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【人】 良家の息子 ルーカス……。 (144) 2014/03/04(Tue) 00時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス鳥鍋かー。 (152) 2014/03/04(Tue) 01時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[>>153自分の顔に言いたい事が張り付いてるとも気づかずに。 (157) 2014/03/04(Tue) 01時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[ゴロウはしないと言ったけど、万が一キャサリンが許可を得てきたらどうなるんだろうと怯えた表情のまま。] (161) 2014/03/04(Tue) 01時半頃 |
……、私のこと、苦手だったのでしょうか。
[つい、そう口にするのは過去を振り返るマユミ。]
[1年生だったあの日々、
その行動は幼さがはっきりと見て取れる。
だからある意味、この日々こそが後悔の塊でもある。
もっと自由に、もっと素直に、もっと明るく。
そう振舞えていたら、別の高校生活を送れていただろう。
けれど――]
[ぺらりとページをめくりながら、この場所ではないところの声を聞く
マユミが苦手というわけではないのだよ。
シーシャが苦手なのは、女性という人間そのものだ。
……いや、程度の差はあれ、人間という生き物すべてが苦手なのかもしれない。
[ぺらり]
だから、気にすることはない。
[ポケットの中の封筒。
そしてこれから綴るであろう、――。
この先を知る自らの行動を、夢とはいえ、覆す。
本当に、できるのだろうか――?]
……、あ
[聞こえたハルカの声
その言葉を聞いてふと、口元に笑みが浮かんだ。]
私、シーシャ先輩のことって……
言いませんでしたよ?
当たり、ですけれどね。
[告げるのは10年前のマユミは言えなかった、そんな言葉。]
ハルカ先輩はシーシャ先輩のこと、よくわかっていらっしゃいますよね。
ああいう関係、いいなと思っていました。
[彼と彼女の間に、独特の空気感があった。
腐れ縁、そんな関係を男性と築くことができなかった自らには、とてもまぶしかったことを記憶している。]
マユミのことが苦手なんて人間は、シーシャくらいしか思いつかなかっただけだ。
[口調がやや言い訳がましくなってしまったのは、マユミの声が笑みを含んでいたからだ
いい……?
いや、別に羨んでもらうようなことは何もない。
[続く言葉には、苦いものが混じる]
この世界が夢だと知っているマユミなら、知っているだろう?
10年後のシーシャがどんな風だったか、覚えているだろう?
結局僕は、シーシャになにもしてやれなかったのだよ。
[近しいと思っていた。
母のように、姉のように、友達のように。
しかし腐れ縁という名の鎖は、やがて途切れる日が来て。
爪を噛む癖も、女性に、そして人間に脅える様子も。
10年という時を越えて、シーシャは何も変わっていなかった。いやむしろ、悪化していたと言ってもいい。
ハルカには何もできなかった]
【人】 良家の息子 ルーカス[>>164許可を取ってきた場合、自分が手伝う事になるとは想像もしていない。むしろしたくない。 (169) 2014/03/04(Tue) 02時頃 |
[だから、後悔している。
胸の痛みに気づかない振りをしたこと。
その感情に名前をつけることを恐れたこと。
女性という警戒対象であると認識されることを恐れたこと。
ハルカは逃げて、結局己を守ることを選んだのだ。
想いが通じるなんて思っていない。
けれど、あの時伝えていたなら、シーシャの中で何かが変わっていたかもしれない。
己が彼に、自信を与えることができたかもしれない。
そうしたら、もしかしたら10年後のシーシャの未来は、もっと違っていたかもしれないのに]
……なんてな。そう思うことも、うぬぼれだろうか。
[けれどもう、「やればよかった」という後悔はしたくない]
[やや渋く聞こえた声音
それ以上言及することはせず。
シーシャの印象については、少しばかり考え込み]
……ええ、確かに印象はあまり、変わっていませんでした。
変わらずいらっしゃったんだなと、私は思っておりましたが……
[何もしてやれなかった。
その言葉の意味を、汲み取る。
何しろそれが、今の自らの職業でもあるのだから。]
変えて、さしあげたかったのですね。
――あなたの、手で。
[その意味が、どんな感情からくるものなのか。
生徒に問題を出すときに、「あなたがたなら、どう考えますか」まずはそう問いかける。
自らもどう考えるか、既に答えは導けたけれど、それが正解かどうかはハルカに採点を求むことでしかわからない。
その採点を求むことを、自らは実行できない。]
いいえ。
ハルカ先輩は、お優しい方です。
[彼女の声
自らが導き出した、ハルカの中にあるだろう感情の名が正解でも不正解でも、それが後悔していることなのなら、こんなに優しい人はいない。そう思う。]
……成せますよ、必ず。
そうですよね、先輩。
[それはまた自らに向けても。
声は彼女と、自らのものしか響かない。だから
せめて明るく、エールを**]
変えたかった……?
[マユミの言葉を反芻し、考える]
変えられたかもしれない。だが、僕はそうしなかった。
だから、後悔しているのだよ。
僕が行動しても、未来は同じかもしれない。
だが、僕はベストを尽くさなかった。
[母のような、姉のような、友達のような、ひとつではない感情。
その中で、己をさいなむ後悔の理由を探す]
変えたかった、というより。
僕にできることを、してやりたかっただけなのかもしれない。
[ベストを尽くして、それでも未来が変わらないなら、仕方ないと諦めることもできる]
結局、僕の原動力は、シーシャのためというより自分のためなのかもしれないな。
[けれどマユミは、きっぱりと優しいと言ってくれる。
こんなハルカのことを、優しいと]
……ありがとう。
[噛み締めるように、その言葉に感謝して]
ああ。
せっかく、こんな機会を得たんだ。
夢の中なんだ、きっとなんだってできる。
僕も、マユミも。
――――……未来を、変えよう。
[成功するかなんてわからない。
けれどせっかく得た奇跡のようなこの機会に。
ベストを、尽くそう**]
【人】 良家の息子 ルーカス[>>176ゴロウの気も知らずに青年は鶏小屋の鶏の無事を願っていた。 (182) 2014/03/04(Tue) 12時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[>>177やがて自分に声を掛けられればぽんと両手を打って。] (183) 2014/03/04(Tue) 12時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[>>186自分の頭に伸びる手に気付けば、照れ臭そうに笑ってじっとしていただろう。 (204) 2014/03/04(Tue) 22時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[>>187背中に隠れていたマドカがようやく前に出てくる。] (206) 2014/03/04(Tue) 22時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスち、違う。 (207) 2014/03/04(Tue) 22時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス―外― (210) 2014/03/04(Tue) 22時頃 |
ゴロウ先輩……やはり、眼鏡じゃなかったですよね。
[思わずまじまじと見つめてしまったのは、そのせい。]
―― 廊下で一人佇む間に ――
[未来を変えよう
そう言ったハルカの声に、とても励まされる。]
私は、自分で行ったことをやり直したいだけなのです。
本当に、我侭なことですし……
ああ、でも、先輩にも、関係あることなのですよ?
[正確には、この寮に残っている生徒全てに関してだ。
ほんの些細のことだけれど、ずっと引っかかっていたこと。
忘れられていればいい、そう考えたけれどやはり、自らが忘れられないかぎり永久に何も解決しないこと。]
ええ、変えてみましょう。
それが夢に消えても、きっと……
[そこにもう後悔はないだろう。そう、思うのだ*]
【人】 良家の息子 ルーカスうお、眩し。 (227) 2014/03/04(Tue) 23時頃 |
[あの木の根元はお気に入りの場所だった。
名前も知らぬ木。良くあの根元に座って、数学書に没頭した]
……だが、本当は。
[登ってみたいと思っていた。
そして結局、登ることのないまま、10年の時が過ぎた]
【人】 良家の息子 ルーカス[それから43枚ほどの写真を撮って、青年は一息つく事にした。 (239) 2014/03/04(Tue) 23時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[…ぐぅ。 (243) 2014/03/05(Wed) 00時頃 |
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