6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》
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[どくり。
魔が目覚める。
封印された筈の王の魂は、今――
その封印の"鍵"を 解かれつつ ある]
セクリィスの土地は呪いの土地
美しいその流れは人々の心を乱し
豊かな魚や鳥を朽ちさせる
そして恋人達も悲しい想いに身を焦がす
丘に住む良き若者は希望に胸を膨らます
いつかあの美しい少女と
一緒に暮らす日々を夢見て
いずれ来る不幸を知らずに
山に住む美しい少女は不安に身を焦がす
愛しいあの人が中々来ない
自分を嫌いになってしまったのだと
いずれ来る狂気を知らずに
湖に住む優しい女は想いをめぐらす
コリーンの泉の若い男女の恋人を
昔の自分になぞらえて
いずれ来る終わりを知らずに
ああ人々の無知の愚かさよ
女の罪の無きを少女は知らず
少女の罪を男は知らない
かなたの罪はセクリィスの流れに流れまい
ああ何て悲しいセクリィスの流れ
セクリィスの土地は呪いの土地
本当はみんな幸せになれたのに
みんな不幸になってしまった
我の歌を聴くのはだぁれ?
我の歌に応えるのは――
[女は歌う。忌まわしき滅びの歌を。生命を呪う歌を、歌う**]
―― 夢の中 ――……
[ 歌が、聞こえる。
遠く、遠く。
嘆くような。呪うような。狂うような。滅ぶような。
心地いい。
そう感じるぼくがいる。
僕の、もっと奥のぼく。ほんとうの――ぼく。]
[歌が終われば、きっとぼくは拍手をするだろう。
だって素敵な歌だったんだ。
もっと聞きたい。そう思うのは当然でしょ?
そう。]
もっと聞きたいな――人間の、破滅の歌。**
母が生きることのできぬ世界なら
父が生きることのできぬ世界なら
こんな世界、滅んでしまえばいい――
[旋律は悲しく木霊する]
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[滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》を告げる鳴動《おと》は未だ止む事はなく、かつての《聖戦》の記憶を揺り動かす]
蛇《ラトルスネーク》との戦いの中、聴こえた旋律《おと》は確かに"月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》"のもの――
――本当に《聖戦》を再現するつもりなのかしら。あの時の彼のように……
(20) 2010/03/20(Sat) 09時半頃
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― トランシルヴァニア・ノインシュルツ大聖堂 ―
[次元の異なる空間へと吸収されたユーラシア大陸。
その何処かの神殿で、祝福の鐘が鳴る。《影》達は歓喜の声をあげる。
《主》が!《主》が再び降臨する!!
永きに渡りその主人を喪っていた玉座。
忌まわしき《聖戦》により、封印されたその主。
その高貴な魂の波動を、熱き血の昂ぶりを、確かに聞き届けたのだ!
嗚呼、麗しき我が主よ、
王の中の王、闇の中の覇者、高貴な血を持つ悪魔――
従僕達は、主の到来を待ち望む。
《鍵》は王に魅入られている。あれがあれば、王は目覚める。
だから《影》達は、身を捧げる。
闘争が、血の飛沫が、主の眠りを覚ますだろう。
その身を捧げて、主の眠りを覚ます鐘となるのだ。
そうだ――]
【闘いを!生贄を!《聖戦》を!!】
[熱狂的な信仰《フェイス》が、漆黒(くろ)い大聖堂に満ち溢れる。]
それは世界を救う為ではなく――
可愛い僕《ファミリー》を美味しく頂き、
我が魂を、解放するために。
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[舞い降りた純白。それは確かに彼だった]
フォウル――"暁の騎士《ロードナイト》"にして、"漆黒の王《モーリアン》"と"月詠の聖母《ルナ・マリア》"の息子――
[手をとられ、懐かしい声で呼ばれる。その声は記憶と違えることなく。息子の名を呼ぶ老女の声が震えた]
あなたは、あなたは……本当に、心配ばかりかけて――!
(87) 2010/03/21(Sun) 14時半頃
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[胡桃色の髪をした青年を優しく抱きしめ、間近で顔を見つめ、気付く]
あなた、その瞳――月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》の……そう……彼女は、貴方に楽園《エリュシオン》の鍵を託したのね――
[識っているはず(>>86)という問いかけには悲しげに目を伏せて]
貴方の片翼――もう一人の私の子――"宵闇の騎士《カイヤナイト》" ウィ・ナ――そう、真冬の奇跡《スノゥドロップ》とも呼ばれたあの子は、かつての記憶を封じて……今も、闘っているわ――
[本当は、そんなことをさせたくないのだけれど] [その道を選んだのは、彼女の意思]
(88) 2010/03/21(Sun) 15時半頃
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>>108 ええ、フォウル……それでも私は貴方の真名を呼びましょう。 貴方たちがその名を忘れても。 貴方たちが私を忘れても。 貴方たちがその宿命《サダメ》に呑まれても。
――いつだって私は貴方とウィ・ナの事を想っているわ
[その呟きは、飛び去る純白に届いただろうか]
――失われた清水の地《ロス・アクウィエス》。 今度こそ、喪うわけにはいかないわね……私の命に代えても。 『左腕に導きの光《フローライト》』
[彼女は時空を渡る白鴉の姿になり、失われた清水の地《ロス・アクウィエス》へと飛び立つ]
(106) 2010/03/21(Sun) 20時半頃
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―時空の狭間―
遠い遠い昔。漆黒の王に、子供が二人産まれました。 純白の双翼を持つ妹と、持たぬ兄。 純白の翼は強すぎる能力《チカラ》の証。時空を越えた世界まで巻き込んでしまう程の強大な力。 当然、その力を欲する輩が、妹を狙います。
父王は、娘を護るため――鳥籠に閉じ込めてしまいました。
しかし兄は願いました「僕がその業《チカラ》を半分背負う。だから妹を、ウィ・ナを開放して」
同じ血を分けた兄妹だったからでしょうか。願いは叶いました。片翼となり力の半分を失った妹は鳥籠から開放され、平穏な日々を送ることができた――はずだったのですが。
(115) 2010/03/21(Sun) 22時頃
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(>>115)
ある日のこと。 兄の恋人が、不幸な事故によって亡くなりました。 悲しみに暮れた兄は、冥府の河の流れから彼女を救おうと、その力を使いました。 しかしそれは、世界の理を歪め、時空を破壊すること。しかもそれは力を共有する妹も巻き込んで。
――父王は怒り、悲しみ、兄を凍てつく監獄に幽閉しました。
(120) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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あの時私は、ただただ悲しむだけで、何もできなかった。止めることも、諭すことも、護ることも、怒ることさえ。
―失われた清水の地《ロス・アクウィエス》― [失われた清水の地に、白鴉が降りる。ここを目指した者はもう到着しているだろうか]
けれど、今度は止めてみせるわ――
(122) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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[血。
紅き、生命の色。
ああ、やはり美しい――
この手で触れれば、いや、その紅き液体を浴びれば。
どんなに心地よいだろう。]
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