人狼議事


26 Fairy Tales Ep.4

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―回想―

どうしてなの、ウェーズリー!
あなた、あたしと一緒に逃げてくれるって言ったじゃない!

『・・・・・・』

[村の男たちに捕らえられ、叫ぶフランシスカ。
怒りをぶつける主はフランシスカと目を合わせようとはせず。
聞こえるのは、よくやったな、と男たちが嘲笑う声。]


・・・嘘つき!
アンタなんか食い殺さてしまえばいいんだわ!

[フランシスカの声は力ある者に『言いなり』のかの者には届かず、虚しく響くばかり]

人間なんて・・・人間なんて・・・


『そういや、この姉ちゃん思ったよりイイ体してないか?』
『ウェーズリーには勿体無いくらいだぜ』

[フランシスカの耳に届く、男の言葉。
女気の少ない村の男には、喩え獣の血が目醒めた者であれど、女は女であって。]

・・・フフ。

[フランシスカの表情は怒りと涙から笑いへと変わる。]


ねぇ、お兄さん。
あたしを殺しちゃう前にさぁ、あたしとイイコトしない?

[フランシスカは男の一人を捕まえ、提案を持ちかける。
突然の提案に驚く男たち。]

疼いちゃったのよねぇ。
どうせ死ぬんなら、楽しんでからにしたいんだけれどォ。

[歓喜に沸く男の声。なかには、『この姉ちゃん、頭ン中まで根っからのケモノだぜ』と云った声まで聞こえる。
が、その歓喜の声もつかの間の悦びでしかない。]


『ぐわああああっ!!!』

[飛び散る鮮血。無残に転がる、欲望に魅せられた男たちの亡骸。]

・・・バカよねぇ。裸になれば『こっち』の方が上だって事、忘れちゃったのかしら?

[恐怖に震え、草むらに水たまりを作る若い男にフランシスカは近づいていく。
お互いに衣服は身に纏っていない。力で負けることは、まず、ない。]


貴方は、見逃してあげる。

[震える男の肩に深い爪痕を残すと。]

貴方、殺すのも面倒くさいし。
その代わり、この事は誰にも内緒よ。

[フランシスカは肩に込める手の力を強くして。]

もし、口外したら、


いつでも、殺しに行くから。

[耳元で甘く囁く声。
それだけ残して、フランシスカは闇へと*消えていく。*]


【人】 ベテラン医師 ロミオ

「あいつら」――?

[フランシスカの言葉を、儘繰り返す。
彼女の言う対象に、思い当たるのはひとつで]

 …――――「あいつら」だって?

[問いは 重ねる。]

(160) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 そうか。
 ――そうか…

[重い声。
 老医は、フランシスカが診療所を出るまで
 もう 言葉を発することは無く。]

(162) 2010/08/06(Fri) 22時頃

ベテラン医師 ロミオは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時頃


【人】 ベテラン医師 ロミオ

――診療所――

[カタリ]
[戸棚に硬い音。
老医師が仕舞ったガラス瓶の音に、奥のベッドに眠る男が身じろぎをしたから、
小柄な彼はそちらへと顔を向けた。]

 ウェーズリー君、起きたかい?
 …「あいつら」が来る、んだってさ。
 君なら、判るんじゃないかい――?

[コトリ カタリ
ガラス瓶を仕舞う音は続くままに
彼の眠起は気にせず 緩やかな声]

(174) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

ま、後で適当に主の力を借りるとしますか、なのなの。
主の記述は絶対、なの。
真似るのも楽ね、なのなの。


めでたしめでたしのおとぎばなしに、どれほどの価値があるのかしら、かしら。
そんなの直ぐに忘れ去られるわ、なの。


ベテラン医師 ロミオは、良家の息子 ルーカスの声に、ガチャン!と瓶の落ちる音。

2010/08/06(Fri) 23時頃


ベテラン医師 ロミオは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


【人】 ベテラン医師 ロミオ

 ああもう、老い先短い爺を驚かせるもんじゃないよ。
 相変わらずだね、ルゥ坊は…

[コツリ 硬い革靴の先で落としたガラス瓶の破片を
 小さな音を立てて蹴る]

 大丈夫、命に別条はないよ。
 ちゃんと治療したからね、ほら。

[ベッドを、軽く握った拳の親指で差す。]

(182) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 そう、君のせいだからね、はい。

[右手に箒 左手に塵とりを持って差し出して
ウェーズリーの様子には、頷いた。]

 ボクのお仕事だからね、
 礼に及ばないよ。
 
[言いながら、薬の入るべくガラス瓶に
机に置かれた水差しから水を入れ、
茶をすすめる様に ルーカスへと差し出して]

 せっかくだから少しゆっくりしていかない?
 久しぶりなんだから、ちょっとじっくり顔みせてよ?

[眼鏡の奥に 笑顔。]

(189) 2010/08/06(Fri) 23時頃

………具合でも?

[調子の悪そうな様子に『声』を掛ける。]


今度はどうやって悲劇を作ろうかな、主様。
誰と入れ替わったら楽しく遊べる?くすくすくす。


【人】 ベテラン医師 ロミオ

 悪ガキっぷりが健在で嬉しいよ?

[うんうん、と頷きながら笑って。
椅子に座ったルーカスに向けるのは
うすぼんやりと記憶に残る顔よりも、
きっと随分と皺の増えた老医師の貌。]


 ――無事で、良かった。
 おかえり、君の村へ。

[じんわり 眼鏡の奥の熱に気づかれぬよう
 くしゃりと顔を綻ばせた。]

(202) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 そりゃあそうだ、ボクより先なんて駄目だよ。
 順番は護らないとね。
 ああ――

[ルーカスの言葉に更に深まる皺。
紫の老斑の浮いた手で自身の貌を擦り
ふと 手を止めて]

 何か、変わった事があったかい?
 それともなんとなく帰ってきた?
 ――そう言えば、旅の娘さんが来て居たよ。
 ただの偶然かな。
  …何か、騒がしいね?

(209) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 ああそれに、
 ――これ、君かい?

[貌を撫でた手は
 ベッドに横たわる男へと差される。]

(212) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 人狼!ああ――人狼!

[ルーカスの最初の言葉>>215には ひょっひょ と高い空気の音を出して笑った後。
続く言葉に、高い声で歌うように叫ぶように。]


 つい先日、ボクが見たのはきっとそうだ!
 とても弱って居たから、逃げて来れたけれど。
 大きな爪と牙が怖かったよ――あんなものとサシで出会ったら、イチコロだねイチコロ。

[ばっ と 短い両手を広げ、
こんなに大きかった、と身ぶり手ぶり。]

(222) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 …妹…リア嬢ちゃんかい?
 帰ってるのか。
 そりゃぁ、偶然にも偶然が重なって居るね…

[手を広げたまま。
ウェーズリーの事については、冗談だよ、と、
小さく肩を竦めた。]

(225) 2010/08/07(Sat) 00時頃

ま、テッドと入れ替わるのはやめとこうか、なの。
下手に入れ替わってぎゃあぎゃあ騒がれるのは面倒だわ、なの。


【人】 ベテラン医師 ロミオ

 ただの狼とは、目が違ったね。


[ガタン、椅子の音。]
[老医師は、広げた手を胸元に持ってきて
大げさに白衣を合わせ、くわばらくわばら、と
身をちぢこめてみせ]

 アレは――うん、覚えて居るよ。
 真っ黒だ。
 くさむらにいたし、影で暗かったし、なんだか濡れて毛にてかりがあったけれど。
 忘れもしないよ、真ぁっ黒。

(234) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 ボクは悪運強いからねェ。
 知っての通り、10年前だって 
 たまたま居なかったくらいだからね?


[軽い口調 軽い声音は [態と]。]





 ――――ルゥ坊の知り合いかい?

[随分と間のあいた問いは 投げるを迷ったから。]

(239) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

ベテラン医師 ロミオは、良家の息子 ルーカスの握られた手を 眼鏡の奥から見据えて居て。

2010/08/07(Sat) 00時半頃


【人】 ベテラン医師 ロミオ

 …そりゃあ…
 ――ボクは、治療するべきだったかな?

[少々の傷なら 例え骨と皮しかなくとも
眼の前に現れた「餌」を喰らえば 回復の手助けにでもなっただろう。
それに気づかぬ彼でもなかろうし、
また、――それを気づかせぬ術も持って居なかったから]


 …代りにボクが尊敬されて目標にされてあげるよ。

[俯いた彼の頭を背の低い自身の胸元に寄せ 抱きしめようと
 おどけた軽い口調で声をかけつつ
 枯枝の腕を伸ばす事しか出来なくて。]

(246) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 歳の功、って奴かな、驚くのももう稀だよ。


[ルーカスの頭を抱えこむ腕は
きっと 妖精と話せた娘程柔らかくないし いい匂いもしないが]


 まぁ、ルゥ坊もええ歳になったんだし、
 ボクも老けたって事かな。
 最近物忘れが、激しくてね。

 君が言う事も、忘れちゃいそうだなァ。

[ぽんぽん、と優しく優しく 叩く。]

(255) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 …大変だったんだね?
 おつかれさま。

 どれくらいか判らないけど、
 せめて少しの間でも、羽根を休ませてね。

[10年前は まだ少年だった彼が
立派な青年になったのが嬉しいと、小さく添えた。]

(258) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

[ひょっひょ、と高い空気の漏れるような笑い声は、昔から変わらない。
 ルーカスの心地よい体温に、ぽんぽん とまた肩を叩いて]


 若造が、いっぱしの口だね。
 
[老医師は なんだって笑い飛ばす。]


 さぁて…リア嬢ちゃんも帰って来てるのなら、
 村の様子も見て来た方がいいかなぁ。
 どうにも、シスカ嬢ちゃんも気に成る事、言ってたしね。
 「あいつら」が来る、とかサ。

[ん、と背を伸ばし腰の後ろをぽんぽんと拳で叩いて]
 

(270) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 ベテラン医師 ロミオ

 他に何らかの情報があったら教えてね。
 ボクホラ、歳だからさ。
 あんまり動きまわれないんだよね。

[ルーカスに にぃと笑い
 紫の老斑の浮いた手で顔をさすり しょぼくれた髭をしごいて]


 あぁ、コワイコワイ。

[自身の両肩を抱き怯えて見せてから
ルーカスへ ぽんと その後ろ腰を一度 叩こうと手を伸ばす*]

(272) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

ベテラン医師 ロミオは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


ベテラン医師 ロミオは、店番 ソフィアに話の続きを促した。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


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