241 線路上の雪燕
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― 回想・ニズ駅ホーム ―
兄は陸軍将校でしたのよ。 戦後、抑留されて。かの地にいるという知らせが届いて。 居ても立っても居られず、やって来たのですわ。
[イアンの不躾な質問>>2:153にも、不思議と嫌な気持ちはしなかった。 別に隠し立てすることでもないので、正直にすべてを話す。 エスコートは得意だ>>2:151、と自称するだけあって。 会話で飽きさせない殿方だと感心してしまう櫻子だった]
……無事に。 元気でいらっしゃるといいのですけれど。
[兄の面影が頭をよぎる。その姿が、なぜかルーカスと重なった]
(4) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
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[知り合いかい>>2:162、と。 九重のことをイアンに問われれば、ふわりと微笑む]
……ええ。九重様は。 わたくしが旅先で出会った、大切なご友人ですわ。
[母国語のことを問われれば、相好を崩して]
ありがとう、と。九重様はそう申しておりましたわ。 この国を嫌いにならずに済みそうだと。
[わたくしも全く同じ気持ちですわ、と。小さく付け足した]
ここまでで大丈夫ですわ。ええと……イアン。
[呼び捨てでいいから>>151と、言われたから。 殿方を呼び捨てにするのはかなり勇気がいったけれど。 にこりと微笑んで、イアンに一礼するだろう*]
(5) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/12/01(Tue) 00時半頃
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― 深夜・一等車両 ―
……ふぁ。
[今日は本当に色々なことがあった。 目を閉じると列車で出会った人々の顔が浮かんでは消えた。 心優しい赤髪の友人、キャロ。どこか兄に似たルーカス。誠実な同郷の友人、九重。寂しい瞳をしたペラジー。正義漢のイアン―――]
あーもう! 眠れないですわ。
[すっかり興奮しきっていた。目が冴える。 櫻子にとって、このひとり旅はあまりに刺激的だった]
あら、何の音かしら。
[ききーっ、とブレーキの音。列車が止まった>>#0。 再び列車が動き出す。続いてドタバタと廊下を駆ける足音]
(15) 2015/12/01(Tue) 01時頃
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いったい、何の騒ぎですの……?
[恐る恐る扉を開けて、廊下を覗き込んだ。 一等席付近の車掌室から、 厳めしい男達が出てきたところであった]
鉄道警察の方ですの? わ、わたくしは。切符泥棒じゃありませんわ。 昼間のこと、まだ根に持っておられるのですか。
[男の胸に光る鉄道警察の紋章>>#2。 櫻子は完全に勘違いをしていた]
わたくし、警察の方に御厄介になることはしていませんわ。 ……え、違うのです? 家出少年?
[櫻子の声は、寝静まった廊下に存外大きく響くだろう。 自室にいた者も、そのやりとりで。 鉄道警察の介入に気付くかもしれない**]
(16) 2015/12/01(Tue) 01時頃
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……ええ、決して。家出した少年を匿ってなどいませんわ。 わたくしの部屋の中? どうぞお好きに見てくださいまし。
[鉄道警察とそんなやり取りをしていれば。 近くの扉が開きルーカスが顔を見せた>>31だろうか]
あら、ルーカス様。 申し訳ございません。起こしてしまいましたか?
[はしたない声を出してしまっただろうか、と。 今更ながらに気付き、顔を赤くしてしまう]
警察の方々が、家出した少年を探しているらしいですわ。 無事に見つかると良いのですけれど。
[ルーカス様はお見かけになりませんでしたか、と。 小さく笑いかけるだろうか]
(32) 2015/12/01(Tue) 09時半頃
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[ふと、食堂車の中でのペラジーの話>>17>>18を思い出した。 聞き慣れぬ地名の数々。異国情緒溢れる街の様子。 櫻子でさえ、その旅の話に好奇心と冒険心をくすぐられたのだ。
8歳前後の少年>>#2―――。 もしかしたら家を飛び出して冒険に出たくなったのかしら。 なんて、見当違いのことを考える。
人の好いお嬢様は。 本心から家出少年に見つかってほしいと願うのだ。
―――ただ、と。 鉄道警察の男の瞳を見ると、櫻子は違和感を覚えるのだ。 ただの家出少年を探しているにしては。 その瞳はあまりにもピリピリしてはしないか、と]
(33) 2015/12/01(Tue) 09時半頃
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……まあ、イアンまで。
[やがて一等車両にイアンが姿を見せれば>>25。 そんなに大きな声を出してしまったかしら、と。益々落ち込む]
天井に、なにかおありなのですか?
[訝しむようなイアンの視線に、首を傾げるだろうか。 窓から列車の上を覗かせてくれと警察に頼む姿に]
まあ、8歳の少年がそんな危ないところに隠れますの?
[率直な疑問が口をついて出るだろう**]
(34) 2015/12/01(Tue) 09時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/12/01(Tue) 09時半頃
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[土台になろう>>54、と。ルーカスがイアンに提案する。 どうやら、本当に列車の上に登るらしい]
確かにそうですわね。
[万が一、列車の上に本当に少年がいたとすれば危険だ。 ルーカスの言葉には頷いたものの。 鉄道警察の異様な雰囲気。ぴりぴりとした威圧感。 どうしてだろう。不安な気持ちがむくむくと広がってゆく。 かと言って非力な自分に手伝えることがあるとは思えなかった。 口を結んで、揺れる瞳で2人を見つめるだろう。 櫻子にできることは、何もない。はずだ]
(71) 2015/12/01(Tue) 20時頃
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[―――男の人はいつも、女を置いて行ってしまうのね]
(72) 2015/12/01(Tue) 20時頃
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[その時。兄の出征前日の。母の昏い呟きが頭をよぎった。 ルーカスの面影がどこか兄と似ているからといって。 どうして今頃になって、 あの時のことを思い出してしまうのだろう。
いつだって私は置いて行かれてしまう。 危険な場所に兄は旅立って、そのまま帰って来なかった。 もう置いて行かれるのは御免なのだ。 だから私は遥か遠いこの異国の地にやって来た。 それだというのに。
兄を送り出したときのように。 櫻子は列車に登ろうとするその様を、ただ見つめていて]
(73) 2015/12/01(Tue) 20時頃
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ルーカス様。
[土台になろうと提案したルーカスを見つめて]
わたくしも列車の上を見てみますわ。 本当にその少年がいたら大変ですもの。
[それからイアンを見遣って]
イアン。わたくし、幼い頃から木登りは得意でしてよ。 ついて行っても宜しいかしら。
[旧財閥の令嬢らしくもないお願いをしてみたが。さて**]
(74) 2015/12/01(Tue) 20時頃
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[―――大丈夫、心配はいらない。必ず、戻ってくる]
[そう微笑む兄の声は、微かに震えていて]
(96) 2015/12/01(Tue) 21時半頃
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[心配はいりませんよ>>85、と。 微笑みかけるルーカスが、出征時の兄の笑顔と重なった]
でも、わたくし。
[益々意固地になって、イアンについて行こうとするだろうか。 やっぱり、ルーカス様は過保護ですのね>>1:48と。 いつかのように茶化してみせようとしたが。 はたと口元を押さえて、ルーカスを上目遣いに見つめた]
……ルーカス様?
[ゆらり、とルーカスの瞳が揺れた>>87のが分かった。 貴公子然とした微笑みが、びくりと引き攣る。 櫻子は息を呑んだ。 そこにあったのは、明かな怯えの感情だった。 ルーカスの態度に違和感を覚えるのは、これが初めてではない。 いったいこの御方は―――]
(97) 2015/12/01(Tue) 21時半頃
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……分かりましたわ。 ペラジー様にもそう言われてしまっては。 仕方ありませんわね。
[ペラジーの制止>>80に、思考の奔流が止まる。 着物も存外動きやすいんですのよ、と小さく付け足すだろう。 窓から上に登るのは諦めざるを得ない]
列車の点検口、ですか。
[櫻子は自室に戻るつもりはなかった。 連れ立って点検口に向かうだろう**]
(98) 2015/12/01(Tue) 21時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/12/01(Tue) 21時半頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/12/01(Tue) 23時半頃
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