山いるみたいですね。 いえ……わたしもその一人になれるよう、頑張ります!
[ありがとうという感謝の言葉と共に、 青い瞳をきらきらと輝かせた。*]
(106) soirbre 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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― 夢の入口 ―
[教室で行われた筆記試験の後の、各学部に分かれての試験。 郵便総合学部は実技の割合が大半を占めていて、 プレゼントの仕分けテストは実際クリスマスに 聖夜郵便局が行っている相当の量を使って行われる。
膨大な仕分け作業が終われば、休む間もなく サンタクロースからの手紙の代筆。
集中力と根気を必要とされ、かつ時間の勝負という行程を、 ぎりぎり。本当に時間ぎりぎりであったけれども、 何とか時間内に終わらせることができた。]
(129) soirbre 2015/01/31(Sat) 01時頃
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『きみの心がやさしい輝きとなって 夜空を照らしてくれるおかげで、 わたしは迷わずきみの家まで飛んでいけるんだよ。
いつまでも、みんなの一番星でいておくれ。 ――――メリークリスマス!』
[万感の思いを込め、最後の手紙の最後の一文を書き終える。]
(130) soirbre 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[深く深くお辞儀をして、もう生徒がまばらにしか 残っていない教室を出る。自然と足は駆け足に。
他の学部はおそらく殆ど試験が終わっているはず。 今から配達学部の実技試験の応援には間に合うだろうか。 時間一杯かかったから、直接テッドやミナカタ、 ピートやイアンの勇姿を見ることは叶わないかも。
それでも足は止められず、校庭まで出た時。]
…………!!
[光と共にソリに乗り空を駆けるサンタクロースと、 級友たちが歌うジングル・ベルの歌声。]
(131) soirbre 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[表情はぱぁっと明るくなり、走りながら皆に手を振れば 輝く星色の編み紐が手首で揺れる。
胸に刻むは、子どもたちが託した夢も、 サンタクロースたちが紡ぐ希望も、 どちらもありったけ詰め込んで届けたいという誓い。
――――わたしの星《みちしるべ》は、すぐ目の前に。**]
(132) soirbre 2015/01/31(Sat) 01時頃
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